JP2001274620A - 広帯域アレーアンテナ装置 - Google Patents

広帯域アレーアンテナ装置

Info

Publication number
JP2001274620A
JP2001274620A JP2000082766A JP2000082766A JP2001274620A JP 2001274620 A JP2001274620 A JP 2001274620A JP 2000082766 A JP2000082766 A JP 2000082766A JP 2000082766 A JP2000082766 A JP 2000082766A JP 2001274620 A JP2001274620 A JP 2001274620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
array antenna
antenna
antenna element
array
wide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000082766A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamami Maruyama
珠美 丸山
Toshihiro Seki
智弘 関
Naoki Honma
尚樹 本間
Toshikazu Hori
俊和 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2000082766A priority Critical patent/JP2001274620A/ja
Publication of JP2001274620A publication Critical patent/JP2001274620A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、グレーティングローブの発生
を抑圧することが可能となり、インピーダンスだけでな
く指向性の形状や放射方向も周波数で変化しない広帯域
アレーアンテナ装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、広帯域アレーアンテナ装置にお
いて、第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二のアレー
アンテナ素子を、第一のアレーアンテナ素子のほぼ1/
2の相似形とし、第一のアレーアンテナ素子の素子間隔
をDとするとき、前記第二のアレーアンテナ素子をD/
2なる位置に設置することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域アンテナを
アレー化してビーム制御する時、周波数が高くなるにつ
れて、素子間隔が広くなって見えることによって生じる
グレーティングローブを抑圧するのに有効であり、特
に、ソフトウェアの読み込みだけでシステムやメディア
を超えたサービスの選択が可能なソフトウェア無線(1
999年電子情報通信学会通信ソサエティ大会B−5−
93)用のアンテナ素子として有効である広帯域アレー
アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスコーンアンテナやボウタイアンテ
ナは自己補対アンテナとして、インピーダンスは周波数
にかかわらず一定であることが知られている。
【0003】しかし、これら広帯域アンテナをアレー化
すると、高い周波数になると、波長が短くなり素子間隔
が広がって見えるためグレーティングローブが発生する
という問題点があった。
【0004】従来のディスコーンアンテナをアレー化し
たときにグレーティングローブが発生する様子について
述べる。
【0005】従来のディスコーンアンテナの構造を図1
8に示す。図中、1はディスコーンアンテナ、2はディ
スコーンアンテナのディスク(円板)、3はディスコー
ンアンテナのコーン(円錐)、4は給電点、Aはディス
コーンアンテナの円錐の高さ、Bはディスコーンアンテ
ナの円錐の底面の直径、Dはディスコーンアンテナの円
板の直径である。本ディスコーンアンテナ1は、図18
(a)のように直径がDのディスク(円板)2と、高さ
がA、底面の直径がBのコーン(円錐)3によって構成
され、ディスク(円板)2の中央とコーン(円錐)3の
接続部の給電点4で給電する。また本ディスコーンアン
テナは、図18(b)のように、円板と円錐をそれぞ
れ、金属ワイヤーで構成してワイヤタイプディスコーン
アンテナのアンテナ素子5としてもよい。
【0006】ディスコーンアンテナを2素子アレー化し
たときの、構造を図19に示す。図中、#1は第一のア
ンテナ素子、#2は第一のアンテナ素子、L1はアレー
アンテナ素子#1と#2の素子間隔である。図19のデ
ィスコーン2素子アレーアンテナの#1と#2の素子の
間隔L1を0.25λf1としたときのリターンロス特
性を図20に示す。ここで、値はモーメント法で求めた
計算値である。f/f0=1から、f/f0=6まで広
い帯域にわたって、リターンロスをほぼ−10dB以下
にできる広帯域な特性を有していることがわかる。ここ
で、計算諸元は、円板の直径D:0.23λf1、円錐
の高さA:0.31λf1、円錐の底面の直径B:0.
35λf1としている。
【0007】しかし、このように広帯域の素子を用いた
アレーアンテナは、周波数がf0の二倍を超えるとグレ
ーティングローブが発生する(文献1:オーム社アンテ
ナ工学ハンドブックp.201)。図21は、2素子デ
ィスコーンアレーアンテナの水平面内放射指向性であ
る。第一の周波数f1(f/f0=1)では、Y軸方向
にヌルを有し、X軸方向にピークとなるセクタビームと
なっているのに対して、その三倍の周波数では、Y軸方
向にグレーティングが発生し、ヌルを持たない。
【0008】次に従来のボウタイアンテナのアレーの構
造を図22に示す。図22はモノポールボウタイアンテ
ナを素子とする二素子アレーアンテナである。本アンテ
ナは、自己補対構造となっているため、理想的にはイン
ピーダンスが60πで一定となる。また、図22のアン
テナはモノポールアンテナであるためインピーダンスは
その半分の60π/2と考えられる。図22中、6はモ
ノポールボウタイアンテナ、7は地板、8はコネクタで
ある。ボウタイモノポールの角度θを90゜とおいてア
レー化すると、市松模様アンテナになる(文献2:稲垣
他:信学論B、“市松模様アンテナ−周期的給電方式自
己補対アンテナ−”、Vol.J62−B,pp.38
8−395,No.4,1979年.)。市松模様アン
テナは、周波数に対して定インピーダンス特性を持つア
レーアンテナとしてすぐれている。しかし、文献2にも
記述されているとおり、素子間隔と波長の比が大きくな
るにつれ、グレーティングローブが発生するという欠点
があった。図22に示すような2素子ボウタイアレーに
おいて、θを60゜、ボウタイアンテナの高さHを0.
