JP2001186926A - 柄付きブラシ - Google Patents
柄付きブラシInfo
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- JP2001186926A JP2001186926A JP37732299A JP37732299A JP2001186926A JP 2001186926 A JP2001186926 A JP 2001186926A JP 37732299 A JP37732299 A JP 37732299A JP 37732299 A JP37732299 A JP 37732299A JP 2001186926 A JP2001186926 A JP 2001186926A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２色成形法によって成形された柄付きブラシ
であって、柄部の反りや捻れや表示された図形の変形が
ない、商品性の高い柄付きブラシを得る。 【解決手段】 １次成形材により成形された柄付きブラ
シの柄本体１０が２次成形材充填用の空洞１６を隔てて
軸線Ｘ方向に２分割され、各分割片１３Ａ，１３Ｂがこ
の空洞を通る１次成形材からなる２本の中継部材１５
Ａ，１５Ｂで連結され、かつ中継部材１５Ａ，１５Ｂが
ブリッジ部２１により連結されている。
であって、柄部の反りや捻れや表示された図形の変形が
ない、商品性の高い柄付きブラシを得る。 【解決手段】 １次成形材により成形された柄付きブラ
シの柄本体１０が２次成形材充填用の空洞１６を隔てて
軸線Ｘ方向に２分割され、各分割片１３Ａ，１３Ｂがこ
の空洞を通る１次成形材からなる２本の中継部材１５
Ａ，１５Ｂで連結され、かつ中継部材１５Ａ，１５Ｂが
ブリッジ部２１により連結されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、柄の部分がいわゆ
る２色成形法によって成形された柄付きブラシに関する
ものであり、２色成形に起因するハンドル部の反りや捻
れ、また表示面に表示された図形の変形などが防止され
た柄付きブラシに関する。
る２色成形法によって成形された柄付きブラシに関する
ものであり、２色成形に起因するハンドル部の反りや捻
れ、また表示面に表示された図形の変形などが防止され
た柄付きブラシに関する。
【０００２】
【従来の技術】最近の柄付きブラシ例えば歯ブラシは、
手で握るハンドル部の屈伸性を制御したり、ハンドル部
の軸面に鮮明で恒久的な図形（文字を含む）を表示する
目的で、いわゆる２色成形法を用い、ハンドル部に形成
された２次成形材充填用の空洞（以下単に「空洞」とい
う）に柄本体とは色や柔軟性が異なる熱可塑性樹脂やエ
ラストマーなどの２次成形材を充填したものが増えてき
ている。特に、この空洞をハンドル部の軸方向に長く形
成し、この空洞に充填された２次成形材の面に１次成形
材による文字列や絵柄などが表示されるように成形され
たものが多い。
手で握るハンドル部の屈伸性を制御したり、ハンドル部
の軸面に鮮明で恒久的な図形（文字を含む）を表示する
目的で、いわゆる２色成形法を用い、ハンドル部に形成
された２次成形材充填用の空洞（以下単に「空洞」とい
う）に柄本体とは色や柔軟性が異なる熱可塑性樹脂やエ
ラストマーなどの２次成形材を充填したものが増えてき
ている。特に、この空洞をハンドル部の軸方向に長く形
成し、この空洞に充填された２次成形材の面に１次成形
材による文字列や絵柄などが表示されるように成形され
たものが多い。
【０００３】図２（ａ）（ｂ）（ｃ）に、文字列が表示
されるように成形する２色成形法の概略を示す。図２
（ａ）は、２色成形終了後の歯ブラシの柄部を複数の文
字１…が表示された面（以下「表示面」という）から見
た平面図であり、図２（ｂ）は１次成形材を用いた１次
成形終了時の柄本体１００を表示面側から見た平面図で
あり、図２（ｃ）は図２（ｂ）の軸線Ｘで切った柄本体
１００の断面図である。図２（ａ）においてこの柄本体
１００は、軸線Ｘに沿って、刷毛を植える植毛部１１
