JP2001160995A - イヤホン及びイヤホンマイク - Google Patents

イヤホン及びイヤホンマイク

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JP2001160995A JP34102999A JP34102999A JP2001160995A JP 2001160995 A JP2001160995 A JP 2001160995A JP 34102999 A JP34102999 A JP 34102999A JP 34102999 A JP34102999 A JP 34102999A JP 2001160995 A JP2001160995 A JP 2001160995A
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美智仁 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手を用いて簡単に装着でき、耳に安定に保
持できる使い勝手に優れたイヤホンを提供する。 【解決手段】 イヤホン1は、スピーカを収納するイヤ
ホン本体部11と、耳介の外周部に巻き掛けられる湾曲
形状の耳掛け部13と、イヤホン本体部11に取付けら
れ、耳掛け部13を回動自在に支持する支持部材12を
備え、支持部材12の中空部12aにはコイルバネ21
が耳掛け部13の軸部13aと一体的に収納されてい
る。コイルバネ21の上端は軸部13a上部のロック部
材22と固定され、上方に向かうテンション力により、
耳掛け部13が回動した際に所定の回動角でロック状態
となる。上から耳掛け部13を押し込むとロックが解除
され、トーション力により、耳掛け部13がイヤホン本
体部11に向かって回動する。これにより、コイルバネ
21のテンション力とトーション力の作用を利用して、
イヤホン1を片手で容易に耳に装着することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳介に直接装着
し、音響機器から出力される電気信号を音に変換して出
力するイヤホンに関し、特に耳の外周部に掛ける耳掛け
部を備えるイヤホンの技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型のオーディオ装置に用いる
ための手軽で小型軽量のイヤホンとして様々なタイプの
ものが使用されている。このようなイヤホンは移動しな
がら使用されることが多いため、耳からの脱落を防止す
ることが重要である。そのため、スピーカを収納したイ
ヤホン本体部に耳掛け部を取り付けて、耳の外側に沿っ
て耳掛け部を掛けてイヤホン本体部を保持し、スピーカ
を耳穴上に配置する構造が一般的に採用される。
【0003】また、この種のイヤホンでは様々な耳の形
状にフィットさせるため、イヤホン本体部と耳掛け部の
相対的な位置関係を調整可能なものが提案されている。
この場合、イヤホン装着に際して、スピーカの中心位置
を耳穴上に定めた後、耳掛け部を耳の外側に沿って適切
に配置させることができる。
【0004】一方、最近ではイヤホンとマイクを一体化
したイヤホンマイクが普及しつつある。特に、自動車内
で携帯電話装置を使用する際にイヤホンマイクを利用す
れば、両手を用いることなく通話ができるので有用性が
高い。このようなイヤホンマイクの場合も、自動車内で
良好な通話を行うために、スピーカやマイクの位置決め
が重要となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のイヤホンで
は、イヤホンを耳に装着するに際し、使用者はイヤホン
本体部と耳掛け部の双方について微妙な位置調整を行っ
て、イヤホンを耳にフィットさせていた。しかしなが
ら、このような調整を使用者が片手で行うのは困難であ
り、両手を用いて行う必要があった。更に、左右両側の
耳にイヤホンを装着する場合は、両手を用いたイヤホン
の調整を2回にわたって行う必要があった。このよう
に、従来の耳掛け部を備えるイヤホンを装着するには、
使用者にとって操作が煩わしく、装着までに時間がかか
るという問題があった。
【0006】また、上記従来のイヤホンを装着する際に
位置調整を行ったとしても、時間の経過に伴いスピーカ
と耳穴の位置関係が変動することが問題となる。これに
加えて、イヤホンマイクの場合は、マイクと口の位置関
