JP2001234316A - 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板 - Google Patents

溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板

Info

Publication number
JP2001234316A
JP2001234316A JP2000049610A JP2000049610A JP2001234316A JP 2001234316 A JP2001234316 A JP 2001234316A JP 2000049610 A JP2000049610 A JP 2000049610A JP 2000049610 A JP2000049610 A JP 2000049610A JP 2001234316 A JP2001234316 A JP 2001234316A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
galvanized steel
concave portion
area
defects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000049610A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Fujimoto
博紀 富士本
Masato Uchihara
正人 内原
Kiyoyuki Fukui
清之 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP2000049610A priority Critical patent/JP2001234316A/ja
Publication of JP2001234316A publication Critical patent/JP2001234316A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】重ね合わせ溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板
を提供する。 【解決手段】本発明の亜鉛めっき鋼板は、少なくとも一
方の表面の一部が平坦部2bと凹部2aとからなり、平
坦部の面積と凹部の面積の和に占める凹部の面積割合X
が10〜40%、凹部の平均深さdが300/Xμm以
上、凹部に囲まれたそれぞれの平坦部の面積が70mm
2 以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融溶接、特にレ
ーザビームや電子ビーム等の高エネルギー密度の熱源に
よる重ね溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】亜鉛めっき鋼板は耐食性が優れているこ
とから、自動車、家電、重電製品、産業機械、建材等幅
広い分野で用いられている。しかしながら、亜鉛めっき
鋼板の溶融溶接、とりわけレーザビームや電子ビーム等
の高エネルギー密度の熱源による重ね溶融溶接の場合、
溶接欠陥が多発し、良好なビードが得られなくなること
が知られている。
【0003】これは、亜鉛の沸点(906℃)が鉄の融
点(約1500℃)よりも低いことに起因する。つま
り、亜鉛めっき鋼板の重ね溶融溶接では、図1に示すよ
うに、レーザビーム1の照射による溶接熱により亜鉛め
っき鋼板2と3の鋼が溶融するが、この時、重ね合わせ
面4の亜鉛も蒸発する。亜鉛めっき鋼板2と3が密着し
た状態では、亜鉛蒸気5は重ね合わせ面4を通って外部
に抜けることができない。このため、図中に黒塗り矢符
で示すように、亜鉛蒸気5は溶融池6を通って外に抜け
ようとする。その結果、溶融金属の一部がスパッタ7と
なって吹き飛ばされたり、一部の亜鉛蒸気5が残こり、
凝固後の溶接金属8中に溶接欠陥9が生じ、溶接部の機
械的特性や見栄えが悪くなる。
【0004】このような亜鉛めっき鋼板の重ね溶接性問
題の解決手段としては、これまでにもいくつかの方法が
提案されている。例えば、特開平10−216974号
公報には、亜鉛めっき鋼板同士の重ね合わせ面間に亜鉛
蒸気の抜け道である適当な隙間が形成されるように一方
の亜鉛めっき鋼板に予め塑性加工を施す方法が示されて
いる。また、特開平4−279291号公報には、亜鉛
めっき鋼板同士の重ね合わせ面間に紙を挟み込む方法が
示されている。しかし、これらの方法では、プレス加工
や紙を挟む工程等、溶接前の加工工程が増え、生産性が
低下するという欠点がある。
【0005】また、特開平8−269738号や同8−
302456号公報には、欠陥発生の原因であるめっき
付着量を低い値に制限する方法が示されている。しか
し、その亜鉛めっき鋼板は、母材の耐食性がめっき付着
量に依存するため、両公報に示されるめっき付着量では
母材の耐食性が必ずしも十分でなく、腐食が起こりやす
い部分等への適用ができず、適用可能な分野が狭いとい
