JP2001212385A - 刺繍ミシン - Google Patents

刺繍ミシン

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JP2001212385A
JP2001212385A JP2000402848A JP2000402848A JP2001212385A JP 2001212385 A JP2001212385 A JP 2001212385A JP 2000402848 A JP2000402848 A JP 2000402848A JP 2000402848 A JP2000402848 A JP 2000402848A JP 2001212385 A JP2001212385 A JP 2001212385A
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Japan
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embroidery
key
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sewing machine
data
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JP2000402848A
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Michio Hisatake
通夫 久武
Hidenori Sasako
秀紀 笹子
Kenichi Miyazaki
憲一 宮崎
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Janome Corp
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Janome Sewing Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の使用者に最適な使用環境を設定可能と
した刺繍ミシンを提供すること。 【解決手段】 上下往復動する針を含む縫い目形成機構
と、刺繍データに基づいて前記針に対して相対的に移動
可能な刺繍枠とを有し、予め設定されたプログラムに従
って自動的に刺繍を行なう刺繍ミシンにおいて、刺繍ミ
シンの特定の制御機能に関連した使用環境設定デ−タを
ユーザー登録名と共に入力する入力手段と、前記使用環
境データをユーザー登録名と共に記憶して電源遮断後も
保持する設定データ保持手段と、予め登録されたユーザ
ー登録名の選択により前記設定データ保持手段に記憶さ
れた設定データを読み出す読み出し手段と、読み出され
た使用環境データに基づき複数段階の制御機能を設定す
る制御手段とを備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は刺繍ミシンの使用環境を
使用するユーザー個々に設定可能な刺繍ミシンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】刺繍ミシンの機能制御として、刺繍模様
の選択後の刺繍範囲確認、警告音の音量、停止方法の選
択等各種の制御を行なえるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機能制御は制御状態が固定されているため、多数の使用
者がいる場合、それぞれの使用者に最適な制御状態とい
うことはできなかった。また使い慣れた熟練者には特定
の制御を必要としない場合があるが、従来の刺繍ミシン
では使用者によっては不要な制御も固定されているとい
う問題があった。したがつて、すべての使用者に最適な
環境が設定されていないという問題があった。本発明
は、上記問題を解決することを課題とし、個々の使用者
に最適な使用環境を設定可能とした刺繍ミシンを提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の刺繍ミシンは、
上記課題を解決するため、上下往復動する針を含む縫い
目形成機構と、刺繍データに基づいて前記針に対して相
対的に移動する刺繍枠とを有し、予め設定されたプログ
ラムに従って自動的に刺繍を行なう刺繍ミシンにおい
て、刺繍ミシンの特定の制御機能に関連した使用環境設
定デ−タをユーザー登録名と共に入力する入力手段と、
前記使用環境データをユーザー登録名と共に記憶して電
源遮断後も保持する設定データ保持手段と、予め登録さ
れたユーザー登録名の選択により前記設定データ保持手
段に記憶された設定データを読み出す読み出し手段と、
読み出された使用環境データに基づき特定複数の制御機
能を設定する制御手段とを備えていることを特徴とす
る。
【0005】
【実施形態】以下、本発明の実施形態を図面を参照して
