JP2001267025A - 導通コネクタ - Google Patents

導通コネクタ

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JP2001267025A
JP2001267025A JP2000081189A JP2000081189A JP2001267025A JP 2001267025 A JP2001267025 A JP 2001267025A JP 2000081189 A JP2000081189 A JP 2000081189A JP 2000081189 A JP2000081189 A JP 2000081189A JP 2001267025 A JP2001267025 A JP 2001267025A
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JP
Japan
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connector
connection
conduction
bus bar
conductive
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JP2000081189A
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Masatomi Morita
昌富 森田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、導通コネクタに関し、回路などに
よる接続条件に応じて導通させる端子を変更可能にする
ことにより、予め準備する必要性を少なくして、電線間
の接続に伴う作業を容易化することを目的とする。 【解決手段】 電線Cを接続する複数のメス端子12を
内装する端子コネクタ11と、そのメス端子12に接続
可能なオス端子22を並列して導通部23により導通さ
せたバスバー24を内装するバスバーコネクタ21と、
を備えて、この端子コネクタ11およびバスバーコネク
タ21を嵌着させたとき、電線C間を導通して共通にす
る導電部23を、刃物部材31により切断して離隔状態
に変形可能にすることにより、その導通状態を遮断する
ことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導通コネクタに関
し、詳しくは、コネクタ内の接続端子間を導通させるも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気機器の間を電気的に接続
するワイヤーハーネスのうち、例えば、アースに接続す
る電線や共通の電気信号を用いる電線などは、各々を電
気機器の同一の端子に接続するのは不適当であるので、
電気機器の端子に接続するのは1つの電線のみで済むよ
うに、電線間の途中で導通を取るジョイントコネクタ
(導通コネクタ)を利用することが行われている。
【0003】この種のジョイントコネクタは、例えば、
図6に示すように、電線Cを接続する複数のメス端子2
を収納する端子コネクタ1と、このメス端子2に接続可
能に並列されている複数のオス端子(接続部)6の後端
側を共通にされた所謂、バスバー7を収納するバスバー
コネクタ5と、を準備して、コネクタ1、5を嵌め合わ
せることにより、メス端子2をバスバー7のオス端子6
に接続して電線C間の導通を取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のジョイントコネクタにあっては、バスバー7
によりメス端子2を導通させるため、同一のジョイント
コネクタ内のメス端子2を複数系統に振り分けようとす
ると、別個のバスバー7を収納するバスバーコネクタ5
を準備する必要がある。
【0005】また、収納するメス端子2の数を変えて極
数を適性にするには、その数に応じたバスバー7および
バスバーコネクタ5と共に端子コネクタ1も準備する必
要がある。
【0006】このため、接続パターンや接続極数毎に、
ジョイントコネクタが必要になって、管理が煩雑である
ことから、選択ミスが発生しやすくなる。この選択ミス
を防止するために、外装色を変える場合もあるが、その
色毎のコネクタが増加するという、問題があった。
【0007】そこで、本発明は、回路などによる接続条
件に応じて導通させる端子を変更可能にすることによ
り、予め準備する必要性を少なくして、電線間の接続に
伴う作業を容易化することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、電線に接続した複数の接続端子を内装する第
1コネクタに、第2コネクタを嵌着させることにより、
該第1コネクタ内の接続端子間を導通させる導通コネク
タであって、第2コネクタ内には、嵌着される第1コネ
クタ内の接続端子を接続される接続部を並列するととも
に、隣接する該接続部の間には互いの間を導通させる導
通部を設け、該導通部は、外部より差し込まれる絶縁部
材により離隔状態に変形されて隣接する接続部間の導通
を遮断可能に構成したことを特徴とするものである。
【0009】上記課題を解決する第2の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記導通部は、隣接する接続部
