JP2001201400A - 2波長撮像装置 - Google Patents

2波長撮像装置

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JP2001201400A
JP2001201400A JP2000011582A JP2000011582A JP2001201400A JP 2001201400 A JP2001201400 A JP 2001201400A JP 2000011582 A JP2000011582 A JP 2000011582A JP 2000011582 A JP2000011582 A JP 2000011582A JP 2001201400 A JP2001201400 A JP 2001201400A
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wavelength
light beam
wedge
reflected
separating
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Susumu Takahashi
進 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の2波長を撮像する装置は、2つの撮像
装置を使用するとともに、2つの撮像装置の画像を合わ
せるために微妙な調整が必要であるという課題があっ
た。 【解決手段】 1列または1行毎に2つの波長の検出画
素が交互に配置された撮像素子上に、2波長の像を1画
素だけずれた位置に結像させるような2波長分離手段を
設けることにより、1つの撮像素子で同じ視野角の2つ
の波長帯の画像を同時に得ることが可能となり、かつ2
つの波長の画素は被写体の同一点を撮像することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同時に2波長の
画像を得る撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】赤外線の撮像素子で検出される信号は目
標の温度で変化するとともに、撮像素子の1画素の視野
角よりも目標の見込み角が小さくなるとその見込み角の
大きさによっても変化する。したがって、単一の波長帯
の赤外線を検出するだけでは遠方の高温小物体と、近距
離の比較的温度の低い大きな物体とを識別することがで
きない。そのため、例えば、高温物体の赤外線放射量が
多い3〜5μm帯と、常温物体の赤外線放射量が多い8
〜12μm帯の2つの波長帯の赤外線を検出し、その信
号の比から目標の温度を推定する手法が取られる。図1
2は従来の2波長の画像を得る撮像装置の構成を示す図
で、図中、1は入射光線、2は特定の波長より短い波長
の光線を反射し特定の波長より長い波長の光線を透過す
る2波長分離板、3は2波長分離板2で反射される第1
の波長の光線、4は2波長分離板2を透過する第2の波
長の光線、5は固定焦点レンズ、6は第2の波長のカメ
ラ、7は反射板、8はズームレンズ、9は第1の波長の
カメラ、10は第1の波長のカメラ9の視軸の方向を調
整する視軸調整機構である。
【0003】次に動作について説明する。入射光線1は
光学薄膜フィルタである2波長分離板2で反射される第
1の波長の光線3と、2波長分離板2を透過する第2の
波長の光線4とに分離される。第2の波長の光線4は固
定焦点レンズ5により集光され第2の波長のカメラ6に
より撮像される。一方、第1の波長の光線3はズームレ
ンズ8で集光され、第1の波長のカメラ9で撮像され
る。その際、第2の波長のカメラ6で撮像した画像の視
野角と同じになるようにズームレンズ8の焦点距離が調
整されるとともに、視軸調整機構10により2台のカメ
ラの画像の中心が同一点を撮像するように第1の波長の
カメラ9の視軸の方向が調整される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の2波長帯の画像
を得る撮像装置は以上のような構成であり、2台のカメ
ラが必要であるとともに、高価なズームレンズを必要と
するために装置が大型で高価になるという問題があっ
た。
【0005】さらに、2波長の像を画素レベルで一致さ
せるためにはズームレンズと視軸調整機構により視野角
と視軸方向を正確に調整する必要があるほか、カメラの
左右方向の傾きもシム等で正確に調整しなければならな
いため、調整に長い時間を要するという問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、1つの撮像素子で2波長の赤外
