JP2001205036A - 除湿機 - Google Patents

除湿機

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    • F24F2203/1084Rotary wheel comprising two flow rotor segments

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一部材にて、凝縮水の流下及び除湿処理の
実行を許否可能とする。 【解決手段】 ケーシング1内に形成した除湿通路12
と再生通路13とに跨って除湿ロータ2を回転駆動可能
に設ける。該除湿ロータ2に除湿通路12を通過する空
気から吸湿させ、再生通路13を循環する熱風により水
蒸気とした後、熱交換器5で凝縮させて貯水タンク6に
回収する除湿処理を実行する。前記熱交換器5で発生し
た凝縮水を貯水タンク6に回収するまでの経路途中に案
内タンク28を配設する。該案内タンク28に、貯水タ
ンク6への連通孔38を開閉する封止部42を備えた作
動プレート39を回動自在に設ける。また、前記案内タ
ンク28に、前記作動プレート39の回動によりオン・
オフし、除湿処理を実行・停止させるスイッチ35を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯水タンクの着脱
又は満水状態を検出可能な機能を備えた除湿機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、貯水タンクを備えた除湿機とし
て、例えば次のような構成のものが提案されている。
【0003】第1の除湿機では、貯水タンクの一部を磁
力により保持し、満水時の貯水タンクの回動位置、及
び、貯水タンクの取外し状態をマイクロスイッチで検出
し、駆動を停止させるようにしている(特公昭61−4
4216号公報参照)。
【0004】第2の除湿機では、貯水タンクに設けたフ
ロートにより、満水時に操作片を介して主スイッチをオ
ン状態とし、駆動を停止させるようにしている(実公平
3−20672号公報、特開平2−93224号公報参
照)。
【0005】第3の除湿機では、熱交換器の下方に水受
け皿を配設し、そのドレン口を、貯水タンクを取り外す
ことにより回動するレバーに設けた栓にて閉鎖するよう
にしている(特開平6−34158号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、除湿機で
は、駆動を停止しても、熱交換器で発生する凝縮水が直
ちになくなるわけではない。したがって、前記第1及び
第2の除湿機では、駆動停止直後に貯水タンクを取り外
すと、熱交換器で発生した凝縮水が貯水タンクの収容室
及びその周辺に飛散する。
【0007】また、第3の除湿機では、除湿機から貯水
タンクを取り外した際の凝縮水の漏水を防止しただけの
構造を提供するものに過ぎない。したがって、満水状態
により除湿処理を中止するために、前記第1又は第2の
除湿機のようなスイッチと、満水時にこのスイッチを駆
動するための手段とが別途必要となる。
【0008】そこで、本発明は、単一部材にて、凝縮水
の流下及び除湿処理の実行を許否可能とする除湿機を提
供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、ケーシング内に形成した除湿
通路と再生通路とに跨って除湿ロータを回転駆動可能に
設け、該除湿ロータに除湿通路を通過する空気から吸湿
させ、再生通路を循環する熱風により水蒸気とした後、
熱交換器で凝縮させて貯水タンクに回収する除湿処理を
実行する除湿機において、前記熱交換器で発生した凝縮
水を貯水タンクに回収するまでの経路途中に案内タンク
を配設し、該案内タンクに、貯水タンクへの連通孔を開
閉する封止部を備えた作動プレートを回動自在に設ける
と共に、前記作動プレートの回動によりオン・オフし、
除湿処理を実行・停止させるスイッチを設けたものであ
る。
【0010】この構成により、作動プレートを備えた案
内タンクのみによって、熱交換器で発生した凝縮水を貯
水タンクに流下させるか否かのみならず、除湿処理を実
行させるか否かをも調整することができる。
【0011】前記熱交換器には、発生した凝縮水を案内
タンク内の所定位置まで導く排水路を形成する一方、前
記案内タンクには、排水路を介して流入する凝縮水を、
排水路の開口を覆う位置まで貯留させる貯水凹部を形成
すると、再生通路を循環する熱風が漏れ出ることを防止
可能な点で好ましい。
【0012】前記貯水タンクに、回収した凝縮水から浮
