JP2001190751A - 遊技機用発光装置 - Google Patents

遊技機用発光装置

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JP2001190751A
JP2001190751A JP2000004022A JP2000004022A JP2001190751A JP 2001190751 A JP2001190751 A JP 2001190751A JP 2000004022 A JP2000004022 A JP 2000004022A JP 2000004022 A JP2000004022 A JP 2000004022A JP 2001190751 A JP2001190751 A JP 2001190751A
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兼久 肝付
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 斬新で興趣ある発光態様等を有し、装飾性の
高い遊技機用発光装置を提供する。 【解決手段】 遊技機用風車として基体12に組み込ま
れた発光ユニット10によって、回転体19の基体12
に対向する内面に向けて光が照射され、回転体19に形
成された金属光沢層225に照射されて多方向に反射さ
れる。このように反射される間接光は、回転体19自身
に又は該回転体19と基体12との間に形成された光導
出部より間接光として導出される。これにより、回転体
19自身に又は該回転体19と基体12との間に形成さ
れた光導出部より導出される間接光は、金属光沢層22
5により光量の低下を伴わずに反射され、十分な照度が
維持された状態で回転体19または基体12近傍を照射
することとなる。遊技者が回転体19又は基体12を見
た場合、金属光沢層225により直接遊技者側に反射さ
れる間接光により回転体19が部分的に、又は回転体1
9全体が煌き等の装飾態様を伴って見えることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は点灯の態様を種々に変化
させる遊技機用発光装置、さらにそれを用いた遊技機に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、遊技者の興趣
を高めるために装飾に関する様々な部品が使用されてお
り、遊技状態に合わせてその装飾形態を変化させるもの
が使用されている。また、それら装飾部品を遊技状態に
合わせた装飾態様とすることで、遊技者は到来する遊技
状態を予測しながら興趣ある遊技を行うことができる。
そのような遊技状態の変化を(例えば、大当りになる可
能性が高いということを)例えば液晶ディスプレー等の
可変表示装置の表示態様を特定のものとすることで示唆
したり、或いはLEDの点灯等によって遊技者に促すと
いった方法が用いられているが、このような遊技状態の
演出の一般的手法はある程度浸透し、斬新さが低下して
きている。
【0003】また、遊技機内に備えられる種々の部品に
よる遊技状態の演出によって遊技者はある程度興趣ある
遊技を行うことができるが、このような遊技機の部品の
設置に関しては、コスト、設置スペース、装飾性等の様
々な検討が必要であり、制約を受けるものであった。他
方では、従来と類似する表示態様や装飾性の低いもので
は遊技者は飽きやすく、興趣ある遊技機を提供するには
斬新で装飾性の高い部品等が要求されることとなり、こ
のような問題を全て解決する遊技機の部品の提供は困難
であった。
【0004】そのような上記の問題を解決するために、
例えば特開平11−235424なるものが提供されて
いる。この遊技機用風車は、ロート状の窪部に透孔を設
け、発光体からの照射光を前側から視認できるように形
成されるものである。この遊技機用風車によると、遊技
機用風車において発光体及び窪部に形成される鏡面によ
って光が前側に照出されるため風車が発光したように見
え、興趣の向上という意味ではある程度意義のあるもの
である。しかしながら、この構成では、発光体から照出
される光の方向はほぼ前面に限定され、発光体により直
接或いは間接的に風車近傍を照射して遊技盤等を光らせ
る作用は伴わないものである。さらに、発光色について
は示唆されておらず、ましてや複数の混合色が遊技機用
役物に付与され、かつ多種の装飾効果を付与できる間接
光によって役物近傍等を照射するという手法は、上記し
た従来の技術からは容易に推測することができないもの
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決すべき課
題は、斬新な発光態様等を有する装飾性の高い遊技機用
発光装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】以上のよ
うな課題を解決するために本発明の遊技機用発光装置
は、遊技機に取り付けて使用される発光装置であって、
遊技機の遊技盤上に取り付けられるとともに光導出部を
有する役物本体部と、その役物本体部に組み込まれると
ともに、発光色の異なる複数の光源を集合配置した発光
部を有し、各発光部からの光が混合された混合光を照射
光として照出する発光ユニットとを備え、役物本体部に
おいて照射光を少なくとも部分的に遮る遮光部を有し、
該遮光部には照射光を少なくとも部分的に反射する反射
部が発光ユニットに面して形成され、反射部による反射
光が間接光として光導出部より導出されることを特徴と
する。
【0007】このようにすると、発光ユニットからの混
合された照射光が遮光部における反射部材によって反射
され、役物本体近傍をその反射光によって効果的に照ら
すことができる。このような間接光は発光ユニットから
の直接光と比較して、反射媒体(例えば役物本体を構成
する部品)による作用が加わり、間接光による照射位置
(例えば遊技盤、遊技機における種々の部品等)に特殊
な反射効果(反射媒体の材質、表面形状等に起因する照
射態様の変化等の効果)等がもたらされ、斬新で幻想的
な遊技状態が演出されることとなる。
【0008】さらに本発明は、遊技盤の盤面に取り付け
られる基体と、該基体に対し、遊技盤面との交差する軸
線回りに回転可能に取り付けられ、流下する遊技球を受
けて回転する回転体と、基体に取り付けられ、発光色の
異なる複数の光源を集合配置した発光部を有し、各発光
部からの光が混合された混合光を照射光として照出する
発光ユニットと、を備え、回転体自身に及び/又は基体
と回転体との間に形成された光導出部より混合光が導出
される遊技機用発光装置を提供する。
【0009】このように、回転体とともに発光ユニット
を備え、回転体自身に及び/又は基体と回転体との間に
形成された光導出部より混合光が導出されるようにする
ことで、回転体自体の回転による装飾と、発光ユニット