線像を同時に撮像することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明による2波長
撮像装置は、集光光学系と、結像レンズと、前記集光光
学系と前記結像レンズの間に設けられ、光線を2つの異
なる波長に分離する2波長分離手段と、2波長の検出素
子が1列毎または1行毎に交互に配置された撮像素子と
を備えたものである。
【0008】第2の発明による2波長撮像装置は、2波
長分離手段として2波長分離ウェッジを備えたものであ
る。
【0009】第3の発明による2波長撮像装置は、被写
体の一点から入射する光線が2波長分離ウェッジで2波
長に分離された後、2波長の光線が撮像素子上の1画素
ずれた位置に結像するように2波長分離ウェッジの頂角
を設定したものである。
【0010】第4の発明による2波長撮像装置は、2波
長分離手段として2波長分離板と反射板とを備えたもの
である。
【0011】第5の発明による2波長撮像装置は、被写
体の一点から入射する光線が2波長分離板で2波長に分
離された後、2波長の光線が撮像素子上の1画素ずれた
位置に結像するように2波長分離板に対して反射板を傾
けて設置したものである。
【0012】第6の発明による2波長撮像装置は、2波
長分離手段として表面がハーフミラー面で裏面が2波長
分離面のハーフミラー兼2波長分離ウェッジと、裏面が
反射面の反射ウェッジとを備えたものである。
【0013】第7の発明による2波長撮像装置は、被写
体の一点から入射する光線のうちハーフミラー兼2波長
分離ウェッジの2波長分離面で反射される第1の波長帯
の光線がハーフミラー面で反射される2波長の光線に対
して撮像素子上の1画素ずれた位置に結像し、反射ウェ
ッジで反射される第2の波長帯の光線が2波長の光線に
対して撮像素子上の第1の波長帯の光線と反対側に1画
素ずれた位置に結像するように2波長分離ウェッジと反
射ウェッジの頂角を設定したものである。
【0014】第8の発明による2波長撮像装置は、2波
長分離手段として、表面がハーフミラー面で裏面が2波
長分離面のハーフミラー兼2波長分離ウェッジと反射板
とを備えたものである。
【0015】第9の発明による2波長撮像装置は、被写
体の一点から入射する光線のうち、ハーフミラー兼2波
長分離ウェッジの2波長分離面で反射される第1の波長
帯の光線がハーフミラー面で反射される2波長の光線に
対して撮像素子上の1画素ずれた位置に結像し、反射板
で反射される第2の波長帯の光線が2波長の光線に対し
て撮像素子上の第1の波長帯の光線と反対側に1画素ず
れた位置に結像するように、ハーフミラー兼2波長分離
ウェッジの頂角と、ハーフミラー兼2波長分離ウェッジ
に対する反射板との傾き角を設定したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を示すブロック図である。図において、1
1は集光光学系、13は2波長分離ウェッジ、14は結
像レンズ、15は撮像素子、16は素子駆動回路、17
はタイミング発生回路、18はプリアンプ、19はAD
変換回路、20は補正処理回路、21は信号分離回路で
ある。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1における2
波長分離ウェッジ2の表面と裏面で反射した赤外線の光
路を示した図で、2波長分離ウェッジ13の表面は、例
えば、波長4μm付近の赤外線は反射し、波長9μm付
近の赤外線は透過することにより2波長を分離する光学
薄膜フィルタで、裏面は金属反射膜を施した反射面とな
っている。表面で反射される4μm付近の第1の波長の
光線3は入射角θと等しい反射角θで出力されるが、裏
面で反射される9μm付近の第2の波長の光線4の反射
角θ1は(1)式で与えられる。 θ1=sin-1(n・sin(sin-1(sinθ/n)+2ω)) (1) ただし、ωは2波長分離ウェッジ13の頂角、nは屈折
率である。(θ1−θ)を結像レンズ14による撮像素
子15の1画素分の視野角と同じにすることにより、撮
像素子15上で第1の波長の光線3による像と第2の波
長の光線4による像が1画素ずれた位置に結像される。
【0018】撮像素子15の検知材料としては、例えば
GaAS/GaxAl1-xAs多重量子井戸構造を持つセ
ンサが使用される。図3はGaAS/GaxAl1-xAs
多重量子井戸構造を持つ赤外線センサの分光感度特性の
例であるが、この種のセンサのピーク波長に対する半値
幅の割合は10〜15%程度であり、光学フィルタを使
用しなくても狭い波長範囲の赤外線のみを検出するとい
う特徴がある。さらに、膜厚や組成比xを変えることに
よりピーク波長を自由に変えることができるという特徴
がある。図4はGaAS/GaxAl1-xAs多重量子井
