JP2001226292A - 白血病細胞分離材 - Google Patents

白血病細胞分離材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 白血病患者の血液中の白血病細胞を分離、除
去して、白血病を治療したり、あるいは病状の進行度を
判断するのに有用な白血病細胞分離材を提供する。 【解決手段】 生理的に不活性な磁性粒子担体に、キノ
コ由来又はトウアズキ種子由来のレクチンタンパク質な
どの白血病細胞結合剤を担持させ、白血病細胞分離材と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白血病患者の血液
中の白血病細胞を分離、除去して、白血病を治療した
り、あるいは病状の進行度を判断するのに有用な白血病
細胞分離材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の白血病の治療は、抗ガン剤投与、
放射線照射及び骨髄移植が基本になっている。この際の
抗ガン剤の投与は、白血病患者の血液中から白血病細胞
が完全に消失するまで行われるが、通常の抗ガン剤は、
強い副作用を有するため、白血病患者はこの間過酷な闘
病生活に耐えなければならない。
【0003】ところで、一般に抗ガン剤を用いてガン患
者の治療を行う場合には、抗ガン剤を経口的又は非経口
的にガン患者に投与し、循環系器官を経由して患部に到
達させ、ガン細胞と接触させる方法がとられている。
【0004】しかしながら、このような方法では、抗ガ
ン剤が患部以外の組織にも供給され、患部に到達する分
が希釈されるため、有効量を確保するには、治療に必要
とされる量よりもかなり多量に投与しなければならない
し、また患部以外の組織に悪影響を及ぼすリスクもあ
る。
【0005】したがって、このような抗ガン剤を実用に
供する場合には、投与された抗ガン剤ができるだけ患部
に集中し、ガン細胞に効果的に作用する工夫が行われて
いるが、まだ十分満足できるものは知られていない。
【0006】一方、最近、白血病細胞を選択的に認識し
て凝集させることができる白血病細胞凝集剤として、あ
る種の植物又は動物由来のレクチンタンパク質や化合物
が見出され、白血病患者の治療剤として注目を浴びてい
る(特開平9−206096号公報、特願平10−37
6914号)。これらの白血病細胞凝集剤は、正常細胞
よりも血液中の白血病細胞を選択的に認識することがで
きるので、白血病細胞除去剤として非常に実用性の高い
ものということができる。
【0007】ところで、生体起源の物質には、酵素と基
質、抗原と抗体、レクチンと糖や細胞、ホルモンとホル
モン受容体のように、相互に特異的な親和性を示す相補
的物質の対が存在することが知られており、そして、こ
の相補的物質の対の一方の物質、例えば酵素と基質にお
いては基質が、抗原と抗体においては抗体が、レクチン
と糖や細胞においてはレクチンが、ホルモンとホルモン
受容体においてはホルモンが、いわゆるリガンドであ
る。
【0008】そして、このようなリガンドを不溶性の担
体に固定化し、これに該リガンドと親和性を示す物質を
含む試料液を接触させ、試料液中のリガンドと親和性を
示す物質のみを吸着、分離することが、アフィニティク
ロマトグラフィーや臨床診断分野などにおいて行われて
いる。
【0009】上記リガンドを固定化させる担体として
は、様々なものが知られているが、その1つとして磁性
粒子がある。この磁性粒子にリガンドを担持させたもの
は、目的物質をリガンドに吸着させたのち、磁場中に置
くことで、試料液中からの分離や洗浄操作が極めて容易
となる。
【0010】しかしながら、これまで、該磁性粒子を担
体とするタンパク質、核酸、ある種の細胞などの分離材
は開発されているが、磁性粒子を担体とする白血病細胞
の分離材はこれまで知られていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、白血病患者の血液中の白血病細胞を分
離、除去して、白血病を治療したり、あるいは病状の進
行度を判断するのに有用な白血病細胞分離材を提供する
ことを目的としてなされたものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、白血病細
胞分離について鋭意研究を重ねた結果、ある種のレクチ
ンタンパク質が白血病細胞に対するリガンドとして作用
することに着目し、このようなリガンドを白血病細胞結
合剤として磁性粒子に担持させることにより、血液中の
白血病細胞を効率よく、分離、除去しうることを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0013】すなわち、本発明は、生理的に不活性な磁
性粒子担体と、それに担持された白血病細胞結合剤とか
らなる白血病細胞分離材、特に白血病細胞結合剤が、キ
ノコ由来又はトウアズキ種子由来のレクチンタンパク質
である白血病細胞分離材を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の白血病細胞分離材は、磁
性粒子担体に、白血病細胞結合剤が担持されたものであ
るが、この白血病細胞結合剤としては、キノコ由来のレ
