JP2001210123A - 面光源装置およびその製造方法 - Google Patents

面光源装置およびその製造方法

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JP2001210123A
JP2001210123A JP2000021388A JP2000021388A JP2001210123A JP 2001210123 A JP2001210123 A JP 2001210123A JP 2000021388 A JP2000021388 A JP 2000021388A JP 2000021388 A JP2000021388 A JP 2000021388A JP 2001210123 A JP2001210123 A JP 2001210123A
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light guide
source device
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JP2000021388A
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English (en)
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Toshiyuki Yoneda
俊之 米田
Yasuto Nai
康人 名井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示品質の高い面光源装置を得るとともに、
高品位な面光源装置を安価に製造する方法を提供する。 【解決手段】 少なくとも一つの光源1、光源1からの
光が入射する入光面11と、入光面11と直交し、入光
面11から入射する光を出射する出射面12と、出射面
12に対向する対向面13とで構成される板状の導光板
10、導光板10の出射面12に沿って配置されたプリ
ズムシート40、および導光板10の対向面13に沿っ
て配置された反射シート30を備えた面光源装置におい
て、導光板10の出射面12、または導光板10の対向
面13が、入光面11と曲率半径R1の曲面で結ばれる
とともに、曲率半径R1を0<R1≦20μmとなるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は導光板の側面に光
源を有する、いわゆるサイドエッジ方式の面光源装置に
関するものであり、例えば、液晶表示装置のバックライ
ト光源として有用である。また、非常誘導灯や広告表示
板の光源としても有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えば特公平7−27137号
公報に示された従来の面光源装置を示す断面構成図であ
る。図において、1は光源、10は光源1からの光を入
光面11から入射し、入射した光を前記入光面11と直
交する出射面12から出射する導光板、13は導光板1
0の出射面12と対向する対向面、20は光源1から出
射された光を特定方向に反射するリフレクタ、30は反
射シート、40はプリズムシートである。光源1は蛍光
灯が広く用いられている。導光板10はアクリル等の樹
脂材が用いられ、形状は平板状やくさび形のものが多
い。また、導光板10は、出射面12をほぼ均一に粗面
化している。リフレクタ20には銀箔のついた金属板、
銀箔のついたPET(ポリエチレンテレフタレート)シ
ート等が用いられる。反射シート30は一般に白色シー
トが用いられる。プリズムシート40は導光板側に光源
1とほぼ平行に伸びるプリズム列を持つ。
【0003】次に上記従来の面光源装置における各部材
の作用を示す。光源1から発せられた光は直接、または
リフレクタ20を介して、導光板10に側面から入射す
る。入射した光は導光板10内を全反射を繰り返しなが
ら伝搬する。その際、導光板10の光出射面12に形成
された粗面によって伝搬光の一部の光は拡散され、出射
する。出射した光はプリズムシート40に斜め方向から
入射するが、プリズムシート40は、図13に示すよう
に、斜め方向から入射した光を入射面と隣り合ったプリ
ズム面で反射させることにより、光の向きを変えて出射
する。
【0004】なお、特開平10−268138号公報に
おいては、上記構成の面光源装置に対し、導光板10
の、出射面12と対向する対向面13に、プリズムシー
ト40のプリズム列の方向と直交する方向にプリズム列
を形成するものが記載されており、これにより、出射面
12に対して垂直方向の輝度を上げることが可能とな
る。図14はこのような構成の面光源装置を分解して示
すものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の面光源装置は以
上のように構成されており、光源1より発せられた光
は、直接またはリフレクタ20を介し、導光板10側へ
放射される。入光面11から導光板10に入射した光5
1は図15に示すように、主として出射面12と対向面
13との間で全反射を繰り返しながら、入光面と対向す
る反入光面14方向へ伝搬する。光はその伝搬過程にお
いて、出射面12への入射角が臨界角以下となることに