係も変動することになり、例えば携帯電話装置の送話音
量の低下などにより通話に支障を来す。更には、装着し
たイヤホンが耳から脱落し、運転中のドライバがイヤホ
ンマイクを拾う場合には、運転の危険性が高まる。
【0007】そこで、本発明はこのような問題に鑑みな
されたものであり、イヤホン本体部と耳掛け部の位置を
容易に調整でき、片手を用いて簡単に装着可能で、脱落
しにくく耳に安定に保持される使い勝手のよいイヤホン
を提供すると共に、自動車の運転中であっても安定に位
置決めできるイヤホンマイクを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載のイヤホンは、耳穴上に装着され、
スピーカを収納するイヤホン本体部と、耳介の外周部に
巻き掛けられる湾曲形状の耳掛け部と、前記イヤホン本
体部に取り付けられ、前記耳掛け部を回動自在に支持す
る支持部材とを備え、前記支持部材は、前記イヤホン本
体部に近づく回動方向に前記耳掛け部を付勢すると共
に、前記イヤホン本体部から遠ざかる軸方向に前記耳掛
け部を付勢する弾性部材と、所定の回動位置において、
前記軸方向の付勢力により前記耳掛け部がロックされて
回動を停止し、前記耳掛け部に対し前記軸方向の付勢力
と反対方向に所定の力を加えると、ロックが解除される
ロック手段とを有することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、耳掛け部を回動させて
所定の回動位置に達したとき、耳掛け部が弾性部材によ
り回動軸の上方に付勢され、ロック手段によりロック状
態となるので、耳掛け部を容易に耳に巻き掛けることが
できる。この状態で、耳掛け部に対し回動軸の下方に向
かって、指で握るなどして力を加えると、耳掛け部のロ
ック状態は解除され、弾性部材により耳掛け部とイヤホ
ン本体部が相対的に近接するよう回動する結果、自然に
イヤホン本体部が耳に装着される。
【0010】よって、両手でイヤホンを装着する必要は
なく、片手を用いて、弾性部材とロック手段の相互作用
で容易に耳にイヤホンを装着できる。また、装着後は弾
性部材の付勢力によりイヤホンが耳に安定に保持され、
イヤホンの脱落が防止される。このように、装着が煩わ
しくなく短時間に行うことができ、使い勝手が良好で、
装着時に脱落しにくいイヤホンが提供される。
【0011】請求項2に記載のイヤホンは、請求項1に
記載のイヤホンにおいて、前記弾性部材はコイルバネで
あることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、耳掛け部をイヤホン本
体部から遠ざかる軸方向に付勢するためにコイルバネの
テンション力を利用でき、耳掛け部をイヤホン本体部に
近づく回動方向に付勢するためにコイルバネのトーショ
ン力を利用できる。よって、支持部材内部にコイルバネ
を収納して耳掛け部を取り付け、比較的簡単な構成で上
述の作用を持つイヤホンを構成することができる。
【0013】請求項3に記載のイヤホンは、請求項1又
は請求項2に記載のイヤホンにおいて、前記支持部材
は、前記耳掛け部の軸方向の移動を規制する当接面を有
し、前記ロック手段は、前記所定の回動位置において、
前記当接面と前記耳掛け部の対向面のうち、一方に設け
た凸部と他方に設けた凹部を係合してロック状態にする
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、耳掛け部が弾性部材に
より回動軸の上方に付勢されると、支持部材の当接面に
よって移動を規制されるので、この位置で耳掛け部が回
動する。そして、耳掛け部が所定の回動位置に達したと
き、当接されている箇所の凹部と凸部が係合してロック
状態となる。よって、ロック手段は、凹部又は凸部を形
成するだけの簡単な構造となる共に、ロック解除に際し
て、例えば使用者が耳掛け部を凹凸形状の深さ分だけ押
し込めばよいので、簡単な構成で煩わしい操作を行うこ
となく装着可能なイヤホンが提供される。
【0015】請求項4に記載の両耳用のイヤホンは、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載のイヤホンを右耳
用と左耳用の2つ備えることを特徴とする。
【0016】この発明によれば、左耳用のイヤホンと右
耳用のイヤホンは、両方とも上述のような作用を有し、
