JP2001227978A - 高度ドライバ支援システム・アーキテクチャに電子ホリゾンを供給する方法及びシステム - Google Patents

高度ドライバ支援システム・アーキテクチャに電子ホリゾンを供給する方法及びシステム

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JP2001227978A
JP2001227978A JP2000387632A JP2000387632A JP2001227978A JP 2001227978 A JP2001227978 A JP 2001227978A JP 2000387632 A JP2000387632 A JP 2000387632A JP 2000387632 A JP2000387632 A JP 2000387632A JP 2001227978 A JP2001227978 A JP 2001227978A
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data
route
segment
vehicle
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JP2000387632A
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Stephan V Bechtolsheim
ヴィ ベクトルシャイム スティーヴン
Larry Dunn
ダン ラリー
Andreas Hecht
ヘヒト アンドレアス
Matthias Schmitt
シュミット マティアス
Jerry Feigen
フィーゲン ジェフリー
Michelle Roser
ローザー ミッシェル
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3667Display of a road map

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車両にインストールされたドライバ支援
システムによる使用のための方法及びシステムを提供す
る。 【解決手段】 自動車両が経路路に沿って走行する時
に、自動車両の現在位置から自動車両が走行することが
できる経路路に沿った経路に関する更新されたデータ
を、システムに継続的に供給するための方法及びシステ
ムである。方法は、自動車両が走行している地理学的領
域にある経路路のセグメント及び経路路網の交差点を表
すデータを含むデータベースにアクセスし、及び自動車
両が、自動車両の現在位置から走行することができる経
路路に沿った一つ以上の経路を決定する段階を含む。各
経路は、しきい値まで拡張される。経路の各々を表すデ
ータは、ドライバ支援システムによる使用のために編成
されたデータ構造において供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、トラッ
ク、バス等のような、オン−ロード車両に用いることが
できるマップ・データ・アーキテクチャ・プラットフォ
ームに関し、特に本発明は、オン−ロード車両に設けら
れた高度ドライバ支援システムを支持するマップ・デー
タ・アーキテクチャ・プラットフォームに関する。
【0002】
【従来の技術】高度ドライバ支援システム(“ADA
S”)は、安全性、快適性、効率、及び運転の総合的な
満足感を改良することを意図して開発された。高度ドラ
イバ支援システムの例は、適応ヘッドライト照準、適応
巡航制御、適応シフト制御を含む。適応ヘッドライト照
準は、車両の前方にある経路路の曲率、傾き、高さ変
化、及び他の要因に基づき、車両のヘッドライト、即
ち、幅、回転角、抑角(高角)、及び明るさ(輝度)を
調整する。適応巡航制御は、車両速度、近隣の車両及び
他の障害物、走行している経路路の形式(高速経路路対
一般経路)、経路路の曲率、傾き、高さ、及び他の要因
に関するデータに基づき、設定速度又は設定速さよりも
遅い速度における他の車両からの安全追行距離を維持及
び/又は再開する。適応シフト制御は、車両速度、エン
ジン・速度、経路路の曲率、傾き、高さ及び他の要因に
関するセンサ・データに基づき自動変速装置(オート
マ)のギヤリング及びシフティングを調整する。これら
の他にも別の高度ドライバ支援システムが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの高度ドライバ
支援システムは、車両の現況及び車両の前方の車経路の
現況を決定するために車両の様々なセンサ機構を用い
る。これらのセンサ機構は、レーダー及びカメラのよう
な、視覚指向型センサを含みうる。レーダー及び視覚指
向型センサは、高度ドライバ支援システムの重要なコン
ポーネントではあるが、これらのコンポーネントには、
限界がある。レーダー又は視覚指向型センサの範囲及び
/又は精度(正確さ)は、霧、強く降る雨又は雪、又は
雪に覆われた経路路のような、ある一定の環境条件によ
って影響を受けうる。そして、レーダー及び視覚指向型
センサは、速度制限、交通標識、架橋(bridge crossing
s)、等のような、ある一定の有用な経路路属性を信頼で
きるものとして検出しない。更に、レーダー及び視覚指
向型センサは、曲率角又は他の障害物を“見る”ことが
できず従ってそのような状況において限界がありうる。
レーダー及び視覚指向型センサの限界を解決するための
一つの方法は、高度ドライバ支援システムにおける追加
のコンポーネントとしてディジタル・マップ・データを
用いることである。ディジタル・マップ・データは、前
方の経路路に関する情報を供給するために高度ドライバ
支援システムで用いることができる。ディジタル・マッ
プ・データは、霧、雨又は雪のような、環境条件による
影響を受けない。更に、ディジタル・マップ・データ
は、制限速度、交通及び車線制限、等のような、視覚指
向型システムによっては信頼できるものとして供給する
ことができない有用な情報を供給することができる。更
に、ディジタル・マップ・データは、曲率角であっても
或いは障害物を越えても車両の前方の経路路を決定する
ために用いることができる。従って、ディジタル・マッ
プ・データは、高度ドライバ支援システムにおける有用
な追加物でありうる。高度ドライバ支援システムにおけ
る追加のコンポーネントとしてディジタル・マップ・デ
ータを用いることができるが、ディジタル・マップ・デ
ータをそのような目的に対して広く用いることができる
前に解決されなければならない問題が残っている。例え
ば、高度ドライバ支援システムに要求される比較的大量
のディジタル・マップ・データを効率的に処理する必要
性が存在する。更に、異なる高度ドライバ支援システム
は、異なる形式及び量のディジタル・マップ・データを
要求するので従って様々な高度ドライバ支援システムに
よって必要とされるそれらのディジタル・マップ・デー
タを供給する必要性が存在する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、自
動車両周辺の経路路に関するデータを供給する方法であ
って:地理学的領域にある経路路網の経路路のセグメン
トを表すデータにアクセスする段階と;第一のしきい値
内で前記自動車両の現在の位置から前記自動車両が走行
することができる経路路に沿って経路を決定する段階
と;及び前記経路を表すデータを供給する段階とを具備
する方法によって達成される。本発明の方法では、前記
第一のしきい値は、前記自動車両が前記自動車両の現在
の速度で走行することができる距離の関数であってもよ
い。本発明の方法では、前記第一のしきい値は、前記自
動車両周辺の経路路の前記セグメントの速度制限の関数
であってもよい。本発明の方法では、前記第一のしきい
値は、経路路のセグメントの間の交差点を渡ることに関
連する遅延の関数であってもよい。本発明の方法では、
前記第一のしきい値は、前記自動車が一定の時間内に走
行することができる距離の関数であってもよい。本発明
の方法では、前記第一のしきい値は、前記自動車両が、
前記自動車両の現在の速度で一定の時間内に走行するこ
とができる距離の関数であってもよい。本発明の方法で
は、前記第一のしきい値は最小距離及び追加距離を含
み、それは車両速度、前記自動車両周辺の経路路の前記
セグメントの速度制限、交差点を渡ることに関連する遅
延、及び前記自動車両が、前記自動車両の現在の速度で
一定の時間内に走行することができる距離のうちの一つ
の関数であってもよい。本発明の方法では、前記経路を
表す前記データは、一つのデータ構造で供給されるよう
に構成してもよい。本発明の方法では、前記データ構造
は、ツリー構造であってもよい。本発明の方法では、前
記経路は、前記自動車両が前記現在位置から走行するこ
とができるすべての経路を含むように構成してもよい。
本発明の方法では、前記経路は、前記経路からの経路路
セグメントに沿った車両走行に対する合法的制限に従い
つつ、前記自動車両が、前記現在位置から走行すること
ができるすべての経路を含むように構成してもよい。本
発明の方法では、前記経路は、車両走行に対する合法的
制限に従わずに、前記自動車両が物理的に走行すること
ができる経路と同様に、車両走行に対する合法的制限に
従いつつ、前記自動車両が前記現在位置から走行するこ
とができるすべての経路を含むように構成してもよい。
本発明の方法では、前記経路の各々は、経路路セグメン
トを具備し、及び前記方法はさらに:前記経路からの前
記経路路セグメントを表すデータを供給する段階を具備
するように構成してもよい。本発明の方法では、前記経
路の各々は、前記自動車両が現在ある経路路セグメント
を除いて、すべての経路路セグメントを具備するように
構成してもよい。本発明の方法では、前記自動車両が、
前記現在位置から走行することができる経路路セグメン
トを、前記経路を表す前記データと関連付けるデータを
供給する段階をさらに具備するように構成してもよい。
本発明の方法では、前記経路は、最初の経路から最後の
経路まで順番付けされるようにしてもよい。本発明の方
法では、前記経路は、各経路に含まれる経路路セグメン
トの間の各交差点におけるターン方向に従って、順番付
けされるようにしてもよい。本発明の方法では、前記経
路を形成する経路路セグメントを表すデータは、前記自
動車両に搭載されたデータベースに含まれるように構成
してもよい。本発明の方法では、前記決定段階は、新し
い車両位置が決定されるたびに実行されるようにしても
よい。本発明の方法では、前記経路を表すデータを供給
する時に、前記経路と比較した、前記自動車両の前記現
在位置を表すデータも供給することをさらに具備するよ
うにしてもよい。本発明の方法では、前記経路を表すデ
ータ及び前記経路と比較した前記自動車両の前記現在位
置を表すデータを供給する段階を実行した後、新しい現
在車両位置を決定する段階と;前記新しい現在車両位置
からの前記経路のいずれかに沿った走行のコストが、第
二のしきい値より小さいかどうか決定し;及び前記新し
い現在車両位置からの前記経路の各々に沿った走行の前
記コストが、前記第二のしきい値を超える場合、前記経
路を表すデータ及び前記経路と比較した、前記自動車両
の前記新しい現在位置を表すデータを供給する段階をさ
らに具備するように構成してもよい。本発明の方法で
は、前記経路を表すデータ及び前記経路と比較した前記
自動車両の前記現在位置を表すデータを供給する前記段
階を実行した後、新しい現在の車両位置を受信する段階
と;前記新しい現在車両位置からの前記経路のいずれか
に沿った走行のコストが、第二のしきい値よりも少ない
かどうか決定する段階と;前記新しい現在車両位置から
の前記経路のいずれかに沿った走行の前記コストが、前
記第二のしきい値よりも小さい場合、前記自動車両が、
前記自動車両の新しい現在位置から走行することができ
る経路路に沿った新しい経路を決定する段階であって、
前記新しい経路は、前記第一のしきい値内である前記段
階と;及び前記新しい経路を表すデータ及び前記新しい
経路と比較した、前記自動車両の前記新しい現在位置を
表すデータを供給する段階とをさらに具備するようにし
てもよい。本発明の方法では、前記経路の一つを具備す
る第一の経路を決定する段階と;及び前記第一の経路を
示すデータを供給する段階をさらに具備するようにして
もよい。本発明の方法では、前記第一の経路は、以前に
算出されたルートに対応するようにしてもよい。本発明
の方法では、前記第一の経路は、前記自動車両がたどる
可能性が最も高い経路に対応するようにしてもよい。本
発明の方法では、前記経路は、Uターンを含むようにし
てもよい。本発明の方法では、前記経路を表すデータと
ともに、センサ・データを供給する段階をさらに具備し
てもよい。本発明の方法では、前記センサ・データは、
前記経路を表す前記データと関連するようにしてもよ
い。また、本発明の上記課題は、自動車両にインストー
ルされ、前記自動車両周辺の経路路網に関するデータを
供給するソフトウェア・プログラムであって:現在の車
両位置周辺にある経路路を表すデータにアクセスするプ
ログラミング・ルーチンと;前記現在の車両位置周辺に
あるどの経路路が、しきい値と関連する範囲まで、前記
現在位置から前記自動車両が走行することができる経路
であるかを決定するプログラミング・ルーチンと;及び
他のアプリケーションが前記経路を定義する前記データ
を取得することができる一時的データ・レポジトリに、
前記経路を定義するデータを記憶するプログラミング・
ルーチンとを具備することを特徴とするソフトウェア・
プログラムによって達成される。更に、本発明の上記課
題は、自動車両周辺の経路路網に関するデータを供給す
るために、自動車両にインストールされたソフトウェア
・プログラムによって実行される方法であって:前記自
動車両が、しきい値と関連する範囲まで、現在位置から
走行することができる複数の経路を決定する段階であっ
て、各経路は一つ以上の経路路セグメントの異なるシー
ケンスを具備し、及び各シーケンスは、前記自動車両が
いる前記経路路セグメントで開始し;及び各シーケンス
における前記経路路セグメントは、前記範囲まで、前記
現在位置から前記自動車両が走行することができる継続
的な経路を形成する前記段階と;及び前記自動車両にお
ける他のアプリケーションによる使用のために、前記複
数の経路の各々において、経路路セグメントの前記シー
ケンスを定義するデータを供給する段階とを具備するこ
とを特徴とする方法によって達成される。本発明の方法
では、前記経路に沿った点における曲率を示すデータを
供給する段階を具備するようにしてもよい。本発明の方
法では、前記経路に沿った経路路オブジェクトを示すデ
ータを供給する段階であって、前記経路路オブジェクト
は、標識及び横断歩道を含む前記段階を具備するように
してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】これら及び他の目的を解決するた
めに、本発明は、自動車両が道路に沿って走行するとき
に自動車両の現在の位置から自動車両が走行することが
できる道路に沿った経路に関する更新されたデータをそ
のようなシステムに継続的に供給すべく自動車両にイン
ストールされたドライバ支援システムによって用いられ
る方法及びシステムを備えている。方法は、自動車両が
走行するような地理学的領域に位置決めされた道路網の
道路及び交差点のセグメントを表すデータを含むデータ
ベースをアクセスすること及び自動車両の現在の位置か
ら自動車両が走行することができる道路に沿った一つ以
上の経路を決定することを含む。各経路は、しきい値ま
で広げられる。これらの経路を表しているデータは、ド
ライバ支援システムによる使用のために系統立てられた
データ構造において供給される。経路を表しているデー
タは、道路地形、道路属性、及び各経路に沿ったオブジ
ェクトに関するデータを含む。
【0006】
【実施例】I.用語 この明細書において以下の用語及び概念を用いる。(こ
こに提供された用語及び定義は、限定することを意図し
ない。類似又は同様な概念を表すために他の用語及び定
義を用いることもできる。) (1)セグメント及びノード. “セグメント”(“経
路路セグメント”とも称する)は、経路路の長さであ
る。各セグメントは、二つの末端を有する。“ノード”
は、セグメントの末端の一つである。セグメントは、左
ノード及び右ノードを有する。左ノードは、より小さい
経度値を有するノードである。両方のノードの経度値が
同じであるならば、左ノードは、より小さい経度を有す
るノードである。一実施例によれば、セグメント及びノ
ードは、ドライバ支援システム・マップ・データ・アー
キテクチャによって用いられるマップ・データベースの
データによって表される。 (2)形状点(シェープ・ポイント). “形状点”
は、その末端間のセグメント上の中間点である。形状点
は、複数の目的に用いられる。形状点は、経路路セグメ
ントの曲率をモデル化するために用いられうる。また、
形状点は、オーバーパス(陸橋、高架交差路)及びアン
ダーパス(地下経路)をモデル化するために用いられう
る。例えば、異なる高さで一つの経路路セグメントが別
の経路路セグメントを横切る場合(例えば、陸橋又は地
下経路)には、形状点は、交差の位置における各経路路
セグメントと関連付けられかつ各形状点の属性は、その
位置における関連経路路セグメントの相対経度又は絶対
経度を示す。一実施例によれば、形状点は、ドライバ支
援システム・マップ・データ・アーキテクチャによって
用いられるマップ・データベースで表される。 (3)走行方向. セグメント上の“走行方向”(セグ
メント上の車両走行の許される方向)は、“左ノードか
ら右ノードへ走行する”又は“右から左ノードへ”によ
り表現される。 (4)入口ノード及び出口ノード. セグメント上を走
行している状況(コンテクスト)において最初に遭遇す
るノードは、“入口ノード”と称され、他のノードは、
“出口ノード”と称される。 (5). “点”は、セグメントのノード又は形状点
を意味する。点は、それに関連付けられた地理学的位置
を有する(例えば、緯度、経度、及び標高)。 (6)セグメント位置. “セグメント位置”は、セグ
メント上のいずれかの場所である。用語“点”がゼグメ
ントのノード及び形状点だけを称するのに対して、セグ
メント位置は、ノード、全ての形状点、及びノードと形
状点との間の全ての論理点(即ち、位置)を含んでいる
セグメント上の全ての位置を含む。 (7)セグメント・ベアリング及び進行方向. ノード
におけるセグメントの“ベアリング”は、そのノードに
おけるセグメントの方向を意味する。方向は、ノードか
らセグメントの内側に向かって計測される。例えば、左
ノードにおけるベアリングは、車両が左から右ノードへ
走行するときの左ノードにおける車両の進行方向であ
る。左又は右ノードにおけるセグメントの進行方向は、
適切なノード+180度におけるベアリング値から計算
される。 (8)曲率. “曲率”は、点又はセグメント位置にお
けるセグメントの部分がどのように曲がっているのかを
記述する。曲率を計算しかつ表す異なる方法が存在す
る。セグメントの点における曲率を表す一つの方法は、
その点におけるセグメントのカーブに対応する円の半径
によってである。一実施例によれば、曲率は、ドライバ
支援システム・マップ・データ・アーキテクチャによっ
て用いられるマップ・データベースのデータによって表
される。別の実施例によれば、曲率は、経路路セグメン
トに沿って連続する点の座標を示しているデータを用い
て計算されうる。 (9)経路. “経路”は、車両が現在の位置から走行
する一つ以上の経路路セグメント(又はその部分)のシ
ーケンスである。 (10)経路路オブジェクト. “経路路オブジェク
ト”は、標識或いは横断歩経路のような、経路路上又は
経路路に沿って位置決めされたオブジェクトを意味す
る。 (11)経路路地形. “経路路地形”は、経路路の形
状及び曲率を意味する。経路路形状は、経路路セグメン
トに沿った点の地理学的座標によって定義される。
(“曲率”は、以下に別途説明される。)
【0007】II.高度ドライバ支援システム・マップ
・データ・アーキテクチャ A. 概要 図1は、高度ドライバ支援システム・マップ・データ・
アーキテクチャ100の機能ブロック図である。高度ド
ライバ支援システム・マップ・データ・アーキテクチャ
100は、自動車両108にインストールされたソフト
ウェア及びハードウェア・コンポーネントの組合せであ
る。高度ドライバ支援システム・マップ・データ・アー
キテクチャ100は、高度ドライバ・システム・アプリ
ケーション200によって使用されるマップ関連データ
へのアクセスを供給する。高度ドライバ支援システム・
マップ・データ・アーキテクチャ100は、以下のコン
ポーネントを含む。 (1). センサ120. センサ120は、経路路網
上の車両108の位置を決定しかつ車両の速度及び進行
方向のような、他の情報を供給するために高度ドライバ
支援システム・マップ・データ・アーキテクチャ100
のプログラミングによって用いられる出力を供給する。
(これらのセンサ120に加えて、高度ドライバ・シス
テム・アプリケーション200は、他の形式のセンサ1
22からの出力を用いうる。これらの他の形式のセンサ
122は、レーダー又は視覚システム形式のセンサを含
みうる。) (2). マップ・データベース130. マップ・デ
ータベース130は、高度ドライバ支援システム・マッ
プ・データ・アーキテクチャ100がインストールされ
ている車両108が走行するような地理学的エリアにお
ける、興味がある経路路及び点のような、地理学的特徴
に関する情報を含む。 (3). データ・ホリゾン・プログラム110.
