JP2001241150A - 建築用外装構造及びその施工方法 - Google Patents
建築用外装構造及びその施工方法Info
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- JP2001241150A JP2001241150A JP2000054508A JP2000054508A JP2001241150A JP 2001241150 A JP2001241150 A JP 2001241150A JP 2000054508 A JP2000054508 A JP 2000054508A JP 2000054508 A JP2000054508 A JP 2000054508A JP 2001241150 A JP2001241150 A JP 2001241150A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 近年増加している三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根に適用でき、特にH型
鋼等の上面に直接的に外装材を敷設するような屋根構造
にも好適に利用できる建築用外装構造を提供する。 【解決手段】 略中央部分11の両端縁に立ち上がり部
12,12を有する建築用外装材1を用いた外装構造で
あって、外装材1の両立ち上がり部12の上端をそれぞ
れ内方へ略折返し状に延在させて被重合部14を形成
し、長さ方向において幅が変化するカバー材5を隣接す
る外装材1,1の被重合部14,14を覆うように取り
付ける。
や、多面体により構成される屋根に適用でき、特にH型
鋼等の上面に直接的に外装材を敷設するような屋根構造
にも好適に利用できる建築用外装構造を提供する。 【解決手段】 略中央部分11の両端縁に立ち上がり部
12,12を有する建築用外装材1を用いた外装構造で
あって、外装材1の両立ち上がり部12の上端をそれぞ
れ内方へ略折返し状に延在させて被重合部14を形成
し、長さ方向において幅が変化するカバー材5を隣接す
る外装材1,1の被重合部14,14を覆うように取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近年増加している
三次元曲面を有する屋根や、多面体により構成される屋
根に適用でき、特にH型鋼等の上面に直接的に外装材を
敷設するような屋根構造にも好適に利用できる建築用外
装構造及びその施工方法に関する。
三次元曲面を有する屋根や、多面体により構成される屋
根に適用でき、特にH型鋼等の上面に直接的に外装材を
敷設するような屋根構造にも好適に利用できる建築用外
装構造及びその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物は、外観意匠の多様化によ
り、ドーム状や円錐形等の屋根、或いは部分的にドーム
状、円錐形等の屋根面を有する屋根が増加している。こ
のような屋根に対しては、屋根板自身をテーパ状に成形
して葺く方法が知られている。この方法では、テーパ加
工時の成形スペースが極めて大きいという問題があるた
め、本出願人は、特開平10−266480号公報に開
示されるように、外装材に比べて形状及び形状が占める
空間容積が小さいカバー材をテーパ状に加工し、一定幅
の屋根板を用いることができる屋根構造を提案した。一
方、建築物内の有効容積の利用、屋根構造の軽量化、建
築資材の使用点数の低減などに伴って、例えばH型鋼等
の躯体の上に直接的に外装材を敷設して面強度を外装材
にて負担する屋根構造が、提案、一部実施されている。
り、ドーム状や円錐形等の屋根、或いは部分的にドーム
状、円錐形等の屋根面を有する屋根が増加している。こ
のような屋根に対しては、屋根板自身をテーパ状に成形
して葺く方法が知られている。この方法では、テーパ加
工時の成形スペースが極めて大きいという問題があるた
め、本出願人は、特開平10−266480号公報に開
示されるように、外装材に比べて形状及び形状が占める
空間容積が小さいカバー材をテーパ状に加工し、一定幅
の屋根板を用いることができる屋根構造を提案した。一
方、建築物内の有効容積の利用、屋根構造の軽量化、建
築資材の使用点数の低減などに伴って、例えばH型鋼等
の躯体の上に直接的に外装材を敷設して面強度を外装材
にて負担する屋根構造が、提案、一部実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記方
法では、テーパ加工時の成形スペースの増加を防止又は
大幅に軽減することができるものの、カバー材を、山部
を形成する屋根板の立ち上がり部に対して弾性的に嵌合
させて取り付けるため、その取付(嵌合)部分は山部に
形成されることになり、取付部分の隙間から雨水が山部
内に浸入することがあった。特に成形誤差等により嵌合
部分の隙間が大きい場合には雨水の浸入のおそれは極め
て大きかった。特に躯体の上に直接的に屋根板を敷設す
る屋根構造では、より確実な雨仕舞い性が必要となる。
さらに、屋根構造の軽量化や建築資材の使用点数の低減
などの要求に対して樋材などを配設することは好ましく
なかった。そこで、本発明は、三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根に適用でき、特にH型
鋼等の上面に直接的に外装材を敷設するような屋根構造
にも好適に利用できる外装構造を提案することを目的と
する。
法では、テーパ加工時の成形スペースの増加を防止又は
大幅に軽減することができるものの、カバー材を、山部
を形成する屋根板の立ち上がり部に対して弾性的に嵌合
させて取り付けるため、その取付(嵌合)部分は山部に
形成されることになり、取付部分の隙間から雨水が山部
内に浸入することがあった。特に成形誤差等により嵌合
部分の隙間が大きい場合には雨水の浸入のおそれは極め
て大きかった。特に躯体の上に直接的に屋根板を敷設す
る屋根構造では、より確実な雨仕舞い性が必要となる。
さらに、屋根構造の軽量化や建築資材の使用点数の低減
などの要求に対して樋材などを配設することは好ましく
なかった。そこで、本発明は、三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根に適用でき、特にH型
鋼等の上面に直接的に外装材を敷設するような屋根構造
にも好適に利用できる外装構造を提案することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記事情に鑑み
提案されたもので、略中央部分の両端縁に立ち上がり部
を有する建築用外装材を用いた外装構造であって、外装
材の両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状
に延在させて被重合部を形成し、長さ方向において幅が
変化するカバー材を隣接する外装材の被重合部を覆うよ
うに取り付けることを特徴とする建築用外装構造に関す
るものである。
提案されたもので、略中央部分の両端縁に立ち上がり部
