JP2001263147A - エンジンの停止判定装置および再始動装置 - Google Patents

エンジンの停止判定装置および再始動装置

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JP2001263147A JP2000078487A JP2000078487A JP2001263147A JP 2001263147 A JP2001263147 A JP 2001263147A JP 2000078487 A JP2000078487 A JP 2000078487A JP 2000078487 A JP2000078487 A JP 2000078487A JP 2001263147 A JP2001263147 A JP 2001263147A
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鉄也 岩崎
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淳 射落
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイブリッド車など運転状態に応じてエンジ
ンの自動停止と再始動とを行う車両において、エンジン
の停止を的確に判定し、かつその後の再始動の確実性を
高める。 【解決手段】 エンジン停止指令後、エンジン再始動要
求発生時のエンジン回転速度が基準値NTPNG#未満であ
るときには始動時に固有の燃料噴射量、点火時期等の始
動時パラメータの設定を行う。これにより、低回転で吸
気量の計量が正確に行えない条件下での始動に必要なパ
ラメータ設定を速やかに実施してその後の再始動に備え
ることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの停止判
定装置および再始動装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】環境および燃費対策と
して車両停止時にエンジンを自動停止させるようにした
車両が知られている(特開平9−209790号参
照)。こうしたエンジン自動停止車両では、ブレーキの
解除やアクセルペダルの踏み込み操作によりエンジンを
再始動させて発進に備えるようにしている。ところで、
エンジン再始動時には吸気量を正確に計量できないこと
や吸気管壁に付着した壁流燃料の影響を考慮して、エン
ジン制御系に通常運転時とは異なる始動時に固有のパラ
メータ、例えば燃料噴射弁の開弁パルス幅や点火時期、
吸排気弁タイミング等を設定する必要がある。
【0003】しかしながら、従来の停止判定または再始
動装置では、例えばクランク角センサのレファレンス信
号(基準位置信号)の入力から一定時間内に次のレファ
レンス信号が入力しなかったときにエンジン停止と判定
するようにしていたことから必ずしも的確な停止判定が
できず、このため再始動性が悪化するという問題があっ
た。すなわち、クランク角センサでは、エンジン停止直
前の揺り戻し(クランク軸の一時的な逆転)のときにレ
ファレンス信号を発生した場合にこれを正転時の信号と
区別できないため、エンジンはすでに停止しつつあるに
もかかわらず、その時点からさらに一定時間を経過しな
いとエンジン停止と判定できない。この遅れの間は、エ
ンジン停止に伴う種々の処理、例えば上述した始動時パ
ラメータの設定を事前に行うことができず、したがって
この間にアクセルペダルの踏み込み等による再始動要求
があった場合には失火等によりエンジンの再始動性能が
損なわれるおそれが生じる。
【0004】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、エンジンの停止を速やかに判定することが
できる停止判定装置を提供することを目的としている。
また、本発明はエンジン停止を的確に判定して常に良好
な再始動性能が得られるエンジン再始動装置を提供する
ことをも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、エンジン
クランク軸の回転方向を検出する回転方向検出手段と、
この回転方向検出手段からの信号に基づき、エンジンの
逆転を検出したときにエンジン停止と判定するエンジン
停止判定手段とを備えたエンジンの停止判定装置であ
る。
【0006】第2の発明は、前記エンジン停止判定手段
を、エンジンクランク角センサからのレファレンス信号
の入力に基づいて経過時間の計時を開始し、以後レファ
レンス信号が再入力することなく所定時間が経過したと
