JP2001183589A - 側方視型内視鏡の先端部 - Google Patents
側方視型内視鏡の先端部Info
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Abstract
側方視型内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】対物レンズ16の軸線とイメージガイドフ
ァイババンドル20の先端部分の軸線とを相対的に偏心
させて鏡筒14に取り付け、鏡筒14を軸線周りに回転
自在に鏡筒挿入孔10内に嵌挿すると共に、鏡筒14を
任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔10に固定する
ことができる鏡筒固定手段22を設けた。
Description
部先端の側方を向いた側方視型内視鏡の先端部に関し、
特に観察光軸が挿入部先端の90°側方より少し前方又
は後方に偏向した側方視型内視鏡の先端部に関する。
少し前方又は後方に偏向した側方視型内視鏡において
は、一般に、反射面の角度が45°から少し偏角したプ
リズムを取り付けたり、対物レンズの軸線とイメージガ
イドファイババンドルの先端部分の軸線とを偏心させて
鏡筒に取り付けることにより、観察範囲を偏向させてい
る。
般に、処置具突出口が観察窓の横に並んで配置されてい
て、そこから突出される処置具の先端部分を観察しなが
ら内視鏡的処置を行うようになっている。
くする必要があるが、上述のような従来の側方視型内視
鏡においては、観察光軸を左右方向に調整することがで
きないので、組み立て時に光軸が処置具突出口側と反対
方向にずれているときに修正がきかず、処置具が観察視
野の周辺寄りにしか観察されずに使い難くなってしまう
場合があった。
調整することができる側方視型内視鏡の先端部を提供す
ることを目的とする。
め、本発明の側方視型内視鏡の先端部は、先側に対物レ
ンズが取り付けられて後側からイメージガイドファイバ
バンドルの先端部分が取り付けられた鏡筒が、先端部本
体内のプリズムの後方位置に形成された鏡筒挿入孔に嵌
挿固定された側方視型内視鏡の先端部において、対物レ
ンズの軸線とイメージガイドファイババンドルの先端部
分の軸線とを相対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒
を軸線周りに回転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共
に、鏡筒を任意の角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固
定することができる鏡筒固定手段を設けたものである。
先端部分の軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよく、或い
は、対物レンズの軸線が鏡筒の軸線位置にあってもよ
い。
態を説明する。図2は側方視型内視鏡の挿入部の先端部
分の平面図、図1はそのI−I断面図である。
は、側面に観察窓3と照明窓4が直列に配置されて、そ
の横に並んで処置具突出口8が配置され、それら以外の
部分は電気絶縁性の先端キャップ2により外装されてい
る。9は、処置具突出口8から突出する処置具の先端部
分(図示せず)を起上させるための処置具起上台であ
る。
ズ6が水密に接合されており、その裏面に対向して、照
明用ライトガイドファイババンドル7の射出端面が配置
されている。
レンズ11が水密に接合されており、その裏面にはマス
ク12と直角ダハプリズム13が接合されている。直角
ダハプリズム13は反射角度が45°のものである。
断面形状が正円形の鏡筒挿入孔10が先端部本体1に穿
設されている。鏡筒挿入孔10は先端部本体1の軸線と
平行に形成されており、先端部本体1の後端面に開口し
ている。
の鏡筒14が軸線周りに回転自在に挿通されて、後述す
る固定ネジ22により固定されている。鏡筒14には、
前側と後側から対物レンズ収容孔15aとイメージガイ
ド取付孔15bとが、相対的に偏心して形成されてい
る。この実施の形態においては、鏡筒14の外周に対し
てイメージガイド取付孔15bは同軸であり、対物レン
ズ収容孔15aは観察窓3から遠ざかる方向に偏心して
いる。
レンズ16が取り付けられている。この実施の形態で
は、後群対物レンズ16は三枚のレンズからなり、それ
らが対物レンズ枠17に固着されて、軸線(光軸)が対
物レンズ収容孔15aの軸線と一致する状態に固着され
ている。
ジガイドファイババンドル20の像入射端部が取り付け
られている。イメージガイドファイババンドル20の像
入射端部には断面形状が正円形のイメージガイド先端口
金20aが取り付けられており、そのイメージガイド先
端口金20aがイメージガイド取付孔15bに対して軸
線が一致する状態に嵌挿されている。
イメージガイドファイババンドル20の軸線との偏心に
より、観察窓3の前方の観察光軸100は90°側方よ
り僅かに後方向きになり、この対物光学系は僅かに後方
斜視になった側方視である。
面図である図3にも示されるように、鏡筒14が外径を
細められて薄肉に形成されている。そしてその部分に、
側方から先端部本体1のネジ孔にねじ込まれた尖り先ネ
ジからなる固定ネジ22の先端が当接して、鏡筒14を
押圧すると同時に、鏡筒14の薄肉部を変形させてイメ
ージガイド先端口金20aをも押圧している。
め込むことにより鏡筒14とイメージガイド先端口金2
0aとが一緒に先端部本体1に固定された状態になり、
固定ネジ22を緩めれば、先端部本体1に対して鏡筒1
4が自由になる。また、それと同時にイメージガイド先
端口金20aが鏡筒14に対して自由になる。
ずれている場合には、固定ネジ22を緩めて鏡筒14を
任意の角度回転させることにより後群対物レンズ16の