より、出射面12より出射される。一方、導光板10は
例えば金型により成形されるが、成形時に、導光板の入
光面11と出射面12、および導光板の入光面11と対
向面13は通常、鋭角とならず、図15に示すように、
曲面により接続される形となる。その結果、上記曲面よ
り導光板10に入射した光52は、入光面11から入射
した光51に比べ、出射面12と対向面13との間で全
反射を繰り返しながら、反入光面14方向へ伝搬する光
の割合が少なく、入光面11近傍の出射面または対向面
より出射してしまう。このため、入光面近傍が明るくな
るといった明暗むらが生じ、満足な表示品質が得られな
かった。
【0006】また、出射面12に対して垂直方向の輝度
を上げることを目的として、導光板10の対向面13に
プリズム列を形成した面光源装置(図14)において
は、図16に示すように入光面11近傍に明暗むらが生
じるという問題があった。図16のAに示すこのような
明暗むらは、主として、入光面11と出射面12、およ
び入光面11と対向面13を結ぶ曲率半径R1の曲面よ
り入射した光のうち、出射面12または対向面13への
入射角が臨界角よりわずかに大きい光が、前記プリズム
列により配光特性が調整されて出射面12への入射角が
臨界角以下となり、出射面12より出射してしまうこと
により生じると考えられる。このように、従来の面光源
装置では入光面近傍に明暗むらが見えるといった問題が
あり、満足な表示品質を得られなかった。
【0007】また、出射面12から出射する光の割合は
面の算術平均粗さ(Ra)に大きく依存し、Raが小さ
ければ、出射面からの出射が十分でなく、反入光面14
に到達する光が増え、光の利用効率の低下を招く。一
方、Raが大きければ、光が反入光面14側へ十分に伝
搬せずに出射されるため、出射光の面内分布が悪く、表
示品位の低下につながるという問題があった。このた
め、特開昭63−168604号公報においては、例え
ば図17に示すように、出射面12のRaを入光面11
からの距離に応じて変化させるものが示されており、こ
れにより面内の輝度分布を適正化するようにしていた。
しかしながら、このようにしても、粗面の凹凸状態の違
いによって面光源装置を点灯した際に、粒状感が生じる
等の問題があり、面内において輝度均一性が悪く、満足
な表示品質の面光源装置が得られなかった。
【0008】また、前述のように、導光板10はくさび
形状であったり、出射面12や対向面13に粗面加工を
施したり、プリズム加工が施されており、出射面12と
対向面13の表面積が異なっているため、吸湿により導
光板10に反りが生じ、これにより面光源装置における
輝度分布が変化したり、また、導光板の反りにより液晶
表示セルが変形し表示むらが生じるという問題があっ
た。
【0009】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたものであり、表示品質の高い面光源装置を
得ることを目的としており、さらにはこのような高品位
な面光源装置を安価に製造する方法を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る面光源装置は、少なくとも一つの光源、および前記光
源からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、
前記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出
射面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備
えた面光源装置において、前記導光板の出射面または前
記導光板の対向面が、前記入光面と曲率半径R1の曲面
で結ばれるとともに、前記曲率半径R1を0<R1≦2
0μmとなるようにしたものである。
【0011】また、本発明の第2の構成による面光源装
置は、少なくとも一つの光源、および前記光源からの光
が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面
から入射する光を出射する出射面と、前記出射面に対向
する対向面とで構成される板状の導光板を備えた面光源
装置において、前記導光板の出射面または前記導光板の
対向面を粗面とし、かつ面内で、10点平均粗さが算術
平均粗さの約15倍以内となるようにしたものである。
【0012】また、本発明の第3の構成による面光源装
置は、少なくとも一つの光源、および前記光源からの光
が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面
から入射する光を出射する出射面と、前記出射面に対向
する対向面とで構成される板状の導光板を備えた面光源
装置において、前記導光板の出射面または前記導光板の
対向面を粗面とし、かつ粗面とした面の入光面側に、鏡
面である領域を設けたものである。
【0013】また、本発明の第4の構成による面光源装
置は、少なくとも一つの光源、および前記光源からの光
が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面
から入射する光を出射する出射面と、前記出射面に対向
する対向面とで構成される板状の導光板を備えた面光源