きにエンジン停止と判定するように構成する。
【0007】第3の発明は、エンジンクランク角センサ
からのレファレンス信号の入力に基づいて経過時間の計
時を開始し、以後レファレンス信号が再入力することな
く所定時間が経過したときにエンジン停止と判定するエ
ンジンの停止判定装置において、エンジンクランク軸の
回転方向を検出する回転方向検出手段と、この回転方向
検出手段からの信号に基づき、エンジンの逆転を検出し
たときはレファレンス信号の再入力にかかわらず経過時
間の計時を続行するように構成したエンジンの停止判定
装置である。
【0008】第4の発明は、運転状態に応じてエンジン
の停止または再始動を指令する停止・再始動制御手段
と、エンジンクランク角センサからのレファレンス信号
の入力に基づいて経過時間の計時を開始し、以後レファ
レンス信号が再入力することなく所定時間が経過したと
きにエンジン停止と判定するエンジン停止判定手段とを
備えたエンジン自動停止再始動車両において、前記エン
ジン停止判定時に、エンジン制御系に始動時パラメータ
を設定させるべく指令する始動時パラメータ設定指令手
段と、エンジンクランク軸の回転方向を検出する回転方
向検出手段とを設けると共に、前記エンジン停止判定手
段を、前記回転方向検出手段からの信号に基づき、エン
ジンの逆転を検出したときはレファレンス信号の再入力
にかかわらず経過時間の計時を続行するように構成した
エンジンの再始動装置である。
【0009】第5の発明は、前記第4の発明のエンジン
自動停止再始動車両を、エンジンの始動クランキングま
たは発電を行う第1の回転電機と、車両の駆動を行う第
2の回転電機と、車両運転状態に応じて前記各回転電機
の作動状態を制御する制御回路とを備えたハイブリッド
車両として構成すると共に、されると共に、前記回転方
向検出手段を、前記第1の回転電機の回転方向に基づい
てエンジンの逆転を検出するように構成する。
【0010】第6の発明は、前記第5の発明の回転方向
検出手段を、前記第1の回転電機に設けられたレゾルバ
で構成する。
【0011】第7の発明は、運転状態に応じてエンジン
の停止または再始動を指令する停止・再始動制御手段を
備えたエンジン自動停止再始動車両において、エンジン
回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記回転速度
と停止・再始動制御手段からの指令に基づき、エンジン
停止指令後であってかつ再始動指令があったときのエン
ジン回転速度が基準値よりも低いときにエンジン停止と
判定するエンジン停止判定手段と、前記エンジン停止判
定時に、エンジン制御系に始動時パラメータを設定させ
るべく指令する始動時パラメータ設定指令手段とを備え
たエンジンの再始動装置である。
【0012】第8の発明は、前記第7の発明のエンジン
停止判定手段を、エンジンクランク軸の回転方向を検出
する回転方向検出手段を備え、該回転方向検出手段から
の信号に基づき、エンジンの逆転を検出したときはエン
ジン回転速度が基準値よりも低下したと判定するように
構成する。
【0013】第9の発明は、前記第7の発明の始動時パ
ラメータ設定指令手段を、エンジンクランク角センサか
らのレファレンス信号の入力に基づいて経過時間の計時
を開始し、以後レファレンス信号が再入力することなく
所定時間が経過したときには、前記エンジン停止判定手
段からの停止判定結果にかかわらずエンジン制御系に始
動時パラメータ設定指令を出力するように構成する。
【0014】
【作用・効果】第1の発明において、エンジン停止時に
揺り戻しによるクランク軸の逆転が起きると、エンジン
停止判定手段によりエンジン停止の判定が行われる。し
たがってクランク角センサのレファレンス信号のみによ
る場合のような判定までの遅延時間を生じることがな
く、実際のエンジン停止に応じて速やかに停止判定を行
うことができる。この第1の発明は他の停止判定手段と
組み合わせて適用することができ、例えば第2の発明と
して示したように、エンジンクランク角センサからのレ
ファレンス信号の入力に基づいて経過時間の計時を開始
し、以後レファレンス信号が再入力することなく所定時
間が経過したときにエンジン停止と判定する機能を併有
したものとすることができる。この場合にはもしエンジ
ン停止時に揺り戻しが起こらなければ経過時間によって
停止判定が行われることになる。揺り戻しがなければレ
ファレンス信号による誤判定は起きないので、判定まで
の時間が無用に長くなるようなことはない。
【0015】第3の発明では、レファレンス信号の入力