う欠点がある。
【0006】さらに、特開平5−222571号や同5
−212405号公報には、鋼板表面に凸状のエンボス
または突起を設ける方法が示されている。しかし、この
方法は、他方の鋼板表面が凸状のエンボスによって損傷
を受けやすいだけでなく、凸部の亜鉛めっきが剥離しや
すい等取り扱い性に問題があるという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、溶接
前に特別な工程を経ることなく、そのまま重ねて溶融溶
接することが可能で、特にレーザビームや電子ビーム等
の高エネルギー密度の熱源で溶融溶接した場合において
も溶接欠陥の発生頻度が少ない亜鉛めっき鋼板を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記の
溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板にある。
【0009】少なくとも一方の表面の一部が平坦部と凹
部とからなり、平坦部の面積と凹部の面積の和に占める
凹部の面積割合Xが10〜40%、凹部の平均深さdが
300/Xμm以上であり、かつ前記の凹部に囲まれた
それぞれの平坦部の面積が70mm2 以下である溶融溶
接性に優れた亜鉛めっき鋼板。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の亜鉛めっき鋼板について詳しく説明する。なお、以下
の説明においては、従来と同一または実質的に同じ部分
には従来と同じ符号を付して示し、その詳しい説明を省
略する場合がある。
【0011】図2は、本発明の亜鉛めっき鋼板の一例を
示す模式的斜視図であり、鋼板2の一方の表面には互い
に交差する複数条の微細な溝からなる凹部2aが形成さ
れている。
【0012】上記の凹部2aが形成された亜鉛めっき鋼
板20によれば、他方の亜鉛めっき鋼板3が通常の亜鉛
めっき鋼板であっても、図3に示すように、その重ね合
わせ面4に外部に通じた通路が形成される。このため、
溶接熱により発生した亜鉛蒸気は、図中に黒塗り矢符を
付して示すように、前記の通路を通って外部に抜ける。
その結果、重ね合わせ面4の亜鉛蒸気の圧力は溶融池6
に悪影響を与えるほど上昇せず、健全な溶接金属8が得
られる。
【0013】ここで、本発明においては、従来技術とは
異なり、平坦な鋼板表面に凹部2aを設けることとした
のは次の理由よる。すなわち、従来技術のように、平坦
な鋼板表面に凸部を設けた場合には、凸部のめっき層が
剥離しやすい、プレス成形等により凸部が潰れやすい、
凸部により他方の鋼板表面に傷をつけやすいという問題
が生じる。これに対し、凹部2aの場合には、前記のよ
うなことが全く生じないためである。
【0014】ただし、上記の凹部2aと、この凹部2a
に囲まれたそれぞれの平坦部2bは、次に述べる条件を
満たす必要がある。
【0015】凹部2aは、各平端部2bの総面積と凹部
2aの平面視上の総面積の総和、換言すれば凹部2aが
形成された鋼板の総表面積(A×B:図2参照)に対す
る面積割合Xが10〜40%であること。
【0016】また、凹部2aの深さは、図4に示す平均
深さd、具体的には平坦部2b、2b同士を結んだ直線
2cを基準としその直線2cから板厚方向に凹部2aの
深さを測定した場合の平均値が300/Xμm以上であ
ること。
【0017】一方、凹部2aに囲まれたそれぞれの平坦
部2bは、その面積が70mm2 以下、好ましくは25
mm2 以下であること。
【0018】ここで、凹部2aと平坦部2bを上記のよ
うに定めたのは、次の理由による。凹部2aの面積割合
Xが10%未満、平均深さdが300/Xμm未満、お
よび凹部2aに囲まれたそれぞれの平坦部2bの面積が
70mm2 を超えると、亜鉛蒸気の排出効果が不十分
で、健全な溶接部が得られない。
【0019】さらに、凹部2aの面積割合Xが40%を
超えると、平坦部2bが少なすぎて鋼板同士を接触させ
た場合に亜鉛めっき層が剥離しやすいだけでなく、プレ
ス成形時に平坦部2bが壊れやすくなる。これらのこと
は、後述する実施例の結果から明らかである。
【0020】凹部2aの断面形状は、図4に示すような
形状に限らず、例えば真円や楕円等の円弧面形状、矩形
形状等であってもよいが、応力集中を避ける観点からは
円弧面形状であることが望ましい。また、凹部2aの平
均深さdは、深ければ深いほどよく、特にその上限は規
定しない。しかし、あまり深くすると、鋼板自体の機械
的特性の劣化を招くので、その深さは最も深い部分でも
鋼板2の板厚の15%程度とするのがよい。
【0021】なお、凹部2aの表面粗さは特に制限され
ない。また、凹部2aの幅Hについては、その面積割合
Xとそれぞれの平坦部2bの面積により決まるので、特
に制限されない。しかし、凹部2aの幅Hがあまりに狭
い場合には亜鉛蒸気の排出作用が不十分になり、逆にあ
まりに広い場合には表面状態が悪くなる。このため、凹
部2aの幅Hは0.05〜2.5mm、より好ましくは