3λ、ボウタイアンテナの幅Wを0.34λ、2つのボ
ウタイアンテナの間隔Lを0.4λとしたときの特性を
次に示す。ここで、記号λは基準周波数をf0としたと
きの波長である。特性はFDTD解析を用いて求めた。
地板7は、完全導体境界を用いて近似したため、無限大
となっている。このときのインピーダンス周波数特性を
図23に示す。f/f0=1のときからf/f0=6に
かけて広い帯域にわたってインピーダンスはレジスタン
スがほぼ150Ω、リアクタンスがほぼ50Ω付近でと
もに一定であることがわかる。リターンロス周波数特性
を図24に示す。f/f0=1からf/f0=8にかけ
て広い帯域にわたり−5dB以下をみたしている。な
お、ここでリターンロスがもっと小さい値で一定になら
ないのは、本アンテナが理論的にはインピーダンスが6
0π/2で一定となっているのに対して、整合を50Ω
としているためである。本アンテナの水平面内放射指向
性を図25に示す。図25において図25(a)はf/
f0=1、図25(b)はf/f0=2、図25(c)
はf/f0=3、図25(d)はf/f0=4、図25
(e)はf/f0=5のときの特性である。f/f0=
3のときに、グレーティングローブが発生し最大放射の
方向がX軸ではなくY軸にかわっていることがわかる。
またf/f0=5のときはサイドローブが大きくなって
いる。さらに、f/f0=1からf/f0=5までの放
射パターンの形状の変化が激しいことがわかる。
【0009】以上、示したように、従来のディスコーン
アレー、ボウタイアレーともに、素子の帯域が広くて
も、アレー化すると周波数の高いところでグレーティン
グローブが発生し指向性の形状が変化してしまうという
欠点があった。
【0010】次にサイズの異なるボウタイアンテナをア
レー化した、従来のボウタイアンテナのアレーを図26
に示す。図26において、9は、シェルピンスキーのフ
ラクタルアンテナと呼ばれるもので、多周波特性を有す
ることが知られている(文献3:Puente C,
他:“Variation on the Fractal Sierpinski AntennaF
lare Angle,IEEE AP-S,Vol.1998,No.Vol.4 Page.2340-2
343)。しかし、本アンテナは給電点が一つであり、ア
レーアンテナではない。したがって位相差を与えてビー
ムを制御することができない。このため本発明とは異な
るアンテナである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上示したように、従
来の広帯域アンテナは、素子間隔を一定として、アレー
配置したときに、周波数が最低共振周波数の2倍を超え
る周波数になると、素子間隔が波長算段で離れすぎてし
まうため、グレーティングローブが生じるという欠点が
あった。すなわち、従来の技術では、広帯域に渡って使
用できる、ビーム制御アレーアンテナは存在しなかっ
た。
【0012】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、ディスコーンアンテナやボウタイアンテナなど広帯
域な素子をアレー化したときに、従来問題となっていた
グレーティングローブの発生を抑圧することが可能とな
り、インピーダンスだけでなく指向性の形状や放射方向
も周波数で変化しない広帯域なアレーアンテナを実現で
きる広帯域アレーアンテナ装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の広帯域アレーアンテナ装置は、所定間隔離れ
て設置された1対の第一のアレーアンテナ素子と、前記
第一のアレーアンテナ素子間の所定の位置に設置された
第一のアレーアンテナ素子と相似形で所定の比で小型化
した1個もしくは複数個のアレーアンテナ素子とを具備
することを特徴とするものある。
【0014】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、各アレーアンテナ素子として、広帯域特
性を有するアンテナを用いることを特徴とするものであ
る。
【0015】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、水平方向、または、垂直方向または、水
平と垂直の両方向にアレー化した複数の第一のアンテナ
素子と、該隣合う、複数の第一のアンテナ素子の間に、
第一のアンテナ素子と同一の形状を、縦横同一の比で小
型化した、第二のアンテナ素子を、一または複数個設置
することを特徴とするものである。
【0016】本発明によれば、前述のように第2の素子
が第1の素子よりも小さい構造となっているので、低い
周波数f1のとき、第2の素子は電気的に小さい大きさ
となり、第2の素子がアレーアンテナの特性に与える影
響は小さくできる。このため第1の素子のみのアレーと
類似の動作をさせることが可能である。これに対して、
高い方の周波数では、第2の素子も電気的に動作する大
きさとなるため、第1の素子と第2の素子の3つのアレ
ーで動作する。このとき、本アンテナは、低い方の周波
数では、あたかも素子間隔が第一の素子どうしの間隔で
決定されるアレーとしてはたらき、高い方の周波数で
は、素子間隔が第1の素子と第2の素子との間隔で決定
されるアレーとして働く。
【0017】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二
のアレーアンテナ素子をフィルタに接続し、第二のアレ
