JP2001202897A - 陰極線管およびこれを用いた表示装置 - Google Patents

陰極線管およびこれを用いた表示装置

Info

Publication number
JP2001202897A
JP2001202897A JP2000008880A JP2000008880A JP2001202897A JP 2001202897 A JP2001202897 A JP 2001202897A JP 2000008880 A JP2000008880 A JP 2000008880A JP 2000008880 A JP2000008880 A JP 2000008880A JP 2001202897 A JP2001202897 A JP 2001202897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
cathode ray
ray tube
shadow mask
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000008880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3659108B2 (ja
Inventor
Hisanori Nagase
久典 長瀬
Hiroto Inoue
裕人 井ノ上
Koji Fusayasu
浩嗣 房安
Miyoko Okuya
美代子 奥谷
Kaneyoshi Takaura
兼好 高浦
Shigehisa Uchida
賀久 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000008880A priority Critical patent/JP3659108B2/ja
Publication of JP2001202897A publication Critical patent/JP2001202897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3659108B2 publication Critical patent/JP3659108B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地磁気により強く着磁されたシャドーマスク
でも十分に消磁する事を可能とする。 【解決手段】 内側表面に不図示の蛍光体膜が形成され
たパネル11、パネル11と封着されるファンネル1
2、パネル11内側表面から所定間隔で離隔され、不図
示の多数の電子ビーム通過孔が形成されたシャドーマス
ク13、シャドーマスク13を支持するフレーム14、
フレーム14から担持される内部磁気シールド15、パ
ネル11及びファンネル12外側に捲回される上下1対
の消磁コイル16、およびファンネル部12のコーン部
17に電子銃18を具備する。そして磁束捕捉板21が
内部磁気シールド15に消磁コイル16の方向に向かっ
て取り付けられており、消磁コイルの作る閉曲面と近接
あるいは交差している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像表示用途などに
使われる陰極線管およびこれを用いた表示装置に係り、
特にフレームに担持される内部磁気シールドの構造が改
善された陰極線管およびこれを用いた表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の陰極線管の垂直断面を示
す断面図である。図10に示すように、内側表面に不図
示の蛍光体膜が形成されたパネル91と、前記パネル9
1と封着されるファンネル92と、前記パネル91内側
表面から所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔
(不図示)が形成されたシャドーマスク93と、前記シ
ャドーマスク93を支持するフレーム94と、前記フレ
ーム94から担持される内部磁気シールド95と、前記
パネル91及び前記ファンネル92外側に捲回される上
下1対の消磁コイル96、および前記ファンネル部92
のコーン部97に電子銃98を具備している。
【0003】図10の陰極線管はパネル91の内側表面
に塗布された不図示の蛍光体膜に対して電子銃98から
放射された電子ビーム99を、不図示の走査手段により
走査する。これにより電子ビーム99はシャドーマスク
93上に形成された多数の電子ビーム通過孔(不図示)
を通過し前記蛍光体膜の所望の部位にランディングする
ことで所望部位の蛍光体を発光させて所定の画像を表示
を行う。また内部磁気シールド95は高透磁率低保磁力
の磁性材料で作られているため地磁気などの外部磁界に
よる電子ビーム99の偏向作用を阻止し、所望部位以外
の蛍光体膜上に電子ビーム99がランディングすること
を防いでいる。このような陰極線管はテレビセット、コ
ンピュータ用モニターディスプレイ、オシロスコープな
どの表示装置等に多様に適用されている。
【0004】シャドーマスク93は一般的に0.05〜
0.5mm程度の厚さの炭素鋼や鉄−ニッケル合金(イ
