JP2001267045A - セラミックヒーターの製造方法 - Google Patents

セラミックヒーターの製造方法

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JP2001267045A
JP2001267045A JP2000083973A JP2000083973A JP2001267045A JP 2001267045 A JP2001267045 A JP 2001267045A JP 2000083973 A JP2000083973 A JP 2000083973A JP 2000083973 A JP2000083973 A JP 2000083973A JP 2001267045 A JP2001267045 A JP 2001267045A
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alumina
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Toshikazu Amino
俊和 網野
Masahiro Tsuji
昌宏 辻
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で目的の温度に到達することや、耐久
性に優れること等の機能的な特性に優れることは勿論、
曲げ強度等の機械的特性に優れるセラミックヒーターを
提供する。 【解決手段】 主としてアルミナからなる基材中に、抵
抗発熱体が埋設されてなるセラミックヒーターであっ
て、前記基材の原料粒子の平均粒径dは、3.0〜5.
0μmで、前記原料粒子の粒径に関する標準偏差σは、
0.05〜0.5μmであり、かつ、前記原料粒子の比
表面積A(m2 /g)から算出される理論平均粒径D
(μm)との比(d/D)が、0.8〜1.2の範囲に
あることを特徴とするセラミックヒーターの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミナを主成分
とし、芯材と絶縁層等とからなる基材中に抵抗発熱体を
埋設したセラミックヒーターの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】芯材とこの芯材を被覆する絶縁層との間
に、高融点金属からなる抵抗発熱体が埋設されたセラミ
ックヒーターは、自動車用の酸素センサーやグローシス
テム等における発熱源として、また、半導体加熱用ヒー
ター及び石油ファンヒーター等の石油気化器用熱源等と
して、広範囲に使用されている。
【0003】図6(a)は、この種のセラミックヒータ
ーの一例を模式的に示した斜視図であり、(b)は、
(a)図におけるA−A線断面図である。このセラミッ
クヒーターは、円柱形状の芯材31とこの芯材31に接
着層37を介して巻き付けられた絶縁層32との間に抵
抗発熱体33が埋設され、この抵抗発熱体33の端子部
分が絶縁層32の外側に設けられた外部端子34と接続
され、外部端子34にリード線36が固定されて構成さ
れている。
【0004】また、抵抗発熱体33の端子部分と外部端
子34とは、図6(b)に示すように、絶縁層32の外
部端子34下に設けられたスルーホール35を介して接
続されている。そして、外部端子34にリード線36を
介して通電することによって抵抗発熱体33が発熱する
結果、ヒーターとして機能する仕組みとなっている。
【0005】上記セラミックヒーターを構成する芯材3
1及び絶縁層32は、通常、SiO2等を焼結助剤とし
て含むアルミナにより構成されており、抵抗発熱体33
は、W、Mo等の高融点金属を主成分とし、これにアル
ミナ、窒化ケイ素、ムライト等のセラミック成分を添加
したものにより構成されている。
【0006】このような構成のセラミックヒーターは、
芯材31となるアルミナ粉末を含む円柱形状の生成形体
に、その表面に上記高融点金属を含む導体ペースト層が
形成されたグリーンシートを、導体ペースト層が形成さ
れた側を内側にして巻き付けた後、脱脂、焼成すること
により製造される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このセラミックヒータ
ーにおいては、短時間で目的の温度に到達することや、
耐久性に優れること等、機能的に優れた特性を有するこ
とが要求されることは勿論のこと、最近では、取扱い時
の振動等による破損等を防止する観点から、曲げ強度等
の機械的特性に優れたものが求められている。
【0008】しかしながら、従来は、熱的特性を重視し
ており、曲げ強度等の機械的な特性を余り重視していな
かったため、充分な曲げ強度等を有するセラミックヒー
ターは製造されておらず、これらの特性についての改善
の要請が強かった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に鑑み、このような構成のセラミックヒーターの機械的
特性を改善することを目的に鋭意研究を重ねた結果、3
〜5μmの平均粒径を有し、粒度分布が小さく、形状も
球に近く、標準偏差や形状を特定するパラメータが下記
する範囲のアルミナ原料粉末を用いることにより、機械
的特性に優れたセラミックヒーターを製造することがで
きることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明は、主としてアルミナから
なる基材中に、W、Re及びMoからなる群から選ばれ
る少なくとも1種を主成分とし、残部がセラミック成分
からなる抵抗発熱体が埋設されてなるセラミックヒータ
ーの製造方法であって、上記基材の原料粒子の平均粒径
dは、3.0〜5.0μmで、上記原料粒子の粒径に関
する標準偏差σは、0.05〜0.5μmであり、か
つ、上記原料粒子の比表面積A(m2 /g)から算出さ
れる理論平均粒径D(μm)との比(d/D)が、0.