ーアンテナ素子の最低共振周波数よりも低い周波数で
は、前記第二のアレーアンテナ素子を通さないことを特
徴とするものである。本発明によれば、第2の素子の低
い方の周波数において生じる線路からの反射を抑えるこ
とができる。
【0018】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、各アレーアンテナ素子に移相器を接続
し、位相差給電を行うことでビームを制御することを特
徴とするものである。本発明によれば位相差給電をする
ことによりビームをふることが可能になる。
【0019】本発明は、前記広帯域アレーアンテナ装置
において、第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二のア
レーアンテナ素子を、第一のアレーアンテナ素子のほぼ
1/2の相似形とし、第一のアレーアンテナ素子の素子
間隔をDとするとき、前記第二のアレーアンテナ素子を
D/2なる位置に設置することを特徴とするものであ
る。特に、本発明によれば、第一の周波数でも、第二の
周波数でも、電気的に同じ素子間隔を実現することが可
能である。
【0020】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二
のアレーアンテナ素子を、第一のアレーアンテナ素子の
ほぼ1/3の相似形とし、第一のアレーアンテナ素子の
素子間隔をDとするとき、前記第二のアレーアンテナ素
子をD/3なる位置と、2D/3なる位置に設置するこ
とを特徴とするものである。さらに、本発明によれば、
第一の周波数から、第三の周波数まで、電気的に同じ素
子間隔を実現することが可能である。
【0021】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、第二のアレーアンテナ素子の間に、第二
のアレーアンテナ素子と相似形で、第二のアレーアンテ
ナ素子の1/3の大きさに小型化した、第三のアレーア
ンテナ素子を、4D/9なる位置と、5D/9なる位置
に設置することを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、第三のアレーアンテナ素子の間に、第三
のアレーアンテナ素子を含む第N(Nは3以上の整数)
のアレーアンテナ素子の1/3の縮小相似形である第N
+1のアレーアンテナ素子を、両隣りのアレーアンテナ
素子からそれぞれ両隣りのアレーアンテナ素子間の1/
3の位置に設置することを特徴とするものである。
【0023】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、アレーアンテナ素子の縮小率を1/3と
おくかわりに、Aを任意の実数とするときに1/3Aと
することを特徴とするものである。
【0024】同様に、本発明によれば、理論的にはどこ
まで周波数を高くしてもグレーティングローブを発生さ
せないことが可能となる。
【0025】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、第一から第Nのアレーアンテナ素子のア
レーを、円形に並べることを特徴とするものである。ま
た、本発明によれば、円形配列アレーでも同様の効果が
得られる。
【0026】また本発明は、前記広帯域アレーアンテナ
装置において、アレーアンテナ素子として、ディスコー
ンアンテナ、ボウタイアンテナ、プリントボウタイアン
テナ、ボウタイモノポールアンテナ、半円モノポールア
ンテナ、または半円ダイポールアンテナのいずれか1つ
を用いることを特徴とするものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。
【0028】本発明のアンテナ装置の第一の実施形態例
を図1に示す。図1において、5はワイヤタイプディス
コーンアンテナの第一のアンテナ素子#1と#2、10
はワイヤタイプディスコーンアンテナの第二のアンテナ
素子#3である。L1はアンテナ素子#1とアンテナ素
子#2の素子間隔で、L2はアンテナ素子#1とアンテ
ナ素子#3の素子間隔である。今、L1を0.5λf
1、L2をL1/2、すなわち0.25λf1として配
置し、#1、#2のアンテナ素子の 円板の直径D:0.23λf1 円錐の高さA:0.31λf1 円錐の底面の直径B:0.35λf1 #3のアンテナ素子の 円板の直径D:0.115λf1 円錐の高さA:0.1502λf1 円錐の底面の直径B:0.175λf1 としたときの放射特性を、図2に示す。
【0029】第一の周波数f1、第一の周波数f1の三
倍の周波数のいずれのときの放射パターンもX軸の方向
に最大放射をもち、Y軸の方向にヌルを形成し、グレー
ティングローブは発生していないことが確認できる。
【0030】図3は、図1に示した本発明のアンテナの
Y軸方向のレベルと、図17に示した従来のディスコー
ンアンテナのY軸方向のレベルを比較したグラフであ
る。ここで、本発明のアンテナは、#1、#2、#3の
素子をそれぞれ、同相に励振している。図3において、
実線は本発明のアンテナ装置(ディスコーンアレー)の
特性、破線は従来のアンテナ装置(ディスコーンアレ
ー)の特性である。ここで、アンテナ構造パラメータは
前回の計算と同様に、L1は1/2λf1、L2は1/
4λf1としている。従来のアンテナ装置では、F/F
0が2を超えると、グレーティングローブが発生し、Y
軸方向のレベルが高くなる。これに対し、本発明のアン
テナ装置は、F/F0が2から5.5に渡って、ヌルに
