JP2001171989A - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
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Abstract
まま車両走行による移動を可能とし、作業上の安全性及
び作業性の向上を図る。 【解決手段】 伸縮ブーム3の先端に姿勢維持部材Aを
ブーム起伏面に沿って揺動自在に設ける一方、該姿勢維
持部材Aにバケット4を取付部9を介して水平揺動自在
に取り付けるとともに、取付部9の上面に、又は姿勢維
持部材Aにジブ7を支持するジブブラケットBを水平揺
動自在に取り付けた高所作業車において、ジブブラケッ
トBを、姿勢維持部材Aに対して水平揺動自在に取り付
けられた基台13と、該基台13の水平支軸35によっ
て鉛直面に沿って揺動自在に枢支されて第1姿勢と第2
姿勢の間で姿勢変更可能とされた支持アーム17と、ジ
ブサポート部20と回転軸部21とを備えたジブ支持フ
レーム19とで構成する。
Description
端に設けられるバケットにジブを装着した高所作業車に
関するものである。
端に作業者搭乗用のバケットを装着して構成されるが、
特に電力・電工関係の作業に供される高所作業車におい
ては、例えば電柱上にトランス等の機材を吊り上げる等
の作業が必要であることから、ウィンチ装置が不可欠な
装備となる。
傍にウィンチ装置を配置するとともに、該ウィンチ装置
の近傍には吊り上げ作業用のジブを上記バケットの上方
側において起伏自在なる如く取付け、吊り上げ作業時に
は該ジブを適宜の起伏角に設定し、これにウィンチ装置
から引き出されるロープをかけ回して吊り上げ作業を行
うようにしている。
来の高所作業車においては、上記ジブの装着状態ではこ
れが上記バケットの上方側に突出状態で配置され、且つ
該ジブはその装着状態で起伏自在とされるのみであるこ
とから、車両走行による移動に際し、上記ジブを装着し
たままの状態では車高が高くなり安全な走行が担保され
ない。このため、車両走行による移動時には、上記ジブ
をバケット側から取り外して車両側へ格納するようにし
ている。また、作業時にあっても、吊り上げ作業を必要
としない場合には、車両走行による移動時と同様に、上
記ジブをバケット側から取り外して車両側へ格納するよ
うにしている。
に、車両走行による移動時、あるいは非吊り上げ作業時
においてはジブを車両側に格納し、吊り上げ作業時には
該ジブを格納位置から取り出して運搬しこれをバケット
側の所定位置に取り付ける構成とした場合には、通常、
ジブの運搬作業は車両上の比較的足場の悪い場所で行わ
れることから、運搬作業が困難で危険を伴うことも懸念
され、また作業時間もかかることから、その作業性が悪
いという問題があった。
て、ジブを装着した状態のまま車両走行による移動を可
能とすることで、作業上の安全性及び作業性の向上を図
ることを目的としてなされたものである。
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
旋回自在に取り付けられた伸縮ブーム3の先端に姿勢維
持部材Aが水平面に対する姿勢が常時一定に維持される
ようにブーム起伏面に沿って揺動自在に設けられる一
方、該姿勢維持部材Aにバケット4がその取付部9を介
して水平揺動自在に取り付けられるとともに、上記取付
部9の上方に位置するようにして該取付部9の上面に、
又は上記姿勢維持部材Aに、吊り上げ作業用のジブ7を
支持するジブブラケットBが水平揺動自在に取り付けら
れ、上記バケット4を上記伸縮ブーム3の軸線に略直交
方向へ延出するように格納するとともに上記伸縮ブーム
3を全縮で且つ倒伏せしめた姿勢で走行される高所作業
車において、上記ジブブラケットBを、上記姿勢維持部
材Aに対して水平揺動自在に取り付けられるとともにそ
の軸線が水平となるように配置された水平支軸35を設
けた基台13と、軸支持部材18を備えるとともに上記
水平支軸35によって鉛直面に沿って揺動自在に枢支さ
れ、上記水平支軸35回りの揺動によって上記軸支持部
材18の軸心が略水平方向となる第1姿勢と略鉛直方向
となる第2姿勢の間で姿勢変更可能とされた支持アーム
17と、上記ジブ7を支持するジブサポート部20と、
その軸線が上記ジブサポート部20に支持された上記ジ
ブ7の起伏面に平行な面内において該ジブ7の軸線と略
直交し且つ上記軸支持部材18により相対回転自在に支
持される回転軸部21とを備え、該回転軸部21回りの
第1回転位置においては上記支持アーム17の揺動面と
上記ジブ7の起伏面とが合致し、第2回転位置において
は上記支持アーム17の揺動面と上記ジブ7の起伏面と
が交差状態とされるジブ支持フレーム19とで構成し、
上記ジブ7の作業時姿勢においては上記支持アーム17
を第1姿勢と第2姿勢の間に設定するとともに上記ジブ
支持フレーム19を第1回転位置とし、上記ジブ7の格
納時姿勢においては上記支持アーム17を第1姿勢に設
定するとともに上記ジブ支持フレーム19を第2回転位
置に設定することを特徴としている。
かかる高所作業車において、上記ジブ7の上記格納時姿
勢においては、該ジブ7が、上記バケット4の上記伸縮
ブーム3の軸線に略直交方向へ延出する側壁面4bに対
してその平面視においては該側壁面4bに略平行で、該
側壁面4bに直交する方向からの側面視においては該側
壁面4bの上縁4aに略平行とされることを特徴として
いる。
かかる高所作業車において、上記ジブ7の上記格納時姿
勢においては、該ジブ7が、上記バケット4の上記伸縮
ブーム3の軸線に略直交方向へ延出する側壁面4bに対
してその平面視においては該側壁面4bと略平行で、該
側壁面4bに直交する方向からの側面視においてはその
基端7aから先端7bに向かって下降傾斜されることを
特徴としている。
の発明にかかる高所作業車において、上記ジブ7を上記
格納時姿勢で固定する格納時姿勢固定手段Xと、該格納
時姿勢固定手段Xにより上記ジブ7が格納時姿勢で固定