8〜1.2の範囲にあることを特徴とするセラミックヒ
ーターの製造方法である。ただし、上記理論平均粒径D
は、下記の計算式(1); D=6/A・ρ・・・・(1) (式中、ρは、密度(g/cm3 )である)により計算
される値である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の製造方法
により製造されるセラミックヒーターの一例を模式的に
示した斜視図であり、(b)は、(a)図におけるA−
A線断面図である。
【0012】図1に示したように、本発明のセラミック
ヒーター10においては、アルミナを主成分とする円柱
形状の芯材11の表面に抵抗発熱体13及び端子14が
設けられ、この抵抗発熱体13及び端子14のほぼ全体
を覆うようにアルミナを主成分とする絶縁層12が形成
されている。
【0013】すなわち、抵抗発熱体13は、芯材11と
絶縁層12とからなる基材中に埋設され、端子14の一
部が、絶縁層12の切り欠き部15において外側に露出
している。そして、この露出した端子14部分にろう材
を介してリード線16が接続、固定されている。
【0014】本発明のセラミックヒーターは、図1に示
した構成のものに限られず、図6に示したような抵抗発
熱体33が基材の内部に完全に埋設され、リード線がス
ルーホール等を介して内部の抵抗発熱体と接続されたも
のであってもよい。また、切り欠き部15が端部の全周
に形成され、すなわち、絶縁層12が切り欠き部15の
部分で途切れて端子14がそのまま露出し、一方、端子
14下には、絶縁層12と同じ材質の接着層が形成さ
れ、端子14の形成部分が絶縁層12の表面と余り変わ
らない高さとなったヒータであってもよい。この場合、
リード線16は、なくてもよい。
【0015】アルミナセラミックのようなセラミック
(焼結体)は、微結晶粒子が集合した多結晶体であり、
具体的には、この焼結体は、微結晶粒子、粒界、粒界析
出物、粒界気泡、粒内析出物等により構成されている。
【0016】この焼結体の機械的な特性を決定する要素
としては、多数のものがあり、例えば、粒子の平均粒
径、粒径分布、粒子の形状、粒子の結晶性、粒界気泡の
大きさ、焼結密度、粒界偏析層の特性等がその要素とし
て挙げられるが、なかでも、粒子の平均粒径と粒径分布
と密度とは、焼結体の曲げ強度等を決定する重要な要素
となっている。また、これらは、原料粒子の平均粒径や
粒度分布、焼成条件等により大きく影響されるため、本
発明では、以下に記載するような方法を用いて焼結体を
製造する。
【0017】本発明のセラミックヒーターでは、上記ア
ルミナからなる基材の密度率は、95%以上と、理論密
度に近く、空隙が少なく、その空隙の大きさも極めて小
さい。空隙は、欠陥の1種と考えられるため、この空隙
が大きいと、機械的な特性が劣化するが、本発明のセラ
ミックヒーターでは、空隙が少なく小さいため、機械的
な特性に優れる。上記密度率は、95%以上が好まし
い。なお、上記密度率とは、セラミックの理論密度に対
する実際の焼結体の密度の比の百分率をいう。
【0018】基材の密度率が95%未満であると、機械
的な強度が劣化するとともに、開孔が存在する可能性が
高くなり、長期間、このセラミックヒータを使用した場
合には、開孔を介して酸素が焼結体の内部に侵入し、内
部に埋設されている抵抗発熱体13が酸化されやすくな
る。
【0019】抵抗発熱体13及び端子14は、W、Re
及びMoの高融点金属からなる群から選ばれる少なくと
も1種を主成分とし、残部がセラミック成分からなる。
従って、主成分の高融点金属は、単独で用いられてもよ
く、2種以上が併用されてもよい。また、残部のセラミ
ック成分としては、アルミナ、窒化珪素、ムライト等、
又は、これらの混合物からなるセラミックが挙げられ
る。
【0020】次に、本発明のセラミックヒーターの製造
方法について説明する。図2〜5は、このセラミックヒ