揚力を受けるフロート部と、前記作動プレートを押圧し
て回動させて連通孔を開口させる押圧部とを備えた回動
自在なフロート部材を設け、前記案内タンクに、前記作
動プレートの封止部で連通孔を封止するように付勢する
付勢手段を設け、前記作動プレートに、フロート部材の
押圧部に押圧される押圧受部と、押圧されて回動するこ
とにより、前記スイッチをオンさせる押圧部とを形成す
ればよい。
【0013】前記フロート部材のフロート部を、下方側
に開口し、回動軸に平行な仕切板によって複数の空気槽
に分割すると、フロート部材が回動により傾いたとして
も、フロート部から漏れ出る空気量が抑制可能な点で好
ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0015】図1及び図2は、本実施形態に係る除湿機
を示す。この除湿機は、大略、縦型の略直方体形状のケ
ーシング1内に、除湿ロータ2、メインファン3、ヒー
タ4、熱交換器5、及び貯水タンク6を配設した構成で
ある。
【0016】ケーシング1には、下方前面側に貯水タン
ク6を取り外し可能に収容する収容室7が形成されてい
る。収容室7を構成する上壁前方部には排水孔8が穿設
されている。また、ケーシング1には、並設される複数
のスリットにより、下方側背面に吸気孔9が形成され、
上面に排気孔10が形成されている。さらに、ケーシン
グ1には仕切壁11により除湿通路12と再生通路13
とが形成されている。除湿通路12は吸気孔9と排気孔
10とを連通し、再生通路13では高温の空気が循環す
るようになっている。
【0017】除湿ロータ2は、図3に示すように、ドー
ナツ状のセラミックハニカムロータ14にゼオライト又
はシリカゲルを結合させ、表裏面にカバー15を配設
し、このカバー15を保持部材16にて保持したもので
ある。カバー15は、ステンレス等の金属や合成樹脂か
らなる防錆性に優れた材料をメッシュ状とした薄肉のも
のである。保持部材16は、前記除湿ロータ2及びカバ
ー15での通風抵抗を増大させることのないように、放
射状に延びる桟の中間部を円周方向に延びる桟で接続し
ただけの構成で、前記一方のカバー15を覆うと共に、
他方のカバー15の周縁部を保持する。また、保持部材
16の中心には軸受部17が形成され、そこにはモータ
19の回転軸19aが嵌合している。除湿ロータ2は、
両通路12,13を跨ぐように配設され、その約3/4
が除湿通路12内に位置し、約1/4が再生通路13内
に位置する。そして、前記モータ19の駆動により所定
速度(例えば2分間に1回転)で回転する。なお、前記
除湿通路12と再生通路13との割合は、除湿ロータ2
の材質、回転速度、各通路間のシール性等の諸条件に応
じて変更するのが好ましく、除湿通路12の比率を高め
て除湿能力を向上させることも可能である。
【0018】前記除湿ロータ2の表裏面には、両通路1
2,13を仕切る仕切壁11に設けたシール片18が接
触する。これにより、両通路12,13間での空気の流
動が阻止される。なお、シール片18は、耐摩耗性及び
耐熱性に優れた材料、例えば、難燃性ポリエステルフィ
ルムで形成されている。
【0019】メインファン3は、ケーシング1の上方空
間に配設されるシロッコファンで構成され、モータ19
の駆動により回転する。
【0020】ヒータ4は、再生通路13の途中、前記除
湿ロータ2の上方近傍に配設され、図示しない電源回路
からの供給電力により発熱する。ヒータ4で加熱された
空気は、モータ20の駆動により回転するサブファン2
1によって除湿ロータ2に吹き付けられて再生通路13
を循環する。
【0021】熱交換器5は、所定間隔で対向する矩形板
状の支持壁22に、上下2列で並設される複数のパイプ
23を貫通させて保持し、パイプ23の表面に多数のフ
ィン24を形成すると共に、両支持壁22の外面全体を
ダクト部材25で覆ったものである。パイプ23やフィ
ン24はそれぞれ熱伝導性の高い銅合金やアルミ合金等
からなるため、熱交換器5は非常にコンパクトである。
各ダクト部材25の中央部には、上方に延びる空気流路
26a,26bと下方に延びる排水路27a,27bと
がそれぞれ形成されている。空気流路26a,26bの
流路断面積は、各パイプ23の流路断面積の総計よりも
大きくなっている。これは、パイプ23内の空気流れを
スムーズなものとするためである。
【0022】また、熱交換器5は、ダクト部材25及び
パイプ23により前記再生通路13の一部を構成すると
共に前記除湿通路12の途中に位置し、空気流れの下流
側が斜め下方に向かうように配設されている。熱交換器