と、屈伸するように成形された頸部１２と、使用者が手
で握るハンドル部１１３とからなっている。このハンド
ル部１１３は主として１次成形材からなる柄本体１００
によって成形されているが、ハンドル部１１３の中央部
には、柄本体１００とは色・材質が異なる２次成形材に
よる２色部１１４が軸線Ｘ方向に長く延びて形成され、
この２色部の表示面に、１次成形材による文字１…が表
示されている。
されるように成形する２色成形法の概略を示す。図２
（ａ）は、２色成形終了後の歯ブラシの柄部を複数の文
字１…が表示された面（以下「表示面」という）から見
た平面図であり、図２（ｂ）は１次成形材を用いた１次
成形終了時の柄本体１００を表示面側から見た平面図で
あり、図２（ｃ）は図２（ｂ）の軸線Ｘで切った柄本体
１００の断面図である。図２（ａ）においてこの柄本体
１００は、軸線Ｘに沿って、刷毛を植える植毛部１１
と、屈伸するように成形された頸部１２と、使用者が手
で握るハンドル部１１３とからなっている。このハンド
ル部１１３は主として１次成形材からなる柄本体１００
によって成形されているが、ハンドル部１１３の中央部
には、柄本体１００とは色・材質が異なる２次成形材に
よる２色部１１４が軸線Ｘ方向に長く延びて形成され、
この２色部の表示面に、１次成形材による文字１…が表
示されている。
【０００４】この歯ブラシの柄は以下の方法により製造
される。まず図示しない１次成形用鋳型と１次成形材と
を用い、図２（ｂ）（ｃ）に示す構造の柄本体１００を
成形する。この柄本体１００は、ハンドル部１１３が２
次成形材充填用の空洞１１６によって軸線Ｘ方向に２分
割され、各分割片１１３Ａ．１１３Ｂが、この空洞１１
６を通る１次成形材からなる中継部１１５で連結されて
いる。この中継部は普通、２次成形に際して２次成形材
の流通を阻害しないように２本の平行に延びる中継部材
１１５Ａ，１１５Ｂからなっている。またこの中継部１
１５からは、文字１…を表示する図形突起１１７…が２
次成形終了後の表示面に達するように突設されている。
次にこの柄本体１００を少なくとも空洞１１６を覆う２
次成形用鋳型に装填し、この空洞１１６に２次成形材を
射出注入する。
される。まず図示しない１次成形用鋳型と１次成形材と
を用い、図２（ｂ）（ｃ）に示す構造の柄本体１００を
成形する。この柄本体１００は、ハンドル部１１３が２
次成形材充填用の空洞１１６によって軸線Ｘ方向に２分
割され、各分割片１１３Ａ．１１３Ｂが、この空洞１１
６を通る１次成形材からなる中継部１１５で連結されて
いる。この中継部は普通、２次成形に際して２次成形材
の流通を阻害しないように２本の平行に延びる中継部材
１１５Ａ，１１５Ｂからなっている。またこの中継部１
１５からは、文字１…を表示する図形突起１１７…が２
次成形終了後の表示面に達するように突設されている。
次にこの柄本体１００を少なくとも空洞１１６を覆う２
次成形用鋳型に装填し、この空洞１１６に２次成形材を
射出注入する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記歯ブラシの柄にお
いて中継部１１５は、ハンドル部１１３より細い２本の
中継部材１１５Ａ，１１５Ｂにより成形され、かつその
片面（表示面側）には図形突起１７…が突設されている
ので、柄本体１００を１次成形鋳型から取出した状態で
各部の収縮量に差が生じ、特に中継部１１５では表示面
を内側にして弓なりに反ったり捻れたりする傾向があ
る。この状態で２次成形を行うと、中継部１１５の残留
ひずみによって製品化された後のハンドル部１１３にも
反りや捻れが生じる。また、図形突起１１７…はそれぞ
れ形状や大きさが異なるため、その収縮差により中継部
１１５が波打ち、図形突起１１７…の表面性が低下す
る。さらに、柄本体１００を２次成形用鋳型に装填し２
次成形材を空洞に注入すると、その注入圧力によって中
継部材１１５Ａ，１１５Ｂが湾曲し、前記の反りや捻れ
も加わって図形突起１１７…の表面と２次成形用鋳型の
面との密着性が低下し、文字の位置がずれたりゆがんだ
り、文字の上に２次成形材がかぶって字形が変化しまた