装置において、前記導光板の出射面または前記導光板の
対向面を粗面とし、かつ粗面とした面に相対する導光板
の面に、前記入光面にほぼ直交する方向に溝が伸びるプ
リズム列を設け、前記プリズム列を設けた面の前記入光
面側に、平坦部となる領域を設けたものである。
【0014】また、本発明の第5の構成による面光源装
置は、第4の構成において、前記平坦部となる領域を粗
面としたものである。
【0015】また、本発明の第6の構成による面光源装
置は、第4または第5の構成において、入光面における
導光板の厚さをaとした時、前記平坦部となる領域は、
前記入光面から、前記入光面に垂直な方向に対し、10
a以内であるものである。
【0016】また、本発明の第7の構成による面光源装
置は、第4ないし第6のいずれかの構成において、前記
平坦部となる領域とプリズム列との隣接部では、前記プ
リズム列が形成された領域の導光板の厚さと平坦部とな
る領域の導光板の厚さとの差が、前記プリズム列の溝の
深さ以上であるものである。
【0017】また、本発明の第8の構成による面光源装
置は、少なくとも一つの光源、および前記光源からの光
が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面
から入射する光を出射する出射面と、前記出射面に対向
する対向面とで構成される板状の導光板を備えた面光源
装置において、前記導光板は、吸水率が0.01%以下
の低吸水性の透明樹脂よりなるものである。
【0018】また、本発明の第1の方法による面光源装
置の製造方法は、第2ないし第7のいずれかの面光源装
置において、導光板が、金型に粗面加工を施すことによ
り、一体成形されたものである。
【0019】また、本発明の第2の方法による面光源装
置の製造方法は、第1の面光源装置の製造方法におい
て、150番より粒径の細かい砥粒によるブラスト加工
により金型に粗面加工したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の実
施の形態1を図を用いて説明する。図1はこの発明の実
施の形態1による面光源装置を示す斜視図である。図に
おいて、1は光源、10は光源1からの光を入光面11
から入射し、入射した光を前記入光面11と直交する出
射面12から出射する導光板、13は導光板10の出射
面12と対向する対向面、15は突起、20は光源1か
ら出射された光を特定方向に反射するリフレクタ、30
は反射シート、40はプリズムシートである。
【0021】本実施の形態1による面光源装置は、光源
1とリフレクタ20を導光板10の側方に配し、導光板
10の出射面12側にプリズムシート40、出射面12
に相対する対向面13側に反射シート30を配置した構
成であり、フレーム(図示せず)によって保持されてい
る。光源1としては円柱状の蛍光灯が広く用いられ、リ
フレクタ20には銀箔を表面層とする金属板、銀箔を貼
られたPETシート等が用いられる。反射シート30に
は銀箔やアルミ箔を貼られたシート、または白色シート
等が用いられる。リフレクタ20および反射シート30
には、反射率が70%以上、より望ましくは90%以上
のものが適している。導光板10はくさび形状であり、
出射面12は、出射光の分布を調整するために面内にお
いて平均粗さの異なる粗面としており、対向面13には
xy平面内での光の配光特性を調整するため、z方向に
伸びるプリズム列を設けている。また、導光板10の側
面にはフレーム(図示せず)との位置合わせのために突
起15を設けている。導光板10はアクリル等の透明樹
脂、あるいは透明樹脂中に光を散乱させる微粒子を混ぜ
た樹脂等が用いられる。プリズムシート40は導光板1
0側にx方向に伸びるプリズム列を設けており、導光板
10に遠い面を粗面化している。
【0022】光源1より発せられた光は、直接またはリ
フレクタ20を介し、導光板10側へ放射される。入光
面11から導光板10に入射した光51は図2に示すよ
うに、主として出射面12と対向面13との間で全反射
を繰り返しながら、反入光面14方向へ伝搬する。光は
その伝搬過程において、出射面12への入射角が臨界角
以下となることにより、出射面12より出射される。ま
た、導光板10内に入射した光は、対向面13に設けら
れたプリズム列で反射されることにより、入光面11に
平行な面内(図1におけるxy平面内)において、配光
特性が調整される。なお、出射面12に垂直な方向の輝
度を高くするには、対向面13に設けたプリズムの頂角
θ1を80度から120度の範囲とすることが望まし
い。また、導光板10内に入射した伝搬光の一部の光は
対向面13から出射されるが、この光は反射シート30
により反射され、再び導光板10内に戻り、その後、出
射面12から出射される。導光板10から出射した光
は、入光面11に垂直な面内(図1におけるyz平面
内)において図2に示すように傾いた光となる。プリズ
ムシート40は図13に示すように、斜め方向から入射
した光を入射面と隣り合った面で反射させることによ
り、配光特性を調整する。なお、出射面12に垂直方向
の輝度を高くするには、プリズムシート40の頂角θ2
を50から90度の範囲とすることが望ましい。さら
に、プリズムシート40の導光板10から遠い面は粗面