することが望ましいY軸方向のレベルが従来のアンテナ
装置よりも小さい値に抑えられていることがわかる。
【0031】図4は、図1に示した本発明のアンテナの
X軸方向のレベルの周波数特性を、従来のディスコーン
アンテナのアレーのX軸方向のレベルの周波数特性と比
較したものである。従来技術の場合は、F/F0が3を
超えると、グレーティングの影響で、ピーク利得が正面
方向にこなくなり、ビーム割れが生じる。この結果、X
方向の利得が極度に下がる。これに対して、本アンテナ
装置の場合は、ピークの値をX方向に保ったまま、利得
の下がるのが改善できていることがわかる。図5に本発
明の第一の実施形態例のアンテナのリターンロス特性を
示す。第一のアンテナ素子である#1、#2のリターン
ロスは、図5(a)に示すように、広帯域特性が保たれ
ている。
【0032】これに対して、第二のアンテナ素子である
#3のリターンロス特性は、F/F0が2以上のところ
では、リターンロスは小さくなっているが、F/F0が
2以下のところでは、リターンロスは−5dB以上とや
や大きくなっている。
【0033】次に、本発明のアンテナの第二の実施形態
例を図6に示す。図6(a)はアンテナの構造図であ
り、第一の実施形態例と同様としている。図6(b)に
示すように、第二のアンテナ素子#3の第二の実施形態
例のアンテナにフィルタ11を設置し、第二のアンテナ
素子のリターンロスが高くなる部分(F/F0が2以
下)の周波数で第二のアンテナ素子を動作させないよう
にしたアンテナである。このとき、第二のアンテナ素子
はF/F0が二以下の周波数では無給電素子となる。
【0034】次に、本発明の第三の実施形態例を、図7
に示す。10はワイヤタイプディスコーンアンテナの第
二のアンテナ素子#3と#4、12はワイヤタイプディ
スコーンアンテナの第三のアンテナ素子#5と#6であ
る。図7のアンテナは、アンテナ素子#1と#2を最低
共振周波数が第一の周波数f=f0で動作する第一のア
ンテナ素子とし、#3と#4を最低共振周波数が第二の
周波数f=3×f0で動作することをねらいとする第二
のアンテナ素子、#5と#6を最低共振周波数が第三の
周波数f=9×f0で動作することをねらいとする第三
のアンテナ素子とする。
【0035】すなわち、アンテナ素子#3と#4は、ア
ンテナ素子#1と#2の1/3の大きさになり、アンテ
ナ素子#5と#6はアンテナ素子#3と#4の1/3の
大きさとなる。ここで、L1はアンテナ素子#1と#2
の間隔、L2はアンテナ素子#1と#3、#3と#4の
間隔、L3はアンテナ素子#3と#5、#5と#6の間
隔であり、A1はアンテナ素子#1と#2の円錐(コー
ン)の高さ、A2はアンテナ素子#3と#4の円錐(コ
ーン)の高さ、A3はアンテナ素子#5と#6の円錐
(コーン)の高さである。今,次の(1)から(4)式
が成り立つものとする。
【0036】L2=L1×(1/3)・・・(1) L3=L2×(1/3)・・・(2) A2=A1×(1/3)・・・(3) A3=A2×(1/3)・・・(4) このとき、図7に示された位置関係からも分かるよう
に、#5のアンテナ素子について見ると、#3のアンテ
ナ素子に対する#5のアンテナ素子との関係が#1のア
ンテナ素子に対する#3のアンテナ素子の関係と同様の
関係となっている。
【0037】また、#6のアンテナ素子について見る
と、#4のアンテナ素子に対する#6のアンテナ素子と
の関係が#2のアンテナ素子に対する#4のアンテナ素
子の関係と同様の関係となっている。
【0038】すなわち、#5と#6のアンテナ素子の中
間点に対して左右対称な関係となっており、#5と#6
のアンテナ素子が#3と#4のアンテナ素子に挟まれた
関係と、#3と#4のアンテナ素子が#1と#2のアン
テナ素子に挟まれた関係は相似の関係である。
【0039】前記第1の実施形態例では、第二のアンテ
ナ素子間隔が第一のアンテナ素子間隔の半分であるた
め、そのアンテナの特性は2倍の周波数まで広帯域な範
囲でグレーティングの影響を抑制していることからも分
かるように、本発明の第三の実施形態例では、そのアン
テナ素子間隔の関係について、第一のアンテナ素子間隔
L1と第二のアンテナ素子間隔L2の比が1:1/3
で、第二のアンテナ素子間隔L2と第三のアンテナ素子
間隔の比も1:1/3となっており、第一の実施形態例
と同様に、そのアンテナの電気的な特性は、より広帯域
な周波数までグレーティングの影響が抑圧されたものが
得られる。
【0040】次に、本発明の前記第三の実施形態例を一
般化した実施形態例を図8に第4の実施形態例として示
す。図8に示すアンテナは、#1と#2のアンテナ素子
の内側に置かれる#n−5〜#nのアンテナ素子の数を
n個まで増やした場合の実施形態例である。どのアンテ
ナ素子をとってみても、前記第三の実施形態例のアンテ
ナ素子の関係からも分かるように、その隣り合う素子の
関係は相似関係であり、第三の実施形態例を拡張した電
気的特性が得られることは明らかである。すなわち、ア
ンテナ素子を増やすことでその内側に行くほどアンテナ
素子間隔は小さくなり、より広帯域な周波数までグレー
ティングの影響を抑圧できるアンテナを実現することが
可能となる。Lj−1,Ljはアンテナ素子間隔、Aj
−1,Ajはアンテナ素子のコーンの高さである。
【0041】次に本発明の第五の実施形態例を図9に示
す。本アンテナは第一の実施形態例でのべたアンテナ素
子をディスコーンからボウタイアンテナに変えたアンテ
ナである。すなわち、6は同じ大きさ、同じ配置のモノ
