JP2001185899A - 電子部品の実装方法 - Google Patents

電子部品の実装方法

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JP2001185899A
JP2001185899A JP36718799A JP36718799A JP2001185899A JP 2001185899 A JP2001185899 A JP 2001185899A JP 36718799 A JP36718799 A JP 36718799A JP 36718799 A JP36718799 A JP 36718799A JP 2001185899 A JP2001185899 A JP 2001185899A
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mounting
electronic component
substrate
board
electronic parts
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JP36718799A
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Masafumi Inoue
雅文 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品実装時の位置ズレに起因する実装不
良を防止することができる電子部品の実装方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 移載ヘッドによって電子部品の供給部か
ら電子部品をピックアップし基板に実装する電子部品の
実装方法において、新たな基板品種を実装対象とする場
合に、基板に形成された電極を電子部品実装装置に備え
られた基板認識手段によって認識し、この認識結果に基
づいて実装点の位置座標を示す実装座標データを作成す
る。実装作業時には、作成された実装座標データを用い
て移載ヘッドを基板上の実装点まで移動させる。これに
より、基板製作時の電極の位置誤差を補正して実装時の
位置ズレを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を基板に
実装する電子部品の実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年電子部品の小型化や実装密度の高度
化に伴って、基板に形成される電極に求められる位置精
度も高度化している。例えば、0.6mm×0.3mm
程度の微小サイズの電子部品が既に実用化されており、
このような電子部品が実装される基板の電極にはきわめ
て高い位置精度が求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の金型
を用いて製造される基板の精度は一般に0.1mm程度
であり、基板上での電極位置はこのような精度レベルで
ばらついている。したがって実物の基板における電極位
置は、基板の設計データ上での位置とは必ずしも一致せ
ず上記の位置誤差範囲内でばらついている。
【0004】しかしながら、実際に電子部品を基板に実
装する実装工程においては、この基板の設計データ上で
の電極位置がそのまま移載ヘッドを移動させる際の実装
座標データとして用いられるため、電極の位置誤差が当
初から位置ズレ要因として存在したまま実際の実装動作
が行われていた。このため、上述の微小サイズの電子部
品のようなきわめて高度な位置精度を必要とする電子部
品の場合には実装時に電子部品と電極との位置ズレが生
じ、実装不良の発生原因となっていた。
【0005】そこで本発明は、電子部品実装時の位置ズ
レに起因する実装不良を防止することができる電子部品
の実装方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
の実装装置は、移載ヘッドによって電子部品の供給部か
ら電子部品をピックアップし、基板に実装する電子部品
の実装方法であって、前記基板に形成された電極を電子
部品実装装置に備えられた基板認識手段によって認識す
る工程と、この認識結果に基づいて実装点の位置座標を
示す実装座標データを作成する工程と、作成された実装
座標データを用いて前記移載ヘッドを基板上の実装点ま
で相対的に移動させる工程とを含む。
【0007】本発明によれば、基板に形成された電極を
電子部品実装装置に備えられた基板認識手段によって認
識し、この認識結果に基づいて実装点の位置座標を示す
実装座標データを作成することにより、基板製作時の電
極の位置誤差を補正して実装時の位置ズレを防止するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子
部品実装装置の平面図、図2は同電子部品実装装置の制
御系の構成を示すブロック図、図3は同電子部品実装装
置による実装座標データ作成処理のフロー図、図4は同
電子部品実装対象の基板の平面図である。
【0009】まず図1を参照して電子部品実装装置の構
造を説明する。図1において、電子部品の供給部1には
電子部品を供給するパーツフィーダ2が多数個並設され
ている。パーツフィーダ2は図外のフィーダベースに装
着され、送りねじ3を回転駆動することにより横方向へ
移動する。
【0010】供給部1の手前側にはロータリヘッド4が
配設されている。ロータリヘッド4は主軸Oの廻りでイ
ンデックス回転し、その円周上には複数基の移載ヘッド
5が備えられている。移載ヘッド5は図示しない複数の
吸着ノズルを備えている。吸着ステーションのピックア
ップ位置Pに位置している状態で移載ヘッド5が昇降動
作を行うことにより、パーツフィーダ2から電子部品を
ピックアップする。このとき、送りねじ3によりパーツ
フィーダ2を横移動させることにより、所望の電子部品
をピックアップすることができる。
【0011】移載ヘッド5はロータリヘッド4の主軸O
を中心とする円周上に配設されており、移載ヘッド5は
図示しない駆動機構によってその軸心(ヘッド回転中
心)廻りに回転する。この回転により移載ヘッド5に設
けられた複数の吸着ノズルの選択や、吸着ノズルに保持
された電子部品の水平回転方向の角度設定などを行う。
【0012】ピックアップ位置Pでピックアップされた
電子部品7は、ロータリヘッド4のインデックス回転に
より矢印a方向に順次移動する。移動途中には厚み計測
ステーション8が設けられている。厚み計測ステーショ
ン8では、移載ヘッド5に保持された状態の電子部品7
の厚みを計測する。
【0013】厚み計測ステーション8に隣接して部品認
識ステーション9が設けられている。吸着ノズル6に保
持された電子部品7は部品認識ステーション9において
図示しないカメラによって下方から撮像される。そして