軸線が左右に偏位するので、イメージガイドファイババ
ンドル20の端面に投影される被写体位置が左右にずれ
て、観察光軸100を左右方向に微調整することがで
き、そこで固定ネジ22を締め付け固定すればよい。
視型内視鏡の先端部を示しており、鏡筒14の前側に形
成された対物レンズ収容孔15aを鏡筒14の外周に対
して同軸に形成し、鏡筒14の後側に形成されたイメー
ジガイド取付孔15bを観察窓3に近づく方向に偏心し
て形成したものである。
は、V−V断面を示す図5に示されるように、固定ネジ
22の先端が押し付けられる鏡筒14の側面が切り削が
れて薄肉に形成されている。その他の構成は上述の第1
の実施の形態と同じである。
左右方向にずれている場合には、固定ネジ22を緩めて
鏡筒14を任意の角度回転させることによりイメージガ
イド先端口金20aが左右方向に偏位するので、イメー
ジガイドファイババンドル20の端面に投影される被写
体位置が左右にずれて、観察光軸100を左右方向に微
調整することができ、そこで固定ネジ22を締め付け固
定すればよい。
るものではなく、例えば、対物光学系として僅かに前方
斜視の側方視光学系が組み込まれた内視鏡の先端部に本
発明を適用してもよい。
メージガイドファイババンドルの先端部分の軸線とを相
対的に偏心させて鏡筒に取り付け、鏡筒を軸線周りに回
転自在に鏡筒挿入孔内に嵌挿すると共に、鏡筒を任意の
角度回転させた位置で鏡筒挿入孔に固定することができ
る鏡筒固定手段を設けたことにより、観察光軸が左右方
向にずれている場合には、鏡筒を回転させるだけで観察
光軸の左右方向のずれを容易に微調整することができ
る。
先端部の図2におけるI−I断面図である。
先端部の平面図である。
−III断面図である。
先端部の側面断面図である。
V断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】先側に対物レンズが取り付けられて後側か
らイメージガイドファイババンドルの先端部分が取り付
けられた鏡筒が、先端部本体内のプリズムの後方位置に
形成された鏡筒挿入孔に嵌挿固定された側方視型内視鏡
の先端部において、 上記対物レンズの軸線と上記イメージガイドファイババ
ンドルの先端部分の軸線とを相対的に偏心させて上記鏡
筒に取り付け、上記鏡筒を軸線周りに回転自在に上記鏡
筒挿入孔内に嵌挿すると共に、上記鏡筒を任意の角度回
転させた位置で上記鏡筒挿入孔に固定することができる
鏡筒固定手段を設けたことを特徴とする側方視型内視鏡
の先端部。 - 【請求項2】上記イメージガイドファイババンドルの先
端部分の軸線が上記鏡筒の軸線位置にある請求項1記載
の側方視型内視鏡の先端部。 - 【請求項3】上記対物レンズの軸線が上記鏡筒の軸線位
置にある請求項1記載の側方視型内視鏡の先端部。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36582399A JP4441030B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36582399A JP4441030B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 側方視型内視鏡の先端部 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183589A true JP2001183589A (ja) | 2001-07-06 |
JP4441030B2 JP4441030B2 (ja) | 2010-03-31 |
Family
ID=18485207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36582399A Expired - Fee Related JP4441030B2 (ja) | 1999-12-24 | 1999-12-24 | 側方視型内視鏡の先端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4441030B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061185A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
WO2014097717A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡及び内視鏡の製造方法 |
-
1999
- 1999-12-24 JP JP36582399A patent/JP4441030B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009061185A (ja) * | 2007-09-07 | 2009-03-26 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
WO2014097717A1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-06-26 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡及び内視鏡の製造方法 |
JP5563178B1 (ja) * | 2012-12-17 | 2014-07-30 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡及び内視鏡の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4441030B2 (ja) | 2010-03-31 |
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