JP2001256727A - 番組信号記録装置及び番組信号記録方法 - Google Patents

番組信号記録装置及び番組信号記録方法

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JP2001256727A
JP2001256727A JP2000072076A JP2000072076A JP2001256727A JP 2001256727 A JP2001256727 A JP 2001256727A JP 2000072076 A JP2000072076 A JP 2000072076A JP 2000072076 A JP2000072076 A JP 2000072076A JP 2001256727 A JP2001256727 A JP 2001256727A
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康二 鈴木
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の空き容量が充分でない状態で番組
信号を録画するする際に、番組全体にわたり記録画質が
劣化するのを防ぐ。 【解決手段】 シーン情報検出部1は入来する番組信号
の付加情報に基づき、入来している番組信号がコマーシ
ャル部分であるのか、ハイライト部分であるのか、番組
本体部分であるのかを検出する。シーン割合設定部2か
ら演算部4には、番組の各部分の割合を示す情報が出力
され、演算部4は、記録媒体8の空き容量、番組放送継
続時間、シーン割合設定部2からの割合情報等に基づき
各部分の記録ビットレートを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入来する番組信号
を記録する番組信号記録装置及び番組信号記録方法に関
し、特に記録容量の限られる記録媒体上に番組信号を効
率良く記録する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送等の番組信号を記録す
る記録装置として、ビデオテープレコーダが広く普及し
ている。このビデオテープレコーダには、通常、標準モ
ードと長時間モード等、複数の記録モードが搭載され、
同一磁気テープを使用時した場合でもその記録モードに
応じて番組信号の記録画質と記録時間とが変化する。つ
まり、標準モードで記録すれば高画質の記録が可能であ
るが番組の記録時間が短くなり、長時間モードで記録す
れば画質は低下するものの番組の記録時間が長くなる。
【0003】そして、このようなビデオテープレコーダの中
には、録画予約で番組を録画する際、録画予約される番
組の時間と磁気テープの残り記録時間とに応じて、番組
の録画途中で録画モードを標準モードから長時間モード
に切り替え、番組全体を磁気テープに記録すると共に、
番組のより多くの時間を高画質で記録しようとする機能
を搭載するものがある。
【0004】また、近年、HDD等の磁気ディスク、あるい
はDVD等の光ディスクなどを用いた番組信号の記録装
置が開発され、製品化されつつある。その一例として、
特開平9−93562号公報には、ディスク記録媒体を
用いて予約番組を録画する際、記録媒体の記録容量と予
約番組の時間とから番組信号のエンコードレートを設定
することにより、番組信号全体を記録媒体上に記録でき
るようにする技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
記録装置では、番組信号の内容とは無関係に記録モード
あるいはエンコードレートが設定されるため、例えば記
録媒体の記録容量が充分でない場合には、番組全体にわ
たり記録画質が低下し、例えば、番組の始まりから終わ
りまでの間に重要な部分と重要でない部分とが存在する
場合でも、その区別なく記録画質が設定されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】以上の課題を解決するために、本発明に係る番
