JP2001175967A - 炎検知器 - Google Patents

炎検知器

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JP2001175967A JP36004299A JP36004299A JP2001175967A JP 2001175967 A JP2001175967 A JP 2001175967A JP 36004299 A JP36004299 A JP 36004299A JP 36004299 A JP36004299 A JP 36004299A JP 2001175967 A JP2001175967 A JP 2001175967A
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秀成 松熊
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裕史 島
Masahiko Nemoto
雅彦 根本
Masato Aizawa
真人 相澤
Manabu Mizobuchi
学 溝渕
Isao Asano
功 浅野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知センサから出力される検出信号に含まれ
るノイズ成分を簡易な構成により抑制するとともに、本
来の炎検出成分を良好に抽出、増幅して、より正確な炎
判定を行うことができる炎検知器を提供する。 【解決手段】 炎検知器は、赤外線エネルギーを電気信
号に変換して出力する複数の受光素子10a〜10dを
備えたセンサ部SENと、センサ部SENから出力され
る各検出信号Sa〜Sdから所定の周波数帯域の信号成
分Aa〜Adのみを通過させるフィルタ部FLTと、信
号成分Aa〜Adを加算(積算)し、信号増幅する加算
増幅部AMPと、加算増幅部AMPから出力される増幅
出力により炎の判定を行う信号処理部PROと、を有し
て構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火炎を観測して得
られる輻射エネルギーを検出することにより、炎を検知
する炎検知器に関し、特に、受光素子により検出された
検出信号を所定の信号レベルに増幅する信号増幅部を備
えた炎検知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火炎等の火災源を検出するために
用いられている輻射式の炎検知器は、図7に示すよう
に、大別して、火炎等からの輻射エネルギー(特に、赤
外線エネルギー)を検出する焦電型の受光素子を備えた
検知センサ10と、該受光素子により検出、出力される
検出信号Spから、炎判定処理に用いられる特定の周波
数帯域の信号成分Apのみを通過させる前置フィルタ2
0と、前置フィルタ20を通過した信号成分Apを所定
の信号レベルに初段増幅するプリアンプ30と、プリア
ンプ30からの出力を、後述する信号処理に適した信号
レベルに増幅するメインアンプ40と、メインアンプ4
0から出力される増幅出力(アナログ信号)Bpをデジ
タル信号に変換するアナログ−デジタル変換器(以下、
A/D変換器と記す)50と、A/D変換された増幅出
力に基づいて、火炎等の検出判定処理を実行する炎判定
処理部60と、を有して構成されている。
【0003】このような炎検知器において、検知センサ
10により炎が観測されると、炎の輻射エネルギーに応
じた検出信号Spが出力され、炎判定に用いられる周波
数帯域の信号成分Apのみが抽出、増幅されて、炎判定
部60に入力される。すなわち、特定の周波数帯域に含
まれる信号成分に基づいて、炎判定処理が実行されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来技術においては、次に示すような問題点を
有していた。 (1)上述した炎検知器においては、図8に示すよう
に、検知センサ10から出力された検出信号Spのう
ち、特定の周波数帯域に含まれる信号成分Apを、プリ
アンプ30及びメインアンプ40により増幅する際、上
記周波数帯域に含まれるノイズ成分Npも、本来の炎検
出成分Dpとともに所定の増幅率で増幅される。そのた
め、炎判定処理部60に出力される増幅出力Bpに含ま
れるノイズ成分Np´の絶対レベルが増大して、炎判定
処理部60における炎判定処理に影響を及ぼすことによ
り、正確な炎判定が行われなくなる可能性を有してい