は不鮮明になるなどの不都合が生じる。また場合によっ
ては２次成形材が分割片１１３Ａ、１１３Ｂの表面にま
ではみ出して商品性を著しく低下させる。本発明は前記
の課題を解決するためになされたものであって、従って
その目的は、２色成形法によって成形された柄付きブラ
シの柄における反りや捻れや図形の変形を防止した商品
性の高い柄付きブラシを提供することにある。
いて中継部１１５は、ハンドル部１１３より細い２本の
中継部材１１５Ａ，１１５Ｂにより成形され、かつその
片面（表示面側）には図形突起１７…が突設されている
ので、柄本体１００を１次成形鋳型から取出した状態で
各部の収縮量に差が生じ、特に中継部１１５では表示面
を内側にして弓なりに反ったり捻れたりする傾向があ
る。この状態で２次成形を行うと、中継部１１５の残留
ひずみによって製品化された後のハンドル部１１３にも
反りや捻れが生じる。また、図形突起１１７…はそれぞ
れ形状や大きさが異なるため、その収縮差により中継部
１１５が波打ち、図形突起１１７…の表面性が低下す
る。さらに、柄本体１００を２次成形用鋳型に装填し２
次成形材を空洞に注入すると、その注入圧力によって中
継部材１１５Ａ，１１５Ｂが湾曲し、前記の反りや捻れ
も加わって図形突起１１７…の表面と２次成形用鋳型の
面との密着性が低下し、文字の位置がずれたりゆがんだ
り、文字の上に２次成形材がかぶって字形が変化しまた
は不鮮明になるなどの不都合が生じる。また場合によっ
ては２次成形材が分割片１１３Ａ、１１３Ｂの表面にま
ではみ出して商品性を著しく低下させる。本発明は前記
の課題を解決するためになされたものであって、従って
その目的は、２色成形法によって成形された柄付きブラ
シの柄における反りや捻れや図形の変形を防止した商品
性の高い柄付きブラシを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、１次成形材により成形された柄付きブラ
シのハンドル部が２次成形材充填用の空洞を隔てて軸方
向に分割され、各分割片がこの空洞を通る１次成形材か
らなる中継部で連結され、かつ前記空洞に２次成形材が
充填されてなる柄付きブラシであって、前記中継部が平
行に延びる複数の中継部材からなり、かつこれら中継部
材の間隙がブリッジ部により連結されている柄付きブラ
シを提供する。
めに本発明は、１次成形材により成形された柄付きブラ
シのハンドル部が２次成形材充填用の空洞を隔てて軸方
向に分割され、各分割片がこの空洞を通る１次成形材か
らなる中継部で連結され、かつ前記空洞に２次成形材が
充填されてなる柄付きブラシであって、前記中継部が平
行に延びる複数の中継部材からなり、かつこれら中継部
材の間隙がブリッジ部により連結されている柄付きブラ
シを提供する。
【０００７】この柄付きブラシは、ハンドル部の分割片
を連結する中継部が平行に延びる複数の中継部材からな
り、これら中継部材の間が空いているので、２次成形に
際して空洞を充填する２次成形材の流通が中継部によっ
て妨げられることはない。しかも中継部材の間隙がブリ
ッジ部により連結されているので、２次成形材の注入圧
力によって中継部材が湾曲することもなく、製品化され
た後のハンドル部に反りや捻れが生じることはない。
を連結する中継部が平行に延びる複数の中継部材からな
り、これら中継部材の間が空いているので、２次成形に
際して空洞を充填する２次成形材の流通が中継部によっ
て妨げられることはない。しかも中継部材の間隙がブリ
ッジ部により連結されているので、２次成形材の注入圧
力によって中継部材が湾曲することもなく、製品化され
た後のハンドル部に反りや捻れが生じることはない。
【０００８】前記空洞に充填された２次成形材の表面に
１次成形材による図形が表示された柄付きブラシにあっ
ては、前記中継部から前記図形を表示する図形突起が２
次成形後の表示面に達するように突設されていることが
好ましい。この場合、図形突起が複数の中継部材を跨ぐ
ように形成すればこの図形突起もブリッジ部と同様の効
果を現し、ブリッジ部と図形突起が共に中継部の応力変
形に抵抗し、反り、捻れ、図形の変形を防止して商品性