ーター10を製造する工程の一部を模式的に示した図で
あり、いずれの図においても、(a)は断面図、(b)
は正面図である。
【0021】本発明では、まず、絶縁層となるグリーン
シートや芯材となる生成形体を作製するためのスラリー
を調製する。すなわち、アルミナ粒子とSiO2 等の焼
結助剤となる粒子とを、バインダーとなる樹脂や溶剤等
と混合することにより、スラリーを調製する。本明細書
では、グリーンシートや生成形体をまとめて、グリーン
成形体ともいう。
【0022】スラリー調製の際に用いるアルミナ原料粒
子は、平均粒径dが3.0〜5.0μmと通常のものと
比べて小さい。通常、焼結密度を上げるためには、焼結
温度を高くする必要があり、焼結温度を高くすると、グ
リーン成形体を構成するアルミナ粒子の粒成長の程度が
大きくなるため、焼結体を構成する粒子の平均粒径が大
きくなり、機械的特性に劣るようになってしまう。
【0023】しかしながら、本発明では、上記原料粒子
の粒径に関する標準偏差σが、0.05〜0.5μmの
範囲にあり、粒度分布が小さいため、グリーン成形体で
は、同じ粒径の粒子が細密に充填されている状態とな
る。また、上記原料粒子の比表面積Aから算出される理
論平均粒径Dとの比d/Dが0.8〜1.2の範囲であ
るため、焼成時に収縮率が小さく、製造されたセラミッ
クヒーターは、寸法精度に優れるとともに、機械的特性
にも優れる。
【0024】上記原料粒子の平均粒径は、3.0〜5.
0μmが好ましいが、3.5〜4.5μmがより好まし
い。また、上記粒径に関する標準偏差は、0.05〜
0.5μmが好ましいが、0.05〜0.3μmがより
好ましい。
【0025】上記比表面積Aは、通常、窒素吸着法によ
り測定され、窒素を原料粒子に吸着させた際の圧力と吸
着量との関係から、窒素が粒子の表面に単層吸着した際
の吸着量を求め、この値から粒子の単位重量当たりの表
面積を算出するものである。そして、この比表面積Aに
基づき、粒子の密度との関係から、計算式(1); D=6/A・ρ・・・・(1) (式中、ρは、密度(g/cm3 )である)を用いるこ
とにより、理論平均粒径Dを求めることができる。
【0026】上記した平均粒径dと理論平均粒径Dとの
比d/Dは、言い換えれば、粒子の真球度を表してお
り、d/Dが1に近い程、理論上の球に近いことにな
る。d/Dの値が、0.8〜1.2の範囲では、焼結の
際に各粒子が同じ力で結ばれるため、焼結性に優れ、得
られる焼結体は、機械的特性に優れるようになるのであ
る。また、d/Dの値が、0.8未満であるか、1.2
を超える値となると、粒子の充填率が悪くなるため、焼
結性に劣るようになる。
【0027】なお、上記スラリーには、焼結助剤とし
て、アルミナ粒子100重量部に対し、SiO2 粒子を
4重量部以下、MgO粒子を0.5重量重量部以下、C
aCO3粒子を1.2重量部以下配合することが望まし
い。
【0028】本発明では、このようにしてスラリーを調
製した後、図2に示したように、まず、離型性を有する
プラスチックフィルム21上に、接着剤層22を印刷
し、続いて、導体ペースト印刷工程として、印刷により
抵抗発熱体13となる導体ペースト層23aと端子14
となる導体ペースト層23bとを形成し、この導体ペー
スト層23a、23bを乾燥させる。
【0029】接着剤層22を形成するのは、ヒーターを
製造した際、切り欠き部15から露出する部分の端子1
4を芯材11にしっかりと接着させるためである。ま
た、導体ペースト層23aと導体ペースト層23bと
は、しっかりと接続されるようにお互いに接触させた状
態で形成する。
【0030】導体ペースト層23a、23bは、W、R
e及びMoの高融点金属からなる群から選ばれる少なく
とも1種とアルミナ等のセラミック成分とバインダー樹
脂と溶剤とを含んでいる。
【0031】次に、図3に示したように、グリーンシー
ト印刷工程として、上記導体ペースト印刷工程で印刷さ