た。
【0005】(2)また、検知センサ10においては、
検知センサ10に備えられた受光素子の特性劣化や受光
素子前方に配置される保護用透光性窓の汚れ等により、
経時的に検知エリアや検知感度の変化に対応させて、検
知感度を自動的に調整する場合、あるいは、炎検知器の
設置現場において、検知エリアや検知感度を調整する場
合、アンプの増幅率の変更制御の幅が狭く、増幅余裕度
が低い構成となっていた。そのため、炎検知器の検知性
能にばらつきを生じ易く、正確な炎判定が行われなくな
る可能性を有していた。
【0006】そこで、本発明は、このような問題点に鑑
み、検知センサから出力される検出信号に含まれるノイ
ズ成分を簡易な構成により抑制するとともに、本来の炎
検出成分を良好に抽出、増幅して、より正確な炎判定を
行うことができる炎検知器を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る炎検知器は、光エネルギーを電気信号に変換する検知
センサと、前記検知センサからの出力信号を増幅して出
力する増幅手段と、前記増幅手段から出力される増幅出
力により炎の判定を行う炎判定手段と、を備えた炎検知
器において、前記検知センサは、略同一の検知エリアを
略同時に監視するように設定され、かつ、個別出力可能
な受光素子を複数備え、前記増幅手段は、前記受光素子
からの各個別の出力を加算増幅することを特徴としてい
る。請求項2記載の発明に係る炎検知器は、請求項1記
載の炎検知器において、前記増幅手段は、前記受光素子
からの各個別の出力を初段増幅する前置増幅手段と、該
前置増幅手段からの出力を所定の信号レベルに増幅する
主増幅手段と、を備え、各前置増幅手段からの出力線を
接続して主増幅手段に出力することにより、加算増幅す
るようにしたことを特徴としている。
【0008】請求項3記載の発明に係る炎検知器は、請
求項2記載の炎検知器において、前記炎検知器は、各前
置増幅手段からの出力線を切換え接続する切換え手段を
備えていることを特徴としている。請求項4記載の発明
に係る炎検知器は、請求項1記載の炎検知器において、
前記検知センサは、前記受光素子が複数個配置され、一
体的にパッケージ化されたものであることを特徴として
いる。請求項5記載の発明に係る炎検知器は、請求項1
記載の炎検知器において、前記検知センサは、同一種類
の受光素子を個別にパッケージ化して、複数個近接して
配置したものであることを特徴としている。請求項6記
載の発明に係る炎検知器は、請求項4又は5のいずれか
に記載の炎検知器において、前記複数の受光素子は、各
々同一の素子寸法で形成されていることを特徴としてい
る。請求項7記載の発明に係る炎検知器は、請求項4又
は5のいずれかに記載の炎検知器において、前記複数の
受光素子は、異なる素子寸法に形成されたものを含んで
いることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 <第1の実施形態>図1は、本発明に係る炎検知器の第
1の実施形態を示す概略構成図であり、図2は、本実施
形態に係る炎検知器に適用されるセンサ部の構成例を示
す図であり、図3は、本実施形態に係る炎検知器に適用
されるセンサ部における受光素子の配置例を示す図であ
る。
【0010】図1に示すように、本実施形態に係る炎検
知器は、大別して、赤外線エネルギー(光エネルギー)
を電気信号に変換して出力する複数の受光素子10a〜
10dを備えたセンサ部(検知センサ)SENと、セン
サ部SENから出力される各検出信号Sa〜Sdから、
所定の周波数帯域の信号成分Aa〜Adのみを通過させ
るフィルタ部FLTと、信号成分Aa〜Adを加算(積
算)し、信号増幅する加算増幅部(増幅手段)AMP
と、加算増幅部AMPから出力される増幅出力により炎
の判定を行う信号処理部(炎判定手段)PROと、を有
して構成されている。
【0011】以下、各構成について具体的に説明する。 (ア)センサ部SEN/フィルタ部FLT センサ部SENは、略同一の検知エリアを有するように
設定され、かつ、火炎FR等の熱源からの赤外線エネル
ギーを略同時に検出する複数の受光素子10a〜10d
を有して構成され、フィルタ部FLTは、該受光素子1
0a〜10dの各々から出力される検出信号Sa〜Sd
から、炎判定処理に用いられる特定の周波数帯域の信号
成分Aa〜Adのみを通過させる前置フィルタ20a〜
20dを有して構成されている。ここで、センサ部SE