からの混合光による装飾とが相乗的に作用し、極めて斬
新で興趣の高い装飾態様となる。
【0010】また、混合光とされることで、発光色を様
々に選定できるため回転体及びその近傍を多用な色彩に
て演出することができる。さらに、発光色の異なる複数
の光源からの混合光が、光導出部により導出されるた
め、光導出部の通過時においてそれらの混合の度合いが
高められ、導出光は均一な発光色を呈するものとなる。
【0011】基体の少なくとも一部分において、金属光
沢を有し照射光を反射可能とする金属光沢層を備えるこ
とができる。さらに、基体を遊技盤の盤面方向におい
て、回転体の外縁よりも外側に膨出する膨出部を含むよ
うに形成し、その膨出部の表面に金属光沢層を備えるよ
うにしてもよい。
【0012】基体における金属光沢層を介して間接光が
付与されるため、発光態様が金属光沢層の状態(基体の
材質、金属光沢層の材質、金属光沢層の表面形状等の状
態)の影響を受けて様々に変化することとなり、興趣の
盛り上げに貢献する。
【0013】さらに回転体において、回転軸に対して略
直角方向に突出し、該回転体を回転させるための突出部
材を設け、その突出部材の少なくとも一部において金属
光沢層を形成するようにしてもよい。突出部材に設けら
れる金属光沢層により、回転体自体のデザイン性が向上
するとともに、その突出部材において少なくとも部分的
に反射される間接光により回転体に煌き等の装飾態様が
伴われる。また、遊技球の流下を受けて回転体が回転す
ることにより、突出部材における金属光沢層とその金属
光沢層による間接光等により、回転体の静止時とは別の
装飾態様が生まれるため、新たな装飾パターンが生ま
れ、興趣の向上に大いに寄与する。
【0014】また、基体との間に遊技球の受け入れスペ
ースとなる隙間が形成されるように配置される前面プレ
ートを備え、かつ突出部材が、隙間内において該前面プ
レートと一体回転可能に設けられ、かつ回転軸線の回り
に所定の角度間隔で複数配置される羽根部材を含んで構
成されるようにすることができる。このように突出部材
が羽根部材を有し、その羽根部材に金属光沢層を形成す
ることで、照射光を受けて煌き等を伴い装飾性の高い羽
根を有する遊技機用風車を構成できる。
【0015】また、基体に組み込まれた発光ユニット
を、回転体の基体に対向する内面に向けて光源からの光
を照出するものとし、突出部の少なくとも一部に金属光
沢層を形成し、その金属光沢層による反射光を、回転体
自身に又は該回転体と基体との間に形成された光導出部
より間接光として、導出するようにしてもよい。
【0016】このようにすると、回転体自身に又は該回
転体と基体との間に形成された光導出部より導出される
間接光は、突出部の少なくとも一部に形成された金属光
沢層により、光量の低下を伴わずに反射されて、十分な
照度が維持された状態で回転体または基体近傍を照射す
ることとなる。なお、基体等に反射媒体(回転体、又は
回転体に形成される金属光沢層)の影響が付与された間
接光を照射することができるため、基体等に種々の発光
態様が生まれることとなる。さらに、遊技者が回転体又
は基体を見た場合、金属光沢層により直接遊技者側に反
射される間接光により回転体が部分的に、又は回転体全
体が煌き等の装飾態様を伴って見えることとなる。
【0017】また発光ユニットからの照射光を散乱させ
つつ透過させる散乱透過部が、基体及び回転体の少なく
とも一方に設けられるようにすることができる。これに
より、発光ユニットからの照射光が多方向に散乱され
て、散乱透過部自体が独特の発光態様を有するととも
に、散乱光により回転体及び基体近傍への照度が増大
し、一層鮮やかな装飾態様を生み出す。
【0018】散乱透過部は、該散乱透過部を介して発光
ユニットを見たときに、その発光部の輪郭が視認できな
い程度に照射光を散乱させるようにすることができる。
このようにすると、電気部品としての発光ユニットが視
認不可能とされるため、デザイン性があまり重視されな
い電気部品等の輪郭が隠されることとなり、遊技機の装
飾を損なうことがなくなる。また、散乱透過部は、透光
性の基材中に空隙及び光散乱粒子体の少なくともいずれ
かを分散させるようにすることで散乱透過部を容易に構
成することができ、この構成に伴うコストも低廉なもの
となる。
【0019】また、散乱透過部は、照射光の受光側の表
面及び/又はこれと反対側の表面に、光散乱を生じさせ
るための凹凸パターンが形成されるようにすることがで
きる。このように、凹凸パターンが表面に形成される散
乱透過部とすることで、散乱透過部の構成を簡素にする
ことができるとともに、その凹凸パターンの形成方法に
より、散乱態様を使用状況に合わせて種々に設定でき
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
示す実施例を参照しつつ説明する。図1には本発明の実
施形態の一例となる遊技機用発光装置1(以下単に発光
装置1とも言う)としての風車44の構造例を示してい
る。この風車44から後述の発光ユニット10を除いた
部分が役物本体部である。なお、ここでいう役物とは遊
技機において特別な仕掛けを持った入賞口のみならず、
上記風車44のように特別な仕掛けを持った補助部品、
装飾部品をも含めそれらの総称としている。風車44の
遊技における機能としては図9に示されるように遊技盤
前面において備えられ、弾球の接触に伴い回転し、装飾
性を高める効果を有している。なお、発光ユニット10
を有する役物は、本発明の一態様として発光役物と称す
ることができる。
【0021】図1に示されるように、風車44は発光ユ
ニット10を備え、遊技盤前面に固定される基体12に
形成された孔12aにその発光ユニット10を貫通させ
て遊技盤前面に突出させる。その発光ユニット10は遊
技盤後部に備えられる基板11に端子群15を固定さ
れ、その端子群15に接続される配線17はコネクタ1
3を介して図示しない発光制御装置(なお、発光制御装
置については後述する)に接続される。遊技盤後部に備
えられる基板11と、遊技盤前部に備えられる基体12
は、これら部材及び遊技盤を貫通して締結する締結部材
としての螺子24によって遊技盤を挟んで固定されるこ
ととなる。
【0022】また、この発光ユニット10の前側におい
ては透光性を有する材質にて形成されたカバー14が備
えられ、これら、部品(発光ユニット10、基体12、
及びカバー14)は発光ユニット10からの光を遊技機
前面に(例えば遊技者側に)照射するように一体的に固
定されている。さらに、カバー14の前側においては、
回転可能な回転体19が設置され、その回転体19には
透光性を有する前面プレート18が取り付けられてお
り、これら部品は軸20を中心として一体回転する。な
お、軸20は前面プレート18、回転体19、カバー1
4を貫通して基体12において固定され、前面プレート