組信号記録装置は、入来する番組信号の内容に応じて、
前記番組信号を複数の番組構成部分に識別する識別手段
と、前記入来する番組信号の記録に必要な記録容量と、
番組信号の記録のために使用できる記録媒体上の空き容
量とを比較して、その比較結果に応じて前記複数の番組
構成部分における各番組構成部分に対して、記録ビット
レートを設定するビットレート設定手段と、前記入来す
る番組信号を前記ビットレート設定手段にて設定される
記録ビットレートにて出力するビットレート変換手段と
を備え、前記ビットレート設定手段は、前記入来する番
組信号の記録に必要な記録容量が前記記録媒体上の空き
容量を超えている場合に、前記複数の番組構成部分にお
ける少なくとも一の番組構成部分の記録ビットレートを
他の番組構成部分に比して低下させることにより、前記
入来する番組信号の記録に必要な記録容量を前記記録媒
体上の空き容量以下とすることを特徴とするものであ
る。
【0008】また、前記識別手段は、前記入来する番組信号
に付加されている番組の各構成部分を示す付加情報に基
づき前記複数の番組構成部分を識別することを特徴とす
るものである。
【0009】また、前記ビットレート設定手段は、前記記録
ビットレートを前記入来する番組信号のビットレート以
下に設定することを特徴とするものである。
【0010】また、前記ビットレート設定手段は、前記入来
する番組信号に付加されている番組の各構成部分の割合
を示す情報と、番組の放送継続時間とに基づき前記各構
成部分の記録ビットレートを設定することを特徴とする
ものである。
【0011】本発明に係る番組信号記録方法は、入来する番
組信号の内容に応じて、前記番組信号を複数の番組構成
部分に識別し、前記入来する番組信号の記録に必要な記
録容量と、番組信号の記録のために使用できる記録媒体
上の空き容量との比較結果に応じて前記複数の番組構成
部分における各番組構成部分の記録ビットレートを設定
して、前記番組信号を設定された記録ビットレートにて
記録する番組信号記録方法であり、前記入来する番組信
号の記録に必要な記録容量が前記記録媒体上の空き容量
を超えている場合に、前記複数の番組構成部分における
少なくとも一の番組構成部分の記録ビットレートを他の
番組構成部分に比して低下させることにより、前記入来
する番組信号の記録に必要な記録容量を前記記録媒体上
の空き容量以下とすることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例に係る番組
信号記録装置を説明するためのブロック図であり、ここ
では、MPEGトランスポートストリーム等の形態で入
来するディジタル映像信号を記録するものとする。
【0013】同図において、1は入来するディジタル映像信
号がコマーシャル部分であるか、番組のタイトルやエン
ディング部分であるか、あるいは番組本体部分であるか
をディジタル映像信号に付加されている付加情報に基づ
き判別し、また、番組本体部分である場合には、更に番
組本体におけるハイライト部分であるか等を判別するシ
ーン情報検出部である。
【0014】また、2は付加情報に基づき番組の各シーンを
判別すると共に、番組全体の占める各シーンの割合の情
報がディジタル映像信号と共に伝送される場合にはこの
割合情報を取得し、更に、付加情報に基づき番組の各シ
ーンの割合を集計する機能を有するシーン割合設定部、
3はシーン割合設定部2における集計結果を保持するメ
モリである。
【0015】また、4はシーン割合設定部2からの割合情報
と記録媒体の空き容量とに基づき、記録ビットレートを
演算する演算部、5はディジタル映像信号が入来し、こ
れをシーン情報検出部1からの判別情報と演算部4から
のビットレート情報とに基づき適切なビットレートに変
換して出力するデータレート変換部である。
【0016】6はデータレート変換部5から出力されるディ