間に延在して構成され、該接続部間に入れられた切込
を、外部より差し込まれる絶縁部材により切断されて離
隔状態に変形され該接続部間の導通を遮断することを特
徴とするものである。
【0010】上記課題を解決する第3の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記導通部は、隣接する接続部
を互いに近接するように延長して該延長端部を圧接状態
にして構成され、該延長端部を、外部より差し込まれる
絶縁部材により圧接状態から離隔状態に変形されて該接
続部間の導通を遮断することを特徴とするものである。
【0011】上記課題を解決する第4の発明は、上記第
1から3のいずれかの発明の構成に加え、前記絶縁部材
を、導通部の変形状態を維持して接続部間の導通を遮断
する位置に保持するストッパを設けたことを特徴とする
ものである。
【0012】この発明では、第1、第2コネクタの嵌着
により接続端子を接続される接続部間の導電部のうち
の、導通させることを回避する接続端子間に対応する位
置に絶縁部材を差し込むことにより、例えば、切込に沿
って導通部を切断して離隔状態に変形させる、あるい
は、導通部の圧接状態にある端部間を離隔状態に変形さ
せるなどして、この導電部による接続部間の導通を遮断
することができる。そして、この絶縁部材は、その導通
部を変形させる位置にストッパやテープ巻き等により保
持することにより、接続部間の導通の遮断状態(絶縁状
態)を確実に維持することができる。
【0013】したがって、接続パターンや接続極数など
の接続条件に応じて、第1、第2コネクタの嵌着前、あ
るいは後に、絶縁部材を差し込むだけで、導通あるいは
絶縁させる接続端子を設定(変更)することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図4は本発明に係る導通コネクタの第1
実施形態を示す図である。
【0015】図1および図2において、10は端子コネ
クタ11およびバスバーコネクタ21からなるジョイン
トコネクタ(導通コネクタ)であり、ジョイントコネク
タ10は、端子コネクタ(第1コネクタ)11内に電線
Cを接続した複数のメス端子(接続端子)12を内装し
て並列させる一方、バスバーコネクタ(第2コネクタ)
21内には、そのメス端子12に接続可能な板形状に形
成されたオス端子(接続部)22を並列させるととも
に、このオス端子22の基端部側を導通させて共通にな
るように導通部23により連結する所謂、バスバー24
を内装されている。
【0016】したがって、このジョイントコネクタ10
は、端子コネクタ11をバスバーコネクタ21の嵌入口
21aから差し込んで嵌着連結させることにより、バス
バー24のオス端子22に接続したメス端子12間を、
すなわち、電線C間をバスバー24の導通部23により
導通させることができる。
【0017】このバスバー24の導通部23は、鉛など
のようにやわらかい導電材料により構成して、オス端子
22間を導通させるようになっており、図3に示すよう
に、オス端子22間の中間部には、上下面を切り欠いた
切断用溝23aを刻設されるとともに、その切断用溝2
3aの中心を穿孔(切欠)して切断用孔23bを形成さ
れている。
【0018】また、このバスバー24を内装するバスバ
ーコネクタ21は、嵌入口21aと同様に背面側も刃物
部材31を差込可能に開口しており、内部に差し込まれ
るメス端子12や絶縁物により作製した図4(b)に示
す刃物部材31により移動しないようにバスバー24を
固持するようになっている。
【0019】したがって、このバスバー24の導通部2
3は、図4に示すように、切断用孔23bを中心にし
て、切断用溝23aに刃物部材31の刃部31aの先端
を合わせて差し込むことにより、容易に切断して互いに
離隔する方向に変形させることができ、隣接するオス端
子22間の導通を遮断することができる。
【0020】また、バスバーコネクタ21は、嵌入口2
1aでは端子コネクタ11の外装によりメス端子12を
案内するのに対して、図4(b)に示すように、その背
面口21bでは、刃物部材31の刃部31aの両面側を
リブ21cで案内するようになっており、この背面口2
1bの端部21dは、刃物部材31の押さえることがで
きるように形成されている平面部31bの前側斜面31
cにより拡開された後に弾性復帰して、その平面部31
bの背面側を係合ロックするようにストッパ形状に形成
されている。
【0021】したがって、刃物部材31は、バスバー2
4の導通部23を切断して導通を遮断した後に、不用意
に脱落してしまうことがない。
【0022】このように本実施形態においては、ジョイ
ントコネクタ10は、端子コネクタ11内のメス端子1
2に接続する電線Cを導通させるか否かに応じて、嵌着
前あるいは嵌着後に、バスバーコネクタ21の背面口2
1bからオス端子22間の導通部23の任意の個所に刃
物部材31を差し込むだけで、そのオス端子22間の導
通を遮断して絶縁状態に維持することができる。
【0023】したがって、電線Cにより構築する回路の
接続パターンや接続極数などの接続条件に応じて刃物部
材31を差し込むだけで、バスバー24による導通・絶
縁の設定を変更することができ、接続条件毎のジョイン
トコネクタを予め準備する必要をなくして、電線C間の