18及び回転体19とは滑合される。図2においては、
これら部品が組み立てられた風車44の図を示してい
る。
【0023】図3に示されるように、風車44におい
て、遊技中に弾球203が接触した場合には、遊技盤2
02前面と略一致するカバー14の前面において弾球が
通過し、羽根16部分に接触することで回転体19は前
面プレート18と一体的に回転する(なお、前面プレー
ト18のさらに前面においてはガラス枠201が設けら
れる)。そして、発光ユニット10からの光は透光性を
有する前面プレート18及びカバー14を透過して漏出
し、遊技者に鮮やかな装飾態様を提供することとなる。
従って、前面プレート18の回転による装飾と、発光ユ
ニット10からの照射による装飾とが相乗的に作用し、
遊技者にとっては斬新で興趣あるものとなる。前面プレ
ート18に関しては全面において透光性を有するように
形成してもよく、一部が遮光されるようにしてもよい。
なお、全面において透光性を有するようにすると、発光
ユニット10からの光を照射する効率が高くなり照射さ
れる光量が多くなる。また、一部が遮光されるようにす
ると遮光と透光とのバランスにより新たな装飾態様が生
まれることとなる。
【0024】図4に示されるように、基体12に組み込
まれた発光ユニット10によって、回転体19の基体1
2に対向する内面(例えば、前面プレート固定部18a
における基体12側の面、又は羽根16部分の表面)に
向けて光が照射され、回転体19の少なくとも一部(前
面プレート固定部18a、羽根16等)に形成された金
属光沢層225(例えば、無電解メッキ等によって施さ
れたメッキ層、アルミ箔等の金属を貼り付けた層等)に
照射され、該金属光沢層225によって多方向に反射さ
れる。このように反射される間接光は、回転体19自身
に又は該回転体19と基体12との間に形成された光導
出部(図4に示される例では前面プレート固定部18a
と基体12との間に形成される隙間、又は前面プレート
固定部18aにて形成され、透光性を有する前面プレー
ト18が備えられる開口部を光導出部としている)より
間接光として導出される。
【0025】このようにすると、回転体19自身に又は
該回転体19と基体12との間に形成された光導出部よ
り導出される間接光は、回転体19の内面の少なくとも
一部に形成された金属光沢層225により、光量の低下
を伴わずに反射されて、十分な照度が維持された状態で
回転体19または基体12近傍を照射することとなる。
なお、基体12等に反射媒体(回転体19、又は回転体
19に形成される金属光沢層225)の影響が付与され
た間接光を照射することができるため、基体12等に種
々の発光態様が生まれることとなる。さらに、遊技者が
回転体19又は基体12を見た場合、金属光沢層225
により直接遊技者側に反射される間接光により回転体1
9が部分的に、又は回転体19全体が煌き等の装飾態様
を伴って見えることとなる。また、基体12は、遊技盤
202の盤面方向において、回転体19の外縁よりも外
側に膨出する膨出部を含み、その膨出部の表面に金属光
沢層が設けられている。このように、膨出部が回転体1
9の外縁よりも外側に膨出することで、遊技者が前側か
ら風車44を見た場合に、膨出部に形成された金属光沢
層が回転体19に隠れず、基体12自身のもつ装飾効果
をさらに高めることができる。
【0026】図4においては発光ユニット10から照射
される光の一部について道筋を矢印で示している。回転
体19において金属光沢層225は発光ユニット10に
面して備えられ、その金属光沢層225から反射された
間接光210の一部は基体12及び遊技盤202におけ
る基体12近傍を照射することとなる。さらにその間接
光の一部は基体12に形成された金属光沢層225によ
って更に反射されて更なる間接光210aとされて遊技
者側に照射される。このように金属光沢層225を基体
12の回転体19に面する側の表面の少なくとも一部に
形成すると、金属光沢層225によって遊技者側に反射
される間接光により基体12自体が発光して見えるとと
もに、基体12から回転体19への間接光により回転体
19も発光して見え、基体12と回転体19との発光に
よって遊技機用風車全体の装飾効果が相乗的に向上す
る。また、回転体19に対し基体12における金属光沢
層225を介して間接光が付与されるため、回転体19
の発光態様が基体12又は金属光沢層225の状態(基
体12の材質、金属光沢層225の材質、金属光沢層2
25の表面形状等の状態)の影響を受けて様々に変化す
ることとなり、興趣の盛り上げに貢献する。
【0027】図4に示されるように、回転体19ととも
に発光ユニット10を備え、回転体19自身に及び/又
は基体23と回転体29との間に形成された光導出部
(図4に示される例では、回転体19における前面プレ
ート固定部18aと基体12との間に形成され、金属光
沢層225からの反射光、発光ユニット10からの照射
光を導出する部分が該当)より混合光が導出されるよう
にすることで、回転体19自体の回転による装飾と、発
光ユニット10からの混合光による装飾とが相乗的に作
用し、極めて斬新で興趣の高い装飾態様となる。また、
混合光とされることで、発光色を様々に選定できるため
回転体19及びその近傍を多用な色彩にて演出すること
ができる。さらに、発光色の異なる複数の光源からの混
合光が、光導出部により導出されるため、光導出部の通
過時においてそれらの混合の度合いが高められ、導出光
は均一な発光色を呈するものとなる。
【0028】さらに、基体12との間に遊技球の受け入
れスペースとなる隙間が形成されるように配置される前
面プレート18を備えられ、かつ突出部材としての羽根
16が、隙間内において該前面プレート18と一体回転
可能に設けられ、さらに羽根16は回転軸線の回りに所
定の角度間隔で複数配置される(なお、本実施例では羽
根16は3枚配置されている。)の羽根16は、回転体
19において、回転軸20に対して略直角方向に突出
し、該回転体19を回転させるために設けられる。
【0029】そして、突出部材(羽根16)の少なくと
も一部において金属光沢層225が形成される。羽根1
6の全面において金属光沢層225を形成すると一層装
飾性が向上することとなる。また、突出部材(羽根1
6)に設けられる金属光沢層225により、回転体19
自体のデザイン性が向上するとともに、その突出部材に
おいて少なくとも部分的に反射される間接光により回転
体19に煌き等の装飾態様が伴われる。また、遊技球の
流下を受けて回転体19が回転することにより、突出部
材における金属光沢層とその金属光沢層による間接光等
により、回転体19の静止時とは別の装飾態様が生まれ
るため、新たな装飾パターンが生まれ、興趣の向上に大
いに寄与する。また、ここでは突出部材を羽根16とし
ているが、これに限定されるというわけではなく、流下
