JP2001157450A - 直流電源装置 - Google Patents
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- Power Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軽負荷のときでも電力損失を生じることな
く、効率の高い直流電源装置を得る。 【解決手段】 ＤＣ−ＤＣコンバータ１１の平均値信号
形成回路２５は、第２制御回路１３から出力される制御
信号を平均値化し、それを平均値信号として力率改善回
路２４の第１制御回路２５に出力し、力率改善回路２４
の第１制御回路２６は、コンデンサ２２、ダイオード２
１の直流電圧を電源とし、所定時間経過後に第１スイッ
チング手段８をオン・オフ制御し、平均値信号のレベル
が予め設定された基準値以下になったときは第１スイッ
チング手段８の制御を停止する。
く、効率の高い直流電源装置を得る。 【解決手段】 ＤＣ−ＤＣコンバータ１１の平均値信号
形成回路２５は、第２制御回路１３から出力される制御
信号を平均値化し、それを平均値信号として力率改善回
路２４の第１制御回路２５に出力し、力率改善回路２４
の第１制御回路２６は、コンデンサ２２、ダイオード２
１の直流電圧を電源とし、所定時間経過後に第１スイッ
チング手段８をオン・オフ制御し、平均値信号のレベル
が予め設定された基準値以下になったときは第１スイッ
チング手段８の制御を停止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、力率改善回路を備
えた直流電源装置に関するものである。
えた直流電源装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の直流電源装置の構成を示す
回路図である。図３に示す直流電源装置は、交流電源と
接続するための入力端子１ａ、１ｂに、高調波などのノ
イズを除去するフィルタ回路２を接続し、整流回路３で
整流する。この整流回路３には力率改善回路４が接続さ
れている。また、力率改善回路４にはＤＣ−ＤＣコンバ
ータ１１が接続されている。
回路図である。図３に示す直流電源装置は、交流電源と
接続するための入力端子１ａ、１ｂに、高調波などのノ
イズを除去するフィルタ回路２を接続し、整流回路３で
整流する。この整流回路３には力率改善回路４が接続さ
れている。また、力率改善回路４にはＤＣ−ＤＣコンバ
ータ１１が接続されている。
【０００３】前述した力率改善回路４は、整流回路３に
並列に接続された起動抵抗５及び第１制御回路６と、整
流回路３の一方の線路上に挿入された昇圧用のリアクト
ル７と、起動抵抗５に直列接続され、かつ第１制御回路
６に並列に接続された第１スイッチング手段８と、リア
クトル７に直列に接続されたダイオード９と、第１スイ
ッチング手段８にダイオード９を介して並列に接続され
た平滑コンデンサ１０とから構成されている。
並列に接続された起動抵抗５及び第１制御回路６と、整
流回路３の一方の線路上に挿入された昇圧用のリアクト
ル７と、起動抵抗５に直列接続され、かつ第１制御回路
６に並列に接続された第１スイッチング手段８と、リア
クトル７に直列に接続されたダイオード９と、第１スイ
ッチング手段８にダイオード９を介して並列に接続され
た平滑コンデンサ１０とから構成されている。
【０００４】また、ＤＣ−ＤＣコンバータ１１は、平滑
コンデンサ１０に並列に接続された起動抵抗１２及び第
２制御回路１３と、一端が平滑コンデンサ１０の正極側
に接続された１次巻線１５、２次巻線１６及び一端が平
滑コンデンサ１０の負極側に接続された３次巻線１７を
有するトランス１４とを備えている。
コンデンサ１０に並列に接続された起動抵抗１２及び第
２制御回路１３と、一端が平滑コンデンサ１０の正極側
に接続された１次巻線１５、２次巻線１６及び一端が平
滑コンデンサ１０の負極側に接続された３次巻線１７を
有するトランス１４とを備えている。
【０００５】また、１次巻線１５の他端及び平滑コンデ
ンサ１０の負極側の間に挿入された第２スイッチング手
段１８と、２次巻線１６の一端に接続されたダイオード
１９と、２次巻線１６にダイオード１９を介して並列に
接続された平滑コンデンサ２０と、平滑コンデンサ２０
の出力側に設けられた出力端子２３と、第２制御回路１
３と３次巻線１７の他端との間に挿入されたダイオード
２１と、３次巻線１７に並列に接続された平滑コンデン
サ２２とで構成されている。