ンバー材)などの材料を使用し、エッチングあるいはプ
レス加工などにより成形されたものである。またフレー
ム94も同様に炭素鋼やインバー材などの1〜4mm程
度の鋼板を溶接あるいはプレス加工等により略額縁状に
成型したものが用いられている。内部磁気シールド95
もまた同様に炭素鋼やインバー材などの0.3〜3mm
程度の鋼板をプレスあるいは溶接など略四角錐状に成型
されたものである。こうした炭素鋼やインバー材は磁性
を有しており、シャドーマスク93、フレーム94、内
部磁気シールド95のいずれも最大磁束密度500〜3
000、飽和磁束密度0.5〜2T、保磁力40〜10
00A/m程度の磁気特性を有している。
【0005】こうした磁気特性を有する材料を用いてい
るため使用状況によっては地磁気により着磁する現象が
発生する。特に電子ビーム99が通過して行くシャドー
マスク93が着磁した場合、シャドーマスク93の着磁
部位からの漏れ磁束により電子ビーム99の軌道が意図
しない方向に偏向させられる。その結果、所望部位以外
の蛍光体膜上に電子ビーム99がランディングし、カラ
ー用蛍光体膜の場合などでは表示画像の色ずれ、ひずみ
などの表示画質の劣化が発生する。
【0006】従来、これを防止・除去するため、任意の
タイミングで消磁動作が行われる。具体的には不図示の
電流発生手段より消磁コイル96に大振幅かつ急速に減
衰する交流電流が印加される。即ち、消磁コイル96が
発生する大振幅かつ急速に振動減衰する磁束がシャドー
マスク93の中を流れて、シャドーマスク93の地磁界
により着磁された部分を消磁させるようにしている。
【0007】しかし従来の陰極線管では、特に地磁気が
強い地域や周囲の環境によっては上記の方法でもシャド
ーマスクの着磁を完全には除去できないという問題があ
った。
【0008】図11は従来の陰極線管の消磁動作時の磁
束経路の概略説明図である。図11において消磁コイル
96a〜96dによって発生された磁束100(説明を
簡略にするために磁束100aから100dまでとす
る)上にある矢印は磁束100の流れる方向を模式的に
示すものである。
【0009】まず上側消磁コイルの下辺96aで発生し
た磁束100aは内部磁気シールド上面部95aを通
り、フレーム長辺上94a、シャドーマスク93の上部
へと向かう。また上側消磁コイル96の上辺96bで発
生した磁束100bも同様にフレーム長辺上94aを通
過して磁束100aと合流する。合流した磁束はシャド
ーマスク93の他、フレーム短辺左右94c、94dを
通ってフレーム長辺下94bに向かい磁束100cと磁
束100dに分離される。磁束100dは下側消磁コイ
ルの下辺96dで発生される磁束と合流される(磁束1
00dは下側消磁コイルの下辺96dが発生した磁束で
もある)。磁束100cは内部磁気シールド下面部95
bを経由して陰極線管外に向かい下側消磁コイル上辺9
6cで発生する磁束と合流する(磁束100cは下側消
磁コイル上辺96cが発生した磁束ともいえる)。陰極
線管外に出た磁束100cはコーン部97を通過して上
側消磁コイル下辺96aによる磁束100aと合流す
る。従って磁束100の経路は図11に示すとおりの循
環する経路となる。
【0010】しかしながら中心線より上部の構造に着目
してみると、内部磁気シールド上面部95aおよびフレ
ーム長辺上94aと上側消磁コイル96a、96bが作
るコイルの閉曲面との位置関係は内部磁気シールド上面
部95aの端部がわずかに上側消磁コイル96a、96
bが作るコイルの閉曲面と交差するのみで、内部磁気シ
ールド上面部95a及びフレーム長辺上94aと上側消
磁コイル96a、96bが作るコイルの閉曲面との間に
間隔が開いている。中心線より下部でもまた同様であ
る。この間隔は磁気的には大きな抵抗となるので上下の
消磁コイル96a〜96dに電流が印加されても印加し
た電流の割に十分な磁束が発生しない現象が起こる。従
ってシャドーマスク93に流れる磁束も不足、あるいは
電流量を上げて必要最低限のシャドーマスク93の消磁
が出来るような量の磁束しか流れていない。
【0011】以上の理由により従来の陰極線管ではシャ
ドーマスクに強い着磁が起きた場合、着磁を完全には除
去できなかった。このためシャドーマスクに着磁された
ままの部分(消磁のむら)ができることになり、着磁部
位からの漏れ磁束により電子ビームの軌跡が偏向して表
示画質が劣化する問題があった。また消磁を完全に行う
ために初期的にとはいえ消磁コイルに大電流を印加する
ことにより、消磁コイル自身やシャドーマスク、フレー
ム、シールドなとが振動して音鳴りを発生したり、陰極
線管あるいはこれを用いた表示装置自体のエネルギー消
費が増加する問題も抱えていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点を
解決するために創出されたものであって、本発明の目的
は、地磁気などにより強く着磁されたシャドーマスクで
も十分消磁できるように改善した陰極線管およびこれを
用いた表示装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願第一発明の陰極線管は、少なくとも、電子ビ