する遊技球を受けて回転体を回転させる形状であれば
(例えば、山状、角状、柱状等の突出部材であっても)
いずれにおいても、金属光沢層225を形成できること
となる。
【0030】図5には光散乱手段の構成例を模式的に示
している。図5(a)には透光性を有する前面プレート
18の基体に光散乱手段としての空隙220が備えられ
た例を示している。なお、空隙220内部に備えられる
ものは種々の気体とすることができるが、コスト面、成
形容易性等を考慮すると空気が望ましい。このように形
成された空隙220により、基体内部に入射された入射
光の一部は空隙と基体との境界において、反射、屈折、
回折等が生じて散乱される。従って、前面プレート18
からの照出光は多方向に散乱し、前面プレート18自身
及びその近傍が独特の発光態様を伴って光ることとな
る。なお。図5(b)のように、空隙とせず光散乱粒子
222を備えるようにすることができる。この光散乱粒
子222は前面プレート18における基体と屈折率の異
なる材質にて形成され、これら屈折率の違いにより入射
光が種々の方向に屈折する。なお、光散乱粒子222と
基体との境界において反射、回折等の現象も生じ、これ
ら現象によって入射光が多方向に散乱することとなる。
結果として前面プレート18からの照出光は多方向に散
乱されることとなり、
【0031】なお、このような光散乱手段は基体12に
備えられたカバー14において、上記方法にて同様に形
成することもできる。このように、発光ユニット10か
らの照射光を散乱させつつ透過させる散乱透過部として
の前面プレート18が、基体12及び回転体19の少な
くとも一方に設けられることにより、発光ユニット10
からの照射光が多方向に散乱されて、散乱透過部として
の前面プレート18自体が独特の発光態様を有するとと
もに、散乱光により回転体19及び基体12近傍への照
度が増大し、一層鮮やかな装飾態様を生み出すこととな
る。
【0032】また、散乱透過部は図6に示されるよう
に、照射光の受光側の表面及び/又はこれと反対側の表
面に、光散乱を生じさせるための凹凸パターンが形成さ
れるようにすることができる。なお図6においては照射
光の受光側と反対側の面に凹凸パターンが形成された前
面プレート18の例を示しているが、受光側に凹凸パタ
ーンを形成してもよい。このように凹凸パターンが形成
されることで)、該凹凸パターン部分において光の屈
折、反射、回折等が生じ、前面プレート18から照出す
る光は多方向に散乱することとなる。このように、凹凸
パターンが表面に形成される散乱透過部とすることで、
散乱透過部の構成を簡素にすることができるとともに、
その凹凸パターンの形成方法により、散乱態様を使用状
況に合わせて種々に設定できる。なお、これら凹凸パタ
ーンは図6(b)に示されるように前面プレート18に
取り外し可能に備えられる散乱部材230に備えるよう
にしてもよい。このように散乱部材230を取り外し可
能に備えることで(即ち、着脱可能なユニットとするこ
とで)、使用状況に合わせて種々のものを取りつけるこ
とができる。このような散乱部材を、樹脂、ガラス、紙
等によって形成し、粘着材等によって貼り付けられるよ
うにすると、着脱の作業も容易となり、コストも低廉な
ものとなる。なお、光散乱手段として、空隙、光散乱粒
子等の光散乱媒体と、凹凸パターンとが両方とも備えら
れるようにしてもよい。
【0033】図7には、風車44の別の例について示し
ている。この例において、基体12に曲面状に形成さ
れ、内壁に金属光沢層を有するロート状の窪部301が
形成されている。そしてその窪部部301の内壁より突
出する発光ユニット10の発光部から照射される光は、
その窪部301の内壁にて形成される金属光沢層225
によりリフレクター機能が付与されている。これによ
り、遊技者側に照射される照度を高くできるとともに、
内壁における金属光沢層225からのの間接光により、
特殊な発光態様が付与されてカバー14から照出される
こととなる。
【0034】図4のような場合において、散乱透過部と
しての前面プレート18は、該前面プレート18を介し
て発光ユニット10を見たときに、その発光部の輪郭が
視認できない程度に照射光を散乱させるようにすること
ができる。このようにすると、電気部品としての発光ユ
ニット10が視認不可能とされるため、デザイン性があ
まり重視されない電気部品として構成される発光ユニッ
ト10の輪郭が隠されることとなり、遊技機の装飾を損
なうことがなくなる。なお、この方法については、空
隙、光散乱粒子の混合数、凹凸パターンの形成数によっ
て調整することができ、これら混合数等が多すぎると入
射光の反射、吸収等が増大して透過光の光量が減少し、
少なすぎると光散乱作用があまり生じないため発光ユニ
ット10が遊技者から見えてしまい、デザイン性が低下
することとなる。従って、装飾として十分な光量を確保
しつつ、発光ユニット10の発光部が視認できない程度
に光散乱手段が備えられることが望ましい。このよう
に、前面プレート18又は基体12に設けられたカバー
14の少なくともいずれか一方に備えられる散乱透過部
は、透光性の基材中に空隙、光散乱粒子体又は表面に形
成される凹凸パターンの少なくともいずれかが形成され
ればよいため散乱透過部を容易に構成することができ、
この構成に伴うコストも低廉なものとなる。
【0035】図4において一例が示されるように、光散
乱手段をカバー14に備え、前面プレート18において
透明性を有する部材を備えるか、若しくは前面プレート
18を備えずに開口部とされた光導出部とすることがで
きる。このようにすると、カバー14にて散乱され、基
体12、前面プレート固定部18a、羽根16等に備え
られる金属光沢層225にて反射される間接光、又はカ
バー14からの照射光(例えば、矢印215にて示され
るような照射光)が、その光導出部を通過して遊技者側
に直接照射され、遊技者に鮮やかな発光態様を提供する
こととなる。この時,前面プレート18が透明体とされ
るか若しくは開口部とされるため、例えば羽根16にお
ける金属光沢層225からの間接光が遊技者側に照射さ
れ、従来において前面プレート18等に隠されていた羽
根16が煌き等の特殊な装飾態様を伴って遊技者に視認
できるようになり、さらに回転時においては装飾態様を
伴う羽根16の回転によって斬新な装飾が相乗的に発生
し、興趣の高いものとなる。
【0036】次に、発光ユニット10の構成について図
8(a)〜(c)を参照して説明する。発光ユニット1
0には、青色LED素子2、緑色LED素子4及び赤色
LED素子6が備えられ、これら素子が複合LED素子
として形成されている。これら複合LED素子は発光波
長が短い順に前側(図8(a)においては図面上側)に
突出した状態で備えられるように素子固定台に固定され
る。また、素子固定台は調整台30a、30bとその調