ンサ１０の負極側の間に挿入された第２スイッチング手
段１８と、２次巻線１６の一端に接続されたダイオード
１９と、２次巻線１６にダイオード１９を介して並列に
接続された平滑コンデンサ２０と、平滑コンデンサ２０
の出力側に設けられた出力端子２３と、第２制御回路１
３と３次巻線１７の他端との間に挿入されたダイオード
２１と、３次巻線１７に並列に接続された平滑コンデン
サ２２とで構成されている。
【０００６】次に、前記のように構成された従来の直流
電源装置の動作を説明する。
電源装置の動作を説明する。
【０００７】入力端子１に交流電圧が印加されると、フ
ィルタ回路２がノイズを除去し、整流回路３が交流電圧
を整流して力率改善回路４に出力する。
ィルタ回路２がノイズを除去し、整流回路３が交流電圧
を整流して力率改善回路４に出力する。
【０００８】力率改善回路４は、第１制御回路６に起動
抵抗５を介して電力が供給されるに伴って起動する。そ
の場合、第１制御回路６は、所定の周波数で第１スイッ
チング手段８をオン・オフし、整流回路３の出力を昇圧
し、直流に変換する。即ち、第１スイッチング手段８の
オン期間にリアクトル７に電流を流し込み、第１スイッ
チング手段８のオフ期間にリアクトル７に蓄えられたエ
ネルギーをダイオード９を介して平滑コンデンサ１０に
充電する。
抵抗５を介して電力が供給されるに伴って起動する。そ
の場合、第１制御回路６は、所定の周波数で第１スイッ
チング手段８をオン・オフし、整流回路３の出力を昇圧
し、直流に変換する。即ち、第１スイッチング手段８の
オン期間にリアクトル７に電流を流し込み、第１スイッ
チング手段８のオフ期間にリアクトル７に蓄えられたエ
ネルギーをダイオード９を介して平滑コンデンサ１０に
充電する。
【０００９】この場合、第１スイッチング手段８に流れ
る電流が、交流電圧の正弦波と位相が同相になるよう
に、また、平滑コンデンサ１０の両端電圧が一定電圧に
なるように第１スイッチング手段８をオンオフする。起
動後はリアクトルの２次巻線２７からダイオード２８と
コンデンサ２９を介して第１の制御回路に電力が供給さ
れる。
る電流が、交流電圧の正弦波と位相が同相になるよう
に、また、平滑コンデンサ１０の両端電圧が一定電圧に
なるように第１スイッチング手段８をオンオフする。起
動後はリアクトルの２次巻線２７からダイオード２８と
コンデンサ２９を介して第１の制御回路に電力が供給さ
れる。
【００１０】ＤＣ−ＤＣコンバータ１１は、力率改善回
路４から得られる一定の電圧に基いて起動抵抗１２を介
して第２制御回路１３に電力が供給されて起動する。こ
の場合、第２制御回路１３は、第２スイッチング手段１
８をオンオフ制御してトランス１４の１次巻線１５、２
次巻線１６及び３次巻線１７に交流電圧を発生させる。
路４から得られる一定の電圧に基いて起動抵抗１２を介
して第２制御回路１３に電力が供給されて起動する。こ
の場合、第２制御回路１３は、第２スイッチング手段１
８をオンオフ制御してトランス１４の１次巻線１５、２
次巻線１６及び３次巻線１７に交流電圧を発生させる。
【００１１】２次巻線１６に発生した交流電圧はダイオ
ード１９によって整流され、平滑コンデンサ２０によっ
て直流電圧に変換され、出力端子２３から出力される。
ード１９によって整流され、平滑コンデンサ２０によっ
て直流電圧に変換され、出力端子２３から出力される。
【００１２】一方、３次巻線１７に発生した交流電圧は
ダイオード２１と平滑コンデンサ２２によって直流電圧
Ｖｃｃに変換され、起動後は３次巻線１７からダイオー
ド２１とコンデンサ２２を通して、第２制御回路１３に
電力が供給されていた。
ダイオード２１と平滑コンデンサ２２によって直流電圧
Ｖｃｃに変換され、起動後は３次巻線１７からダイオー
ド２１とコンデンサ２２を通して、第２制御回路１３に
電力が供給されていた。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の直流電源装置は、力率改善の必要のない軽
負荷のときでも、整流回路３からの直流電力が起動抵抗
を介して第１制御回路に入力し、かつ力率改善回路は常
に動作していた。
ような従来の直流電源装置は、力率改善の必要のない軽
負荷のときでも、整流回路３からの直流電力が起動抵抗
を介して第１制御回路に入力し、かつ力率改善回路は常
に動作していた。
【００１４】つまり、軽負荷時であって力率改善の必要
性がないときにおいても、第１スイッチング手段を動作
させていることになるから電力損失が生じて効率が低下