ポールボウタイアンテナのアンテナ素子#1と#2の間
に、13として#1のアンテナ素子の1/2の大きさの
モノポールボウタイアンテナのアンテナ素子#3を配置
し、アンテナ素子#1と#3の間隔L2はアンテナ素子
#1と#2の間隔L1の半分、すなわちL1/2とす
る。このときの本アンテナの水平面内放射指向性を図1
0に示す。図10において、アンテナ素子#1と#2の
間隔L1、#1と#2のアンテナ素子の幅W、ボウタイ
アンテナのアンテナ素子の高さHは全て、図22に示し
た従来のボウタイモノポール2素子アレーと同じ値L1
=L,H1=Hとした。図10において図10(a)は
f/f0=1、図10(b)はf/f0=2、図10
(c)はf/f0=3、図10(d)はf/f0=4、
図10(e)はf/f0=5のときの特性である。f/
f0=3のときも最大放射の方向はX軸の方を向いてお
り、グレーティングローブが発生していないことがわか
る。また、図25と比較して、放射指向性の形状の変化
が少なく、サイドローブレベルも小さい。
【0042】次に本発明のアンテナの第六の実施形態例
を図11に示す。図11はボウタイモノポールを誘電体
基板上にエッチング加工してボウタイアレーとしたアン
テナ装置である。
【0043】図12は、本発明の第7の実施形態例であ
る。二つの低い周波数をカバーする第一のボウタイアン
テナ素子#1、#2の中央に第二の周波数帯から動作す
る、小さいボウタイアンテナ素子#3を一つ配置し、第
一のアンテナ素子#1、#2と第二のアンテナ素子#3
の間に第三の周波数帯から動作する、さらに小さいボウ
タイアンテナ素子#5、#6を設置する。図13に本発
明の効果を示す。
【0044】図12は、図9と同じ大きさ、同じ配置
に、アンテナ素子#1と#2と、#1の素子の1/2の
大きさの素子#3をL2=L1/2なる位置に配置し、
L1/4なる位置に、素子#3のさらに半分の大きさの
第三の素子#5、#6を設置している。図13において
図13(a)はf/f0=1、図13(b)はf/f0
=3、図13(c)はf/f0=4、図13(d)はf
/f0=5のときの特性である。f/f0=3のときも
最大放射の方向はX軸の方を向いており、グレーティン
グローブが発生していないことがわかる。また、f/f
0=5において、第三のアンテナ素子#5、#6を設置
しない、図10(e)の結果と比較して、Y方向へのグ
レーティングローブはさらに5dB小さくなっているこ
とがわかる。また第一サイドローブレベルは図10
(e)のそれとほぼ同等であり、ともに、図25に示し
た従来の第二、第三のアンテナ素子を設置しない場合に
比べて改善されている。
【0045】図14は本発明のアンテナの第8の実施形
態例であり、ボウタイモノポールを誘電体基板上にエッ
チング加工したボウタイアレーとしたアンテナ装置であ
る。14はボウタイアンテナの第一のアンテナ素子、1
5はボウタイアンテナの第二のアンテナ素子、16は誘
電体基板、17はボウタイアンテナの第三のアンテナ素
子である。
【0046】図15は、本発明のアンテナの第9の実施
形態例を示す図である。第二のアンテナ素子#3、#4
の下にフィルタ11を設置し、移相器18を用いて位相
差給電をすることによりビームを制御できる。19はト
ーナメント回路である。
【0047】本発明のアンテナ装置の第10の実施形態
例を図16に示す。図16は第1の周波数帯で動作する
第1のボウタイアンテナ素子14と第2の周波数帯で動
作する第2のボウタイアンテナ素子15を円形上に交互
に配列するものである。本実施形態例は図9に示した、
本発明の第5の実施形態例を直線アレーから円形アレー
に変えたものであり、グレーティング抑圧については第
5の実施形態例と同様の効果が得られる。尚、図16の
円形配列の実施形態例でも、アンテナ素子を第7や第8
の実施形態例のように拡張した形でも実施することがで
きる。
【0048】本発明のアンテナ装置の第11の実施形態
例を図17に示す。図17は第1の周波数帯で動作する
第1のアンテナ素子♯1と♯2…と第2の周波数帯で動
作する第2のアンテナ素子♯3と♯4…を交互に円周上
に配列するものである。本実施形態例は、本発明の第1
の実施形態例に示した直線アレーを円形アレーに変えた
ものであり、グレーティング抑圧については、第1の実
施形態例と同様の効果が得られる。尚、図17の円形配
列の実施形態例でも、アンテナ素子を第3や第4の実施
形態例のように拡張した形でも実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ディ
スコーンアンテナやボウタイアンテナなど広帯域な素子
をアレー化したときに、従来問題となっていたグレーテ
ィングローブの発生を抑圧することが可能となり、イン
ピーダンスだけでなく指向性の形状や放射方向も周波数
で変化しない広帯域なアレーアンテナを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例を示す構成説明図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施形態例のアンテナ放射特性
を示す特性図である。
【図3】本発明に係るディスコーンアレーの利得で規格
化したY方向のレベルを従来と比較して示す特性図であ
る。
【図4】本発明に係るアンテナのX方向のピークの利得
を従来と比較して示す特性図である。
【図5】本発明の第1の実施形態例のアンテナのリター
ンロス周波数特性を示す特性図である。