されていることを検出する固定状態検出手段27とを備
え、上記格納時姿勢固定手段Xによる上記ジブ7の格納
時姿勢での固定状態が検出されない状態において上記車
両1が走行される場合に警報を発し又は走行規制を行う
ことを特徴としている。
かかる高所作業車において、上記ジブ7を上記作業時姿
勢で固定する作業時姿勢固定手段Yと、該作業時姿勢固
定手段Yにより上記ジブ7が作業時姿勢で固定されてい
ることを検出する固定状態検出手段27とを備え、上記
作業時姿勢固定手段Yによる上記ジブ7の作業時姿勢で
の固定状態が検出されない状態において上記ジブ7によ
る吊り上げ作業が行われる場合に警報を発し又は作業規
制を行うことを特徴としている。
り次のような効果が得られる。
によれば、上記ジブ7の作業時姿勢においては、上記ジ
ブ支持フレーム19が第1回転位置に設定されるととも
に、上記支持アーム17が第1姿勢と第2姿勢の間にお
いてその姿勢が設定されることで、上記ジブ支持フレー
ム19により支持された上記ジブ7はその起伏面を上記
支持アーム17の揺動面に合致させた状態で上記バケッ
ト4の上方側に突出し、該バケット4に作業者が搭乗し
上記ジブ7を使用しての吊り上げ作業が可能となる。
は、上記支持アーム17が第1姿勢に設定されるととも
に上記ジブ支持フレーム19が第2回転位置に設定され
ることで、上記ジブ7は、その軸線が略水平方向とされ
た上記回転軸部21回りにおいてその起伏面が鉛直面に
対して交差するように該起伏面に直交する方向へ回転さ
れた姿勢とされ、この回転分だけ上記ジブ7の高さ位置
が上記作業時姿勢におけるそれよりも低位に設定され
る。従って、上記ジブ7の格納時姿勢における高さ位置
が低くなり、該ジブ7を上記ジブ支持フレーム19から
取り外すことなく格納時姿勢に姿勢設定したまま車両の
走行による移動が可能となる。この結果、例えば、従来
のように車両の走行による移動時にジブを取り外して車
両側に格納するとともに吊り上げ作業時には車両側に格
納されているジブを格納位置から取り出してこれをバケ
ット側に運搬して装着する構造のように、足場の悪い車
両上でのジブ運搬作業が不要であり、それだけ作業上の
安全性及び作業性が格段に向上するという極めて有用な
効果が奏せられるものである。
姿勢への姿勢変更によるジブ張出操作の手順としては、
上記ジブ支持フレーム19を第2回転位置から第1回転
位置に回転操作し、しかる後、上記支持アーム17を第
1姿勢から第2姿勢に揺動操作する第1の手順と、上記
支持アーム17を第1姿勢から第2姿勢に揺動操作し、
しかる後、上記ジブ支持フレーム19を第2回転位置か
ら第1回転位置に回転操作する第2の手順とを適宜選択
できる。また、上記ジブ7の作業時姿勢から格納時姿勢
への姿勢変更によるジブ格納操作の手順としては、上記
支持アーム17を第2姿勢から第1姿勢に揺動操作し、
しかる後、上記ジブ支持フレーム19を第1回転位置か
ら第2回転位置に回転操作する第3の手順と、上記ジブ
支持フレーム19を第1回転位置から第2回転位置に回
転操作し、しかる後、上記支持アーム17を第2姿勢か
ら第1姿勢に揺動操作する第4の手順とを適宜選択でき
る。そして、特にジブ張出操作における第2の手順と、
ジブ格納操作における第4の手順とを採用した場合にお
いては、上記ジブ支持フレーム19の回転操作(即ち、
上記ジブ7の回転操作)がその回転軸である上記回転軸
部21の軸線が略鉛直方向に設定された状態において行
われることから、該ジブ支持フレーム19及び上記ジブ
7の自重等による回転力は該ジブ支持フレーム19の回
転操作力には影響を及ぼさず、従って該ジブ支持フレー
ム19の回転操作をより小さな操作力で行うことがで
き、特に該ジブ支持フレーム19の回転操作を人力によ
り行う構成としたものにおいては、操作力の軽減により
その操作性が格段に向上するという効果が得られるもの
である。
によれば、上記第1の発明にかかる高所作業車におい
て、上記ジブ7の上記格納時姿勢においては、該ジブ7
が、上記バケット4の上記伸縮ブーム3の軸線に略直交
方向へ延出する側壁面4bに対してその平面視において
は該側壁面4bに略平行で、該側壁面4bに直交する方
向からの側面視においては該側壁面4bの上縁4aに略
平行とされるので、上記ジブ7の格納時姿勢から作業時
姿勢へのジブ張出操作あるいは作業時姿勢から格納時姿
勢へのジブ格納操作において次のような効果が得られ
る。
において上記バケット4の上記側壁面4bに対してその
平面視において略平行とされていることで、該バケット
4に搭乗した作業者が手動にて上記ジブ7を上記ジブ支
持フレーム19の第1回転位置と第2回転位置の間で回
転させる場合、その回転範囲の全域において上記ジブ7
とバケット4との水平方向の間隔が略一定に維持される
こととなり、例えば、回転位置によっては作業者の手が
ジブ7に届かないというようなこともなく、安全且つ容
易に上記ジブ7の回転操作を行うことができる。
て上記側壁面4bに直交する方向からの側面視において
は該側壁面4bの上縁4aに略平行とされていること
で、例えば側面視において上記ジブ7が先端下がりに傾
斜しているような場合に比して、上記ジブ7を上記ジブ
支持フレーム19の第1回転位置と第2回転位置の間で
回転させる場合における回転距離が小さくなり、それだ
け迅速且つ容易にジブ張出操作又はジブ格納操作を行う
ことができる。
によれば、上記第1の発明にかかる高所作業車におい
て、上記ジブ7の上記格納時姿勢では、該ジブ7が、上
記バケット4の上記伸縮ブーム3の軸線に略直交方向へ
延出する側壁面4bに対してその平面視においては該側
壁面4bと略平行で、該側壁面4bに直交する方向から
の側面視においてはその基端7aから先端7bに向かっ
て下降傾斜されるようになっているので、上記ジブ7の
格納時姿勢から作業時姿勢へのジブ張出操作あるいは作
業時姿勢から格納時姿勢へのジブ格納操作において次の
ような効果が得られる。
において上記バケット4の上記側壁面4bに対してその