この撮像結果を画像処理することにより、電子部品7の
平面視した寸法、すなわち長さや幅寸法が検出される。
【0014】ロータリヘッド4の手前側にはXYテーブ
ル11が配設されている。XYテーブル11は基板12
を位置決めする。部品認識ステーション9から移動した
移載ヘッド5が基板12上に位置する実装ステーション
の実装位置Mに到達し、そこで昇降動作を行うことによ
り、電子部品7を基板12に実装する。
【0015】XYテーブル11に隣接して基板認識用の
カメラ13(基板認識手段)が配設されている。XYテ
ーブル11を駆動して基板12を基板認識用のカメラ1
3の下方まで移動させ、任意の認識点を基板認識用のカ
メラ13の下方に位置させて認識点を撮像することによ
り、認識対象の位置を検出することができる。
【0016】次に図3を参照して電子部品実装装置の制
御系の構成を説明する。図3において、制御部20はC
PUであり、電子部品実装装置全体の動作や演算処理を
制御する。実装データ記憶部21は実装される電子部品
についてのデータや、実装点の位置を示す実装座標デー
タなどの実装データを記憶する。ランド位置測定部22
は基板認識用のカメラ13によって撮像された基板上の
ランド(電極)の画像データから各ランド位置を測定し
位置座標として出力する。ランド位置測定結果記憶部2
3は、ランド位置の測定結果の位置座標データを記憶す
る。
【0017】そして記憶されたランドの位置座標データ
は実装データ記憶部21に送られ、これにより実装座標
データが更新される。すなわち、当初は設計データ上で
のランドの位置座標に基づいて決定された実装座標デー
タが記憶されており、ランド位置測定後に測定結果に基
づき実装座標データを上書きする形でデータ更新され
る。テーブル駆動部24は基板を保持して移動させるX
Yテーブル11を駆動する。
【0018】この電子部品実装装置は上記のように構成
されており、以下、実装座標データ作成処理について図
3のフロー図に沿って説明する。この実装座標データ作
成処理は、当該実装装置によって新たな品種の基板を対
象として実装作業を行う際に、実際に用いられる実装座
標データを当該実装装置を用いて作成するものである。
【0019】まず図3において、実装対象の基板12を
XYテーブル11に載置する(ST1)。次いで基板1
2の認識マーク12a(図4参照)をカメラ13で撮像
し、基板12の位置を認識する(ST2)。次にXYテ
ーブル11を駆動して位置測定対象のランド12bをカ
メラ13の下方に位置させ(ST3)、カメラ13でラ
ンド12bを撮像して位置を測定する(ST4)。この
各ランド撮像時のXYテーブル11の移動には、予め設
計データに基づいて作成され実装データ記憶部21に記
憶された実装座標データが用いられる。この位置認識は
ランド位置測定部22によって行われる。
【0020】この後、次測定対象のランドの有無が判断
され(ST5)、次測定対象があればST3に戻ってラ
ンド位置の測定を反復し、ST5にて全ての測定対象に
ついて測定完了と判断されたならば、ランド位置の測定
結果をランド位置測定結果記憶部23に記憶させる(S
T6)。そして求められたランド位置測定結果に基づい
て、実装動作時に用いられる実装座標データを作成し、
実装データ記憶部21に記憶させる(ST7)。これに
より、実装座標データ作成処理を完了する。なお、実装
座標データ作成のための実物基板の認識は、同一金型を
使用して作成される基板12については位置誤作は常に
同一傾向で発生するため、新規製作時に1回のみ行えば
よい。
【0021】以後当該品種の基板を対象として実装作業
を行う場合には、このようにして作成され記憶された実
装座標データが実装データ記憶部21から読み出され
る。そしてこの実装座標データに基づいてXYテーブル
11が駆動され、基板12の各実装点に対して移載ヘッ
ド5を相対移動させて電子部品を実装する。
【0022】上記説明したように、本実施の形態では、
実装座標データの作成を実物基板におけるランド位置の
測定結果に基づいて行うようにしたものである。これに
より、基板上でのランド位置のばらつきに起因する電子
部品の実装位置ずれを防止することができ、高い実装精
度を要する微小サイズの電子部品を実装対象とする場合
においても、電子部品と電極との位置ずれを防止して実
装不良を減少させることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、基板に形成された電極
を電子部品実装装置に備えられた基板認識手段によって
認識し、この認識結果に基づいて実装点の位置座標を示
す実装座標データを作成するようにしたので、基板製作
時の電極の位置誤差を補正して実装時の位置ズレを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の平
面図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置の制
御系の構成を示すブロック図
【図3】本発明の一実施の形態の電子部品実装装置によ
る実装座標データ作成処理のフロー図
【図4】本発明の一実施の形態の電子部品実装対象の基
板の平面図
【符号の説明】
1 供給部 2 パーツフィーダ 4 ロータリヘッド 5 移載ヘッド 13 カメラ 22 ランド位置測定部 23 ランド位置測定結果記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品の供給部から移載ヘッドによって
    電子部品をピックアップし基板に実装する電子部品の実
    装方法であって、前記基板に形成された電極を電子部品
    実装装置に備えられた基板認識手段によって認識する工
    程と、この認識結果に基づいて実装点の位置座標を示す
    実装座標データを作成する工程と、作成された実装座標
    データを用いて前記移載ヘッドを基板上の実装点まで相
    対的に移動させる工程とを含むことを特徴とする電子部
    品の実装方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6839960B2 (en) 2001-08-08 2005-01-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for mounting electronic parts on a board
WO2015083414A1 (ja) * 2013-12-02 2015-06-11 上野精機株式会社 電子部品搬送装置
JP5761772B1 (ja) * 2013-12-02 2015-08-12 上野精機株式会社 電子部品搬送装置

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