戸構造を持つ赤外線センサを用いた撮像素子15の画素
の配列を示した図で、例えば15aは4μm付近にピー
クを持つ第1の波長の画素の行、15bは9μm付近に
ピークを持つ第2の波長の画素の行であり、1行毎に交
互に配置される。
【0019】次にこの発明による撮像装置の動作につい
て説明する。入射光線1は集光光学系11および結像レ
ンズ14により撮像素子15上に結像されるが、その
際、2波長分離ウェッジ13により4μm付近の第1の
波長の光線3と、9μm付近の第2の波長の光線4とは
撮像素子15上の1画素に相当する角度だけずれて反射
される。したがって、撮像素子15上では被写体の1点
から入射した光線が2つの波長に分離されて1画素ずれ
た位置に結像される。撮像素子15はタイミング発生回
路17で発生されるタイミングで素子駆動回路16によ
り駆動され、その出力はプリアンプ18で増幅された
後、AD変換回路19でディジタルの信号に変換され、
補正処理回路20で画素毎のバイアスレベルのばらつき
や感度のばらつきが補正される。補正処理回路20で補
正された信号は信号分離回路21で第1の波長の画素の
行13aの信号と第2の波長の画素の行13bの信号と
に分離され、かつ第1の波長の画素の行13aの信号が
次の行の第2の波長の画素の行13bの信号と同じタイ
ミングで出力されるようにタイミング調整された後、第
1の波長のビデオ信号22と第2の波長のビデオ信号2
3として出力される。このように、撮像素子15では2
つの波長の検知素子が1行毎に交互に配置されているの
で、2波長分離ウェッジ13が無ければ2つの波長の画
素は被写体の別々の点を撮像することになるが、2波長
分離ウェッジ13により隣接する2つの異なる波長の画
素が被写体の同一点を撮像するようになるので、隣接す
る画素の信号比を測定することにより被写体の温度を正
確に推定することができる。
【0020】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2を示すブロック図であり、実施の形態1の2波長分
離ウェッジ13の代わりに2波長分離板24と反射板2
5とを備えたものである。
【0021】図6は反射板25を2波長分離板24に対
して角度ω0だけ傾けて配置することにより、第2の波
長の光線4が第1の波長の光線3に対してω0の2倍の
角度だけずれて反射することを示しており、2波長分離
ウェッジ13と同じ働きをすることがわかる。2波長分
離板24と反射板25の組み合わせは2波長分離ウェッ
ジ13よりも製造が容易であるという利点がある。
【0022】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示すブロック図であり、実施の形態1の2波長分
離ウェッジ13の代わりにハーフミラー兼2波長分離ウ
ェッジ26と反射ウェッジ27とを備えたものである。
【0023】図8はハーフミラー兼2波長分離ウェッジ
と反射ウェッジで2波長の光線が分離、反射される様子
を示した図である。ハーフミラー兼2波長分離ウェッジ
26の表面は2波長の入射光線1が半分透過し半分反射
するハーフミラーであり、入射光線1は集光光学系11
を透過した後、ハーフミラー兼2波長分離ウェッジ26
の表面で2波長の光線のそれぞれ半分が2波長の反射光
28として反射され、撮像素子15上のP2の画素に結
像する。次に、ハーフミラー兼2波長分離ウェッジ26
の裏面は例えば4μm付近の波長の光線を反射し、9μ
m付近の光線を透過する2波長分離フィルタであり、ハ
ーフミラー兼2波長分離ウェッジ26の頂角ω1は裏面
で反射される4μm付近の第1の波長の光線29が撮像
素子15上のP3の画素に結像されるように設定されて
いる。一方、ハーフミラー兼2波長分離ウェッジ26を
透過した9μm付近の光線は反射ウェッジ27の裏面で
反射され、第2の波長の光線30として撮像素子15上
に結像されるが、その際、反射ウェッジの頂角ω2は第
2の波長の光線30が撮像素子15上のP1の画素に結
像されるように設定されている。
【0024】図9は図8において各波長の光線が撮像素
子15上に結像される位置関係を示した図である。図9
では分かり易くするために6×6画素の少画素数の場合
を示したが、一般には数万から数十万画素の撮像素子が
使用される。奇数行は9μm付近にピークを持つ第2の
波長の画素の行、偶数行は4μm付近にピークを持つ第
1の波長の画素の行、斜線の丸で示した像31はハーフ
ミラー兼2波長分離ウェッジ26のハーフミラー面で反
射した2波長の光線28による2波長の像、黒丸で示し
た像32はハーフミラー兼2波長分離ウェッジ26の裏
面で反射した波長4μm付近の第1の波長の像、白丸で