平面視において略平行とされていることで、該バケット
4に搭乗した作業者が手動にて上記ジブ7を上記ジブ支
持フレーム19の第1回転位置と第2回転位置の間で回
転させる場合、その回転範囲の全域において上記ジブ7
とバケット4との水平方向の間隔が略一定に維持される
こととなり、例えば、回転位置によっては作業者の手が
ジブ7に届かないというようなこともなく、安全且つ容
易に上記ジブ7の回転操作を行うことができる。
て上記バケット4の上記側壁面4bに直交する方向から
の側面視においてはその基端7aから先端7bに向かっ
て下降傾斜されていることで、上記バケット4の側面視
における投影面積内に上記ジブ7をおさめるように該ジ
ブ7の長さ設定をする場合には、例えば上記ジブ7が側
面視において略水平とされている場合に比して、該ジブ
7が下降傾斜している分だけその長さ寸法を大きくとる
ことができ、その結果、上記ジブ7のコンパクト格納と
ジブ作業半径及び作業揚程の拡大による作業性の向上と
を両立し得ることになる。
端7a側から先端7b側に向けて下降傾斜させること
で、該基端aの高さを比較的高い位置に設定して作業時
姿勢における作業揚程を大きくとることができ、それだ
けジブ7を使用しての吊り上げ作業における作業性が向
上することになる。
によれば、上記第2又は第3の発明にかかる高所作業車
において、上記ジブ7を上記格納時姿勢において固定す
る格納時姿勢固定手段Xと、該格納時姿勢固定手段Xに
より上記ジブ7が格納時姿勢で固定されていることを検
出する固定状態検出手段27とを備え、上記格納時姿勢
固定手段Xによる上記ジブ7の格納時姿勢での固定状態
が検出されない状態において上記車両1が走行される場
合に警報を発し又は走行規制を行うようにしているの
で、上記ジブ7が格納時姿勢に固定されていない状態で
車両1が走行し該ジブ7が不用意に回転する等のことが
未然に且つ確実に防止され、高所作業車の走行移動時に
おける安全性が確保されることになる。
によれば、上記第1の発明にかかる高所作業車におい
て、上記ジブ7を上記作業時姿勢で固定する作業時姿勢
固定手段Yと、該作業時姿勢固定手段Yにより上記ジブ
7が作業時姿勢で固定されていることを検出する固定状
態検出手段27とを備え、上記作業時姿勢固定手段Yに
よる上記ジブ7の作業時姿勢での固定状態が検出されな
い状態において上記ジブ7による吊り上げ作業が行われ
る場合に警報を発し又は作業規制を行うようにしている
ので、上記ジブ7が作業時姿勢で固定されていない状態
において該ジブ7を使用しての吊り上げ作業が行われ該
ジブ7が不用意に回転する等のことが未然に且つ確実に
防止され、それだけ吊り上げ作業における安全性が確保
されることになる。
に基づいて具体的に説明する。
所作業車Z1を示している。この高所作業車Z1は、車両
1の荷台部1Bの後部に旋回台2を旋回自在に搭載する
とともに、該旋回台2には、基端ブーム3Aと中間ブー
ム3Bと先端ブーム3Cとから構成され且つ起伏シリン
ダ5によって起伏駆動される伸縮ブーム3の基端部3a
が枢支されている。また、上記伸縮ブーム3の先端部3
b(即ち、上記先端ブーム3Cの先端部)には、次述す
るように、姿勢維持部材Aを介して略長矩形箱状のバケ
ット4が取り付けられるとともに、さらにジブブラケッ
トBを介してジブ7が取り付けられている。
移動時には、図1〜図3に示すような走行時姿勢をと
る。即ち、この高所作業車Z1の走行時姿勢において
は、上記伸縮ブーム3は、全縮とされるとともに、その
先端3aが車両1のキャビン1A上に位置するように倒
伏される。また、上記伸縮ブーム3の先端3aに設けら
れる上記バケット4は、その平面視における長軸方向が
上記伸縮ブーム3の軸線方向と略直交するように(換言
すれば、該バケット4の長軸方向が上記車両1の車幅方
向に略合致するように)その姿勢が設定される(この時
のバケット4の姿勢を「バケット格納姿勢」という)。
さらに、上記ジブ7は、平面視においては図2に示すよ
うに、バケット格納姿勢にある上記バケット4の車両後
方側に指向する側壁面4bに対して略平行で、該側壁面
4bに直交する方向からの側面視においては図3に示す
ように、該バケット4の上縁4aに略平行とされる。
尚、このジブ7の姿勢については、後に詳述する。
大図示するように、上記先端ブーム3Cの先端に水平方
向に向けて配置した支軸34によってブーム起伏面に沿
って揺動自在に連結されたポスト10と、該ポスト10
の下端と上記先端ブーム3Cとの間に配置されて上記ポ
スト10の軸線を上記伸縮ブーム3の起伏角の変化に拘
わらず常時鉛直方向に維持する如く伸縮制御されるレベ
リングシリンダ6とによって構成される。
されるものであって、該ポスト10には、バケット支持
フレーム9(特許請求の範囲の「取付部9」に該当す
る)が上下一対の軸受11A,11Bを介して水平揺動
自在に取り付けられるとともに、スイング駆動部12に
よって上記ポスト10の軸心回りに揺動駆動されるよう
になっている。そして、このバケット支持フレーム9の
揺動端側には、バケット昇降機構8を介して上記バケッ
ト4が昇降自在に取り付けられている。さらに、上記ポ
スト10の上端部には、旋回モータ14を備えた旋回駆
動部15を介して次述のジブブラケットBが水平揺動自
在に取り付けられている。
3と支持アーム17とジブ支持フレーム19とでを備え
て構成される。
上に上記旋回駆動部15を介して旋回自在(水平揺動自
在)に取り付けられており、その上端部にはその軸線方
向を水平方向とした水平支軸35が備えられている。
して上記水平支軸35を介して鉛直面に沿って上下揺動
自在に連結されており、その一端にはジブ起伏シリンダ
16が、その他端には中空軸で構成される軸支持部材1
8がその軸線方向を上記支持アーム17の揺動面に平行
とした状態で、それぞれ取り付けられている。そして、
この支持アーム17は、上記ジブ起伏シリンダ16の伸
縮作動によって、揺動駆動され、図4に実線図示するよ
うに上記軸支持部材18の軸線方向が略水平方向に合致