説明する。図16は、本発明の刺繍ミシンの外観図であ
り、布を保持する刺繍枠1は駆動部4により駆動制御さ
れる支持部5に取り付けられ、針6の上下動に調時して
X方向とY方向に駆動制御され、布に刺繍縫いを行な
う。本体の側方には刺繍ミシンを使用するための各種の
操作キーが配置されている入力操作キー部KEYがあ
り、本体前面中央には刺繍模様情報及びミシンの制御情
報を表示するための表示装置LCDが配置されている。
本体下側の台板7には刺繍模様を圧縮データの形で記憶
しているフロッピーディスクFDからデータを読み出す
ためのフロッピー(登録商標)ディスク駆動装置FDD
が装着されている。
【0006】次に前記入力操作キー部KEYの各操作キ
ーの詳細、及び表示装置LCDの表示画面について図1
7を参照して説明する。18は刺繍を開始するためのス
タートキーであり、このキーの上方には刺繍開始可能な
状態を指示するためのスタートLEDが配置されてい
る。19は途中停止させるためのストップキー、20は
針を上下動させずに刺繍枠だけを移動させ、前進移動さ
せるための枠前進キー、21は後進移動させるための枠
後進キーである。22は刺繍枠を所望の位置に移動させ
る枠移動キーであり、23は文字列の大きさを設定する
文字大きさキーであり、24は文字配列を設定するため
の文字配列キーである。
【0007】下方の25は刺繍模様個々に付されている
コード番号を入力するための数字キーであり、26は入
力したものを登録する登録キーである。言い替えれば、
キー25,26は所望の文字を入力する文字キーとして
機能している。27は入力された刺繍模様をフロッピー
ディスクFDから読み出すための記憶開始キーであり、
28はメニューモードに入るためのメニューキーであ
る。29は表示装置LCDの表示を選択するカーソルキ
ーである。
【0008】次に本発明の刺繍ミシンの電気的な構成を
図18を参照して説明する。30は中央演算装置CPU
であって、データバスラインDBを介して刺繍ミシンの
制御プログラムを記憶している記憶装置ROMが接続さ
れており、該制御プログラムには本発明の使用環境設定
のプログラムも記憶されている。前記データバスライン
DBには圧縮データなどを一時記憶する記憶装置RA
M、使用環境設定データを記憶し電源OFF後も保持す
る保持記憶装置EEPROMが接続されている。
【0009】前記データバスラインDBには更に入出力
手段I/O−1を介してミシンの針棒の位置に関連する
位相信号等の信号を得るためのセンサーSENが接続さ
れ、入出力手段I/O−2を介して刺繍模様の選択等を
指示する前記操作キーが接続されている。入出力手段I
/O−3を介して表示手段(即ち表示装置)LCDが接
続されており、ブザーBZがブザードライバBZDVを
介して接続されている。また入出力手段I/O−3には
前記ブザーBZの音量及び前記表示手段LCDの濃度を
可変設定するD/A変換器D/Aが接続されており、D
/A変換器はブザーBZ及び表示手段LCDに接続して
いる。
【0010】入出力手段I/O−4を介して前記支持部
5をX,Y駆動制御するパルスモータXM,YMと針6
の上下動を含むミシンを駆動するミシンモータZM、上
糸をゆるめる糸ゆるめソレノイド等のアクチュエータA
CTが接続されており、入出力手段I/O−5を介して
多数の刺繍模様のデータが圧縮データの形で記憶されて
いるフロッピーディスクFDからデータを読み出すフロ
ッピーディスク駆動装置FDDが接続されている。
【0011】前記装置によって本発明の主要部は図1の
如く構成されている。即ち、31はユーザー名登録手段
であって、使用者が前記文字キー25,登録キーを使用
して名前などを入力して前記保持記憶装置EEPROM
に登録記憶する。32は使用環境設定入力手段であっ
て、前記記憶装置ROMに記憶されている使用環境設定
データと前記操作キーとにより入力する。33は使用環
境設定データ書き込み手段であって、入力された設定デ
ータを前記保持記憶装置EEPROMのユーザー名を記
憶しているエリアに書き込む。34は使用環境設定デー
タ記憶手段であって、書き込み手段33で書き込まれた
設定データを、保持記憶装置EEPROMの該当エリア
に記憶する。
【0012】35はユーザーリスト表示手段であって、
電源投入時にまたは指定により、保持記憶装置EEPR
OMに記憶されている全てのユーザー名を前記表示装置
LCDに表示する。36はユーザー名選択手段であっ
て、表示装置LCDの表示を前記カーソルキー29によ
り選択する。37は使用環境設定データ読み出し手段で
あって、選択手段36で選択されたユーザー名に関連し
て記憶されている使用環境設定データを保持記憶装置E
EPROMから読み出す。38は制御手段であって、読
み出し手段37で読み出した設定データにより使用環境
を制御する。
【0013】次に前記使用環境設定入力手段32によっ