ームを放射する電子銃と、多数の電子ビーム通過孔が形
成されたシャドーマスクと、前記シャドーマスクを支持
するフレームと、前記フレームに担持される内部磁気シ
ールド、および少なくとも前記シャドーマスクを消磁す
る消磁コイルを具備し、かつ内部磁気シールドに、磁束
捕捉板が消磁コイルの方向に向かって取り付けられてい
ることを特徴とする。
【0014】また本出願第二発明の陰極線管は、前記磁
束捕捉板は内部磁気シールドと一体構造あるいは溶接な
どにより接合形成されている構造である事を特徴とす
る。
【0015】また本出願第三発明の陰極線管は、前記磁
束捕捉板は内部磁気シールドのフレーム側、かつ消磁コ
イル側への折り曲げ構造である事を特徴とする。
【0016】また本出願第四発明の陰極線管は、前記磁
束捕捉板は内部磁気シールドの電子銃側、かつ消磁コイ
ル側への折り曲げ構造である事を特徴とする。
【0017】また本出願第五発明の陰極線管は、前記磁
束捕捉板の内部磁気シールド接合部から先端部までの間
で分岐した構造である事を特徴とする。
【0018】また本出願第六発明の表示装置は、上記第
一、第二、第三、第四、第五発明の陰極線管を用いるこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付された図面に基づき本
発明に係る陰極線管およびこれを用いた表示装置の実施
形態を詳しく説明する。
【0020】(実施の形態1)図1、図2、図3は本発
明の実施の形態1を示す垂直断面図、内部構造の斜視図
および消磁動作時の磁束経路の概略説明図である。以上
のように構成された陰極線管について、以下、その動作
を述べる。
【0021】図1、図2に示すように、内側表面に不図
示の蛍光体膜が形成されたパネル11と、前記パネル1
1と封着されるファンネル12と、前記パネル11内側
表面から所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔
(不図示)が形成されたシャドーマスク13と、前記シ
ャドーマスク13を支持するフレーム14と、前記フレ
ーム14から担持される内部磁気シールド15と、前記
パネル11及び前記ファンネル12外側に捲回される上
下1対の消磁コイル16、および前記ファンネル部12
のコーン部17に電子銃18を具備している。そして磁
束捕捉板21が前記内部磁気シールド15に不図示のピ
ン、ねじ等の手段により消磁コイル16のコイル閉曲面
方向に向かう角度にて密着固定されている。基本的に磁
束捕捉板21以外は図10の従来の陰極線管と変わらな
い。
【0022】シャドーマスク13は従来の陰極線管と同
様に0.05〜0.5mm程度の厚さの炭素鋼や鉄−ニ
ッケル合金(インバー材)などの材料を使用し、エッチ
ングあるいはプレス加工などにより成形されたものであ
る。またフレーム14も炭素鋼やインバー材などの1〜
4mm程度の鋼板を溶接あるいはプレス加工等により略
額縁状に成型したものが用いられている。内部磁気シー
ルド15も同様に炭素鋼やインバー材などの0.3〜3
mm程度の鋼板をプレスあるいは溶接など略四角錐状に
成型されたものである。そして磁束捕捉板21もまた同
様に炭素鋼やインバー材などの0.3〜3mm程度の鋼
板をプレスあるいは溶接など所定の形状に成型されたも
のである。
【0023】こうした炭素鋼やインバー材は磁性を有し
ており、シャドーマスク13、フレーム14、内部磁気
シールド15、磁束捕捉板21のいずれも最大磁束密度
500〜3000、飽和磁束密度0.5〜2T、保磁力
40〜1000A/m程度の磁気特性を有している。な
お磁束捕捉板21に限らず、材料の磁気特性は一般的に
高透磁率、高飽和磁束密度、低保磁力であるものが望ま
しい。
【0024】また図2は陰極線管の内部構造の斜視図で
ある。シャドーマスク13、フレームの各要素14a〜
d、内部磁気シールド15、磁束捕捉板21a、21b
は図2のように構成される。図1とも合わせて説明する
と、磁束捕捉板21a、21bの横幅Hは基本的に出来
るだけ大きい方がよく内部磁気シールド15の被取付部
の横幅Hoと同程度が望ましいが、内部磁気シールド1
5とファンネル12の間に収納できる大きさまで広げて
もかまわない。図1での磁束捕捉板21の高さdは内部
磁気シールド15とファンネル12の間に収納できる大
きさであればよいが、その範囲で出来るだけ消磁コイル
16に近づける、さらには交差させて消磁コイル16の
作る閉曲面を突き抜ける方が好ましい。
【0025】本発明による陰極線管は従来の陰極線管と
同様に以下の通り動作する。図1の陰極線管はパネル1
1の内側表面に塗布された不図示の蛍光体膜に対して電
子銃18から放射された電子ビームを、不図示の走査手
段により走査する。これにより電子ビームはシャドーマ
スク13上に形成された多数の電子ビーム通過孔(不図
示)を通過し前記蛍光体膜の所望の部位にランディング
することで所望部位の蛍光体を発光させて所定の画像を
表示を行う。
【0026】また消磁動作も同様に、不図示の電流発生
手段より消磁コイル16に大振幅かつ急速に減衰する交
流電流が印加される。即ち、消磁コイル16が発生する
大振幅かつ急速に振動減衰する磁束がシャドーマスク1