するという課題があった。
性がないときにおいても、第１スイッチング手段を動作
させていることになるから電力損失が生じて効率が低下
するという課題があった。
【００１５】本発明は、上記の課題を鑑みてなされたも
ので、軽負荷のときでも電力損失を生じることなく、効
率の高い直流電源装置を提供することを目的とする。
ので、軽負荷のときでも電力損失を生じることなく、効
率の高い直流電源装置を提供することを目的とする。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
直流電源装置は、交流電圧を整流する整流回路と、該整
流回路に接続された力率改善回路と、該力率改善回路に
接続されたＤＣ−ＤＣコンバータとを備えた直流電源装
置において、前記ＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力
電圧又は他のＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力電圧
を前記力率改善回路の制御回路の電源とし、前記ＤＣ−
ＤＣコンバータの制御回路の共通電源とし、前記ＤＣ−
ＤＣコンバータに接続された負荷が軽負荷状態となった
ときに前記力率改善回路の動作を停止させることを要旨
とする。
直流電源装置は、交流電圧を整流する整流回路と、該整
流回路に接続された力率改善回路と、該力率改善回路に
接続されたＤＣ−ＤＣコンバータとを備えた直流電源装
置において、前記ＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力
電圧又は他のＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力電圧
を前記力率改善回路の制御回路の電源とし、前記ＤＣ−
ＤＣコンバータの制御回路の共通電源とし、前記ＤＣ−
ＤＣコンバータに接続された負荷が軽負荷状態となった
ときに前記力率改善回路の動作を停止させることを要旨
とする。
【００１７】請求項２は、請求項１の力率改善回路は、
前記軽負荷状態は、前記ＤＣ−ＤＣコンバータの制御回
路から直流レベル変換用のスイッチング手段に付与する
制御信号に基いて検知することを要旨とする。
前記軽負荷状態は、前記ＤＣ−ＤＣコンバータの制御回
路から直流レベル変換用のスイッチング手段に付与する
制御信号に基いて検知することを要旨とする。
【００１８】また、請求項３は、ＤＣ−ＤＣコンバータ
におけるスイッチング手段へのパルス信号を平均化した
平均値信号を送出する平均値信号形成回路と、平均値信
号を入力し、該平均値信号の値が軽負荷を示していると
き、力率改善回路におけるスイッチング手段へのパルス
信号の送出を停止して動作停止させる力率改善回路の制
御回路とを備えたことを要旨とする。
におけるスイッチング手段へのパルス信号を平均化した
平均値信号を送出する平均値信号形成回路と、平均値信
号を入力し、該平均値信号の値が軽負荷を示していると
き、力率改善回路におけるスイッチング手段へのパルス
信号の送出を停止して動作停止させる力率改善回路の制
御回路とを備えたことを要旨とする。
【００１９】請求項４は、力率改善回路の制御回路は、
直流レベルの電圧が印加されると、所定時間経過後に、
力率改善回路のスイッチング手段をオン・オフ制御する
ことを要旨とする。
直流レベルの電圧が印加されると、所定時間経過後に、
力率改善回路のスイッチング手段をオン・オフ制御する
ことを要旨とする。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態に係る
直流電源装置の構成を示す回路図であり、図２で説明し
た従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を
省略する。
直流電源装置の構成を示す回路図であり、図２で説明し
た従来例と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を
省略する。
【００２１】図１に示すように、本実施の形態の直流電
源装置の力率改善回路２４には、図３とは異なる第１制
御回路２５を備えている。
源装置の力率改善回路２４には、図３とは異なる第１制
御回路２５を備えている。
【００２２】この第１の制御回路２５は、ＤＣ−ＤＣコ
ンバータ１１の第２制御回路１３に並列接続され、この
第２制御回路１３と共に３次巻線１７、コンデンサ２
２、ダイオード２１によって生成された直流レベルの電