クチンタンパク質、例えばヤナギマツタケ(Agroc
ybe cylindracea)の果肉から抽出され
るレクチンタンパク質やマメ科植物種子由来のレクチン
タンパク質、例えばトウアズキ(Abrus prec
atorius)の種子から抽出されるレクチンタンパ
ク質などを用いることができる。
【0015】これらのレクチンタンパク質は、例えば以
下の方法により得ることができる。まず、原料のヤナギ
マツタケの果肉やトウアズキの種子などを、リン酸塩緩
衝生理的食塩水中でホモジェナイズしたのち、ろ過し、
さらに遠心分離処理して得られた上澄み液に硫酸アンモ
ニウムを加えて塩析を行う。次いで、これを遠心分離処
理し、得られた沈殿を透析処理後、カラムクロマトグラ
フィーで分画したのち、ゲルろ過及びイオン交換により
精製処理することにより、所望のレクチンタンパク質が
得られる。このようにして得られたレクチンタンパク質
は、白血病細胞に対するリガンドとして機能する。
【0016】次に、これらの白血病細胞結合剤を担持さ
せる磁性粒子担体としては、生理的に不活性なものが用
いられる。ここで、生理的に不活性とは、血液、リンパ
液などの生理液と接触したときに、有害な物質の溶出や
変質を生じ、それらの体内での生理液としての働きに悪
影響をもたらすことがないという意味である。
【0017】磁性粒子としては、特に制限はなく、従来
臨床診断分野などにおいて、リガンドの担体として使用
されているものを用いることができる。この磁性粒子と
しては、例えば、鉄、ニッケル、コバルトなどの金属粒
子、α‐、γ‐酸化鉄粒子、各種フェライト粒子などが
挙げられるが、これらの中で鉄系粒子が好ましい。この
磁性粒子は、そのままでは、前記レクチンタンパク質を
担持させることが困難であるので、粒子表面に、通常、
該レクチンタンパク質のアミノ基などと共有結合しうる
官能基、例えばp‐トルエンスルホニル基をもつ被覆層
が設けられる。この被覆層としては、磁性粒子との密着
性がよく、かつ生理的に不活性なものが用いられ、この
ようなものとして好適なのは、例えばレクチン反応性の
官能基をもつポリウレタンである。磁性粒子表面に上記
ポリウレタンからなる被覆層を形成するには、例えば磁
性粒子を懸濁させた水性媒体中において、対応するポリ
イソシアネートとジオールとを反応させたのち、p‐ト
ルエンスルホニルクロリドで活性化することによって行
うことができる。このようにして、表面に被覆層が形成
された磁性粒子の平均粒径は、通常1〜10μm、好ま
しくは3〜5μmの範囲にあるのが有利である。
【0018】本発明の白血病細胞分離材は、このように
して得られた表面にレクチン反応性の官能基をもつ被覆
層を有する磁性粒子担体に、リガンドとして前記レクチ
ンタンパク質を化学的に結合させることにより担持させ
たものである。
【0019】このものは、例えば、該磁性粒子をホウ酸
緩衝液などで十分に洗浄したのち、レクチンタンパク質
を加え、さらにウシ血清アルブミンを添加し、20〜4
0℃程度の温度で1〜24時間程度反応させたのち、十
分に洗浄することによって製造することができる。な
お、この反応において、未反応のまま残った官能基は、
例えばさらにウシ血清アルブミンを含むトリス塩酸緩衝
液を加え、反応させてブロックされる。
【0020】このようにして得られた本発明の白血病細
胞分離材は、例えば以下のようにして用いられる。すな
わち、白血病患者の血管から抜き出された白血病細胞を
含む血液と、本発明の白血病細胞分離材を混合し、白血
病細胞のみを該分離材のレクチンタンパク質に結合させ
る。次いで、分離材が懸濁した血液を磁場に設置された
分離カラムに通すことにより、磁性粒子(白血病細胞結
合磁性粒子、未結合磁性粒子)のみがカラム内に保持さ
れ、白血病細胞が除去された血液はカラムを通過し、患
者の体内へ戻される。このようにして、患者の血液の正
常な機能を損なうことなく、白血病細胞を除去すること
ができるので、安全かつ確実に白血病患者の治療を行う
ことができる。
【0021】このように、白血病患者の血液中の白血病
細胞は、レクチンタンパク質と結合して除去されるが、
処理終了後、これに使用したレクチンを認識する糖、例
えばラクトースの溶液を通すことにより、白血病細胞を
溶出させることができるので、これによってレクチンを
再生し、白血病細胞分離材を繰り返し利用することがで
きる。このカラムを磁場から外すことにより、該白血病
細胞分離材を容易に回収することができる。
【0022】また、溶出した白血病細胞の分化度や成熟
度などの病理的性質を調べることにより、病状の進行度
を判断することができるので、本発明の白血病細胞分離
材は、白血病の治療の外、臨床診断にも有用である。
【0023】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0024】実施例1 磁性粒子[ダイナル社製,商品名「DYNABEADS
M−450」(4×10粒子/ml)]0.5ml
をよくかきまぜたのち、0.1モル/リットルホウ酸緩
衝液(pH9.5)でよく洗浄した。これにヤナギマツ
タケ由来のレクチンタンパク質50μgを加え、37℃
で10分間反応させたのち、ウシ血清アルブミンを0.