により計時を開始したのちに、揺り戻しによるクランク
軸の逆転に伴いレファレンス信号が再度入力するような
ことがあっても、この逆転時のレファレンス信号の入力
にかかわらず停止判定のための計時は続行されるので、
揺り戻し時のレファレンス信号入力によって停止判定ま
での時間が延びてしまうようなことが無く、所期の経過
時間に基づき的確に停止判定を行うことができる。
【0016】第4の発明では、停止時のエンジンの揺り
戻しの有無に関わらず、所期の経過時間設定に基づいて
エンジン停止が判定されると共に、このエンジン停止判
定時には燃料噴射量や点火時期等を制御するエンジン制
御系へと始動時パラメータの設定指令がなされる。した
がって、エンジン自動停止再始動車両において、エンジ
ン停止後の再始動要求に対して制御パラメータを的確に
設定して、再始動時に常に良好なエンジン始動性を発揮
させることができる。
【0017】前記のエンジン自動停止再始動車両として
は、第5の発明として示したようなハイブリッド車両を
適用することができ、この場合にはエンジンと連動する
第1の回転電機の回転方向からエンジン停止時の揺り戻
しによる逆転を検出することができる。この場合の回転
方向の検出は、第1の回転電機の構造によってはその端
子電流を検出することで可能であるが、その他には例え
ば第6の発明として示したように、第1の回転電機に設
けられたレゾルバを介して行うこともできる。
【0018】第7の発明によれば、エンジン停止指令後
であってかつ再始動指令があったときのエンジン回転速
度が基準値よりも低いときにエンジン停止と判定される
と共に、この判定結果に基づき、エンジン制御系に始動
時パラメータの設定指令がなされる。エンジンの停止指
令後に回転速度が十分に低下すれば、エンジン停止と判
定して再始動のための始動時パラメータを設定してさし
つかえなく、これにより再始動時のパラメータ設定をよ
り速やかに処理して、より確実な再始動性能を確保する
ことができる。また、このように停止後の再始動指令を
条件として始動時パラメータを設定するように構成した
ことから、エンジン運転中に制御のオーバシュート等に
原因して一時的に回転速度が基準値よりも低下したよう
な場合に、誤って始動時パラメータを設定してしまうよ
うなことがない。
【0019】第7の発明のエンジン停止判定手段は、第
8の発明として示したように、エンジンクランク軸の回
転方向を検出する回転方向検出手段を備え、該回転方向
検出手段からの信号に基づき、エンジンの逆転を検出し
たときはエンジン回転速度が基準値よりも低下したと判
定するように構成することもできる。
【0020】前記第7の発明においても、第9の発明と
して示したように、クランク角センサのレファレンス信
号を基準とした経過時間設定によりエンジン停止と判定
する機能を併有させて停止判定の確実性を高めることが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明をハイブリッド車両
に適用した実施形態につき図面に基づいて説明する。図
1において、このハイブリッド車両のパワートレイン
は、モータ1、エンジン2、電磁クラッチ3、モータ
4、無段変速機5、減速装置6、差動装置7および駆動
輪8から構成される。モータ1の出力軸、エンジン2の
出力軸およびクラッチ3の入力軸は互いに連結されてい
る。前記モータ1とモータ4がそれぞれ上記発明の第1
の回転電機、第2の回転電機に相当する。
【0022】モータ1とエンジン2は所定の回転比を有
する減速装置(図示せず)を介して相互駆動可能に連結
されており、またクラッチ3の出力軸、モータ4の出力
軸および無段変速機5の入力軸は互いに連結されてい
る。
【0023】クラッチ3締結時はエンジン2とモータ4
が車両の推進源となり、クラッチ3開放時はモータ4の
みが車両の推進源となる。エンジン2またはモータ4の
駆動力は、無段変速機5、減速装置6および差動装置7
を介して駆動輪8へ伝達される。無段変速機5には油圧
装置9から圧油が供給され、ベルトのクランプと潤滑が
なされる。
【0024】モータ1は主としてエンジン始動と発電に
用いられ、モータ4は主として車両の力行と減速時の回
生運転に用いられる。また、モータ10は油圧装置9の
オイルポンプ駆動用である。ただしクラッチ3締結時に
は、モータ1を車両の力行と制動に用いることもでき、
モータ4をエンジン始動や発電に用いることもできる。
【0025】モータ1,4,10はそれぞれ、インバー
タ11,12,13により駆動される。インバータ11
〜13は共通のDCリンク14を介して強電バッテリ1