整台30a、30bを取り付ける又は一体的に構成する
土台31とによって段差を有して構成することができ、
複合LED素子は発光波長の短いものほどチップ表面位
置が前方側に位置するように素子固定台に取り付けられ
る。このようにすることで、発光波長の短いチップによ
る光が、発光波長の長い光に吸収され難くなり、発光波
長の短いチップの外部量子効率を上げることで十分な発
光効率を維持でき、ひいては良好な混合光が照射される
装飾状態となる。
【0037】各LED素子からの各光は、光混合導出部
としての透光性カバー8内において拡散されたり、或い
は透光性材料中に入射する時の各光の屈折率の違い、さ
らには透光性カバー8の表面に到達した光の内部反射等
により互いに混合される。なお、透光性カバー8の内部
には光を乱反射ないし拡散させるための拡散媒体を混入
させておくと、一層良好な光混合状態を得ることができ
る。また、複合LED素子の透光性カバー8は一部をレ
ンズ上に構成され、複数のLED素子からの光を光軸3
9方向に集光しつつこれを混合する集光部材を含むこと
で、良好に混合される光軸が生成できる。
【0038】また、図8(c)に示すように、各LED
素子から導出されるアノード端子、及びカソード端子は
発光ユニット10外部に導出される端子群15に接続さ
れるが、各LED素子から導出されるアノード端子(青
色LEDアノード端子2b、緑色LEDアノード端子4
b、赤色LEDアノード端子6b)は共通結線され、共
通アノード端子35として発光ユニット10外に導出さ
れる。さらに、各カソード端子(青色LEDカソード端
子2a、緑色LEDカソード端子4a、赤色LEDカソ
ード端子6a)はそれぞれ、外部カソード端子32、3
3、34として発光ユニット10外に導出される。これ
ら外部カソード端子と共通アノード端子35は端子群1
5を構成し配線(図1参照)を介して発光制御装置に接
続され、該発光制御装置によって各LED素子の発光制
御がなされる。
【0039】上記したように、発光ユニット10は、光
源を構成する発光色の異なる複数のLED素子が一端側
に集合して取り付けられる素子固定台と、その素子固定
台の一端側に配置されて複数のLED素子を覆う光混合
照出部としての透光性カバー体(透光性カバー8)とが
一体化されるとともに、素子固定台に、各LED素子の
アノードを共通接続した共通電源端子としての共通アノ
ード端子35、各LED素子のカソード端子を個別に取
り出した個別制御端子としての外部カソード端子32、
33、34が形成された複合LED素子を有する。この
ように、各LED素子のアノードを共通接続した共通電
源端子として共通アノード端子35を備えることで、装
置のコンパクト化が達成でき、各LED素子のカソード
端子において個別に取り出した個別制御端子としての外
部カソード端子32、33、34を形成することで、各
LED素子を個別に制御することができる。従って、各
LEDの発光パターンを個別に種々に変更することがで
きるため、多彩な混合光を生成することができ装飾性が
高くなる。なお、発光パターンの制御については後述す
る。
【0040】さらに、図8(b)に示されるように、各
LED素子は光軸(図8(b)の平面図において円形に
形成される発光ユニット10の中心)を取り囲むように
青色LED素子2、緑色LED素子4及び赤色LED素
子6を配置することができる。このようにすることで、
全てのLED端子からの光が良好に混合される光軸を生
成でき、斬新で鮮やかな装飾光を提供できることとな
る。
【0041】上記したように構成され、図9に示される
ような遊技機60に取り付けて使用される発光装置は、
遊技機60の遊技盤上に取り付けられるとともに光導出
部(図1に示される風車44においては透光性を有する
前面プレート18、カバー14が該当)を有する役物本
体部(本実施例では風車44)と、その役物本体部に組
み込まれるとともに、発光色の異なる複数の光源(青色
LED素子2、緑色LED素子4及び赤色LED素子
6)を集合配置した発光部と、透光性を有する材料にて
構成されるとともに、複数の光源からの各光を自身の内
部に導いてこれを混合し、その混合光を照出する光混合
照出部としての透光性カバー8とを有する発光ユニット
10とを備え、役物本体部の光導出部より、発光部から
の混合光を漏出させる遊技機用役物として構成されてい
る。
【0042】次に、発光制御方法のいくつかの例につい
て説明する。図10には遊技機内部の電気的構成例とし
てのブロック図を示している。遊技機の主制御部100
において、CPU101、ROM103、RAM105
が備えられており、遊技中にはROM103に構成され
たメインプログラム等に従って遊技を行い、入賞、大当
り、確変大当り等のイベント発生ごとに各イベントに対
応したプログラムをROM103にて読み出し、遊技状
態を変化させることとなる。例えば、遊技中に弾球が始
動口50(図9)に入賞した場合には、始動口入賞検出
スイッチ118cにて検知した後、スイッチ検出部11
6からその情報を伝達し、メインプログラムはその情報
伝達を受けて、対応するプログラムをROM103から
呼び出して実行する。この時、CPU101はI/Oポ
ートを介して発生したイベント情報を周辺制御回路12
0に送信し、周辺制御回路120はイベントに合わせた
発光装置1の指定及び発光制御装置122による発光方
法(発光制御方法)の指定を行う。
【0043】次に、周辺制御回路120の構成例につい
て、図11に示すブロック図を参照して説明する。周辺
制御回路120には主制御部100(図10)からのイ
ベント情報を入力するI/Oポート136と、周辺制御
回路120における種々の処理を行うCPU130、ワ
ークエリア等が形成されるRAM132、発光パターン
に関する情報が格納されるROM134が設けられてい
る。周辺制御回路120は、イベント発生後に主制御部
からの信号を受け、特定の発光制御回路122に発光方
法に関する信号を送信し、その発光方法に関する信号を
受けて該発光方法を達成し得る発光装置1への制御信号
(例えば、デューティー比が調整される電圧信号)を生
成し、発光装置1を駆動する。なお、これら周辺制御回
路120及び各発光制御装置122は別体基板131と
して構成され、遊技機に取り付け可能となっている(例
えば、別体基板131を汎用性のある着脱可能なユニッ
トとして構成できる)。以下、制御の流れについて図1
2に示されるフローチャートを参照して詳しく説明す
る。
【0044】遊技中は主制御部のROM103に格納さ
れるメインプログラムに従って遊技が行われるが、遊技
中に特定のイベントが発生した場合、例えば、始動口5
0(図9)に弾球が入賞した場合には、始動口入賞検出
スイッチ118cにて弾球を検知した後、スイッチ検出
部116からその情報を主制御部100に伝達する。メ