圧Ｖｃｃが印加されると所定時間経過後に第１スイッチ
ング手段８をオン・オフし、後述する平均値信号形成回
路２６からの平均値信号のレベルが予め設定された基準
値以下のときは第１スイッチング手段８のオン・オフ制
御を停止する。
ンバータ１１の第２制御回路１３に並列接続され、この
第２制御回路１３と共に３次巻線１７、コンデンサ２
２、ダイオード２１によって生成された直流レベルの電
圧Ｖｃｃが印加されると所定時間経過後に第１スイッチ
ング手段８をオン・オフし、後述する平均値信号形成回
路２６からの平均値信号のレベルが予め設定された基準
値以下のときは第１スイッチング手段８のオン・オフ制
御を停止する。
【００２３】平均値信号形成回路２６は、第２制御回路
１３から第２スイッチング手段１８に出力されるパルス
信号を平均値化した直流レベルの平均値信号を力率改善
回路２４の第１制御回路２５に出力する。
１３から第２スイッチング手段１８に出力されるパルス
信号を平均値化した直流レベルの平均値信号を力率改善
回路２４の第１制御回路２５に出力する。
【００２４】なお、ＤＣ−ＤＣコンバータ１１の第２制
御回路１３は、第２スイッチング手段１８を駆動するパ
ルス信号のパルス幅を出力電圧が一定になるように制御
し、負荷が軽負荷になるに連れそのパルス幅を狭くする
ように構成されている。
御回路１３は、第２スイッチング手段１８を駆動するパ
ルス信号のパルス幅を出力電圧が一定になるように制御
し、負荷が軽負荷になるに連れそのパルス幅を狭くする
ように構成されている。
【００２５】前記のように構成された本実施の形態の直
流電源装置の動作を波形図を用いて以下に説明する。
流電源装置の動作を波形図を用いて以下に説明する。
【００２６】入力端子１に交流電圧が印可されると、前
述したようにフィルタ回路２でノイズが除去され、整流
回路３で交流電圧は整流される。整流された電圧はＤＣ
−ＤＣコンバータ１１の入力電源となり、起動抵抗１２
を介して第２制御回路１３に電力が供給される。これに
よって、第２制御回路１３は起動し、第２のスイッチン
グ手段１８をオンオフして、２次巻線１６より負荷に電
力を供給する。同時に、３次巻線１７にも電圧が誘起
し、ダイオード２１とコンデンサ２２とで整流平滑さ
れ、平滑された直流電圧は起動後の第１及び第２制御回
路２５，１３の電源となる。つまり、起動時は抵抗１２
からＤＣ−ＤＣコンバータ１１の第２制御回路１３に電
力が供給されるが、第２制御回路１３の起動後は３次巻
線１７から得られる直流電圧Ｖｃｃによって、力率改善
回路２４の第１制御回路２５とＤＣ−ＤＣコンバータ１
１の第２制御回路１３とに電力が供給される。
述したようにフィルタ回路２でノイズが除去され、整流
回路３で交流電圧は整流される。整流された電圧はＤＣ
−ＤＣコンバータ１１の入力電源となり、起動抵抗１２
を介して第２制御回路１３に電力が供給される。これに
よって、第２制御回路１３は起動し、第２のスイッチン
グ手段１８をオンオフして、２次巻線１６より負荷に電
力を供給する。同時に、３次巻線１７にも電圧が誘起
し、ダイオード２１とコンデンサ２２とで整流平滑さ
れ、平滑された直流電圧は起動後の第１及び第２制御回
路２５，１３の電源となる。つまり、起動時は抵抗１２
からＤＣ−ＤＣコンバータ１１の第２制御回路１３に電
力が供給されるが、第２制御回路１３の起動後は３次巻
線１７から得られる直流電圧Ｖｃｃによって、力率改善
回路２４の第１制御回路２５とＤＣ−ＤＣコンバータ１
１の第２制御回路１３とに電力が供給される。
【００２７】なお、平均値信号形成回路２６は、第２制
御回路１３から第２スイッチング手段１８に出力される
パルス信号を平均値化し、それを平均値信号として力率
改善回路２４の第１制御回路２５に出力する。
御回路１３から第２スイッチング手段１８に出力される
パルス信号を平均値化し、それを平均値信号として力率
改善回路２４の第１制御回路２５に出力する。
【００２８】電圧Ｖｃｃが印加された力率改善回路２４
の第１制御回路２５は、所定時間経過後に起動して第１
スイッチング手段８をオン・オフし、入力された平均値
信号のレベルと基準値とを比較する。その平均値信号の
レベルが基準値を越えているときは第１スイッチング手
段８のオン・オフ制御を継続し、平均値信号のレベルが
基準値以下になったときは軽負荷になったと判断して第
１スイッチング手段８のオン・オフを停止する。
の第１制御回路２５は、所定時間経過後に起動して第１
スイッチング手段８をオン・オフし、入力された平均値
