JP2001200348A - 面疲労強度に優れた歯車対 - Google Patents

面疲労強度に優れた歯車対

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JP2001200348A
JP2001200348A JP2000041973A JP2000041973A JP2001200348A JP 2001200348 A JP2001200348 A JP 2001200348A JP 2000041973 A JP2000041973 A JP 2000041973A JP 2000041973 A JP2000041973 A JP 2000041973A JP 2001200348 A JP2001200348 A JP 2001200348A
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Juichi Ito
樹一 伊藤
Tomonori Haniyuda
智紀 羽生田
Sadayuki Nakamura
貞行 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】面疲労強度に優れた歯車対。 【構成】動力伝達する鋼製の歯車において、歯面の表面
硬さが650〜950HVかつ残留オーステナイト量が
10〜30%である駆動側歯車と、表面の残留オーステ
ナイト量が駆動側歯車よりも7%以上多く、表面硬さが
400HV〜750HV、表面から0.4mm深さの硬
さが650HV〜800HVである従動側歯車からなる
ことを特徴とする優れた面疲労強度が得られる歯車対。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,産業用機械や自動
車用変速機に最適な、面疲労強度に優れた歯車対に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用の変速機に使用される歯車は、
JIS規格のSCr420HやSCM420Hのような
肌焼き鋼を歯車形状に成形した後、浸炭焼入れ焼戻しを
することにより製造されている。
【0003】歯車対において、ピッティングは、駆動側
歯車に多く発生する。このため、駆動側歯車の熱処理あ
るいは表面処理を変えることにより、ピッティング寿命
向上が図られてきた。表面硬さを向上させることによる
ピッティング寿命向上は、炭化物などの析出により実現
されてきたが、硬い炭化物に擦られて、表面粗さが悪化
してピッティング寿命向上には限界がある。このため、
表面粗さを考慮して、軟らかい表面とした場合には、歯
元曲げ疲労強度が低下するため、面疲労強度と歯元曲げ
疲労強度の両立が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
車用変速機に代表される、過酷な条件下で使用される歯
車対であって、歯元曲げ疲労強度を確保しつつ、耐ピッ
ティング性が優れ、長寿命の歯車を実現することのでき
る肌焼鋼を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの第一の発明は、歯面の表面硬さが650〜950H
Vかつ残留オーステナイト量が10〜30%である駆動
側歯車と、表面の残留オーステナイト量が駆動側歯車よ
りも7%以上多く、表面硬さが400HV〜750H
V、表面から0.4mm深さの硬さが650HV〜80
0HVである従動側歯車からなることを特徴とする。
【0006】上記の目的を達成するための第二の発明
は、重量%で、C:0.10〜0.40%,Si:0.
05〜1.50%,Mn:0.3〜1.5%,S:0.
005〜0.500%,Cr:0.3〜5.0%,A
l:0.01〜0.70%,N:0.001〜0.03
0%を含有し,残部実質的にFeからなる鋼を素材とし
て、浸炭あるいは浸炭窒化処理を施し、歯面の表面硬さ
が650〜950HVかつ残留オーステナイト量が10
〜30%である駆動側歯車と、浸炭窒化処理を施した、
表面の残留オーステナイト量が駆動側歯車よりも7%以
上多く、表面硬さが400HV〜750HV、表面から
0.4mm深さの硬さが650HV〜800HVである
従動側歯車からなることを特徴とする
【0007】上記の目的を達成するための第三の発明
は、上記の基本的な合金に加えて、下記のグループの一