化されているため、プリズムシートを出射する際、光は
散乱され、ギラツキを押え、高品質な面光源を得ること
ができる。
【0023】また、図2において、導光板10内に入射
する光のうち、入光面11と出射面12、および入光面
11と対向面13を結ぶ曲率半径R1の曲面より入射し
た光52は、入光面11から入射した光51に比べ、出
射面13と反出射面14の間で全反射を繰り返しなが
ら、反入光面14方向へ伝搬する光の割合が少なく、入
光面11近傍の出射面または対向面より出射し、明暗む
らとなる。本発明においては明暗むらの強度は曲面の曲
率半径R1に大きく依存することを発見し、R1≦20
[μm]、より好ましくはR1≦10[μm]とするこ
とにより明暗むらは軽減されることがわかった。
【0024】図3(a)〜(d)に、曲面の曲率半径R
1を、5〜40[μm]とした時の入光面11近傍の明
暗むらの状態を示す。入光面11近傍の明暗むらは半径
R1に大きく依存し、R1を小さくするにつれ改善され
る。R1≦20[μm]以下では明暗むらの視認が困難
となり、良好な面光源装置を得ることができる。さらに
R1≦10[μm]では明暗むらが視認できないレベル
となり、より良好な面光源装置を得ることができること
がわかる。
【0025】このようなR1をもつ導光板10は、金型
に粗面加工およびプリズム加工を行い、射出成形、射出
圧縮成形またはプレス成形等により作製後、エンドミル
により入光面側を切断することにより、安価に大量作製
することができる。あるいは真空状態で金型成形するこ
とにより、安価に大量生産することが可能である。
【0026】なお、本実施の形態1において、リフレク
タ20に、表面が白色拡散部材で構成された金属板リフ
レクタ(以後、白色リフレクタと呼ぶ)を用いると、よ
り入光面11近傍の明暗むらが軽減できる。図4に表面
が正反射部材で構成された金属板リフレクタ(以後、正
反射リフレクタと呼ぶ)と白色リフレクタにおける、入
光面11および出射面12に垂直な平面内(図1におけ
るy−z平面)における、出射光の配光分布を示す。白
色リフレクタは正反射リフレクタに比べ0度方向、すな
わち出射面12に水平な方向に出射する光が多い。よっ
て、白色リフレクタを用いることにより、入光面11近
傍で出射面12または対向面13に到達する光が減少
し、入光面11近傍の明暗むらが軽減できる。
【0027】また、図示していないが、プリズムシート
40の導光板10から遠い面に沿ってヘイズ値がほぼ7
0%以下の拡散シートを設けること、または、導光板1
0とプリズムシート40の間にヘイズ値がほぼ70%以
下の拡散シートを設けること、および、両手段を併用す
ることにより、高輝度を維持しながら、適度な配光特性
を持つ面光源装置を得ることができる。
【0028】実施の形態2.次に本実施の形態2による
面光源装置について説明する。前述したように、出射面
12から出射する光の割合は面の算術平均粗さ(Ra)
に大きく依存し、Raが小さければ、出射面からの出射
が十分でなく、反入光面14に到達する光が増え、光の
利用効率の低下を招く。一方、Raが大きければ、光が
反入光面14側へ十分に伝搬せずに出射されるため、出
射光の面内分布が悪く、表示品位の低下につながる。本
実施の形態2においては、図5に示すように、出射面1
2のRaを入光面11からの距離に応じて0.02から
0.5μmの範囲で変化させることにより、図6に示す
ように面内の輝度分布(=最大輝度/最低輝度×100
−100)を50%以内に適正化している。なお、図5
は導光板10を出射面12側より見た図であるが、光源
の電極部分の影響を打ち消すように、入光面11側にも
Raが大きい部分を設けている。
【0029】本実施の形態2では、このように出射面内
のRaを制御して面内輝度分布の均一化を図るだけでな
く、さらに出射面内の十点平均粗さ(Rz;面内の最大
粗さ5点と最小粗さ5点の平均を取ったもの)に着目
し、RaやRzを独立に制御するのではなく、RzをR
aの約15倍以内、より望ましくは約10倍以内とする
ことにより、粒状感の無い高品質な表示を得るものであ
る。即ち、十点平均粗さ(Rz)がRaに比して大きく
なると、粗面形成する凹凸がそれぞれ独立した輝点とし
て視認されやすくなるため、粒状感が感じられ、表示品
位の低下を招く。RzをRaに対し約15倍以内、より
望ましくは約10倍以内とすることにより、粒状感がな
く表示品位の高い面光源装置を得ることが可能となる。
【0030】表1はRaが約0.1[μm]であり、R
z/Raの値が22,18,15,9の場合における、
面光源装置を点灯した際の粒状感を示したものである。
いずれもRaは約0.1[μm]であるが、その粗面の
状態は異なる。図7に顕微鏡で撮影された、各Rz/R
aの値に対する粗面の状態を示す。面光源装置を点灯す
ると、主として凹凸部から光が出射し、Rz/Raが2
2または18の時は、粒状感が感じられる。また、Rz
/Raの値が9の時は粒状感は全く感じられず、非常に
表示品位の高い面光源装置を得ることができる。
【0031】
【表1】
【0032】表2はRzが約3[μm]であり、Rz/
Raの値が20,15,11の場合における、面光源装
置を点灯した際の粒状感を示したものである。いずれも
Rzは約3[μm]であるが、その粗面の状態は異な