を有する建築用外装材を用いた外装構造であって、外装
材の両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状
に延在させて被重合部を形成し、長さ方向において幅が
変化するカバー材を隣接する外装材の被重合部を覆うよ
うに取り付けることを特徴とする建築用外装構造に関す
るものである。
【0005】また、本発明は、略中央部分の両端縁に立
ち上がり部を有する建築用外装材を用いた外装構造の施
工方法であって、外装材の両立ち上がり部の上端をそれ
ぞれ内方へ略折返し状に延在させて被重合部を形成し、
屋根面形状に応じて隣り合う外装材の立ち上がり部の対
向間隔が長さ方向において変化するように配設し、長さ
方向において幅が変化するカバー材を対向する立ち上が
り部の各被重合部を覆うように取り付けることを特徴と
する建築用外装構造の施工方法をも提案するものであ
る。
ち上がり部を有する建築用外装材を用いた外装構造の施
工方法であって、外装材の両立ち上がり部の上端をそれ
ぞれ内方へ略折返し状に延在させて被重合部を形成し、
屋根面形状に応じて隣り合う外装材の立ち上がり部の対
向間隔が長さ方向において変化するように配設し、長さ
方向において幅が変化するカバー材を対向する立ち上が
り部の各被重合部を覆うように取り付けることを特徴と
する建築用外装構造の施工方法をも提案するものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の建築用外装構造は、図1
に示すように外装材1の両立ち上がり部12の上端をそ
れぞれ内方へ略折返し状に延在させて被重合部14を形
成し、長さ方向において幅が変化するカバー材5を隣接
する外装材1,1の被重合部14,14を覆うように取
り付けた構成である。
に示すように外装材1の両立ち上がり部12の上端をそ
れぞれ内方へ略折返し状に延在させて被重合部14を形
成し、長さ方向において幅が変化するカバー材5を隣接
する外装材1,1の被重合部14,14を覆うように取
り付けた構成である。
【0007】図1に用いた外装材1は、図2(a)に示
すように略水平状の略中央部分11の両端縁に略傾斜状
の立ち上がり部12,12を有する構成である。そし
て、両立ち上がり部12にはそれぞれ、外側下方へ、次
に外側上方へ、さらに内側下方へ屈曲させることによ
り、略V字状に成形された第1被係合部121、斜面部
122、略逆V字状に成形された第2被係合部123が
下方からその順に形成されている。また、第2被係合部
123の内側には排水溝13が延設され、さらにその内
側には先端が下方へ折曲された略水平状の被重合部14
が延設されている。
すように略水平状の略中央部分11の両端縁に略傾斜状
の立ち上がり部12,12を有する構成である。そし
て、両立ち上がり部12にはそれぞれ、外側下方へ、次
に外側上方へ、さらに内側下方へ屈曲させることによ
り、略V字状に成形された第1被係合部121、斜面部
122、略逆V字状に成形された第2被係合部123が
下方からその順に形成されている。また、第2被係合部
123の内側には排水溝13が延設され、さらにその内
側には先端が下方へ折曲された略水平状の被重合部14
が延設されている。
【0008】図1に用いたカバー材5は、図2(e)に
示すように略平面状の両側縁が下方へ略垂直状に折曲さ
れた形状であって、長さ方向において幅が変化する構成
である。このカバー材5は前記外装材1の隣接間隔を覆
うように配設されるので、その幅は、配設する屋根面
(と外装材1の幅)によってコンピュータ解析により容
易に設定される。
示すように略平面状の両側縁が下方へ略垂直状に折曲さ
れた形状であって、長さ方向において幅が変化する構成
である。このカバー材5は前記外装材1の隣接間隔を覆
うように配設されるので、その幅は、配設する屋根面
(と外装材1の幅)によってコンピュータ解析により容
易に設定される。
【0009】図1に用いた前記外装材1を保持する保持
部材2は、図2(b),(f)に示すように略√字状の
下片21と略L字状の上片22との端部がヒンジ状に連
結され、下片21の側端(下端)にはV字状の下顎部2
11が、上片22の側端には逆U字状の上顎部221が
形成され、下片21及び上片22の各水平片部分の中央
にはボルト23(ナット24)等の通孔25が形成さ
れ、密着状に接合可能である。この保持部材2では、下
片21に対して上片22が回動可能であり、即ち下顎部
211に対して上顎部221が回動可能に構成されてい
る。尚、少なくとも下顎部211は上向きの、上顎部2
21は下向きの係止片を備えており、しかもこれらが対
向状に配置、固定されることにより、外装材1の立ち上
がり部12の第1被係合部121、斜面部122、第2
被係合部123を上下からくわえ込むように係止するこ
とができる。
部材2は、図2(b),(f)に示すように略√字状の
下片21と略L字状の上片22との端部がヒンジ状に連
結され、下片21の側端(下端)にはV字状の下顎部2
11が、上片22の側端には逆U字状の上顎部221が
形成され、下片21及び上片22の各水平片部分の中央
にはボルト23(ナット24)等の通孔25が形成さ
れ、密着状に接合可能である。この保持部材2では、下
片21に対して上片22が回動可能であり、即ち下顎部
211に対して上顎部221が回動可能に構成されてい
る。尚、少なくとも下顎部211は上向きの、上顎部2
21は下向きの係止片を備えており、しかもこれらが対
向状に配置、固定されることにより、外装材1の立ち上
がり部12の第1被係合部121、斜面部122、第2
被係合部123を上下からくわえ込むように係止するこ
とができる。
【0010】また、図1において前記保持部材2は、H
型鋼等の下地4上に固定されたタイトフレーム等の支持
部材3に配置、固定されている。この支持部材3は、図
2(c)に示すように略水平状の固定受部31の左右に
下り傾斜する傾斜脚部32、鉛直状に垂下する垂直脚部
35を備え、各脚部32,35の下端には下地4に沿う
固定部33を備える構成であって、この支持部材3の固
定受部31及び傾斜脚部32に密着するように保持部材
2の下片21が固定される。尚、図示実施例の固定受部
31の裏面には予め溶接等によりナット24を固定して
おき、ボルト23にて一体に固定される構成である。そ
して、この支持部材3に隣接させて配設方向が異なる支
持部材3を配設(2つの支持部材3を対称状に、即ち垂
直脚部35が対向するように配設)し、一つの山部を構
成する。さらに、この支持部材3を固定する下地4は、
梁や母屋、胴縁等の鉄骨躯体が一般的であるが、これに
限定されるものではない。例えば木毛セメント板、木片
セメント板、軽量気泡コンクリート板等の下地材を前記
鉄骨躯体上に敷設する構成でも良いし、コンクリート造
の躯体上に鉄骨や木材の小屋組をする構成もあるし、下
地調整されたコンクリート面に直接支持部材3を取り付
けても良い。したがって、本発明における施工対象とな
る下地4は、釘、ビス、アンカー、溶接、接着剤等の固
着手段によって前記支持部材3が取付可能な全ての建築
