JP2001196819A - アンテナの作製方法 - Google Patents

アンテナの作製方法

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JP2001196819A
JP2001196819A JP2000003378A JP2000003378A JP2001196819A JP 2001196819 A JP2001196819 A JP 2001196819A JP 2000003378 A JP2000003378 A JP 2000003378A JP 2000003378 A JP2000003378 A JP 2000003378A JP 2001196819 A JP2001196819 A JP 2001196819A
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Hiroshi Ito
弘 伊藤
Tadao Ishibashi
忠夫 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波用の立体アンテナをより簡易に作製す
る。 【解決手段】半導体基板1上に、所定の形状の有機膜2
を形成する工程と、基板1と有機膜2にまたがって、台
座部4とアンテナ部5を有する所定の形状の金属膜3を
形成する工程と、有機膜2を除去して基板1とアンテナ
部5との間に間隙7を形成する工程と、アンテナ部5を
基板1に対し垂直に変形させる工程とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波用の立体ア
ンテナを簡易に作製するアンテナの作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】信号を電磁波として空間に放射するため
のアンテナは、通信や放送などの様々な分野で多く用い
られている。近年のエレクトロニクス技術の進歩によ
り、より高い周波数の信号を扱うことができるようにな
ってきたため、より短波長用の、すなわち、より小さい
寸法のアンテナが用いられるようになってきている。
【0003】アンテナの寸法がある程度以下の場合に
は、素子作製のコスト、歩留まり、生産性、再現性など
についてさらなる改善を図るため、確立された優れた製
造技術である半導体プロセス技術を適用してアンテナを
作製する手法が好適である。
【0004】例えば、実効屈折率を3とした場合、周波
数10GHzの信号の半波長は5mmとなり、この程度
の電磁波を送受信できる寸法のアンテナを作製すること
は、既存の半導体プロセスにとって何ら支障はない。
【0005】また、アンテナ寸法は波長に比例して縮小
するため、特に周波数が高い領域において、人手による
アンテナの作製、取り扱いが困難になることも、半導体
プロセスの適用が好適である理由となる。
【0006】さらに、高周波になればなるほど、素子と
アンテナとの結合部などの伝送線路構造の不完全性が信
号の伝搬特性に与える影響が大きいため、種々の素子と
アンテナを半導体プロセスによりモノリシック集積化す
ることがより重要となる。
【0007】用いられるアンテナの種類に関しては、基
板面に概ね平行に各種形状の金属膜を形成した、いわゆ
る「平面アンテナ」が従来の半導体プロセス技術を適用
して比較的容易に作製できるため、多く用いられてい
る。
【0008】しかしながら、平面アンテナでは、基板上
に形成したアンテナとして機能する金属膜の直上は空間
(通常は空気)であるため、原理的に電波は屈折率の高
い基板裏面方向により強く放射される。したがって、基
板裏面にグラウンドを設けて電波を反射させるなどの構
造上の工夫の必要が生じたり、電波を基板裏面から取り
出す場合は実装等の面での工夫が必要であるという課題
があった。
【0009】また、基板裏面にグラウンドを設ける場合
には、アンテナとしての特性の低下を防ぐため、基板厚
さを薄く留める必要があるといった制約が生じるなどの
課題もあった。これに対し、基板面に概ね垂直に各種形
状の金属を形成した、いわゆる「立体アンテナ」も構成
可能である。
【0010】モノポールアンテナなどの立体アンテナ
は、導波管との結合が容易であるため、超高周波応用の
分野では多く用いられている。従来の立体アンテナの作