る。図8に顕微鏡で撮影された、各Rz/Raの値に対
する粗面の状態を示す。面光源装置を点灯すると、主と
して凹凸部から光が出射し、Rz/Raが20の時は、
粒状感が感じられる。また、Rz/Raの値が11の時
は粒状感は全く感じられず、非常に表示品位の高い面光
源装置を得ることができる。
【0033】
【表2】
【0034】このように、粒状間の少ない高品位な面光
源装置を得るには、RaやRzを独立に制御するのでは
なく、RzをRaの約15倍以内、より望ましくは約1
0倍以内とする必要があることがわかる。
【0035】また、粗面の状態を表すパラメータとして
は最大高さ(Rmax)、平均傾斜角(θa)、凹凸の
平均間隔(Sm)があるが、本実施の形態2において
は、Rmaxが0.2[μm]から10[μm]、θa
が0.5[度]から3[度]、Smが20[μm]から
120[μm]であり、この範囲内であれば、面内にお
ける輝度むらが少なく、表示品位の高い面光源装置を得
ることができる。
【0036】本実施の形態2による面光源装置の導光板
10は、金型に粗面加工およびプリズム加工を行い、射
出成形、射出圧縮成形またはプレス成形等により作製す
ることにより、安価に大量生産することが可能である。
また、金型の粗面加工を150番より粒径の細かい砥粒
によるブラスト加工、より好ましくは220番より粒径
の細かい砥粒によるブラスト加工とすることにより、粒
状感の少ない面光源装置用導光板を得ることができる。
すなわち150番の砥粒を用いたブラスト加工による粗
面は、前記のようにRzがRaのほぼ15倍、220番
の砥粒を用いた場合はRzがRaのほぼ10倍程度にな
り、粒状感の少ない、高い表示品位が得られる。
【0037】実施の形態3.図9は本発明の実施の形態
3による面光源装置を示す断面構成図、図10は本発明
の実施の形態3による面光源装置の動作を説明する図で
ある。図9のB領域を拡大して図10(a)に示す。図
2と同一の部材は対応する符号を付し、重複した説明は
省略する。導光板10の出射面12は粗面加工されてお
り、出射面12の入光面11側には鏡面部16が設けら
れている。図10において示されている光53は入光面
11から入射し、鏡面部16に到達する光である。さら
に、比較のため図10(b)に鏡面部16を設けない場
合を示す。図10(b)に示される光54は図10
(a)に示した光53と同じ入射角で入射した光であ
る。入光面11から入射した光53は、導光板10の屈
折率を約1.5とすると、図10(a)(b)いずれの
場合においても、スネルの法則により臨界角が約42度
となり、θ10は約42度以内の範囲で光が伝搬する。伝
搬光が出射面12に到達すると、(a)の場合は、伝搬
光と出射面のなす角θ20が約48度以上であり、臨界角
以上であるため全反射し、当然のことながらθ30が約4
8度以上で伝搬する光となる。一方、図10(b)の場
合は、出射面12が粗面となっているため、到達光の一
部が出射し、リフレクタ20で反射された後、再度、導
光板10に入射される。この際、出射面12が粗面であ
るため、θ30が42度以内の光が存在する。よって、図
10(b)のようにリフレクタ20で反射し、出射面1
2から導光板10に入射し、伝搬する光には、出射面ま
たは対向面に対し臨界角以下の光が存在し、これらの光
は近傍の出射面12または対向面13から主として出射
し、明暗むらの要因となる。上記のことから、出射面
の、入光面近傍に鏡面部を設けることにより、入光面近
傍の明暗むらを軽減することが可能となる。なお、鏡面
部を設ける領域は、ほぼリフレクタと勘合する領域でよ
い。
【0038】実施の形態4.図11は本発明の実施の形
態4による面光源装置を示す断面構成図である。図2と
同一の部材は対応する符号を付し、重複した説明は省略
する。本実施の形態4において、導光板10の対向面1
3の入光面11側には鏡面状の平坦部17が設けられて
いる。
【0039】導光板10の対向面13の全面にプリズム
列を設けた場合は、前述したように、図16のAに示す
ような入光面11近傍の明暗むらを生じるという問題が
あった。この明暗むらは、主として、入光面11と出射
面12、および入光面11と対向面13を結ぶ曲率半径
R1の曲面より入射した光のうち、出射面12または対
向面13への入射角が臨界角よりわずかに大きい光が、
前記プリズム列により配光特性が調整されて出射面12
への入射角が臨界角以下となり、出射面12より出射し
てしまうことにより生じると考えられため、この明暗む
らを低減するためには、対向面13の入光面近傍に平坦
部17を設けることにより、入光面11近傍における配
光特性を調整する機能を低下することにより可能とな
る。すなわち、この明暗むらを軽減するには、対向面1
3の入光面近傍に平坦部17を設ければよい。ただし、
平坦部17はプリズム列の効果が得られないため、正面
輝度の低下を招く。そのため平坦部17の幅b、即ち入
光面11から、入光面11に垂直な方向に対する長さb
は必要最小限にとどめるべきである。入光面11におけ
る導光板10の厚さをaとした時、本明暗むらAは図1
6に示すように、主として3aから5aの範囲に生じる
ため、b≦10×aであることが望ましい。さらに望ま
しくはb≦5×a以内である。