躯体をいい、前記躯体上に建築の所望性能上要求される
ボード等を介在させた全ての下地を含むものである。
型鋼等の下地4上に固定されたタイトフレーム等の支持
部材3に配置、固定されている。この支持部材3は、図
2(c)に示すように略水平状の固定受部31の左右に
下り傾斜する傾斜脚部32、鉛直状に垂下する垂直脚部
35を備え、各脚部32,35の下端には下地4に沿う
固定部33を備える構成であって、この支持部材3の固
定受部31及び傾斜脚部32に密着するように保持部材
2の下片21が固定される。尚、図示実施例の固定受部
31の裏面には予め溶接等によりナット24を固定して
おき、ボルト23にて一体に固定される構成である。そ
して、この支持部材3に隣接させて配設方向が異なる支
持部材3を配設(2つの支持部材3を対称状に、即ち垂
直脚部35が対向するように配設)し、一つの山部を構
成する。さらに、この支持部材3を固定する下地4は、
梁や母屋、胴縁等の鉄骨躯体が一般的であるが、これに
限定されるものではない。例えば木毛セメント板、木片
セメント板、軽量気泡コンクリート板等の下地材を前記
鉄骨躯体上に敷設する構成でも良いし、コンクリート造
の躯体上に鉄骨や木材の小屋組をする構成もあるし、下
地調整されたコンクリート面に直接支持部材3を取り付
けても良い。したがって、本発明における施工対象とな
る下地4は、釘、ビス、アンカー、溶接、接着剤等の固
着手段によって前記支持部材3が取付可能な全ての建築
躯体をいい、前記躯体上に建築の所望性能上要求される
ボード等を介在させた全ての下地を含むものである。
【0011】これら保持部材2及び外装材1、カバー材
5は、それぞれ特にその素材を限定するものではない。
例えば保持部材2は、外装材1の大きさ、強度等に応じ
て通常0.6乃至3.2mm程度のステンレス鋼板やメ
ッキ鋼板等をプレス加工する等して成型されるが、アル
ミニウム押出形材を用いることもある。また、外装材1
及びカバー材5は、代表的には概ね0.4〜1.6mm
程度の表面化粧鋼板、ステンレス鋼板、ラミネート鋼
板、溶融亜鉛メッキ鋼板やガルバリウム鋼板等の防錆処
理鋼板、特殊鋼及び非鉄金属、アルミ合金板、鉛板、亜
鉛板、チタン合金板、銅板等の公知の金属素材をロール
成形やプレス成形、その他の手段で所定の形状に成形す
る。特に、面としての正負圧強度等を確保するために約
0.8〜1.6mm程度の比較的厚い板厚が好ましい。
さらに、外装材1及びカバー材5の裏面には、結露防
止、防音、防火対策上の理由により、必要に応じてポリ
エチレンフォーム、グラスウールシート等の裏貼り材を
添装しても良い。尚、外装材1とカバー材5とは、同一
素材であっても別素材であっても良い。
5は、それぞれ特にその素材を限定するものではない。
例えば保持部材2は、外装材1の大きさ、強度等に応じ
て通常0.6乃至3.2mm程度のステンレス鋼板やメ
ッキ鋼板等をプレス加工する等して成型されるが、アル
ミニウム押出形材を用いることもある。また、外装材1
及びカバー材5は、代表的には概ね0.4〜1.6mm
程度の表面化粧鋼板、ステンレス鋼板、ラミネート鋼
板、溶融亜鉛メッキ鋼板やガルバリウム鋼板等の防錆処
理鋼板、特殊鋼及び非鉄金属、アルミ合金板、鉛板、亜
鉛板、チタン合金板、銅板等の公知の金属素材をロール
成形やプレス成形、その他の手段で所定の形状に成形す
る。特に、面としての正負圧強度等を確保するために約
0.8〜1.6mm程度の比較的厚い板厚が好ましい。
さらに、外装材1及びカバー材5の裏面には、結露防
止、防音、防火対策上の理由により、必要に応じてポリ
エチレンフォーム、グラスウールシート等の裏貼り材を
添装しても良い。尚、外装材1とカバー材5とは、同一
素材であっても別素材であっても良い。
【0012】図1の外装構造を三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根、例えば図3に示すよ
うなドーム状の屋根面形状に施工するには、図中で示
すようにドーム屋根頂部から軒まで至るような外装材を
配設し、次に隣接する外装材,の側縁同士の間隔が
外装材の有効幅と略同一になった箇所から軒側へ向かっ
て図中で示す外装材を配設する。続いて同様に隣接す
る外装材,の側縁同士の間隔が外装材の有効幅と略
同一になった箇所から外装材を、さらに同様にして外
装材を配設する。そして、斜線で示す部分にはカバー
材を配設する。このようにして対象面を順次敷設するこ
とができる。
や、多面体により構成される屋根、例えば図3に示すよ
うなドーム状の屋根面形状に施工するには、図中で示
すようにドーム屋根頂部から軒まで至るような外装材を
配設し、次に隣接する外装材,の側縁同士の間隔が
外装材の有効幅と略同一になった箇所から軒側へ向かっ
て図中で示す外装材を配設する。続いて同様に隣接す
る外装材,の側縁同士の間隔が外装材の有効幅と略
同一になった箇所から外装材を、さらに同様にして外
装材を配設する。そして、斜線で示す部分にはカバー
材を配設する。このようにして対象面を順次敷設するこ
とができる。
【0013】より詳細な施工手順の一例を以下に示す。
まず、下地4上に、前記支持部材3の2つを左右対称状
に配設して一つの山部を形成するが、この山部の幅が棟
側では狭く、軒側では広く、即ち棟から軒に向かって次
第に拡開するように、左右の支持部材3,3の配設間隔
を略テーパ状に取り付ける。この左右の支持部材3,3
の屋根面に対する配設間隔は、コンピュータ解析により
容易に設定される。また、外装材1は一定幅であるた
め、一枚の外装材1を取り付ける2組の保持部材2及び
支持部材3の配設間隔は常に一定である。そして、各支
持部材3の固定受部31に前記保持部材2の下片21の
水平片部分を沿わせて溶着して固定する。また、予め支
持部材3に保持部材2の下片21を接着剤或いはボルト
・ナット等により固定しておいても良い。こうして外装
材1の配設以前に下顎部211が下地4上に配置、固定
した状態となる。
まず、下地4上に、前記支持部材3の2つを左右対称状
に配設して一つの山部を形成するが、この山部の幅が棟
側では狭く、軒側では広く、即ち棟から軒に向かって次
第に拡開するように、左右の支持部材3,3の配設間隔
を略テーパ状に取り付ける。この左右の支持部材3,3
の屋根面に対する配設間隔は、コンピュータ解析により
容易に設定される。また、外装材1は一定幅であるた
め、一枚の外装材1を取り付ける2組の保持部材2及び
支持部材3の配設間隔は常に一定である。そして、各支
持部材3の固定受部31に前記保持部材2の下片21の
水平片部分を沿わせて溶着して固定する。また、予め支
持部材3に保持部材2の下片21を接着剤或いはボルト
・ナット等により固定しておいても良い。こうして外装
材1の配設以前に下顎部211が下地4上に配置、固定
した状態となる。
【0014】次に、外装材1を配設(敷設)するのであ
るが、前述のように一つの山部を形成する左右の支持部
材3,3は略テーパ状に配設されているので、この支持
部材3,3に固定される保持部材2,2、及び外装材