信号のレベルと基準値とを比較する。その平均値信号の
レベルが基準値を越えているときは第１スイッチング手
段８のオン・オフ制御を継続し、平均値信号のレベルが
基準値以下になったときは軽負荷になったと判断して第
１スイッチング手段８のオン・オフを停止する。
【００２９】すなわち、平均値信号形成回路２６は第２
制御回路１３がスイッチング手段１８をオンオフするパ
ルス信号を図２の（ｂ）に示すように平均化する。
制御回路１３がスイッチング手段１８をオンオフするパ
ルス信号を図２の（ｂ）に示すように平均化する。
【００３０】この第２の制御回路１３は、一次巻線１５
によって誘導された３次巻線１７の出力をコンデンサ２
２、ダイオード２１で整流した電圧Ｖｃｃを電源とする
ので、図２の（ａ）に示すように、重負荷時にはパルス
信号のオン幅を拡大し、基準値近傍となる軽負荷時には
パルス信号のオン幅を狭める。
によって誘導された３次巻線１７の出力をコンデンサ２
２、ダイオード２１で整流した電圧Ｖｃｃを電源とする
ので、図２の（ａ）に示すように、重負荷時にはパルス
信号のオン幅を拡大し、基準値近傍となる軽負荷時には
パルス信号のオン幅を狭める。
【００３１】このため、平均値信号形成回路２６からの
平均値信号は、図２の（ｂ）に示すように、軽負荷時に
は図２の（ｂ）に示すように、重負荷時に比べてレベル
が下がる。
平均値信号は、図２の（ｂ）に示すように、軽負荷時に
は図２の（ｂ）に示すように、重負荷時に比べてレベル
が下がる。
【００３２】従って、力率改善回路２４の第１制御回路
２５は、図２の（ｃ）に示すように重負荷時にはスイッ
チング手段８をオンオフ制御するパルス信号を送出して
力率改善回路２４を動作させ、軽負荷時にはスイッチン
グ手段８にパルス信号の送出を停止して力率改善回路２
４を停止させる。
２５は、図２の（ｃ）に示すように重負荷時にはスイッ
チング手段８をオンオフ制御するパルス信号を送出して
力率改善回路２４を動作させ、軽負荷時にはスイッチン
グ手段８にパルス信号の送出を停止して力率改善回路２
４を停止させる。
【００３３】本発明は本実施の形態に限らず、更に変形
が可能である。例えば、軽負荷状態の検出にあたり、パ
ルス信号の平均値と基準値との比較の際にヒステリシス
特性を有する比較器を使用してもよい。また、パルス信
号は平均値以外の他の値に変換してもよく、オン幅をデ
ジタル的にカウントするようにしてもよい。また、制御
方式が周波数制御の場合は、周波数の大きさから軽負荷
状態を検知することができる。更に、ＤＣ−ＤＣコンバ
ータ１１はフライパック型、フォワード型、共振型いず
れの他にも適用可能である。また、力率改善回路２４及
びＤＣ−ＤＣコンバータ１１にそれぞれ設けられた第１
及び第２スイッチング手段８，１８には、バイポーラト
ランジスタ、電界効果トランジスタ又は絶縁ゲートトラ
ンジスタのいずれを用いてもよい。
が可能である。例えば、軽負荷状態の検出にあたり、パ
ルス信号の平均値と基準値との比較の際にヒステリシス
特性を有する比較器を使用してもよい。また、パルス信
号は平均値以外の他の値に変換してもよく、オン幅をデ
ジタル的にカウントするようにしてもよい。また、制御
方式が周波数制御の場合は、周波数の大きさから軽負荷
状態を検知することができる。更に、ＤＣ−ＤＣコンバ
ータ１１はフライパック型、フォワード型、共振型いず
れの他にも適用可能である。また、力率改善回路２４及
びＤＣ−ＤＣコンバータ１１にそれぞれ設けられた第１
及び第２スイッチング手段８，１８には、バイポーラト
ランジスタ、電界効果トランジスタ又は絶縁ゲートトラ
ンジスタのいずれを用いてもよい。
【００３４】また、力率改善回路の制御電源は他のＤＣ
−ＤＣコンバータで得られた出力電源としてもよい。
−ＤＣコンバータで得られた出力電源としてもよい。
【００３５】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、力率改善
回路の制御回路用電源をＤＣ−ＤＣコンバータの制御回
路用電源から導くようにしたので、力率改善回路の制御
回路の起動抵抗が省略でき、効率がよくなる効果があ
る。
回路の制御回路用電源をＤＣ−ＤＣコンバータの制御回
路用電源から導くようにしたので、力率改善回路の制御
回路の起動抵抗が省略でき、効率がよくなる効果があ
る。
【００３６】また、ＤＣ−ＤＣコンバータの変換用スイ
ッチング手段を制御するパルス信号に基いて軽負荷状態
を検知しているので、負荷状態検出のための損失が少な
くなり、更に効率を向上させることができる。