の高い柄付きブラシが得られる。
１次成形材による図形が表示された柄付きブラシにあっ
ては、前記中継部から前記図形を表示する図形突起が２
次成形後の表示面に達するように突設されていることが
好ましい。この場合、図形突起が複数の中継部材を跨ぐ
ように形成すればこの図形突起もブリッジ部と同様の効
果を現し、ブリッジ部と図形突起が共に中継部の応力変
形に抵抗し、反り、捻れ、図形の変形を防止して商品性
の高い柄付きブラシが得られる。
【０００９】本発明の柄付きブラシは、２次成形材が充
填される空洞の軸方向両側にそれぞれ、中継部から突出
して軸方向に延びるサイドリブが設けられていてもよ
い。この場合は、反り、捻れ、図形の変形に対する抵抗
性がさらに強化される。
填される空洞の軸方向両側にそれぞれ、中継部から突出
して軸方向に延びるサイドリブが設けられていてもよ
い。この場合は、反り、捻れ、図形の変形に対する抵抗
性がさらに強化される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
歯ブラシハンドルについて図面を用いて詳しく説明する
が、本発明はこの実施形態により何らの制限も受けるも
のではない。図１（ａ）は、この実施形態の歯ブラシハ
ンドルを、複数の文字１…が表示された表示面の側から
見た平面図であり、図１（ｂ）は、１次成形材により成
形された同じ歯ブラシハンドルの柄本体１０を表示面の
側から見た平面図であり、図１（ｃ）は、図１（ｂ）の
線Ｙ−Ｙで切った断面図である。図１（ａ）においてこ
の実施形態の歯ブラシハンドルは、軸線Ｘに沿って刷毛
を植える植毛部１１と、屈伸するように成形された頸部
１２と、使用者が手で握るハンドル部１３とからなって
いる。この歯ブラシハンドルは、主として１次成形材
（ポリプロピレン）からなる柄本体１０によって形成さ
れているが、ハンドル部１３の中央部には、柄本体１０
とは色・材質が異なる２次成形材（ポリオレフィン系エ
ラストマー）による２色部１４が軸線Ｘ方向に長く延び
て形成され、この２色部１４の表示面には、１次成形材
による文字１…が表示されている。
歯ブラシハンドルについて図面を用いて詳しく説明する
が、本発明はこの実施形態により何らの制限も受けるも
のではない。図１（ａ）は、この実施形態の歯ブラシハ
ンドルを、複数の文字１…が表示された表示面の側から
見た平面図であり、図１（ｂ）は、１次成形材により成
形された同じ歯ブラシハンドルの柄本体１０を表示面の
側から見た平面図であり、図１（ｃ）は、図１（ｂ）の
線Ｙ−Ｙで切った断面図である。図１（ａ）においてこ
の実施形態の歯ブラシハンドルは、軸線Ｘに沿って刷毛
を植える植毛部１１と、屈伸するように成形された頸部
１２と、使用者が手で握るハンドル部１３とからなって
いる。この歯ブラシハンドルは、主として１次成形材
（ポリプロピレン）からなる柄本体１０によって形成さ
れているが、ハンドル部１３の中央部には、柄本体１０
とは色・材質が異なる２次成形材（ポリオレフィン系エ
ラストマー）による２色部１４が軸線Ｘ方向に長く延び
て形成され、この２色部１４の表示面には、１次成形材
による文字１…が表示されている。
【００１１】この実施形態の歯ブラシハンドルは、図１
（ｂ）（ｃ）に示すように、１次成形材により成形され
た歯ブラシハンドルの柄本体１０が２次成形材充填用の
空洞１６を隔てて軸線Ｘ方向に２分割され、各分割片１
３Ａ，１３Ｂはこの空洞を通る１次成形材からなる中継
部１５によって連結されている。この中継部１５は、平
行に延びる２本の中継部材１５Ａ，１５Ｂからなり、か
つこれら中継部材１５Ａ，１５Ｂの間隙は数カ所でブリ
ッジ部２１…により連結されている。またそれぞれの中
継部材１５Ａ，１５Ｂには、２次成形材が充填される空
洞の相対する側部に向けて突出して軸方向に延びるサイ
ドリブ２０が設けられている。さらに中継部材１５Ａ，
１５Ｂを跨いで、２次成形終了後の表示面に文字１…を
表示する図形突起１７…が柄本体１０と一体に成形され
ている。
（ｂ）（ｃ）に示すように、１次成形材により成形され
た歯ブラシハンドルの柄本体１０が２次成形材充填用の