3の中を流れて、シャドーマスク13の地磁界により着
磁された部分を消磁させるようにしている。ただし図3
に示す消磁動作時の磁束の流れは、図11に示される従
来の陰極線管のものとは異なる。
【0027】図3において消磁コイル16によって発生
された磁束20(説明を簡略にするために磁束20aか
ら20fまでとする)上にある矢印は磁束20の流れる
方向を模式的に示すものである。
【0028】まず図3の本発明の陰極線管での消磁動作
時において、まず上側消磁コイルの下辺16aで発生し
た磁束20aは内部磁気シールド上面部15aを通り、
フレーム長辺上14a、シャドーマスク13の上部へと
向かう。また上側消磁コイルの上辺16bで発生した磁
束20bも同様にフレーム長辺上14aを通過して磁束
20aと合流される。合流した磁束はシャドーマスク1
3の他、フレーム短辺左右14c、14dを通ってフレ
ーム長辺下14bに向かい磁束20cと磁束20dに分
離される。磁束20dは下側消磁コイルの下辺16dで
発生される磁束と合流される(磁束20dは下側消磁コ
イルの下辺16dが発生した磁束でもある)。磁束20
cは内部磁気シールド下面部15bを経由してファンネ
ル部から陰極線管外に向かい下側消磁コイル上辺16c
で発生する磁束と合流する(磁束20cは下側消磁コイ
ル上辺16cが発生した磁束でもある)。陰極線管外に
でた磁束20cは陰極線管の外部を通過して上側消磁コ
イル下辺16aによる磁束20aと合流する。従って磁
束20の経路は図3に示すとおりの循環する経路とな
る。
【0029】さて、磁束捕捉板上下21a、21bがそ
れぞれ内部磁気シールド上面部15a、下面部15bに
接続されている形で存在し、消磁コイル16に近接ある
いは交差している位置にあるため、新たな磁束20e、
20fが発生し、それぞれ磁束20aあるい20cと合
流している。その結果シャドーマスク13に流れる磁束
が従来の陰極線管に比べて増加し、従来の陰極線管では
完全に除去できなかったようなシャドーマスク13の強
い着磁でも十分消磁する事が可能となった。これにより
従来からの問題であったシャドーマスク13の着磁部位
からの漏れ磁束により電子ビームの軌跡が偏向して表示
画質が劣化する問題を解決することが出来た。
【0030】なお前述した図2での磁束捕捉板21a、
21bの幅Hについてであるが、上記の理由により幅H
が大きければ大きいほど磁束20e、20fがより多く
捕捉できるため、よりシャドーマスク13の消磁効果を
高めることが出来るのは自明である。図1での磁束捕捉
板21の高さdと消磁コイル16の間隔についても同様
である。
【0031】また本発明の陰極線管ではシャドーマスク
13の消磁を完全に行う事が出来るため、従来よりもよ
り少ない電流でも消磁能力を実用十分な範囲に保つこと
が出来る。その結果、消磁コイル16自身やシャドーマ
スク13、フレーム14、内部磁気シールド15などが
振動して音鳴りを発生したり、消磁動作時の陰極線管の
エネルギー消費が増加する問題を低減あるいは解決する
ことが可能となる。
【0032】上記の効果を確かめるため、磁束捕捉板の
有無以外は全く同一寸法であるパネル対角長さ33イン
チ、パネル縦横比4対3の従来型の陰極線管と、実施の
形態1に基づいた陰極線管(磁束捕捉板の高さ3cm)
を試作し、シャドーマスク中央の水平面に探索用コイル
を巻いてシャドーマスクを通過する磁束の量の測定を行
った。消磁コイルには双方とも50Hz2000ATp
pの交流正弦波を印加し、探索用コイルに誘起される交
流電圧からシャドーマスクを通過する磁束の量を求め
た。その結果、従来型の陰極線管が磁束密度にして平均
0.6To-pだったのに対し、実施の形態1に基づいた
陰極線管では平均して0.7To-pとなり磁束の量が約
17%増量する結果が確認された。またこの結果より、
シャドーマスクに流れる磁束の量を従来型の陰極線管
と、実施の形態1に基づいた陰極線管とで同一量流すも
のとした場合、実施の形態1に基づいた陰極線管では、
従来型に比べて電流値で約14%、電力量で27%低減
できる計算となる事が示され、実施の形態1の効果を確
認することが出来た。
【0033】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2を示す、磁束捕捉板が装着された陰極線管の一実施
形態の構成を示す垂直断面図である。以上のように構成
された陰極線管について、以下その動作を述べる。
【0034】図4に示すように、内側表面に不図示の蛍
光体膜が形成されたパネル11と、前記パネル11と封
着されるファンネル12と、前記パネル11内側表面か
ら所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔(不図
示)が形成されたシャドーマスク13と、前記シャドー
マスク13を支持するフレーム14と、前記フレーム1
4から担持される内部磁気シールド15と、前記パネル
11及び前記ファンネル12外側に捲回される上下1対
の消磁コイル16、および前記ファンネル部12のコー
ン部17に電子銃18を具備している。以上は図1の実