5に接続されており、強電バッテリ15の直流電力を交
流電力に変換してモータ1,4,10へ供給するととも
に、モータ1,4の交流発電電力を直流電力に変換して
強電バッテリ15を充電する。なお、インバータ11〜
13は互いにDCリンク14を介して接続されているの
で、回生運転中のモータにより発電された電力を強電バ
ッテリ15を介さずに直接、力行運転中のモータへ供給
することもできる。
【0026】16は本発明の制御系の各手段の機能を備
えたコントローラであり、マイクロコンピュータとその
周辺装置や各種アクチュエータなどを備え、クラッチ3
の伝達トルク、モータ1,4,10の回転数や出力トル
ク、無段変速機5の変速比、エンジン2の燃料噴射量・
噴射時期、点火時期、可変エンジンマウント(後述)の
減衰特性などを制御する。このコントローラ16には低
圧の補助バッテリ33から電源が供給される。
【0027】コントローラ16には、図2に示すよう
に、キースイッチ20、セレクトレバースイッチ21、
アクセルペダルセンサ22、ブレーキスイッチ23、車
速センサ24、バッテリ温度センサ25、バッテリSO
C検出装置26、クランク角センサ27、スロットル開
度センサ28、レゾルバ29が接続される。
【0028】アクセルペダルセンサ22はアクセルペダ
ルの踏み込み量を検出し、ブレーキスイッチ23はブレ
ーキペダルの踏み込み状態を検出する。車速センサ24
は車両の走行速度を検出し、バッテリ温度センサ25は
強電バッテリ15の温度を検出する。バッテリSOC検
出装置26は強電バッテリ15の実容量の代表値である
SOC(State Of Charge)を検出する。クランク角セ
ンサ27はエンジン2の回転速度を検出し、スロットル
開度センサ28はエンジン2のスロットルバルブ開度を
検出する。レゾルバ29はモータ1の回転角度や磁極位
置等を検出する機能を有する回転センサの一種であり、
その巻線出力からエンジン2の回転方向を知ることがで
きる。
【0029】コントローラ16にはさらに、エンジン2
の燃料噴射装置30、点火装置31などが接続される。
コントローラ16は、燃料噴射装置30を制御してエン
ジン2への燃料の供給と停止および燃料噴射量・噴射時
期を調節するとともに、点火装置31を駆動してエンジ
ン2の点火時期制御を行う。また、このコントローラ1
6は、車両運転状態に応じて予め定められた条件下でエ
ンジン2の停止と再始動を制御する機能を有し、この場
合前記燃料噴射装置30による燃料供給を終了させるこ
とによりエンジン2を停止させ、停止状態となったエン
ジン2を再始動させるときにはモータ1により始動クラ
ンキングを行うと共に燃料噴射装置30に燃料供給を再
開させる。前記再始動時には予め設定された始動時に固
有の燃料噴射量、点火時期等のパラメータを適用する。
【0030】以上は本発明が適用可能なハイブリッド車
両の基本的な構成例を示したものであり、本発明では例
えばこのような車両において、エンジンの停止判定と、
上述した再始動時のパラメータ設定とを的確に行うこと
を目的としている。以下にこのためのコントローラ16
の制御内容の実施形態につき図面を参照しながら説明す
る。
【0031】図3は、エンジン停止指令からその後の再
始動に備えた始動時パラメータの設定に至るまでの制御
の概要を示した流れ図であり、この制御はハイブリッド
車両の総合的な制御の一環として周期的に繰り返し実行
される。また、図4は前記制御の様子を示すタイムチャ
ートである。
【0032】この制御はコントローラ16内にてエンジ
ン停止指令をトリガとして開始され、まず上述したスイ
ッチまたはセンサ類からの信号に基づいて各種エンジン
ン運転パラメータを読み込む(ステップ301)。次い
で、前記ステップで読み込んだレゾルバ29の回転速度
をプーリ比で除してエンジン回転速度への換算値NEMBを
算出する(ステップ302)。前記のプーリ比とはエン
ジン2とモータ1との間の回転伝達のためのプーリによ
る減速装置の回転比であり、ここでは通常のエンジン回
転制御との整合を図るために前記換算処理を行っている
が、本制御に限ればレゾルバ29の回転速度をそのまま
用いてこれを実行することも可能である。
【0033】次に、クランク角センサ27からのレファ
レンス信号(以下、REF信号という。)の有無を判断
し、REF信号入力が有った場合には、次に前記回転速度N
EMBを判定し、このときNEMB≧0であればエンジン正転
中かつ停止には至っていない状態であるとして、エンジ
ン停止判定のためのダウンカウントタイマを初期化する
と共にエンジン停止の有無を表すフラグfENSTを0とす