つまたは二つ以上の合金成分を、任意に含有することが
できる。Ni:0.05〜3.00%,Mo:0.1〜
5.0%,V:0.01〜0.50%,W:0.05〜
1.00%,Nb:0.005〜0.100%,B:
0.001〜0.005%,Ti:0.01〜0.10
%およびCa:0.001〜0.030。
【0008】
【作用】本発明においては、特に残留オーステナイト量
に注目した。浸炭窒化処理やNiなどの合金を多量に含
有したことにより、表面に軟らかい残留オーステナイト
が多く生成した場合には、歯面の接触により表面が平滑
化し、摩擦力が低下する。歯車表面の摩擦力低下によ
り、すべりと面圧により発生する応力も低下するので、
表面損傷のピッティングが発生しにくくなる。しかし、
歯面が受ける応力は、引張りと圧縮の繰り返しであるた
め、疲労強度が問題になる。疲労強度を向上させるに
は、表面硬さを高くすることが有効であるが、残留オー
ステナイトが多く表面硬さが低い場合には、表面にき裂
が入りやすく、ピッティングが発生する。このため、駆
動側歯車と従動側歯車の残留オーステナイト量をそれぞ
れ変えて試験した結果、我々は、駆動側よりも従動側の
歯車の残留オーステナイト量を多くすることにより、面
疲労強度が向上することを見出した。これは、従動側歯
車の残留オーステナイト量を多くすることにより、ピッ
ティングが問題になっている駆動側歯車の表面硬さは下
がらないのでピッティングは発生しない。また、従動側
歯車は、残留オーステナイト量が増加して、表面硬さが
低下したとしても、もともとピッティングが発生しにく
いのでピッティングは発生しない。そして、浸炭窒化処
理による表面平滑化により摩擦力が低下して、大幅に面
疲労強度を高めることができる。この効果が得られるの
は、駆動側よりも従動側歯車の残留オーステナイト量が
7%以上多くすることが必要である。また、従動側歯車
が内部起点の破壊を起こさないために表面から0.4m
m深さの硬さが650HV以上必要である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に限定理由について説明す
る。
【0010】駆動側歯車の表面硬さ650〜950HV 駆動側歯車の表面硬さが低い場合には、歯元曲げ疲労強
度が低下する。また、表面にき裂が入りやすく、ピッテ
ィングが発生しやすくなる。このため、650HV以上
必要である。浸炭や過共析浸炭の焼入焼戻し材では95
0HV以上の硬さは出しにくいので上限とする。
【0011】駆動側歯車の残留オーステナイト量を10
〜30% 駆動側の残留オーステナイト量が少ない場合には、衝撃
値が低下するため10%以上必要である。残留オーステ
ナイト量が多い場合には、表面硬さが低下するため、歯
元曲げ疲労強度が低下する。このため、30%を上限と
する。
【0012】従動側歯車の残留オーステナイト量は、駆
動側よりも7%以上多い 駆動側より従動側の残留オーステナイト量が多くなけれ
ば、き裂が駆動側に発生してしまう。このため、残留オ
ーステナイト量は、駆動側より従動側歯車の方が7%以
上多くする必要がある。
【0013】従動側歯車の表面硬さ400HV〜750
HV 従動側歯車表面は、硬さがあまり低いと歯元曲げ疲労強
度が低下する。このため400HV以上の表面硬さが必
要がある。しかし、表面硬さが高い場合には、平滑化し
にくくなるので、上限を750HVとする。
【0014】従動側歯車の表面から0.4mm深さの硬
さを650HV〜800HV 歯車の歯面は、すべりと面圧により最大せん断応力が働
き、この部分の硬さが低い場合には、内部起点の破壊に
至る。位置としては、表面から0.4mm付近の場合が
多い。この位置の硬さが低い場合には、歯面にスポーリ
ング破壊が発生するため、表面から0.4mmの硬さは
650HV以上とする。また、800HVを超える硬さ
にはなりにくいので、上限を800HVとする。
【0015】
【発明の成分の形態】本発明は、上記条件において、各
合金成分のはたらきと、組成範囲の限定理由を説明すれ
ば、次のとおりである。 C:0.10〜0.40% 歯車の心部の硬さを確保するため、Cを0.10%以上
存在させる必要がある。C量が高くなると、熱間鍛造で
歯車の素材を得て、これを焼ならした後の硬さが高くな
り過ぎて、切削が困難になる。0.40%が適切な量の
上限である。
【0016】Si:0.05〜1.50% Siは、脱酸に役立つため、少なくとも0.05%は添