Nの具体的な構成例について説明すると、例えば、図2
に示すように、複数の受光素子10a〜10dが形成さ
れた基板101と、該基板を基部103上に支持するた
めの基板搭載部102と、基板搭載部側の背面側から端
子104が延在して設けられた基部103と、受光素子
10a〜10dの前方に光学波長フィルタである保護用
透光性窓105を備えたカバー部材106とにより、セ
ンサモジュールとしてパッケージ化された構成を有して
いる。
【0012】このようなセンサ部SENに適用される受
光素子10a〜10dの配置例としては、例えば、図3
(a)〜(c)に示すように、単一の基板101上に、
同一の素子寸法(サイズ)、すなわち、同一の検知感度
を有する受光素子10a〜10dを複数個(本実施形態
においては、4個)、マトリクス状(図3(a))や直
線状(図3(b))、あるいは、千鳥状(図3(c))
等の任意の配列でアレイ状に形成したものを適用するこ
とができる。ここで、アレイ状とは、同一の基板上に同
一の製造プロセスにより、同一の感度特性を有するよう
に形成された受光素子群であることを意味している。
【0013】そして、各々の受光素子10a〜10d
は、略同一の検知エリアを略同時に監視するように設定
され、かつ、個別に検出信号Sa〜Sdを前置フィルタ
20a〜20dに出力するように構成されている。な
お、図1、図3においては、説明の都合上、4個の受光
素子10a〜10dを備えたセンサ部SENの構成につ
いて示したが、受光素子の設置数や配置方法、素子寸法
等については、何ら限定されるものではない。また、一
般に、検知出力レベルは、受光素子の面積に略比例する
ので、各受光素子の素子寸法、素子合計寸法が大きくな
るほど大きな検知出力レベルを得ることができる。
【0014】上述したように、受光素子10a〜10d
をアレイ状に形成し、パッケージ化することにより、セ
ンサ部SENの構成を小型化することができるととも
に、各受光素子の検知感度特性を略均一化して、各検出
信号Sa〜Sdを略同等(Sa≒Sb≒Sc≒Sd)に
することができ、後述する信号成分の加算増幅におい
て、本来の炎検出成分のみを良好に顕在化させることが
できる。なお、具体的な信号成分の加算増幅の作用につ
いては後述する。また、センサ部SENの他の構成例と
しては、図2において、基板101上に所定の素子寸法
を有する単一の受光素子を形成してパッケージ化した同
一種類のセンサモジュールを複数個用意し、これらを互
いに近接して配置した構成を適用することもできる。
【0015】このように、個別独立してパッケージ化さ
れた同一種類のセンサモジュールを複数個近接して配置
することにより、上述したアレイ状の受光素子10a〜
10dに比較して、センサ部SENの構成が大型化した
り、あるいは、設置スペースが制限される等の問題が生
じるものの、その一方で比較的安価な汎用の受光素子を
適用することができるので、センサ部SENを安価かつ
簡易に構成することができる。なお、このような構成に
よっても上述した構成と同様に、検知感度特性を略均一
化して、各検出信号Sa〜Sdを略同等(Sa≒Sb≒
Sc≒Sd)にすることができる。
【0016】(イ)加算増幅部AMP 加算増幅部AMPは、各前置フィルタ20a〜20dを
介して個別に入力される信号成分Aa〜Adを、各々所
定の増幅率で初段増幅する複数のプリアンプ(前置増幅
手段)30a〜30dと、各プリアンプ30a〜30d
の出力線L1a〜L1dを結合接続(出力信号を加算)し
て得られる出力信号を、後述する信号処理に適した信号
レベルに増幅するメインアンプ(主増幅手段)40A
と、を有して構成されている。
【0017】ここで、プリアンプ30a〜30dの各々
の増幅出力は、出力線L1a〜L1dを介して出力さ
れ、接点NAにおいて加算合成されて、後段のメインア
ンプ40Aに入力される。すなわち、出力線L1a〜L
1dを介して出力される増幅出力は、略同一の条件下
(略同一の検知エリアを略同時に監視して)で得られた
検出信号に基づく信号であるので、これらの出力線L1
a〜L1dを接点NAにおいて結合接続することによ
り、各増幅出力が積算されてS/Nが改善される。メイ
ンアンプ40Aは、接点NAにおいて加算合成された信
号成分を、所定の増幅率で増幅する。ここで、メインア
ンプ40Aの増幅率は、受光素子の設置数(すなわち、
プリアンプの設置数)、プリアンプの増幅率、及び、後
