JP2001221140A - イグニッションコイル装置 - Google Patents
イグニッションコイル装置Info
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- JP2001221140A JP2001221140A JP2000392434A JP2000392434A JP2001221140A JP 2001221140 A JP2001221140 A JP 2001221140A JP 2000392434 A JP2000392434 A JP 2000392434A JP 2000392434 A JP2000392434 A JP 2000392434A JP 2001221140 A JP2001221140 A JP 2001221140A
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- spring
- ignition coil
- plug
- ignition
- terminal
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Abstract
長くなるような場合でも、両者間の電気的接続性を確実
に確保する。 【解決手段】 一個の点火プラグ40に対して一個設け
られるイグニッションコイル11と、点火プラグ40の
頭部端子41とイグニッションコイル11の出力端子1
2とが電気的に接続されるよう両者の間に配されるスプ
リング20とを備えている。スプリング20は、その点
火プラグ側がその頭部端子41の高さ方向の全体を覆え
るよう形成されている。
Description
して一個のイグニッションコイルが設けられている、い
わゆるプラグトップ型のイグニッションコイル装置に関
する。
ョンコイルが取付けられるイグニッションコイル装置
(一般的に、プラグトップ型と呼ばれている。)として
は、従来、例えば、特開昭63−116414号公報に
記載されているものがある。
ッションコイルの出力端子と点火プラグの頭部端子との
間の電気的接続性を高めるために、両者の間にスプリン
グ等を配し、このスプリングの周りをブーツと呼ばれる
中空円筒上の部材で覆ったものである。スプリングが挿
入されるブーツの内径は、スプリング挿入方向において
一定である。
プ型のものでは、エンジン形式によっては、シリンヘッ
ドカバーが邪魔になって、イグニッションコイルと点火
プラグとの間の距離をある程度大きくしなければならな
い場合がある。
ツ長及びスプリング長が長くなると、スプリングがブー
ツ内で移動(スプリングの挿入方向に関して)し易くな
り、イグニッションコイル側又は点火プラグ側に偏って
しまうことがある。このため、従来技術では、イグニッ
ションコイルの出力端子とスプリングとの接触性、又は
スプリングと点火プラグの頭部端子との接触性が低下
し、イグニッションコイルの出力端子と点火プラグの頭
部端子との間の電気的接続性が低下してしまうことがあ
るという問題点がある。
て着目してなされたもので、イグニッションコイルと点
火プラグとの間が長くなるような場合でも、両者間の電
気的接続性を確実に確保することができるイグニッショ
ンコイル装置を提供することを目的とする。
のイグニッションコイル装置は、一個の点火プラグに対
して一個設けられるイグニッションコイルと、該点火プ
ラグの頭部端子と該イグニッションコイルの出力端子と
が電気的に接続されるよう両者の間に配される導電性弾
性部材と、該導電性弾性部材の周りを覆う絶縁性のカバ
ー部材とを備えているイグニッションコイル装置におい
て、前記カバー部材には、前記導電性弾性部材の一部が
該カバー部材に対して移動しないよう、該一部が係合す
る係合部が形成され、前記導電性弾性部材の前記一部に
は、前記カバー部材の前記係合部に係合される被非係合
部が形成されていることを特徴とするものである。
ションコイル装置は、一個の点火プラグに対して一個設
けられるイグニッションコイルと、該点火プラグの頭部
端子と該イグニッションコイルの出力端子とが電気的に
接続されるよう両者の間に配される導電性のスプリング
と、該スプリングの周りを覆う絶縁性のカバー部材とを
備えているイグニッションコイル装置において、前記ス
プリングは、その長手方向において、該スプリングの巻
き径が急激に変化する部分を一以上有し、前記カバー部
材は、その内壁が前記スプリングの側面に沿うよう、前
記スプリングの巻き径が急激に変化する部分と対応する
位置の該カバー部材の内径が、該スプリングの巻き径変
化に合わせて、急激に変化していることを特徴とするも
のである。また、本願が提供するイグニッションコイル
装置は、一個の点火プラグに対して一個設けられるイグ
ニッションコイルと、該点火プラグの頭部端子と該イグ
ニッションコイルの出力端子とが電気的に接続されるよ
う両者の間に配される導電性のスプリングとを備えてい
るイグニッションコイル装置において、前記点火プラグ
の頭部端子に接触する前記スプリングは、該点火プラグ
側が、該頭部端子の高さ方向の全体を覆えるよう形成さ
れていることを特徴とするものである。
の頭部端子との接触性を確保できる。
置の各種実施例について、図1〜図5を用いて説明す
る。なお、各種実施例を説明するにつき、同一部位に関
しては同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
装置の第1の実施例について、図1を用いて説明する。
本実施例のイグニッションコイル装置は、図1に示すよ
うに、いわゆるプラグトップ式と呼ばれているもので、
イグニッションコイル11が内蔵されているコイルヘッ
ド10と、イグニッションコイル11の出力端子12と
点火プラグ40の頭部端子41との間が電気的に接続さ
れるよう両者の間に配されている導電性のスプリング2
0と、絶縁性を有しスプリング20を覆う中空円筒状の
ブーツ30とを備えている。
て、その巻き径が急激に大きくなり再び小さくなる、す
なわち、その長手方向の途中部分で巻き径が他の部分よ
り大きい拡径部21を有している。さらに、スプリング
20は、その点火プラグ側で点火プラグ40の頭部端子
41を覆えるよう、頭部端子41の頂部に対応する位置
では、その巻き径が頭部端子径よりも小さく、頭部端子
41の側周部に対応する位置では、その巻き径が頭部端
子径と同じくなるプラグ端子接触部22を有している。