加すべきである。しかし、多量の添加は、組成加工時の
加工抵抗が大きくなるほか、浸炭性を低下させるので、
1.50%を上限とする。
【0017】Mn:0.3〜1.5% Mnも脱酸剤であるうえ、焼入性を高める。この効果
は、0.3%以上の添加で明確に得られる。多量に添加
すると焼ならし後の硬さが高くなって、Cについて上記
したところと同じ不利益が出てくるから、上限1.5%
を設けた。
【0018】S:0.005〜0.500% 耐ピッティング性の観点からは、Sはこのましくない存
在ではあるが、その問題が顕著にならない範囲で快削元
素として利用するのが得策である。0.005%は被削
性改善が認められる下限として、0.500%は耐ピッ
ティング性を損なわない上限として、それぞれ選択し
た。
【0019】Cr:0.3〜5.0% Crは表面のC濃度を高めて浸炭を促進する。しかし、
この効果が過ぎると浸炭異常層が発生し、粒界酸化を招
いて硬さの低い部分ができてしまう。0.3〜5.0%
の範囲は、これらの兼ね合いで定めた。
【0020】Al:0.01〜0.70% 窒化物生成による結晶粒微細化のため、0.01%以上
の添加が必要である。しかし、多量の添加をすると、圧
延時に地疵が多く発生して好ましくない。0.70%が
限度である。
【0021】N:0.001〜0.030% Nは、鋼中でAl,B、Tiと窒化物を生成して、結晶
粒を微細化する。しかし、多量の添加は、窒化物を粗大
化させる。このため、0.001〜0.030%とし
た。
【0022】また、強度を高めるため、下記の元素の1
種または2種以上を含有することができる
【0023】Ni:0.05〜3.00% Niは靭性を高める効果があるから、必要に応じて、効
果が明確になる0.2%以上の量を添加する。被削性に
とっては不利な成分で、3.00%が実用上の限度であ
る。
【0024】Mo:0.1〜5.0% Moは浸炭層の焼入性を大幅に増大させ、不完全焼入層
を生成を抑制するのに有効な元素である。また、炭化物
生成元素でもあるので表面硬さをより高めることができ
る。しかし、多量に添加してもこれらの効果は飽和す
る。このため、Moは、0.1〜5.0%の範囲とす
る。
【0025】V:0.01〜0.50% 鋼中で炭窒化物を形成してSiの偏析を抑制し、疲労寿
命のばらつきを防止するのに有効な元素である。この効
果を発揮するにはV含有量0.01%以上を必要とす
る。しかし、過剰に添加してもその効果は飽和し、鋼の
変態点をたかめるので、0.50%を上限とする。
【0026】W:0.05〜1.00% 炭化物を形成して耐摩耗性を確保する。この効果が明確
に得られる下限値の、0.05%以上添加することが好
ましい。多量に添加すると、被削性を低下させるので、
上限を1.00%とする。
【0027】Nb:0.005〜0.100% Nbは、結晶粒の微細化ないし粗大化防止に有効であ
る。その効果は、0.005%の少量から認められ、
0.100%に至ると飽和する。
【0028】B:0.001〜0.005% Bは、微量添加でいちじるしく焼入を向上させるととも
に粒界のP偏析を抑制し、靭性を改善する効果がある。
この効果は、0.001%未満の含有量ではその効果は
少なく、0.005%を超えて含まれてもその効果は飽
和し、また赤熱脆性を起こす。
【0029】Ti:0.01〜0.10% 強力な窒化物生成による結晶粒微細化のため、0.01
%以上の添加が必要である。しかし、多量の添加は、巨
大な窒化物が生成により歯車の強度を低下させる。この
ため、上限を0.10%と規定する。
【0030】Ca:0.001〜0.030 強力な脱酸剤であるとともに硫化物を微細な粒状に析出
させるので衝撃抵抗を向上させる。これらの効果は、
0.001%以上の添加が必要であるが、多量に添加さ
れた場合には、効果が飽和するため、0.030%を上
限とする。
【0031】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明する。表
1に示す肌焼鋼を溶製後,熱間圧延により直径92mm
の丸棒を製造した。次いで、はすば歯車試験片(モジュ
ール2.5 圧力角20度 ねじれ角25度 歯幅12
mm 駆動側26枚 従動側30枚)を作製した。次
に、図1に示す浸炭焼入(表面炭素濃度0.8〜1.5
%)あるいは、図2に示す浸炭窒化(表面炭素濃度0.