て保持記憶装置EEPROMに記憶される使用環境設定
データの構成について図5を参照して説明する。 ユーザー名記憶部(filename) 各ユーザーの使用環境記憶エリアを示すもの。 LCD濃度DA値記憶部(lcdda) 使用する場所や使用者の表示手段LCDを見る位置に最
適な濃度に調節設定するもの。 キー操作音DA値記憶部(sound1da) 刺繍ミシンの設置場所に適した、或いは使用者の好みの
音量、音色に設定するもの。
【0014】 警告音DA値記憶部(sound2da) 糸切れ検出した時、下糸が少なくなった時、ブザーを長
く鳴らして使用者に知らせる。使用者の使用状況によっ
て任意の音量に設定するもの。
【0015】 縫い範囲確認自動実行命令記憶部(tr
aceonoff) 選択記憶した文字列の外形をトレースする「縫い範囲確
認」動作において、使用者が不慣れである時は刺繍開始
時に確認することが好ましいが、習熟者には経験で、入
力した文字数や文字サイズにより、縫い範囲を推測でき
るため毎回の自動確認動作は時間的にも不要である。こ
のため縫い範囲確認自動実行動作の有無を指定するも
の。
【0016】 大きめ/小さめ設定の自動解除命令記
憶部(individual) 文字列の中の一部の文字を他の文字より小さめにした
り、大きめにしたりする個別サイズ指定があり、大きめ
/小さめキーにより設定する。一方文字列全体のサイズ
を文字大きさキーにより5段階に設定できる。従って個
々の文字の大きさは個別サイズにによる倍率と文字大き
さキーで指定される倍率の積である。通常は1つの文字
列を刺繍した後は個別サイズの倍率は1.0にすること
が好ましい。しかしながら文字大きさキーで選択できる
5段階とは異なる倍率の文字列を繰り返し刺繍したい場
合は刺繍が終わって文字列を全部削除した時、個別サイ
ズ設定はそのままの方がよい。 ACキー(オールクリヤーキー)による文字列全部削除
の時に、大きめ/小さめ設定の自動解除の有無をこの箇
所(individual)に記憶する。
【0017】 枠前進/後退の停止方法記憶部(fram
estopmode) 針を上下動させずに刺繍枠だけを刺繍データにより進め
る「枠前進」動作と後退させる「枠後退」動作がある。
現在の刺繍停止位置からすぐ近くへ枠前進或いは枠後退
する場合は前記枠前進キー20は或い枠後進キー21を
操作している間だけ動作させた方がよい。一方、現在の
刺繍停止位置より遠くに前進、後退する場合は前記いず
れかのキーを操作することにより動作を開始し、ストッ
プキーにより停止する方が好ましい。この前進/後退の
ためのキー20,21の機能の設定情報を枠前進/後退
の停止方法記憶部(framestopmode)に記憶する。
【0018】 枠設定キーの定義記憶部(keykind) 刺繍する対象物(衣類など)に対応して最適な刺繍枠を
使用する。枠設定キーにより使用している刺繍枠の種類
を設定し、刺繍開始時に選択記憶した文字列の外形サイ
ズ及び現在の針位置、現在の刺繍枠の枠サイズとから、
記憶された文字列が刺繍枠よりはみ出ないかチェックす
る。所で現在の針位置、文字間隔、行間隔などを表示す
る針位置表示機能があるが図17に示すように、針位置
表示キーはない。名前しか刺繍をしない使用者に対して
は、枠設定はある程度一定で刺繍枠を変えないから針位
置表示のキーとして枠設定キーを定義するのが好まし
い。一方刺繍内容がいつも変化するような使用に対して
は、枠設定キーを枠設定のためのキーとして定義する。
尚、定義されなかった項目はメニュー項目の中に入るの
でメニューキーにより選択する。
【0019】次に前述の構成による刺繍ミシンの制御動
作、使用環境の設定動作について、図2〜図15を参照
して説明する。
【0020】電源ONに続いてステップ1(以下S1と
する)で新規ユーザーか否かの問いが表示装置LCDの
表示画面に表示され、YESを選択した新規ユーザーの
場合は文字キーを操作してユーザー名を登録する(S
2)。NOを選択した場合はS3で表示画面に図6に示
す如くのユーザーリストが模様選択画面(図15参照)
中にウィンドウとして表示される。図の場合は3名が登
録されていることを表示している。なお、ユーザー名
は、それぞれのユーザーが自分の設定した使用環境を識
別するために付けた登録名で、ユーザー登録名と同じ意
味である。一人のユーザーが複数のユーザー登録名を持
っていてもよい。
【0021】次にS4でカーソルキーを操作して所望の
ユーザー名に反転部を移動して選択する。選択によりS
5で環境設定をし直すか否かの問い画面が表示される。
YESを選択した場合は、S6にて使用環境設定を行な
う。詳細は図4に示すルーチンに従って実施する。設定
が終了或いは前述のS5でNOを選択した場合は次のS
7でユーザー名に対応した設定データを読み出して表示
手段LCDの濃度を設定する。なお、この段階迄はLC