の出力端子12が挿入されるコイル端子挿入部31と、
スプリング20が挿入されるスプリング挿入部32と、
点火プラグ40の頭部が挿入されるプラグ頭部挿入部3
4とを有している。スプリング挿入部32には、スプリ
ング20の拡径部21に対応する位置において、その内
径が急激に大きくなり再び小さくなる部分(内径拡径
部)33を有している。スプリング挿入部32の内径
は、その内壁がスプリング20の側周面とほぼ接するよ
う、内径拡径部33がスプリング20の拡径部21にお
ける巻き径とほぼ同じ径で、その他の部分はスプリング
20の拡径部21及びプラグ端子接触部22以外の部分
の巻き径と同じ径になっている。
ド50の凹部(プラグホール)51の底に取付けられる
ことになる。したがって、本実施例のイグニッションコ
イル装置は、スプリング20が内部に挿入されているブ
ーツ30をシリンダヘッド50のプラグホール51に挿
入して用いる。この際、スプリング20の一端23は、
イグニッションコイル11の出力端子12に接触し、ス
プリング20の他端22は点火プラグ40の頭部端子4
1の高さ方向の全体を覆うようにこれと接触している必
要があるため、スプリング20の自由長は、イグニッシ
ョンコイル11の出力端子12と点火プラグ40の頭部
端子41との間の距離よりも長い。
11側、つまり、プラグホール51の開口部52と対応
する位置には、この開口部52を塞ぐプラグホール栓3
5が形成されている。プラグホール栓35には、プラグ
ホール51内に侵入した水蒸気が冷却されて水滴となっ
て溜ってしまうのを防ぐために、再度、水蒸気になった
際にプラグホール51から出て行けるよう吸気孔36が
形成されている。なお、本実施例において、スプリング
20は耐腐食性に優れたステンレス鋼により形成され、
ブーツ30はシリコンゴムにより形成されている。
径部21が形成され、ブーツ30に内径拡径部33が形
成されているので、スプリング20の挿入方向における
スプリング20とブーツ30との相対的位置関係を的確
な位置(スプリング20の一端23がイグニッションコ
イル11の出力端子12に接触し、スプリング20の他
端22が点火プラグ40の頭部端子41と接触する位
置)に位置決めすることができる。また、エンジンが振
動しても、スプリング20の拡径部21はブーツ30に
対して移動しないので、スプリング20は、ブーツ30
内において、イグニッションコイル側又は点火プラグ側
に偏ってしまうことはない。したがって、常に、スプリ
ング20の一端23とイグニッションコイル11の出力
端子12とを接触させ、スプリング20の他端22と点
火プラグ40の頭部端子41と接触させておくことがで
き、イグニッションコイル11の出力端子12と点火プ
ラグ40の頭部端子41との間の電気的接続性が確実に
確保することができる。
装置の第2の実施例について、図2を用いて説明する。
本実施例は、第1の実施例におけるスプリング20のバ
ネ定数を部分的に変えたものである。本実施例のスプリ
ング20aは、振動源である点火プラグ側及びイグニッ
ションコイル側の巻き数を他の部分よりも増やし、この
部分のバネ定数を他の部分よりも大きくしたものであ
る。このようにバネ定数を変えることにより、振動に対
するスプリング20aの応答性を高めることができ、点
火プラグ40とスプリング20aとの接触性及びスプリ
ング20aとイグニッションコイル11との接触性をよ
り高めることができる。
1の実施例と同様である。また、本実施例のように、ス
プリングの部分的なバネ定数の変更を以下に説明する他
の実施例に施してもよい。
装置の第3の実施例について、図3を用いて説明する。
本実施例は、スプリング20bが、その長手方向におい
て、その巻き径が急激に小さくなり再び大きくなる、す
なわち、その長手方向の途中部分で巻き径が他の部分よ
り小さい縮径部21bを有し、ブーツ30bが、スプリ
ング20の縮径部21bに対応した内径縮径部33bを
有するようにしたものである。
1bを形成し、ブーツ30bに内径縮径部33bを形成
しても、ブーツ30bに対するスプリング20bの縮径
部21bの位置関係は、常に変わることがないので、第
1の実施例と同様の効果を得ることができる。
装置の第4の実施例について、図4を用いて説明する。
本実施例は、ブーツ30cのスプリング挿入部32cの
イグニッションコイル側に、スプリング挿入部32cの
他の部分よりも内径の大きい内径拡径部33cを形成
し、これに対応させて、スプリング20cにも拡径部2
1cを形成したものである。本実施例の内径拡径部33
cは、第1の実施例と異なり、ブーツ内径が急激に大き
くなった後、再び急激に小さくなるようにしていない。
したがって、スプリング20cは、ブーツ30cに対し
て、一方(点火プラグ40方向)へ移動不能であるが、
他方(イグニッションコイル11方向)へは移動可能で
ある。このため、スプリング20cとイグニッションコ
イル11との接触性を確保するために、スプリング20
cの拡径部21cにおけるバネ定数を高めている。
装置の第5の実施例について、図5を用いて説明する。
本実施例は、第4の実施例におけるブーツ30cをシリ
コンゴムとPBT(ポリ ブチレン テレフタレート)樹
脂とを用いて形成したものである。シリコンゴムとPB
T樹脂とは、いずれも、絶縁性及び耐熱性を有するもの
であるが、本実施例は、ブーツ30dとイグニッション
コイル11の出力端子12との機密性及びブーツ30d
と点火プラグ40の頭部との機密性を確保するために、
ブーツ30dのコイル端子挿入部31d及びプラグ頭部
挿入部34dを弾性の高いシリコンゴムで形成し、スプ
リング挿入部32dの剛性をある程度確保するために、
ここを、PBT樹脂で形成したものである。
ように、ブーツを2種以上の異なる材質のもので形成す
るようにしてもよいことは言うまでもない。また、以上
の実施例では、導電性弾性部材として、スプリングを例
にして述べたが、本発明は、これに限定されるものでは
ない。この際、導電性弾性部材の一部がカバー部材であ
るブーツに対して移動しないよう、カバー部材に係合部
を形成し、導電性弾性部材の一部に被係合部を形成すれ
ばよい。エンジン形式により、カバー部材及び導電性弾
性部材をある程度長くしなければならない場合、カバー
部材に導電性弾性部材の一部が係合する係合部を形成
し、導電性弾性部材の一部に係合部に係合させる被係合
部を形成することにより、導電性弾性部材の一部はカバ