した第1姿勢と、同図に鎖線図示するように上記軸支持
部材18の軸線方向が略鉛直方向に合致した第2姿勢と
の間で姿勢変更可能とされるとともに、該第1姿勢と第
2姿勢の間の任意位置において姿勢保持可能とされてい
る。尚、上記軸支持部材18の周壁には、該周壁を貫通
してその径方向へ出没自在とされた固定ピン24が取り
付けられている。
サポート部20と回転軸部21とを備えて構成される。
上記ジブサポート部20は、所定長さの角筒体で構成さ
れるジブ7の基端部7a側を嵌挿支持し得るような矩形
断面をもつ角筒体で構成されている。また、上記回転軸
部21は、上記支持アーム17側の上記軸支持部材18
の内周穴に相対回動自在に嵌挿される中空軸で構成され
ている。
部21とは、それらの軸線が同一面内において略直交す
るようにその相対的な取付け角度が設定されている。ま
た、上記ジブサポート部20への上記ジブ7の取付けに
際しては、上記回転軸部21の軸線方向が、上記ジブ7
の起伏面(即ち、該ジブ7の先端に設けたシーブ36の
回動面に平行な面)と一致又は平行となるように設定さ
れる。従って、上記ジブ7の起伏面と上記支持アーム1
7の揺動面も一致又は平行とされる。
る上記ジブサポート部20部分には、該ジブサポート部
20を挟んで上記回転軸部21の反対側に位置するよう
にしてウィンチ25が取り付けられている。
該回転軸部21を上記支持アーム17側の軸支持部材1
8に嵌挿した状態において上記固定ピン24に対応する
軸方向位置には、周方向に略90°の角度をもった状態
で一対のピン穴22,23が設けられている。従って、
これら一対のピン穴22,23に対して上記軸支持部材
18の周壁に設けた上記固定ピン24が択一的に嵌入す
ることで、上記ジブ支持フレーム19は上記回転軸部2
1を回転中心として90°の夾角をもった二つの回転位
置、即ち、図4に示すように、上記ジブサポート部20
の軸線方向が上記支持アーム17の揺動面に対して平行
となるような第1回転位置と、図5に示すように、上記
ジブサポート部20の軸線方向が上記支持アーム17の
揺動面に対して直交するような第2回転位置とに択一的
に位置設定される。尚、この実施形態のものにおいて
は、上記軸支持部材18側に設けられた上記固定ピン2
4と上記回転軸部21側に設けられた上記一対のピン穴
22,23は、特許請求の範囲の「格納時姿勢固定手段
X」及び「作業時姿勢固定手段Y」にそれぞれ該当す
る。
操作についてそれぞれ個別に説明する。
勢における姿勢である格納時姿勢と、上記ウィンチ25
を使用しての吊り上げ作業を行う場合の姿勢である作業
時姿勢の二つの姿勢を選択し得るものであり、さらにこ
れら格納時姿勢と作業時姿勢との間の姿勢変更操作に
は、油圧を利用しての機械的操作と作業者の手作業によ
る手動操作とが併用される。
示す姿勢である。即ち、上記支持アーム17は、その軸
支持部材18の軸線方向が略水平となる第1姿勢に設定
される一方、上記ジブ支持フレーム19は、上記ジブサ
ポート部20の軸線方向(即ち、上記ジブ7の軸線方
向)が略水平方向となる第2回転位置に設定される。こ
の格納時姿勢においては、上記ジブ7はその起伏面を水
平面と略合致させた横倒れ状態で上記バケット4の側方
に位置している。また、走行時姿勢(図1〜図3参照)
での上記バケット4との関係においては、上述のよう
に、上記ジブ7は、平面視においてはバケット格納姿勢
にある上記バケット4の車両後方側に指向する側壁面4
bに対して略平行とされるとともに、該側壁面4bに直
交する方向からの側面視においては該バケット4の上縁
4aに略平行とされる。
ては、上記支持アーム17及びジブ支持フレーム19が
共に低位に位置し、且つ該ジブ支持フレーム19に支持
される上記ジブ7が略水平に横倒れ状態となっているこ
とから、該ジブ7部分の高さは上記バケット4の上縁4
a高さ近くに抑えられる。この結果、この実施形態の高
所作業車Z1においては、上述のように、走行時姿勢
(図1〜図3参照)においても上記ジブ7を装着したま
まとしておくことができ、この状態で走行できるもので
ある。従って、走行時姿勢ではジブを取り外し、これを
車両側に格納しておくようにした従来の高所作業車のよ
うに、足場の悪い車両1上においてジブ7を運搬し且つ
これをバケット4側に着脱するような必要が全くなく、
それだけ作業上の安全性及び作業性の向上が期待できる
ものである。
は、図5に示すように、上記ポスト10からブーム基端
側に向けて上記ウィンチ25が延出することになる。従
って、図5に鎖線図示するように上記ウィンチ25の下
側にカウンタバランス弁26並びにウィンチモータ30
が位置するような構成とした場合には、鎖線図示するよ
うに上記伸縮ブーム3が水平よりも先端下がりに倒伏さ
れたときには該カウンタバランス弁26が伸縮ブーム3
と干渉する危険性があるが、この実施形態のものにおい
ては、同図に実線図示するように上記ウィンチ25の上
側にカウンタバランス弁26並びにウィンチモータ30
が位置するように該カウンタバランス弁26の取付け位
置を設定しているので、該カウンタバランス弁26と伸
縮ブーム3との干渉が確実に回避され、それだけ作業上
の安全性が向上することになる。
に鎖線図示する姿勢との間で任意に設定される姿勢であ
る。即ち、この作業時姿勢においては、上記支持アーム
17は第1姿勢と第2姿勢の間の任意の姿勢に設定され
る一方、上記ジブ支持フレーム19は第1回転位置に設
定されている。この作業時姿勢においては、上記支持ア
ーム17が第1姿勢と第2姿勢の間のいずれの姿勢にあ
っても上記ジブ7の起伏面は上記支持アーム17の揺動
面と一致又は平行とされており、従って、上記ウィンチ
25から繰り出されるロープ(図示省略)を、上記ジブ
7のシーブ36にかけ回すことで、該ジブ7を使用して
の吊り上げ作業が可能となるものである。
においては、上記バケット4の揺動位置あるいは昇降位
置に応じて上記ジブ7を上記ジブ起伏シリンダ16によ
って適宜起伏させるとともに、上記旋回モータ14によ