【0040】また、平面部17とプリズム列の隣接部で
は、平坦部となる領域の導光板の厚さをc、プリズム列
が形成された領域の導光板の厚さをdとしたとき、c>
dとすると、プリズム列の端面により光が乱反射し、輝
線となるため、プリズム列の溝の深さをeとしたとき、
d−c≧eとなるようにすることが望ましい。
【0041】なお、平坦部17を粗面化することによ
り、入光面11近傍の光は拡散され、より、効果的に明
暗むらが軽減できる。
【0042】実施の形態5.なお、上記各実施の形態に
おいて、特に導光板10の出射面12と対向面13の表
面積が異なる場合は吸湿による反りが問題となるため、
導光板10として、シクロオレフィン系樹脂等、吸水率
が0.01%以下の透明樹脂を用いるとよい。表3に吸
水率が0.3%のメタクリル樹脂と吸水率が0.01%
のシクロオレフィン樹脂を用いた試作導光板の高温高湿
試験(60度、90%、120Hr)結果を示す。
【0043】
【表3】
【0044】なお、試作導光板は対角が約12[inc
h]であり、出射面12を算術平均粗さ(Ra)=0.
1の粗面、対向面13を頂角90度のプリズムとしてお
り、対向面13の表面積は出射面12の表面積に比べ、
約40%広い。吸水率を0.3%とすると反りが大き
く、導光板10から出射する光の方向が変化するため、
プリズムシート40に入射する光の角度が変化し、プリ
ズムシート40による出射光の配光分布調整効果がうす
れ、正面輝度低下および明暗むらが生じる。さらに、導
光板10の反りによって、プリズムシート40が変形す
るため、プリズムシート40から出射する光の方向が変
化し、明暗むらが生じる。また、面光源装置の出射面側
に液晶パネルを配置した際は、導光板10の反りによ
り、液晶パネルに圧力がかかり、液晶セル厚さが変化
し、表示不良を起こす。一方、吸水率を0.01%とす
ると、反り量は大幅に減少し、上記のような問題は視認
されなくなる。
【0045】なお、上記各実施の形態においては、導光
板10の形状をくさび形状としているが、平板形状等で
も良く、くさび形状に限定されるものではない。また、
上記各実施の形態において、導光板10の出射面12を
粗面、対向面13をプリズム列面としているが、出射面
12をプリズム列面、対向面13を粗面、あるいは出射
面12、対向面13の両面をプリズム列からなる面とし
ても良い。また、上記各実施の形態において、プリズム
シート40は導光板10側にプリズム列を設け、導光板
10に遠い面を粗面としているが、導光板10に遠い面
を鏡面としても良い。また、導光板10側を鏡面または
粗面とし、導光板10に遠い側の面にプリズム列を設け
ても良い。また、上記各実施の形態において、導光板1
0およびプリズムシート40に設けられたプリズム列の
断面形状は三角形としているが、台形状や正弦波状でも
良く、三角形に限定されるものではない。また、上記各
実施の形態において、光源1は1灯としているが、これ
に限定されるものではない。さらに、反入光面14側
や、他の側面に光源を配置しても良い。
【0046】なお、本実施の形態による装置および従来
の装置の説明において用いた各計測法は下記により定め
られたものを用いている。 算術平均粗さ:JIS B0601−1994 十点平均粗さ:JIS B0601−1994 最大高さ: JIS B0601−1982 凹凸の平均間隔:JIS B0601−1994 平均傾斜角:ISO4287/1−1984 吸水率:JIS K7209
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の構成によ
れば、少なくとも一つの光源、および前記光源からの光
が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面
から入射する光を出射する出射面と、前記出射面に対向
する対向面とで構成される板状の導光板を備えた面光源
装置において、前記導光板の出射面または前記導光板の
対向面が、前記入光面と曲率半径R1の曲面で結ばれる
とともに、前記曲率半径R1を0<R1≦20μmとな
るようにしたので、入光面近傍に生じる明暗むらを軽減
することができ、表示品質の高い面光源装置を得ること
ができる。
【0048】また、本発明の第2の構成によれば、少な
くとも一つの光源、および前記光源からの光が入射する
入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面から入射す
る光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面
とで構成される板状の導光板を備えた面光源装置におい
て、前記導光板の出射面または前記導光板の対向面を粗
面とし、かつ面内で、10点平均粗さが算術平均粗さの
約15倍以内となるようにしたので、面内において粒状
感が少なく、輝度均一性の良い、表示品質の優れた面光
源装置を得ることができる。
【0049】また、本発明の第3の構成によれば、少な
くとも一つの光源、および前記光源からの光が入射する
入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面から入射す
る光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面
とで構成される板状の導光板を備えた面光源装置におい
て、前記導光板の出射面または前記導光板の対向面を粗
面とし、かつ粗面とした面の入光面側に、鏡面である領
域を設けたので、入光面近傍に生じる明暗むらを軽減す
ることができ、表示品質の高い面光源装置を得ることが
できる。
【0050】また、本発明の第4の構成によれば、少な
くとも一つの光源、および前記光源からの光が入射する
入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面から入射す
る光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面
とで構成される板状の導光板を備えた面光源装置におい
て、前記導光板の出射面または前記導光板の対向面を粗
面とし、かつ粗面とした面に相対する導光板の面に、前
記入光面にほぼ直交する方向に溝が伸びるプリズム列を
設け、前記プリズム列を設けた面の前記入光面側に、平
坦部となる領域を設けたので、入光面近傍に生じる明暗
むらを軽減することができ、表示品質の高い面光源装置
を得ることができる。
【0051】また、本発明の第5の構成によれば、第4
の構成において、前記平坦部となる領域を粗面としたの
で、入光面近傍に生じる明暗むらをさらに軽減すること
ができ、表示品質のより高い面光源装置を得ることがで
きる。
【0052】また、本発明の第6の構成によれば、第4
または第5の構成において、入光面における導光板の厚
さをaとした時、前記平坦部となる領域を、前記入光面
から、前記入光面に垂直な方向に対し、10a以内とし
たので、高輝度であり、かつ入光面近傍に生じる明暗む
らが軽減された表示品質の高い面光源装置を得ることが
できる。
【0053】また、本発明の第7の構成によれば、第4
ないし第6のいずれかの構成において、前記平坦部とな
る領域とプリズム列との隣接部では、前記プリズム列が
形成された領域の導光板の厚さと平坦部となる領域の導
光板の厚さとの差が、前記プリズム列の溝の深さ以上で
あるようにしたので、隣接部での輝線等の表示不良を抑
制することができ、表示品質の高い面光源装置を得るこ
とができる。
【0054】また、本発明の第8の構成によれば、少な
くとも一つの光源、および前記光源からの光が入射する
入光面と、前記入光面と直交し、前記入光面から入射す
る光を出射する出射面と、前記出射面に対向する対向面
とで構成される板状の導光板を備えた面光源装置におい
て、前記導光板は、吸水率が0.01%以下の低吸水性
の透明樹脂よりなるので、高湿の環境下においても安定
した表示品位を得ることができる。
【0055】また、本発明の面光源装置の製造方法によ
れば、第2ないし第7のいずれかの面光源装置におい
て、導光板は、金型に粗面加工を施すことにより、一体
成形されるので、高品位な面光源装置を安価に製造する
ことができる。
【0056】また、上記面光源装置の製造方法におい
て、150番より粒径の細かい砥粒によるブラスト加工
により金型に粗面加工すれば、表示品位の高い面光源装
置を容易に得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による面光源装置を示
す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1による面光源装置の動
作を説明する図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による面光源装置にお
ける入光面近傍の輝度分布を説明する図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係わるリフレクタに
よる輝度分布を説明する図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係わる導光板の出射
面内における算術平均粗さを示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態2による面光源装置の輝
度分布を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係わる導光板の出射
面の表面状態を示す顕微鏡写真である。
【図8】 本発明の実施の形態2に係わる導光板の出射
面の表面状態を示す顕微鏡写真である。
【図9】 本発明の実施の形態3による面光源装置を示
す断面構成図である。
【図10】 本発明の実施の形態3による面光源装置の
動作を説明する図である。
【図11】 本発明の実施の形態4による面光源装置を
示す断面構成図である。
【図12】 従来の面光源装置を示す断面構成図であ
る。
【図13】 面光源装置におけるプリズムシートの動作
を説明する図である。
【図14】 従来の他の面光源装置を分解して示す図で
ある。
【図15】 従来の面光源装置の動作を示す図である。
【図16】 従来の面光源装置における入光面近傍の輝
度分布を説明する図である。
【図17】 従来の面光源装置における導光板の算術平
均粗さを示す図である。
【符号の説明】
1 光源、10 導光板、11 入光面、12 出射
面、13 対向面、14反入光面、15 突起、16
鏡面部、17 平坦部、20 リフレクタ、30 反射