ライバ支援システム・マップ・データ・アーキテクチャ
100は、データ・ホリゾン・プログラム110を含
む。データ・ホリゾン・プログラム110は、高度ドラ
イバ支援システム200にマップ関連データを供給する
ためにマップ・データベース130及びセンサ120か
らの入力を用いるプログラミングを含む。 (4). ソフトウェア・ツール・コンポーネント15
0. この実施例では、ソフトウェア・ツール・コンポ
ーネント150は、データ・ホリゾン・プログラム11
0の一部である。ソフトウェア・ツール・コンポーネン
ト150は、マップ・データベース130をアクセスす
るためのプログラミングと、マップ・データベース13
0から取得したマップ・データである一定の必要機能を
実行するためのソフトウェア・ツール・プログラムとを
含む。 (5). 監視プログラム160. 監視プログラム1
60は、データ・ホリゾン・プログラム110の監視実
行を供給する高度ドライバ支援システム・マップ・デー
タ・アーキテクチャ100のソフトウェア・コンポーネ
ントである。 (6). 構成プログラム165. 構成プログラム1
65は、データ・ホリゾン・プログラム110の構成を
供給する高度ドライバ支援システム・マップ・データ・
アーキテクチャ100のソフトウェア・コンポーネント
である。 (7). データ・エンジン170. データ・エンジ
ン170は、データ・ホリゾン・プログラム110のコ
ンポーネントである。データ・エンジン170は、から
マップ・データベース130を決定しかつそれから車両
の前方(又は後方)にある経路路に関する関連データを
取得する。 (8). データ・リポジトリ180. データ・リポ
ジトリ180は、データ・ホリゾン・プログラム110
のコンポーネントである。データ・リポジトリ180
は、データ・エンジン170によって決定されたような
車両の前方(又は後方)にある経路路に関する最新の関
連データを含む。 (9). データ・ディストリビュータ190. デー
タ・ディストリビュータ190は、データ・ホリゾン・
プログラム110のコンポーネントである。データ・デ
ィストリビュータ190は、車両の前方(又は後方)に
ある経路路に関する新しいデータがデータ・リポジトリ
180に記憶されたという通知を供給する。 (10). 一つ以上の高度ドライバ支援アプリケーシ
ョン200. これらのアプリケーション200は、デ
ータ・ホリゾン・プログラム110によって供給される
マップ関連データを用いる。これらのアプリケーション
200は、適応ヘッドライト照準、適応巡航制御、障害
物検出、障害物回避、衝突回避、適応シフト制御、その
他を含みうる。 (11). 一つ以上のデータ・リスナ300. デー
タ・リスナ300は、データ・ホリゾン・プログラム1
10からデータを取得するために用いられるソフトウェ
ア・コンポーネントである。データ・リスナ300は、
データ・ディストリビュータ190から通知を受取りか
つデータ・リポジトリ180からデータを取得する。デ
ータ・リスナ300は、各ドライバ支援アプリケーショ
ン200の一部として実施されうか又はデータ・リスナ
は、スタンドアロン・ソフトウェア・コンポーネントと
して実施されうる。高度ドライバ支援システム・マップ
・データ・アーキテクチャ100の上記コンポーネント
のそれぞれを以下に詳述する。
【0008】B.測位センサ120 図1及び図2を参照すると、データ・ホリゾン・プログ
ラム110は、測位センサ120からの出力を受け取
る。一実施例によれば、これらのセンサ120は、GP
Sシステム120(1)、ジャイロスコープ120
(2)、車両速度・センサ120(3)及び車両前進
(フォワード)/後退(リバーズ)センサ120(4)
を含む。また、他の形式のセンサ120(5)も含まれ
うる。例えば、センサは、慣性ナビゲーション・センサ
を含みうる。一実施例では、GPSシステム120
(1)は、Trimbleによって製造されるシステムであり
かつジャイロスコープ120(2)は、Murataによって
製造される装置である。また、その他の製造者による装
置を用いうる。車両速度及び/又は車両前進/後退方向
を示しているデータは、車両108のどこかに他の目的
のために設けられたセンサ又はコンポーネントから取得
されうる。一実施例では、ジャイロスコープ及び速度信
号は、100ミリ秒毎に収集される。GPS及び車両前
進/後退方向センサは、毎秒1度の頻度(回数)に設置
されている。他の実施例では、センサ出力は、異なる頻
度に設置されうる。
【0009】C.マップ・データベース130 (1). マップ・データベース編成. 図1を再び参照すると、マップ・データベース130
は、経路路、交差点、興味のある点、及び高度ドライバ
支援システム・マップ・データ・アーキテクチャ100
がインストールされている車両108が走行しているよ
うな地理学的領域における可能な他の地理学的特徴に関
する情報を含む。図1に示す実施例では、マップ・デー
タベース130は、一つ以上のコンポーネント・データ
ベースで形成されている。特に、マップ・データベース
130は、一次データベース130(1)及び補助デー
タベース130(2)を含む。一次マップ・データベー
ス130(1)は、車両測位、ルート計算、ルート案
内、及びマップ表示を含んでいる、ナビゲーション関連
機能をサポート(支持)する。また、一次データベース
130(1)は、高度ドライバ支援システム機能の一部
に対するサポートも供給する。この実施例では、また、
一次データベース130(1)は、以下に説明するよう
に、ドライバ支援アプリケーション200に供給される
データ読取りの一部も供給する。一実施例では、一次マ
ップ・データベース130(1)は、米国Illinois州,R
osemontにあるNavigation Technologies Corporationに
よって開発されかつ出版されたSDAL物理記憶域フォ
ーマットのデータベースである。一実施例では、一次デ
ータベース130(1)は、SDAL物理記憶域フォー
マットのバージョン1.7のものである。一次マップ・
データベースの適切な実施例は、その全ての開示がここ
に参考として採り入れられる米国特許第5,968,1
09号公報に記述されている。(ここに開示されている
発明対象事項は、特定のデータベース・フォーマットに
限定されない。) また、補助データベース130(2)は、地理学的領域
における経路路及び交差点に関するデータも含む。しか
しながら、補助データベース130(2)は、一次マッ
プ・データベース130(1)に供給される必要がない
データを含む。補助マップ・データベース130(2)
は、一次データベース130(1)に含まれるデータよ
りも品質が高い(即ちより正確な)データを含みうる。
例えば、経路路地形に関して、補助データベース130
(2)のデータは、経度、緯度、及び/又は高度に関し
てより正確でありうる。また、トンネルの始点及び終点
位置は、一次データベース130(1)におけるよりも
補助データベース130(2)においてより正確に特定
されうる。更に、補助データベース130(2)におけ
るデータは、曲率のような、導出された情報に関してよ
り正確でありうる。また、補助データベース130
(2)は、一次データベース130(1)に含まれるデ
ータよりも多くの種類のデータ(例えば、より多くの種
類の属性)を含みうる。例えば、補助データベース13
0(2)は、経路路セグメントに沿ったそれらの位置、
標識オブジェクト形式及び標識テキストを含んでいる標
識及び横断歩経路のような、経路路オブジェクトに関す
るデータを含みうる。また、補助データベース130
(2)は、経路路が並木のあるものかどうか、等を示し
ているデータも含みうる。一実施例によれば、一次デー
タベース130(1)と補助データベース130(2)
の両方は、範囲が及ぶ領域における全ての経路路及び交
差点を表しているデータを含む。この代替によれば、補
助データベース130(2)のデータは、一次データベ
ース130(1)でも表示される各経路路セグメントの
表示を補助する。代替実施例によれば、補助データベー
ス130(2)は、一次データベース130(1)より
も少ない経路路を表示する。この代替実施例では、一次
データベース130(1)は、範囲が及ぶ領域における
全ての経路路及び交差点を表しているデータを含みうる
が、補助データベース130(2)は、範囲が及ぶ領域
における全ての経路路の一部だけを表しているデータを
含む。例えば、補助データベース130(2)は、最も
多い交通量を有する経路路(例えば、高速経路路、幹線
経路路)だけを含みうる。また、補助データベース13
0(2)によって表される経路路セグメントは、一次デ
ータベース130(1)におけるデータによっても表さ
れうる。更に別の代替実施例によれば、二つの個別なデ
ータベースを用いる代わりに、ドライバ支援システム・
マップ・データ・アーキテクチャ100によってシング
ル・データベースが用いられる。このシングル・データ
ベース実施例では、一次データベース130(1)に含
まれるより低い精度のデータは、補助データベース13
0(2)に含まれるより高い精度のデータと組合せられ
る。シングル・データベース実施例では、全ての経路路
は、補助データベースの高精度基準を有しているデータ
によって表されうる。代替的に、シングル・データベー
ス実施例では、表された経路路のあるものだけがより高
い精度のデータによって表されかつ経路路の残っている
ものは、より低い精度のデータによって表される、高い
精度のデータ及び低い精度のデータの両方を含むシング
ル・データベース実施例では、表された経路路セグメン
トがより高い精度のデータによって表されるか又はより
低い精度のデータによって表されるかを示す手段が設け
られる。データ属性(例えば、高精度データ・ビット)
は、セグメントを表しているデータが特定の高精度基準
に従う(順応する)かどうかを示すために経路路セグメ
ントを表している各データ・エンティティに関連付けら
れうる。更なる代替では、経路路は、異なる精度レベル
のデータによって表されうる。これらの異なる精度レベ
ルのそれぞれは、精度レベル指示(例えば、0−7)に
よって示されうる。
【0010】(2). 異なる精度レベルのデータを統
合すること 上記したように、マップ・データベース130のある実
施例では、ある経路路は、高度ドライバ支援システム・
アプリケーションによって用いられるために充分に高い
精度レベルを有しているデータによって表され、そして
他の経路路は、高度ドライバ支援システム・アプリケー
ションによって用いられるには充分に高くない精度レベ
ルを有しているデータによって表される。これらの実施
例では、高精度データが低(または未知)精度データと
統合されるような手段が設けられる。この統合を提供す
るために、データは、推移セグメントを表すべくマップ
・データベース130に含まれる。“遷移セグメント”
は、高精度レベルを有しているデータによって表される
別のセグメントに一端でかつより低い(または未知の)
精度レベルのデータによって表される別のセグメントに
その他端で接続されるセグメントである。遷移セグメン
トでは、高精度レベルを有するデータによって表される
セグメントに接続されたノードの座標は、より高い精度
レベルで記憶される。しかしながら、より低い(または
未知の)精度レベルのるデータによって表されるセグメ
ントに接続されたノードの座標は、より低い精度レベル
に記憶される。従って、この実施例によれば、3種類の
セグメントが存在する:(1)高精度データによって表
されるセグメント、(2)より低い(または未知の)精
度データによって表されるセグメント、及び(3)
(1)と(2)を接続している遷移セグメント。
【0011】(3). マップ・データベースに含まれ
るデータ属性の種類 上記したように、マップ・データベース130は、経路
路及び交差点に関する情報を含む。一実施例によれば、
マップ・データベース130は、個別のセグメント・デ
ータ・エンティティを有する各経路路セグメントを表
す。経路路セグメントの端点における各ノードは、個別
のノード・データ・エンティティによって表される。マ
ップ・データベース130は、セグメント・データ・エ
ンティティに関連付けられた(データ)属性及びノード
・データ・エンティティに関連付けられた(データ)属
性を含む。ノード属性は、セグメントの端ノードの性質
又は特性に関する。セグメント属性は、全体としてセグ
メントに又はセグメントに沿って特定の点(位置)に関
連付けられる性質又は特性に関する。ノード属性の例
は、以下のものを含む: (1).現在のノードから拡張しているセグメントの
数。この計数は、現在のセグメント(即ち、入口セグメ
ント)を含む。アクセス可能であるやなしやに係らず、
全てのセグメントが計数される。 (2).車両が特定のノードで実行することができる可
能なターンの数。(この計数ではUターンは、含まれな
い。) 上記に加えて、地理学的座標、標高、名前、それに接続
された経路路セグメントの識別(例えば、ID番号によ
る)、ターン制限、等を含んでいる、様々な他の属性が
ノードと関連付けられうる。上記したように、セグメン
ト属性は、セグメントに沿った特定の点(位置)に関連
付けられた性質又は特性に関することができる。セグメ
ントのこれらの属性は、“点依存属性”と称される。こ
の形式のセグメント属性は、セグメント上の“点”に関
する性質を記述する(ここで、“点”は、セグメントの
二つの端ノードの一つ又はセグメント上の形状点のいず
れかを意味する)。点依存属性は、勾配(グレード)、
斜面(バンキング)、等のような、点における経路路セ
グメントの性質を表すために用いられる。本実施例で
は、ある一定の点依存属性は、セグメントに沿った走行
方向に関連付けられる。“停止標識”属性は、走行方向
に関連付けられた点依存属性の例である。“停止標識”
属性は、走行の特定の方向に関連付けられたセグメント
に沿った点における停止標識の存在を示す(例えば、セ
グメントに沿って反対方向に走行している場合に停止標
識が存在しうる)。また、“停止標識”属性は、ブール
属性の例でもある。ブール属性は、特定の点において真
または偽のいずれかである点依存属性である。停止標識
は、特定の点において存在するかまたは存在しないかの
いずれかなので、“停止標識”は、ブール属性を用いて
モデル化される。別の種類の点依存属性は、ブール遷移
属性である。ブール遷移属性は、セグメントの点だけで
はなく、セグメント上の全ての位置に適用する性質又は
特性を記述する。ブール遷移属性は、そうであるとして
もセグメント点における値だけを変える属性である。
(用語“前”及び“後”は、点に近づいてくる車両及び
その点を越えてドライブしてゆく車両を意味する。)例
えば、走行方向が与えられたセグメント上のいずれかの
位置(いずれかの点ではなく)に対して、車両“追い越
し”は、許されるかまたは許されないかのいずれかであ
る。車両“追い越し”が許されるかどうかをモデル化す
るために、関連する標識(“追い越し禁止開始”及び
“追い越し禁止終了”のような)がセグメントの点に位
置決めされるという想定がなされる。このような場合に
は、以下の一つがセグメントのいずれかの点に対して適
用される。 True->true transition:追い越しは、点の前及び点の後で許される。 (真−>真遷移) True->false transition:追い越しは、点の前で許されるが点の後では (真−>偽遷移) 許されない。 False->true transition:追い越しは、点の前で許されないが点の後では (偽−>真遷移) 許される。 False->false transition:追い越しは、点の前及び点の後のいずれでも (偽−>偽遷移) 許されない。 別の種類の点依存属性は、整数範囲遷移属性である。整
数範囲遷移属性は、整数範囲又は整数間隔を表している
属性である。整数範囲属性は、セグメントのいずれか二
つの連続する点の間で固定値を有するがしかしあらゆる
点におけるその値を異なる間隔に変更しうる。点の前及
びその点における値が規定される。整数範囲遷移属性が
用いられる場合の例は、“最大速度情報”に対してであ
る。{20..29}のような整数範囲値は、最大法定速度が
20km/hと29km/hとの間であるということを
意味する。{20..20}のような整数範囲値は、最大法定
速度がちょうど20km/hであるということを意味す
る。値は、また、一日の異なる時間に対して特定されう
る。あるセグメント属性は、セグメントの全ての点に対
して同じでありうる(例えば、経路路名)。そのような
属性は、セグメント全体に対して一度だけ特定されう
る。点依存属性情報は、SDALフォーマット又は他の
データベース・テーブルに記憶されうる。図3A及び図
3Bは、マップ・データベース130に含まれるデータ
の形式のあるものを示す。図3A及び図3Bの“Source
(ソース)”と分類されたテーブルのカラム(列)は、
データ素子が一次データベース130(1)、補助デー
タベース130(2)、又はその両方において見出され
るかどうかを示す。
【0012】(4). 曲率 一実施例によれば、セグメント属性の中に含まれるもの
は、曲率(curvature)を表している属性である。“曲
率”は、セグメントの長さに沿った点の性質である。曲
率は、セグメントの一部がその点においてどのようにカ
ーブする(曲がる)かを記述する。本実施例では、曲率
は、セグメントの点に対して規定される(即ち、形状
点、ノード)。曲率は、二つのコンポーネントによって
記述される:曲率方向(左カーブ、右カーブ及び真っ直
ぐ)及び曲率半径(曲率半径)。真っ直ぐ又はほぼ真っ
直ぐの場合には曲率の半径は、規定されない。(構成可
能なしきい値を超える曲率半径に対するセグメントは、
直線と考えられうる。) 曲率データは、多数の異なる方法で取得されうる。曲率
データを取得する一つの方法は、センサ装置(例えば、
加速度計)を用いて直接それを計測しかつマップ・デー
タベース130の点に関連付けられたデータ属性として
計測を記憶することである。曲率データを取得する別の
方法は、位置データを用いて曲率を計算することであ
る。3点のシーケンスに対して、中間点における曲率は
その円周が3店の位置を含む円の半径を計算することに
よって決定することができる。位置データを用いて計算
によって得られた曲率データは、マップ・データベース
130に記憶されうる。代替的に、曲率は、車両のソフ
トウェア機能によって必要に応じて計算されうる。その
ようなソフトウェア機能は、マップ・データベース13
0に記憶された点に関連付けられた位置データを用いて
高度ドライバ支援システム・アプリケーション200の
中に含まれうる。代替的に、位置データから曲率を計算
するソフトウェア機能は、データ・ホリゾン・プログラ
ム110に含まれうる。
【0013】D. ソフトウェア・ツール・コンポーネ
ント150 ソフトウェア・ツール・コンポーネント150は、デー
タ・ホリゾン・プログラム110が構築される基礎を供
給する。図1及び図4に示した実施例では、ソフトウェ
ア・ツール・コンポーネント150は、データ・アクセ