1重量%濃度になるように添加し、さらに37℃で16
時間反応させた。次いで、この粒子を0.1重量%ウシ
血清アルブミンを含むリン酸緩衝生理的食塩水(pH
7.4)で2回洗浄したのち、0.1重量%ウシ血清ア
ルブミンを含むトリス−塩酸緩衝液(pH8.5)中で
37℃にて4時間反応させて、未反応の官能基をブロッ
クし、さらに0.1重量%ウシ血清アルブミンを含むリ
ン酸緩衝生理的食塩水(pH7.4)で1回洗浄するこ
とにより、白血病細胞分離材を得た。
【0025】実施例2 白血病細胞の代表として、急性リンパ性白血病由来のT
細胞系ジャーカット(Jurkat)細胞を、リン酸塩
緩衝生理的食塩水に懸濁し、細胞数を1×10 個/m
lに調整した。この懸濁液の濁度(A600)を光学計
により測定したところ、0.53であった。次に、この
ジャーカット細胞懸濁液に、実施例1で得られた白血病
細胞分離材を、1×10粒子/mlになるように加
え、室温で10分間反応させたのち、これを磁石で磁場
を付した分離カラムに通したところ、白血病細胞分離材
はカラムに保持され、カラムを通過した液の濁度(A6
00)は0.08であった。すなわち、約85%の細胞
が該分離材に結合し、除去されたことになる。次に、こ
のカラムに0.1モル/リットルのラクトース溶液1m
lを流したところ、流出液の濁度(A600)は0.3
7であり、細胞が白血病細胞分離材から遊離することが
確認できた。
【0026】
【発明の効果】本発明の白血病細胞分離材を用いること
により、白血病患者の血液中から白血病細胞のみを選択
的に除去できるので、安全かつ確実に白血病患者の治療
を行うことができる。また、分離した白血病細胞の病理
的性質を調べることにより、病状の進行度を判断するこ
とができるので、本発明の白血病細胞分離材は、臨床診
断においても有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 35/02 A61P 43/00 111 43/00 111 A61K 37/02 (72)発明者 安田 誠二 佐賀県鳥栖市宿町字野々下807番地1 工 業技術院九州工業技術研究所内 Fターム(参考) 4C076 CC27 EE22A 4C084 AA02 AA27 BA44 DA31 MA05 NA10 ZB272 4C088 AA08 AB59 AC04 MA01 ZB27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生理的に不活性な磁性粒子担体と、それ
    に担持された白血病細胞結合剤とからなる白血病細胞分
    離材。
  2. 【請求項2】 白血病細胞結合剤が、キノコ由来又はト
    ウアズキ種子由来のレクチンタンパク質である請求項1
    記載の白血病細胞分離材。
  3. 【請求項3】 生理的に不活性な磁性粒子担体が、表面
    にレクチン反応性の官能基をもつポリウレタン被覆層を
    有する鉄系粒子担体である請求項2記載の白血病細胞分
    離材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019000063A (ja) * 2017-06-19 2019-01-10 東ソー株式会社 未分化細胞の剥離回収方法
CN116814523A (zh) * 2023-08-05 2023-09-29 云准医药科技(广州)有限公司 一种穿刺组织的消化处理方案

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CN116814523B (zh) * 2023-08-05 2024-04-09 云准医药科技(广州)有限公司 一种穿刺组织的消化处理方案

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