って適宜旋回させて該バケット4との相対位置を調整す
ることになる。
の基部側には、上記ウィンチ25の作動操作を行うため
のウィンチ制御弁31が取り付けられ、該ウィンチ制御
弁31と上記ウィンチ25との間は油圧ホース32,3
3によって接続されるが、この場合、この実施形態にお
いては、上記ポスト10及び上記ジブ支持フレーム19
の上記回転軸部21が共に中空軸で構成されることを利
用して、これらポスト10と回転軸部21の内周側に上
記油圧ホース32,33を配置するようにしている。即
ち、上記ウィンチ制御弁31から延びる上記油圧ホース
32,33は、上記ポスト10の下端側へ引き出された
後、該ポスト10内をその下端側から上端側に挿通さ
れ、上記旋回モータ14の上端側に引き出され、さらに
上記ジブ起伏シリンダ16の側方を迂回して上記回転軸
部21の内周をその軸方向に挿通した後、上記ジブ支持
フレーム19の外側へ引き出されて上記カウンタバラン
ス弁26に接続されている。
上記ポスト10及び回転軸部21の内周を通して配置す
ることで、例えばこれら油圧ホース32,33を上記姿
勢維持部材A及びジブブラケットBの外側を迂回して配
置する場合のように、上記ポスト10の水平揺動、ある
いは上記ジブ7の回転とか起伏動に伴って上記油圧ホー
ス32,33が大きく外側に張り出したり、これに無理
な張力がかかることが未然に防止され、また上記油圧ホ
ース32,33のうち、直接外部へ露出する部分の長さ
が短くなり該油圧ホース32,33の周辺機器との干渉
が回避され、これらの結果、該油圧ホース32,33の
損傷防止による吊り上げ作業における安全性の向上が期
待できる。
姿勢への姿勢変更操作と、作業時姿勢から格納時姿勢へ
の姿勢変更操作とがある。尚、ここでは、説明の便宜
上、作業時姿勢の一例として図4に鎖線図示する姿勢を
採用して説明する。また、上記基台13の水平揺動によ
る上記ジブ7の旋回作動についてはその説明を省略す
る。
へ変更する場合の操作手順としては以下の二通りが考え
られる。
上記ジブ支持フレーム19をその第2回転位置から第1
回転位置へ回転させて上記ジブ7を横倒れ姿勢から起立
させ、しかる後、上記支持アーム17を第1姿勢から第
2姿勢に揺動させて上記ジブ7を起立状態から略水平に
倒伏させる第1の手順である。他の一つは、上記手順と
は逆に、先ず、上記支持アーム17を第1姿勢から第2
姿勢に揺動させて上記ジブ7の起伏面を水平状態から鉛
直状態とする。しかる後、上記ジブ支持フレーム19を
その第2回転位置から第1回転位置へ回転させる第2の
手順である。
時姿勢へ変更する場合の操作手順であるが、この場合
も、上記した格納時姿勢から作業時姿勢へ変更する場合
の操作手順と同様に以下の二通りが考えられる。
上記支持アーム17を第2姿勢から第1姿勢に揺動させ
て上記ジブ7を水平倒伏状態から起立させ、しかる後、
上記ジブ支持フレーム19をその第1回転位置から第2
回転位置へ回転させて上記ジブ7を起立姿勢から横倒し
する第3の手順である。他の一つは、上記手順とは逆
に、先ず、上記ジブ支持フレーム19をその第1回転位
置から第2回転位置へ回転させ、しかる後、上記支持ア
ーム17を第2姿勢から第1姿勢に揺動させて上記ジブ
7の起伏面を鉛直状態から水平状態とする第4の手順で
ある。
操作手順における各操作のうち、上記支持アーム17の
揺動操作は上記ジブ起伏シリンダ16によって機械的に
行うが、上記ジブ支持フレーム19の回転操作は作業者
による手動操作で行うようにしているが、他の実施形態
においてはこのジブ支持フレーム19の回転操作も機械
的に行う構成とし得ることは勿論である。
支持フレーム19の回転操作を手動にて行う構成を採用
する場合には、格納時姿勢から作業時姿勢への姿勢変更
に際しては上記第2の手順を、作業時姿勢から格納時姿
勢への姿勢変更に際しては上記第4の手順を採用すれ
ば、操作上有利である。即ち、この第2及び第4の手順
においては、上記ジブ支持フレーム19の回転操作が、
上記回転軸部21の軸線方向を鉛直方向とした状態で行
われることから、上記ジブ7とかジブ支持フレーム19
の自重による回転力によって操作力が影響を受けること
がなく、それだけ上記ジブ支持フレーム19の回転操作
をより小さな操作力で容易に行うことができるものであ
る。
記格納時姿勢においては、該ジブ7が上記バケット4の
上記側壁面4bに対してその平面視において略平行とさ
れているので、該バケット4に搭乗した作業者が手動に
て上記ジブ7を上記ジブ支持フレーム19の第1回転位
置と第2回転位置の間で回転させる場合、その回転範囲
の全域において上記ジブ7とバケット4との水平方向の
間隔が略一定に維持されることとなり、例えば、回転位
置によっては作業者の手がジブ7に届かないというよう
なこともなく、安全且つ容易に上記ジブ7の回転操作を
行うことができるていう利点がある。
て上記側壁面4bに直交する方向からの側面視において
は該側壁面4bの上縁4aに略平行とされていること
で、例えば側面視において上記ジブ7が先端下がりに傾
斜しているような場合に比して、上記ジブ7を上記ジブ
支持フレーム19の第1回転位置と第2回転位置の間で
回転させる場合における回転距離が小さくなり、それだ
け迅速且つ容易に上記ジブ7の張出操作又は格納操作を
行うことができるという利点がある。
ず、高所作業車Z1の走行時姿勢においては上記ジブ7
が格納時姿勢に確実に固定されていることが該高所作業
車Z1の安全走行上必要であり、また上記ジブ7を使用
しての吊り上げ作業時においては該ジブ7が作業時姿勢
に確実に固定されていることが作業の安全上必要であ
り、さらに上記ジブ7を使用しての吊り上げ作業中、作
業時姿勢にある上記ジブ7に横引き荷重がかからないよ
うな吊り上げ作業が行われことが作業の安全上必要であ
る。このような観点から、この実施形態の高所作業車Z
1においては、以下のような安全装置を備えている。
定されていない状態での車両1の走行を阻止して安全走