導通接続を容易にすることができる。
【0024】次に、図5は本発明に係る導通コネクタの
第2実施形態を示す図である。なお、本実施形態では、
上述実施形態と略同様に構成されているので、同様な構
成には同一の符号を付して特徴部分を説明する。
【0025】図5において、バスバーコネクタ21は、
個々に分割した状態で弾性力を有する導電材料により作
製したオス端子22を並列させてバスバー44を構築さ
れており、このバスバー44は、オス端子22の基端部
側を互いの間隔よりも長めに延長した導通部43を形成
して、バスバーコネクタ21内に内装したときに、導通
部43の端部が互いに圧接して導通するように設定され
ている。
【0026】したがって、このバスバー44の導通部4
3は、バスバーコネクタ21の背面口21bから刃物部
材31を差し込むことにより、端部間を押し広げられて
圧接状態から離隔状態に変形され、隣接するオス端子2
2間の導通を遮断することができる。
【0027】このように本実施形態においては、上述す
る実施形態と同様の作用効果に加えて、バスバー44は
導通部43の弾性力により圧接状態を維持して導通を得
ることができるので、容易に作製することができ、その
導通状態を容易に遮断することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、接続端子を接続する接
続部間の任意の位置に、絶縁部材を差し込むだけで、こ
の接続部間の導通部を変形させ導通を遮断することがで
き、この絶縁部材はその位置に保持することにより、そ
の接続部間の絶縁状態を確実に維持することができる。
【0029】したがって、回路などの設計条件に応じて
接続部間に絶縁部材を差し込んで、接続端子間の導通・
絶縁を任意に設定・変更することができ、接続パターン
や接続極数などの接続条件毎に予め準備する必要をなく
して、電線間の接続を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る導通コネクタの第1実施形態を示
す図であり、その外観を示す斜視図である。
【図2】その内部構成を示す透視平面図である。
【図3】その要部構成を示す図であり、(a)はその一
部拡大平面図、(b)はその一部拡大側面図である。
【図4】その要部の使用状態を示す図であり、(a)は
その一部拡大平面図、(b)はその一部拡大側面図であ
る。
【図5】本発明に係る導通コネクタの第2実施形態を示
す図であり、その要部の使用状態を示す一部拡大平面図
である。
【図6】その従来技術を示す透視平面図である。
【符号の説明】
10 ジョイントコネクタ 11 端子コネクタ 12 メス端子 21 バスバーコネクタ 21a 嵌入口 21b 背面口 21c リブ 21d 端部 22 オス端子 23、43 導通部 23a 切断用溝 23b 切断用孔 24、44 バスバー 31 刃物部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線に接続した複数の接続端子を内装する
    第1コネクタに、第2コネクタを嵌着させることによ
    り、該第1コネクタ内の接続端子間を導通させる導通コ
    ネクタであって、 第2コネクタ内には、嵌着される第1コネクタ内の接続
    端子を接続される接続部を並列するとともに、隣接する
    該接続部の間には互いの間を導通させる導通部を設け、 該導通部は、外部より差し込まれる絶縁部材により離隔
    状態に変形されて隣接する接続部間の導通を遮断可能に
    構成したことを特徴とする導通コネクタ。
  2. 【請求項2】前記導通部は、隣接する接続部間に延在し
    て構成され、該接続部間に入れられた切込を、外部より
    差し込まれる絶縁部材により切断されて離隔状態に変形
    され該接続部間の導通を遮断することを特徴とする請求
    項1に記載の導通コネクタ。
  3. 【請求項3】前記導通部は、隣接する接続部を互いに近
    接するように延長して該延長端部を圧接状態にして構成
    され、該延長端部を、外部より差し込まれる絶縁部材に
    より圧接状態から離隔状態に変形されて該接続部間の導
    通を遮断することを特徴とする請求項1に記載の導通コ
    ネクタ。
  4. 【請求項4】前記絶縁部材を、導通部の変形状態を維持
    して接続部間の導通を遮断する位置に保持するストッパ
    を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の導通コネクタ。
JP2000081189A 2000-03-23 2000-03-23 導通コネクタ Pending JP2001267025A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524411A (ja) * 2010-03-25 2013-06-17 矢崎総業株式会社 ジョイントコネクタ及びジョイントコネクタにおけるバスバーパターン識別方法
KR101540112B1 (ko) * 2015-04-09 2015-07-30 주식회사 와이앤제이이앤씨 구간 배전선로 차단 장치

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