ー部材に対して移動できなくなり、導電性弾性部材がカ
バー部材内において、点火プラグ側へ又はイグニッショ
ンコイル側へ偏ってしまうことはない。したがって、イ
グニッションコイルの出力端子と導電性弾性部材との接
触性、及び導電性弾性部材と点火プラグの頭部端子との
接触性を確保でき、イグニッションコイルの出力端子と
点火プラグの頭部端子との間の電気的接続性を常に確保
できる。
リング)部が点火プラグの頭部端子との接触性を確保で
きるので、イグニッションコイルの出力端子と点火プラ
グの頭部端子との間の電気的接続性を確保できる。
イル装置の断面図である。
イル装置の断面図である。
イル装置の断面図である。
イル装置の断面図である。
イル装置の断面図である。
2…(イグニッションコイルの)出力端子、20,20
a,20c…スプリング(導電性弾性部材)、21,2
1a,21c…拡径部、21b…縮径部、22…プラグ
端子接触部、30,30b,30c,30d…ブーツ
(カバー部材)、31,31d…コイル端子挿入部、3
2,32b,32c,32d…スプリング挿入部、3
3,33c,33d…内径拡径部、33b…内径縮径
部、34,34d…プラグ頭部挿入部、40…点火プラ
グ、41…(点火プラグの)頭部端子、50…シリンダ
ヘッド、51…プラグホール、52…(プラグホール
の)開口部。
Claims (1)
- 【請求項1】一個の点火プラグに対して一個設けられる
イグニッションコイルと、該点火プラグの頭部端子と該
イグニッションコイルの出力端子とが電気的に接続され
るよう両者の間に配される導電性のスプリングとを備え
ているイグニッションコイル装置において、 前記点火プラグの頭部端子に接触する前記スプリング
は、該点火プラグ側が、該頭部端子の高さ方向の全体を
覆えるよう形成されていることを特徴とするイグニッシ
ョンコイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000392434A JP3857045B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | イグニッションコイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000392434A JP3857045B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | イグニッションコイル装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03353393A Division JP3186301B2 (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | イグニッションコイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001221140A true JP2001221140A (ja) | 2001-08-17 |
JP3857045B2 JP3857045B2 (ja) | 2006-12-13 |
Family
ID=18858424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000392434A Expired - Lifetime JP3857045B2 (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | イグニッションコイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3857045B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201057A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Hanshin Electric Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
JP2013062471A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Denso Corp | 内燃機関用の点火コイル |
JP2016100460A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 株式会社デンソー | 内燃機関用の点火コイルとその製造方法 |
JP2019173607A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社Subaru | 点火コイル装置 |
-
2000
- 2000-12-25 JP JP2000392434A patent/JP3857045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007201057A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Hanshin Electric Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
JP2013062471A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-04 | Denso Corp | 内燃機関用の点火コイル |
JP2016100460A (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-30 | 株式会社デンソー | 内燃機関用の点火コイルとその製造方法 |
JP2019173607A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 株式会社Subaru | 点火コイル装置 |
JP7064361B2 (ja) | 2018-03-27 | 2022-05-10 | 株式会社Subaru | 点火コイル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3857045B2 (ja) | 2006-12-13 |
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