空洞１６を隔てて軸線Ｘ方向に２分割され、各分割片１
３Ａ，１３Ｂはこの空洞を通る１次成形材からなる中継
部１５によって連結されている。この中継部１５は、平
行に延びる２本の中継部材１５Ａ，１５Ｂからなり、か
つこれら中継部材１５Ａ，１５Ｂの間隙は数カ所でブリ
ッジ部２１…により連結されている。またそれぞれの中
継部材１５Ａ，１５Ｂには、２次成形材が充填される空
洞の相対する側部に向けて突出して軸方向に延びるサイ
ドリブ２０が設けられている。さらに中継部材１５Ａ，
１５Ｂを跨いで、２次成形終了後の表示面に文字１…を
表示する図形突起１７…が柄本体１０と一体に成形され
ている。
【００１２】この歯ブラシハンドルは以下の方法で製造
することができる。まず１次成形鋳型と１次成形材とを
用いて柄本体１０を成形する。この柄本体１０は、ハン
ドル部１３が２次成形材充填用の空洞１６によって軸線
Ｘ方向に２分割され、各分割片１３Ａ，１３Ｂが、この
空洞１６を通る１次成形材からなる２本の中継部材１５
Ａ，１５Ｂで連結され、この中継部材１５Ａ，１５Ｂは
数カ所でブリッジ部２１…により連結され、またそれぞ
れの中継部材１５Ａ，１５Ｂにはそれぞれ側部に向けて
突出して軸方向に延びるサイドリブ２０が設けられると
共に、中継部材１５Ａ，１５Ｂを跨いで、２次成形終了
後の表示面に文字１…を表示する図形突起１７…が柄本
体１０と一体に成形されている。次にこの柄本体１０を
少なくとも空洞１６を覆う２次成形用鋳型に装填し、こ
の空洞１６に２次成形材を射出注入する。
することができる。まず１次成形鋳型と１次成形材とを
用いて柄本体１０を成形する。この柄本体１０は、ハン
ドル部１３が２次成形材充填用の空洞１６によって軸線
Ｘ方向に２分割され、各分割片１３Ａ，１３Ｂが、この
空洞１６を通る１次成形材からなる２本の中継部材１５
Ａ，１５Ｂで連結され、この中継部材１５Ａ，１５Ｂは
数カ所でブリッジ部２１…により連結され、またそれぞ
れの中継部材１５Ａ，１５Ｂにはそれぞれ側部に向けて
突出して軸方向に延びるサイドリブ２０が設けられると
共に、中継部材１５Ａ，１５Ｂを跨いで、２次成形終了
後の表示面に文字１…を表示する図形突起１７…が柄本
体１０と一体に成形されている。次にこの柄本体１０を
少なくとも空洞１６を覆う２次成形用鋳型に装填し、こ
の空洞１６に２次成形材を射出注入する。
【００１３】得られた歯ブラシハンドルは、１次成形の
段階で柄本体１０に反りや捻れがなく、２次成形材の注
入圧力によっても変形しないので、２次成形後にも変形
が認められず、また表示面の文字にも変形やかぶりが認
められない。
段階で柄本体１０に反りや捻れがなく、２次成形材の注
入圧力によっても変形しないので、２次成形後にも変形
が認められず、また表示面の文字にも変形やかぶりが認
められない。
【００１４】
【発明の効果】本発明の柄付きブラシは、中継部が平行
に延びる複数の中継部材からなり、かつこれら中継部材
の間隙がブリッジ部により連結されているので、ハンド
ル部に反りや捻れや図形の変形が認められず、商品性が
高い。
に延びる複数の中継部材からなり、かつこれら中継部材
の間隙がブリッジ部により連結されているので、ハンド
ル部に反りや捻れや図形の変形が認められず、商品性が
高い。
【図１】 本発明の一実施形態を示す、（ａ）は表示面
側から見た平面図、（ｂ）は前記実施形態における柄本
体を表示面の側から見た平面図、（ｃ）は図１（ｂ）の
線Ｙ−Ｙで切った断面図である。
側から見た平面図、（ｂ）は前記実施形態における柄本
体を表示面の側から見た平面図、（ｃ）は図１（ｂ）の
線Ｙ−Ｙで切った断面図である。
【図２】 （ａ）は従来の柄付きブラシの柄部の一例を
示す表示面側から見た平面図、（ｂ）はその柄本体の平
面図、（ｃ）はその線Ｘ−Ｘで切った断面図である。
示す表示面側から見た平面図、（ｂ）はその柄本体の平
面図、（ｃ）はその線Ｘ−Ｘで切った断面図である。
１：文字 １０：柄本体 １１：植毛部 １２：頸部 １３：ハンドル部 １３Ａ，１３Ｂ：分割片 １４：２色部 １５：中継部 １５Ａ，１５Ｂ：中継部材 １６：空洞 １７：図形突起 ２０：サイドリブ ２１：ブリッジ部