示した像33は反射ウェッジ27の裏面で反射した波長
9μm付近の第2の波長の像である。図9(a)、図9
(b)は被写体の位置が1画素分ずれた位置にある4通
りの場合を示した図である。図9において3行目の画素
は波長9μm付近の第2の波長の光線のみを検出するの
で、2波長の像31が3行目または4行目にある場合の
光線を検出する。同様に、4行目の画素は波長4μm付
近の第1の波長の光線のみを検出するので、2波長の像
31が3行目と4行目にある場合の光線を検出する。つ
まり、N行目にある第2の波長の光線のみ検出する画素
は2波長の像31がN行目または(N+1)行目にある
場合の光線を検出し、同じく、(N+1)行目にある第
1の波長の光線のみ検出する画素は2波長の像31がN
行目または(N+1)行目にある場合の光線を検出する
ことになる。したがって、N行目の第2の波長の光線の
みを検出する画素と(N+1)行目の第1の波長の光線
のみ検出する画素とは被写体の同一点の像を検出すると
ともに、1画素で2画素分の視野角の範囲の像を検出す
ることができる。これにより、一つの波長帯の画素が1
行跳びに配置されているにも係わらず、あたかも全画素
が同じ波長帯の画素で構成されているかのように不感領
域のない撮像が可能である。
【0025】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4を示すブロック図であり、実施の形態3の反射ウ
ェッジ27の代わりに反射板25を備えたものである。
【0026】図11は反射板25をハーフミラー兼2波
長分離ウェッジ26の裏面に対して角度ω3だけ傾けて
配置することにより、第2の波長の光線30が第1の波
長の光線29に対してω3の2倍の角度だけずれて反射
することを示しており、反射ウェッジ27と同じ働きを
することがわかる。反射板25は反射ウェッジ27より
も製造が容易であるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】第1、第2、第3の発明によれば、2波
長分離ウェッジで2つの波長の画像を1画素ずつずらし
て結像することにより、1つの撮像素子で同時に2つの
波長の画像を得ることができるとともに、隣接する2つ
の異なる波長の画素が被写体の同一点を撮像するように
なるという効果がある。
【0028】また、第1、第4、第5の発明によれば、
製造が容易な2波長分離板と、反射板とにより2波長分
離ウェッジと同等の働きをすることができるという効果
がある。
【0029】また、第1、第6、第7の発明によれば、
ハーフミラー兼波長分離ウェッジと反射ウェッジの組み
合わせにより小目標に対しても不感領域を生じることな
く2波長の撮像が可能であるとともに、隣接する2つの
異なる波長の画素が被写体の同一点を撮像するようにな
るという効果がある。
【0030】また、第1、第8、第9の発明によれば、
ハーフミラー兼2波長分離ウェッジと製造が容易な反射
板との組み合わせにより、ハーフミラー型2波長分離ウ
ェッジと反射ウェッジの組み合わせと同等の働きをする
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
1の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
1の2波長分離動作を示す図である。
【図3】 この発明による2波長撮像装置の撮像素子の
分光感度の例を示す図である。
【図4】 この発明による2波長撮像装置の撮像素子の
画素の配置の例を示す図である。
【図5】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
2の構成を示すブロック図である。
【図6】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
2の2波長分離動作を示す図である。
【図7】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
3の構成を示す図である。
【図8】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
3の2波長分離動作を示すブロック図である。
【図9】 この発明による2波長撮像装置の実施の形態
3の撮像素子上の結像位置を示す図である。
【図10】 この発明による2波長撮像装置の実施の形
態4の構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明による2波長撮像装置の実施の形
態4の2波長分離動作を示す図である。