これらを組み合わせて両耳用のイヤホンとする。よっ
て、左耳用のイヤホンを左手を用いて装着し、同時に右
耳用のイヤホンを右手を用いて装着することができ、簡
易な操作で短時間に装着できるイヤホンによりステレオ
音声等を聴くことができる。
【0017】請求項5に記載の両耳用のイヤホンは、請
求項4に記載の両耳用のイヤホンにおいて、前記右耳用
のイヤホンの一端には、第1の凹凸形状を設け、前記左
耳用のイヤホンの一端には、前記第1の凹凸形状と係合
する第2の凹凸形状を設け、前記第1の凹凸形状と前記
第2の凹凸形状とを着脱自在に係合して、前記右耳用イ
ヤホンと前記左耳用イヤホンが合体又は分離可能である
ことを特徴とする。
【0018】この発明によれば、上述のような両耳用の
イヤホンを収納する場合に、左耳用のイヤホンと右耳用
のイヤホンのそれぞれに設けた凹凸形状が着脱自在に係
合できるので、両者を合体又は分離させることができ
る。よって、コンパクトに収納可能で、配線のからまり
等の生じにくい両耳用のイヤホンを提供できる。
【0019】請求項6に記載のイヤホンマイクは、請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載のイヤホンと、音声
が入力されるマイクを収納するマイク部とを備えること
を特徴とする。
【0020】この発明によれば、イヤホンマイクは上記
イヤホンとマイク部から構成され、イヤホンを耳に装着
した状態で、マイク部に収納されるマイクに向かって発
声すれば、音声信号を得ることができる。よって、上述
のようにイヤホンが耳に安定にフィットされると共に脱
落しにくいため、人間の口とマイクの位置関係を適切に
保つことができる。例えば、携帯電話装置にイヤホンマ
イクを接続して自動車内で通話する際には、十分な送話
音量を確保でき、更には安全性の面でもメリットがあ
る。
【0021】請求項7に記載のイヤホンマイクは、請求
項6に記載のイヤホンマイクにおいて、前記イヤホンと
前記マイク部は、共通のコードを介して外部接続される
ことを特徴とする。
【0022】この発明によれば、イヤホンマイクから、
外部機器を接続する配線を一体化した共通のコードが引
き出される構造を有し、このコードを介してイヤホンと
マイク部がそれぞれ外部接続可能になっている。よっ
て、スピーカやマイクを別々のコードを用いて引き回す
際に生じやすい配線どうしのからまり等の不具合を防止
し、簡単な構造で扱いやすいイヤホンマイクを提供でき
る。
【0023】請求項8に記載のイヤホンマイクは、請求
項7に記載のイヤホンマイクにおいて、前記イヤホンと
前記マイク部の間のコード長は、略80mmから110
mmの範囲内であることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、イヤホンを耳に装着し
た状態で、マイク部の位置は、イヤホンから略80〜1
10mm分のコード長分だけ隔てた範囲となる。よっ
て、イヤホンマイクのスピーカとマイクの位置を、一般
的な耳と口の位置関係に対応して適切に保つことができ
る。
【0025】請求項9に記載のイヤホンマイクは、請求
項6から請求項8のいずれかに記載のイヤホンマイクに
おいて、前記マイク部には、外部接続機器を制御するた
めの切り換えスイッチが設けられていることを特徴とす
る。
【0026】この発明によれば、イヤホンマイクのマイ
ク部には切り換えスイッチが設けられ、このスイッチの
押下状態はコードを介して外部接続機器に送出され、所
望の制御を行うことができる。よって、マイク部は、マ
イクに音声を入力するため人間に近接配置されるので、
手元でスイッチの切り換えができ、外部接続機器に対す
る操作性を高めることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0028】まず、図1及び図2を参照して、本実施形
態に係るイヤホンの構成について説明する。図1は、本
実施形態に係るイヤホンの正面図である。図2は、図1
に示すイヤホンの側面図である。なお、以下では、左耳
用のイヤホンの場合について説明を行う。
【0029】図1に示すように、本実施形態に係るイヤ
ホン1は、スピーカユニットを収納するイヤホン本体部
11と、イヤホン本体部11に一体化されて取付けられ
た支持部材12と、支持部材12に回動自在に支持さ
れ、アーム状に伸びる耳掛け部13とを備えて構成され
ている。