【図6】本発明の第2の実施形態例を示す構成説明図で
ある。
【図7】本発明の第3の実施形態例を示す構成説明図で
ある。
【図8】本発明の第4の実施形態例を示す構成説明図で
ある。
【図9】本発明の第5の実施形態例を示す構成説明図で
ある。
【図10】本発明の三素子ボウタイアレーの水平面内放
射指向性を示す特性図である。
【図11】本発明の第6の実施形態例を示す構成説明図
である。
【図12】本発明の第7の実施形態例を示す構成説明図
である。
【図13】本発明の第7の実施形態例の水平面内放射指
向性を示す特性図である。
【図14】本発明の第8の実施形態例を示す構成説明図
である。
【図15】本発明の第9の実施形態例を示す構成説明図
である。
【図16】本発明の第10の実施形態例を示す構成説明
図である。
【図17】本発明の第11の実施形態例を示す構成説明
図である。
【図18】従来のディスコーンアンテナを示す構成説明
図である。
【図19】従来のディスコーンアンテナの2素子アレー
を示す構成説明図である。
【図20】従来のディスコーンアンテナのリターンロス
の周波数特性を示す特性図である。
【図21】従来の広帯域アンテナをアレー化したときの
放射特性を示す特性図である。
【図22】従来のボウタイモノポール2素子アレーを示
す構成説明図である。
【図23】従来のボウタイモノポールのインピーダンス
の周波数特性を示す特性図である。
【図24】従来のボウタイモノポールのリターンロスの
周波数特性を示す特性図である。
【図25】従来の2素子ボウタイアレーの水平面放射指
向性を示す特性図である。
【図26】従来のシェルピンスキアンテナの構造を示す
構成説明図である。
【符号の説明】
D :ディスコーンアンテナの円板の直径 A :ディスコーンアンテナの円錐の高さ B :ディスコーンアンテナの円錐底面の直径 #1:第一のアンテナ素子 #2:第一のアンテナ素子 #3:第二のアンテナ素子 #4:第二のアンテナ素子 #5:第三のアンテナ素子 #6:第三のアンテナ素子 L1:アレーアンテナ素子#1と#2の素子間隔 L2:アレーアンテナ素子#1と#3の素子間隔 L3:アレーアンテナ素子#3と#5の素子間隔 A1:アンテナ素子#1、#2のコーンの高さ A2:アンテナ素子#3、#4のコーンの高さ A3:アンテナ素子#5、#6のコーンの高さ F/f0:周波数の比 W :ボウタイアンテナの幅 H :ボウタイアンテナの高さ θ :ボウタイアンテナの角度 X :放射方向 Y :グレーティングの発生する方向 1 :ディスコーンアンテナ 2 :ディスコーンアンテナのディスク 3 :ディスコーンアンテナのコーン(円錐) 4 :給電点 5 :ワイヤタイプディスコーンアンテナのアンテナ素
子 6 :モノポールボウタイアンテナのアンテナ素子 7 :地板 8 :コネクタ 9 :従来のシェルピンスキーアンテナ 10:ワイヤタイプディスコーンアンテナの第二のアン
テナ素子 11:フィルタ 12:ワイヤタイプディスコーンアンテナの第三のアン
テナ素子 13:モノポールボウタイの第二のアンテナ素子 14:ボウタイアンテナの第一のアンテナ素子 15:ボウタイアンテナの第二のアンテナ素子 16:誘電体基板 17:ボウタイアンテナの第三のアンテナ素子 18:移相器 19:トーナメント回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01Q 21/30 H01Q 21/30 (72)発明者 本間 尚樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堀 俊和 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA03 AA04 AA05 AA06 AA13 AB03 CA06 DB02 DB03 FA06 FA32 GA05 GA08 HA05 HA10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔離れて設置された1対の第一の
    アレーアンテナ素子と、 前記第一のアレーアンテナ素子間の所定の位置に設置さ
    れた第一のアレーアンテナ素子と相似形で所定の比で小
    型化した1個もしくは複数個のアレーアンテナ素子とを
    具備することを特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 各アレーアンテナ素子として、広帯域特
    性を有するアンテナを用いることを特徴とする請求項1
    記載の広帯域アレーアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 水平方向、または、垂直方向または、水
    平と垂直の両方向にアレー化した複数の第一のアンテナ
    素子と、 該隣合う、複数の第一のアンテナ素子の間に、第一のア
    ンテナ素子と同一の形状を、縦横同一の比で小型化し
    た、第二のアンテナ素子を、一または複数個設置するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の広帯域アレーアン
    テナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の広帯域アレ
    ーアンテナ装置において、第一のアレーアンテナ素子に
    隣合う第二のアレーアンテナ素子をフィルタに接続し、
    第二のアレーアンテナ素子の最低共振周波数よりも低い
    周波数では、前記第二のアレーアンテナ素子を通さない
    ことを特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の広帯域ア
    レーアンテナ装置において、各アレーアンテナ素子に移
    相器を接続し、位相差給電を行うことでビームを制御す
    ることを特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の広
    帯域アレーアンテナ装置において、 第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二のアレーアンテ
    ナ素子を、第一のアレーアンテナ素子のほぼ1/2の相
    似形とし、 第一のアレーアンテナ素子の素子間隔をDとするとき、
    前記第二のアレーアンテナ素子をD/2なる位置に設置
    することを特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれか1項記載の広
    帯域アレーアンテナ装置において、 第一のアレーアンテナ素子に隣合う第二のアレーアンテ
    ナ素子を、第一のアレーアンテナ素子のほぼ1/3の相
    似形とし、 第一のアレーアンテナ素子の素子間隔をDとするとき、
    前記第二のアレーアンテナ素子をD/3なる位置と、2
    D/3なる位置に設置することを特徴とする広帯域アレ
    ーアンテナ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の広帯域アレーアンテナ装
    置において、 第二のアレーアンテナ素子の間に、第二のアレーアンテ
    ナ素子と相似形で、第二のアレーアンテナ素子の1/3
    の大きさに小型化した、第三のアレーアンテナ素子を、
    4D/9なる位置と、5D/9なる位置に設置すること
    を特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の広帯域アレーアンテナ装
    置において、 第三のアレーアンテナ素子の間に、第三のアレーアンテ
    ナ素子を含む第N(Nは3以上の整数)のアレーアンテ
    ナ素子の1/3の縮小相似形である第N+1のアレーア
    ンテナ素子を、両隣りのアレーアンテナ素子からそれぞ
    れ両隣りのアレーアンテナ素子間の1/3の位置に設置
    することを特徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  10. 【請求項10】 請求項7、8又は9記載の広帯域アレ
    ーアンテナ装置において、アレーアンテナ素子の縮小率
    を1/3とおくかわりに、Aを任意の実数とするときに
    1/3Aとすることを特徴とする広帯域アレーアンテナ
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項記載
    の広帯域アレーアンテナ装置において、第一から第Nの
    アレーアンテナ素子のアレーを、円形に並べることを特
    徴とする広帯域アレーアンテナ装置。
  12. 【請求項12】 アレーアンテナ素子として、ディスコ
    ーンアンテナ、ボウタイアンテナ、プリントボウタイア
    ンテナ、ボウタイモノポールアンテナ、半円モノポール
    アンテナ、または半円ダイポールアンテナのいずれか1
    つを用いることを特徴とする請求項1乃至11のいずれ
    か1項記載の広帯域アレーアンテナ装置。
JP2000082766A 2000-03-23 2000-03-23 広帯域アレーアンテナ装置 Pending JP2001274620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082766A JP2001274620A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 広帯域アレーアンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000082766A JP2001274620A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 広帯域アレーアンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001274620A true JP2001274620A (ja) 2001-10-05

Family

ID=18599521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000082766A Pending JP2001274620A (ja) 2000-03-23 2000-03-23 広帯域アレーアンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001274620A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031916A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Nec Corporation 携帯端末のアンテナ装置および放送波を受信可能な無線機
CN102918705A (zh) * 2010-05-28 2013-02-06 阿尔卡特朗讯 多频带天线的双极化辐射元件