インプログラムはその情報伝達を受けて特定のイベント
(この場合には始動口入賞に伴うイベント)が発生した
と判断し、CPU101を介してROM103からその
イベントに対応するプログラムを呼び出して実行する。
ROM103から呼び出されるイベント固有のプログラ
ムにより、周辺制御回路120に特定のイベントが発生
したことを伝達する情報(以下単にイベント情報とも言
う)を送信する(S1)。
【0045】イベント情報はI/Oポート136(図1
1)を介して周辺制御回路120に入力され、そのイベ
ント情報に対応する発光パターン情報を出力するプログ
ラム(以下、単に発光パターン情報とも言う)がROM
134からCPU130にて呼び出される。この発光パ
ターン情報とは、いずれかの発光制御装置122を指定
する信号、発光制御装置122より出力される電圧波形
を指定する信号(以下、単に波形選択コマンドともい
う)、及びその信号の継続時間を有しており、これら情
報が発光制御装置122に出力される(S2)。図13
(a)に示されるように発光制御装置122内の電圧波
形生成手段としての波形発生マイコン123は、この波
形選択コマンドに基づいた電圧波形を生成して出力し、
さらに電圧調整手段によって発光ユニット10の各LE
D素子(図8等参照)に生じる印加電圧を調整すること
となる(S3)。
【0046】そして、波形発生マイコン123によって
生成された波形信号は電圧調整手段としてのD/Aコン
バータ125によってアナログ化され、アンプ127に
よって増幅された後、発光ユニット10内の各LED素
子に出力される(S4)。また、各LED素子において
それぞれ独立に印加電圧が調整されるため、各LED素
子ごと発光パターンの調整が可能となっている。なお、
発光制御時間は発光パターン情報(ROM134内に格
納されるプログラム)によって設定し、所定の時間が経
過するとそのプログラムによって発光制御装置への出力
停止信号が出されるようにして調整してもよい。
【0047】また、発光ユニット10は、各光源(各L
ED素子2,4,6(図8参照))の断続的なオン・オ
フにより点灯時間と消灯時間とのデューティ比を変化さ
せて各光源からの見かけ光量を調整し、それら各光源か
らの光量に応じて各色の光の混合比率を変化させること
により、照出される混合光の色が変更されるように上記
遊技機用発光装置を構成することができる。図16〜図
19においてはその混合光の調整方法について説明して
いる。
【0048】図16に示すように、点灯/消灯の1周期
の長さをTとすれば、Tは0.5マイクロ秒〜20ミリ
秒程度(本実施例では300マイクロ秒)に設定するの
がよい。Tが20ミリ秒を超えると、見掛け上の連続点
灯状態が失われ発光ちらつきが生じやすくなる。他方、
0.5マイクロ秒未満のTは汎用8ビット(又は16ビ
ット)マイクロプロセッサのクロック周波数では制御が
困難となり、より高性能のマイクロプロセッサを用いよ
うとすれば価格高騰が避けがたくなる。
【0049】他方、混合発光色が経時的に略連続的に変
化しているように見えるためには、点灯時間(あるいは
消灯時間)の変更単位(光量変更の段階数を反映したも
のとなる)を、1周期Tの分割数で表した場合に、2〜
65536段階程度(本実施例では256段階)とする
のがよい。このように発光ユニット10は、光源である
各LED素子の断続的なオン・オフにより点灯時間と消
灯時間とのデューティ比を変化させて各光源からの見か
け光量を調整し、それら各光源からの光量に応じて各色
の光の混合比率を変化させることにより、照出される混
合光の色が変更されるようになっている。このようにす
ることで、各LED素子の高速スイッチングを行うのみ
で、見かけ上の光量を極めて簡単かつ自由に制御でき、
各色の光の混合比率の調整も思いのままである。さらに
上記の方式は複雑な制御インターフェースを用いること
なく、マイクロプロセッサ(例えば、波形発生マイコン
123)によるソフトウェア処理化を簡単に実現でき
る。その結果、発光ユニット10及びそれに付属する装
置構成を簡素にでき、ひいては遊技機用発光装置1をコ
ンパクトにすることができる上、複雑な発光制御も自在
に行えるので、興趣の盛り上げに大いに寄与する。
【0050】本実施例では波形発生マイコン123から
の波形信号により、その点灯時間/消灯時間のデューテ
ィー比を変更することにより、LEDの見かけの(或い
は平均的な光量を変化させる方式を採用している(な
お,本明細書で「消灯」とは、光量レベルが一定以下に
低下して点灯状態との間に光量差が生じていればよく、
必ずしも完全な消灯を意味するものではない)。この場
合、発光光量を保持したい場合には、点灯/消灯の周期
を指定された時間だけ繰り返す制御を行えばよい。これ
によれば、LEDの光量制御をすべてマイクロプロセッ
サ(波形発生マイコン123)によりソフト的に行うこ
とができ、ユニットのコンパクト化と低廉化に大きく貢
献する。また、図13(b)に示されるように波形発生
マイコン123を用いずに波形発生回路141を用いる
ことで、安価な回路構成とすることができる。このよう
な波形発生回路(例えば発振回路)を使用した場合の説
明図を図14及び図15に示す。
【0051】例えば、図14(a)には発振回路を有
し、電圧波形調整手段と電圧調整手段とを兼ねる(波形
発生回路141と電圧発生回路143を兼ねる)正弦波
電圧発生回路151a,151b,151c(以下、信
号発生回路151a,151b,151c又はこれらを
総称して正弦波電圧発生回路151とも言う)が各LE
D素子に接続されている。これにより、各LED素子に
生じる印加電圧を正弦波的に変化させることで、各LE
D素子の発光光量を漸増、漸減させる。また、各LED
素子に生じる正弦波電圧はそれぞれ位相がずらされた状
態とされる。これによりフルカラーのグラデーションが
実現できる。このように発振回路を有する発光制御装置
とすることで、装置が軽量かつコンパクトにでき遊技機
への設置が極めて容易になり、コスト低減にもつなが
る。
【0052】図14(b)には信号発生回路としての正
弦波電圧発生回路151a,151b,151cが各L
ED素子に接続され、かつ正弦波電圧発生回路151か
らの出力を選択する電圧調整手段としての出力選択回路
152が備えられている。図15にその回路構成の一例
を示している。これらは、各LED素子に接続される個
々の出力を出力選択回路152によって独立に選択、又
は独立に調整することで発光ユニットの発光パターンを
調整している。例えば、出力選択回路によってR、Gの
みの出力を選択することでBを除いたグラデーションが
実現でき、Rのみの出力を選択すれば単色のグラデーシ
ョンを実現できる。なお、出力選択回路はR,G,Bの
出力値を個々に独立に調整(例えば、ポート154に接
続された図示しない出力信号生成手段からの出力選択信