D濃度はデフォルト値で表示されている。次にS8で前
記表示手段LCDに図15で示す模様選択画面を表示す
る。
【0022】続くS9(図3に示す)では、図17に示
す入力操作キー部の操作キーを操作する。S10の操作
が文字選択キーであると、S11で選択した文字を表示
手段LCDに表示し、S9の入力側にジャンプする。S
10が文字キーでない場合はS12で記憶開始キーか否
か判別し、記憶開始キーの場合はS13で外部記憶手段
である、FDから選択された文字の刺繍データを読み出
し前記RAMの圧縮データエリアへ記憶し、S9の入力
側にジャンプする。
【0023】S12で記憶開始キーでない場合はS14
でスタートキーか否か判別し、スタートキーの場合はS
15で、縫い範囲確認自動実行有無データtraceonoffが
onか否かを判別し、onであればS16で「縫い範囲
確認」が行なわれたか否かを判別する。trace finは
「縫い範囲確認」動作を行なった場合は1にセットさ
れ、刺繍縫いを終了すると0にリセットされるフラッグ
である。trace fin を調べ1であればS19で刺繍縫い
を実行する。trace fin が0であれば、S17で「縫い
範囲確認」動作を行なう。縫い範囲確認が終了すると、
S18でtrace finを1にセットし、S9の入力側にジ
ャンプする。
【0024】前述のS15で縫い範囲自動実行有無デー
タがoffである場合、及びS16でtrace finが 1の
場合は選択した刺繍模様の刺繍縫いを実行する。S20
で刺繍縫いが終了したと判別されるとS21でtrace fi
n を0にリセットする。次にS22で「大きめ/小さめ
設定の自動解除フラグ」individualを調べ0であれば個
別サイズを普通にセットして終了する。
【0025】前述のS14で操作されたのがスタートキ
ーでなかった場合について説明する。枠前進/後退キー
が押されると、S25で刺繍枠のみを駆動して操作に応
じて前進或いは後退して、S9の入力側にジャンプす
る。
【0026】枠前進/後退キーが離されると、S27で
「枠前進/後退の停止方法フラグ」framestopmode を調
べる。「離す」に設定されている場合は、前進或いは後
退を停止し、S9の入力側にジャンプする。
【0027】前述のS26で前進/後退キーでなく、ス
トップキーの場合は、S30で動作モードが枠前進/後
退中か否かを判別し、動作中であればS31で停止す
る。枠前進/後退中でない場合は、S32で刺繍中か否
かを調べ、刺繍中であればS33で刺繍を停止する。
【0028】S29でストップキーでない場合はS34
でその他のキーか否かを判別し、その他のキーであれば
S35でキーに対応した処理を行ない、S9の入力側に
ジャンプする。
【0029】次に前述のS6の使用環境設定のためのサ
ブルーチンについて図4を参照して説明する。図2で示
すS1で新規に設定する場合及び再設定に対して設定が
開始される。まず図6で登録者を選択すると、S601で設
定項目が図7の如く表示される。S602において設定が終
了か否かを判別する。終了を選択する数字キー0が操作
されるとS603で指定ユーザー名のEEPROM記憶エリ
アへ使用環境設定データを書き込み、或いは書き換え
る。
【0030】S602での操作が数字キー0でない場合は項
目選択であり、S604で上下、左右方向へのカーソルキー
を操作して所望の設定項目を選択する。選択はカーソル
キーの操作により表示手段に表示された設定項目を反転
表示させ、登録キーを押すことで指示する。
【0031】図7において、「濃度調整」が選択される
と、S605では図8に示す濃度調整画面を表示する。レベ
ルメータの示す位置が現在設定値を指示している。S606
で左右方向のカーソルキーを操作して、所望の値とし、
登録キーを操作して設定を行なうと、S601の入力側にジ
ャンプする。
【0032】S604で「音量調整」が選択されると、S607
で図9の「キー操作音の音量調整」画面を表示する。レ
ベルメータの示す位置が現在設定値を指示している。S6
08で左右方向のカーソルキーを操作して、所望の値とす
る。左カーソルキーにより音量を下げ、レベルメータの
レベル位置が左端では音量0で音は出ない。登録キーを
操作して設定を行なうと、S609で図10の「警告音の音
量調整」画面を表示する。レベルメータの示す位置が現
在設定値を指示している。S610で左右方向のカーソルキ
ーを操作して、所望の値とする。左カーソルキーにより
音量を下げ、右カーソルキーで音量を上げる。登録キー
を操作して設定を行なうと、S601の入力側にジャンプす
る。
【0033】S604で「縫い範囲確認」が選択されると、
S611で図11の「縫い範囲確認の自動実行選択」画面を
表示する。S612で左右方向のカーソルキーを操作して、
「しない」或いは「する」を選択する。初心者或いは大