1,1の立ち上がり部12,12も略テーパ状に配設さ
れることになる。そして、外装材1の第1被係合部12
1が保持部材2の下顎部211に係合するように配設す
る。この時点で保持部材2の上片22は回動可能である
から、上片22を浮かせた状態に回動させて外装材1を
配設するようにしても良い。
るが、前述のように一つの山部を形成する左右の支持部
材3,3は略テーパ状に配設されているので、この支持
部材3,3に固定される保持部材2,2、及び外装材
1,1の立ち上がり部12,12も略テーパ状に配設さ
れることになる。そして、外装材1の第1被係合部12
1が保持部材2の下顎部211に係合するように配設す
る。この時点で保持部材2の上片22は回動可能である
から、上片22を浮かせた状態に回動させて外装材1を
配設するようにしても良い。
【0015】続いて、外装材1の第2被係合部123を
上顎部221が上方から押さえつけるように上片22を
回動させ、その水平片部分を下片21の水平片部分に密
着状に接合させてボルト23及びナット24にて一体に
固定する。
上顎部221が上方から押さえつけるように上片22を
回動させ、その水平片部分を下片21の水平片部分に密
着状に接合させてボルト23及びナット24にて一体に
固定する。
【0016】さらに、図示実施例では、支持部材3が設
けられていない部分に前記保持部材2におけるくわえ込
み部(下顎部211及び上顎部221)と同様のくわえ
込み部(下顎部61及び上顎部62)を備える吊り金具
6〔図2(d)〕を配設し、室内側へ垂下する垂下部6
3を延在させている。
けられていない部分に前記保持部材2におけるくわえ込
み部(下顎部211及び上顎部221)と同様のくわえ
込み部(下顎部61及び上顎部62)を備える吊り金具
6〔図2(d)〕を配設し、室内側へ垂下する垂下部6
3を延在させている。
【0017】その後、カバー材5を、左右に隣接する外
装材1の立ち上がり部12に延設した被重合部14を覆
うように重合させてビス止め(ビス51)固定する。前
述のようにカバー材5は、長さ方向において幅が変化す
る構成であって、図3に示すドーム状の屋根面形状にお
けるAで示す棟側では図4(a)のように幅が狭く、B
で示す軒側では図4(b)のように幅が広く形成されて
いる。このビス止めは、保持部材2や支持部材3の存在
しない位置において行っても良く、軒棟方向に適宜間隔
で実施することができる。尚、このカバー材5を被重合
部14に重合させる際には、略傾斜状の立ち上がり部1
2を意図的に傾斜させて微調整することもできる。ま
た、この場合、カバー材5は少なくとも隣接する外装材
1,1の被重合部14を覆う寸法を有するように成形し
ておればよいので、施工に際して意図的に重合位置(ビ
ス止め位置)を変位させて微調整することもできる。
装材1の立ち上がり部12に延設した被重合部14を覆
うように重合させてビス止め(ビス51)固定する。前
述のようにカバー材5は、長さ方向において幅が変化す
る構成であって、図3に示すドーム状の屋根面形状にお
けるAで示す棟側では図4(a)のように幅が狭く、B
で示す軒側では図4(b)のように幅が広く形成されて
いる。このビス止めは、保持部材2や支持部材3の存在
しない位置において行っても良く、軒棟方向に適宜間隔
で実施することができる。尚、このカバー材5を被重合
部14に重合させる際には、略傾斜状の立ち上がり部1
2を意図的に傾斜させて微調整することもできる。ま
た、この場合、カバー材5は少なくとも隣接する外装材
1,1の被重合部14を覆う寸法を有するように成形し
ておればよいので、施工に際して意図的に重合位置(ビ
ス止め位置)を変位させて微調整することもできる。
【0018】このように施工される本発明の外装構造で
は、カバー材5を、外装材1の立ち上がり部12の上方
にて被重合部14と固定したので、カバー材5の取付
(ビス止め)部分は山部の外側に形成されることにな
り、仮にビス止め(ビス51)部分から雨水が下方へ落
下しても立ち上がり部12上に導かれ、外装構造の内面
への漏水を生ずることがなく、三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根を施工することができ
る。
は、カバー材5を、外装材1の立ち上がり部12の上方
にて被重合部14と固定したので、カバー材5の取付
(ビス止め)部分は山部の外側に形成されることにな
り、仮にビス止め(ビス51)部分から雨水が下方へ落
下しても立ち上がり部12上に導かれ、外装構造の内面
への漏水を生ずることがなく、三次元曲面を有する屋根
や、多面体により構成される屋根を施工することができ
る。
【0019】特に図示実施例では、外装材1の被重合部
14の外側に排水溝13を形成しているので、仮にビス
止め(ビス51)部分からカバー材5と被重合部14と
の間に雨水が浸入しても排水溝13にて浸入水のそれ以
上の浸入を防止することができ、外装構造の内面への漏
水を生ずることがない。
14の外側に排水溝13を形成しているので、仮にビス
止め(ビス51)部分からカバー材5と被重合部14と
の間に雨水が浸入しても排水溝13にて浸入水のそれ以
上の浸入を防止することができ、外装構造の内面への漏
水を生ずることがない。
【0020】また、特に図示実施例では、外装材1の第
1被係合部121が保持部材2の下顎部211に、斜面
部122が下片21の傾斜片に、第2被係合部123が
上顎部221に、それぞれ密着状に沿い、外装材1の第
1被係合部121及び斜面部122及び第2被係合部1
23で形成される被くわえ込み部を、保持部材2の下顎
部211及び上顎部221で形成されるくわえ込み部に
より、上下方向から挟圧状に保持している、即ち上下か
らくわえ込んでいるので、外装材1に上下方向及び左右
方向に応力が作用してもずれ動いたり外れたりすること
なく極めて強固に保持されている。前後方向の伸縮によ
るずれ動きも抑制される。
1被係合部121が保持部材2の下顎部211に、斜面
部122が下片21の傾斜片に、第2被係合部123が
上顎部221に、それぞれ密着状に沿い、外装材1の第
1被係合部121及び斜面部122及び第2被係合部1
23で形成される被くわえ込み部を、保持部材2の下顎
部211及び上顎部221で形成されるくわえ込み部に
より、上下方向から挟圧状に保持している、即ち上下か
らくわえ込んでいるので、外装材1に上下方向及び左右
方向に応力が作用してもずれ動いたり外れたりすること
なく極めて強固に保持されている。前後方向の伸縮によ
るずれ動きも抑制される。
【0021】尚、この図1の実施例は、縦葺き屋根構造
であるが、特に限定されるものではなく、種々の屋根下
地に対して横葺き、斜め葺き、三次元等の仕様にそのま
ま適用することができる。また、カバー材5と被重合部
14とは、ビス止めにて固定する例を示したが、特に限
定するものではなく接着剤等により接合するようにして
もよい。例えば被重合部14に連続する線状の凹部を形
成しておき、この凹部に接着剤等を過剰めに充填してカ
バー材5を接合するようにしてもよい。