号によるスイッチ153a,153b,153cによる
出力値の調整)するようにしてもよい。これにより、発
生する発光パターンがさらに多彩になる。従って、装置
が軽量かつコンパクトにでき、コスト低減を図りつつ発
光パターンを多種に生成できる
【0053】このように遊技機用発光制御装置122は
遊技機用発光装置1の発光駆動を制御するために、選択
すべき発光制御パターンを指定する選択指令信号(例え
ば、イベント情報)が入力される選択指令信号入力部と
しての波形発生マイコン123と、入力された選択指令
信号を参照して、互いに異なる発光制御パターンから1
つのものを選択し、その選択された発光制御パターンに
基づいて遊技機用発光装置の発光制御を行う発光制御手
段(波形発生マイコン123及びD/Aコンバータ12
5が該当)を備えることとなる。
【0054】上記のような制御装置を遊技機に取り付け
る(例えば別体基板131により、外付け可能としてお
く)ことにより、該装置の選択指令信号入力部を用いて
遊技機における主制御部100からの例えばリーチや大
当りその他のコマンド信号入力(イベント情報の入力)
が可能になり、これによって、遊技機に取り付けた本発
明の遊技機用発光装置の発光制御を遊技機の動作状況に
合わせて的確に行う態様を簡単に実現できる。従って、
遊技機用発光装置1に汎用性を持たせることができ、発
光制御手段によって発光パターンの作成や変更も容易に
行えることとなる。
【0055】図17はデューティー比による制御パター
ンの一例を示す模式的なタイミング図である。Hは点灯
状態、Lは消灯状態を表す。この例では、緑色LED素
子(以下、単に緑(又はG)とも言う)と青色LED素
子(以下、単に青(又はB)とも言う)とを連続点灯と
し、(以下、単に赤(又はR)とも言う)のデューティ
ー比をまず漸減させている。これにより、R、G、Bの
混合色はうす水色を経て、Rが消灯となった時点でGと
Bの均等混合色である水色となる。次いで、ここからG
の点灯デューティー比を漸減させる。これにより、R、
G、Bの混合色は薄青を経て、Gの消灯に伴い青(B)
の単色点灯状態となる。このように、該処理により発光
ユニット10は、その混合発光色が見掛け上連続的に変
化するように見え、ファッション性を高めることができ
る。
【0056】このようにデューティー比を変化させて見
かけ光量を調整し、各光源からの光量に応じて各色の光
の混合比率を変化させることにより、照出される混合光
の色を変更することができるため、発光ユニットの装置
構成を簡素にでき、ひいては遊技機用発光装置をコンパ
クトにすることができる。
【0057】なお、図8に示されるように複合LED素
子(青色LED素子2、緑色LED素子4、及び赤色L
ED素子6)は、電源端子としての共通アノード端子3
5を電源に接続する一方、各個別制御端子としての外部
カソード端子32、33、34をスイッチング制御手段
としての波形発生マイコン123に接続することによ
り、各色のLED素子の発光光量が該スイッチング制御
手段により独立にデューティ比制御されるようになって
いる。このようにすることで、個別に発光パターンを生
成する効果を達成でき、その効果達成に要する回路構成
についても複雑とならず、装置の簡素化、コスト低減等
につながる。
【0058】さらに、発光パターンの別例について、図
18及び図19を参照して説明する。図18及び図19
のグラフはデューティー比を縦軸にとり、経過時間を横
軸にとったものを示している。例えば図18(a)に示
されるグラフはRGB全てにLED素子に出力をし、3
つのLED素子を全て発光調整することにより多彩な発
光色を生成している。さらに各LED素子のデューティ
ー比は漸増又は漸減するため発光色の変化が急激なもの
とはならず、柔らかな発光変化となる。
【0059】一方、図18(b)に示される発光変化
は、RBのLED素子には出力せず、GのLED素子の
デューティー比をパルス的に変化させている。これによ
り発光ユニット10からの発光色を緑色単色にすること
ができ、その変化は急激な発光変化(即ち点滅)とな
る。また、図19(a)にはR、Bのみを用いたグラデ
ーション、図19(b)にはR単色のグラデーションの
例を示している。このようにデューティー比を調整する
ことで、種々の発光パターンを生成でき、多彩な装飾態
様となる。
【0060】また、このような発光態様の変化を、発生
するイベントに合わせて使用することができる。例え
ば、始動口に入賞した場合には図19(b)に示される
ようなGの点灯、リーチ状態となったときには図18
(a)に示されるようなRBのグラデーションによる発
光といったように、発光ユニット10からの発光パター
ンを変化させ装飾態様を変化することにより遊技状態を
知らせることができる。従って、興趣が極めて高い遊技
機が提供できることとなる。
【0061】さらに、このように本発明は上記記載の遊
技機用発光装置1と遊技機用発光制御装置122と、遊
技状態に応じて、遊技機用発光制御装置122に入力す
るべき選択指令信号を出力する選択指令信号出力手段と
しての周辺制御回路120を備え、選択指周辺制御回路
120によって遊技状態と対応付けて選択指令信号を遊
技機用発光制御装置122に出力することで、その遊技
機用発光制御装置122による遊技状態に合わせた遊技
機用発光装置1の制御が可能となる。また、遊技機用発
光装置1によって遊技状態を遊技者に示唆するといった
ことが可能となり、その発光装置1の装飾性も極めて高
いため、遊技者にとって興趣ある遊技機となる。
【0062】なお、図1において本発明の役物本体の例
として風車44を用いたがこれに限定されるという意味
ではない。例えば、図9に示される遊技機において様々
な部分(役物)に発光ユニット10を備えて発光装置を
構成することができる、枠ランプ42、サイドランプ4
8、保留ランプ46、入賞口49、始動口50、大入賞
口52、その他等の内部又は近傍に発光ユニット10を
備えて遊技機用発光装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である遊技機用発光装置例の構成例を示
す分解斜視図。
【図2】図1を組み立てた図。
【図3】図1の遊技機用発光装置の使用形態例を示す説
明図。
【図4】図3の遊技機用発光装置の内部構成を示す断面
図。
【図5】光の散乱について説明する説明図。
【図6】光散乱手段として凹凸パターンが形成された
図。
【図7】遊技機用発光装置の別の構成例を示す断面図。
【図8】発光ユニットの一例を示す説明図。
【図9】遊技機用発光装置を設置した遊技機を示す説明
図。
【図10】図9の遊技機の電気的構成例を示すブロック
図。
【図11】図10の一部構成を詳細に説明するブロック
図。
【図12】遊技機用発光装置の発光制御の流れを示すフ
ローチャート。
【図13】図11の一部構成例を示す図。