シート、40 プリズムシート、51、52,53,5
4 光。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの光源、および前記光源
    からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前
    記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出射
    面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備え
    た面光源装置において、前記導光板の出射面または前記
    導光板の対向面が、前記入光面と曲率半径R1の曲面で
    結ばれるとともに、前記曲率半径R1を0<R1≦20
    μmとなるようにしたことを特徴とする面光源装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの光源、および前記光源
    からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前
    記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出射
    面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備え
    た面光源装置において、前記導光板の出射面または前記
    導光板の対向面を粗面とし、かつ面内で、10点平均粗
    さが算術平均粗さの約15倍以内となるようにしたこと
    を特徴とする面光源装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一つの光源、および前記光源
    からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前
    記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出射
    面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備え
    た面光源装置において、前記導光板の出射面または前記
    導光板の対向面を粗面とし、かつ粗面とした面の入光面
    側に、鏡面である領域を設けたことを特徴とする面光源
    装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つの光源、および前記光源
    からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前
    記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出射
    面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備え
    た面光源装置において、前記導光板の出射面または前記
    導光板の対向面を粗面とし、かつ粗面とした面に相対す
    る導光板の面に、前記入光面にほぼ直交する方向に溝が
    伸びるプリズム列を設け、前記プリズム列を設けた面の
    前記入光面側に、平坦部となる領域を設けたことを特徴
    とする面光源装置。
  5. 【請求項5】 平坦部となる領域を粗面としたことを特
    徴とする請求項4記載の面光源装置。
  6. 【請求項6】 入光面における導光板の厚さをaとした
    時、平坦部となる領域は、前記入光面から、前記入光面
    に垂直な方向に対し、10a以内であることを特徴とす
    る請求項4または5記載の面光源装置。
  7. 【請求項7】 平坦部となる領域とプリズム列との隣接
    部では、前記プリズム列が形成された領域の導光板の厚
    さと平坦部となる領域の導光板の厚さとの差が、前記プ
    リズム列の溝の深さ以上であることを特徴とする請求項
    4ないし6のいずれかに記載の面光源装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも一つの光源、および前記光源
    からの光が入射する入光面と、前記入光面と直交し、前
    記入光面から入射する光を出射する出射面と、前記出射
    面に対向する対向面とで構成される板状の導光板を備え
    た面光源装置において、前記導光板は、吸水率が0.0
    1%以下の低吸水性の透明樹脂よりなることを特徴とす
    る面光源装置。
  9. 【請求項9】 請求項2ないし7のいずれかに記載の面
    光源装置における導光板は、金型に粗面加工を施すこと
    により、一体成形されたことを特徴とする面光源装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 150番より粒径の細かい砥粒による
    ブラスト加工により金型に粗面加工したことを特徴とす
    る請求項9記載の面光源装置の製造方法。
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