ス・レイヤー150(1)、ナビゲーション・アプリケ
ーション150(2)、及びオブジェクト・フレームワ
ーク150(3)を含む データ・アクセス・レイヤー150(1)は、マップ・
データベース130をアクセスするために供給される。
一実施例では、データ・アクセス・レイヤー150
(1)は、米国Illinois州、RosemontにあるNavigation
Technologies Corporationから入手可能なSDALラ
イブラリである。データ・アクセス・レイヤー150
(1)は、一次データベース130(1)におけるマッ
プ属性への効率的アクセスのためのソフトウェア・ライ
ブラリの形式の一組のアプリケーション・プログラミン
グ・インタフェース(API)を供給する。データ・ア
クセス・レイヤー150(1)の実施例は、その開示全
体がここに参考として採り入れられる、1996年10
月25日に出願された同時係属出願である米国特許出願
第08/740,298号に記載されている。ナビゲー
ション・アプリケーション150(2)は、車両内ナビ
ゲーション・システムで用いられるものと同様な機能を
供給する。一実施例によれば、ナビゲーション・アプリ
ケーション150(2)は、APIソフトウェア・ライ
ブラリ・ルーチンの形式で供給される。これらのAPI
ソフトウェア・ライブラリ・ルーチンは、マップ−デー
タ関連アプリケーションにおいて頻繁に用いられるオペ
レーションに対して供給される。ナビゲーション・アプ
リケーション150(2)の中に含まれるものは、車両
測位150(2)(1)、マップ・ディスプレイ150
(2)(2)、ルート計算150(2)(3)、地理学
コーディング150(2)(4)、及び方向案内150
(2)(5)である。一実施例では、ナビゲーション・
アプリケーション150(2)は、米国Illinois州、Ro
semontにあるNavigation Technologies Corporationか
ら入手可能なNavToolsソフトウェアである。車
両測位、マップ・ディスプレイ、ルート計算及び方向案
内は、その開示全体がここに参考として採り入れられ
る、同時係属出願である米国特許出願第09/276,
377号、第09/047,141号、第09/04
7,698号、第08/893,201号、及び第09
/196,279号に記載されている。オブジェクト・
フレームワーク150(3)は、データ・アクセス・レ
イヤー150(1)及びナビゲーション・アプリケーシ
ョン150(2)の回りのオブジェクト指向型ラッパー
を供給する。オブジェクト・フレームワーク150
(3)は、データ・アクセス・レイヤー150(1)及
びナビゲーション・アプリケーション150(2)の使
用を簡略化する。また、オブジェクト・フレームワーク
150(3)は、ある一定のプラットフォームにおける
アプリケーションの開発を容易にしうる(例えば、マイ
クロソフト・ウィンドウズ/NT環境)。
【0014】高度ドライバ支援システム・データ・アー
キテクチャにおけるXML 一実施例では、高度ドライバ支援システム・マップ・デ
ータ・アーキテクチャ100は、XML(eXtensible Ma
rkup Language)を用いる。例えば、ログ・ファイル及び
他の情報は、XMLで生成しうる。同様に、高度ドライ
バ支援システム・マップ・データ・アーキテクチャ10
0によって読み込まれた情報のあるものは、XMLでエ
ンコードされうる。複数の目的に対して一つのファイル
・フォーマットを有することの利点は、操作及び入力及
び出力情報の更なる処理を簡略化する。XMLの使用
は、開発及び試験環境において有利である。一実施例で
は、ネーティブ・ファイル・フォーマットとしてマイク
ロソフトのインターネット・エクスプローラ・バージョ
ン5.0(IE5)又はXMLをサポートする別のプロ
グラムを用いることができる。また、IE5は、XSL
(XML関連スタイル・ファイル)を処理する。これ
は、XMLファイルを異なる方法で表現させる。
【0015】E.データ・エンジン170 (1). 概要 図1及び図5を参照すると、データ・ホリゾン・プログ
ラム110は、データ・エンジン170を含む。データ
・エンジン170は、電子ホリゾン(以下に詳述する)
を計算するデータ・ホリゾン・プログラム110のコン
ポーネントである。データ・エンジン170は、編成さ
れたフォーマットの電子ホリゾンを表しているデータを
含む出力を供給する。データ・エンジン170は、サイ
クル・ベースでこの出力を供給する。
【0016】(2). データ・エンジンへの入力 その機能を実行することにおいて、データ・エンジン1
70は、入力として車両位置(方向及び速度を含んでい
る)を示しているデータを用いる。図5を参照すると、
データ・エンジン170は、この機能を実行するデータ
受取り処理170(1)を含む。データ受取り処理17
0(1)は、車両測位ツール150(2)(1)から車
両位置を示しているデータを受け取る。車両位置を示し
ているデータは、車両が位置決めされる経路路セグメン
トの識別、車両が位置決めされた識別経路路セグメント
に沿った位置、及び車両が経路路セグメントに沿って進
行方向している方向を含む。車両が位置決めされる経路
路セグメントは、マップ・データベース130からのデ
ータを用いて車両測位ツール150(2)(1)によっ
て決定される。識別経路路セグメントに沿った位置は、
様々な異なる方法で供給されうる。例えば、経路路セグ
メントに沿った車両位置は、終端からの距離として供給
されうる(例えば、左末端からnメートル)。別の代替
では、経路路セグメントがその末端間に位置決めされた
形状点を含む場合には、経路路セグメントに沿った車両
の位置は、車両が最も近いその形状点によって示されう
る。代替的に、識別経路路セグメントに沿った車両位置
は、車両位置の直前のその形状点として識別されうる。
別の代替では、経路路セグメントに沿った車両位置は、
経路路セグメント長さの増大部分で供給されうる(例え
ば、経路路セグメントに沿ったn/256 th)。車両方
向を示しているデータは、セグメントのどのノードに向
かって車両が進行方向しているのかを示すことによって
車両測位ツール150(2)(1)によってデータ・エ
ンジン170のデータ受取りコンポーネント170
(1)に供給されうる。また、データ・エンジン170
のデータ受取りコンポーネント170(1)は、車両の
速度も取得する(例えば、センサ120から)。車両測
位ツール150(2)(1)は、規則的間隔で新しい車
両位置を示している新しい出力を供給しうる。これらの
間隔は、毎秒に一度、毎秒10回、毎秒100回、2秒
毎に一度、またはその他の周期でありうる。また、間隔
は、不規則的間隔でありうるか、又は距離のような、そ
の他の因子、又は時間と距離のような、因子の組合せに
基づく間隔でありうる。本実施例によれば、データ受取
りコンポーネント17(1)は、新しい車両位置を示し
ている車両測位ツール150(2)(1)の各出力を受
け取る。車両測位ツール150(2)(1)は、車両1
08がオフ−ロード(経路路外)であるということを決
定しうる。車両測位ツール150(2)(1)がマップ
・データベース130に表された経路路セグメントに沿
って車両の位置を決定できない場合には、車両108
は、経路路外である。これは、車両が実際にオフ−ロー
ドである場合に発生しうる(例えば、駐車場、フィール
ド、又はマップ・データベース130の範囲が及ぶ領域
外のような、いずれの経路路セグメントでもない)。代
替的に、車両測位ツール150(2)(1)は、信頼で
きるセンサ情報を取得できない場合には車両がオフ−ロ
ードであるということを決定しうる。車両測位ツール1
50(2)(1)が車両がオフ−ロードであるというこ
とを示す場合には、このオフ−ロード状態を示している
情報は、データ受取り処理170(1)に供給される。
電子ホリゾンの決定は、特定のセグメントの特定の位置
に配置された車両を伴う有効車両位置を必要とする。車
両がオフ−ロードである場合には、データ・エンジン1
70は、電子ホリゾンを計算しない。
【0017】(3). 電子ホリゾンの計算 データ・エンジン170は、電子ホリゾン計算処理17
0(3)を含む。電子ホリゾン計算処理170(3)
は、データ・エンジン170の出力にどの経路路セグメ
ント及び交差点が表されるべきかを決定する。データ・
エンジン170の出力に表されるこれらのセグメント及
び交差点は、車両が現在の車両位置から辿りうる可能な
経路である。これらの可能な経路のそれぞれが現在の車
両位置から拡張する範囲は、電子ホリゾン計算処理17
0(3)によって決定される。“電子ホリゾン”は、現
在の車両位置から電子ホリゾン計算処理170(3)に
よって決定された範囲まで導かれる経路路及び交差点の
集合を意味する。そこで、“電子ホリゾン”は、車両の
前方の(又は潜在的に後方の)経路路を表す。また、電
子ホリゾンは、現在の車両位置から車両の可能なドライ
ブする経路の表現でもある。また、“電子ホリゾン”
は、電子ホリゾンを形成する経路路セグメントの経路路
属性、経路路オブジェクト、及び経路路地形を含んでい
る、現在の車両位置から上記範囲まで導かれる経路路及
び交差点を表すデータの集合も意味する。電子ホリゾン
を決定する機能を実行するために、電子ホリゾン計算処
理170(3)は、データ受取り処理170(1)から
車両の現在の位置を示しているデータを取得する。車両
の現在の位置を示しているデータを用いて、電子ホリゾ
ン計算処理170(3)は、車両の現在の位置の周辺の
全ての経路路に関するデータをマップ・データベース1
30から取得する。データ・エンジン170は、からマ
ップ・データベース130これらのデータを取得するコ
ンポーネント処理170(2)を含む。マップ・データ
ベース130が一次データベースと捕縄データベースの
両方を含む場合には、コンポーネント処理170(2)
は、データ・エンジンによる使用のために一次及び二次
データを組合せる。車両の現在の位置の周辺の全ての経
路路セグメントに関するデータを取得した後、データ・
エンジン170は、どの経路路セグメントが電子ホリゾ
ンを表すかを決定する。このステップ(段階)は、電子
ホリゾンの範囲(または境界)を決定することを含む。
電子ホリゾンの範囲を決定することにおいて、電子ホリ
ゾン計算処理170(3)は、車両の速度及び方向並び
にドライバ支援アプリケーション200のそれぞれの特
定な要求事項を与えることにより、電子ホリゾン・プロ
グラム110によって出力されたデータを用いるドライ
バ支援アプリケーション200(図1の)に機能を実行
するために必要でありうる全てのデータが供給されるよ
うに現在の車両の位置から拡張している可能な経路が十
分に大きいということを供給する。他方、電子ホリゾン
計算処理170(3)は、それを構築するために必要な
計算資源を低減しかつまた電子ホリゾンに含まれるデー
タを用いる場合にドライバ支援アプリケーション200
によって要求される計算資源を低減するために可能な限
り小さく電子ホリゾンを構築する。電子ホリゾンの範囲
は、以下に詳述するように、一つ以上のコスティング機
能を用いて決定される。簡潔に、車両が現在位置決めさ
れているセグメントからスタートして、現在の車両位置
から離れていくように導かれる各経路の各セグメント
は、電子ホリゾンにおける可能な含有物に対して評価さ
れる。電子ホリゾン計算処理170(3)は、可能であ
るならば、経路が少なくとも最小しきい値コストを有す
る場合に現在の車両位置からの経路に追加するためのセ
グメントを評価することを停止する。電子ホリゾン計算
処理170(3)は、現在の車両位置からの全ての経路
に含まれる全てのセグメントが決定される場合に電子ホ
リゾンを計算することを停止する。電子ホリゾン計算処
理170(3)が電子ホリゾンを計算することを停止す
るときに、電子ホリゾンの範囲が決定される。一実施例
によれば、電子ホリゾンは、車両の現在の位置からの可
能なドライブする経路が枝として分岐するツリー(木)
によって表される。電子ホリゾン計算処理170(3)
は、電子ホリゾンにどの経路路セグメント及び交差点を
含むべきかを決定する場合にこのツリーを形成する。電
子ホリゾンを形成するツリーは、各経路に沿った各点を
ツリー構造全体のコンテクスト内で特定しかつ規定する
ことができるコンポーネントを含む。このようにして、
電子ホリゾンの形成は、安定した、信用のおけるかつ再
現可能な方法で行われる。これは、高度ドライバ支援シ
ステム200によって用いることができる信頼の水準の
ような、特徴を供給する。
【0018】(4). 電子ホリゾン用語 電子ホリゾンのコンポーネントは、ドライバ支援アプリ
ケーション200が車両の周辺に位置決めされた経路を
表しているデータを用いることができるように編成され
る。電子ホリゾン・コンポーネントは、以下のものを含
む: (a)第1のセグメント. 車両が位置決めされる経路
路セグメントは、電子ホリゾン・ツリーの“第1のセグ
メント”である。 (b)ルート・ノード. 電子ホリゾンの第1のセグメ
ントの入口ノードは、電子ホリゾン・ツリーの“ルート
・ノード”である。 (c)内部ノード. 電子ホリゾンの“内部ノード”
は、電子ホリゾンの少なくとも二つのセグメントが連結
されるノードである。 (d)入口及び出口セグメント. 電子ホリゾンの各内
部ノードは、一つの“入口セグメント”、即ち車両がそ
のノードに向かって潜在的にドライブできるセグメント
を有する。また、内部ノードは、一つ以上の“出口セグ
メント”、即ち車両が現在の内部ノードから離れていく
ように潜在的にドライブするセグメントも有する。 (e)リーフ(葉)・ノード. “リーフ・ノード”
は、追加のセグメントが連結されない電子ホリゾン内の
ノードである。 (f)アクセス可能なサブ・ツリー. 電子ホリゾンの
第1のセグメントから合法的に許されたパス(path
s)によってアクセス可能である電子ホリゾンのセグメ
ントは、電子ホリゾンの“アクセス可能なサブ・ツリ
ー”を形成する。 (g)簡略パス電子ホリゾン. 電子ホリゾンは、その
アクセス可能なサブ・ツリーがセグメントのリニア・リ
ストだけで構成される場合には、“簡略パス電子ホリゾ
ン”と称される。 (h)シングル・セグメント電子ホリゾン. 簡略パス
電子ホリゾンは、電子ホリゾンのアクセス可能なサブ・
ツリーがシングル・セグメントだけで構成される場合に
は、“シングル・セグメント電子ホリゾン”と称され
る。 (i)アクセス不可能なセグメント. “アクセス不可
能なセグメント”は、電子ホリゾンに含まれるノードに
接続されがしかしノードから合法的に入力することがで
きないセグメントである。例えば、セグメントは、一方
通行の通りでありうるしかつ一方通行の制限の方向は、
電子ホリゾンの一部であるノードからセグメントにドラ
イブすることが不法であるようなものである。代替的
に、車両を電子ホリゾンの一部であるノードからセグメ
ントにターンさせないという結果をもたらすターン制限
が存在しうる。特定のセグメントは、車両が一つのノー
ドを介してセグメントにアプローチする場合にはアクセ
ス不可能であるがしかし車両が異なるノードを介してセ
グメントにアプローチする場合にはアクセス可能である
ということに注目する。アクセス不可能なセグメントが
電子ホリゾンに含まれるように電子ホリゾンの形成が構
成されうる(例えば、以下に説明するようにコスティン
グ機能を通して)か又は代替的に、電子ホリゾンの形成
は、アクセス不可能なセグメントが電子ホリゾンから除
外されるように構成されうる。 図6は、経路路網の一部に重畳された電子ホリゾンを示
す。図6において、アクセス不可能なセグメントは、電
子ホリゾン・サブ・ツリーから除外される。
【0019】(5). 電子ホリゾンのコンポーネント
識別 電子ホリゾンは、現在の車両位置から電子ホリゾンの範
囲に導かれる経路のそれぞれを独自に識別できるような
手段を含む。電子ホリゾンのコンポーネント部分のそれ
ぞれは、セグメント識別子、経路識別子、セグメント・
ディスクリプタ、ノード・ディスクリプタ及び点ディス
クリプタを用いて識別することができる。 (a) セグメント識別子. “セグメント識別子”
は、特定のノードに関する索引番号を有するセグメント
を識別する。ノードの入口セグメントは、0の索引を有
する。ノードの出口セグメントは、1から始まるように
索引される。ノードの全ての出口セグメントは、時計方
向でマークされる。第1のセグメント(即ち、索引=
1)は、時計方向において入口セグメントに続くセグメ
ントである。特定のノード(例えば、リーフ・ノード)
に対して出口セグメントが存在しないということは、可
能である。図7は、交差点(即ち、ノード)におけるセ
グメントグループ識別子の割り当てを示す。 (b) 経路ディスクリプタ. “経路ディスクリプ
タ”は、その経路のセグメント識別子のリストによって
経路を記述する。全ての経路が電子ホリゾンの第1のセ
グメントを含むので、全ての経路ディスクリプタは、0
で始まる。第1の電子ホリゾン・セグメントの後のセグ
メントは、その入口のに関するそのセグメント識別子に
よって識別される。図8は、経路ディスクリプタが形成
される方法の例を示す。図8は、図6に示したものと同
じ電子ホリゾンを示す。電子ホリゾンの各セグメントに
続くものは、それの入口ノードに関して規定されるその
セグメント識別子である。また、図8は、電子ホリゾン
の経路のそれぞれに対する経路ディスクリプタのテーブ
ルも含む。ある状況下で、電子ホリゾンに含まれるセグ
メントを一つよりも多い経路によって入力できる。一つ
よりも多い経路によってセグメントを入力できる場合に
は、セグメントは、経路ディスクリプタのそれぞれに含
まれる。そこで、セグメントを電子ホリゾンの記述に一
度よりも多く含むことができる。ときどき、無効の経路
を規定することが必要である。そのような経路は、−1
の経路ディスクリプタを有する。また、Uターンを含ん
でいる経路を記述するために経路ディスクリプタを用い
ることができる。図9は、Uターンを記述するために経
路ディスクリプタを用いることができる方法の例を示
す。図9では、現在の車両位置からノードAへ、そして
ノードBそしてそれからノードAに戻るように走行して
いる車両は、経路0.2.0を走行する。あらゆる経路
において、セグメント0は、車両がノードに向かって走
行するセグメントである。従って、Uターンを記述する
ために、車両がノードに向かってドライブされた同じセ
グメントのノードを車両が出ることを示すためにセグメ
ント索引0を用いる。 (c) 経路の順番. 電子ホリゾンの全ての経路は、
完全な順番を規定する。経路の数が有限なので、電子ホ
リゾンの“最初の経路”及び“最後の経路”が存在す
る。二つの経路ディスクリプタ、p1及びp2を与える
と、この順番は、以下のように規定される。二つの経路
ディスクリプタの個々のセグメント索引を繰り返し比較
する。各繰返しにおいて、以下のステップを実行する:
まず、最初の二つの個々のセグメント索引が同じである
場合には、次の一対のセグメント索引を比較することに
より継続する。例えば、二つの経路ディスクリプタ0.