施の形態1での構成と同様なものである。
【0035】図1の実施の形態1と異なるのは磁束捕捉
板21が前記内部磁気シールド15と一体構造もしくは
溶接等により接合形成されていることである。機械的に
密着固定されているとしても両者の界面でわずかな空隙
が出来るのは避けられず、このため磁束捕捉板21と内
部磁気シールド15との間に磁気抵抗が発生する。この
ため磁束捕捉板21があることによる循環磁束が増加す
る効果に対して不利な影響を与えていた。磁束捕捉板2
1が前記内部磁気シールド15と一体構造もしくは溶接
等により接合形成されていることにより、磁束捕捉板2
1と内部磁気シールド15との間の磁気抵抗がほとんど
無視できる状況となる。そのため磁束捕捉板21がある
ことによるシャドーマスク13に流れる新たな磁束の発
生が促進される方向に働き、シャドーマスク13の着磁
に対しての消磁性能がより向上する事が分かる。また同
様に消磁動作時の音鳴りや、消磁動作時の陰極線管のエ
ネルギー消費をさらに低減あるいは解決することが可能
となる。
【0036】(実施の形態3)図5は本発明の実施の形
態3を示す、磁束捕捉板が装着された陰極線管の一実施
形態の構成を示す垂直断面図である。以上のように構成
された陰極線管について、以下その動作を述べる。
【0037】図5に示すように、内側表面に不図示の蛍
光体膜が形成されたパネル11と、前記パネル11と封
着されるファンネル12と、前記パネル11内側表面か
ら所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔(不図
示)が形成されたシャドーマスク13と、前記シャドー
マスク13を支持するフレーム14と、前記フレーム1
4から担持される内部磁気シールド15と、前記パネル
11及び前記ファンネル12外側に捲回される上下1対
の消磁コイル16、および前記ファンネル部12のコー
ン部17に電子銃18を具備している。以上は図1の実
施の形態1での構成と同様なものである。
【0038】前記の実施形態と異なるのは磁束捕捉板2
1が内部磁気シールド15のフレーム側、かつ消磁コイ
ル16側への折り曲げ構造である事である。図3に示す
ように実施の形態1では磁束捕捉板21からの磁束の経
路が磁束捕捉板21→内部磁気シールド15→フレーム
14あるいはその逆となるので、磁束捕捉板21からは
いる磁束がフレーム14まで到達するあいだに内部磁気
シールド15自体の磁気抵抗が介在する。これにより磁
束捕捉板21があることによる循環磁束の増加が阻害さ
れる方向にならざろう得なかった。本実施形態のように
磁束捕捉板21を内部磁気シールド15のフレーム14
側、かつ消磁コイル16側への折り曲げ構造とする事に
より磁束捕捉板21とフレーム14との距離が短くなり
内部磁気シールド15による磁気抵抗の影響を受けずに
磁束捕捉板21からの磁束がより多く流れることにな
る。以上のことから本実施形態の陰極線管ではシャドー
マスク13の着磁に対しての消磁性能がさらに向上する
事が分かる。また同様に消磁動作時の音鳴りや、消磁動
作時の陰極線管のエネルギー消費をさらに低減あるいは
解決することが可能となる。
【0039】(実施の形態4)図6は本発明の実施の形
態4を示す、磁束捕捉板が装着された陰極線管の一実施
形態の構成を示す垂直断面図である。以上のように構成
された陰極線管について、以下その動作を述べる。
【0040】図6に示すように、内側表面に不図示の蛍
光体膜が形成されたパネル11と、前記パネル11と封
着されるファンネル12と、前記パネル11内側表面か
ら所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔(不図
示)が形成されたシャドーマスク13と、前記シャドー
マスク13を支持するフレーム14と、前記フレーム1
4から担持される内部磁気シールド15と、前記パネル
11及び前記ファンネル12外側に捲回される上下1対
の消磁コイル16、および前記ファンネル部12のコー
ン部17に電子銃18を具備している。以上は図1の実
施の形態1での構成と同様なものである。
【0041】前記の実施形態と異なるのは磁束捕捉板2
1が内部磁気シールド15の電子銃18側、かつ消磁コ
イル16側への折り曲げ構造である事である。図3に示
すように実施の形態1では上側消磁コイルの下辺16a
で発生した磁束20aは内部磁気シールド上面部15a
の側壁を通り、フレーム長辺上14a、シャドーマスク
13の上部へと向かっている(陰極線管下部でも磁束の
方向以外は同様)。しかしながら内部磁気シールド上面
部15aの端部と上側消磁コイルの下辺16aが離れて
いるため、この間隔が磁気的には大きな抵抗となり消磁
コイルに電流が印加されても印加した電流の割に十分な
磁束が発生しない現象が起こっていた。この部分に図6
の磁束捕捉板21を取り付けることにより、図1で上側
消磁コイルの下辺16aでより多くの磁束を発生するこ
とができる、あるいは発生した磁束をより効果的に内部
磁気シールド上面部15a内に取り込むことができるよ
うになる。以上のことから本実施形態の陰極線管ではシ
ャドーマスク13の着磁に対しての消磁性能がより向上