れた導体ペースト層23a、23bを含む領域に、導体
ペースト層23a、23bを覆うように、上述した方法
により調製したスラリーを用い、ドクターブレード法等
によりグリーンシート24の層を形成し、このグリーン
シート24の乾燥を行う。このとき、焼成後に切り欠き
部が形成される部分の導体ペースト層23bは、グリー
ンシート24に覆われておらず、露出している。
【0032】次に、図4に示したように、グリーンシー
ト24が下側にくるように図3に示した積層体20を反
転し、所定の台25の上に載置した後、例えば、台25
に形成された貫通孔(図示せず)を介した空気の吸引力
等を利用して台25に固定し、プラスチックフィルム2
1を剥離する。なお、(b)は、プラスチックフィルム
21を剥離した後の積層体20を表している。
【0033】続いて、上記方法により調製したスラリー
を用い、押し出し成形法等により、芯材11となる円柱
形状の生成形体26を作製し、図5に示したように、積
層体20の上に生成形体26を載置し、生成形体26の
周囲に積層体20を巻き付けることにより、焼成用の原
料成形体を作製する。なお、生成形体26を構成するア
ルミナ粒子の平均粒径や焼結助剤の割合等は、グリーン
シートと同様であることが望ましい。
【0034】その後、酸素の存在下、400〜600℃
の温度で脱脂を行い、生成形体26、導体ペースト層2
3a、23b、グリーンシート24中の有機物を除去
し、続いて、焼成を行ってアルミナ等や高融点金属等を
焼結させることにより、セラミックヒーター10(図1
参照)を製造する。焼成温度は、1450〜1650℃
が好ましく、焼成時間は、0.5〜12時間が好まし
い。
【0035】なお、生成形体25を中空状とすることに
より、脱脂工程や焼成工程において、発生する気体の抜
けが良好になり、効率よく脱脂、焼成を行うことができ
る。
【0036】得られたセラミックヒーターは、短時間で
目的の温度に到達することや、耐久性に優れること等の
機能的な特性に優れることは勿論、基材を構成する粒子
の平均粒径が比較的小さくても、高密度にパッキングさ
れているため、曲げ強度等の機械的特性にも優れる。
【0037】このような構成の本発明のセラミックヒー
ターの曲げ強度は、通常、直径3.65mmのもので、
180〜200Nと優れた曲げ強度を有している。
【0038】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0039】実施例1〜2及び比較例1 上記実施の形態において説明した方法を用い、図1に示
した構成のセラミックヒーター10を製造した。実施例
1〜2及び比較例1においては、焼成温度を変化させ、
得られたセラミックヒーターについて、ヒーターとして
の基本的性能についての試験を行うとともに、曲げ強度
の測定を行った。
【0040】導体ペースト層23a、23b、23c中
の導体成分は、Wが80重量%、Reが17重量%、ア
ルミナが3重量%からなり、バインダー樹脂としてアク
リル系樹脂、溶剤としてα−テルピネオールを用いてい
た。
【0041】グリーン成形体中のセラミック成分の組
成、アルミナ粉末の平均粒径、比表面積、理論平均粒
径、標準偏差等を表1に示した。なお、生成形体26の
バインダー樹脂としてはメチルセルロースを用い、溶剤
としてはセラミゾールグリセリンを用いた。
【0042】また、セラミックヒーターの焼成条件、焼
成により得られたセラミックヒーター10の芯材の密度
率を、表2に示した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】上記表1、2に示した結果より明らかなよ
うに、実施例1〜2に係るセラミックヒーターでは、基
材の原料粒子の平均粒径dは、3.0〜5.0μmで、
上記原料粒子の粒径に関する標準偏差σは、0.05〜
0.5μmであり、かつ、上記原料粒子の比表面積A