4.3.1及び0.4.2.2を想定する。この地点に
おける比較計算は、第2のセグメント索引(両方の場合
において‘4’)に到達した。二つの個々のセグメント
索引は異なる。この場合には、より小さいセグメント索
引値を有する経路ディスクリプタは、二つの値の大きい
方を有する経路ディスクリプタよりも小さくものである
と考えられる。例えば、二つの経路ディスクリプタ0.
2.3.1及び0.2.4.2を想定する。両方の経路
ディスクリプタの第3のセグメント索引‘3’及び
‘4’を比較することは、第1の経路ディスクリプタを
第2の経路ディスクリプタよりも小さいものであると宣
言するように導く。比較オペレーションはこの地点で停
止する。両方の経路に対するセグメント索引の数は、超
過してしまった。二つの経路ディスクリプタは、この場
合には同じであり、かつ経路比較計算は、停止する。例
は、二つの経路ディスクリプタ0.1.2でありかつ前
の計算は、セグメント・ディスクリプタの第3のもの
(‘2’)をちょうど比較した。第1の経路ディスクリ
プタに対するセグメント索引の数は超過してしまった
が、しかし第2の経路ディスクリプタに対してまだ利用
可能な別のセグメント索引が存在する。この場合には、
第1の経路ディスクリプタは、第2の経路ディスクリプ
タよりも小さいものであると考えられ、かつ経路比較オ
ペレーションはこの地点で停止する。例えば、全ての経
路ディスクリプタの第4のセグメント索引を比較するこ
とをいま続けている比較オペレーションを伴う経路ディ
スクリプタ0.2.4及び0.2.4.1.2を想定す
るが、しかし第4のセグメント索引は、第1の経路ディ
スクリプタの場合には存在しない。次のテストは、第2
の経路ディスクリプタに対するセグメント索引の数が第
1の経路ディスクリプタに対するセグメント・ディスク
リプタの数を超越するという前の状況とは反対の状況を
想定する。この場合には、第1の経路ディスクリプタ
は、第2の経路ディスクリプタよりも大きいものである
と考えられる。経路比較オペレーションは、この地点で
停止する。 (d) セグメント・ディスクリプタ. セグメント・
ディスクリプタは、電子ホリゾンのコンテクストにおけ
る経路に関するセグメントを独自に識別する。セグメン
トは、その最後のセグメントとして識別されるべきセグ
メントを有する経路の経路ディスクリプタによって識別
される。例えば、図8を再び参照すると、Aとラベルが
付されたセグメントは、0.2.1として識別すること
ができる。 (e) ノード・ディスクリプタ. “ノード・ディス
クリプタ”は、電子ホリゾン内のノードを独自に識別す
る。ノード・ディスクリプタは、識別されるべきノード
において終了するその経路の経路ディスクリプタであ
る。図8において、Cとラベルが付されたノードのノー
ド・ディスクリプタは、従って0.2.2である。電子
ホリゾンのルート・ノードに対するノード・ディスクリ
プタは、−1の特別値を有する。 (f) 点ディスクリプタ. 点ディスクリプタは、電
子ホリゾン内のあらゆる点を独自に識別する。点ディス
クリプタは、二つの部分で構成される:(1)点が属す
るセグメントのセグメント・ディスクリプタ及び(2)
識別されるべき点の点索引。点ディスクリプタと他のデ
ィスクリプタとの間を識別することができるために、点
ディスクリプタのセグメント・ディスクリプタ部分を点
索引それ自体から分けるためにコロンが用いられる、例
えば、“0.1:2”は、セグメント“0.1”と点2
を識別する。
【0020】(6). コスティング機能. (a) 概要 電子ホリゾンの構築は、どのセグメント(及び交差点)
が電子ホリゾンの部分でありどの部分がそうでないかを
決定する処理である。電子ホリゾンの第1のセグメント
は、車両が現在位置決めされているセグメントである。
別のセグメントが電子ホリゾンに追加される毎に、電子
ホリゾン計算処理170(3)は、そのセグメントの出
口ノードを更に拡大すべきかどうか、即ちセグメントの
出口ノードに連結されたセグメントのいずれか又は全て
が電子ホリゾンの一部をも形成しているかどうかを決定
する。セグメント・コスティング機能及びノード・コス
ティング機能は、この目的のために用いられる。コステ
ィング機能は、ある一定の因子が電子ホリゾンの構築に
影響を与える方法を供給する。コスティング機能は、ド
ライバ支援アプリケーションに(構成処理を通して)あ
る一定の因子が電子ホリゾンの構築に影響を与えるべき
かかどうかを特定させる。また、コスティング機能は、
ドライバ支援アプリケーションに(構成処理を通して)
どの程度までこれらの因子のそれぞれが電子ホリゾンの
構築に影響を与えるべきかを特定させる。以下のリスト
は、コスティング機能によって考慮されることができる
因子を含む。 (1)現在の車両速度; (2)現在の車両位置からの車両の走行時間; (3)現在の車両位置からのドライブ距離; (4)アクセス不可能なセグメントの包含物; (5)環状経路(例えば、一度よりも多く入力された同
じセグメントを有している経路)の包含物; (6)Uターンの含有物; (7)ノード・コスト(例えば、交差点におけるターン
のコスト)の包含物;及び (8)推定セグメント走行コストの包含物。 上記リストは、排他的ではなくコスティング機能によっ
て考慮できる別の因子が存在しうる。これらの因子を用
いて、コスティング機能は、電子ホリゾンの範囲を決定
する。例えば、電子ホリゾンの範囲は、絶対距離内の全
てのセグメント、次にn秒内に車両の現在の速度で到達
可能である全てのセグメント、対応するセグメントの法
定制限速度で走行している間に次にn秒内に到達可能で
ある全てのセグメント、等を含むことができる。これら
の因子は、様々な方法で組合せることができる。例え
ば、電子ホリゾンの範囲は、車両の速度及び時間の関数
である距離と組合された最小絶対距離を含むことができ
る。
【0021】(b) コスト値を計算する処理 電子ホリゾンを構築する処理は、二つのしきいコスト値
を用いる。第1のしきいコスト値は、“構築しきいコス
ト”と称され、第2のしきいコストは、“最小経路コス
ト”と称される。電子ホリゾンの構築処理中のコストを
計算する処理は、再帰的に動作する。まず、あるコスト
(セグメント・コスト機能を通して)は、(電子ホリゾ
ンの第1のセグメント上の)車両の位置から電子ホリゾ
ンの第1のセグメントの出口ノードまでの車両の“走行
コスト”に関連付けられる。ここで、構築処理は、以下
の再帰的ファッションで続けられる:現在の電子ホリゾ
ン・セグメントの出口ノードに連結されたあるセグメン
トに対して、ノード・コストが追加される。このノード
・コストは、現在(のセグメント)から連結されたセグ
メントへのターニングに関連付けられたコストをモデル
化しかつそれはノード・コスト機能によって決定され
る。次いで、新たに連結されたセグメントの入口ノード
からその出口ノードまで走行する車両のコストを反映す
るセグメント・コストが追加される。各ステップにおい
て、現在のコストは、“構築しきいコスト”(又は“第
1のしきい値”)に対する値と比較される。構築しきい
コストは、現在の車両の位置からの経路を拡張する処理
を停止すべきときを決定するためのしきい値として用い
られる。一度経路のコストが構築しきいコストに到達し
たか又はそれを越えたならば、構築処理は、その経路に
対して停止する。そして、現在の車両位置から導かれる
全ての経路が決定されるまで同じ構築処理が次の経路、
等に適用され、そして可能であれば、各経路は、少なく
とも構築コストしきい程度のコストを有する。(ある場
合には、構築しきいコストまで経路を拡張することは可
能ではないであろう、ということに注目する。例えば、
道路が行き止まりで終わった場合には、経路は、構築し
きいコストに到達する前で終わるであろう。) 一度電子ホリゾンが構築されたならば、電子ホリゾンに
おける経路のそれぞれに関連付けられるコストは、少な
くとも構築しきコスト値と同じぐらい大きい(可能であ
れば)。車両が前方に走行しかつ車両位置が変わったと
きに、新しい位置を示しているデータは、センサ(図1
の120)によって収集される。車両測位ツール(図4
の150(2)(1))は、新しい車両の位置を決定す
るためにこれらの新しいデータを用いる。新しい車両の
位置を示しているデータは、車両測位ツール150
(2)(1)からデータ・エンジン(図5の170)に
送られ、データ・エンジンでデータは、データ受取りコ
ンポーネント170(1)によって受け取られ、次いで
データ受取りコンポーネントは、電子ホリゾンを計算す
る処理170(3)にデータを渡す。そして、電子ホリ
ゾン計算処理170(3)は、新しい車両位置の結果と
して新しい電子ホリゾンが構築されなければならないか
又は先の電子ホリゾンを再使用できるかどうかを決定す
る(ステップ170(3)(5))この決定を行うこと
の部分として、電子ホリゾン計算コンポーネント170
(3)は、新しい車両の位置を示しているデータを考慮
に入れるべく電子ホリゾン・プログラムにおける全ての
経路のコストを調整する。経路のコストを調整している
ときに、車両の位置が電子ホリゾンに進むので、経路の
コストが減少する。この地点で、電子ホリゾン計算処理
170(3)は、電子ホリゾンのいずれかの経路が最小
経路コスト(即ち、“第2のしきい値”)よりも少ない
コストを有するかどうか決定する。電子ホリゾンの全て
の経路が最小経路コストを越えるコストを有する場合に
は、新しい電子ホリゾンは、構築されない。その代わ
り、先の(即ち、既存の)電子ホリゾンに対して既に決
定された経路を用いて新しい電子ホリゾンが決定され
る。このように新しい電子ホリゾンが決定された場合に
は、経路(及びそのコスト)は、新しい車両の位置を考
慮に入れるべく更新される。このように新しい電子ホリ
ゾンが決定された場合には、先の電子ホリゾンから、経
路の一つ以上のセグメント、または全ての経路が、削除
されうる。新しい車両位置を示しているデータがデータ
・エンジン170で受け取られると、計算コンポーネン
ト170(3)は、いずれかの経路コストが最小経路コ
ストよりも少なくなるまでこのように新しい電子ホリゾ
ンを決定する。新しい車両位置が電子ホリゾンのいずれ
かの経路コストを最小経路コストしきい値以下に減少さ
せてしまう場合には、まったく新しい電子ホリゾンが構
築される(即ち、現在の車両位置から始まる全ての経路
は、各経路のコストが少なくとも構築しきいコストであ
るように、上述したように決定される)。二つのしきい
コスト値の使用は、多くの利点を有する。二つのコスト
しきい値を用いることは、安全マージンを提供する。こ
の安全マージンは、電子ホリゾンを用いるドライバ支援
アプリケーション200によって構成可能である。二つ
のコストしきい値を用いることの別の利点は、まったく
新しい電子ホリゾンが頻繁に計算される必要がないとい
うことであり、それにより電子ホリゾンの構築に関連付
けられた計算必要事項を低減する。二つのコストしきい
値を用いることの別の利点は、電子ホリゾンに関連付け
られたデータを記憶するために必要なメモリが低減され
うる(データ・リポジトリ180に関して以下に説明す
る)。構築しきいコスト及び最小しきいコストの値は、
構成可能である。一実施例では、これらの値は、電子ホ
リゾンを用いるドライバ支援アプリケーションによって
構成される。
【0022】(c) 電子ホリゾンを計算する場合の経
路コストの計算. 上記したように、電子ホリゾンを計算する場合、その経
路に沿った電子ホリゾンの拡張を中止すべきかどうかを
決定するために電子ホリゾンへの各ノード及びセグメン
トの追加に関連付けられたコストが決定されかつ経路に
対して既に累積されたコストに追加される。経路にセグ
メントを追加するコストを決定する場合には、電子ホリ
ゾン計算機能170(3)は、セグメント・コスト機能
170(3)(2)を用いかつ経路にノードを追加する
コストを決定する場合には、電子ホリゾン計算機能17
0(3)は、ノード・コスト機能170(3)(3)を
用いる。
【0023】(d) セグメント・コスト機能 セグメント・コスト機能170(3)(2)は、入口ノ
ードからセグメントの出口ノードに走行している車両に
関連付けられたコストを決定する。第1のセグメントの
場合にはコストは、現在の車両位置から第1のセグメン
トの出口ノードまでの車両の走行コストに制限される。
一実施例によれば、セグメント・コスト機能170
(3)(2)は、コストtが計算されるセグメントに関
するある一定の情報へのアクセスを有する。セグメント
に関する情報は、マップ・データベース130から取得
される。セグメント・コスト機能170(3)(2)
は、セグメント・コスト機能が構成された方法により、
データのあるものを用いるか、全てのデータを用いる
か、又はデータをまったく用いない。一実施例によれ
ば、セグメント・コスト機能170(3)(2)は、セ
グメントに関する以下の情報へのアクセスを有する: (1). セグメントの長さ(“L”) (2). 推定走行コスト(“SETC”)及び、 (3). 現在の方向におけるセグメントに沿った走行
が合法かどうか(“TDI”)。 (TDI情報は、ドライバ支援アプリケーションに、構
成処理を介して、現在の車両走行方向に対して反対方向
の一方通行通路が電子ホリゾンに含まれるかどうかを、
制御させる。) 第1のセグメントに関して、長さは、現在の車両位置か
ら第1のセグメントの出口ノードまでの距離でありか
つ、推定走行コストは、車両位置から第1のセグメント
の出口ノードまでの推定走行コストである。セグメント
・コスト機能170(3)(2)では、因子は、これら
のデータ項目の組合せに関連付けられる。セグメント・
コスト機能170(3)(2)は、これらの因子のそれ
ぞれに対する値を選択することによって構成される。例
えば、合法長さコスト因子(“FLEN_lega
l”)をセグメント長さ(“L”)及び合法走行方向
(“TDI”)の因子として定義しかつ用いることがで
きる。不法長さコスト因子(“FLEN_Illega
l”)をセグメント長さ(“L”)及び合法走行方向
(“TDI”)の因子として定義しかつ用いることがで
きる。推定走行コスト因子(“FEST_Lega
l”)を走行コスト(“SETC”)及び合法走行方向
(“TDI”)の因子として定義しかつ用いることがで
きる。同様に、不法方向推定走行コスト因子(“FES
T_Illegal”)を走行コスト(“SETC”)
及び合法走行方向(“TDI”)の因子として定義しか
つ用いることができる。これらの因子のそれぞれに対す
る値の選択によって、セグメントに関する異なる形式の
利用可能な情報のそれぞれの相対的重要性を電子ホリゾ
ンの拡張に関して決定することができる。このようにし
て、セグメント・コスト機能を構成することができる。
この構成は、ドライバ支援アプリケーションからの入力
に基づき行いうるか又は代替的に、デフォルト構成値を
用いうる。
【0024】(e) ノード・コスト機能 また、電子ホリゾン計算処理170(3)は、ノード・
コスト機能170(3)(3)も含む。ノード・コスト
機能170(3)(3)は、電子ホリゾンを決定する場
合に経路へのノードの追加に関連付けられたコストを計
算するために用いられる。ノード・コストは、一つのセ
グメントから別のセグメントへの遷移(例えば、右折、
左折、又は直進)に関連付けられたコストを表す。一実
施例によれば、ノード・コスト機能170(3)(3)
は、コストが計算されるノードに関するある一定の情報
へのアクセスを有する。ノードに関する情報は、マップ
・データベース130から取得される。ノード・コスト
機能170(3)(3)は、ノード・コスト機能170
(3)(3)が構成された方法により、データのあるも
のを用いるか、全てのデータを用いるか、データを全く
用いない。一実施例によれば、ノード・コスト機能17
0(3)(3)は、ノードに関する以下の情報へのアク
セスを有する: (1). ノードを横切るターンが合法かどうか(“T
L”)。ターン制限が適所なので(例えば、左折又は右
折禁止)または後続セグメントが間違ったい一方に入っ
てしまった一方通行通路なので、ターンは、違法であり
うる。 (2). 入口セグメントから後続セグメントへのター
ン・アングル(“TA”)。値は、度で表されうる。 (3). 推定ノード・コスト(“EnodeCos
t”) (4). 第2のセグメントが既に、更なる拡張が現在
探索されている現在の経路の一部であるかどうかを示す
値(“SecondSegment”)。セグメント・
コスト機能170(3)(2)の場合にように、因子を
ノード・コスト機能170(3)(3)におけるこれら
のデータ項目に関連付けることができる。ノード・コス
ト機能170(3)(3)は、これらの因子のそれぞれ
に対する値を選択することによって構成される。例え
ば、ターン・アングル因子(“F_TA_Lega
l”)は、ターンが合法であるならば、現在のセグメン
トと次のセグメントとの間のターン・アングルに適用さ
れる。(ターン制限又は一方通行制限が、ターンが実行
されることを阻止しないならば、ターンは、合法であ
る。)より鋭いターン・アングルにより高いコストを関
連付けるためにまたはその逆に対してこの因子を用いる
ことができる。ノード・コスト因子(“F_SDAL_
ENodeCost_Legal”)をデータベース1
30からのノード・コスト(“EnodeCost”)
に適用することができる。一定コスト(“Cost_U
Turn”)をターンが合法でありかつターンがUター