0.1〜1.2mm程度とするのが望ましい。
【0022】平坦部2aは、通常の鋼板の表面に相当
し、その表面粗さはJIS B0601に規定される算
術平均粗さRaで0.5〜2.0μm程度であればよ
い。また、それぞれの平坦部2bの平面形状は、図2に
示す四角形に限らず、円、楕円、菱形および三角形等の
任意の形状であってもよく、要は相隣り合う凹部2aが
1ヶ所以上で連続していればよい。
【0023】本発明の亜鉛めっき鋼板は、一方または両
方の表面全体が図2に示すような状態である必要はな
く、レーザビーム1の照射部、すなわち重ね合わせ溶融
溶接部が予め決まっている鋼板の場合には、例えば、図
5と図6に示すように、少なくとも一方の表面の一部分
に前記の凹部2aが設けられた表面2dであればよい。
これは、重ね合わせ面に発生する亜鉛蒸気の排出には、
一方の鋼板の表面に凹部2aがあれば十分であり、レー
ザビーム1の照射側表面の凹部2aは亜鉛蒸気の排出に
は寄与しないためである。
【0024】ここで、図6に示す鋼板200でもよいの
は、例えば、図7に示すように、凹部2aが設けられた
表面2dに対して凹部2aが設けられていない狭幅の鋼
板30を重ね合わせ溶融溶接し、部分的な接合部10を
形成させる場合、亜鉛蒸気は何等の問題もなく排出され
るためである。
【0025】ただし、凹部2aが設けられた表面2d
は、鋼板の少なくとも1つの板端に凹部2aが達するよ
うに設けるのが望ましく、この場合にはどのような重ね
合わせ態様でも、亜鉛蒸気は何等の問題もなく排出され
る。
【0026】なお、図5と図6に示す亜鉛めっき鋼板の
場合における凹部2aの面積割合Xを求めるための平端
部2bの総面積と凹部2aの平面視上の総面積の総和、
換言すれば凹部2aが形成された鋼板の総表面積は、図
5はC×D、図6はE×Fである。
【0027】本発明の亜鉛めっき鋼板は、例えば、母材
の鋼板表面に凹部2aを設けた後、亜鉛めっきを施すこ
とにより容易に製造可能である。また、凹部2aの設け
方としては、圧延ロールの表面に機械加工やレーザによ
る熱加工で凸部をつくってこれを母材の鋼板表面に転写
する方法、圧延後スクラッチを入れる方法等が挙げられ
る。さらに、めっきを施した後、凸部をもった圧延ロー
ルで圧延し鋼板表面に凹部2aをつける方法や、あらか
じめ凹凸のある鋼板にめっき処理を施した後、凸部のみ
が平坦部2bになる程度まで圧延する方法も挙げられ
る。
【0028】なお、本発明にいう亜鉛めっき鋼板とは、
溶融めっき法、電気めっき法、蒸着めっき法等の各種の
製造方法で製造されるものである。また、めっきの成分
としては、純Zn、Zn−Fe、Zn−Ni、Zn―C
o、Zn−Al等、亜鉛を主成分とし、耐食性等の向上
のためにその他の合金元素を含むものや、これらのめっ
き鋼板に有機高分子を分散処理あるいは被覆処理、りん
酸塩処理等を施したものも含む。
【0029】
【実施例】板厚0.8mmの炭素鋼板の両面に、めっき
付着量60g/m2 のZn−Fe合金の溶融亜鉛めっき
を施し、圧延により片面に凹部2aを付けた供試材を作
製した。その際、凹部2aの面積割合Xと平均深さd、
および凹部2aに囲まれた平坦部2bの面積を種々変え
た。
【0030】これらの供試材は、凹部2aを有する面を
上記と同じ条件の溶融亜鉛めっきを施したのみのめっき
鋼板に重ね合わせて図8に示すようにクランプし、YA
Gレーザを用い、連続発振モードで表1に示す条件のも
とにビード幅0.8mmの重ね溶融溶接した。なお、比
較のために、上記と同じ条件のもとに凹部2aがないめ
っき鋼板同士の重ね溶融溶接も行った。
【0031】
【表1】
【0032】そして、得られた各溶接材は、溶接ビード
表面の欠陥数と内部の欠陥数を調べることで評価した。
なお、溶接ビード表面の欠陥は、目視により溶接ビード
100mm当たりのピット個数により評価した。また、
内部の欠陥は、X線透過写真により溶接ビード100m
m当たりのブローホール個数により評価した。
【0033】以上の調査結果を表2〜表4に示す。な
お、表2は主に凹部2aの平均深さdが欠陥発生に及ぼ
す影響、表3は主に凹部2aの面積割合Xが欠陥発生に
及ぼす影響、表4は平坦部2bの面積が欠陥発生に及ぼ
す影響を示している。
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】表2から明らかなように、凹部2aがない
めっき鋼板(試番1)では、表面欠陥が20個、内部欠
陥が30個と極めて多く発生した。また、凹部2aがあ
っても、その平均深さdが本発明で規定する範囲を外れ
るめっき鋼板(試番5、9、13)では、表面欠陥が4
〜6個、内部欠陥が10〜16個と多く発生した。
【0038】これに対し、凹部2aの平均深さdが本発
明で規定する範囲内のめっき鋼板(試番2〜4、6〜
8、10〜12)では、表面欠陥は全く発生ぜす、内部
欠陥も最大で6個と少なかった。
【0039】また、表3から明らかなように、凹部2a
の面積割合Xが本発明で規定する範囲を外れるめっき鋼