製においては、基板上に針状金属のウィスカーを立てる
手法が一般的であった。この方法で、数百GHzまでの
電磁波を送受信するアンテナが実現されている。しか
し、この方法では、個々の金属ウィスカーを人手により
基板に接触させて設けるため、生産性、再現性に乏し
く、大量生産には適していない。また、コスト面でも課
題があった。
【0011】これに対し、上記の平面アンテナと同様
に、立体アンテナについても半導体プロセスを適用する
ことが好適である。
【0012】図8(a)〜(e)は、半導体プロセスを
用いた従来の立体アンテナの作製方法の一例の工程断面
図である。
【0013】まず、図8(a)に示すように、基板81
上に、開口部82を有する所定の形状に平坦化のための
ポリイミドなどからなる有機膜83を形成する。
【0014】その開口部82内に金属の柱をリフトオフ
で形成する。
【0015】すなわち、図8(b)に示すように、有機
膜83上に、開口部84を有する所定の形状にレジスト
膜85を形成した後、金属膜86を形成すると、金属膜
86はレジスト膜85上と有機膜83の開口部82内に
形成される。次いで、レジスト膜85をその上の金属膜
86といっしょに除去すると、図8(c)に示すよう
に、有機膜83の開口部82内に金属柱87が形成され
る。
【0016】1度に形成できる金属柱87の高さは、メ
ッキ等の技術を駆使した場合でも、概ね20〜30μm
程度が上限であるため、図8(d)、(e)に示すよう
に、この工程を適宜繰り返す必要がある。金属柱87部
分がしだいに高くなるに従い、レジスト膜85の下地の
平坦性が無くなり、レジスト膜85のパタン形成が困難
になる。これを防ぐ意味で、金属柱87周辺を、図8
(b)に示したように、ポリイミドなどの有機膜83で
平坦化しておくことが好適である。このような工程を繰
り返すことで、金属柱87の合計の高さを数百μm程度
まで形成することが可能である。なお、金属柱87の周
辺の屈折率を下げるために、平坦化に用いた有機膜83
は最終的に除去する。図8(e)において、88は金属
柱87で構成されたアンテナである。
【0017】このようにして、半導体プロセスを用い、
微小な立体アンテナを同時に大量に再現性良く製造する
ことができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
図8で示した方法では、有機膜83の形成、レジスト膜
85の形成、金属柱87の形成からなる工程を数十回繰
り返さなければならず、結果として、工程数が多く、コ
ストと時間がかかることが大きな課題であった。
【0019】本発明の課題は、この従来技術における課
題を解消するものであって、高周波用の立体アンテナを
より簡易に作製する方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明のアンテナの作製方法は、基板上に、台座部
とアンテナ部を有する所定の形状の導電膜を形成する工
程と、前記基板と前記導電膜のアンテナ部との間に間隙
を形成する工程と、前記アンテナ部を前記基板に対し概
ね垂直に変形させる工程とを有することを特徴とする。
【0021】また、前記間隙を形成する工程が、前記基
板に対し選択的に除去できる薄膜を、前記導電膜を形成
する前に前記基板と前記アンテナ部との間に形成する工
程と、前記導電膜の形成後に前記薄膜を除去する工程と
を含んでなることを特徴とする。
【0022】また、前記間隙を形成する工程が、前記ア
ンテナ部の直下の前記基板の領域をエッチングにより除
去する工程であることを特徴とする。
【0023】また、前記導電膜の前記台座部と前記アン
テナ部との境界部が、前記台座部、前記アンテナ部の少
なくとも一方に比べて、少なくとも、膜厚が薄いか、幅
が狭くなっていることを特徴とする。
【0024】さらに、前記垂直に変形させる工程が、前
記アンテナ部に、液体を霧状に噴霧する工程、もしくは
気体を吹き付ける工程を含んでなることを特徴とする。
【0025】このような構成により、簡易な方法で高周
波用の立体アンテナを再現性、制御性良く、短時間、低
コストで作製することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下で説明する図面