ンである場合に追加することができる。適当な高い値を
選ぶことによって、Uターンを完全に抑制することがで
きる。ターンが違法ならば、不法ターン因子(“F_T
A_Illegal”)を現在のセグメントと次のセグ
メントとの間のターン・アングルに適用することができ
る。ターンが不法ならば、一定コスト因子(“C_Il
legal_Turn”)を追加することができる。次
のセグメントが既に現在の経路の一部であるセグメント
でありかつ両方のセグメントが同じ方向を有するなら
ば、一定コスト因子(“Cost_SecondSeg
ment”)を追加することができる。ノード・コスト
機能における因子のそれぞれに対する値の選択は、電子
ホリゾンの拡張に関してノードに関する異なる形式の利
用可能な情報のそれぞれの相対的重要性を割り当てるこ
とを提供する。このようにして、ノード・コスト機能を
構成することができる。この構成は、ドライバ支援アプ
リケーションからの入力に基づき行われうるか又は代替
的に、デフォルト構成値を用いうる。
【0025】(f) コスティング機能の構築 上記したように、構築しきいコスト及び最小経路コスト
は、一つ以上のドライバ支援アプリケーションからの入
力を用いて構成しうる。これらのしきい値は、固定値だ
ありうるか又は計算された値でありうる。例えば、一実
施例によれば、最小経路コストは、車両速度の関数とし
て形成されうる。この実施例によれば、現在の車両速度
(“VSP”)は、センサから入手(利用)可能であり
かつ電子ホリゾン計算処理170(3)に供給されるデ
ータにおいて連続的に更新される。最小経路コスト因子
(“SpeedF”)に対する値は、ドライバ支援アプ
リケーションの一つによって決定される。この情報を用
いて、最小経路コスト(“MinCost”)は、以下
のように計算される:
【0026】
【数1】 MinCost=VSP*SpeedF また、構築しきいコスト値も計算されうる。一実施例で
は、構築しきいコスト値(“MaxCost”)は、以
下の関係により最小経路コストの関数として形成されう
る:
【0027】
【数2】 MaxCost=MinCost*MaxF ここで、MaxFは、最小経路コストに適用される因子
である。上記したように、コスティング機能は、ドライ
バ支援アプリケーションからの入力を用いて構成されう
る。コスティング機能を構成する一つの方法は、電子ホ
リゾン内の全ての経路がある一定の最小長さを有し、U
ターンが無視され、そしてアクセス不可能なセグメント
が電子ホリゾンの一部に形成されないことを確保するこ
とである。このセットアップは、以下のように達成する
ことができる:セグメント・コスト機能において、FL
EN_Legalを1に設定する。これは、コストをセ
グメントの長さに等しくする(又は第1のセグメントの
場合には第1のセグメントの出口ノードまでの車両の距
離に等しくする)。また、セグメント・コスト機能で
は、アクセス不可能なセグメントを抑制するためにFL
EN_Illegalをゼロに設定する。また、セグメ
ント・コスト機能では、FEST_Legal及びFE
ST_Illegalは、両方ともゼロに設定される。
このようにして、走行時間の推定が無視される。ノード
・コスト機能では、F_TA_Legal及びF_SD
AL_ENodeCost_Legalは、0に設定さ
れ、それにより合法的ターンに対するコストを排除す
る。Cost_Uturnは、あらゆるUターンを排除
するために100,000に設定される。F_TA_I
llegalは、0に設定されるがC_Illegal
_Turnは、あらゆるアクセス不可能なセグメント又
は不法ターンを排除するために100,000に設定さ
れる。Cost_SecondSegmentは、二度
経路の一部である同じセグメントを排除するために10
0,000に設定される。 (7). 一次経路 (a) 概要 あるドライバ支援アプリケーションは、電子ホリゾン内
の全ての可能な経路の処理を要求する(即ち、アクセス
可能及びアクセス不可能な経路)。しかしながら、ドラ
イバ支援アプリケーションは、“一次経路”を用いる。
“一次経路”は、電子ホリゾン内の一つ以上の潜在的経
路の一つの特定された経路である。一次経路は、車両が
もっとも走行するらしいと期待される経路である。デー
タ・ホリゾン・プログラム110は、ドライバ支援アプ
リケーションに対して一次経路を決定しかつ識別するこ
とができる特徴を含む。一次経路の計算に対して二つの
形態が存在する。第1の形態は、ローカル道路地形に基
づくもっともそれらしいドライブ経路の推測である。第
2の形態は、もし利用可能であれば、ルート情報の使用
である。これらの形態を以下に説明する。
【0028】(b) もっともそれらしい経路 電子ホリゾン・プログラム110のデータ・エンジン1
70は、一次経路機能170(6)を含む。一次経路に
含まれるものは、ローカル道路網に基づくもっともそれ
らしい経路(“LRNBMLP”)を計算する機能17
0(6)(1)である。機能170(6)(1)は、ロ
ーカル道路網だけを考慮に入れて車両が現在の電子ホリ
ゾン内でどのように走行し続けるのかを推測することを
試みる。機能170(6)(1)は、LRNBMLPと
して一つの経路を計算する。機能170(6)(1)
は、以下のようにLRNBMLPを計算する。機能17
0(6)(1)は、LRNBMLPに第1の電子ホリゾ
ン・セグメントを含む。次いで、次のセグメントの選択
に対する以下のステップは、電子ホリゾンのリーフ・ノ
ードが見つかるまで機能170(6)(1)によって繰
り返し実行される。一つのアクセス可能なセグメントが
ノードに連結されているならば、そのセグメントが選択
される。一つよりも多くのアクセス可能なセグメントが
ノードに連結されているならば、全てのアクセス可能な
セグメントの中から最も高い機能的分類を有するセグメ
ントが選択される。二つ以上のアクセス可能なセグメン
トが他のセグメントのそれぞれの機能的分類よりも高い
同じ機能的分類を有するならば、最も小さいターン・ア
ングルを有する最も高い機能的分類を有するセグメント
が選択される。最も高い機能的分類及び同じターン・ア
ングル(例えば、一つが左折であり他方が右折である)
を有する二つのセグメントが存在するならば、左折より
も右折が選ばれる。ドライバ支援アプリケーションは、
このようにして決定されたLRNBMLPを有すべく選
択しうる。代替的に、ドライバ支援アプリケーション
は、このように決定されたLRNBMLPを有さないよ
うに選択しうる。
【0029】(c) ルートに基づく経路 上記したように、車両の一次経路を決定する別の形態
は、ルート情報を用いることである。ある車両は、所望
の目的地までのルートを計算することができるハードウ
ェア及びソフトウェアを含む。図4に関して上記したよ
うに、現実施例では、ルート計算ツール150(2)
(3)がナビゲーション・アプリケーション150
(2)の中に含まれる。ルート計算ツール150(2)
(3)は、所望の目的地までのルートを計算するために
用いることができる。一実施例では、ルート計算ツール
150(2)(3)は、データ・ルート(“R”)の形
式の出力を供給する。データ・ルートは、ルートの第1
のセグメントから最後のセグメントまでドライブするた
めに車両に対して合法的な方法を記述する連続かつ指向
セグメントのリストである。所与の電子ホリゾン内のル
ートの“ルート・サブ経路”は、所与のルートのある
(又は全ての)セグメントに一致する電子ホリゾン内の
その経路である。ルートを与えることにより、ルートが
電子ホリゾン内に(少なくとも部分的に)含まれないと
いうことが可能である。この場合には、ルート・サブ経
路は、定義されない(従って−1の経路ディスクリプタ
によって識別される)。一次経路機能170(6)は、
ルートに基づく経路(route-based path)を計算すること
を試みる170(6)(2)を含む。ルートに基づく経
路は、電子ホリゾン内に位置決めされる計算されたルー
トのその部分である。機能170(6)(2)への入力
は、ルートRを示しているデータ及び計算された電子ホ
リゾンを示しているデータ(“E”)を含む。第1のス
テップとして、機能170(6)(2)は、ルートに基
づく経路を電子ホリゾンに対して定義(規定できるかど
うかを決定する。このステップを実行するために、機能
170(6)(2)は、計算されたルートRにおいて電
子ホリゾンの第1のセグメントを突きとめることを試み
る。電子ホリゾンの第1のセグメントを計算されたルー
トRにおいて見出すことができないならば、計算ステッ
プ及びルートに基づく経路は、定義されない(即ち、ル
ートに基づく経路が存在しない)。しかしながら、電子
ホリゾンの第1のセグメントが計算されたルートRにお
けるセグメントの一つに一致するならば、ルートに基づ
く経路が定義(規定)される。(電子ホリゾンの第1の
セグメントが計算されたルートにおけるセグメントの一
つに一致するためには、機能170(6)(2)は、電
子ホリゾン及び計算された経路の両方におけるセグメン
トに沿って走行する方向が同じであるということを要求
することに注目する。)電子ホリゾンの第1のセグメン
トが計算されたルートにおいて見出された後、機能17
0(6)(2)は、経路電子ホリゾンEからのセグメン
トを計算されたルートRからのセグメントと一致させる
ことを試み続ける。第1のセグメントのときと同様に、
機能170(6)(2)は、マッチング・セグメントの
走行の方向が同じであるということを要求する。このマ
ッチング処理は、電子ホリゾンの経路からのセグメント
がルートのセグメントの中に見出せなくなるまで続く。
Eにおいて一致を捜し求めたルートからのセグメントが
Eに含まれない(即ち、電子ホリゾンEがあるノードを
越えて拡張しないので)か又はルートRの最後のセグメ
ントに到達したので、一致は、もはや見出されず、従っ
てRの更なるセグメントをEにおいて一致することがで
きない。
【0030】(d) 一次経路の計算 一次経路計算機能170(6)は、もっともそれらしい
経路機能170(6)(1)及びルートに基づく機能1
70(6)(2)からの出力を用いて一次経路を計算す
る。ルートRが定義されかつルートに基づく機能170
(6)(2)がRに基づいてルートに基づく経路を決定
することができるならば、Rのそのルートに基づく経路
は、一次経路として選択される。しかしながら、ルート
が定義されなかったか又はルートに基づく経路を計算す
ることが可能でなかったならばローカル道路網のもっと
もそれらしい経路(LRNBMLP)が用いられる。こ
の方法の利点は、ドライバがルート情報を入力したなら
ばドライバが計算されたルートに従うということを想定
することである。しかしながら、ルート情報が入手可能
ではないならば、ローカル道路網のもっともそれらしい
経路が提供することができる最良の推定である。
【0031】(8). 新たに構築された電子ホリゾン
のコンテンツを決定すること. 図5を再び参照されたい。計算処理170(3)が新し
い電子ホリゾンを構築した場合には(先の電子ホリゾン
から車両位置及び経路コストを調整することによって新
しい電子ホリゾンを決定することとは逆に)、新しい電
子ホリゾン・データ構造に対するコンテンツが取得され
る。データ・エンジン170は、この機能を実行するコ
ンポーネント処理170(4)を含む。処理170
(4)は、電子ホリゾン・データ構造で表されるべき経
路(及び結果としてセグメント及びノード)を示す電子
ホリゾン計算処理170(3)からデータを受け取る。
このデータを受け取ることにより、電子ホリゾン・コン
テンツ形成処理170(4)は、電子ホリゾン・データ
構造の形成に対して必要なデータをマップ・データベー
ス130から取得する。電子ホリゾン・コンテンツ形成
処理170(4)によって形成sれたデータ構造は、電
子ホリゾンにおける道路及び交差点に関する関連データ
を含む。このデータ構造は、データ・エンジン170の
出力171を形成する。電子ホリゾン・コンテンツ形成
処理170(4)がマップ・データベース130から取
得するデータの形式は、構成処理によって決定される。
この構成処理は、高度ドライバ支援システムの製造段階
の間又は高度ドライバ支援システムの初期設定又はセッ
トアップ(準備)処理の間に実行されうる。一実施例で
は、構成コントローラ165は、電子ホリゾンに含まれ
るべきデータの形式を示す一つ以上のドライバ支援アプ
リケーション200からデータを受け取る。次いで、構
成コントローラ165は、セグメントに関連付けられた
データ属性の形式を示すために処理170(4)にデー
タを供給し、かつノードは、電子ホリゾン・データ構造
における含有のために取得されるべきである。これらの
入力に基づき、コンテント形成処理170(4)は、新
しい電子ホリゾンが構築される場合にはいつでも電子ホ
リゾン・データ構造に含むべくマップ・データベース1
30から必要なデータを取得する。新たに構築された電
子ホリゾン・データ構造が取得されかつ適当な構造に記
憶された場合には、構造のコンテンツは、データ・エン
ジン170からデータ・リポジトリ180に出力され
る。データ・エンジン170は、この出力171を供給
するコンポーネント処理170(8)を含む。上記した
ように、ある状況(例えば、オフ−ロード状態)のもと
では、電子ホリゾンを計算することができない。電子ホ
リゾンを計算することができないならば、処理170
(4)は、マップ・データベース130から電子ホリゾ
ン・データ構造に対するデータを取得しない。これらの
状況のもとでは、コンテント形成処理170(4)は、
出力を供給しないか又は代替的に、コンテント形成処理
170(4)は、空の電子ホリゾンを供給する、即ち、
車両位置に対して電子ホリゾンが決定されていないとい
うことを示す。空の電子ホリゾンが供給される場合の別
の機会が存在する。車両位置ツール150(2)(1)
が一方通行路の合法的ドライブ方向とは逆に走行してい
ることを車両に報告するということが可能である。この
場合には、電子ホリゾン計算処理17(3)は、本質的
に空である電子ホリゾンに適当な状態情報を返す。計算
処理170(3)が(電子ホリゾン全体の代わりに)一
次経路を供給すべく構成されているならば、電子ホリゾ
ン・コンテント形成処理170(4)は、一次経路だけ
を含む電子ホリゾン・データ構造に必要なマップ・デー
タベース130からデータを取得する。(代替的に、全
ての経路を含んでいる電子ホリゾンは、一次経路を個別
に示しているデータと一緒に供給される。)計算処理1
70(3)が一次経路を供給すべく構成されておりかつ
一次経路を決定することができないならば、コンテント
形成処理170(4)は、車両位置に対して一次経路が
決定されていないということを示している出力を供給す
る。図5に示す実施例では、電子ホリゾンに対するデー
タを取得する処理170(4)は、電子ホリゾンを決定
する処理170(3)とは別に示されている。代替実施
例では、これらの処理は、電子ホリゾンに含まれるデー
タが取得されかつ電子ホリゾンを構成する経路が決定さ
れた場合には電子ホリゾンが構築されるように組合せら
れうる。
【0032】(8). 電子ホリゾンを供給すること. 上記したように、本実施例によれば、新しい電子ホリゾ
ンは、新しい車両位置が取得される毎に必ずしも構築さ
れることはない。その代わり、新しい車両位置に対する
調整後に先の電子ホリゾンの全ての経路コストが最小し
きいコストをまだ超えるているならば、先の電子ホリゾ
ンを再使用することができる。これらの状況のもとで
は、データ・エンジン170は、先の電子ホリゾンに対
して決定された経路を用いる新しい車両位置に対する新
しい電子ホリゾンを示している出力172を供給する。
データ・エンジン170は、この機能を実行する電子ホ
リゾン出力処理170(7)を含む。電子ホリゾン出力
処理170(7)は、以下に詳述するように、この出力
172をデータ・リポジトリ180に供給する。一実施
例によれば、電子ホリゾン出力処理170(7)は、新
しい車両位置を示しているデータの各受取りに対する出
力を供給する。本実施例によれば、電子ホリゾンを規定
している出力172を供給するコンポーネント170
(7)は、電子ホリゾンのコンテンツを供給するコンポ
ーネント170(8)とは別である。電子ホリゾン・コ
ンテント出力処理170(8)の出力171は、電子ホ
リゾンを形成している全ての経路における全てのセグメ
ント及びノードに関連付けられた全ての必要なデータ属
性を含む。電子ホリゾン出力処理170(7)の出力1
72は、電子ホリゾンデータ・コンテンツ及び参照され
たデータ・コンテンツに対する車両位置の表示を含む出
力171の一つへの参照だけを含む。
【0033】F. データ・リポジトリ180 図1に関して上述したように、データ・リポジトリ18
0は、最新のデータ読取りを含む電子ホリゾン・プログ
ラム110のコンポーネントである。データ・リポジト
リ・コンポーネント180の実施例を図10〜図12に
示す。図10に示すように、データ・リポジトリ180
は、3つの異なる形式のデータを含む。まず、データ・
リポジトリ180は、データ・エンジン170によって
決定された電子ホリゾンを表しているデータ180
(1)を保持する。一実施例によれば、データ180
(1)は、電子ホリゾンにおけるセグメント及びノード
に関する属性情報を含む。電子ホリゾンにおけるセグメ
ント及びノードに関する属性情報は、図3A及び3Bで
識別された属性のあるもの又は全てを含みうる。第2