5の傾斜角度は水平面に対して5〜90度の範囲に設定
され、パイプ23内を凝縮水がスムーズに流下できるよ
うになっている。
【0023】前記熱交換器5の下方には、凝縮水を貯水
タンク6に導く案内タンク28が配設されている。この
案内タンク28は、図4に示すように、上ケース29と
下ケース30とを嵌合一体化した略箱体構造である。
【0024】上ケース29の両端部には、前記ダクト部
材25の各排水路27a,27bが嵌合する貫通孔31
a,31bがそれぞれ穿設されている。また、上ケース
29の一端側下面には上方に向かって突出する収容凹部
32が形成され、そこにはスプリング33が配設され
る。また、収容凹部32の近傍には表裏面を連通するス
リット34が形成され、さらにその近傍上面にはリミッ
トスイッチ35が設けられている。そして、リミットス
イッチ35がオン・オフすると、除湿機が駆動・停止す
るようになっている。
【0025】下ケース30の両端部には、下方に向かっ
て突出する貯水凹部36a,36bが形成され、内側の
起立壁37a,37bにより流下した凝縮水の水位を前
記排水路27の開口端部を塞ぐ位置まで上昇させること
が可能となっている。これにより、再生通路13を流動
する空気が排水路27から貯水タンク6側へ漏出するこ
とが防止される。また、下ケース30の一端側には連通
孔38が穿設されている。この連通孔38は、開口縁部
が下方に向かって筒状に突出し、前記ケーシング1の排
水孔8に嵌合される。また、下ケース30の一端側上面
には、支軸39aを中心として回動自在に作動プレート
39が配設される。作動プレート39には、支軸39a
とは反対側の上面に押圧片40が形成され、下面に筒状
の押圧受部41が形成されている。押圧片40は、上ケ
ース29のスリット34を介して上方に突出し、前記リ
ミットスイッチ35をオン・オフする。押圧受部41
は、前記ケーシング1の排水孔8に嵌合した連通孔38
を介して収容室7内に突出する。押圧受部41の周囲に
は環状のパッキン42が固定される。作動プレート39
は、押圧片40よりも先端側の上面を前記収容凹部32
に収容したスプリング33によって下方に付勢される。
したがって、作動プレート39は後述するように押圧受
部41に力が作用しない限り、前記パッキン42が前記
下ケース30の連通孔38の上方開口縁部に圧接し、案
内タンク28から収容室7側への凝縮水の漏水を阻止す
る。つまり、前記作動プレート39は、リミットスイッ
チ35のオン・オフのみならず、連通孔38の開閉をも
行い、1部材で2つの役割を果たす。
【0026】貯水タンク6は、図1に示すように、上面
が開口する箱体形状で、内方にはフロート部材43が配
設されている。フロート部材43は、両側壁間に架け渡
した回動軸44を中心として回動自在となっている。回
動軸44から前面側には押圧部45が形成され、背面側
にはフロート部46が形成されている。押圧部45は、
上面が先端に向かうに従って徐々に上方に突出するよう
に傾斜している。フロート部46は、下方に開口する空
気槽47を備えている。これにより、貯水タンク6内の
水位が上昇すると、空気槽47内に空気が閉じこめら
れ、フロート部46が浮揚してフロート部材43が回動
する。また、空気槽47内は、回動軸44と平行な複数
(ここでは2つ)の仕切板48によって分割されてい
る。このため、貯水タンク6が満水に至るまでの間、フ
ロート部材43の回動に伴ってフロート部46の下面の
傾斜角度が変化したとしても、空気槽47から漏れ出る
空気量が抑えられ、浮揚力は殆ど低下しない。ところ
で、前記回転軸44は押圧部45側に位置し、又、フロ
ート部46は押圧部45に比べて重量が大きい。このた
め、フロート部材43は、貯水タンク6が空のとき、図
1中、回転軸44を中心として時計回り方向に回動し、
押圧部45が上方に突出する。但し、貯水タンク6の背
面には内方にフロート支持部6aが突出し、前記フロー
ト部46が略水平位置から下方に移動することを阻止し
ている。これは、水位の上昇に伴い、空気槽47内に空
気を確実に閉じこめることができるようにするためであ
る。なお、図1は、貯水タンク6が満水でフロート部4
6が浮揚した状態を示す。
【0027】次に、前記構成からなる除湿機の動作につ
いて説明する。
【0028】前記除湿機は、図示しない電源スイッチが
オン状態になると、リミットスイッチ35からのオン信
号に基づいて駆動する。リミットスイッチ35は、ケー
シング1の収容室7に貯水タンク6がセットされ、か
つ、満水状態でない場合にオン状態となる。すなわち、
貯水タンク6がセットされ、貯水量が少ない状態では、