ジタル映像信号に記録時に必要な所定の処理を施す記録
信号処理部、7は記録信号処理部6からの記録信号を所
定の信号レベルに調整する記録アンプ、8は記録アンプ
7の出力する記録信号が記録される記録媒体である。
【0017】次に、以上の如く構成される番組信号記録装置
の動作を説明する。ここではまずディジタル映像信号と
共に番組の各シーンの割合情報が伝送される場合につい
て説明する。使用者がある番組の録画予約を設定する
と、シーン割合設定部2は、この番組の番組開始時刻に
先立ち伝送される番組の各シーンの割合情報を取得す
る。
【0018】そして、シーン割合設定部2は取得した割合情
報を演算部4に出力し、演算部4は記録媒体8の空き容
量とシーン割合設定部2が出力する割合情報に基づき番
組の各シーンにおける記録ビットレートを設定する。こ
こで、伝送される番組全体のデータ量Aは、録画予約情
報に基づく番組の放送時間と放送される番組のビットレ
ートRiにより算出することができる。
【0019】また、番組本体部分のデータ量D、ハイライト
部分のデータ量H、コマーシャル部分のデータ量Cは、
伝送される番組全体のデータ量Aとシーン割合設定部2
が出力する割合情報とに基づき夫々算出することができ
る。なお、番組のタイトルやエンディング部分について
は、ここでは、コマーシャル部分の一部として扱うもの
とする。
【0020】そして、演算部4は以下のようにして、番組の
各部分のビットレートRd、Rh、Rcを設定する。図
2において、Xは記録媒体8の空き容量を示しており、
またH、D及びCは、番組のハイライト部分のデータ
量、番組本体部分のデータ量、コマーシャル部分のデー
タ量を夫々示している。なお、ここでは、H、D及びC
を夫々横方向に並べて示しているが、放送される番組が
この順番で行われるわけではない。そして、伝送される
番組全体のデータ量Aが空き容量X以下であれば、デー
タレート変換部5は入来するディジタル映像信号のビッ
トレートを変換することなく、そのまま記録信号処理部
6に出力することで番組全体を録画することができる。
【0021】これに対し、番組全体のデータ量Aが空き容量
Xを超えている場合、つまり同図に示すの場合は、こ
のままのビットレートで番組全てを録画することができ
ないため、まずコマーシャル部分のビットレートを下げ
ることになる。なお、コマーシャル部分のビットレート
の下限値R1と、番組本体部分及びハイライト部分のビ
ットレートの下限値R2は、予め設定しておいても良い
し、また、番組のビットレートRiに応じて変化させて
も良い。但し、この時のR1及びR2の値は、R1<R
2≦Riとなるよう設定される。
【0022】ここで、番組本体部分及びハイライト部分のビ
ットレートRd及びRhを変化させずに、番組全体を録
画しようとすると、コマーシャル部分のデータ量CをX
−(H+D)まで圧縮しなければならない。その際のコ
マーシャル部分のビットレートはRi×(X−(H+
D))/Cとなり、この値がコマーシャル部分のビット
レートの下限値R1以上であれば、コマーシャル部分の
ビットレートRcがこの時の値に設定されるが、下限値
R1を下回る場合には、コマーシャル部分のビットレー
トRcをR1に設定した上で、更に、番組本体部分のビ
ットレートRdを下げることになる。
【0023】また、ハイライト部分のデータ量Hと番組本体
部分のデータ量Dの合計が空き容量X以上である場合に
は、上記演算結果が0または負の値となるが、上記の場
合と同様に下限値R1を下回っているため、コマーシャ
ル部分のビットレートRcをR1に設定した上で、更
に、番組本体部分のビットレートRdを下げることにな
る。
【0024】同図に示すは、コマーシャル部分のビットレ
ートRcをR1に設定したものの、依然として番組全て
を録画することができない状態を示しており、コマーシ
ャル部分のデータ量CがC2まで削減されている。
【0025】ここで、ハイライト部分のビットレートRhを
変化させずに、番組全体を録画しようとすると、番組本