段の信号処理部PROにおける信号処理に必要とされる
信号レベルに基づいて設定される。詳しくは後述する。
【0018】(ウ)信号処理部PRO 信号処理部PROは、メインアンプ40Aから出力され
るアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器
50と、A/D変換された増幅出力に基づいて、火炎等
の検出判定処理を実行する炎判定処理部60と、を有し
て構成されている。A/D変換部50は、メインアンプ
40Aから出力されたアナログ信号を後段の炎判定処理
部60に適したデジタル信号に変換する。なお、A/D
変換部50は、後段の炎判定処理部60がデジタル信号
処理を行う場合にのみ必要であり、アナログ信号レベル
を直接基準値と比較するような処理回路の場合には省略
することができる。
【0019】炎判定処理部60は、A/D変換器50
(又は、メインアンプ40A)からの加算増幅出力に基
づいて、所定の炎判定処理を実行する。炎検出判定の具
体的な手法としては、例えば、加算増幅出力の積分レベ
ルと所定の炎判定レベルとを比較する方法を適用するこ
とができる。また、他の炎判定方法としては、火炎特有
のちらつき周波数が得られるか否かを判定するものや、
レベル比較との組合せ等、種々の手法を適用することが
できる。すなわち、本実施形態に係る炎検知器において
は、プリアンプ30a〜30dからの増幅出力を加算
し、メインアンプ40Aにより増幅したものを用いて炎
検出判定処理が実行される。なお、炎検知器の検知感度
は、受光素子の出力数(設置数)、加算増幅部における
増幅率、炎判定処理部60における炎判定レベル等によ
り決定される。
【0020】ここで、本実施形態に係る炎検知器と、従
来技術に示した炎検知器における増幅作用の差異につい
て、図を参照して詳しく説明する。図4は、本発明に係
る炎検知器に適用される加算増幅部における加算増幅作
用を説明するための概念図である。ここでは、図7、図
8に示した従来技術を適宜参照して説明する。まず、上
述した従来技術について説明する。図7に示したよう
に、単一の受光センサを備えた検知センサ10から出力
される検出信号Spから所定の周波数帯域の信号成分A
pを抽出し、プリアンプ30及びメインアンプ40によ
り増幅処理する場合において、例えば、プリアンプ30
の増幅率を10倍、メインアンプ40の増幅率を100
倍とすると、図8(a)、(b)に示したように、信号
成分Apに含まれる本来の炎検出成分Dpとともに、受
光素子の素子特性や外的環境等に基づくノイズ成分Np
も1000倍に増幅される。そのため、ノイズ成分が増
大して正確な炎判定を行うことができなくなる場合が生
じる。
【0021】これに対して、本実施形態に係る炎検知器
においては、センサ部SENに備えられた各受光素子1
0a〜10dが略均一な検知感度特性を有し、かつ、略
同一の検知エリアを略同時に監視するので、各受光素子
10a〜10dから出力される検出信号Sa〜Sdは、
略同等(Sa≒Sb≒Sc≒Sd)な信号として得られ
る。そして、検出信号Sa〜Sdから所定の周波数帯域
の信号成分Aa〜Adを抽出し、各プリアンプ30a〜
30d及びメインアンプ40Aにより増幅処理する場
合、例えば、各プリアンプ30a〜30dの増幅率を1
0倍とすると、各信号成分Aa〜Adは、各々10倍に
信号増幅される。このとき、信号成分Aa〜Adに含ま
れるノイズ成分Na〜Ndも本来の炎検出成分Da〜D
dとともに増幅され、各出力線L1a〜L1dを介して
出力される。
【0022】ここで、各プリアンプ30a〜30dの各
出力線L1a〜L1dは、接点NAにおいて結合接続さ
れているので、各プリアンプ30a〜30dからの増幅
出力は、加算合成(すなわち、積算)されて、図4に示
すように、略同一の帯域に現れる本来の炎検出成分Da
〜Ddの絶対レベルが、概ね結合される出力線数倍(す
なわち、受光素子の設置数倍;図4では4倍)に増大す
ることになり、接点NAにおける加算出力は、センサ部
SENに備えられた各受光素子10a〜10dにより検
出された各検出信号Sa〜Sdの信号レベルを40倍
(=4×Sa×10)に増幅したものに相当する。そし
て、上述した従来技術と同様に、本来の炎検出成分に対
して1000倍の増幅率を実現するためには、上記加算
出力に対して25倍の増幅処理を行えばよいことになる
ので、メインアンプ40Aの増幅率は、25倍に設定さ
れる。
【0023】一方、各プリアンプ30a〜30dにより