板(試番14、15、24、25)のうち、試番14と
15のめっき鋼板では、表面欠陥が最小で4〜6個、内
部欠陥が10〜16個と多く発生した。また、試番24
と25のめっき鋼板では、表面欠陥は全く発生ぜす、内
部欠陥も2〜3個と少なかった。しかし、試番24と2
5のめっき鋼板は、凹部2aの面積割合が高すぎ、平坦
部2bが少なすぎるため、めっき鋼板同士を接触させた
場合に亜鉛めっき層が剥離しやすいだけでなく、プレス
成形時に平坦部2bが壊れやすく、取り扱い性に問題が
あった。
【0040】これに対し、凹部2aの面積割合Xが本発
明で規定する範囲内のめっき鋼板(試番16〜23)で
は、表面欠陥は全く発生ぜす、内部欠陥も最大で3個と
少なかった。
【0041】さらに、表4から明らかなように、凹部2
aに囲まれた各平坦部2bの面積が本発明で規定する範
囲を外れるめっき鋼板(試番31、32、38、39)
では、表面欠陥が2〜6個、内部欠陥が5〜18個と多
く発生した。
【0042】これに対し、凹部2aに囲まれた各平坦部
2bの面積が本発明で規定する範囲内の鋼板(試番26
〜30、33〜37)では、表面欠陥は全く発生ぜす、
内部欠陥も最大で4個と少なかった。
【0043】
【発明の効果】本発明の亜鉛めっき鋼板は、溶融溶接性
に優れている。このため、重ね合わせ溶融溶接した場
合、ピットやブローホール等の欠陥が極めて少ない良好
な溶接部が得られる。また、本発明の亜鉛めっき鋼板
は、重ね合わせ溶融溶接に先だって特別なギャップ設定
手段を講じる必要がないので、溶接施工性にも優れてい
る。さらに、他の亜鉛めっき鋼板との接触時におけるめ
っき層が耐剥離性や成形性にも優れており、その取り扱
いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の亜鉛めっき鋼板の重ね合わせ溶融溶接時
に溶接欠陥が生じる理由を説明するための模式的斜視図
である。
【図2】本発明の亜鉛めっき鋼板の一例を示す模式的斜
視図である。
【図3】本発明の亜鉛めっき鋼板の重ね合わせ溶融溶接
状態を示す模式的斜視図である。
【図4】凹部の断面形状の一例とその平均深さdを説明
するための模式的断面図である。
【図5】本発明の亜鉛めっき鋼板の他の一例を示す模式
的斜視図である。
【図6】本発明の亜鉛めっき鋼板のさらに他の一例を示
す模式的平面図である。
【図7】図6に示す本発明の亜鉛めっき鋼板と通常の亜
鉛めっき鋼板との重ね合わせ溶融溶接態様の一例を示す
模式的平面図である。
【図8】実施例における重ね合わせ溶融溶接法の態様を
示す模式図である。
【符号の説明】
1:レーザビーム、 2、20、200、3、30:亜鉛めっき鋼板、 2a:凹部、 2b:平坦部、 2c:直線、 2d:凹部2aが設けられた表面、 4:重ね合わせ面、 5:亜鉛蒸気、 6:溶融池、 7:スパッタ、 8:溶接金属、 9:溶接欠陥、 10:接合部。
フロントページの続き (72)発明者 福井 清之 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 Fターム(参考) 4E068 BF00 DB15 4K027 AA02 AA22 AB13 AB42 AC87 AD28 AE11 AE25

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一方の表面の一部が平坦部と凹
    部とからなり、平坦部の面積と凹部の面積の和に占める
    凹部の面積割合Xが10〜40%、凹部の平均深さdが
    300/Xμm以上であり、かつ前記の凹部に囲まれた
    それぞれの平坦部の面積が70mm2 以下である溶融溶
    接性に優れた亜鉛めっき鋼板。
JP2000049610A 2000-02-25 2000-02-25 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板 Pending JP2001234316A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049610A JP2001234316A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000049610A JP2001234316A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001234316A true JP2001234316A (ja) 2001-08-31

Family

ID=18571522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000049610A Pending JP2001234316A (ja) 2000-02-25 2000-02-25 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001234316A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240659A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Ihi Corp Zn含有物質被覆材料の溶接方法及びレーザ・アークハイブリッド溶接装置