体の部分のデータ量DをX−(H+C2)まで圧縮しな
ければならない。その際の番組本体部分のビットレート
はRi×(X−(H+C2))/Dとなり、この値が番
組本体部分のビットレートの下限値R2以上であれば、
番組本体部分のビットレートRdがこの時の値に設定さ
れるが、下限値R2を下回る場合には、番組本体部分の
ビットレートRdをR2に設定した上で、更に、ハイラ
イト部分のビットレートRhを下げることになる。
【0026】また、ハイライト部分のデータ量Hとデータ量
を削減した後のコマーシャル部分のデータ量C2の合計
が空き容量X以上である場合には、上記演算結果が0ま
たは負の値となり、この場合も番組本体部分のビットレ
ートRdをR2に設定した上で、更に、ハイライト部分
のビットレートRhを下げることになる。
【0027】同図に示すは、コマーシャル部分のビットレ
ートをR1、番組本体部分のビットレートをR2に設定
したものの、依然として番組全てを録画することができ
ない状態を示しており、コマーシャル部分のデータ量が
C2、番組本体部分のデータ量がD2まで削減されてい
る。
【0028】ここで、ハイライト部分のビットレートRhを
下げて番組全体を録画しようとすると、ハイライト部分
のデータ量HをX−(C2+D2)まで圧縮しなければ
ならない。その際のハイライト部分のビットレートはR
i×(X−(C2+D2))/Hとなり、この値がハイ
ライト部分のビットレートの下限値R2以上であれば、
ハイライト部分のビットレートRhがこの時の値に設定
されるが、下限値R2を下回る場合には、使用者に空き
容量が不足している旨の警告を発する。
【0029】また、データ量を削減した後のコマーシャル部
分のデータ量C2とデータ量を削減した後の番組本体部
分のデータ量D2の合計が空き容量X以上である場合も
同様に、使用者に空き容量が不足している旨の警告を発
する。
【0030】図3は、コマーシャル部分のビットレートR
c、番組本体部分のビットレートRd、ハイライト部分
のビットレートRhの設定方法を示す流れ図である。演
算部4は、記録媒体8の空き容量Xとシーン割合設定部
2が出力する割合情報と録画予約情報とに基づき、番組
全体のデータ量A、番組本体部分のデータ量D、ハイラ
イト部分のデータ量H、コマーシャル部分のデータ量C
を夫々算出し(F101)、その後番組全体のデータ量
Aと空き容量Xとを比較する(F102)。
【0031】その結果、番組全体のデータ量Aが空き容量X
と等しいか、あるいは下回っている場合には、各部分の
データレートRc、Rd、Rhは全て番組のビットレー
トRiとされる(F103)。つまり、番組のビットレ
ートRiを変換することなく、このままのビットレート
で記録することになる。
【0032】一方、番組全体のデータ量Aが空き容量Xを超
えている場合には、F104の比較を行い、左辺がR1
以上である場合、つまりコマーシャル部分のビットレー
トRcを下限値R1以上の値に設定するだけで、番組全
体を録画できる場合には、コマーシャル部分のビットレ
ートRcをRi×(X−(H+D))/Cに設定すると
共に、番組本体及びハイライト部分のビットレートRd
及びRhは変更せずにRiとする(F105)。
【0033】また、F104の比較の結果、左辺がR1を下
回る場合、つまりコマーシャル部分のビットレートRc
を下限値R1に設定しただけでは、番組全体を録画でき
ない場合には、更にF106の比較を行う。そして、F
106において左辺がR2以上である場合、つまりコマ
ーシャル部分のビットレートRcをR1にすると共に番
組本体部分のビットレートRdを下限値R2以上の値に
設定すれば、番組全体を録画できる場合には、コマーシ
ャル部分のビットレートRcをR1、番組本体部分のビ
ットレートRdをRi×(X−(H+C2))/Dに設
定し、ハイライト部分のビットレートRhは変更せずに
Riとする(F107)。
【0034】また、F106の比較の結果、左辺がR2を下
回る場合、つまりコマーシャル部分のビットレートRc
を下限値R1に設定し、番組本体部分のビットレートR
dを下限値R2に設定しても、番組全体を録画できない
場合には、更にF108の比較を行う。そして、F10
8において左辺がR2以上である場合、つまりコマーシ
ャル部分のビットレートRcをR1にすると共に番組本
体部分のビットレートRdをR2に設定し、更にハイラ
イト部分のビットレートRhを下限値R2以上の値に設
定すれば、番組全体を録画できる場合には、コマーシャ
ル部分のビットレートRcをR1、番組本体部分のビッ
トレートRdをR2、ハイライト部分のビットレートR
hをRi×(X−(C2+D2))/Hに設定する(F
109)。
【0035】そして、F108の比較の結果、左辺がR2を
下回る場合、つまりコマーシャル部分のビットレートR
cを下限値R1に設定し、番組本体部分及びハイライト
部分のビットレートRd及びRhを下限値R2に設定し
ても、番組全体を録画できない場合には、使用者に対し
て空き容量が不足している旨の警告を発する。
【0036】なお、このような場合には、例えば番組本体部
分あるいはハイライト部分のビットレートRdあるいは
Rhの下限値R2を更に低くしてでも録画を行う、番組
の一部が録画できなくても良いから設定される下限値の
ビットレートで録画を行う、録画を全く行わない等の処
理が考えられる。
【0037】また、番組の一部が録画できなくても録画を行
うという場合には、単に録画できるまで録画を行いその
後録画を停止する、ハイライト部分のみ録画する、コマ
ーシャル部分を除いて録画する、録画する時間帯を使用
者が予め設定し、例えば番組の最初の部分と最後の部分
のみ等を録画する等の処理が考えられる。
【0038】以上のようにして、コマーシャル部分のビット
レートRc、番組本体部分のビットレートRd、ハイラ
イト部分のビットレートRhが夫々設定され(F11
1)、設定されたビットレート情報がデータレート変換
部5内の図示しないメモリに出力される。
【0039】そして、録画予約された番組が始まると、デー
タレート変換部5はシーン情報検出部1から出力される
判別情報がコマーシャル部分(番組のタイトル部分やエ
ンディング部分を含む)を示している期間は出力データ
レートをRcとし、判別情報が番組本体部分を示してい
る期間は出力データレートをRdとし、判別情報がハイ
ライト部分を示している期間は出力データレートをRh
とする。
【0040】以上のように、本発明に係る番組信号記録装置
では、記録媒体の空き容量が番組全体を記録するのに充
分でない場合でも、コマーシャル部分のデータ量、番組
本体部分のデータ量、ハイライト部分のデータ量の順に
データ量が削減されるため、ハイライト部分あるいは番
組本体部分の画質低下を最小限に抑えることができる。
【0041】なお、データレート変換部5におけるビットレ
ートの変換は、圧縮されたディジタル映像信号を一旦伸
張処理した後に、再度圧縮処理することでビットレート
を変換しても良いし、他の方法でも良い。また、シーン
情報検出部1、シーン割合設定部2及び演算部4におけ
る処理はマイコンで置きかえることも可能である。
【0042】次に、ディジタル映像信号と共に番組の各シー
ンの割合情報が伝送されない場合について説明する。使
用者がある番組の録画予約を設定すると、シーン割合設
定部2は、メモリ3に格納されている予測情報を読み出
す。例えば、使用者が連続ドラマを録画予約するような
場合、前回の放送分と比べてコマーシャル部分(番組の
タイトル部分やエンディング部分を含む)の割合が変化
する可能性は少ないため、前回放送時に集計した番組の
各部分の割合を予測情報としてメモリ3に蓄えておくこ
とで番組の各部分のビットレートを設定できる。
【0043】ここで、シーン割合設定部2は付加情報の一部
として伝送さえる番組タイトルに基づき、過去に同一の
番組を録画しているか否かをメモリ3内で検索し、割合
情報が取得できない場合には、メモリ3内に蓄えられて
いる同一の番組の予測情報を演算部4に出力する。但
し、連続ドラマの場合には、初回放送分だけ特別に放送
時間が長くなることもあるため、例えば、同一の番組で
も放送時間が同一の場合に限りこの予測情報を利用して
も良い。
【0044】また、メモリ3内には、番組のジャンルに応じ
た予測情報を規定値として蓄えておき、付加情報から番
組のジャンルが識別できる場合には、識別された番組の
ジャンルにおける予測情報を演算部4に出力しても良
い。そして、演算部4は記録媒体8の空き容量Xとシー
ン割合設定部2が出力する予測情報に基づき番組の各部
分における記録ビットレートを設定する。
【0045】図4は、このように割合情報が伝送されない場
合に、予測情報に基づき録画を行う際の動作を説明する
ための流れ図である。メモリ3に格納されている予測情
報がシーン割合設定部2を介して演算部4に読み出され
ると(F201)、演算部4は記録媒体8の空き容量X
とシーン割合設定部2が出力する予測情報に基づき番組
の各部分における記録ビットレートを図3で示した方法
で設定する(F202)。
【0046】そして、設定された各部分のビットレート情報
がデータレート変換部5内の図示しないメモリに出力さ
れる(F203)。録画予約情報に示される番組開始時
刻になると、記録媒体8への番組の録画が開始されるが
(F204)、例えば、シーン情報検出部1から出力さ
れる判別情報がコマーシャル部分であることを示してい
る場合は(F205)、データレート変換部5における
出力ビットレートがRcに設定される(F206)。
【0047】一方、シーン情報検出部1から出力される判別
情報がコマーシャル部分ではなく、ハイライト部分であ
ることを示している場合は(F207)、データレート
変換部5における出力ビットレートがRhに設定され
(F208)、コマーシャル部分でもハイライト部分で
もない場合は、データレート変換部5における出力ビッ
トレートがRdに設定される(F209)。
【0048】そして、F206、F208あるいはF209
におけるビットレートの設定を終えた後に、ビットレー
トの見直しを行う(F210)。ここで示すビットレー
トの設定方法では、前述の如く、予測情報に基づき各部
分のビットレートを設定し、このビットレートで録画を
行っているため、例えばコマーシャル部分の割合が予測
していたよりも少ない等の理由により番組を全て録画で
きなくなる可能性がある。
【0049】従って、後述する如く、録画の途中でビットレ
ートを見直すことで番組全体を録画する。このようにし
て録画を行い、録画予約情報に示される番組終了時刻に
なると、記録媒体8への記録動作を終了するが(F21
2)、それまでの期間はF204からF111までの間
の処理を繰り返すことになる。
【0050】図5は、予測情報に基づき番組録画を開始した
ものの、録画の途中でビットレートの見直しを行った場
合の例を示す図である。なお、図5では、横軸が時間の
経過、縦軸が録画に使用した記録媒体8の消費量を示し
ている。また、点線は番組全体を4Mbpsで録画した
際の時間経過に伴う記録媒体8の消費量の推移を示して
いる。
【0051】ここで録画予約した番組は60分間の番組で、
番組のビットレートRiは6Mbps、予測情報に基づ
くコマーシャル部分の割合は10%、ハイライト部分の
割合は10%、番組本体部分の割合は80%であるもの
とする。また、この時の記録媒体8の空き容量Xは16
Gbitであり、更に、コマーシャル部分のビットレー
トの下限値R1は1Mbps、番組本体部分及びハイラ
イト部分のビットレートの下限値R2は4Mbpsに設
定されている。
【0052】この時、この番組全体のデータ量Aは、21.
6Gbit(6Mbps×60sec×60min)、
コマーシャル部分のデータ量Cは、2.16Gbit
(21.6Gbit×0.1)、ハイライト部分のデー
タ量Hは、2.16Gbit(21.6Gbit×0.
1)、番組本体部分のデータ量Dは、17.28Gbi
t(21.6Gbit×0.8)となる。
【0053】ここで、コマーシャル部分のビットレートRc
を下限値R1である1Mbpsまで下げても、ハイライ
ト部分のデータ量Hと番組本体部分のデータ量Dとの合
計が空き容量X以上であるため、番組本体部分のデータ
量Dを削減する必要がある。
【0054】また、コマーシャル部分の削減後のデータ量C
2は、0.36Gbit(2.16Gbit/6)であ
るため、番組本体部分のビットレートを約4.68Mb
ps(6Mbps×(16−(2.16+0.36))
/17.28)に設定できる。つまり、コマーシャル部
分のビットレートRcを1Mbps、番組本体部分のビ
ットレートRdを4.68Mbps、ハイライト部分の
ビットレートRhを6Mbpsとすることにより番組全
体を録画できる予定となる。
【0055】なお、図5に示す一点鎖線は、時間経過に伴う
記録媒体8の消費量の上限を示しており、この一点鎖線
を越えて記録媒体8の記録容量を消費すると番組の残り
部分のビットレートを番組本体部分及びハイライト部分
のビットレートの下限値R2、つまり4Mbpsのビッ
トレートに設定しても番組全体を録画することができな
くなる。
【0056】従って、この一点鎖線を越えて記録媒体8の記
録容量を消費しなければ、仮に番組の残り部分にコマー
シャル部分が存在しなくても、残り部分を下限値である
4Mbpsで録画でき、本発明に係る番組信号記録装置
では、この一点鎖線に達した時点でビットレートが番組
本体部分及びハイライト部分のビットレートの下限値R
2、つまり4Mbpsに設定される。
【0057】ここで、図5に示す如く、実際の放送が進行し
たとすると、コマーシャル部分が15%(9/60)、
ハイライト部分が25%(15/60)、番組本体部分
が60%(36/60)で、予測していた割合と大きく
異なっており、予測情報に基づき設定されたビットレー
トにて録画を最後まで行うと、同図に示す一点鎖線を越
えてしまうことになる。そこで、以下に示す如く、この
線を越えようとする時には、ビットレートの見直しを行
うことで番組全体を録画できるようにしている。
【0058】なお、同図に示す例では、2分間のコマーシャ
ル部分、18分間の番組本体部分、2分間のコマーシャ
ル部分、10分間のハイライト部分、18分間の番組本
体部分、5分間のコマーシャル部分、5分間のハイライ
ト部分の順に60分間の番組が放送され、番組開始から
約41分経過した時点で一点鎖線に達する限界点とな
り、ビットレートが4.68Mbpsから4Mbpsに
変更される。
【0059】その後、番組開始から50分経過した時点で再
びコマーシャル部分となったため、この期間のビットレ
ートは1Mbpsとされる。その結果、一点鎖線で示さ
れる記録媒体消費量に対して余裕ができ、更に、その後
のハイライト部分ではビットレートが6Mbpsとされ
たが番組全体を録画できている。
【0060】以上のように、予測情報を用いて各部分のビッ
トレートを設定した場合には、実際に放送される番組に
おける各部分の割合と、予測情報における割合とが異な
ることがあるが、録画の途中でビットレートを見直すこ
とで、番組全体を良好に録画することができる。
【0061】なお、以上の説明では、MPEGトランスポー
トストリームにより伝送される番組を録画した例を示し
たが、例えば、入来するアナログ映像信号の番組を録画
しても構わない。その際、コマーシャル部分、番組のタ
イトルやエンディング部分、番組本体部分、ハイライト
部分等を判別するための付加情報を得ることができなけ
れば、例えば、ビデオテープレコーダで利用されている
コマーシャル部分を検出する機構を用いてコマーシャル
部分を検出すれば良い。
【0062】即ち、音声信号がモノラル音声であるか、ある
いはステレオ音声であるかに応じてコマーシャル部分を
判別したり、また、他の方法によりコマーシャル部分を
判別し、コマーシャル部分とそれ以外の部分とで、記録
するビットレートを変化させても良い。
【0063】そして、過去の録画予約情報に基づき録画を行
ったことがあると思われる番組に関しては、メモリ内に
保持されている予測情報を利用しても良く、入来するア
ナログ映像信号をディジタル信号に変換し、設定される
ビットレートとなるようMPEG方式のエンコード処理
を行えば良い。
【0064】また、過去に録画を行っていない番組に関して
も、予測情報の規定値に基づきコマーシャル部分とその
他の部分のビットレートを設定し、図5で示した如く、
録画の途中でビットレートを見直すことで、番組全体を
良好に録画することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、入来する番組信号を複
数の番組構成部分に識別し、識別された番組構成部分毎
に設定されるビットレートで番組信号が記録されるた
め、例えば、番組のコマーシャル部分とハイライト部分
とを異なるビットレートに設定することにより、記録容
量が充分でない記録媒体に番組信号を記録する際にも番
組の重要部分の画質低下を最小限に抑えることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る番組信号記録装置を説明するため
のブロック図である。
【図2】記録ビットレートの設定方法を説明するための
図である。
【図3】記録ビットレートの設定方法を説明するための
流れ図である。
【図4】予測情報に基づき記録ビットレートを設定する
際の記録動作を説明するための流れ図である。
【図5】録画の途中におけるビットレートの見直し方法
を説明するための図である。
【符号の説明】
1…シーン情報検出部 2…シーン割合設定部 3…メモリ 4…演算部 5…データレート変換部 6…記録信号処理部 7…記録アンプ 8…記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA22 FA24 GA11 GB17 GB28 GB37 KA03 LA07 5C059 KK01 KK22 MA00 SS13 TA60 TC15 TC18 TC38 TC39 TD06 UA02 5D044 DE14 DE44 DE49 GK10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入来する番組信号の内容に応じて、前記番
    組信号を複数の番組構成部分に識別する識別手段と、 前記入来する番組信号の記録に必要な記録容量と、番組
    信号の記録のために使用できる記録媒体上の空き容量と
    を比較して、その比較結果に応じて前記複数の番組構成
    部分における各番組構成部分に対して、記録ビットレー
    トを設定するビットレート設定手段と、 前記入来する番組信号を前記ビットレート設定手段にて
    設定される記録ビットレートにて出力するビットレート
    変換手段とを備え、 前記ビットレート設定手段は、前記入来する番組信号の
    記録に必要な記録容量が前記記録媒体上の空き容量を超
    えている場合に、前記複数の番組構成部分における少な
    くとも一の番組構成部分の記録ビットレートを他の番組
    構成部分に比して低下させることにより、前記入来する
    番組信号の記録に必要な記録容量を前記記録媒体上の空
    き容量以下とすることを特徴とする番組信号記録装置。
  2. 【請求項2】前記識別手段は、前記入来する番組信号に
    付加されている番組の各構成部分を示す付加情報に基づ
    き前記複数の番組構成部分を識別することを特徴とする
    請求項1記載の番組信号記録装置。
  3. 【請求項3】前記ビットレート設定手段は、前記記録ビ
    ットレートを前記入来する番組信号のビットレート以下
    に設定することを特徴とする請求項1又は2記載の番組
    信号記録装置。
  4. 【請求項4】前記ビットレート設定手段は、前記入来す
    る番組信号に付加されている番組の各構成部分の割合を
    示す情報と、番組の放送継続時間とに基づき前記各構成
    部分の記録ビットレートを設定することを特徴とする請
    求項1乃至3の何れか一項記載の番組信号記録装置。
  5. 【請求項5】入来する番組信号の内容に応じて、前記番
    組信号を複数の番組構成部分に識別し、前記入来する番
    組信号の記録に必要な記録容量と、番組信号の記録のた
    めに使用できる記録媒体上の空き容量との比較結果に応
    じて前記複数の番組構成部分における各番組構成部分の
    記録ビットレートを設定して、前記番組信号を設定され
    た記録ビットレートにて記録する番組信号記録方法であ
    り、 前記入来する番組信号の記録に必要な記録容量が前記記
    録媒体上の空き容量を超えている場合に、前記複数の番
    組構成部分における少なくとも一の番組構成部分の記録
    ビットレートを他の番組構成部分に比して低下させるこ
    とにより、前記入来する番組信号の記録に必要な記録容
    量を前記記録媒体上の空き容量以下とすることを特徴と
    する番組信号記録方法。
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WO2009139289A1 (ja) * 2008-05-16 2009-11-19 シャープ株式会社 記録装置
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