Claims (2)
- 【請求項１】 １次成形材により成形された柄付きブラ
シの手で握るハンドル部が２次成形材充填用の空洞を隔
てて軸方向に分割され、各分割片がこの空洞を通る１次
成形材からなる中継部で連結され、かつ前記空洞に２次
成形材が充填されてなる柄付きブラシであって、 前記中継部が平行に延びる複数の中継部材からなり、か
つこれら中継部材の間隙がブリッジ部により連結された
ことを特徴とする柄付きブラシ。 - 【請求項２】 前記空洞に充填された２次成形材の表面
に１次成形材による図形が表示された柄付きブラシであ
って、 前記中継部から前記図形を表示する図形突起が２次成形
後の表示面に達するように突設されたことを特徴とする
請求項１に記載の柄付きブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37732299A JP3880761B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 柄付きブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37732299A JP3880761B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 柄付きブラシ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001186926A true JP2001186926A (ja) | 2001-07-10 |
| JP3880761B2 JP3880761B2 (ja) | 2007-02-14 |
Family
ID=18508620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37732299A Expired - Fee Related JP3880761B2 (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 柄付きブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3880761B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003159121A (ja) * | 2001-11-28 | 2003-06-03 | Kao Corp | 歯ブラシ |
| JP2007190439A (ja) * | 2007-04-27 | 2007-08-02 | Kao Corp | 歯ブラシ |
| US7600285B2 (en) * | 2005-04-12 | 2009-10-13 | Colgate-Palmolive Company | Oral care implement and method of decorating |
| US20100125960A1 (en) * | 2007-04-27 | 2010-05-27 | Stefan Schamberg | Device for dental and/or oral care and method for producing the same |
| US20210145159A1 (en) * | 2018-04-16 | 2021-05-20 | Colgate-Palmolive Company | Oral Care Implement |
| KR20210103263A (ko) * | 2020-02-13 | 2021-08-23 | 김형운 | 브러쉬의 무늬성형방법 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37732299A patent/JP3880761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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