行を確保するための装置であって、図6に示すように、
上記ジブ7が格納時姿勢に固定されていることを検出す
る固定状態検出手段62と、車両1の走行が行われると
思われる状態になっていることを検出する車両状態検出
手段65と警報手段66とを備え、該固定状態検出手段
62と車両状態検出手段65からの信号を制御装置61
に入力し、該制御装置61においては上記固定状態検出
手段62から上記ジブ7が格納時姿勢に確実に固定され
ていることを示す信号が入力されていない状態におい
て、上記車両状態検出手段65から車両1の走行可能性
の状態(例えば、エンジン出力軸が油圧駆動系から車両
駆動系に切り替わった状態とか、車両の変速機が走行段
に設定された状態等)を示す信号が入力された場合に
は、上記警報手段66に信号を出力し、該警報手段66
においてブザー音とか音声による聴覚警報とか、警報灯
による視覚警報等の警報を発生し、作業者が走行操作を
行わないように注意を喚起するものである。尚、このよ
うな警報による注意喚起に代えて、例えば、車両の駆動
系あるいは燃料系の作動を規制して車両の走行そのもの
を規制又は禁止する構成とすることもできる。
で、上記ジブ7が格納時姿勢に固定されていない状態で
車両1が走行するという危険性が未然に回避され、高所
作業車Z1の安全走行性が確保されるものである。
例として、この実施形態の高所作業車Z1においては、
図4及び図5に示すように、上記支持アーム17の軸支
持部材18と上記ジブ支持フレーム19の回転軸部21
との間に設けられた上記固定ピン24部分に、該固定ピ
ン24が上記回転軸部21側に設けられた上記一対のピ
ン穴22,23のいずれに嵌入しているのか(即ち、上
記ジブ7が格納時姿勢と作業時姿勢のいずれで固定され
ているのか)を検出するピン位置検出器27を配置して
いる。尚、このピン位置検出器27の検出手法として
は、例えば上記固定ピン24が上記ピン穴22に嵌入し
た時と上記ピン穴22に嵌入した時とで該固定ピン24
の軸方向位置に差を設け、該固定ピン24の軸方向位置
によってこれがピン穴22に嵌入しているのかピン穴2
3に嵌入しているのかを検出する手法等、種々の手法が
考えられる。
ていない状態において該ジブ7を使用しての吊り上げ作
業が行われることによる吊り上げ作業上の危険性を回避
するためのものであって、図7に示すように、上記ジブ
7が作業時姿勢に固定されていることを検出する固定状
態検出手段62とウィンチ操作が行われると思われる状
態を検出するウィンチ操作検出手段63とウィンチ25
の作動を停止させるウィンチ作動停止手段64とを備
え、該固定状態検出手段62とウィンチ操作検出手段6
3からの信号を制御装置61に入力し、該制御装置61
においては上記固定状態検出手段62から上記ジブ7が
作業時姿勢に確実に固定されていることを示す信号が入
力されていない状態において、上記ウィンチ25の作動
可能性の状態(例えば、ウィンチ25からのロープの繰
り出し状態)を示す信号が入力された場合には、上記ウ
ィンチ作動停止手段64に信号を出力し、該ウィンチ作
動停止手段64によって上記ウィンチ25の作動を停止
させるものである。
は、例えばウィンチ25の油圧系にアンロード弁を設
け、該アンロード弁を作動させることでウィンチ25へ
の油圧系供給を阻止する構成とか、上記ウィンチ25の
操作系を遮断する構成等が考えられる。また、このよう
に上記ウィンチ25の作動を直接規制するのに代えて、
例えば、警報を発して作業者にウィンチ25の操作に関
して注意を喚起する構成とすることも可能である。
固定されていない状態において上記ウィンチ25のロー
プに張力がかかると、上記と同様の問題、即ち、上記ジ
ブ7が作業時姿勢に固定されていない状態において上記
ウィンチ25により吊り上げ作業が行われることによる
吊り上げ作業上の危険性が生じることから、かかる場合
には、上記ウィンチ25のロープに張力がかかるような
上記伸縮ブーム3の作動、例えば、該伸縮ブーム3の起
仰及び伸長作動を規制し、あるいは警報を発してブーム
操作に関して作業者の注意を喚起するように、上記ウィ
ンチ作動停止手段64を構成することもできる。
は、上記第1の安全装置と同様に、上記固定ピン24部
分に設けたピン位置検出器27でこれを構成している。
で、上記ジブ7が作業時姿勢に固定されていない状態下
で上記ジブ7を使用しての吊り上げ作業が行われ、該ジ
ブ7が不用意に回転する等の危険性が未然に回避され、
吊り上げ作業の安全性が確保されるものである。
に固定されていたとしても、ウィンチ25から繰り出さ
れるロープによって上記ジブ7に横引き荷重(即ち、上
記ジブ7の起伏面から外れた方向からの荷重)がかかっ
た場合には、該ジブ7の強度上の信頼性が損なわれるこ
とから、かかる横引き荷重での吊り上げ作業を回避する
ためのものである。即ち、図8に示すように、上記ジブ
7が横引き状態にあることを検出する横引状態検出手段
67と、ウィンチ操作が行われると思われる状態を検出
するウィンチ操作検出手段63とウィンチ25の作動を
停止させるウィンチ作動停止手段64とを備え、該横引
状態検出手段67とウィンチ操作検出手段63からの信
号を制御装置61に入力し、該制御装置61においては
上記横引状態検出手段67から上記ジブ7が横引き状態
にあることを示す信号が入力されている状態において、
上記ウィンチ25の作動可能性の状態(例えば、ウィン
チ25からのロープの繰り出し状態)を示す信号が入力
された場合には、上記ウィンチ作動停止手段64に信号
を出力し、該ウィンチ作動停止手段64によって上記ウ
ィンチ25の作動を停止させるものである。
は、上記第2の安全装置の場合と同様に、アンロード弁
によりウィンチ25の油圧系を規制する構成とか、ウィ
ンチ25の操作系を遮断する構成等が考えられる。ま
た、このように上記ウィンチ25の作動を直接規制する
のに代えて、例えば、警報を発して作業者にウィンチ2
5の操作に関して注意を喚起する構成とすることも可能
である。
はなされていなくても、該ウィンチ25のロープを介し