【0030】イヤホン本体部11は、スピーカユニット
の形状に適合させるため、耳穴に対向する前面部分から
見た図1では、略円形の外観形状を有していると共に、
上部から見た図2では、適度な厚みを持った板状の外観
形状を有している。また、イヤホン1の装着時には、ス
ピーカユニットの中心付近が耳穴のほぼ中央部に合致す
るような位置関係となる。イヤホン本体部11は、例え
ば合成樹脂材料より形成され、耳に対向する側はスピー
カユニットから出力される音を通過させるカバーで覆わ
れれている。また、イヤホン本体部11の内部に収納さ
れるスピーカユニットに電気信号を供給する配線を含む
コード(不図示)が接続されており、図1の背面部から
外部に向かって引き出されている。
【0031】支持部材12は、イヤホン本体部11の一
端に取り付けられており、中空に形成された内部には、
長手方向に沿って後述のコイルバネが設けられ、このコ
イルバネに接続された耳掛け部13を回動自在に保持す
る構造を有する。図2に示すように、支持部材12の上
端には、耳掛け部13の断面形状に合致する円形孔が設
けられ、内部に耳掛け部13の一端が挿入される構造を
有している。この支持部材12の内部構造について、よ
り詳しくは後述する。
【0032】耳掛け部13は、支持部材12に一端を支
持され、他端まで緩やかに湾曲しつつアーム状に伸びて
おり、先端部に行くほど細くなっている。耳掛け部13
は、イヤホン1の耳への装着感を良好にするため、軽量
かつ柔軟な部材から形成されている。イヤホン1を耳に
装着する際は、耳介上側の外周部に沿って耳掛け部13
を巻き掛けた状態で保持するため、人間の耳の一般的な
形状に適合する湾曲形状を耳掛け部13に持たせてい
る。
【0033】また、耳掛け部13は、支持部材12を軸
にして、図1の手前方向に回動させることができる。上
部から見た図2では、耳掛け部13が支持部材12を軸
にして、B方向に回動自在になっており、耳掛け部13
が耳に保持される状態で、イヤホン本体部11と耳との
距離を調整することが可能である。そして、耳掛け部1
3がイヤホン本体部11に対して所定の回動角になった
とき、耳掛け部13はその位置でロックされてB方向へ
の回動を停止すると共に、図1のA方向に耳掛け部13
を押し込むことによりロックが解除される。耳掛け部1
3の回動のロックとその解除のメカニズムについては後
述する。
【0034】次に図3を参照して、イヤホン1における
支持部材12の内部構造を説明する。図3(a)は、イ
ヤホン1を正面から見た場合の図を示し、図3(b)
は、イヤホン1を図1のA方向から見た場合の図を示
す。
【0035】図3(a)に示すように、支持部材12の
中空部12aには、本発明の弾性部材としてのコイルバ
ネ21が収納されている。また、支持部材12上部の円
形孔を介して耳掛け部13の軸部13aが挿入されてい
る。コイルバネ21は、その下端が中空部12aの下面
に固定され、その上端が耳掛け部13に形成されたロッ
ク部材22に固定されている。ロック部材22は軸部1
3aを取り巻く薄い円筒状の外形を有し、軸部13aに
一体化されている。このロック部材22の上側には、ロ
ック用つめ22aが形成され、中空部12aの上面には
ロック用溝12bが形成されている。そして、後述する
ように、図3(b)において耳掛け部13の回動位置が
ロック位置PLである場合は、ロック部材22のロック
用つめ22aと中空部12aのロック用溝12bとが係
合可能なように、互いの形状が合致している。
【0036】コイルバネ21には、図3(a)に示すよ
うに、上方向に向かうテンション力F1が作用すると共
に、図3(b)に示すように、巻き方向に沿ってイヤホ
ン本体部11に向かうトーション力F2が作用する。す
なわち、中空部12aの上面をコイルバネ21の垂直方
向の平衡位置より下方に配置しているので、コイルバネ
21は中空部12aの上面に位置規制されつつ、常に軸
方向上側にテンション力F1が作用する状態にある。な
お、ロック用つめ22aとロック用溝12bが係合した
状態でも、テンション力F1が作用する。また、耳掛け
部13の回動角は、図3(b)の基準位置P0で最小と
なるが、このときの回動角より小さい回動角でコイルバ
ネ21が巻き方向に平衡状態となる関係にしているの
で、コイルバネ21は常にトーション力F2が作用する
状態にある。
【0037】そして、コイルバネ21のテンション力F