であるが、特に限定されるものではなく、種々の屋根下
地に対して横葺き、斜め葺き、三次元等の仕様にそのま
ま適用することができる。また、カバー材5と被重合部
14とは、ビス止めにて固定する例を示したが、特に限
定するものではなく接着剤等により接合するようにして
もよい。例えば被重合部14に連続する線状の凹部を形
成しておき、この凹部に接着剤等を過剰めに充填してカ
バー材5を接合するようにしてもよい。
【0022】図5に示す実施例は、外装材1の被くわえ
込み部、保持部材2、及び支持部材3の傾斜脚部32の
それぞれの形状が異なる以外は、前記図1の実施例とほ
ぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明を省略
する。即ち各部材の各部位の形状等については特に前述
のものに限定するものではなく、どのような形状であっ
ても良い。また、外装材1の立ち上がり部12も略傾斜
状に限定するものではなく、例えば略垂直状でも良い
し、略傾斜状と略垂直状の組み合わせ等であっても良
い。
込み部、保持部材2、及び支持部材3の傾斜脚部32の
それぞれの形状が異なる以外は、前記図1の実施例とほ
ぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明を省略
する。即ち各部材の各部位の形状等については特に前述
のものに限定するものではなく、どのような形状であっ
ても良い。また、外装材1の立ち上がり部12も略傾斜
状に限定するものではなく、例えば略垂直状でも良い
し、略傾斜状と略垂直状の組み合わせ等であっても良
い。
【0023】図6,7に示す各実施例は、カバー材5の
取付手段が異なる以外は、前記図1或いは図5の実施例
とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明を
省略する。即ち図6はハゼ締めにて、図7は係合にて、
カバー材5を外装材1の被重合部14にそれぞれ取り付
けたものである。このようにカバー材5と外装材1と
は、ビス止め及び接着剤等による接合に限定するもので
はなく、ハゼ締め、係合等公知の手段にて取り付ければ
良く、それらの手段を併用しても良い。
取付手段が異なる以外は、前記図1或いは図5の実施例
とほぼ同一であるから、図面に同一符号を付して説明を
省略する。即ち図6はハゼ締めにて、図7は係合にて、
カバー材5を外装材1の被重合部14にそれぞれ取り付
けたものである。このようにカバー材5と外装材1と
は、ビス止め及び接着剤等による接合に限定するもので
はなく、ハゼ締め、係合等公知の手段にて取り付ければ
良く、それらの手段を併用しても良い。
【0024】図8に示す実施例は、外装材1に排水溝1
3を複数設けた以外は、前記図1の実施例とほぼ同一で
あるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。即
ち前述のように排水溝13は、カバー材5と被重合部1
4との間に至った浸入水のそれ以上の浸入を防止するも
のであるから、このような排水溝13が複数設けられる
ことによって、より確実に外装構造の内面への漏水が防
止される。
3を複数設けた以外は、前記図1の実施例とほぼ同一で
あるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。即
ち前述のように排水溝13は、カバー材5と被重合部1
4との間に至った浸入水のそれ以上の浸入を防止するも
のであるから、このような排水溝13が複数設けられる
ことによって、より確実に外装構造の内面への漏水が防
止される。
【0025】図9に示す実施例は、保持部材2が上下別
体である以外は、前記図1の実施例とほぼ同一であるか
ら、図面に同一符号を付して説明を省略する。即ちこの
実施例における保持部材2は、それぞれ別体の、前記図
1における下片21と同じ下部保持部材2Aと、前記図
1における上片22と同じ上部保持部材2Bとからな
り、下部保持部材2Aには下顎部26が、上部保持部材
2Bには上顎部27が形成される。
体である以外は、前記図1の実施例とほぼ同一であるか
ら、図面に同一符号を付して説明を省略する。即ちこの
実施例における保持部材2は、それぞれ別体の、前記図
1における下片21と同じ下部保持部材2Aと、前記図
1における上片22と同じ上部保持部材2Bとからな
り、下部保持部材2Aには下顎部26が、上部保持部材
2Bには上顎部27が形成される。
【0026】図10に示す実施例は、支持部材3の傾斜
脚部32に切り起こし、溶接等により下顎部321が形
成された以外は、前記図1の実施例とほぼ同一であるか
ら、図面に同一符号を付して説明を省略する。即ちこの
実施例における保持部材2は、前記図9における上部保
持部材2Bと全く同一で、上顎部27を備え、支持部材
3に下顎部321が形成される。この場合、前記図9に
比べて施工部材の数が少ないので、施工性が優れてい
る。
脚部32に切り起こし、溶接等により下顎部321が形
成された以外は、前記図1の実施例とほぼ同一であるか
ら、図面に同一符号を付して説明を省略する。即ちこの
実施例における保持部材2は、前記図9における上部保
持部材2Bと全く同一で、上顎部27を備え、支持部材
3に下顎部321が形成される。この場合、前記図9に
比べて施工部材の数が少ないので、施工性が優れてい
る。
【0027】また、前記各実施例の外装構造を下葺き層
とし、その上に上葺き層を形成して二重葺き屋根として
も良い。この場合、カバー材5が上葺き層の支持面とな
る。その際、上葺き層としては、どのような形式、構造
の屋根を適用しても良い。図11に示す二重葺き屋根を
構成する下葺き層は、外装材1の被重合部14が保持部
材2の上顎部221に係止される第2被係合部123を
兼ねる構成であって、カバー材5は保持部材2を介して
この被重合部14にビス止めされている。また、外装材
1の略中央部分11の形状がそれぞれ異なる以外は、前
記図5の実施例と断面構造がほぼ同一(横葺き仕様)で
あるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
尚、222はリブである。このようにカバー材5と被重
合部14とは保持部材2を介して取り付けられるもので
もよく、この場合、保持部材2にて支持されているた
め、より確実な取り付けがなされ、しかもカバー材5及
び被重合部14の形状安定性が向上する。そして、この
ような下葺き層上に、上葺き層として裏面に断熱バック
アップ材(発泡ポリスチレン)71を配した横葺き屋根
(横葺き屋根板81、垂木91)が形成されている。
とし、その上に上葺き層を形成して二重葺き屋根として
も良い。この場合、カバー材5が上葺き層の支持面とな
る。その際、上葺き層としては、どのような形式、構造
の屋根を適用しても良い。図11に示す二重葺き屋根を
構成する下葺き層は、外装材1の被重合部14が保持部
材2の上顎部221に係止される第2被係合部123を
兼ねる構成であって、カバー材5は保持部材2を介して
この被重合部14にビス止めされている。また、外装材