所定の増幅率で信号増幅された信号成分Aa〜Adに含
まれる各ノイズ成分Na〜Ndは、各出力線L1a〜L
1dを接点NAにおいて結合接続した構成により、加算
合成(積算)されて、上記本来の炎検出成分Dの信号レ
ベルに比較して相対的に増大率が抑制されて現れる。そ
して、メインアンプ40Aにより加算出力に含まれるノ
イズ成分も本来の炎検出成分とともに増幅されるが、従
来のメインアンプ40の増幅率(100倍)に比較し
て、極めて低い増幅率(25倍)で増幅されるにすぎな
いので、ノイズ成分Nは本来の炎検出成分Dに比較して
相対的に大幅に抑制された信号レベルとして現れる。こ
のように、本実施形態おける加算増幅部AMPにより、
本来の炎検出成分のみを増大させ、かつ、ノイズ成分を
相対的に抑制することができるのは、各受光素子10a
〜10dにおける本来の炎検出成分Da〜Dd相互が、
同一の被検出体(炎)を同時に検出していることにより
密接な相関を有しているのに対して、ノイズ成分Na〜
Nd相互には相関が比較的少ないことに基づくものであ
る。
【0024】また、このような信号成分Aa〜Adを加
算増幅した場合におけるS/Nは、次のような特徴を有
している。すなわち、i番目の受光素子からの信号成分
Aiをm個加算すると、その結果は、炎検出成分の平均
振幅Sを用いて、次式のように表される。 ΣSi = m・S ・・・(1) 一方、雑音強度ついては、その分散の平方平均で評価す
ることができるので、雑音成分の平均振幅Nを用いて、
次式のように表される。 √(ΣNi2) = N・√m ・・・(2) したがって、最終的なS/Nは、次式のように表され、
m個の受光素子からの出力を加算合成(積算平均化)す
ることにより、S/Nは√m倍向上することになる。 m・S/(N・√m) = (S/N)・√m ・・・(3)
【0025】したがって、複数の受光素子からの検出出
力を加算増幅することにより、従来と同等の信号増幅率
(例えば、1000倍)を実現するためにメインアンプ4
0Aに必要とされる増幅率を大幅に低減することができ
るとともに、本来の炎検出成分のみを良好に増幅(10
00倍)させて、本来の炎検出成分をより顕在化させる
ことができ、信号処理部PROに入力される加算増幅出
力のS/Nを大幅に改善して、より正確な炎判定処理を
行うことができる。
【0026】<第2の実施形態>次に、本発明に係る炎
検知器の第2の実施形態について、図面を参照して説明
する。図5は、第2の実施形態に係る炎検知器の概略構
成を示すブロック図である。ここで、上述した実施形態
と同等の構成については、同一の符号を付して、その説
明を省略する。図5に示すように、本実施形態に係る炎
検知器は、複数の受光素子10a〜10dを備えたセン
サ部SENと、火炎FRを観測することによりセンサ部
SENから出力される各検出信号Sa〜Sdから、所定
の周波数帯域の信号成分Aa〜Adのみを通過させるフ
ィルタ部FLTと、信号成分Aa〜Adを加算し、信号
増幅する加算増幅部AMPと、加算増幅部AMPから出
力される増幅出力により炎の判定を行う信号処理部PR
Oと、を有して構成されている。
【0027】ここで、加算増幅部AMPは、信号成分A
a〜Adを初段増幅して出力線L2a〜L2cに出力す
るプリアンプ30a〜30dと、出力線L2a〜L2c
の接続状態、すなわち、プリアンプ30b〜30dの出
力を接点NBに対して接続導通/接続遮断するスイッチ
(切換え手段)SW1、SW2と、例えば、信号処理部
PROからの指令に基づいて、スイッチSW1、SW2
の接続導通/接続遮断状態を制御するスイッチ制御部7
0と、を有して構成されている。
【0028】すなわち、本実施形態に係る炎検出器にお
いては、プリアンプ30aの出力線L2aは、接点NB
を介して、常時メインアンプ40Aに接続され、プリア
ンプ30bの出力線L2bは、スイッチSW1を介して
接点NBに接続され、プリアンプ30c、30dの加算
出力線L2cは、スイッチSW2を介して接点NBに接
続される。なお、以下、説明の都合上、便宜的にプリア
ンプ30a〜30dの増幅率は、おのおの同等の、例え
ば10倍に設定され、メインアンプ40Aの増幅率は、
25倍に設定されているものとする。
【0029】次いで、上述した構成を有する炎検知器に
おける各接続状態とその作用について、図面を参照して
説明する。図6は、第2の実施形態に係る炎検知器にお
ける各接続状態とその作用を説明するための概念図であ