1の作用により、ロック部材22を介して耳掛け部13
が軸方向上側に付勢される。そのため、耳掛け部13の
上方から力を加えて下方に押し込んだとしても、その力
を除去したときはテンション力F1によってロック部材
22が中空部12aの上面に当接されるまで押し戻され
る。ここで、テンション力F1は、通常はロック用つめ
22aと中空部12の平坦部が接触する部分にて働く
が、耳掛け部13の回動位置がロック位置PLにある場
合は、ロック用つめ22aとロック用溝12bの間に働
くことになる。
【0038】一方、コイルバネ21のトーション力F2
の作用により、ロック部材22を介して耳掛け部13が
イヤホン本体部11に近づく回動方向に付勢される。そ
のため、耳掛け部13に対しロック位置PLに達する手
前においてイヤホン本体部11から遠ざかる方向に力を
加えて回動させた場合も、その力を除去したときはトー
ション力F2によって耳掛け部13が基準位置P0に達
するまで回動しつつ戻される。よって、イヤホン1を耳
に装着した状態では、耳に保持される耳掛け部13に向
かって、イヤホン本体部11が相対的に耳に向かうよう
にトーション力F2が働くことになり、イヤホン1の脱
落の可能性を低くして安定に耳に保持することができ
る。
【0039】次に、耳掛け部13の回動のロックとその
解除のメカニズムについて説明する。図3(b)におい
て、トーション力F2の逆向きに力を加えると、耳掛け
部13の回動角は大きくなっていき、回動位置PLに達
する。すると、上述のように、図3(a)においてロッ
ク用つめ22aとロック用溝12bの位置が重なり、テ
ンション力F1が作用して耳掛け部13と共にロック部
材22を上方に距離dだけ押し上げて、ロック用つめ2
2aとロック用溝12bとが係合する。このとき、ロッ
ク用つめ22aとロック用溝12bは、互いの側面部分
が接触して側方の移動を妨げられるため、耳掛け部13
の回動が停止してロック状態になる。
【0040】このようにロック状態となった耳掛け部1
3に対し、上方からテンション力F1の逆向きに力を加
え、ロック部材22を下方に距離d以上押し下げた場
合、係合状態にあるロック用つめ22aとロック用溝1
2bが互いに解放される。これにより、耳掛け部13の
ロック状態は解除されて、再び回動可能となる。そのた
め、コイルバネ21からトーション力F2を受けて、耳
掛け部13をイヤホン本体部11に近づける方向に回動
することになる。
【0041】次に図4を参照して、イヤホン1の耳への
装着手順を説明する。図4においては、使用者が左手を
用いてイヤホン1を左耳Eに装着するまでの手順の各段
階を示している。
【0042】図4(a)に示すように、最初は耳掛け部
13をロック位置PLにてロック状態にしておくものと
する。この状態で使用者は耳掛け部13の上方とイヤホ
ン本体部11の下方を握り、耳掛け部13を耳介の外周
部に巻き掛けて、イヤホン本体部11の一端を左耳Eに
近接させる。
【0043】次に、図4(b)に示すように、図4
(a)の状態から使用者は左手に力を加え、イヤホン本
体部11の位置を保持しつつ耳掛け部13を下方に向か
って押し込む。すると、上述したように、ロック用つめ
22aとロック用溝12bの係合が離れ、ロック状態が
解除されて耳掛け部13が回動可能となる。
【0044】そして、図4(c)に示すように、使用者
はイヤホン1を左手に保持した状態で、トーション力F
2が作用して耳掛け部13がイヤホン本体部11に向か
って自然に回動し、最終的に耳掛け部13が上述の基準
位置P0の近くまで達し、イヤホン本体部11が耳介に
当接されて回動を停止する。
【0045】その後、使用者はイヤホン1から左手を離
し、必要に応じて耳掛け部13やイヤホン本体部11の
位置を微調整すれば、イヤホン1が左耳Eにフィットし
た状態で装着されることになる。これ以降は、耳掛け部
13が湾曲形状を有すると共に、トーション力F2が耳
掛け部13を常に頭部に押し付けることになるので、イ
ヤホン1は安定に装着された状態を保つことができる。
【0046】なお、図1〜図4を用いて、左耳用のイヤ
ホン1について説明を行ったが、右耳用のイヤホンにつ
いては、図1〜図4を左右対称に置き換えて考えれば、
構造、動作、装着手順などは同様となる。
【0047】このように、本実施形態に係るイヤホン1
は、使用者が片手で装着できる点で使い勝手に優れてい