フロート部材43が回動軸44を中心として時計回り方
向に回動し、ほぼ水平状態となる。このため、フロート
部材43の押圧部45が作動プレート39の押圧受部4
1を押し上げ、作動プレート39が支軸39aを中心と
して図1中時計回り方向に回動し、押圧片40が上動し
てリミットスイッチ35はオン状態となる。
【0029】これにより、メインファン3が回転駆動
し、吸気孔9からケーシング1の外部の空気が吸引され
る。吸引された空気は、除湿通路12を上方に向かって
流動し、熱交換器5の外部、さらには除湿ロータ2の除
湿通路12内に位置する約3/4の領域を通過する。そ
して、除湿ロータ2を通過する際、除湿されて乾燥した
空気が排気孔10を介して周囲に排出される。
【0030】また同時に、ヒータ4に通電されると共に
サブファン21及び除湿ロータ2が回転駆動する。これ
により、ヒータ4で加熱された空気が、除湿ロータ2の
再生通路13内に位置する約1/4の領域を通過し、除
湿ロータ2が除湿通路12を通過する際に回収した水分
を蒸発させて水蒸気とする。これにより、除湿ロータ2
が再生される。前記水蒸気は、熱交換器5のダクト部材
25内に侵入した後、パイプ23を通過する際、その外
部の除湿通路12を通過する空気と熱交換して凝縮す
る。空気流路26a,26bの流路断面積は各パイプ2
3の流路断面積の総計よりも大きい。また、熱交換器5
は、空気流れの下流側が下方に向かって傾斜している。
このため、凝縮水はパイプ23内を塞ぐことはなくスム
ーズに流下する。流下した凝縮水は、一旦、案内タンク
28の貯水凹部36a,36bに貯水され、水位を上昇
させて排水路27a,27bを塞ぐ。したがって、再生
通路13を循環する空気が排水路27a,27bを介し
て漏れ出ることはない。
【0031】ところで、再生通路13と除湿通路12と
を仕切る仕切壁11の縁部にはシール片18が設けら
れ、除湿ロータ2の表裏面に設けたカバー15に接触し
ている。したがって、除湿ロータ2が回転駆動しても、
その表裏面にシール片18が直接摺接することがなく、
その損傷が防止される。また、カバー15はメッシュ状
に形成される薄肉のものであるため、シール片18と除
湿ロータ2の間に各通路間で空気流れが発生するような
隙間が形成されることはない。したがって、ヒータ4で
加熱された空気や、除湿ロータ2を通過後の水蒸気が除
湿通路12側に漏れ出ることにより、除湿能力が低下す
るといった不具合は発生しない。なお、前記カバー5の
メッシュの大きさは、セラミックハニカムロータ14の
各空気通路に比べて大きい方が好ましい。
【0032】また、前述のように、フロート部材43に
よって作動プレート39が回動することにより、連通孔
38(排水孔8)が開口しているので、案内タンク28
内に順次流入してくる凝縮水は、連通孔38を介して貯
水タンク6へと流下する。
【0033】貯水タンク6内の貯水量が徐々に増える
と、水面の上昇によりフロート部材43のフロート部4
6に空気が閉じ込められる。この結果、フロート部46
の浮揚力が大きくなり、フロート部材43は回動軸44
を中心として図1中反時計回り方向に回動する。このと
き、フロート部46は多少傾くが、フロート部46内は
仕切板48によって回動軸44と平行な複数の空間に分
割されているため、漏れ出る空気は抑えられる。したが
って、フロート部材43の回動はスムーズに行われる。
【0034】また、フロート部材43の回動に伴い、そ
の押圧部45が作動プレート39の押圧受部41から離
間し、作動プレート39がスプリング33の付勢力に従
って支軸39aを中心として図1中反時計回り方向に回
動する。この結果、押圧片40がリミットスイッチ35
をオフ状態とし、除湿機(メインモータ19、サブモー
タ20、ヒータ4等)を停止する。ところで、除湿機が
停止しても、凝縮水の発生は直ぐには停止されない。し
かし、前記作動プレート39の回動で、パッキン42が
連通孔38の周縁部に圧接するので、凝縮水が案内タン
ク28から貯水タンク6へと流下することはない。
【0035】貯水タンク6内の水を破棄すること等の理
由により、除湿機から貯水タンク6が取り外されると、
作動プレート39にはスプリング33の付勢力のみが作
用する。このため、作動プレート39は、支軸39aを
中心として図1中反時計回り方向に回動し、その押圧片
40がリミットスイッチ35から離間してオフ状態にす
る。したがって、貯水タンク6が取り外された状態で、
除湿機が駆動することはない。また、パッキン42が連
通孔38の周縁部に圧接して案内タンク28からの凝縮