る(ステップ309,310,311)。前記フラグfE
NSTは0のときエンジン未停止、1のとき停止を表す。
一方、前記ステップ303においてREF信号入力が無い
ときには前記タイマの減算処理を行なう(ステップ30
3,304)。前記処理により、エンジン停止指令後の
最初のREF信号の入力によりエンジン停止判定のための
タイマの減算処理が開始される。その後再度REF信号が
入力すればタイマが初期化されるのでそれまでの減算結
果は無効となり、新たに減算処理が開始されることにな
る。
【0034】ただし、前記ステップ309の判断におい
て回転速度NEMBが0未満である場合には、これはエンジ
ン停止後の揺り戻しが起きており、エンジン停止への移
行中であることを示しているので、このときはステップ
304の処理に移行してタイマの減算を継続する。前記
ステップ304のタイマ処理の結果、経過時間が予め定
めた基準値、例えば1.5secを超えた場合には、フラ
グfENSTを参照し、fENST=0であればこれを1にセットし
てからその後のエンジン再始動に備えた始動時パラメー
タの設定処理を行う(ステップ306,307,30
8)。前記fENSTの参照時にこれが1であった場合には
前記処理によりすでに始動時パラメータの設定は行なっ
ているので、始動時パラメータ設定の処理を迂回する。
図4において、前記の処理に基づき、例えばa点でREF信
号入力があり、その後1.5sec経過しても次のREF信号
が入力しない場合にはb点にてエンジン停止と判定さ
れ、始動時パラメータの設定が行われることになる。
【0035】一方、前記ステップ304にてエンジン未
停止、すなわちREF信号入力からタイマによる設定時間
が経過していないと判断した場合には、次に前回の制御
ループにてエンジン停止指令が発せられており、かつ今
回の制御ループではエンジン再始動指令が発せられてお
り、かつ回転速度NEMBが基準値NTPNG#未満であること
を条件として始動時パラメータの設定を行う(ステップ
305)。これにより、低回転で吸気量計量が正確に行
えない条件下での始動に必要な燃料噴射量等のパラメー
タ設定を実施してその後の再始動に備えることが可能と
なる。図4において、a点での最後のREF信号入力から
通常は前述したように経過時間によってエンジン停止が
判定されるが、前記の条件を満たした場合にはそれ以前
の例えばc点にて再始動のための始動時パラメータの設
定がなされ、このためより速やかな再始動が可能とな
る。これに対して、前記ステップ305の判断にて前記
何れかの条件が満たされていない場合には、これは通常
のエンジン制御が可能であると判断される場合であるの
で、始動時パラメータ設定を行わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能なハイブリッド車両の機械的
構成例の概略構成図。
【図2】上記ハイブリッド車両の制御系の概略構成図。
【図3】本発明による制御の一実施形態を示す流れ図。
【図4】上記制御の様子を示すタイムチャート。
【符号の説明】
1 モータ(回転電機) 2 エンジン 3 パウダークラッチ 4 モータ(回転電機) 5 無段変速機 9 油圧装置 10 油圧発生用モータ 15 バッテリ 16 コントローラ 19 DC/DCコンバータ 20 キースイッチ 21 セレクトレバースイッチ 22 アクセルペダルセンサ 23 ブレーキスイッチ 24 車速センサ 25 バッテリ温度センサ 26 バッテリSOC検出装置 27 クランク角センサ 28 スロットル開度センサ 29 レゾルバ
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 BA13 BA15 BA17 CA01 CA07 DA09 DA27 EA07 EA11 EC02 FA03 FA06 FA10 FA33 FA36 FA38 3G092 AC02 BA09 BB01 BB06 EA10 EA17 FA32 FB06 GA01 GA20 HA06Z HB01X HB02X HC09X HE01Z HE03Z HE04Z HF02Z HF08Z HF12Z HF19Z HF21Z HF26Z 3G093 AA06 AA07 BA27 CA02 DA01 DA06 DA07 DA12 DB05 DB09 DB15 DB19 DB23 EA05 EA13 EB00 EC02 FA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンクランク軸の回転方向を検出する