る。すなわち、従来のイヤホンでは、例えば左耳用のイ
ヤホン装着に際し、左手でイヤホン本体部を握りなが
ら、右手で耳掛け部を回動させて耳に近づけるという操
作が必要であった。これに対し、本実施形態に係るイヤ
ホン1は、耳掛け部13にトーション力F2が作用して
自然に耳に付勢されるので、単に指を添えているだけで
よく、左手のみで容易に装着できる。また、装着後も常
にトーション力F2の作用により、イヤホン本体部11
が頭部に押し付けられた状態で保持されるので、イヤホ
ン1が耳にフィットして脱落しにくくなる。
【0048】これに加えて、本実施形態に係るイヤホン
1は、ロック位置PLにて耳掛け部13をロック状態に
できるので、耳に装着をする前にロック状態にしておく
ことにより、耳掛け部13とイヤホン本体部11の間の
距離を確保でき、最初に位置合わせするのが容易とな
る。その後、ロック状態を解除することにより、容易に
イヤホン1を装着することができる。
【0049】また、両耳用のイヤホンを装着する場合
は、使用者は左手で左耳用のイヤホンを装着するのと同
時に、右手で右耳用のイヤホンを装着できる点で使い勝
手に優れている。すなわち、従来のイヤホンでは、両耳
用のイヤホン装着に際し、両手で一方のイヤホンを装着
した後、更に両手で他方のイヤホンを装着するという手
順で、それぞれ別々の操作が必要であった。これに対
し、本実施形態に係る両耳用のイヤホンの場合は、装着
に必要な時間を大幅に短縮することができる。
【0050】なお、上述の実施形態では、本実施形態に
係るイヤホン1の弾性部材としてコイルバネ21を用い
る場合を説明したが、これに限られることなく、テンシ
ョン力F1とトーション力F2に対応する力を耳掛け部
13に与えて付勢することができれば、他の手段を弾性
部材として用いることができる。
【0051】次に、図5を参照して、本実施形態に係る
両耳用のイヤホンの収納状態を説明する。例えば、出荷
時や未使用時に両耳用のイヤホンを一体的に収納してお
く場合に有用となる。図5(a)は、左耳用のイヤホン
1aと右耳用のイヤホン1bとが係合されて一体化され
た状態を示す図である。また、図5(b)は、図5
(a)における左耳用のイヤホン1aと右耳用のイヤホ
ン1bとの係合部分Cの拡大断面図である。
【0052】図5(a)に示すように、左耳用イヤホン
1aと右耳用イヤホン1bは、耳掛け部13が基準位置
P0に回動した状態で、両者の支持部材12の側面にあ
る係合部分Cにおいて係合され合体した状態にある。左
耳用イヤホン1aと右耳用イヤホン1bでは、イヤホン
本体部11と支持部材12と耳掛け部13が互いに左右
対称的な配置になっている。
【0053】図5(b)は、係合部分Cの断面図であ
り、合体直前の分離した状態を示している。図5(b)
に示すように、左耳用イヤホン1aと右耳用イヤホン1
bは、それぞれの支持部材12の側面に凹凸形状が形成
され、互いに噛み合う構造になっている。なお、図5
(b)は断面図であるが、横方向には係合可能な所定の
長さで凹凸形状が伸びている。
【0054】そして、図5(b)の矢印方向に力を加え
ると、左耳用イヤホン1aと右耳用イヤホン1bの係合
部分Cにおいて噛み合って合体し、図5(a)の状態と
なる。この状態から左耳イヤホン1aと右耳用イヤホン
1bを所定の力で引っ張ることにより、再び両者は分離
することになる。なお、図5(a)に示す係合部分Cは
係合可能であれば他の部分に形成してもよい。両耳用イ
ヤホンに図5のような構造を持たせることにより、コン
パクトに一体化させて収納することができる。また、左
耳用イヤホン1aと右耳用イヤホン1bとの相対的位置
が固定的に定まるので、コードのからまり等を未然に防
止することができる。
【0055】次に、図6を参照して、本実施形態に係る
イヤホンマイクについて説明する。本実施形態では、上
述のイヤホンにマイクを付加してイヤホンマイクを構成
し、例えば携帯電話装置等に接続して通話する場合に用
いる。
【0056】図6に示すように、本実施形態に係るイヤ
ホンマイク2は、イヤホン本体部11と、支持部材12
と、耳掛け部13と、イヤホン本体部11から引き出さ
れるコードの途中の所定位置に一体的に取付けられたマ
イク部14とを備えて構成されている。このうち、イヤ
ホン本体部11、支持部材12、耳掛け部13の構成及
び形状については、図1に示すイヤホン1と同様である