する事が分かる。また同様に消磁動作時の音鳴りや、消
磁動作時の陰極線管のエネルギー消費をさらに低減ある
いは解決することが可能となる。
【0042】(実施の形態5)図7は本発明の実施の形
態5を示す、磁束捕捉板が装着された陰極線管の一実施
形態の構成を示す垂直断面図である。以上のように構成
された陰極線管について、以下その動作を述べる。
【0043】図7に示すように、内側表面に不図示の蛍
光体膜が形成されたパネル11と、前記パネル11と封
着されるファンネル12と、前記パネル11内側表面か
ら所定間隔で離隔され、多数の電子ビーム通過孔(不図
示)が形成されたシャドーマスク13と、前記シャドー
マスク13を支持するフレーム14と、前記フレーム1
4から担持される内部磁気シールド15と、前記パネル
11及び前記ファンネル12外側に捲回される上下1対
の消磁コイル16、および前記ファンネル部12のコー
ン部17に電子銃18を具備している。以上は図1の実
施の形態1での構成と同様なものである。
【0044】前記の実施形態と異なるのは磁束捕捉板2
1の内部磁気シールド15との接合部から先端部までの
間で分岐した構造である事である。消磁コイル16に近
接する部分が増えるため、消磁コイル16が発生した磁
束をさらに効果的に内部磁気シールド15内に取り込
み、そしてシャドーマスク13に流すことができるよう
になる。以上のことから本実施形態の陰極線管ではシャ
ドーマスク13の着磁に対しての消磁性能がより向上す
る事が分かる。また同様に消磁動作時の音鳴りや、消磁
動作時の陰極線管のエネルギー消費をさらに低減あるい
は解決することが可能となる。
【0045】(実施の形態6)図8は本発明の実施の形
態6を示す、上記実施の形態1から実施の形態5に示さ
れるような磁束捕捉板が装着された陰極線管を用いた表
示装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。以
上のように構成された表示装置について、以下その動作
を述べる。
【0046】図8に示すように、消磁コイル16、磁束
捕捉板21、電子銃18などを具備した陰極線管31
に、走査手段32が装着されている。消磁コイル16は
電流発生手段33に接続され、電子銃18は電子銃駆動
回路34に接続され、走査手段32は走査手段駆動回路
35に接続されている。電子銃駆動回路34、及び走査
手段駆動回路35は画像信号処理回路36に接続され、
画像信号処理回路36は画像信号入力部37に接続され
ている。なお矢印の向きは画像信号や電流などの流れる
方向を示す。
【0047】外部より所定の形式の画像信号が画像信号
入力部37に入力されると、画像信号は画像信号処理回
路36に転送される。画像信号処理回路36では画像信
号を定められた方式により電子銃駆動回路34及び走査
手段駆動回路35を動作させるために必要な形式の信号
に変換し、電子銃駆動回路34および走査手段駆動回路
35にそれぞれ動作用の信号を送り出す。電子銃駆動回
路34および走査手段駆動回路35それぞれに送られる
動作信号は両者の時間的な同期関係が取られたものとな
っている。
【0048】電子銃駆動回路34は画像信号処理回路3
6からの動作信号を受け取り電子銃18を駆動するため
に必要な信号に変換して電子銃18に送る。電子銃18
は電子銃駆動回路34からの信号に従って電子ビーム1
9を放射する。
【0049】一方、走査手段駆動回路35は画像信号処
理回路36からの信号に従って走査手段32を動作させ
るのに必要な信号を発生させて走査手段32に送る。走
査手段32は走査手段駆動回路35からの信号に従って
動作し、電子ビーム19を偏向させて電子ビーム19を
蛍光体膜の所望の部位にランディングすることでパネル
11の内側表面に塗布された不図示の蛍光体膜の、所望
部位の蛍光体を発光させて所定の画像を表示を行う。
【0050】さて、表示装置の電源投入時や任意のタイ
ミングなどにて不図示の全体制御装置より電流発生手段
33は指示を受けて、消磁コイル16に大振幅かつ急速
に減衰する交流電流を供給しシャドーマスク13の消磁
が行われる。
【0051】上記実施の形態1から実施の形態5に示さ
れるような磁束捕捉板が装着された陰極線管を用いる事
により、陰極線管として消費電力が低減されるだけでな
く電流発生手段から供給される電力が少なくてすむ分、
電流発生手段としても消費電力の低減が望めるだけでな
く、電流発生手段の小型化、低コスト化が可能となる。
【0052】なお、本発明の陰極線管およびこれを用い
た表示装置において各実施形態とも多数の電子ビーム通
過孔が形成されたシャドーマスクを支持するものについ
て述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、シ
ャドーマスク各端面がフレームと接合されている構造や
シャドーマスクの上下の端面のみでフレームと接合され
ている構造でも、あるいはアパチャーグリルと呼ばれる
多数の細条を架張支持したシャドーマスクを用いた場合
でも同様の効果が得られる事は明らかである。
【0053】また、磁束捕捉板と消磁コイルの位置関係
は出来るだけ交差、さらには磁束捕捉板が消磁コイル以