きさが毎回異なるものを扱う場合はするを選択すること
で、刺繍開始時にスタートキーを操作すると「縫い範囲
確認」動作を自動的に行なうモードとする。登録キーを
操作して設定を行なうと、S601の入力側にジャンプす
る。
【0034】S604で「大きめ/小さめ設定」が選択され
ると、S613で図12の「大きめ/小さめ設定の自動解
除」画面を表示する。S614で左右方向のカーソルキーを
操作して、「しない」或いは「する」を選択する。「す
る」に設定すると、入力文字を全部削除すると個別サイ
ズ指定を普通にする。登録キーを操作して設定を行うと
S601の入力側にジャンプする。
【0035】S604で「枠前進/枠後退」が選択される
と、S615で図13の「枠前進/枠後退の停止方法」画面
を表示する。S616で左右方向のカーソルキーを操作し
て、「指を離す」或いは「停止キー」を選択する。「指
を離す」を選択すると、枠前進/後退キーを操作して、
枠のみの移動開始後、指を離した時移動を停止するよう
に設定され、「停止キー」を選択すると、枠前進/後退
キーを操作して、枠のみの移動開始後、ストップキーを
操作した時に停止するように設定される。登録キーを操
作して設定を行うとS601の入力側にジャンプする。
【0036】S604で「枠設定キー動作」が選択される
と、S617で図14の「枠設定キーの選択」画面を表示す
る。S618で左右方向のカーソルキーを操作して、「枠設
定」或いは「位置表示」を選択する。「枠設定」を選択
すると、枠設定キーを操作した時に、keykind に述べた
如く、刺繍するものに最適なものとするため、刺繍枠を
表示すると共に、刺繍開始時に選択記憶した刺繍文字列
の外形サイズ、現在針位置から文字列がはみでないかチ
ェックする。「位置表示」を選択すると、現在の針位
置、文字列の間隔、行間隔等を表示するように設定され
る。登録キーを操作して設定を行うとS601の入力側にジ
ャンプする。
【0037】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているか
ら、次の効果を奏する。刺繍ミシンの特定の制御機能に
関連した使用環境をユーザーの所望に応じて設定できる
ようにしたから、各ユーザーに最適な使用環境が得ら
れ、刺繍ミシンを効率よく使用することができ、同一の
刺繍ミシンを熟練者も初心者にも使い易い状態に設定し
た刺繍ミシンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要構成説明図
【図2】本発明の環境設定を含む指令操作と動作との流
れを示す図
【図3】本発明の環境設定を含む指令操作と動作との流
れを示す図
【図4】本発明の使用環境設定ルーチンの説明図
【図5】本発明の使用環境設定データのファイル構成説
明図
【図6】本発明の表示手段のユーザーリスト表示状態を
示す図
【図7】本発明の表示手段の使用環境設定選択画面を示
す図
【図8】本発明の表示手段の濃度調整設定画面を示す図
【図9】本発明の表示手段のキー操作音調整設定画面を
示す図
【図10】本発明の表示手段の警告音の音量調整設定画
面を示す図
【図11】本発明の表示手段の縫い範囲確認実行設定画
面を示す図
【図12】本発明の表示手段の大きめ/小さめ設定画面
を示す図
【図13】本発明の表示手段の枠前進/後退の停止方法
設定画面を示す図
【図14】本発明の表示手段の枠設定キーの選択設定画
面を示す図
【図15】本発明の表示手段の模様選択画面を示す図
【図16】本発明の刺繍ミシンの外観図
【図17】本発明の操作パネルの説明図
【図18】本発明の電気的構成を示す説明図
【符号の説明】
31. ユーザー名登録手段 32. 設定データ入力手段 34. 使用環境設定データ記憶手段 35. ユーザーリスト表示手段 36. ユーザー名選択手段 37. 使用環境設定データ読み出し手段 38. 制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下往復動する針を含む縫い目形成機構
    と、刺繍データに基づいて前記針に対して相対的に移動
    可能な刺繍枠とを有し、予め設定されたプログラムに従
    って自動的に刺繍を行なう刺繍ミシンにおいて、 刺繍ミシンの特定の制御機能に関連した使用環境設定デ
    −タをユーザー登録名と共に入力する入力手段と、 前記使用環境データをユーザー登録名と共に記憶して電
    源遮断後も保持する設定データ保持手段と、 予め登録されたユーザー登録名の選択により前記設定デ
    ータ保持手段に記憶された設定データを読み出す読み出
    し手段と、 読み出された使用環境データに基づき特定複数の制御機
    能を設定する制御手段とを備えていることを特徴とする
    刺繍ミシン。
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