に、データ・リポジトリ180は、車両位置を表してい
るデータ180(2)を保持する。車両位置を表してい
るデータ180(2)は、車両測位ツール(図4の15
0(2)(1))によって決定されたそのデータであ
る。データ・リポジトリ180は、車両測位ツール15
0(2)(1)から直接車両位置を表しているデータ1
80(2)を取得しうるか又は車両位置を表しているデ
ータ180(2)は、データ・エンジン170から取得
されうる。第3に、データ・リポジトリ180は、セン
サ・データ180(3)を保持する。センサ・データ1
80(3)は、センサ(図1の120)から直接取得さ
れた生センサ・データでありうるか又は代替的にセンサ
・データ180(3)は、データ・エンジン170から
取得されうる。図11を参照すると、電子ホリゾン・デ
ータ180(1)に関して、データ・リポジトリ180
は、データ・エンジン170によって決定された最新電
子ホリゾンを表しているデータのセットを少なくとも保
持する。一実施例では、データ・リポジトリ180は、
多数の電子ホリゾンを表しているデータの多数のセット
を保持する。データ・リポジトリ180に保持されるこ
れら多数のセットのデータは、データ・エンジン170
によって最近生成されたそれらのセットである。例え
ば、データ・リポジトリ180は、10より大きい又は
小さい数もまた適当でありうるが、データ・エンジン1
70によって決定された10の最新の電子ホリゾンを表
しているデータの10の最新のセットを保持しうる。デ
ータ・リポジトリ180によって維持されるデータのセ
ットの数は、構成コントローラ(図1の165)を介し
てドライバ支援アプリケーション200からの入力を用
いて構成されうる。データ・リポジトリ180における
データの各セットは、それを識別することができる識別
番号又はコードが割り当てられる。図11に示す実施例
によれば、データ・リポジトリ180は、そこに維持さ
れる各電子ホリゾンに対するデータの完全なセットを必
ずしも保持しない。その代わり、データ・リポジトリ1
80は、ハンドル・コンテナー機構を実施する。このハ
ンドル・コンテナー機構は、大きなオブジェクトを処理
するオブジェクト指向型プログラミングで用いられる機
構に類似する。ハンドル・コンテナー機構を使用するこ
とは、対応する多数の電子ホリゾンを表しているデータ
の多数のセットに対する記憶及び処理要求事項を低減す
る。データ・リポジトリ180における電子ホリゾンの
記憶に対するハンドル・コンテナー機構の使用は、電子
ホリゾンがデータ・エンジン170によって計算される
ような方法により容易になされる。上記したように、一
実施例によれば、新しい電子ホリゾンは、新しい車両位
置を示しているデータが取得される毎に必ずしも構築さ
れない。その代わりに、新しい電子ホリゾンは、新しい
車両位置を考慮に入れた後、先の電子ホリゾンからの経
路が最小経路しきい値以下になった場合にだけ構築され
る。図11に示す実施例によれば、分類Electro
HorizonDataが規定されかつ分類Elect
roHorizonが規定される。ElectroHo
rizonData分類におけるオブジェクト181
は、電子ホリゾンを表すために必要な全ての情報(即
ち、データ属性)を含む。更に、各ElectroHo
rizonDataオブジェクト181は、基準計数
(カウント)を含む。基準計数は、どのくらい多くの他
のオブジェクトが各ElectroHorizonDa
taオブジェクト181を用いているのかを示す。El
ectroHorizon分類の各オブジェクト182
は、3つの断片の情報を含む:ポインタ、デルタ・ディ
スタンス、及びハンドル(即ち、ID)。ポインタは、
適用可能なElectroHorizonDataオブ
ジェクト181を指し示す。ElectroHoriz
onオブジェクト182におけるデルタ・ディスタンス
は、基準ElectroHorizonDataオブジ
ェクト181における車両位置に対するElectro
Horizonオブジェクト182の車両位置における
差を示す値である。(車両が同じセグメント上に残りか
つ最近使用した電子ホリゾン・データを再使用できるよ
うに移動する限り、新しい電子ホリゾン・データは、計
算されない。) 記憶に対するハンドル・コンテナー機構の使用及び電子
ホリゾンの使用は、多数の利点をもたらす。電子ホリゾ
ンは、それらが通常分類オブジェクトとして記憶される
ならば、多くのメモリを占有するであろう。しかしなが
ら、図11の実施例では、ElectroHorizo
nオブジェクト182は、情報の3つの項目だけを含ん
でおり従ってElectroHorizonDataオ
ブジェクト181と比較して相対的に小さい。Elec
troHorizonオブジェクト182をコピーする
ことは、ElectroHorizonオブジェクト1
82に含まれるデータコピーすることを意味するが、し
かしながら関連電子ホリゾン・データに関する限り、対
応ElectroHorizonDataオブジェクト
181へのポインタだけがコピーされる。Electr
oHorizonオブジェクト182がコピーされる場
合には、適用可能なElectroHorizonDa
taオブジェクト181における基準計数が増分されて
ElectroHorizonオブジェクト182がデ
ータを用いているということを示す。ElectroH
orizonDataオブジェクト181は、それを参
照している全てのElectroHorizonDat
aオブジェクト181が存在しなくなった場合に削除さ
れる。参照は、図12に対してなされる。上記したよう
に、データ・リポジトリ180は、また、車両位置デー
タ180(2)も含む。データ・リポジトリ180に含
まれる車両位置データ180(2)は、車両測位ツール
(図4の150(2)(1))によって決定された最近
の一つ以上の車両位置を示しているデータを含む。デー
タ・リポジトリ180によって維持される車両位置デー
タ180(2)に含まれる車両位置の数は、構成されう
る。一実施例において、データ・リポジトリ180に含
まれる車両位置データ180(2)によって表される車
両位置の数は、電子ホリゾン・データ180(1)に含
まれる電子ホリゾンの数に対応する。代替的に、データ
・リポジトリ180に含まれる車両位置データ180
(2)において表される車両位置の数は、電子ホリゾン
・データ180(1)に含まれる電子ホリゾンの数より
も大きいであろう。車両位置データ180(2)は、電
子ホリゾン・データ180(1)とは別に維持されうる
か又は、代替的に車両位置データ180(2)は、電子
ホリゾン・データ180(1)と共に含まれうる。図1
2に示すように、車両位置データ180(2)の各セッ
トは、それを識別できる識別番号又はコードが割り当て
られうる。また、上記したように、データ・リポジトリ
180は、センサ・データ180(3)を含む。データ
・リポジトリ180に含まれるセンサ・データ180
(32)は、(図1の)センサ120からの最近のセン
サ読取りを含む。データ・リポジトリ180に含まれる
センサ読取りの数は、構成されうる。一実施例では、デ
ータ・リポジトリ180に含まれるセンサ読取りの数
は、電子ホリゾン・データ180(1)に含まれる電子
ホリゾンの数又は車両位置データ180(2)に含まれ
る車両位置の数に対応する。代替的に、データ・リポジ
トリ180に含まれるサンサ読取りの数は、異なる数で
ありうる。図12に示すように、センサ・データ180
(3)の各セットは、それを識別できる識別番号又はコ
ードが割り当てられうる。電子ホリゾン・データ180
(1)車両位置データ180(2)及びセンサ・データ
(3)に加えて、データ・リポジトリ180は、また、
他の種類のデータも含みうる。
【0034】G. データ・ディストリビュータ190 図13は、データ・ディストリビュータ190のコンポ
ーネントを示す。データ・ディストリビュータ190
は、データ・リポジトリ180からデータを用いるドラ
イバ支援アプリケーション200にデータへの送付を開
始する電子ホリゾン・プログラム110のコンポーネン
トである。処理要求事項を低減するために、データ・デ
ィストリビュータ190は、新しいデータの入手可能性
を示しているメッセージ191を送るコンポーネント1
90(1)を含む。これらのメッセージは、車両データ
・バス194でデータ・リポジトリ180に記憶される
データを用いる各ドライバ支援処理200に送られる。
データ・リポジトリ180に記憶されたデータを用いる
多数のドライバ支援処理200が存在するような一実施
例において、データ・ディストリビュータ190からの
メッセージ191は、データを用いる各処理200にデ
ータ・バス194で同時通信される。データ・リポジト
リ180に記憶されたデータを用いる各ドライバ支援処
理200は、新しいデータの利用可能に関するメッセー
ジを受け取るためにデータ・ディストリビュータ190
に登録する。電子ホリゾン・データ(図10の180
(1))に関して、データ・ディストリビュータ190
は、データ・エンジン170の各巡回実行毎に一度新し
いデータの入手可能性に関するメッセージを同時通信す
る。車両位置データ180(2)及びセンサ・データ1
80(3)に関して、データ・ディストリビュータ19
0は、そのような新しいデータが利用可能になったとき
に新しいデータの入手可能性に関するメッセージを同時
通信する。各メッセージ191は、ID(又はポイン
タ)により新しいデータの入手可能性を識別する。例え
ば、電子ホリゾン・データ180(1)に関して、デー
タを用いるドライバ支援アプリケーション200へデー
タ・ディストリビュータ190によって送られたメッセ
ージ191は、データ・リポジトリ180において電子
ホリゾン・データ180(1)に関連付けられたIDを
含む。また、各メッセージ191は、利用可能である新
しいデータの形式、例えば、電子ホリゾン、車両位置、
又はセンサも示しうる。(また、データ・ディストリビ
ュータ190は、登録コンポーネント190(2)も含
む。登録コンポーネント190(2)は、以下に詳述す
るように、リスナ300における対応登録コンポーネン
ト302に関連して用いられる。)
【0035】H. データ・リスナ300 図1に示す実施例では、電子ホリゾン・プログラム11
0によって収集されたデータを用いるドライバ支援アプ
リケーション200のそれぞれは、データ・リスナ30
0を用いる。データ・リスナ300は、電子ホリゾン・
プログラム110によって収集されたデータを用いるド
ライバ支援アプリケーション200に関連付けられた一
組の機能である。データ・リスナ300は、ドライバ支
援アプリケーション200が電子ホリゾン・プログラム
110とインタフェースする手段を提供する。データ・
リスナ300は、電子ホリゾン・プログラム110によ
って記憶されたデータを用いる各ドライバ支援アプリケ
ーション200がそれが必要なデータを取得することが
できる処理を含む。図14は、データ・リスナ300
(n)のコンポーネントを示す。データ・リスナ300
(n)は、ドライバ支援アプリケーション200(n)
に関連付けて示されている。図14に示すように、デー
タ・リスナ300(n)は、登録コンポーネント302
を含む。登録コンポーネント302は、電子ホリゾン・
プログラム110に特定のリスナ300(n)を登録す
る。特に、登録コンポーネント302は、データ・ディ
ストリビュータ190の登録コンポーネント190
(2)に登録する。登録処理の一部として、登録コンポ
ーネント302は、(コンポーネント302がその一部
である)リスナが新しいデータの入手可能性に関して知
らされるということを示しているデータ・ディストリビ
ュータ190にメッセージを送信する。登録処理の一部
として、登録コンポーネント302は、また、リスナ3
00(n)が知らされるデータの形式(例えば、電子ホ
リゾン・データ、車両位置データ、又はセンサ・デー
タ)をデータ・ディストリビュータ190の登録コンポ
ーネント190(2)に対して識別する。図14の実施
例では、リスナ300(n)は、電子ホリゾン・データ
の通知に用いられる。一度リスナ300(n)がデータ
・ディストリビュータ190に登録されたならば、リス
ナ300(n)は、新しいデータがデータ・リポジトリ
180にデポジットされると登録中に特定された形式の
新しいデータの入手可能性に関してデータ・ディストリ
ビュータ190から通知を送られ続ける。登録処理は、
例えば、ドライバ支援アプリケーション200が初期設
定されるときに一度実行されうる。登録処理は、後続回
数実行されうる。上記したように、リスナ300(n)
がデータ・ディストリビュータ190に登録された後、
リスナ300(n)は、新しいデータの入手可能性に関
する通知が規則的に送られる。データ・リスナ300
(n)は、これらの通知191を受け取るコンポーネン
ト304を含む。上記したように、各通知191は、デ
ータ・リポジトリ180に記憶された新しいデータのセ
ットの識別(即ち、ID)を含む。データ・リスナ30
0(n)は、待ち行列(キュー)310に各識別を記憶
するコンポーネント306を含む。待ち行列310は、
データ・リスナ300(n)の一部として含まれる。待
ち行列に記憶された識別は、データ・ディストリビュー
タ190から受け取った最新の通知からのものを少なく
とも含む。待ち行列310は、データ・ディストリビュ
ータ190から受け取った最近の通知の多くのものから
の識別を含みうる。待ち行列の大きさは、構成可能であ
る。アプリケーション200(n)が新しいデータを受
け取る準備ができている場合には、データ・リスナ30
0(n)は、アプリケーション200(n)に対する新
しいデータを取得する。データ・リスナ300(n)
は、待ち行列310から識別を取得するコンポーネント
312を含む。コンポーネント312は、待ち行列31
0に追加された最新の識別を取得しうるか又は代替的
に、コンポーネント312は、待ち行列310のいずれ
か他の識別を取得しうる。待ち行列310から識別を取
得することにより、データ・リスナ300(n)の処理
314は、データ・リポジトリ180から関連データを
取得するために識別を用いる。データ・リポジトリ19
0からデータを受け取ることにより、データ・リスナ3
00(n)の処理316は、ドライバ支援アプリケーシ
ョン200(n)にデータを供給する。ドライバ支援ア
プリケーション200は、データ・リポジトリ180に
記憶された異なる形式のデータの一つよりも多くを用い
うる。ドライバ支援アプリケーションがデータ・リポジ
トリ180に記憶された異なる形式のデータの一つより
も多くを用いるならば、ドライバ支援アプリケーション
は、一つよりも多くのデータ・リスナに関連付けられ
る。一実施例によれば、ドライバ支援アプリケーション
が用いる異なる形式のデータのそれぞれに対してドライ
バ支援アプリケーションによって個別のデータ・リスナ
300が用いられる。例えば、ドライバ支援アプリケー
ション200が電子ホリゾン・データとセンサ・データ
の両方を用いるならば、ドライバ支援アプリケーション
200は、二つの個別のデータ・リスナ300に関連付
けられる−一つは、電子ホリゾン・データに対してそし
て他はセンサ・データに対して。シングル・ドライバ支
援アプリケーションに関連付けられたデータ・リスナの
それぞれは、リスナに関連付けられた形式の新しいデー
タの入手可能性に関して電子ホリゾン・プログラム11
0のデータ・ディストリビュータ190からメッセージ
を受け取る。データ・リスナのそれぞれは、データ・リ
ポジトリ180からデータの対応する形式を取得するこ
とができるIDの個別の待ち行列を維持(保守)する。
図15は、3つの異なる種類のデータを取得するため
の、3つの個別のリスナ300(k)(1)、300
(k)(2)、及び300(k)(3)に関連付けられ
たドライバ支援アプリケーション200(k)の実施例
を示す。
【0036】I. リスナの代替実施例 上述した実施例では、リスナが通知を受け取っているデ
ータを用いる、それに関連付けられたドライバ支援アプ
リケーション200から、個別のオブジェクトとしてデ
ータ・リスナ300が開示された。代替実施例によれ
ば、リスナが通知を受け取るデータを処理する同じオブ
ジェクトにリスナ機能を組込むことができる。この代替
によれば、(データ・ディストリビュータから)新しい
データに関する通知を受け取るオブジェクト(又はアプ
リケーション)は、また、データを直接処理する。デー
タに関する通知を受け取りかつそれが受け取る通知に関
するデータを処理するアプリケーションは、個別のスレ
ッドとしてこれら二つの機能を実施することができる。
リスナ処理が個別のアプリケーション又はオブジェクト
として実施される実施例に関して上述したように、リス
ナで用いられる事象通知機構は、電子ホリゾン・プログ
ラムによる通知コールが敏速に戻るということを要求す
る。通知コールは、最小処理時間を費やしかつデータの
入手可能性を知らせる(シグナルする)だけにすべきで
あるか又はデータをゲット(獲得)するスレッドを開始
すべきである。リスナ機能がまたデータの処理も実施す
る同じアプリケーション又はオブジェクトにおいて個別
のスレッドとして実施されるような実施例では、事象通
知機構も敏速に戻るべきである。更に、リスナ機能がま
たデータも処理する同じアプリケーション又はオブジェ
クトにおいて個別のスレッドとして実施されるような実
施例では、リスナ機能を実行するスレッドを開始又は停