で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0027】実施の形態1図1(a)〜(d)は、本発
明の実施の形態1のアンテナの作製方法の工程断面図で
ある。本実施の形態では、モノポールアンテナと呼ばれ
る立体アンテナの例を示す。
【0028】まず、図1(a)に示すように、半絶縁性
のInP基板1上に、基板1に対し選択的に除去できる
薄膜、ここではPMGI(poly-dimethyl-glutarimid
e)膜からなる所定の形状に形成(パターニング)した
有機膜2を形成する。PMGIは感光性があるので、通
常の露光プロセスでパタンを形成できる。
【0029】次に、図1(b)に示すように、InP基
板1と有機膜2のパタンとにまたがって、所定の形状に
形成した導電膜、例えば金属膜3を形成する。金属膜3
は、通常のフォトレジストを用いたリフトオフ法で形成
した。金属膜3としては、ここでは、低抵抗のAu(上
層)と、InP基板1との密着性を向上させるための薄
いTi膜(下層)からなる2層構造を用いた。金属膜3
の構成は、アンテナの特性に影響がない範囲で、低抵抗
な他の金属種を用いたものであってもよい。
【0030】図2は、図1(b)の金属膜3の平面形状
を示す上面図である。
【0031】本実施の形態では、図2に示すような平面
形状に金属膜3を形成した。図1(b)、図2に示すよ
うに、台座部4がInP基板1に接しており、アンテナ
部5および境界部6が有機膜2上に形成されている。ま
た、台座部4とアンテナ部5との境界部6は、台座部4
とアンテナ部5よりも金属膜3の幅を狭くしている。し
たがって、境界部6は、台座部4とアンテナ部5に比べ
て機械的に曲がりやすくなっており、後ほど述べる「変
形(曲げ)」工程において、アンテナ部5を容易に垂直
に変形させるために有効である。
【0032】次に、図1(c)に示すように、有機膜2
をリムーバー(すなわち、除去液、ストリッパ)で除去
する。この工程により、アンテナ部5と境界部6は基板
1から剥離し、間隙7が形成され、一方、台座部4は基
板1に密着したままとなる。
【0033】最後に、図1(d)に示すように、アンテ
ナ部5を基板1に対して垂直になるように変形させる。
なお、アンテナ部5は基板1に対して厳密に垂直でなく
ても概ね垂直に形成することも可能である。
【0034】変形の方法については、実体顕微鏡で観察
しながらピンセットで行うことができる。また、適宜の
治具、例えばアンテナと同一間隔に多数の突起部を設け
た板等を用いてアクチュエータにより自動的に多数個の
アンテナを同時に変形させる手法も工業的に有効であ
る。また、基板1の斜め側方、例えば水平より少し上方
向から、アルコールやアセトン等の液体を霧状に噴霧し
たり、空気、窒素などの気体を吹き付けたりすることに
より、多数の金属アンテナを同時に変形させることも可
能である。また、これらの手法を適宜組み合わせて用い
ることもできる。いずれの場合においても、アンテナ長
は、形成された金属膜3のパタンで決定されており、そ
の特性の再現性は良好となる。アンテナ部5を起こすア
ンテナ変形工程は、基板1を切断して各アンテナ素子を
切り分けた後に行うこともできる。用いる切断の手法に
よっては、基板1上に予め突起物(アンテナ部)がない
方が良い場合もあるので、切断のタイミングは適宜選択
して構わない。
【0035】図3(a)は、図2とは別の金属膜3の平
面形状を示す上面図、(b)はその側面図である。
【0036】図3に示すように、台座部4、アンテナ部
5の両方、もしくは一方の金属膜3の厚さを厚くしてお
くことも好適である。これは、厚くする部分にのみ、再
度金属膜を形成することで達成できる。これにより、図
2と同様に、境界部6は台座部4とアンテナ部5に比べ
て機械的に曲がりやすくなっており、前記「曲げ」工程
において、アンテナ部5を容易に垂直に変形させるため
に有効である。なお、図2(境界部6の幅を狭くする)
および図3(境界部6の膜厚を薄くする)に示した形状
は、同時に採用することが可能であり、その方がより効
果的である。ここでは、図3(a)に示すように、境界
部6の幅を、台座部4とアンテナ部5に比べて狭くして
いる。
【0037】なお、本実施の形態では、除去可能な有機
膜2としてPMGIを用いたが、これ以外の膜、例えば