CN110480166A (zh) * 2019-07-17 2019-11-22 广东工业大学 一种汽车车身镀锌板激光叠焊的新工艺
JP2021115604A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 日本製鉄株式会社 エンボス部を有するめっき鋼板、および、めっき鋼板にエンボス部を形成する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010240659A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Ihi Corp Zn含有物質被覆材料の溶接方法及びレーザ・アークハイブリッド溶接装置
CN110480166A (zh) * 2019-07-17 2019-11-22 广东工业大学 一种汽车车身镀锌板激光叠焊的新工艺
JP2021115604A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 日本製鉄株式会社 エンボス部を有するめっき鋼板、および、めっき鋼板にエンボス部を形成する方法
JP7360041B2 (ja) 2020-01-27 2023-10-12 日本製鉄株式会社 エンボス部を有するめっき鋼板、および、めっき鋼板にエンボス部を形成する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1892322B1 (en) Copper/niobium composite piping material produced by copper electroforming, process for producing the same and superconducting acceleration cavity produced from the composite piping material
KR100443803B1 (ko) 고탄소 강재, 고장력 저합금 강재의 프로젝션 용접 방법
EP2716399B1 (en) Method of manufacturing an automobile frame
JP3115456B2 (ja) 亜鉛めっき鋼板のレーザ溶接方法
US5163602A (en) Multi-walled steel pipe, a method of making the same and a metal strip for use in making the same
JP2007307591A (ja) 建築部材の製造方法
JP2001234316A (ja) 溶融溶接性に優れた亜鉛めっき鋼板
JP2009072799A (ja) 亜鉛系めっき鋼板のレーザー溶接方法
JP2002178178A (ja) 表面コーティングされた金属のレーザ重ね溶接方法
JP2019118946A (ja) 鋼板、突合せ溶接部材、熱間プレス成形品、鋼管、中空状焼入れ成形品、および鋼板の製造方法
JP2002160082A (ja) 亜鉛系めっき鋼板の重ね溶接方法及び溶接結合薄板
JP2021169114A (ja) 抵抗溶接部材の製造方法
JP3139325B2 (ja) レーザ溶接性に優れたZn−Ni系合金めっき鋼板
JP2012179658A (ja) 建築部材の製造方法
CA1151818A (en) Method for producing clad steel plate
KR920003189B1 (ko) 로울러 봉합용접기용 전극와이어
JP2002346780A (ja) 亜鉛メッキ鋼板の重ね合わせレーザ溶接方法
JP3695682B2 (ja) スポット溶接装置
JP3410626B2 (ja) レーザービームを用いた亜鉛めっき鋼板の重ね溶接方法
JPH05212405A (ja) 隅肉溶接性に優れためっき鋼板
RU2796012C1 (ru) Предварительно покрытый стальной лист, имеющий дополнительное покрытие для повышения механической прочности зоны металла сварного шва сварной стальной детали, изготовленной из указанного предварительно покрытого листа
JP3348671B2 (ja) 無研磨溶接缶用ラミネート鋼板
WO2022219968A1 (ja) 抵抗スポット溶接方法
JPH061349A (ja) 溶接缶胴を有する缶体
JPH07164163A (ja) シーム溶接用ワイヤ及びシーム溶接方法