止するために手段が用いられる。これは、電子ホリゾン
・プログラムによって実行することができる。特に、デ
ータ・エンジン170は、データを用いるアプリケーシ
ョン又はオブジェクト内の事象通知を聴くスレッドを呼
び出すことができる。データを用いるアプリケーション
における処理は、リスナに関して上記したものと同様な
方法でデータ・エンジン170に登録することができ
る。一度リスナ・スレッドが登録されたならば、データ
・エンジンがスタート(停止、中止又は再開)された場
合にはデータ・エンジンは、いつでもこのスレッドをス
タート(又は停止、中止又は再開)する。
【0037】J. 監視プログラム160 図1を再び参照すると、監視プログラム160は、デー
タ・アーキテクチャ100の一部である。監視プログラ
ム160は、電子ホリゾン・プログラム110の機能の
実行を見ることを許容する。監視プログラム160の特
徴のあるものは、試験(検査)及び構成環境で用いう
る。監視プログラム160の他の特徴は、マップ・デー
タ・アーキテクチャ100がインストールされる自動車
両108のエンド・ユーザによる通常の使用の間に用い
られうる。一つの代替において、監視プログラム160
は、試験及び構成環境においてだけ用いられ走行時間環
境(例えば、エンド・ユーザによる車両の通常のオペレ
ーション中)では用いられない。試験及び構成環境で
は、監視プログラム160からの出力は、電子ホリゾン
・プログラム110の機能の実行の様々な形態を見るこ
とができるディスプレイ・モニタ160(1)に供給さ
れうる。例えば、監視プログラム160は、ディスプレ
イ・モニタ160(1)のマップに移動している車両の
位置の連続画像を提供しうる。また、ディスプレイ・モ
ニタ160(1)は、車両の現在位置の周辺のエリアを
示しうる。電子ホリゾンにおける経路の一部であるそれ
らの道路セグメントは、ディスプレイ・モニタ160
(1)上でハイライト(強調)されうる。更に、監視プ
ログラム160は、スポット、進行方向、及び速度を含
んでいる、現在の車両位置をディスプレイ160(1)
のマップ画面に示しうる。車両108がルート計算ツー
ル(図4の150(2)(3))によって計算されたル
ートを辿っているならば、計算されたルートは、ディス
プレイ(160(1)のマップ画面でハイライト(強
調)されうる。更に、監視プログラム160は、車両周
辺の道路セグメント及び交差点の属性及びを表示しう
る。これらの属性は、図3A及び3Bに示される属性を
含む。また、電子ホリゾンに関連付けられた属性も表示
されうる。監視プログラム160は、現在の車両の移動
に基づきディスプレイ・モニタのマップの画像の境界を
調整する。
【0038】K. 構成プログラム165 図1を再び参照すると、構成コントローラ・プログラム
165は、データ・アーキテクチャ100の一部であ
る。構成コントローラ・プログラム165は、電子ホリ
ゾン・プログラム110の機能の構成作業を許容する。
構成コントローラ・プログラム165は、電子ホリゾン
・プログラム110を含んでいる、データ・アーキテク
チャ100のオペレーションを制御するパラメータ、デ
フォルト等を設定することを供給する。例えば、構成プ
ログラム165は、データ読取りが決定される車両の前
方の電子ホリゾンの大きさを決定することを供給する。
構成プログラム165は、車両におけるドライバ支援シ
ステム装置の搭載(又は製造)中にパラメータを設定す
ることを供給しうる。また、構成プログラム165は、
新しい装置、例えば、新しいセンサ、新しいハードウェ
ア、更なるメモリがインストールされる場合にパラメー
タを設定することも供給しうる。また、構成プログラム
165は、新しいデータがインストールされる場合、例
えばデータベース130が更新される場合に新しいパラ
メータを設定することも供給しうる。また、構成プログ
ラム165は、電子ホリゾン・プログラム110の動作
特性を変更するために初期設定でまたは車両のオペレー
ション中にも用いられうる。構成プログラム165は、
ドライバ支援アプリケーション200から自動的に入力
を受け取りうる。ドライバ支援アプリケーション200
は、それらが必要なデータの形式を表している出力を供
給する。また、ドライバ支援アプリケーション200
は、電子ホリゾンに必要な範囲を表している出力も供給
しうる。電子ホリゾンの範囲は、距離(例えば、メート
ル)又は時間(例えば、次の10秒内で車両が走行でき
るセグメント)で特定されうる。構成プログラム165
は、データ・ディストリビュータ190から最新のデー
タ値の連続同時通信を受け取るべくデータ・リスナ30
0を登録するために用いることができる。また、構成プ
ログラム165は、バス上で実行されている車両の高度
ドライバ支援アプリケーション200へのデータ読取り
の転送に対して車両内データ・バス・アーキテクチャに
データ・リスナ300をインタフェースするために用い
ることもできる。
【0039】L. 高度ドライバ支援システム・マップ
・データ・アーキテクチャ を用いること (1) 概要 高度ドライバ支援システムは、ドライブの安全性、快適
性、効率、及び総合的満足感を改善する方法を提供す
る。これらのシステムは、車両の周辺の道路網に関する
情報を必要とする。この情報のあるものは、センサによ
って取得することができる。しかしながら、センサは、
これらのシステムのあるものによって必要な全ての形式
の情報を確実には取得しない。従って、センサに加え
て、又はその代りとしてのマップ・データベースの使用
は、高度ドライバ支援システムを更に良くかつより確実
に動作させることができる。開示した高度ドライバ支援
システム・マップ・データ・アーキテクチャ(図1の1
00)の実施例は、一つ以上の高度ドライバ支援システ
ム・アプリケーション200がマップ・データをそれに
より供給される機能の支持に用いることができる手段を
提供する。高度ドライバ支援システム・マップ・データ
・アーキテクチャは、車両の周辺における道路地形及び
他の属性に関するデータへのアクセスを高度ドライバ支
援システム・アプリケーションに供給する。例えば、高
度ドライバ支援システム・マップ・データ・アーキテク
チャは、ドライブ時間の10秒内で到達することができ
る車両の近くの道路網に沿った位置(場所)を表してい
るデータへのアクセスを供給する。道路網のこの部分
は、電子ホリゾンに対応している。電子ホリゾンは、時
間に対して及び/又は車両が道路網に沿って移動すると
きに規則的に再計算される。一度電子ホリゾンが計算さ
れたならば、高度ドライバ支援システム・アプリケーシ
ョンは、電子ホリゾンにおける車両経路に関するデータ
を用いることができる。図16を参照すると、高度ドラ
イバ支援アプリケーション200は、電子ホリゾン・ハ
ンドル(即ち、図11のデータ・リポジトリ180の電
子ホリゾン・オブジェクト182のID)で電子ホリゾ
ンによって表されるデータをアクセスすることができ
る。高度ドライバ支援アプリケーション200は、デー
タ・ディストリビュータ190から最新の電子ホリゾン
(図11の182)のIDを取得するためにリスナ(図
14の300)に依存する。電子ホリゾン・オブジェク
ト182のIDにより、電子ホリゾン・データ・オブジ
ェクトにおけるデータのいずれか又は全てを取得するこ
とができる。電子ホリゾン・データ・オブジェクト18
1は、電子ホリゾンの範囲への全ての可能な車両経路
(又は一次経路)を識別する。また、電子ホリゾン・デ
ータ・オブジェクト181は、各経路におけるセグメン
ト及びノードを識別する(即ち、上述したセグメント・
ディスクリプタ及びノード・ディスクリプタを用い
て)。本実施例によれば、高度ドライバ支援アプリケー
ションは、また、センサ・データ及び車両位置データも
取得しうる。
【0040】(2) イタレータ(繰返し子) 電子ホリゾンに含まれるデータに関して、ドライバ支援
アプリケーション200は、系統立てた方法で電子ホリ
ゾンに含まれるデータを取得するためにイタレータの一
つを用いることができる。イタレータは、項目の収集か
ら項目の連続的検索を許容するプログラミング構成体で
ある。イタレータは、高度ドライバ支援アプリケーショ
ンに、経路ディスクリプタ、電子ホリゾン・セグメン
ト、セグメントに沿った点に関するデータ等の検索に対
して電子ホリゾンをトラバーズさせる。ドライバ支援ア
プリケーションによる使用のために入手可能であるイタ
レータの中に含まれるものは、経路イタレータ402、
セグメント・イタレータ404及びセグメント点イタレ
ータ406である。イタレータのいずれかを用いるため
に、高度ドライバ支援アプリケーションは、適当な電子
ホリゾンID及び/又は他の適当な情報でイタレータを
初期設定する。 (a) 経路イタレータ 経路イタレータ402は、一度に一つの経路で、電子ホ
リゾンの全ての経路を生成するイタレータである。経路
イタレータは、全ての経路又はアクセス可能な経路だけ
の生成を許容する。 (b) セグメント・イタレータ セグメント・イタレータ404は、電子ホリゾン・セグ
メントのリストを戻す。ノードを与えることにより、セ
グメント・イタレータ404は、(電子ホリゾンの経路
のコンテクストにおける)そのノードの入口セグメント
をまず戻しそして(時計方向オリエンテーションの)ノ
ードの全ての出口セグメントを戻す。 (c) セグメント点イタレータ セグメント点イタレータ406は、セグメント点を戻す
イタレータである。セグメント点イタレータ406は、
電子ホリゾンのセグメントで又は電子ホリゾンの経路で
初期設定することができる。電子ホリゾンのセグメント
で初期設定された場合には、セグメント点イタレータ4
06は、セグメントの入口ノードで始まるセグメントの
全ての点を戻す。電子ホリゾンの経路で初期設定された
場合には、セグメント点イタレータ406は、現在の車
両位置の後で第1の点を戻しそしてそれらが経路で発生
するような順番で経路を形成する全てのセグメントに沿
って全ての点を戻す。経路の中間ノードに対して、セグ
メント点イタレータ406は、入ってくるセグメントの
出口ノードをまず戻しそして出て行くセグメントの入口
ノードを戻すということに注目する。
【0041】(3) データの精度を決定すること マップ・データベース(図1、3A及び3Bの130)
の実施例のあるものにおいて、ある道路は、他の道路よ
りも高い精度のデータで表される。ある高度ドライバ支
援システム200は、車両がより高い精度のデータで表
される道路に位置決めされるということを要求しうる。
代替的に、ある高度ドライバ支援システム200は、
(例えば、電子ホリゾンにおける)車両の周辺に位置決
めされた全ての道路がより高い精度のデータで表される
ということを要求しうる。そこで、アーキテクチャ10
0は、ドライバ支援アプリケーション200が、車両が
より精度が高いデータで表される道路に位置決めされる
かどうか又は電子ホリゾン内に位置決めされた全ての道
路セグメントがより精度が高いデータで表されるかどう
かを決定することができる手段を供給する。より精度が
高いデータが、図1のデータベース130(2)のよう
な、補助データベースに位置決めされるならば、データ
がより精度が高いデータであるかどうかの決定は、デー
タのソース(例えば、補助データベース130(2)又
は一次データベース130(1))を識別することによ
って行なうことができる。より精度が高いデータ及びよ
り精度が低いデータの両方を有しているシングル・デー
タベース実施例では、データがより精度が高いデータで
あるかどうかの決定は、(上述した、精度レベル属性の
ような)適当なデータ属性を参照することによって行な
うことができる。ある実施例では、電子ホリゾンの全て
の経路における全ての道路セグメントがより高い精度の
データで表されない限り電子ホリゾンを供給しないよう
に、電子ホリゾン・プログラム110を構成することが
できる。
【0042】M. インプリメンテーション 高度ドライバ支援システム・データ・インタフェース・
アーキテクチャは、適当なコンピューティング・プラッ
トフォームで実行されるソフトウェア及びハードウェア
・コンポーネントを含む。プロトタイプ・システムで
は、高度ドライバ支援システム・データ・インタフェー
ス・アーキテクチャは、ネットワークされたパーソナル
・コンピュータ(ペンティウムII又はそれよりも上位
機種のもの)を含んでいるマイクロソフト・ウィンドウ
ズ又はマイクロソフトNT環境で実行される。代替プラ
ットフォームもまた適する。プロトタイプ環境では、デ
ータは、直列接続(RS−232)を介してセンサ12
0から接続されたパーソナル・コンピュータにパスされ
る。
【0043】III. 代替実施例 A. 車両内バス・アーキテクチャ代替 ドライバ支援システム・マップ・データ・アーキテクチ
ャ600の代替実施例を図17に示す。この代替によれ
ば、ドライバ支援アプリケーション602は、車両内デ
ータ・バス610に接続された専用マイクロ・コントロ
ーラで実行される。代替実施例では、車両内バスは、あ
らゆる他の種類のバスでありうるが、この実施例では、
車両内データ・バス610は、CANバスである。図1
7の実施例では、(上述したデータ・リスナ300に類
似するか又は同じでありうる)データ・リスナ620
は、車両内データ・バス610にインタフェースしかつ
そのバスに対する標準的な方法及びプロトコルを用いて
データ読取りを通信するように構成されている。
【0044】B. センサ・データと組合された電子ホ
リゾン 上述した電子ホリゾン・プログラムの実施例では、電子
ホリゾン・データ・オブジェクトは、車両が電子ホリゾ
ンの範囲に向けて辿ることができる経路を表しているデ
ータを含んで形成された。経路を表しているデータは、
道路属性、道路地形、及び道路オブジェクトを表してい
るデータを含んでいた。上述した実施例では、経路を表
しているデータは、マップ・データベース130から取
得されたか又はマップ・データベースのデータから導出
された(例えば、曲率)。代替実施例によれば、電子ホ
リゾン・データは、ダイナミック・データも含む。ダイ
ナミック・データは、センサからのデータ、センサ・デ
ータから導出されたデータ、又は センサ・データと
マップ・データベースからのデータとの組合せから導出
されたデータを含む。この実施例によれば、センサ・デ
ータは、電子ホリゾンの一つ以上の経路に関連付けるこ
とができる。例として、車両のレーダ・システム・セン
サが車両の100メートル前方に位置決めされたオブジ
ェクトを検出したならば、この検出されたオブジェクト
を表しているデータは、電子ホリゾンに含まれる。電子
ホリゾン経路が検出されたオブジェクトの位置(場所)
に対応するならば、検出されたオブジェクトを表してい
るデータは、対応する位置における(例えば、経路のセ
グメントの点における)経路に関連付けられうる。別の
形態によれば、マップ・データベースのデータによって
表される特徴が車両の一つ以上のセンサによって検出可
能であるならば、電子ホリゾン・プログラムのルーチン
は、表された特徴をセンサによって検出されたオブジェ
クトに一致させることを試みる。例えば、電子ホリゾン
は、車両の80メートル前方に位置決めされた陸橋(高
架交差路)の存在を示しているマップ・データベースか
らのデータを含むと想定しかつ車両のレーダ・システム
・センサが道路を交差して広がっている車両の82メー
トル前方に位置決めされたオブジェクトを検出するとい
うことを更に想定する。この代替によれば、データ・ホ
リゾン・プログラムのルーチンは、陸橋の存在を表して
いるマップ・データベースからのデータ及び道路を交差
して広がっているオブジェクトの存在を表しているレー
タ・センサからのデータに関する。この代替の更なる形
態によれば、データ・ホリゾン・プログラムのルーチン
は、マップ・データベースからのデータによって表され
るような陸橋の位置とレーダ・センサによった表される
ような道路を交差して広がっているオブジェクトの位置
との間の差(例えば、Δ)を表しうる。
【0045】C. 他の代替 上述したデータ・リポジトリの実施例では、電子ホリゾ
ン・データの記憶及び使用を容易にしたハンドル・コン
テナー機構が説明された。代替実施例では、個別の電子
ホリゾンを表すデータの各セットは、データの完全なセ
ット(即ち、各経路に対する全ての属性)として維持さ
れうる。上記したように、(図5の)データ・エンジン
170は、一次経路を決定すべく構成されうる。一次経
路がデータ・エンジン170によって決定されたなら
ば、データ・リポジトリ180に含まれる電子ホリゾン
・データ(図10の180(1))は、一次経路データ
だけを含みうる。代替的に、データ・リポジトリ180
は、また、一次経路データ、並びに電子ホリゾン・デー
タ全体を表しているデータの両方を含みうる。上記した
ように、一実施例では、個別のデータ・リスナは、ドラ
イバ支援アプリケーションが用いる異なる形式のデータ
のそれぞれに対してドライバ支援アプリケーションによ
り用いられる。代替実施例によれば、シングル・データ
・リスナが、一つよりも多くの形式のデータに対して用
いうる。この代替によれば、シングル・データ・リスナ
は、一つよりも多くの形式のデータに関する通知を受け
取りかつ一つよりも多くの形式のデータに対する要求に
応じる。例えば、この代替実施例によれば、ドライバ支
援アプリケーションが電子ホリゾン・データとセンサ・
データの両方を用いるならば、シングル・データ・リス
ナは、ドライバ支援アプリケーションに関連付けること