8〜1.2%,窒素濃度0.1〜1.0%)焼入れ後に
焼戻処理(160℃×2hr)した。発明例4〜12と
比較例BCDには、ショットピーニング処理を施した。
また、発明例5〜15と比較例CDEは、表面を0.1
mm研削した。硬さは、歯車のピッチ点で測定し、表面
硬さは、0.05mm深さの硬さを測定した。残留オー
ステナイト量は、歯面をX線回折装置で測定した。歯車
試験は、トルク300Nm、回転数3000rpm、油
温130℃とした。寿命は、ピッティング面積率が3%
以上となった時とした。試験結果を表2に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】表2から明らかなように、比較例A〜Cの
ように駆動側と従動側歯車の残留オーステナイト量が同
じ(従動側−駆動側=0)歯車対あるいは、比較例D、
Eのように駆動側歯車の表面硬さが低く、かつ駆動側歯
車の残留オーステナイト量が多い歯車対はピッティング
寿命が低いことを示している。これにたいし本発明例1
〜15のように所定の表面硬さに調整し、かつ駆動側よ
りも従動側の残留オーステナイト量を多くした歯車対で
は、歯車ピッティング寿命が比較例の歯車対に比べて数
倍以上に延びていることがわかる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、歯車対の残留オーステナイト
量に注目して、ピッティングが発生しにくい従動側歯車
の残留オーステナイト量を多くすることによって、面疲
労強度に優れた歯車対を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施例にて用いた浸炭焼入焼戻し処理の
説明図
【図2】発明の実施例にて用いた浸炭窒化焼入焼戻し処
理の説明図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 8/32 C23C 8/32 F16H 55/06 F16H 55/06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達する鋼製の歯車において、歯面
    の表面硬さが650〜950HVかつ残留オーステナイ
    ト量が10〜30%である駆動側歯車と、表面の残留オ
    ーステナイト量が駆動側歯車よりも7%以上多く、表面
    硬さが400HV〜750HV、表面から0.4mm深
    さの硬さが650HV〜800HVである従動側歯車か
    らなることを特徴とする面疲労強度が優れた歯車対。
  2. 【請求項2】 重量%で、C:0.10〜0.40%,
    Si:0.05〜1.50%,Mn:0.3〜1.5
    %,S:0.005〜0.500%,Cr:0.3〜
    5.0%,Al:0.01〜0.70%,N:0.00
    1〜0.030%を含有し,残部実質的にFeからなる
    鋼を素材として、浸炭あるいは浸炭窒化処理を施し、歯
    面の表面硬さが650〜950HVかつ残留オーステナ
    イト量が10〜30%である駆動側歯車と、浸炭窒化処
    理を施した、表面の残留オーステナイト量が駆動側歯車
    よりも7%以上多く、表面硬さが400HV〜750H
    V、表面から0.4mm深さの硬さが650HV〜80
    0HVである従動側歯車からなることを特徴とする面疲
    労強度が優れた歯車対。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の合金に加え、Ni:
    0.05〜3.00%,Mo:0.1〜5.0%,V:
    0.01〜0.50%,W:0.05〜1.00%,N
    b:0.005〜0.100%,B:0.001〜0.
    005%,Ti:0.01〜0.10%,Ca:0.0
    01〜0.030から選んだ1種または2種以上を含有
    し,残部実質的にFeからなる鋼を素材として、浸炭あ
    るいは浸炭窒化処理を施し、歯面の表面硬さが650〜
    950HVかつ残留オーステナイト量が10〜30%で
    ある駆動側歯車と、浸炭窒化処理を施した、表面の残留
    オーステナイト量が駆動側歯車よりも7%以上多く、表
    面硬さが400HV〜750HV、表面から0.4mm
    深さの硬さが650HV〜800HVである従動側歯車
    からなることを特徴とする面疲労強度が優れた歯車対。
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