遠にさらに延びていることが望ましいが、磁束捕捉板が
消磁コイルと交差しなくても可能な限り近づいていれば
十分な効果が得られる。
【0054】また、磁束捕捉板は1つだけに限らず、複
数の磁束捕捉板を取り付ける事でもさらによい消磁性能
を得ることが出来る。図9は陰極線管の磁束捕捉板の形
状例を示す内部構造斜視図である。図9によると、複数
の磁束捕捉板(図9a)や、またシャドーマスク等の着
磁分布やファンネル部の形状に従って磁束捕捉板の形状
を対称に左右分割したり(図9b)、中央部のくり抜き
(図9c)をする事によりシャドーマスク消磁時の磁束
の通過量を全体的に増加させたり、あるいはシャドーマ
スクの希望する部分だけ消磁時の磁束の通過量を増加さ
せることで消磁効果を上げることができるのは明らかで
ある。同様に、平面形状をファンネル部の形状に合わせ
た曲線にして磁束捕捉板と消磁コイルの交差部分を増加
させることでも消磁効果を上げることが出来る。
【0055】また、側壁に切り込みを入れた内部磁気シ
ールドを折り出して磁束捕捉板を形成しても同様の効果
が得られることは明らかである(図9d)。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明による陰極線管及び
これを用いた表示装置によれば、内部磁気シールドに磁
束捕捉板を取り付けることにより、地磁気により強く着
磁されたシャドーマスクでも十分に消磁する事が可能と
なりシャドーマスク着磁による表示画質が劣化する問題
を解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による陰極線管の実施の形態1を示す垂
直断面図
【図2】本発明による陰極線管の実施の形態1の内部構
造を示す斜視図
【図3】本発明による陰極線管の実施の形態1の消磁動
作時の磁束経路の概略説明図
【図4】本発明による陰極線管の実施の形態2を示す垂
直断面図
【図5】本発明による陰極線管の実施の形態3を示す垂
直断面図
【図6】本発明による陰極線管の実施の形態4を示す垂
直断面図
【図7】本発明による陰極線管の実施の形態5を示す垂
直断面図
【図8】本発明による陰極線管を用いた表示装置の実施
形態を示すブロック図
【図9】本発明による陰極線管の磁束捕捉板の形状例を
示す内部構造斜視図
【図10】従来の陰極線管を示す垂直断面図
【図11】従来の陰極線管の消磁動作時の磁束経路の概
略説明図
【符号の説明】
11 パネル 12 ファンネル 13 シャドーマスク 14 フレーム 15 内部磁気シールド 16 消磁コイル 17 コーン部 18 電子銃 19 電子ビーム 20 磁束 21 磁束捕捉板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 房安 浩嗣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥谷 美代子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高浦 兼好 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 内田 賀久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C031 CC01 CC02 5C060 CM04 CM08 CN01 CN04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、電子ビームを放射する電子
    銃と、多数の電子ビーム通過孔が形成されたシャドーマ
    スクと、前記シャドーマスクを支持するフレームと、前
    記フレームに担持される内部磁気シールド、および少な
    くとも前記シャドーマスクを消磁する消磁コイルを具備
    する陰極線管において、 前記内部磁気シールドに、磁束捕捉板が前記消磁コイル
    の方向に向かって取り付けられていることを特徴とする
    陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記磁束捕捉板は内部磁気シールドと一
    体構造あるいは溶接などにより接合形成されている構造
    であることを特徴とする請求項1記載の陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記磁束捕捉板は内部磁気シールドのフ
    レーム側、かつ消磁コイル側への折り曲げ構造であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記磁束捕捉板は内部磁気シールドの電
    子銃側、かつ消磁コイル側への折り曲げ構造であること
    を特徴とする請求項1または2記載の陰極線管。
  5. 【請求項5】 前記磁束捕捉板の内部磁気シールド接合
    部から先端部までの間で分岐した構造であることを特徴
    とする請求項1、2、3または4項記載の陰極線管。
  6. 【請求項6】 前記請求項第1、2、3、4または5項
    記載の陰極線管を用いることを特徴とする表示装置。