JPWO2012144084A1 (ja) * 2011-04-21 2014-07-28 和廣 柴田 複合型アンテナ
US11929557B2 (en) 2019-12-26 2024-03-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module and communication device equipped with the same

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005031916A1 (ja) * 2003-09-26 2005-04-07 Nec Corporation 携帯端末のアンテナ装置および放送波を受信可能な無線機
US7920098B2 (en) 2003-09-26 2011-04-05 Nec Corporation Antenna device for portable terminals and radio unit for receiving broadcast waves
US7944399B2 (en) 2003-09-26 2011-05-17 Nec Corporation Antenna device for portable terminals and radio unit for receiving broadcast waves
CN102918705A (zh) * 2010-05-28 2013-02-06 阿尔卡特朗讯 多频带天线的双极化辐射元件
JP2013530643A (ja) * 2010-05-28 2013-07-25 アルカテル−ルーセント 多帯域アンテナの2重偏波放射素子
JP2014239541A (ja) * 2010-05-28 2014-12-18 アルカテル−ルーセント 多帯域アンテナの2重偏波放射素子
US9246236B2 (en) 2010-05-28 2016-01-26 Alcatel Lucent Dual-polarization radiating element of a multiband antenna
CN102918705B (zh) * 2010-05-28 2016-06-01 阿尔卡特朗讯 多频带天线的双极化辐射元件
JPWO2012144084A1 (ja) * 2011-04-21 2014-07-28 和廣 柴田 複合型アンテナ
US11929557B2 (en) 2019-12-26 2024-03-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna module and communication device equipped with the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7541997B2 (en) Loaded antenna
US6229499B1 (en) Folded helix antenna design
US20120026045A1 (en) Antenna with one or more holes
US9755314B2 (en) Loaded antenna
US6667721B1 (en) Compact broad band antenna
JP2006519545A (ja) マルチバンド分岐放射器アンテナ素子(multibandbranchradiatorantennaelement)
US6819302B2 (en) Dual port helical-dipole antenna and array
EP1756912A2 (en) Microstrip antenna
WO2003038946A1 (en) Broadband starfish antenna and array thereof
JP3457672B2 (ja) モノポール・ワイヤプレートアンテナ
EP1514329B1 (en) Helix antenna
JPH02260704A (ja) 平面アンテナ
WO2003023901A1 (en) Wide bandwidth base station antenna and antenna array
JP4159140B2 (ja) 広帯域幅のアンテナアレイ
US6765541B1 (en) Capacitatively shunted quadrifilar helix antenna
US6535179B1 (en) Drooping helix antenna
JP4512630B2 (ja) ダイポールアンテナおよびダイポールアレイアンテナ
KR20050036915A (ko) 원형 편파 도선 안테나
JP2001274620A (ja) 広帯域アレーアンテナ装置
JP4588749B2 (ja) アレイアンテナ
KR100667159B1 (ko) 송/수신 겸용 원형편파 헬리컬 방사소자 및 그 배열 안테나
GB2458492A (en) Antenna array with reduced mutual antenna element coupling
JP3057173B2 (ja) コーナレフレクタアンテナ装置
KR100449857B1 (ko) 광대역 인쇄형 다이폴 안테나
Son et al. Printed square quadrifilar spiral antenna for UHF RFID reader