ため、その説明を省略する。
【0057】マイク部14の内部にはマイク(不図示)
が収納されている。そして、マイク部14に形成された
マイク孔14aを介して人間が発声した音声をマイクに
入力し、電気信号に変換して外部出力する。また、マイ
ク部14の側面には、スイッチ14bが設けられてお
り、スイッチ14bの押下に伴い、後述するように外部
接続機器の特定の機能を切り換えることができる。
【0058】また、マイク部14の一端には、イヤホン
本体部11とマイク部14の間を結ぶ上側コード15a
が接続されると共に、マイク部14の他端には、外部接
続用の下側コード15bが接続されている。上側コード
15aには、イヤホン本体部11内部のスピーカユニッ
トに接続される配線が含まれている。また、下側コード
15bには、上記スピーカユニットに接続される配線に
加え、マイク部14内部のマイクに接続される配線と、
スイッチ14bに接続される配線が一体的に含まれてい
る。
【0059】図6に示すように、上側コード15aはコ
ード長L1を有している。すなわち、イヤホン1を耳に
装着した場合、イヤホン本体部11から上側コード15
aが垂れ下がるので、イヤホン本体部11とマイク部1
4は装着時に概ねコード長L1だけ上下に隔てて配置さ
れることになる。本実施形態の場合は、上側コード15
aのコード長L1を略80mm〜110mmの範囲に設
定することが望ましい。これは、人間の耳と口の位置関
係を考慮した場合、イヤホン装着時にマイクに入力され
る音声レベルを十分確保するために最適な距離範囲に対
応する。
【0060】一方、下側コード15bのコード長は適宜
に設定することができ、先端部には外部接続機器に接続
するためのプラグ(不図示)を備えている。このよう
に、外部からスピーカに供給される電気信号と、マイク
から外部に送出される電気信号のそれぞれに必要な配線
は、共通の下側コード15bを経由して外部接続可能な
構造としたので、イヤホンマイク2のコードのからまり
等が生じにくく、使い勝手の面で優れている。
【0061】下側コード15bを介してイヤホンマイク
2と接続される外部接続機器としては、例えば、携帯電
話装置がある。使用者が携帯電話装置によって通話する
とき、イヤホン本体部11のスピーカが受話器として機
能し、マイク部14のマイクが送話器として機能する。
よって、使用者は通話中に携帯電話装置を手に持つ必要
がなく、また、いったん装着したイヤホンマイク2は耳
に安定に保持して使用可能である。そのため、本発明に
係るイヤホンマイク2は、特に自動車内で使用する際に
有用性が高く、安全面でもメリットがある。
【0062】ここで、イヤホンマイク2を外部接続機器
に接続した場合、マイク部14のスイッチ14bの押下
状態を外部接続機器の側で判別することが可能である。
よって、外部接続機器を制御するための機能をスイッチ
14bに割り当てて制御することができる。例えば、イ
ヤホンマイク2に携帯電話装置を接続する場合、スイッ
チ14bを通話ボタンとして機能させてもよい。この場
合、携帯電話装置の着信時に、使用者が通話ボタンとし
てのスイッチ14bを押下して、イヤホンマイク2によ
る通話を始めることができる。他の外部接続機器をイヤ
ホンマイク2に接続する場合も所定の機能をスイッチ1
4bに割り当てることにより、ユーザが手元で外部接続
機器を切り換え制御でき、操作性の向上を図ることがで
きる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、耳
掛け部を回動方向と軸方向に付勢する弾性部材を設けた
ので、イヤホンの装着時に両手を用いる必要はなく、片
手だけで装着でき使い勝手がよく、耳にフィットして脱
落しにくいイヤホンを提供することができ、更には、自
動車内における通話等に好適なイヤホンマイクを提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るイヤホンの正面図である。
【図2】図1のA方向から見たイヤホンの側面図であ
る。
【図3】イヤホンの支持部材の内部構造を示す図であ
り、(a)はイヤホンを正面から見た場合の図、(b)
はイヤホンを図1のA方向から見た場合の図である。
【図4】イヤホンの耳への装着手順を説明する図であ
り、(a)、(b)、(c)の順で装着の各段階を示す
図である。
【図5】本実施形態に係る両耳用のイヤホンの収納状態