    回転方向検出手段と、この回転方向検出手段からの信号
    に基づき、エンジンの逆転を検出したときにエンジン停
    止と判定するエンジン停止判定手段とを備えたエンジン
    の停止判定装置。
  2. 【請求項2】前記エンジン停止判定手段は、エンジンク
    ランク角センサからのレファレンス信号の入力に基づい
    て経過時間の計時を開始し、以後レファレンス信号が再
    入力することなく所定時間が経過したときにエンジン停
    止と判定する請求項1に記載のエンジンの停止判定装
    置。
  3. 【請求項3】エンジンクランク角センサからのレファレ
    ンス信号の入力に基づいて経過時間の計時を開始し、以
    後レファレンス信号が再入力することなく所定時間が経
    過したときにエンジン停止と判定するエンジンの停止判
    定装置において、 エンジンクランク軸の回転方向を検出する回転方向検出
    手段と、この回転方向検出手段からの信号に基づき、エ
    ンジンの逆転を検出したときはレファレンス信号の再入
    力にかかわらず経過時間の計時を続行するようにしたエ
    ンジンの停止判定装置。
  4. 【請求項4】運転状態に応じてエンジンの停止または再
    始動を指令する停止・再始動制御手段と、エンジンクラ
    ンク角センサからのレファレンス信号の入力に基づいて
    経過時間の計時を開始し、以後レファレンス信号が再入
    力することなく所定時間が経過したときにエンジン停止
    と判定するエンジン停止判定手段とを備えたエンジン自
    動停止再始動車両において、 前記エンジン停止判定時に、エンジン制御系に始動時パ
    ラメータを設定させるべく指令する始動時パラメータ設
    定指令手段と、エンジンクランク軸の回転方向を検出す
    る回転方向検出手段とを設けると共に、前記エンジン停
    止判定手段を、前記回転方向検出手段からの信号に基づ
    き、エンジンの逆転を検出したときはレファレンス信号
    の再入力にかかわらず経過時間の計時を続行するように
    構成したエンジンの再始動装置。
  5. 【請求項5】前記エンジン自動停止再始動車両は、エン
    ジンの始動クランキングまたは発電を行う第1の回転電
    機と、車両の駆動を行う第2の回転電機と、車両運転状
    態に応じて前記各回転電機の作動状態を制御する制御回
    路とを備えたハイブリッド車両として構成されると共
    に、 前記回転方向検出手段は、前記第1の回転電機の回転方
    向に基づいてエンジンの逆転を検出するように構成され
    る請求項4に記載のエンジンの再始動装置。
  6. 【請求項6】前記回転方向検出手段は、前記第1の回転
    電機に設けられたレゾルバである請求項5に記載のエン
    ジンの再始動装置。
  7. 【請求項7】運転状態に応じてエンジンの停止または再
    始動を指令する停止・再始動制御手段を備えたエンジン
    自動停止再始動車両において、 エンジン回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記
    回転速度と停止・再始動制御手段からの指令に基づき、
    エンジン停止指令後であってかつ再始動指令があったと
    きのエンジン回転速度が基準値よりも低いときにエンジ
    ン停止と判定するエンジン停止判定手段と、前記エンジ
    ン停止判定時に、エンジン制御系に始動時パラメータを
    設定させるべく指令する始動時パラメータ設定指令手段
    とを備えたエンジンの再始動装置。
  8. 【請求項8】前記エンジン停止判定手段は、エンジンク
    ランク軸の回転方向を検出する回転方向検出手段を備
    え、該回転方向検出手段からの信号に基づき、エンジン
    の逆転を検出したときはエンジン回転速度が基準値より
    も低下したと判定する請求項7に記載のエンジンの再始
    動装置。
  9. 【請求項9】前記始動時パラメータ設定指令手段は、エ
    ンジンクランク角センサからのレファレンス信号の入力
    に基づいて経過時間の計時を開始し、以後レファレンス
    信号が再入力することなく所定時間が経過したときに
    は、前記エンジン停止判定手段からの停止判定結果にか
    かわらずエンジン制御系に始動時パラメータ設定指令を
    出力する請求項7に記載のエンジンの再始動装置。
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