る。 (状態1:図6(a))上述したような構成を有する炎検
知器において、図6(a)に示すように、スイッチ制御
部70により、スイッチSW1及びSW2を遮断状態に
設定した場合、受光素子10aから出力される検出信号
Saのみが、プリアンプ30a及びメインアンプ40A
を介して信号増幅される。したがって、単一の受光素子
10aからの検出信号Saは、プリアンプ30aとメイ
ンアンプ40Aの各々の増幅率に基づいて、増幅処理さ
れるので、検出信号Saが250倍(=10×25)さ
れて信号処理部PROに入力される。
【0030】(状態2:図6(b))また、図6(b)に
示すように、スイッチ制御部70により、スイッチSW
1を導通状態、スイッチSW2を遮断状態に設定した場
合、受光素子10a、10bから出力される検出信号S
a、Sbが、プリアンプ30a、30bを介して信号増
幅されて、接点NBにおいて加算合成され、メインアン
プ40Aに出力される。ここで、受光素子10a、10
bは、略同一の検知エリアを略同時に監視することによ
り、各検出信号Sa、Sbが略同等(Sa≒Sb)の信
号レベルを有している。したがって、センサ部SENか
らの検出信号Sa、Sbは、プリアンプ30a、30b
及びメインアンプ40Aの各々の増幅率に基づいて、加
算増幅処理されるので、結果、検出信号Saが500倍
(上記状態1の2倍)されたと同等の信号が信号処理部
PROに入力される。
【0031】(状態3:図6(c))また、図6(c)に
示すように、スイッチ制御部70により、スイッチSW
1及びSW2を導通状態に設定した場合、受光素子10
a〜10dから出力される検出信号Sa〜Sdが、プリ
アンプ30a〜30dを介して信号増幅されて、接点N
Bにおいて加算合成され、メインアンプ40Aに出力さ
れる。ここで、受光素子10a〜10dは、略同一の検
知エリアを略同時に監視することにより、各検出信号S
a〜Sdが略同等(Sa≒Sb≒Sc≒Sd)の信号レ
ベルを有している。したがって、センサ部SENからの
検出信号Sa〜Sdは、プリアンプ30a〜30d及び
メインアンプ40Aの各々の増幅率に基づいて、加算増
幅処理されるので、結果、検出信号Saが1000倍
(上記状態1の4倍)されたと同等の信号が信号処理部
PROに入力される。
【0032】(状態4:図6(d))また、図6(d)に
示すように、スイッチ制御部70により、スイッチSW
1を遮断状態、スイッチSW2を導通状態に設定した場
合、受光素子10a、10c、10dから出力される検
出信号Sa、Sc、Sdが、プリアンプ30a、30
c、30dを介して信号増幅されて、接点NBにおいて
加算合成され、メインアンプ40Aに出力される。ここ
で、受光素子10a、10c、10dは、略同一の検知
エリアを略同時に監視することにより、各検出信号S
a、Sc、Sdが略同等(Sa≒Sc≒Sd)の信号レ
ベルを有している。したがって、センサ部SENからの
検出信号Sa、Sc、Sdは、プリアンプ30a、30
c、30d及びメインアンプ40Aの各々の増幅率に基
づいて、加算増幅処理されるので、結果、検出信号Sa
が750倍(上記状態1の3倍)されたと同等の信号が
信号処理部PROに入力される。
【0033】したがって、本実施形態に係る炎検知器に
よれば、スイッチ制御部70により、スイッチSW1、
SW2の導通/遮断状態を個別に制御することにより、
受光素子からの検出信号の入力数を増減することができ
るので、上記スイッチの組み合わせの範囲内で、センサ
部の検出出力を任意に切換え、調整することができる。
また、メインアンプの増幅度を、従来の構成に比較して
大幅に小さく設定することができるので、より大きな増
幅率を必要とする場合に良好に対応することができ、増
幅余裕度を向上させることができる。
【0034】なお、上述した各実施形態においては、受
光素子の素子寸法(サイズ)及びプリアンプ30a〜3
0dの個々の増幅率を、同一の規定値に設定した場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、個々の受光素子の素子寸法(サイズ)等を任意に
変化させて設定することにより、検出出力レベルを異な
らせた受光素子から出力される検出信号を加算増幅する
ように構成することもできる。この場合、出力特性を段
階的に変化させて設定した受光素子群を形成することが
でき、スイッチ制御部を用いた出力線の切換え制御によ