【図12】 従来の2波長を撮像する装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
11 集光光学系、13 2波長分離ウェッジ、14
結像レンズ、15 撮像素子、24 2波長分離板、2
5 反射板、26 ハーフミラー兼2波長分離ウェッ
ジ、27 反射ウェッジ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集光光学系と、結像レンズと、前記集光
    光学系と前記結像レンズの間に設けられ光線を2つの異
    なる波長に分離する2波長分離手段と、2波長の各検出
    素子が1列毎または1行毎に交互に配置された撮像素子
    とを備えたことを特徴とする2波長撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記2波長分離手段が2波長分離ウェッ
    ジであることを特徴とする請求項1記載の2波長撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 被写体の一点から入射する光線が、前記
    2波長分離ウェッジの表面の2波長分離面で反射する第
    1の波長の光線と裏面で反射する第2の波長の光線に分
    離された後、前記第1の波長の光線による像と前記第2
    の波長の光線による像が前記撮像素子上の1画素ずれた
    位置に結像するように前記2波長分離ウェッジの頂角が
    設定されていることを特徴とする請求項2記載の2波長
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記2波長分離手段が2波長分離板と反
    射板との組み合わせであることを特徴とする請求項1記
    載の2波長撮像装置。
  5. 【請求項5】 被写体の一点から入射する光線が、前記
    2波長分離板の波長分離面で反射する第1の波長の光線
    と前記2波長分離板を透過して反射板で反射する第2の
    波長の光線に分離された後、前記第1の波長の光線によ
    る像と前記第2の波長の光線による像が前記撮像素子上
    の1画素ずれた位置に結像するように前記2波長分離板
    に対する前記反射板の傾き角が設定されていることを特
    徴とする請求項4記載の2波長撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記2波長分離手段が、表面が2波長の
    光線の半分を透過し半分を反射するハーフミラー面で裏
    面が2波長分離面であるハーフミラー兼2波長分離ウェ
    ッジと、表面が透過面で裏面が反射面である反射ウェッ
    ジとの組み合わせであることを特徴とする請求項1記載
    の2波長撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体の一点から入射する光線のうち、
    前記ハーフミラー兼2波長分離ウェッジの2波長分離面
    で反射される第1の波長の光線がハーフミラー面で反射
    される2波長の光線に対して前記撮像素子上の1画素ず
    れた位置に結像し、前記反射ウェッジの反射面で反射さ
    れる第2の波長の光線が前記2波長の光線に対して前記
    撮像素子上の前記第1の波長の光線と反対側に1画素ず
    れた位置に結像するように前記ハーフミラー兼2波長分
    離ウェッジと前記反射ウェッジの頂角が設定されている
    ことを特徴とする請求項6記載の2波長撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記2波長分離手段が、表面がハーフミ
    ラー面で裏面が2波長分離面のハーフミラー兼2波長分
    離ウェッジと反射板との組み合わせであることを特徴と
    する請求項1記載の2波長撮像装置。
  9. 【請求項9】 被写体の一点から入射する光線のうち、
    前記ハーフミラー兼2波長分離ウェッジの2波長分離面
    で反射される第1の波長の光線がハーフミラー面で反射
    される2波長の光線に対して前記撮像素子上の1画素ず
    れた位置に結像し、前記反射板で反射される第2の波長
    帯の光線が前記2波長の光線に対して前記撮像素子上の
    前記第1の波長帯の光線と反対側に1画素ずれた位置に
    結像するように、前記ハーフミラー兼2波長分離ウェッ
    ジの頂角と、前記ハーフミラー兼2波長分離ウェッジに
    対する前記反射板の傾き角が設定されていることを特徴
    とする請求項8記載の2波長撮像装置。
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