を説明する図であり、(a)は両耳用イヤホンの係合時
の全体図、(b)は(a)の係合部分Cの拡大断面図で
ある。
【図6】本実施形態に係るイヤホンマイクの正面図であ
る。
【符号の説明】
1…イヤホン 11…イヤホン本体部 12…支持部材 12a…中空部 12b…ロック用溝 13…耳掛け部 13a…軸部 14…マイク部 14a…マイク孔 14b…スイッチ 15a…上側コード 15b…下側コード 21…コイルバネ 22…ロック部材 22a…ロック用つめ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白田 敦 山形県天童市大字久野本日光1105番地 東 北パイオニア株式会社内 Fターム(参考) 5D005 BA13 BA17 BE01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳穴上に装着され、スピーカを収納する
    イヤホン本体部と、 耳介の外周部に巻き掛けられる湾曲形状の耳掛け部と、
    前記イヤホン本体部に取り付けられ、前記耳掛け部を回
    動自在に支持する支持部材と、 を備え、 前記支持部材は、 前記イヤホン本体部に近づく回動方向に前記耳掛け部を
    付勢すると共に、前記イヤホン本体部から遠ざかる軸方
    向に前記耳掛け部を付勢する弾性部材と、 所定の回動位置において、前記軸方向の付勢力により前
    記耳掛け部がロックされて回動を停止し、前記耳掛け部
    に対し前記軸方向の付勢力と反対方向に所定の力を加え
    ると、ロックが解除されるロック手段と、 を有することを特徴とするイヤホン。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材はコイルバネであることを
    特徴とする請求項1に記載のイヤホン。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記耳掛け部の軸方向
    の移動を規制する当接面を有し、 前記ロック手段は、前記所定の回動位置において、前記
    当接面と前記耳掛け部の対向面のうち、一方に設けた凸
    部と他方に設けた凹部を係合してロック状態にすること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のイヤホン。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のイヤホンを右耳用と左耳用の2つ備えることを特徴と
    する両耳用のイヤホン。
  5. 【請求項5】 前記右耳用のイヤホンの一端には、第1
    の凹凸形状を設け、前記左耳用のイヤホンの一端には、
    前記第1の凹凸形状と係合する第2の凹凸形状を設け、
    前記第1の凹凸形状と前記第2の凹凸形状とを着脱自在
    に係合して、前記右耳用イヤホンと前記左耳用イヤホン
    が合体又は分離可能であることを特徴とする請求項4に
    記載の両耳用のイヤホン。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のイヤホンと、 音声が入力されるマイクを収納するマイク部と、 を備えることを特徴とするイヤホンマイク。
  7. 【請求項7】 前記イヤホンと前記マイク部は、共通の
    コードを介して外部接続されることを特徴とする請求項
    6に記載のイヤホンマイク。
  8. 【請求項8】 前記イヤホンと前記マイク部の間のコー
    ド長は、略80mmから110mmの範囲内であること
    を特徴とする請求項7に記載のイヤホンマイク。
  9. 【請求項9】 前記マイク部には、外部接続機器を制御
    するための切り換えスイッチが設けられていることを特
    徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のイヤ
    ホンマイク。
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WO2016122139A3 (ko) * 2015-01-28 2016-09-15 이승철 다양한 기구 및 장신구를 고정할 수 있는 이어기구

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