PMMA(ポリメチルメタアクリレイト)、ポリイミ
ド、BCB(ビスベンゾシクロブテン樹脂)などの有機
膜を用い、これをリムーバーや酸素プラズマで除去する
などの、公知の膜および除去手段を適宜用いることが可
能である。
【0038】実施の形態2図4(a)〜(d)は本発明
の実施の形態2のアンテナの作製方法の工程断面図であ
る。本実施の形態でも、モノポールアンテナと呼ばれる
立体アンテナの例を示す。図5は、図4(a)の金属膜
3の平面形状を示す上面図である。
【0039】まず、図4(a)に示すように、半絶縁性
のGaAs基板1上に、所定の形状に金属膜3を形成す
る。この金属膜3は、通常のフォトレジストを用いたリ
フトオフ法で形成した。図5に金属膜3の平面形状を示
す。図5において、4は最終的に基板1に接する台座
部、5はアンテナ部である。また、図2、図3に金属膜
3の平面形状を示した実施の形態1とは異なり、台座部
4とアンテナ部5との境界部6で、金属膜3の幅を狭く
していない。しかし、図5に示すように、台座部4の幅
をアンテナ部5の幅に比べて広くしているので、境界部
6は、台座部4とアンテナ部5に比べて機械的に曲がり
やすくなっており、「曲げ」工程において、アンテナ部
5を容易に垂直に変形させるために有効である。もちろ
ん、図5の境界部6を、実施の形態1の図2に示したよ
うに幅を狭くしたり、図3に示したように膜厚を薄くし
たりすることは好適である。
【0040】次に、図4(b)に示すように、アンテナ
部5を囲うように、開口部8を有する所定の形状にレジ
スト膜9を形成する。
【0041】図6は、図4(b)の上面図であり、金属
膜3のアンテナ部5の直下の基板1をエッチングする際
のエッチングマスクであるレジスト膜9の開口部8の配
置を示す。
【0042】次に、図4(b)の開口部8を有するレジ
スト膜9をマスクとして用いて基板1をエッチングす
る。このとき、等方的なエッチング手法を用い、かつ、
エッチング深さをアンテナ部5の幅の1/2よりも深く
すれば、図4(c)に示すように、アンテナ部5の直下
の基板1の一部の領域は除去され、金属膜3のアンテナ
部5は基板1から剥離される。10は除去されてできた
基板1の凹部である。一方、台座部4は基板1に密着し
たままである。GaAs基板1に対する等方的なエッチ
ング液としては、例えば硫酸:30%過酸化水素水:水
=1:10:1(容積比)を用いることができるが、こ
れ以外にも様々な公知のエッチング液やドライエッチン
グ手法を用いることができる。
【0043】最後に、図4(d)に示すように、実施の
形態1と同様にして、アンテナ部5を基板1に対して垂
直になるように変形させることで、アンテナが完成す
る。
【0044】図7(a)は、図4〜6とは別の金属膜3
の平面形状を示す上面図、(b)はその側面図である。
【0045】図7に示すように、境界部6は台座部4と
アンテナ部5に比べて膜厚が薄く形成され、機械的に曲
がりやすくなっており、前記「曲げ」工程において、ア
ンテナ部5を容易に垂直に変形させるために有効であ
る。なお、ここでは、台座部4とアンテナ部5に再度金
属膜を形成することにより、膜厚を厚くしている。ま
た、図7(a)に示すように、境界部6の幅を、台座部
4とアンテナ部5に比べて狭くしている。
【0046】以上本発明を実施の形態に基づいて具体的
に説明したが、本発明は上記各実施の形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0047】例えば、上記各実施の形態1、2で述べた
金属膜3の形状、構成、変形手法などについては、適宜
好適なものを選択し、組み合わせて用いることができる
ことは言うまでもない。
【0048】また、上記各実施の形態1、2では、モノ
ポールアンテナの作製例について記したが、他の形状の
アンテナであっても同様の手法で形成することができ
る。
【0049】また、基板1については、InPおよびG
aAsの場合について述べたが、Si、Ge、サファイ
ア、セラミックス、など他の材料であってもよい。
【0050】また、上記各実施の形態1、2では、アン
テナを構成する膜として、金属膜3を用いたが、例えば
透明導電膜やグラファイト等の導電膜を用いてもよい。
【0051】また、基板1上にアンテナ以外に他の半導
体素子が形成されている場合であっても、全く同様の手