り、増幅率の設定方法に一層の多様性を持たせることが
できる。
【0035】また、上述した各実施形態に係る炎検知器
は、火炎から放射される輻射光を検出することにより炎
を検知、判定するものであれば、どのような空間に設置
されるものであってもよく、例えば、トンネル用の火災
検知器として良好に適用することができる。さらに、上
述した各実施形態に係る炎検知器においては、加算増幅
部において増幅処理される検出信号の増幅率を、説明の
都合上、便宜的に1000倍としたが、実際の炎検知器
においては、例えば、数千倍から数万倍以上の極めて高
い増幅率が必要とされているが、上述した実施形態に示
したような複数の受光素子を備えたセンサ部、及び、加
算増幅部を有する構成を適用することにより、メインア
ンプの増幅率を大幅に低減することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光エネル
ギーを電気信号に変換する検知センサからの出力信号を
増幅して、火災の判定を行う炎検知器において、検知セ
ンサが、略同一の検知エリアを監視するように設定され
た、個別出力可能な複数の受光素子を備えているととも
に、各受光素子からの出力を加算増幅するように構成さ
れているので、個別の受光素子からの出力に含まれる本
来の炎検出成分のみを増大させつつ、ノイズ成分の相対
値を抑制して、SN比を大幅に改善することができ、よ
り正確な炎判定を行うことができる。また、各受光素子
からの出力を加算合成するという簡易な構成により、従
来に比較して低い増幅率で所定の信号レベルへの増幅を
実現することができる。したがって、増幅手段の増幅率
を従来に比較して小さく設定することができるので、増
幅余裕度を増すことができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、上記増幅手
段が、受光素子からの各個別の出力を初段増幅する前置
増幅手段と、該前置増幅手段からの出力を所定の信号レ
ベルに増幅する主増幅手段と、を備え、各前置増幅手段
からの出力線を接続して主増幅手段に出力することによ
り、加算増幅するように構成されているので、各受光素
子(各前置増幅手段)からの出力線を接続し、主増幅手
段に出力することで、加算合成するという簡易な構成に
より、従来に比較して低い増幅率で所定の信号レベルへ
の増幅を実現することができる。また、主増幅手段の増
幅度を、従来の構成に比較して小さく設定することがで
きるので、より大きな増幅率を必要とする場合に対応す
ることができ、増幅余裕度を向上させることができる。
請求項3記載の発明によれば、炎検知器が、各前置増幅
手段からの出力線を切換え接続する切換え手段を備えて
いるので、切換え手段の導通/遮断状態を個別に制御す
ることにより、受光素子からの検出信号の入力数を増減
することができ、検知センサの検出出力を任意に切換え
て、調整することができる。
【0038】請求項4記載の発明によれば、上記検知セ
ンサが、受光素子を複数個配置し、一体的にパッケージ
化された構成を有しているので、検知センサの構成を大
幅に小型化することができるとともに、感度特性の略均
一な受光素子群を形成することができる。請求項5記載
の発明によれば、上記検知センサが、同一種類の受光素
子を個別にパッケージして、複数個近接して配置した構
成を有しているので、比較的安価な汎用の受光素子を適
用することができるので、センサ部を簡易かつ安価に構
成することができる。
【0039】請求項6記載の発明によれば、上記複数の
受光素子が、同一のサイズに構成されているので、感度
特性の略均一な受光素子群を形成することができ、本来
の炎検出成分を顕在化させることができ、信号処理部に
おける炎判定処理に使用される信号の精度を高めること
ができる。請求項7記載の発明によれば、上記複数の受
光素子が、異なるサイズに構成されたものを含んでいる
ので、感度特性を段階的に変化させて設定した受光素子
群を形成することができ、スイッチ制御部を用いた出力
線の切換え制御により、増幅率の設定方法に一層の多様
性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る炎検知器の第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】第1の実施形態に係る炎検知器に適用されるセ
ンサ部の構成例を示す図である。
【図3】第1の実施形態に係る炎検知器に適用されるセ