(m2 /g)から算出される理論平均粒径D(μm)と
の比(d/D)が、0.8〜1.2の範囲にあり、曲げ
強度が、185〜200Nと大きかったのに対し、比較
例1に係るセラミックヒーターでは、標準偏差やd/D
がこの範囲から外れており、曲げ強度は、135Nと小
さかった。なお、実施例及び比較例に係るセラミックヒ
ーターの基本的な性能については、特に問題なかった。
【0046】
【発明の効果】本発明のセラミックヒーターは、上記の
ように構成されているので、短時間で目的の温度に到達
することや、耐久性に優れること等の機能的な特性に優
れることは勿論、曲げ強度等の機械的特性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明のセラミックヒーターの構造
を示す斜視図であり、(b)は、A−A線断面図であ
る。
【図2】(a)は、本発明のセラミックヒーターの製造
方法における一工程を模式的に示した断面図であり、
(b)は、正面図である。
【図3】(a)は、本発明のセラミックヒーターの製造
方法における一工程を模式的に示した断面図であり、
(b)は、正面図である。
【図4】(a)は、本発明のセラミックヒーターの製造
方法における一工程を模式的に示した断面図であり、
(b)は、正面図である。
【図5】(a)は、本発明のセラミックヒーターの製造
方法における一工程を模式的に示した断面図であり、
(b)は、正面図である。
【図6】(a)は、従来のセラミックヒーターの構造を
示す斜視図であり、(b)は、その断面図である。
【符号の説明】
10 セラミックヒーター 11 芯材 12 絶縁層 13 抵抗発熱体 14 端子 15 切り欠き部 16 リード線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K092 PP15 PP16 PP20 QA01 QB02 QB03 QB13 QB20 QB33 QB45 QB73 QB74 QB76 QC20 QC27 QC38 QC62 RA02 RB05 RB19 RB22 TT15 VV16 VV31 VV34 4G030 AA07 AA08 AA36 AA37 BA02 BA07 GA11 GA13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主としてアルミナからなる基材中に、
    W、Re及びMoからなる群から選ばれる少なくとも1
    種を主成分とし、残部がセラミック成分からなる抵抗発
    熱体が埋設されてなるセラミックヒーターの製造方法で
    あって、前記基材の原料粒子の平均粒径dは、3.0〜
    5.0μmで、前記原料粒子の粒径に関する標準偏差σ
    は、0.05〜0.5μmであり、かつ、前記原料粒子
    の比表面積A(m2 /g)から算出される理論平均粒径
    D(μm)との比(d/D)が、0.8〜1.2の範囲
    にあることを特徴とするセラミックヒーターの製造方
    法。ただし、上記理論平均粒径Dは、下記の計算式
    (1); D=6/A・ρ・・・・(1) (式中、ρは、密度(g/cm3 )である)により計算
    される値である。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004008466A1 (ja) * 2002-07-16 2004-01-22 Murata Manufacturing Co., Ltd. 負特性サーミスタの製造方法および負特性サーミスタ
WO2018191610A1 (en) * 2017-04-13 2018-10-18 Bradley Fixtures Corporation Ceramic heating element

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