て上記ジブ7に横引き荷重がかかるような作動、例えば
上記伸縮ブーム3の旋回作動が行われると、上記と同様
の問題が生じることから、かかる場合には、該伸縮ブー
ム3の旋回作動を規制し、あるいは警報を発してブーム
操作に関して作業者の注意を喚起するように、上記ウィ
ンチ作動停止手段64を構成することもできる。
として、この実施形態においては、上記固定ピン24部
分に、例えば該固定ピン24に横引き荷重がかかること
による該固定ピン24の歪み量の変化を検出する横引荷
重検出器28を設けている。
で、上記ジブ7に横引き荷重がかかり、該ジブ7が損傷
する等のことが未然に防止されることから、吊り上げ作
業の安全性が確保されるものである。
いては、該高所作業車Z1を使用しての作業の安全性の
確保の一環として、高所作業の開始時あるいは終了時に
おける上記バケット4への作業者の乗降の安全性をさら
に高めるべく、上記バケット4に次述の取手50を備え
るようにしている。即ち、上記高所作業車Z1において
は、作業者の乗降用設備として、図1〜図3に示すよう
に、上記車両1の荷台部1Bの後部側面にはステップ4
2を、該荷台部1Bとキャビン1Aとの間の鳥居部分に
はステップ43を、上記キャビン1Aの上方にはステッ
プ44とステップ45を、それぞれ備えるとともに、荷
台部1Bの上面と該荷台部1B上に設けられた工具箱4
1の上面をも乗降用設備として活用するようになってい
る。かかる各乗降用設備を使用して作業者が上記バケッ
ト4に乗り込む場合には、先ず、地上から上記ステップ
42に乗り移り、後は、該ステップ42から上記荷台部
1Bの上面→上記工具箱41の上面→上記ステップ43
→上記ステップ44→上記ステップ45を経て、上記バ
ケット4に乗り込む。
手が設けられていなかったため、上記ステップ45から
上記バケット4への乗り込み時には、該ステップ45に
立った状態で、手を上記バケット4の上縁4aに掛けて
該バケット4に乗り込むのが通例であったが、該ステッ
プ45とバケット4の上縁4aとの間にかなりの高低差
がある場合には、作業者の体格によっては、該ステップ
45からバケット4側へ乗り込みにくいこともあった。
また、高所作業車Z1の仕様によっては上記ステップ4
5そのものがスペース的な理由によって備えられていな
いものもあり、さらに作業途中において上記バケット4
を地上側に近づけ、この状態で直接地上からバケット4
に乗降する場合もあり、これらの場合には上記バケット
4に乗降する時の最終段のステップ(即ち、前者にあっ
ては上記ステップ44、後者にあっては地面)とバケッ
ト4の上縁4aとの間により大きな高低差が生じ得るこ
とから、上記問題は一層深刻である。
上記バケット4の側壁面4bに取手50を設け、上記ス
テップ45からバケット4への乗り込みを容易としたも
のである。ここで、この取手50として、好適な構造例
をいくつか示す。
側壁面4bに適宜大きさの矩形の切欠穴51を設けると
ともに、該切欠穴51を左右方向に横切って棒体52を
取付けて構成したものである。
の側壁面4bに適宜大きさの矩形の切欠穴51を設ける
とともに、該切欠穴51の周縁部51aを円形断面状に
膨出形成し、この周縁部51aを把持部53としたもの
である。
の側壁面4bに矩形の凹部54を形成し、該凹部54を
左右方向に横切って棒体55を設けて構成したものであ
る。図12に示す取手50は、上記バケット4の側壁面
4bに、環状の把持部材56を取付け、この把持部材5
6の外周部分を把持部56aとして構成したものであ
る。
る高所作業車Z2を示している。この高所作業車Z2は、
上記第1の実施形態にかかる高所作業車Z1とその基本
構成を同じにするものであって、これと異なる点は、上
記ジブ7の長さとその格納時姿勢である。従って、以下
においては、この異なる点のみを詳述し、それ以外の構
成については全て上記第1の実施形態における該当説明
部分を援用することでその説明を省略する。
は、上記ジブ7の格納時姿勢における姿勢を、上記第1
の実施形態の高所作業車Z1のように略水平とするので
はなく、平面視においては上記バケット4の側壁面4b
に略平行で、該側壁面4bに直交する方向からの側面視
においてはその基端7aから先端7bに向かって下降傾
斜するようにしたものであり、特にこの実施形態におい
ては該側壁面4b上をその対角方向へ延出するようにし
たものである。
すると、先ず、上記ジブ7がその格納時姿勢において上
記バケット4の上記側壁面4bに対してその平面視にお
いて略平行とされていることで、該バケット4に搭乗し
た作業者が手動にて上記ジブ7を上記ジブ支持フレーム
19の第1回転位置と第2回転位置の間で回転させる場
合、その回転範囲の全域において上記ジブ7とバケット
4との水平方向の間隔が略一定に維持されることとな
り、例えば、回転位置によっては作業者の手がジブ7に
届かないというようなこともなく、安全且つ容易に上記
ジブ7の回転操作を行うことができるという利点があ
る。
て上記バケット4の上記側壁面4bに直交する方向から
の側面視においてはその基端7aから先端7bに向かっ
て下降傾斜されていることで、上記バケット4の側面視
における投影面積内に上記ジブ7をおさめるように該ジ
ブ7の長さ設定をする場合には、例えば上記ジブ7が側
面視において略水平とされている場合に比して、該ジブ
7が下降傾斜している分だけその長さ寸法を大きくとる
ことができ、その結果、上記ジブ7のコンパクト格納と
ジブ作業半径及び作業揚程の拡大による作業性の向上と
を両立し得ることになる。この実施形態のように、その
下降傾斜方向を上記側壁面4bの対角状に設定した場合
には、その効果がより一層顕著となる。
ら先端7b側に向けて下降傾斜させることで、該基端a
の高さを比較的高い位置に設定して作業時姿勢における
作業揚程を大きくとることができ、それだけジブ7を使
用しての吊り上げ作業における作業性が向上するという
利点もある。
の側面図である。
端部分の拡大図である。
施例における制御フローチャートである。