JP2000008880A 2000-01-18 2000-01-18 陰極線管およびこれを用いた表示装置 Expired - Fee Related JP3659108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008880A JP3659108B2 (ja) 2000-01-18 2000-01-18 陰極線管およびこれを用いた表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000008880A JP3659108B2 (ja) 2000-01-18 2000-01-18 陰極線管およびこれを用いた表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001202897A true JP2001202897A (ja) 2001-07-27
JP3659108B2 JP3659108B2 (ja) 2005-06-15

Family

ID=18537095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000008880A Expired - Fee Related JP3659108B2 (ja) 2000-01-18 2000-01-18 陰極線管およびこれを用いた表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3659108B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447655B1 (ko) * 2002-02-19 2004-09-07 엘지.필립스디스플레이(주) 칼라음극선관용 인너쉴드

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447655B1 (ko) * 2002-02-19 2004-09-07 엘지.필립스디스플레이(주) 칼라음극선관용 인너쉴드

Also Published As

Publication number Publication date
JP3659108B2 (ja) 2005-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100221711B1 (ko) 주사 속도 변조장치
US4339688A (en) Cathode-ray tube having a magnetic quadrupole shadow mask
US4135111A (en) Shadow mask having magnetic quadrupoles around each mask aperture
JP2001202897A (ja) 陰極線管およびこれを用いた表示装置
JPS6340349B2 (ja)
JP2001202900A (ja) 陰極線管及びこれを用いた表示装置
CA1253561A (en) Picture pick-up device and television camera tube
US6784607B2 (en) Color cathode ray tube
JP2003187717A (ja) 陰極線管の内部磁気シールド及び陰極線管を用いた表示装置
US6828715B2 (en) Optimal inner shield assembly for shielding an external magnetism in a color cathode ray tube
US6734613B1 (en) Electron beam controlling device for CRT display system
KR100418933B1 (ko) 칼라 음극선관용 이너쉴드
JP2001256903A (ja) カラー陰極線管装置
JP2003116019A (ja) 速度変調装置
JP2702830B2 (ja) カラー陰極線管
JP3968316B2 (ja) 受像管装置
JPH10341450A (ja) カラーディスプレイモニター装置
US20070108883A1 (en) Unified magnetic shielding of tensioned mask/frame assembly and internal magnetic shield
JP2000353480A (ja) 偏向ヨーク、陰極線管装置及びディスプレイ装置
JP2001250489A (ja) 陰極線管及び該陰極線管を用いた表示装置
JP2002015678A (ja) カラー陰極線管
JP2000149815A (ja) カラー陰極線管
JP2004199984A (ja) 表示装置
JP2002176654A (ja) カラー陰極線管の消磁方法及びその消磁方法を用いたカラー陰極線管
JPH0260036A (ja) 偏向コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050307

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees