JP2001241190A - 床用据付枠の水平出し治具 - Google Patents

床用据付枠の水平出し治具

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JP2001241190A
JP2001241190A JP2000052627A JP2000052627A JP2001241190A JP 2001241190 A JP2001241190 A JP 2001241190A JP 2000052627 A JP2000052627 A JP 2000052627A JP 2000052627 A JP2000052627 A JP 2000052627A JP 2001241190 A JP2001241190 A JP 2001241190A
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JP
Japan
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frame
leveling
floor
main body
jig
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Application number
JP2000052627A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Yagisawa
智之 八木沢
Katsuto Hattori
克人 服部
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練を必要とせずに床用据付枠の水平出しを
短時間で簡単に行えるようにすること。 【解決手段】 床用据付枠の水平出しのため、棒状の本
体2の両端部に一対のねじ式レベル調節脚6、7を螺着
すると共に、本体2に枠103を取り付けるため本体2
に所定の間隔をあけて一対のフックボルト8、9を設け
た。フックボルト8、9を回して枠103を本体2に押
しつけて固定し、水平器10を用いて本体2が水平にな
るようにねじ式レベル調節脚6、7を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点検口やマンホー
ルの枠体などを床に据付ける時の水平出しを容易に行う
ことができるようにした床用据付枠の水平出し治具に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えばRC床スラブに点検口を設ける場
合、床躯体に予め床開孔部を形成しておくと共にその周
縁部に段部を形成しておき、この段部に点検口の枠を設
置する工事が必要となる。
【0003】従来におけるこの種の枠の設置工事は、段
部に枠をセットした後枠の下部と床躯体との隙間に木キ
ャンバー等を差し込み、枠の上にのせた水平器を作業者
が見ながら枠が水平姿勢となるように木キャンバーを移
動させ、枠が水平姿勢になったことが確認されたならば
躯体に打ち込まれている鉄筋に枠を溶接等により固定し
て枠の取付けを完了していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
方法によると、枠の上に乗せた水平器により直交する2
方向での水平出しを木キャンバーを移動させながら行う
ため、時間と手間が掛かる上に作業に熟練を要するので
コストの上昇要因となっていた。床躯体にマンホールの
枠を設けるような工事の場合にも同様の問題を生じてい
る。
【0005】本発明の目的は、特に熟練を必要とせずに
床用据付枠の水平出しを短時間で簡単に行えるようにし
た床用据付枠の水平出し治具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、床用据付枠の水平出し治具であっ
て、棒状の本体と、該本体の両端部に螺着された一対の
ねじ式レベル調節脚と、該本体に枠を取り付けるため該
本体に所定の間隔をあけて設けられた一対のフックボル
トとを備えて成る点にある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明による水平出し治具の実施
の形態の一例を示す斜視図である。水平出し治具1は、
コンクリート床躯体100にあけられた床開孔部101
の周縁部101Aの段部102に点検口の枠103を水
平に設置するのに用いる治具であり、鉄製角パイプを床
開孔部101の長さLよりも長くなるように切断して成
る棒状の本体2を備えている。
【0009】本体2には、その長手方向に沿って適宜の
間隔で複数の通し孔3A〜3Hがあけられており、本体
2の上面2Aには2つの六角ナット4、5が本体2の最
外端の通し孔3A、3Hに対応して位置決めされ、溶接
によって本体2の上面2Aに固定されている。六角ナッ
ト4、5には一対のねじ式レベル調節脚6、7がそれぞ
れ螺着されており、ねじ式レベル調節脚6、7の下端部
に設けられた円盤61、71がコンクリート床躯体10
0の床面100Aに接触し、本体2をコンクリート床躯
体100の床面100Aから離して安定に設置できる構
成となっている。