施例における制御フローチャートである。
施例における制御フローチャートである。
の構造例を示す拡大斜視図である。
2の構造例を示す拡大斜視図である。
3の構造例を示す拡大斜視図である。
4の構造例を示す拡大斜視図である。
車の側面図である。
ト、5は起伏シリンダ、6はレベリングシリンダ、7は
ジブ、8はバケット昇降機構、9はバケット支持フレー
ム、10はポスト、11A及び11Bは軸受、12はス
イング駆動部、13は基台、14は旋回モータ、15は
旋回駆動部、16はジブ起伏シリンダ、17は支持アー
ム、18は軸支持部材、19はジブ支持フレーム、20
はジブサポート部、21は回転軸部、22はピン穴、2
3はピン穴、24は固定ピン、25はウィンチ、26は
カウンタバランス弁、27はピン位置検出器、28は横
引荷重検出器、29は操作部、30はウィンチモータ、
31はウィンチ制御弁、32及び33は油圧ホース、3
4は支軸、35は水平支軸、36はシーブ、41は工具
箱、42〜45はステップ、50は取手、51は切欠
穴、52は棒体、53は把持部、54は凹部、55は棒
体、56は把持部材、61は制御装置、62は固定状態
検出手段、63はウィンチ操作検出手段、64はウィン
チ作動停止手段、65は車両状態検出手段、66は警報
手段、67は横引状態検出手段、Xは走行時姿勢固定手
段、Yは作業時姿勢固定手段、Z1及びZ2は高所作業車
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両(1)に起伏及び旋回自在に取り付
けられた伸縮ブーム(3)の先端に姿勢維持部材(A)
が水平面に対する姿勢が常時一定に維持されるようにブ
ーム起伏面に沿って揺動自在に設けられる一方、 該姿勢維持部材(A)にバケット(4)がその取付部
(9)を介して水平揺動自在に取り付けられるととも
に、 上記取付部(9)の上方に位置するようにして該取付部
(9)の上面に、又は上記姿勢維持部材(A)に、ウィ
ンチ作業用のジブ(7)を支持するジブブラケット
(B)が水平揺動自在に取り付けられ、 上記バケット(4)を上記伸縮ブーム(3)の軸線に略
直交方向へ延出するように格納するとともに上記伸縮ブ
ーム(3)を全縮で且つ倒伏せしめた姿勢で走行される
高所作業車であって、 上記ジブブラケット(B)が、 上記姿勢維持部材(A)に対して水平揺動自在に取り付
けられるとともにその軸線が水平となるように配置され
た水平支軸(35)を設けた基台(13)と、 軸支持部材(18)を備えるとともに上記水平支軸(3
5)によって鉛直面に沿って揺動自在に枢支され、上記
水平支軸(35)回りの揺動によって上記軸支持部材
(18)の軸心が略水平方向となる第1姿勢と略鉛直方
向となる第2姿勢の間で姿勢変更可能とされた支持アー
ム(17)と、 上記ジブ(7)を支持するジブサポート部(20)と、
その軸線が上記ジブサポート部(20)に支持された上
記ジブ(7)の起伏面に平行な面内において該ジブ
(7)の軸線と略直交し且つ上記軸支持部材(18)に
より相対回転自在に支持される回転軸部(21)とを備
え、該回転軸部(21)回りの第1回転位置においては
上記支持アーム(17)の揺動面と上記ジブ(7)の起
伏面とが合致し、第2回転位置においては上記支持アー
ム(17)の揺動面と上記ジブ(7)の起伏面とが交差
状態とされるジブ支持フレーム(19)とを備えて構成
され、 上記ジブ(7)の作業時姿勢においては上記支持アーム
(17)が第1姿勢と第2姿勢の間に設定されるととも
に上記ジブ支持フレーム(19)が第1回転位置にさ
れ、 上記ジブ(7)の格納時姿勢においては上記支持アーム
(17)が第1姿勢に設定されるとともに上記ジブ支持
フレーム(19)が第2回転位置に設定されることを特
徴とする高所作業車。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記ジブ(7)の上記格納時姿勢においては、該ジブ
(7)が、上記バケット(4)の上記伸縮ブーム(3)
の軸線に略直交方向へ延出する側壁面(4b)に対して
その平面視においては該側壁面(4b)に略平行で、該
側壁面(4b)に直交する方向からの側面視においては
該側壁面(4b)の上縁(4a)に略平行とされること
を特徴とする高所作業車。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記ジブ(7)の上記格納時姿勢においては、該ジブ
(7)が、上記バケット(4)の上記伸縮ブーム(3)
の軸線に略直交方向へ延出する側壁面(4b)に対して
その平面視においては該側壁面(4b)と略平行で、該
側壁面(4b)に直交する方向からの側面視においては
その基端(7a)から先端(7b)に向かって下降傾斜
されることを特徴とする高所作業車。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、 上記ジブ(7)を上記格納時姿勢で固定する格納時姿勢
固定手段(X)と、該格納時姿勢固定手段(X)により
上記ジブ(7)が格納時姿勢で固定されていることを検
出する固定状態検出手段(27)とを備え、上記格納時
姿勢固定手段(X)による上記ジブ(7)の格納時姿勢
での固定状態が検出されない状態において上記車両
(1)が走行される場合に警報を発し又は走行規制を行
うことを特徴とする高所作業車。 - 【請求項5】 請求項1において、 上記ジブ(7)を上記作業時姿勢で固定する作業時姿勢
固定手段(Y)と、 該作業時姿勢固定手段(Y)により上記ジブ(7)が作
業時姿勢で固定されていることを検出する固定状態検出
手段(27)とを備え、上記作業時姿勢固定手段(Y)
による上記ジブ(7)の作業時姿勢での固定状態が検出
されない状態において上記ジブ(7)による吊り上げ作
業が行われる場合に警報を発し又は作業規制を行うこと
を特徴とする高所作業車。
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