ができかつ電子ホリゾン・データ及びセンサ・データの
両方に関する通知を受け取るために用いることができ
る。上述した実施例では、リスナは、データ・リポジト
リにおける新しいデータの入手可能性に関する通知を受
け取しそしてそれに新しいデータを送るように要求す
る。代替実施例によれば、リスナが新しいデータの入手
可能性に関する通知を受け取った場合には、それは、多
数のアプリケーション及び/又はリスナに、同時通信、
マルチキャスト、又は他の手段により、新しいデータを
送ることを要求することができる。更なる代替実施例に
よれば、データ・リスナは、データ・ディストリビュー
タに登録しそしてその後それが入手可能になった場合に
電子ホリゾンのデータを自動的に受け取る。この代替に
よれば、データ・リスナは、新しいデータの入手可能性
の通知をまず受け取らずかつ通知の受取りにより新しい
データを要求する。この代替実施例によれば、データ・
リスナは、二地点間伝送、同時通信、マルチキャスト、
又は他の手段により新しいデータを受け取ることができ
る。
【0046】
【発明の効果】IV. 効果(利点) (図1及び図17の)高度ドライバ支援システム・マッ
プ・データ・アーキテクチャの実施例は、一つ以上の高
度ドライバ支援システムがそれにより供給される機能を
支持するためにマップ・データを利用することができる
手段を提供する。高度ドライバ支援システムによるマッ
プ・データの使用は、そのようなシステムによって供給
される機能を向上することができる。ここに開示された
アーキテクチャは、一つより多くのドライバ支援アプリ
ケーションが同じマップ・データを用いることができる
手段をもたらす。また、ここに開示されたアーキテクチ
ャは、異なるドライバ支援アプリケーションが異なる種
類のマップ・データを取得することができる手段をもた
らす。更に、また、ここに開示されたアーキテクチャ
は、異なるドライバ支援アプリケーションが異なるレー
トでマップ・データを取得できる手段をもたらす。ここ
の開示したマップ・データ・アーキテクチャの実施例
は、更なる効果を提供する。ドライバ支援アプリケーシ
ョン・ソフトウェアは、電子ホリゾン・プログラムとは
別に維持され、それにより汎用性(多様性)、互換性、
及び信頼性を提供する。更に、電子ホリゾン・プログラ
ムが使い易いインタフェースを実施するので、異なる種
類のドライバ支援アプリケーションが電子ホリゾン・プ
ログラムを用いることは、比較的容易である。上述した
詳細の説明は、限定することではなく説明のためである
と考慮されるべきでありかつ全ての同等物を含んでいる
特許請求の範囲は発明の範疇を規定することを意図する
ということが理解されるということが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】高度ドライバ支援システム・マップ・データ・
アーキテクチャ100の機能ブロック図である。
【図2】図1に示す高度ドライバ支援システム・マップ
・データ・アーキテクチャ100のセンサ・コンポーネ
ントのブロック図である。
【図3A】高度ドライバ支援システム・マップ・データ
・アーキテクチャのマップ・データベース・コンポーネ
ントに含まれるデータの形式を示す図である。
【図3B】高度ドライバ支援システム・マップ・データ
・アーキテクチャのマップ・データベース・コンポーネ
ントに含まれるデータの形式を示す図である。
【図4】図1に示すソフトウェア・ツールのコンポーネ
ントのブロック図である。
【図5】図1に示すデータ・エンジンのコンポーネント
のブロック図である。
【図6】その上に重畳される電子ホリゾンの図を有する
経路路ネットワークの一部の説明図である。
【図7】電子ホリゾンに経路を記述する場合に用いられ
るセグメント識別子の説明図である。
【図8】電子ホリゾンにおける経路記述子の説明図であ
る。
【図9】Uターンに対する経路記述子の説明図である。
【図10】図1のデータ・リポジトリのコンポーネント
を示しているブロック図である。
【図11】図10のデータ・リポジトリにおける電子ホ
リゾン・データの記憶に用いられるコンポーネントを示
しているブロック図である。
【図12】図10のデータ・リポジトリの追加のコンポ
ーネントを示しているブロック図である。
【図13】図1のデータ・ディストリビュータのコンポ
ーネントを示しているブロック図である。
【図14】図1のデータ・リスナのコンポーネントを示
しているブロック図である。
【図15】複数のリスナに関連付けられたドライバ支援
アプリケーションの実施例を示しているブロック図であ
る。
【図16】ドライバ支援アプリケーションが電子ホリゾ
ン・データを得るために様々な機能を用いる方法を示し
ているブロック図である。
【図17】ドライバ支援システム・マップ・データ・ア
ーキテクチャの代替実施例を示しているブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 高度ドライバ支援システム・マップ・データ・
アーキテクチャ 108 車両 110 電子ホリゾン・プログラム 120 センサ 122 センサ 130 マップ・データベース 130(1) 一次 130(2) 補助 150 ソフトウェア・ツール 160 モニタ 160(1) ディスプレイ 165 構成 170 データ・エンジン 180 データ・リポジトリ 190 データ・ディストリビュータ 200 ADASアプリケーション 300 リスナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー ダン アメリカ合衆国 インディアナ州 46348 ラクロス ビッグラー ロード 22441 (72)発明者 アンドレアス ヘヒト ドイツ連邦共和国 60325 フランクフル ト アーエム コルネリウスシュトラーセ 8 (72)発明者 マティアス シュミット ドイツ連邦共和国 65520 バート カウ スベルク ザハゼンリンク 21 (72)発明者 ジェフリー フィーゲン アメリカ合衆国 イリノイ州 60657 シ カゴ ノース レイク ショア ドライヴ 2800 アパートメント 1406 (72)発明者 ミッシェル ローザー アメリカ合衆国 イリノイ州 60613 シ カゴ ウェスト カロン アベニュー 1461

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車両周辺の経路路に関するデータを供
    給する方法であって:地理学的領域にある経路路網の経
    路路のセグメントを表すデータにアクセスする段階と;
    第一のしきい値内で前記自動車両の現在の位置から前記
    自動車両が走行することができる経路路に沿って経路を
    決定する段階と;及び前記経路を表すデータを供給する
    段階とを具備する前記方法。
  2. 【請求項2】前記第一のしきい値は、前記自動車両が前
    記自動車両の現在の速度で走行することができる距離の
    関数であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記第一のしきい値は、前記自動車両周辺
    の経路路の前記セグメントの速度制限の関数であること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記第一のしきい値は、経路路のセグメン
    トの間の交差点を渡ることに関連する遅延の関数である
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第一のしきい値は、前記自動車が一定
    の時間内に走行することができる距離の関数であること
    を特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】前記第一のしきい値は、前記自動車両が、
    前記自動車両の現在の速度で一定の時間内に走行するこ
    とができる距離の関数であることを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記第一のしきい値は最小距離及び追加距
    離を含み、それは車両速度、前記自動車両周辺の経路路
    の前記セグメントの速度制限、交差点を渡ることに関連
    する遅延、及び前記自動車両が、前記自動車両の現在の
    速度で一定の時間内に走行することができる距離のうち
    の一つの関数であることを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】前記経路を表す前記データは、一つのデー
    タ構造で供給されることを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】前記データ構造は、ツリー構造であること
    を特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記経路は、前記自動車両が前記現在位
    置から走行することができるすべての経路を含むことを
    特徴とする、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記経路は、前記経路からの経路路セグ
    メントに沿った車両走行に対する合法的制限に従いつ
    つ、前記自動車両が、前記現在位置から走行することが
    できるすべての経路を含むことを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記経路は、車両走行に対する合法的制
    限に従わずに、前記自動車両が物理的に走行することが
    できる経路と同様に、車両走行に対する合法的制限に従
    いつつ、前記自動車両が前記現在位置から走行すること
    ができるすべての経路を含むことを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記経路の各々は、経路路セグメントを
    具備し、及び前記方法はさらに:前記経路からの前記経
    路路セグメントを表すデータを供給する段階を具備する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記経路の各々は、前記自動車両が現在
    ある経路路セグメントを除いて、すべての経路路セグメ
    ントを具備することを特徴とする、請求項13に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】前記自動車両が、前記現在位置から走行
    することができる経路路セグメントを、前記経路を表す
    前記データと関連付けるデータを供給する段階をさらに
    具備することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  16. 【請求項16】前記経路は、最初の経路から最後の経路
    まで順番付けされることを特徴とする、請求項1に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】前記経路は、各経路に含まれる経路路セ
    グメントの間の各交差点におけるターン方向に従って、
    順番付けされることを特徴とする、請求項1に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】前記経路を形成する経路路セグメントを
    表すデータは、前記自動車両に搭載されたデータベース
    に含まれることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記決定段階は、新しい車両位置が決定
    されるたびに実行されることを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  20. 【請求項20】前記経路を表すデータを供給する時に、
    前記経路と比較した、前記自動車両の前記現在位置を表
    すデータも供給することをさらに具備することを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記経路を表すデータ及び前記経路と比
    較した前記自動車両の前記現在位置を表すデータを供給
    する段階を実行した後、新しい現在車両位置を決定する
    段階と;前記新しい現在車両位置からの前記経路のいず
    れかに沿った走行のコストが、第二のしきい値より小さ
    いかどうか決定し;及び前記新しい現在車両位置からの
    前記経路の各々に沿った走行の前記コストが、前記第二
    のしきい値を超える場合、前記経路を表すデータ及び前
    記経路と比較した、前記自動車両の前記新しい現在位置
    を表すデータを供給する段階をさらに具備することを特
    徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記経路を表すデータ及び前記経路と比
    較した前記自動車両の前記現在位置を表すデータを供給
    する前記段階を実行した後、新しい現在の車両位置を受
    信する段階と;前記新しい現在車両位置からの前記経路
    のいずれかに沿った走行のコストが、第二のしきい値よ
    りも少ないかどうか決定する段階と;前記新しい現在車
    両位置からの前記経路のいずれかに沿った走行の前記コ
    ストが、前記第二のしきい値よりも小さい場合、前記自
    動車両が、前記自動車両の新しい現在位置から走行する
    ことができる経路路に沿った新しい経路を決定する段階
    であって、前記新しい経路は、前記第一のしきい値内で
    ある前記段階と;及び前記新しい経路を表すデータ及び
    前記新しい経路と比較した、前記自動車両の前記新しい
    現在位置を表すデータを供給する段階とをさらに具備す
    ることを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記経路の一つを具備する第一の経路を
    決定する段階と;及び前記第一の経路を示すデータを供
    給する段階をさらに具備することを特徴とする、請求項
    1に記載の方法。
  24. 【請求項24】前記第一の経路は、以前に算出されたル
    ートに対応することを特徴とする、請求項23に記載の
    方法。
  25. 【請求項25】前記第一の経路は、前記自動車両がたど
    る可能性が最も高い経路に対応することを特徴とする、
    請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】前記経路は、Uターンを含むことを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  27. 【請求項27】前記経路を表すデータとともに、センサ
    ・データを供給する段階をさらに具備することを特徴と
    する、請求項1に記載の方法。
  28. 【請求項28】前記センサ・データは、前記経路を表す
    前記データと関連することを特徴とする、請求項27に
    記載の方法。
  29. 【請求項29】自動車両にインストールされ、前記自動
    車両周辺の経路路網に関するデータを供給するソフトウ
    ェア・プログラムであって:現在の車両位置周辺にある
    経路路を表すデータにアクセスするプログラミング・ル
    ーチンと;前記現在の車両位置周辺にあるどの経路路
    が、しきい値と関連する範囲まで、前記現在位置から前
    記自動車両が走行することができる経路であるかを決定
    するプログラミング・ルーチンと;及び他のアプリケー
    ションが前記経路を定義する前記データを取得すること
    ができる一時的データ・レポジトリに、前記経路を定義
    するデータを記憶するプログラミング・ルーチンとを具
    備する前記ソフトウェア・プログラム。
  30. 【請求項30】自動車両周辺の経路路網に関するデータ
    を供給するために、自動車両にインストールされたソフ
    トウェア・プログラムによって実行される方法であっ
    て:前記自動車両が、しきい値と関連する範囲まで、現
    在位置から走行することができる複数の経路を決定する
    段階であって、 各経路は一つ以上の経路路セグメントの異なるシーケン
    スを具備し、 及び各シーケンスは、前記自動車両がいる前記経路路セ
    グメントで開始し;及び各シーケンスにおける前記経路
    路セグメントは、前記範囲まで、前記現在位置から前記
    自動車両が走行することができる継続的な経路を形成す
    る前記段階と;及び前記自動車両における他のアプリケ
    ーションによる使用のために、前記複数の経路の各々に
    おいて、経路路セグメントの前記シーケンスを定義する
    データを供給する段階とを具備することを特徴とする方
    法。
  31. 【請求項31】前記経路に沿った点における曲率を示す
    データを供給する段階を具備することを特徴とする、請
    求項30に記載の発明。
  32. 【請求項32】前記経路に沿った経路路オブジェクトを
    示すデータを供給する段階であって、前記経路路オブジ
    ェクトは、標識及び横断歩道を含む前記段階を具備する
    ことを特徴とする、請求項30に記載の発明。
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