ッチング手段を制御するパルス信号に基いて軽負荷状態
を検知しているので、負荷状態検出のための損失が少な
くなり、更に効率を向上させることができる。
【００３７】また、軽負荷時には力率改善回路の動作を
停止させているので、軽負荷時における効率が更に向上
する。
停止させているので、軽負荷時における効率が更に向上
する。
【図１】本発明の実施の形態に係る直流電源装置の構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図２】本発明の実施の形態に係る直流電源装置の動作
を説明する波形図である。
を説明する波形図である。
【図３】従来の直流電源装置の構成を示す回路図であ
る。
る。
１ａ、１ｂ 入力端子 ２ フィルタ回路 ３ 整流回路 ８ 第１スイッチング手段 １１ ＤＣ−ＤＣコンバータ １２ 起動抵抗 １３ 第２制御回路 １４ トランス １８ 第２スイッチング手段 ２３ 出力端子 ２４ 力率改善回路 ２５ 第１制御回路 ２６ 平均値信号形成回路
Claims (4)
- 【請求項１】 交流電圧を整流する整流回路と、該整流
回路に接続された力率改善回路と、該力率改善回路に接
続されたＤＣ−ＤＣコンバータとを備えた直流電源装置
において、 前記ＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力電圧又は他の
ＤＣ−ＤＣコンバータで得られた出力電圧を前記力率改
善回路の制御回路の電源とし、前記ＤＣ−ＤＣコンバー
タに接続された負荷が軽負荷状態となったときに前記力
率改善回路の動作を停止させることを特徴とする直流電
源装置。 - 【請求項２】 前記軽負荷状態は、前記ＤＣ−ＤＣコン
バータの制御回路から直流レベル変換用のスイッチング
手段に付与する制御信号に基いて検知する請求項１に記
載の直流電源装置。 - 【請求項３】 前記ＤＣ−ＤＣコンバータにおけるスイ
ッチング手段へのパルス信号を平均化した平均値信号を
送出する平均値信号形成回路と、 前記平均値信号を入力し、該平均値信号の値が軽負荷を
示しているとき、前記力率改善回路におけるスイッチン
グ手段へのパルス信号の送出を停止して動作停止させる
力率改善回路の制御回路とを有することを特徴とする請
求項１または２記載の直流電源装置。 - 【請求項４】 前記力率改善回路の制御回路は、前記出
力電圧が印加された後に、前記力率改善回路のスイッチ
ング手段をオン・オフ制御することを特徴とする請求項
３記載の直流電源装置。
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|---|---|---|---|
| JP32994499A JP2001157450A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 直流電源装置 |
| EP00125023A EP1102387A3 (en) | 1999-11-19 | 2000-11-16 | DC power supply apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32994499A JP2001157450A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 直流電源装置 |
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|---|---|
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ID=18227017
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP32994499A Pending JP2001157450A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 直流電源装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
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| EP (1) | EP1102387A3 (ja) |
| JP (1) | JP2001157450A (ja) |
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