1の略中央部分11の形状がそれぞれ異なる以外は、前
記図5の実施例と断面構造がほぼ同一(横葺き仕様)で
あるから、図面に同一符号を付して説明を省略する。
尚、222はリブである。このようにカバー材5と被重
合部14とは保持部材2を介して取り付けられるもので
もよく、この場合、保持部材2にて支持されているた
め、より確実な取り付けがなされ、しかもカバー材5及
び被重合部14の形状安定性が向上する。そして、この
ような下葺き層上に、上葺き層として裏面に断熱バック
アップ材(発泡ポリスチレン)71を配した横葺き屋根
(横葺き屋根板81、垂木91)が形成されている。
【0028】図12に示す二重葺き屋根は、前記図11
の実施例における下葺き層の上に、上葺き層として横架
材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に、発泡ポリスチレ
ン板73を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)9
2、上葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらにそ
の上方にステンレス製の化粧パネル83を取り付けてい
る。
の実施例における下葺き層の上に、上葺き層として横架
材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に、発泡ポリスチレ
ン板73を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)9
2、上葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらにそ
の上方にステンレス製の化粧パネル83を取り付けてい
る。
【0029】図13に示す二重葺き屋根は、前記図5の
実施例と断面構造がほぼ同一(横葺き仕様)の下葺き層
上に、上葺き層として横架材(亜鉛鋼板)72を固定す
ると共に、下から順に発泡スチレン(厚)板74、合板
75、発泡ポリスチレン(薄)板76を配設し、その上
に芯木(アルミ押出材)92、上葺き材(ステンレス)
82を取り付け、さらにその上方にステンレス製の化粧
パネル83を取り付けている。
実施例と断面構造がほぼ同一(横葺き仕様)の下葺き層
上に、上葺き層として横架材(亜鉛鋼板)72を固定す
ると共に、下から順に発泡スチレン(厚)板74、合板
75、発泡ポリスチレン(薄)板76を配設し、その上
に芯木(アルミ押出材)92、上葺き材(ステンレス)
82を取り付け、さらにその上方にステンレス製の化粧
パネル83を取り付けている。
【0030】図14に示す二重葺き屋根は、同図(a)
(b)共に下地ベースライン及び外装面が傾斜している
ことからも明らかなように一様に傾斜する平坦状の屋根
面ではなく、三次元曲面の屋根面に適用した実施例であ
る。この実施例では、同図(a)に示すように前記図5
の外装構造と同一の下葺き層上に、上葺き層として横架
材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に、発泡スチレン板
73を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)92、上
葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらにその上方
にステンレス製の化粧パネル83を取り付けている。同
図(b)は、上葺き層の左右方向の連結部分を示すもの
であり、化粧パネル83、発泡スチレン板73をそれぞ
れ連続させている。
(b)共に下地ベースライン及び外装面が傾斜している
ことからも明らかなように一様に傾斜する平坦状の屋根
面ではなく、三次元曲面の屋根面に適用した実施例であ
る。この実施例では、同図(a)に示すように前記図5
の外装構造と同一の下葺き層上に、上葺き層として横架
材(亜鉛鋼板)72を固定すると共に、発泡スチレン板
73を配設し、その上に芯木(アルミ押出材)92、上
葺き材(ステンレス)82を取り付け、さらにその上方
にステンレス製の化粧パネル83を取り付けている。同
図(b)は、上葺き層の左右方向の連結部分を示すもの
であり、化粧パネル83、発泡スチレン板73をそれぞ
れ連続させている。
【0031】図15に示す実施例は、外装材1の立ち上
がり部12の上端に一旦外側へ略水平状に延在させ、そ
の先端を折り返した折返し固定部17を延設し、この折
返し固定部17を支持部材3の固定受部31に支持させ
てビス止め(ビス18)して取り付けている。このよう
に必ずしも保持部材2を用いずに取り付けるようにして
も良い。
がり部12の上端に一旦外側へ略水平状に延在させ、そ
の先端を折り返した折返し固定部17を延設し、この折
返し固定部17を支持部材3の固定受部31に支持させ
てビス止め(ビス18)して取り付けている。このよう
に必ずしも保持部材2を用いずに取り付けるようにして
も良い。
【0032】図16に示す実施例は、外装材1の立ち上
がり部12の途中に第1被係合部121を設けずに外方
へ延在する水平片部124を設け、支持部材3の傾斜脚
部32に形成した段状の支持受片322に支持させた以
外は前記図10の実施例と同様である。
がり部12の途中に第1被係合部121を設けずに外方
へ延在する水平片部124を設け、支持部材3の傾斜脚
部32に形成した段状の支持受片322に支持させた以
外は前記図10の実施例と同様である。
【0033】図17に示す実施例は、前記図15の実施
例と同様に保持部材2を用いずに外装材1を取り付ける
例であり、外装材1の立ち上がり部12の途中に、支持
部材3の傾斜脚部32に形成した下向きの係合片323
に対して弾性的に係合して保持される第3被係合部12
5を設けて取り付けている。
例と同様に保持部材2を用いずに外装材1を取り付ける
例であり、外装材1の立ち上がり部12の途中に、支持
部材3の傾斜脚部32に形成した下向きの係合片323
に対して弾性的に係合して保持される第3被係合部12
5を設けて取り付けている。
【0034】図18に示す実施例は、前記図17の実施
例と同様に外装材1の立ち上がり部12に形成した第3
被係合部125を支持部材3の傾斜脚部32に形成した
係合片323に弾性的に係合させると共に、前記図10
の実施例と同様に立ち上がり部12の上端の第2被係合
部123を保持部材2の上顎部27に係合させて取り付
けている。
例と同様に外装材1の立ち上がり部12に形成した第3
被係合部125を支持部材3の傾斜脚部32に形成した
係合片323に弾性的に係合させると共に、前記図10
の実施例と同様に立ち上がり部12の上端の第2被係合
部123を保持部材2の上顎部27に係合させて取り付
けている。
【0035】図15〜18の各実施例に示すように外装
材1の立ち上がり部12の取り付けは、上下からくわえ
込んで係止する態様に限定するものではなく、弾性嵌
合、ビス止め、係合等公知の取付手段にて取り付けるよ
うにしても良く、或いはそれらの手段を併用しても良