水の流下を防止する。したがって、貯水タンク6が取り
外された状態で、案内タンク28からケーシング1の収
容室7に凝縮水が流下することもない。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、作動プレートを備えた案内プレートを設ける
ようにしたので、この部材のみによって凝縮水の流下及
び除湿処理の実行を許否できる。
【0037】また、排水路と貯水凹部とを設けたので、
再生通路を循環する熱風の露出を防止でき、所望の除湿
能力を維持させることが可能となる。
【0038】また、フロート部を回動軸に平行な仕切板
によって複数の空気槽に分割したので、フロート部材が
回動して傾斜したとしても、空気槽からの空気漏れが抑
えられる。したがって、フロート部材をスムーズに回動
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る除湿機の側面断面図であ
る。
【図2】 本実施形態に係る除湿機の正面断面図であ
る。
【図3】 図1及び図2に示す除湿ロータの正面図
(a)、底面図(b)、及びそのA−A線断面図(c)
である。
【図4】 図1及び図2に示す案内タンクの分解断面図
である。
【符号の説明】
1…ケーシング 2…除湿ロータ 4…ヒータ 5…熱交換器 6…貯水タンク 7…収容室 11…仕切壁 12…除湿通路 13…再生通路 14…セラミックハニカムロータ 15…カバー 16…保持部材 18…シール片 25…ダクト部材 28…案内タンク 35…リミットスイッチ 36a,36b…貯水凹部 38…連通孔 39…作動プレート 40…押圧片 41…押圧受部 42…パッキン 43…フロート部材 45…押圧部 46…フロート部 47…空気槽 48…仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 雅一 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 (72)発明者 石井 琢也 大阪府大阪市北区天満1丁目20番5号 象 印マホービン株式会社内 Fターム(参考) 4D052 AA08 BA02 BB02 CB01 DA02 DA06 DB01 FA01 FA03 FA04 FA07 FA08 GA01 GA03 GB08 GB09 HA01 HA03 HB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に形成した除湿通路と再生
    通路とに跨って除湿ロータを回転駆動可能に設け、該除
    湿ロータに除湿通路を通過する空気から吸湿させ、再生
    通路を循環する熱風により水蒸気とした後、熱交換器で
    凝縮させて貯水タンクに回収する除湿処理を実行する除
    湿機において、 前記熱交換器で発生した凝縮水を貯水タンクに回収する
    までの経路途中に案内タンクを配設し、 該案内タンクに、貯水タンクへの連通孔を開閉する封止
    部を備えた作動プレートを回動自在に設けると共に、前
    記作動プレートの回動によりオン・オフし、除湿処理を
    実行・停止させるスイッチを設けたことを特徴とする除
    湿機。
  2. 【請求項2】 前記熱交換器には、発生した凝縮水を案
    内タンク内の所定位置まで導く排水路を形成する一方、
    前記案内タンクには、排水路を介して流入する凝縮水
    を、排水路の開口を覆う位置まで貯留させる貯水凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の除湿機。
  3. 【請求項3】 前記貯水タンクに、回収した凝縮水から
    浮揚力を受けるフロート部と、前記作動プレートを押圧
    して回動させて連通孔を開口させる押圧部とを備えた回
    動自在なフロート部材を設け、 前記案内タンクに、前記作動プレートの封止部で連通孔
    を封止するように付勢する付勢手段を設け、 前記作動プレートに、フロート部材の押圧部に押圧され
    る押圧受部と、押圧されて回動することにより、前記ス
    イッチをオンさせる押圧部とを形成したことを特徴とす
    る前記請求項のいずれか1項に記載の除湿機。
  4. 【請求項4】 前記フロート部材のフロート部を、下方
    側に開口し、回動軸に平行な仕切板によって複数の空気
    槽に分割したことを特徴とする前記請求項のいずれか1
    項に記載の除湿機。
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