ンサ部における受光素子の配置例を示す図である。
【図4】第1の実施形態に係る炎検知器に適用される加
算増幅部における加算増幅作用を説明するための概念図
である。
【図5】本発明に係る炎検知器の第2の実施形態を示す
ブロック図である。
【図6】第2の実施形態に係る炎検知器における各接続
状態とその作用を説明するための概念図である。
【図7】従来技術における炎検知器の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図8】従来技術に示した炎検知器における検出信号の
増幅作用を説明するための概念図である。
【符号の説明】
SEN センサ部(検知センサ) AMP 加算増幅部(増幅手段) PRO 信号処理部(火災判定手段) 10a〜10d 受光素子 20a〜20d 前置フィルタ 30a〜30d プリアンプ(前置増幅手段) L1a〜L1d 出力線 40A メインアンプ(主増幅手段) 50 A/D変換器 60 炎判定処理部 70 スイッチ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根本 雅彦 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 相澤 真人 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 溝渕 学 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 浅野 功 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 (72)発明者 川端 芳美 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホー チキ株式会社内 Fターム(参考) 2G065 AB02 BA01 BA32 BA36 BC03 BC14 BC28 DA06 5C085 AA13 AB08 AC03 CA04 CA30 EA08 EA19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光エネルギーを電気信号に変換する検知
    センサと、前記検知センサからの出力信号を増幅して出
    力する増幅手段と、前記増幅手段から出力される増幅出
    力により炎の判定を行う炎判定手段と、を備えた炎検知
    器において、 前記検知センサは、略同一の検知エリアを略同時に監視
    するように設定され、かつ、個別出力可能な受光素子を
    複数備え、 前記増幅手段は、前記受光素子からの各個別の出力を加
    算増幅することを特徴とする炎検知器。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段は、前記受光素子からの各
    個別の出力を初段増幅する前置増幅手段と、該前置増幅
    手段からの出力を所定の信号レベルに増幅する主増幅手
    段と、を備え、 各前置増幅手段からの出力線を接続して主増幅手段に出
    力することにより、加算増幅するようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の炎検知器。
  3. 【請求項3】 前記炎検知器は、各前置増幅手段からの
    出力線を切換え接続する切換え手段を備えていることを
    特徴とする請求項2記載の炎検知器。
  4. 【請求項4】 前記検知センサは、前記受光素子が複数
    個配置され、一体的にパッケージ化されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の炎検知器。
  5. 【請求項5】 前記検知センサは、同一種類の受光素子
    を個別にパッケージ化して、複数個近接して配置したも
    のであることを特徴とする請求項1記載の炎検知器。
  6. 【請求項6】 前記複数の受光素子は、各々同一の素子
    寸法で形成されていることを特徴とする請求項4又は5
    のいずれかに記載の炎検知器。
  7. 【請求項7】 前記複数の受光素子は、異なる素子寸法
    に形成されたものを含んでいることを特徴とする請求項
    4又は5のいずれかに記載の炎検知器。
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