い。
材1の立ち上がり部12の取り付けは、上下からくわえ
込んで係止する態様に限定するものではなく、弾性嵌
合、ビス止め、係合等公知の取付手段にて取り付けるよ
うにしても良く、或いはそれらの手段を併用しても良
い。
【0036】以上本発明を図面の実施の形態に基づいて
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。
説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限
りどのようにでも実施することができる。
【0037】
【発明の効果】以上要するに本発明の建築用外装構造及
びその施工方法は、縦葺き、横葺き等の各種の外装材の
両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状に延
在させて被重合部を形成し、長さ方向において幅が変化
するカバー材を隣接する外装材の被重合部を覆うように
取り付けたので、カバー材の取付部分は山部の外側に形
成されることになり、仮に取付部分から雨水が下方へ落
下しても立ち上がり部上に導かれ、外装構造の内面への
漏水を生ずることがなく、ドーム、円錐等の屋根形状を
損なわずに追従、対応させることができる。したがっ
て、本発明の外装構造は、下地の構造に関わらず各種の
外装構造に適用できる雨仕舞い性の高いものとなり、例
えば躯体上に外装材を直接的に施工するような屋根構造
にも好適に利用することができる。さらに、本発明の外
装構造をカバー材を支持面とする下葺き層とし、その上
に各種の上葺き層を施工して二重葺き屋根とすることも
できる。
びその施工方法は、縦葺き、横葺き等の各種の外装材の
両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状に延
在させて被重合部を形成し、長さ方向において幅が変化
するカバー材を隣接する外装材の被重合部を覆うように
取り付けたので、カバー材の取付部分は山部の外側に形
成されることになり、仮に取付部分から雨水が下方へ落
下しても立ち上がり部上に導かれ、外装構造の内面への
漏水を生ずることがなく、ドーム、円錐等の屋根形状を
損なわずに追従、対応させることができる。したがっ
て、本発明の外装構造は、下地の構造に関わらず各種の
外装構造に適用できる雨仕舞い性の高いものとなり、例
えば躯体上に外装材を直接的に施工するような屋根構造
にも好適に利用することができる。さらに、本発明の外
装構造をカバー材を支持面とする下葺き層とし、その上
に各種の上葺き層を施工して二重葺き屋根とすることも
できる。
【0038】また、被重合部の外側に排水溝を1以上形
成した場合、この排水溝はカバー材と被重合部との間に
至った浸入水のそれ以上の浸入を防止することができ
る。
成した場合、この排水溝はカバー材と被重合部との間に
至った浸入水のそれ以上の浸入を防止することができ
る。
【0039】外装材の立ち上がり部を略傾斜状にするこ
とにより、カバー材と被重合部との重合位置を幅方向に
変位させる際に、立ち上がり部を意図的に傾斜させて微
調整することができる。
とにより、カバー材と被重合部との重合位置を幅方向に
変位させる際に、立ち上がり部を意図的に傾斜させて微
調整することができる。
【0040】さらに、厚みが0.8〜1.6mm程度の
比較的厚い外装材を用いることにより、面としての正負
圧強度を確保することができ、躯体上に直接的に外装材
を敷設するような屋根構造にも好適に利用することがで
きる。
比較的厚い外装材を用いることにより、面としての正負
圧強度を確保することができ、躯体上に直接的に外装材
を敷設するような屋根構造にも好適に利用することがで
きる。
【図1】本発明の外装構造の一実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1の外装構造を構成する各部材、(a)外装
材、(b)保持部材、(c)支持部材、(d)吊り金
具、(e)カバー材の側断面図、及び(f)保持部材の
拡大斜視図である。
材、(b)保持部材、(c)支持部材、(d)吊り金
具、(e)カバー材の側断面図、及び(f)保持部材の
拡大斜視図である。
【図3】(a)本発明を適用するドーム屋根を示す平面
図、(b)側面図である。
図、(b)側面図である。
【図4】図1の外装構造の(a)棟側、(b)軒側にお
ける変位の状態を示す断面図である。
ける変位の状態を示す断面図である。
【図5】(a)本発明の他の一実施例の棟側、(b)軒
側における変位の状態を示す断面図である。
側における変位の状態を示す断面図である。
【図6】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図7】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図9】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図10】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図11】本発明の外装構造を下葺き層として用いた二
重葺き屋根の一実施例を示す側断面図である。
重葺き屋根の一実施例を示す側断面図である。
【図12】本発明の外装構造を下葺き層として用いた二
重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図である。
重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図である。
【図13】本発明の外装構造を下葺き層として用いた二
重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図である。
重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図である。
【図14】(a)(b)本発明の外装構造を下葺き層と
して用いた二重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図
である。
して用いた二重葺き屋根の他の一実施例を示す側断面図
である。
【図15】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図16】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図17】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図18】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
1 建築用外装材 11 略中央部分 12 立ち上がり部 14 被重合部 15 重合部 2 保持部材 3 支持部材 4 下地 5 カバー材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月28日(2000.12.
28)
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、図1において前記保持部材2は、H
型鋼等の下地4上に固定されたタイトフレーム等の支持
部材3に配置、固定されている。この支持部材3は、図
2(c)に示すように略水平状の固定受部31の左右に
下り傾斜する傾斜脚部32、鉛直状に垂下する垂直脚部
34を備え、各脚部32,34の下端には下地4に沿う
固定部33を備える構成であって、この支持部材3の固
定受部31及び傾斜脚部32に密着するように保持部材
2の下片21が固定される。尚、図示実施例の固定受部
31の裏面には予め溶接等によりナット24を固定して
おき、ボルト23にて一体に固定される構成である。そ
して、この支持部材3に隣接させて配設方向が異なる支
持部材3を配設(2つの支持部材3を対称状に、即ち垂
直脚部34が対向するように配設)し、一つの山部を構
成する。さらに、この支持部材3を固定する下地4は、
梁や母屋、胴縁等の鉄骨躯体が一般的であるが、これに
限定されるものではない。例えば木毛セメント板、木片
セメント板、軽量気泡コンクリート板等の下地材を前記
鉄骨躯体上に敷設する構成でも良いし、コンクリート造
の躯体上に鉄骨や木材の小屋組をする構成もあるし、下
地調整されたコンクリート面に直接支持部材3を取り付
けても良い。したがって、本発明における施工対象とな
る下地4は、釘、ビス、アンカー、溶接、接着剤等の固
着手段によって前記支持部材3が取付可能な全ての建築
躯体をいい、前記躯体上に建築の所望性能上要求される
ボード等を介在させた全ての下地を含むものである。
型鋼等の下地4上に固定されたタイトフレーム等の支持
部材3に配置、固定されている。この支持部材3は、図
2(c)に示すように略水平状の固定受部31の左右に
下り傾斜する傾斜脚部32、鉛直状に垂下する垂直脚部
34を備え、各脚部32,34の下端には下地4に沿う
固定部33を備える構成であって、この支持部材3の固
定受部31及び傾斜脚部32に密着するように保持部材
2の下片21が固定される。尚、図示実施例の固定受部
31の裏面には予め溶接等によりナット24を固定して
おき、ボルト23にて一体に固定される構成である。そ
して、この支持部材3に隣接させて配設方向が異なる支
持部材3を配設(2つの支持部材3を対称状に、即ち垂
直脚部34が対向するように配設)し、一つの山部を構
成する。さらに、この支持部材3を固定する下地4は、
梁や母屋、胴縁等の鉄骨躯体が一般的であるが、これに
限定されるものではない。例えば木毛セメント板、木片
セメント板、軽量気泡コンクリート板等の下地材を前記
鉄骨躯体上に敷設する構成でも良いし、コンクリート造
の躯体上に鉄骨や木材の小屋組をする構成もあるし、下
地調整されたコンクリート面に直接支持部材3を取り付
けても良い。したがって、本発明における施工対象とな
る下地4は、釘、ビス、アンカー、溶接、接着剤等の固
着手段によって前記支持部材3が取付可能な全ての建築
躯体をいい、前記躯体上に建築の所望性能上要求される
ボード等を介在させた全ての下地を含むものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E108 AA05 AA07 AS02 AS03 BB04 BN06 CC02 CC03 CC05 CV03 DF05 DF11 EE01 EE02 FF03 FG03 GG09 GG15
Claims (5)
- 【請求項1】 略中央部分の両端縁に立ち上がり部を有
する建築用外装材を用いた外装構造であって、外装材の
両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略折返し状に延
在させて被重合部を形成し、長さ方向において幅が変化
するカバー材を隣接する外装材の被重合部を覆うように
取り付けることを特徴とする建築用外装構造。 - 【請求項2】 被重合部の外側に、1以上の上方が開口
する排水溝を形成したことを特徴とする請求項1に記載
の建築用外装構造。 - 【請求項3】 立ち上がり部が略傾斜状であることを特
徴とする請求項1又は2に記載の建築用外装構造。 - 【請求項4】 外装材は厚みが0.8mm以上であるこ
とを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の建
築用外装構造。 - 【請求項5】 略中央部分の両端縁に立ち上がり部を有
する建築用外装材を用いた外装構造の施工方法であっ
て、外装材の両立ち上がり部の上端をそれぞれ内方へ略
折返し状に延在させて被重合部を形成し、屋根面形状に
応じて隣り合う外装材の立ち上がり部の対向間隔が長さ
方向において変化するように配設し、長さ方向において
幅が変化するカバー材を対向する立ち上がり部の各被重
合部を覆うように取り付けることを特徴とする建築用外
装構造の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054508A JP2001241150A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 建築用外装構造及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000054508A JP2001241150A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 建築用外装構造及びその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001241150A true JP2001241150A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18575752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000054508A Pending JP2001241150A (ja) | 2000-02-29 | 2000-02-29 | 建築用外装構造及びその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001241150A (ja) |
-
2000
- 2000-02-29 JP JP2000054508A patent/JP2001241150A/ja active Pending
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