法で、アンテナ集積素子を形成できることは明らかであ
る。例えば、特開平9−275224号公報に記載され
た高出力フォトダイオードと本発明のアンテナをモノリ
シック集積化し、これにマイクロ波信号により変調され
た光信号を入力させることにより、簡易な構成でマイク
ロ波発信源を構成することができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
の作製方法によれば、多数回の複雑な工程を用いること
なく、簡易なプロセスで、制御性、再現性良く、低コス
トで短時間に、高周波用の立体アンテナを作製すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のアンテナの作製方法の
工程断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の金属膜の平面形状を示
す上面図である。
【図3】本発明の実施の形態1の別の金属膜の平面形状
を示す上面図と側面図である。
【図4】本発明の実施の形態2のアンテナの作製方法の
工程断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2の金属膜の平面形状を示
す上面図である。
【図6】本発明の実施の形態2の基板のエッチングマス
クの配置を示す上面図である。
【図7】本発明の実施の形態2の別の金属膜の平面形状
を示す上面図と側面図である。
【図8】従来のアンテナの作製方法の一例の工程断面図
である。
【符号の説明】
1…半導体基板、2…有機膜、3…金属膜、4…台座
部、5…アンテナ部、6…境界部、7…間隙、8…開口
部、9…レジスト膜、10…凹部、81…基板、82…
開口部、83…有機膜、84…開口部、85…レジスト
膜、86…金属膜、87…金属柱、88…アンテナ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、台座部とアンテナ部を有する所
    定の形状の導電膜を形成する工程と、前記基板と前記導
    電膜のアンテナ部との間に間隙を形成する工程と、前記
    アンテナ部を前記基板に対し概ね垂直に変形させる工程
    とを有することを特徴とするアンテナの作製方法。
  2. 【請求項2】前記間隙を形成する工程が、前記基板に対
    し選択的に除去できる薄膜を、前記導電膜を形成する前
    に前記基板と前記アンテナ部との間に形成する工程と、
    前記導電膜の形成後に前記薄膜を除去する工程とを含ん
    でなることを特徴とする請求項1記載のアンテナの作製
    方法。
  3. 【請求項3】前記間隙を形成する工程が、前記アンテナ
    部の直下の前記基板の領域をエッチングにより除去する
    工程であることを特徴とする請求項1記載のアンテナの
    作製方法。
  4. 【請求項4】前記導電膜の前記台座部と前記アンテナ部
    との境界部が、前記台座部、前記アンテナ部の少なくと
    も一方に比べて、少なくとも、膜厚が薄いか、幅が狭く
    なっていることを特徴とする請求項1、2、または3記
    載のアンテナの作製方法。
  5. 【請求項5】前記垂直に変形させる工程が、前記アンテ
    ナ部に、液体を霧状に噴霧する工程、もしくは気体を吹
    き付ける工程を含んでなることを特徴とする請求項1、
    2、3、または4記載のアンテナの作製方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7699235B2 (en) 2004-08-31 2010-04-20 Fujitsu Limited RFID tag, RFID-tag antenna, RFID-tag antenna sheet, and method of manufacturing RFID tag
CN102055055A (zh) * 2009-11-04 2011-05-11 纬创资通股份有限公司 制作天线的方法
JP2013214939A (ja) * 2012-03-08 2013-10-17 Canon Inc 電磁波を放射または受信する装置

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