【図14】図13の一部構成例を示す図。
【図15】図14の回路構成例を示す図。
【図16】デューティー比制御における点灯/消灯のサ
イクルを説明する図。
【図17】光源発光量のデューティー比制御による、混
合発光色の変更制御の一例を示すタイミング図。
【図18】デューティー比の制御例を示す説明図。
【図19】デューティー比制御の別例を示す説明図。
【符号の説明】
1 遊技機用発光装置 2 青色LED素子 4 緑色LED素子 6 赤色LED素子 8 透光性カバー (透光性カバー体) 10 発光ユニット 11 基板 14 カバー 15 端子群 18 前面プレート 19 回転体 30a,30b 調整台 (素子固定台) 31 土台 (素子固定台) 32,33,34 外部カソード端子 35 共通アノード端子 (共通電源端子) 44 風車 (役物本体) 60 遊技機 100 主制御部 120 周辺制御回路 122 発光制御装置 220 空隙 222 光散乱粒子 225 金属光沢層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機に取り付けて使用される発光装置
    であって、 遊技機の遊技盤上に取り付けられるとともに光導出部を
    有する役物本体部と、 その役物本体部に組み込まれるとともに、発光色の異な
    る複数の光源を集合配置した発光部を有し、各発光部か
    らの光が混合された混合光を照射光として照出する発光
    ユニットとを備え、 前記役物本体部において前記照射光を少なくとも部分的
    に遮る遮光部を有し、該遮光部には前記照射光を少なく
    とも部分的に反射する反射部が前記発光ユニットに面し
    て形成され、前記反射部による反射光が間接光として前
    記光導出部より導出されることを特徴とする遊技機用発
    光装置。
  2. 【請求項2】 遊技盤の盤面に取り付けられる基体と、 該基体に対し、遊技盤面との交差する軸線回りに回転可
    能に取り付けられ、流下する遊技球を受けて回転する回
    転体と、 前記基体に取り付けられ、発光色の異なる複数の光源を
    集合配置した発光部を有し、各発光部からの光が混合さ
    れた混合光を照射光として照出する発光ユニットと、 を備え、 前記回転体自身に及び/又は前記基体と前記回転体との
    間に形成された光導出部より前記混合光が導出されるこ
    とを特徴とする遊技機用発光装置。
  3. 【請求項3】 遊技盤の盤面に取り付けられる基体と、 該基体に回転軸を備えて取り付けられ、流下する遊技球
    の接触を受けて回転する回転体と、 前記基体に取り付けられ、発光色の異なる複数の光源を
    集合配置した発光部を有し、各発光部からの光が混合さ
    れた混合光を照射光として照出する発光ユニットと、 を備え、 前記回転体及び/又は前記基体の少なくとも一部分にお
    いて、金属光沢を有し前記照射光を反射可能とする金属
    光沢層が備えられることを特徴とする遊技機用発光装
    置。
  4. 【請求項4】 遊技盤の盤面に取り付けられる基体と、 該基体に回転軸を備えて取り付けられ、流下する遊技球
    の接触を受けて回転する回転体と、 前記基体に光源を有して取り付けられ、該光源からの光
    を照射光として照出する発光ユニットと、 を備え、 前記基体の少なくとも一部分において、金属光沢を有し
    前記照射光を反射可能とする金属光沢層が備えられるこ
    とを特徴とする遊技機用発光装置。
  5. 【請求項5】 前記基体は、 遊技盤の盤面方向において、前記回転体の外縁よりも外
    側に膨出する膨出部を含み、その膨出部の表面に前記金
    属光沢層が設けられていることを特徴とする請求項4に
    記載の遊技機用発光装置。
  6. 【請求項6】 遊技盤の盤面に取り付けられる基体と、 該基体に回転軸を備えて取り付けられ、流下する遊技球
    の接触を受けて回転する回転体と、 前記基体に光源を有して取り付けられ、該光源からの光
    を照射光として照出する発光ユニットと、 を備え、 前記回転体には、前記回転軸に対して略直角方向に突出
    し、該回転体を回転させるための突出部材が備えられ、 該突出部材の少なくとも一部において金属光沢を有し前
    記照射光を反射可能とする金属光沢層が備えられている
    ことを特徴とする遊技機用発光装置。
  7. 【請求項7】 前記基体との間に遊技球の受け入れスペ
    ースとなる隙間が形成されるように配置される前面プレ
    ートを備え、かつ前記突出部材が、前記隙間内において
    該前面プレートと一体回転可能に設けられ、かつ前記回
    転軸線の回りに所定の角度間隔で複数配置される羽根部
    材を含んで構成されていることを特徴とする請求項6に
    記載の遊技機用発光装置。
  8. 【請求項8】 前記基体に組み込まれた前記発光ユニッ
    トは、前記回転体の前記基体に対向する内面に向けて前
    記光源からの光を照出するものとされ、 前記突出部材の少なくとも一部に前記金属光沢層が形成
    され、その金属光沢層による反射光が、前記回転体自身
    に又は該回転体と前記基体との間に形成された光導出部
    より間接光として導出される請求項6又は7のいずれか
    に記載の遊技機用発光装置。
  9. 【請求項9】 前記発光ユニットは、前記基体に取り付
    けられ、発光色の異なる複数の光源を集合配置した発光
    部を有し、各発光部からの光が混合された混合光を照射
    光として照出することを特徴とする請求項4ないし8の
    いずれかに記載の遊技機用発光装置。
  10. 【請求項10】 前記発光ユニットからの照射光を散乱
    させつつ透過させる散乱透過部が、前記基体及び前記回
    転体の少なくとも一方に設けられている請求項2ないし
    9のいずれかに記載の遊技機用発光装置。
  11. 【請求項11】 前記散乱透過部は、該散乱透過部を介
    して前記発光ユニットを見たときに、その発光部の輪郭
    が視認できない程度に前記照射光を散乱させるものであ
    る請求項10に記載の遊技機用発光装置。
  12. 【請求項12】 前記散乱透過部は、透光性の基材中に
    空隙及び光散乱粒子体の少なくともいずれかを分散させ
    た構成を有する請求項10又は11に記載の遊技機用発
    光装置。
  13. 【請求項13】 前記散乱透過部は、前記照射光の受光
    側の表面及び/又はこれと反対側の表面に、光散乱を生
    じさせるための凹凸パターンが形成されている請求項1
    0ないし12のいずれかに記載の遊技機用発光装置。
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