【0010】通し孔3A、3Hとの間にある通し孔3
C、3Fには、枠103を本体2に取り付けるための一
対のフックボルト8、9が設けられている。フックボル
ト8、9の各下端部81、91はL字状に折り曲げられ
ており、このL字状に折り曲げられた下端部81、91
によって枠103を受け止める構成となっている。した
がって、フックボルト8、9の配置間隔は、枠103の
開口長Mよりも若干短くなるように設定されている。な
お、開口長Mの値が異なる枠の場合には、フックボルト
8、9を別の通し孔に通すことにより対応できるように
なっている。
【0011】フックボルト、8、9の上部のねじ部8
2、92には蝶ナット83、93が螺着されており、こ
れらを回すことによって下端部81、91を上下動さ
せ、枠103を下端部81、91と本体2との間にしっ
かりと把持することができる。
【0012】水平出し治具1は以上のように構成されて
いるので、枠103をフックボルト8、9によって上述
の如く本体2にしっかりと固定した後、本体2の上面2
A上に水平器10を置き、ねじ式レベル調節脚6、7の
各レバー62、72によってねじ式レベル調節脚6、7
を回転させるだけで、誰でも簡単に枠103を所定の高
さレベルであって且つ水平姿勢となるようにセットする
ことができる。したがって、枠103をセットする際、
熟練工を必要とすることがない上に、時間と手間とを大
巾に軽減できる。
【0013】なお、図1に示した水平出し治具1の本体
2に水平器10を一体に組み込む構成とすることもでき
る。
【0014】さらに、図1に示した水平出し治具1を単
体で使用するほか、水平出し治具1を2つ用意し、所定
の間隔をあけて相互に平行となるように配置した状態で
両者を適宜の手段で連結し、この連結体を用いて枠10
3のセットを行うことも可能である。この構成によれば
枠103はコンクリート床躯体100上で4点で支持さ
れ、直交する2方向(X、Y方向)の水平を同時に調整
できるので便利である。
【0015】図2は、本発明による床用据付枠の水平出
し治具の他の実施の形態を概略的に示すものである。図
2に示した床用据付枠の水平出し治具30は、図1に示
した水平出し治具1を2つ用意し、2つの水平出し治具
1を中央部でピン結合して枢支し、一方の水平出し治具
1に設けられた結合レバー21、22の切り欠き21
A、22Aを他方の水平出し治具1の対応する係止ピン
31、32にそれぞれ係止させ、これにより2つの水平
出し治具1を十字状に固定して枠103を4点で支持で
きるようにし、X、Y方向の水平を同時に調整できるよ
うにしたものである。なお、図2において、各水平出し
治具1の構成は図1に示した通りであり、図2では水平
出し治具1の詳細構成を図示するのを省略してある。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、枠をフッ
クボルトによって本体にしっかりと固定した後、本体の
上面上に水平器を置くなどして、ねじ式レベル調節脚の
各レバーによってねじ式レベル調節脚を回転させるだけ
で枠を所定の高さレベルであって且つ水平姿勢となるよ
うにセットすることができる。したがって、枠をセット
する際、熟練工でなくても枠の水平出しを簡単に行うこ
とができ、時間と手間とを大巾に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水平出し治具の実施の形態の一例
を示す斜視図。
【図2】本発明による水平出し治具の他の実施の形態を
概略的に示す概略平面図。
【符号の説明】
1、30 水平出し治具 2 本体 6、7 ねじ式レベル調節脚 8、9 フックボルト 10 水平器 100 コンクリート床躯体 102 段部 103 枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床用据付枠の水平出し治具であって、棒
    状の本体と、該本体の両端部に螺着された一対のねじ式
    レベル調節脚と、該本体に枠を取り付けるため該本体に
    所定の間隔をあけて設けられた一対のフックボルトとを
    備えて成ることを特徴とする床用据付枠の水平出し治
    具。
JP2000052627A 2000-02-29 2000-02-29 床用据付枠の水平出し治具 Pending JP2001241190A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108951963A (zh) * 2018-03-23 2018-12-07 承德绿建建筑节能科技有限公司 装配式墙体的施工方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108951963A (zh) * 2018-03-23 2018-12-07 承德绿建建筑节能科技有限公司 装配式墙体的施工方法
CN108951963B (zh) * 2018-03-23 2020-06-02 承德绿建建筑节能科技有限公司 装配式墙体的施工方法

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