JP2001148939A - 培養基の袋詰め装置 - Google Patents

培養基の袋詰め装置

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JP2001148939A JP33992699A JP33992699A JP2001148939A JP 2001148939 A JP2001148939 A JP 2001148939A JP 33992699 A JP33992699 A JP 33992699A JP 33992699 A JP33992699 A JP 33992699A JP 2001148939 A JP2001148939 A JP 2001148939A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロール状原反から引き出し案内されたフィル
ムを角形筒状に製袋しつつ、その製袋された角形包装袋
内に培養基を連続的に充填して袋詰めすることのできる
角形包装袋における培養基の袋詰め装置を提供する。 【解決手段】 フィルムSを角形に製袋して送り出す角
形製袋筒部4と、培養基Bを充填するための充填筒部5
とを2重構造に配設し、ロール状のフィルム原反SRか
ら引き出し案内されたフィルムSを角形製袋筒部4によ
って角形筒状に製袋した後に縦シール機構9、横シール
機構11によってヒートシールされ、その製袋された角
形包装袋P内に充填筒部5の内部に設けられたスクリュ
ーコンベア7によって間欠的に培養基Bを充填加圧しな
がら連続して角形包装袋P内に培養基Bの袋詰めが行わ
れる。また、前記スクリューコンベア7によって加圧充
填された角形包装袋Pの中央部分を除く四隅箇所は、加
圧プレート13の押圧作動によって加圧整形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大鋸屑や米ぬかなどを
主成分とし、さまざまな栄養源を配合した培養基をプラ
スチック製のフィルムからなる袋内に充填する培養基の
袋詰め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大鋸屑や米ぬかなどを主成分に栄
養源を配合した培養基を用いてきのこ類を人工栽培する
方法としては、培養基を栽培ビンに充填して殺菌処理
し、その充填した栽培ビンの中にエノキダケ,マイタケ
などのきのこ類の種菌を接種した後に、栽培ビンの口部
にキャップを被せて閉塞し、予め決められた温度,湿度
条件下で菌を培養して工業的に栽培する方法、あるいは
培養基をプラスチック製の袋内に充填し、その充填した
培養基充填包装袋の袋口を袋の側方に折り返して袋の形
態を整形保持し、この状態にて袋ごと培養基を殺菌処理
し、この殺菌処理した培養基充填包装袋の中に種菌を接
種して予め決められた温度,湿度条件下で菌を培養して
工業的に栽培する方法などが行われている。
【0003】前者の場合においては、栽培ビンの口部の
口径寸法に合わせてエノキダケなどの栽培を行っている
が、シイタケなどでは栽培ビンの口部の口径が狭く、シ
イタケなどのきのこの採取には向かないために適用でき
ない。そのため、シイタケ,ナメコなどの人工栽培では
後者のプラスチック製の包装袋を用いている。
【0004】また前者の場合にあっては、きのこの収穫
後において栽培ビンの内部の培養基を掻き出して栽培ビ
ンを洗浄することにより、繰り返し栽培ビンを使うこと
ができるというメリットが有るものの、手間がかかると
いう問題があるため、近年では使い捨てではあるが後者
の培養基充填包装袋の需要が高まってきているのが現状
である。
【0005】包装袋への培養基の袋詰め作業として、手
作業にて行う場合、先ず包装袋の袋口を押し広げてその
中に培養基を所定量充填し、その上面を手や治具を用い
て押し固め円柱状に成形した後、その上面中央に突き棒
などを介して植菌孔を形成するようにして培養基を充填
および加圧成形しながら袋詰めを行うようにしている。
【0006】その場合、前記包装袋として、培養基を円
柱状に充填する丸形包装袋タイプと、培養基を角形の立
方体形状に充填する角形包装袋タイプとがあり、丸形包
装袋タイプにあっては、比較的に形にとらわれることが
ないため培養基の充填作業が行い易いというメリットが
あり、角形包装袋タイプとしては、培養基を充填した包
装袋を栽培棚に整列する際において、スペース効率が良
い点や複数段に積み上げる時に角部があり、その角形包
装袋の底面全体が平面的に設置するため荷崩れが起きづ
らく便利であるというメリットがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では前
記丸形包装袋のタイプであったとしても角形包装袋のタ
イプであったとしても、いずれの包装袋にしても培養基
を手作業にて袋詰めを行っているため、包装袋への培養
基の充填作業やその培養基の圧縮作業あるいは種菌を接
種するための植菌孔の孔開け作業など労力を要し、しか
も人手による培養基の加圧による圧縮作業であるため培
養基の加圧成形の硬さにバラツキが生じることがあり、
前記植菌孔の孔開け作業時において培養基が柔らかすぎ
ると型くずれを起こしてしまったりすることがある。
【0008】そこで、近年ではこの種のきのこ類の人工
栽培の技術が進み、培養基の取り扱いや接種工程を機械
化しきのこ類を画一的に大量生産する方法が提案されて
おり、たとえば実開平6−41999号公報や実公平3
−31149号公報あるいは特公平6−24454号公
報などに提案されているように、三方が閉塞されている
包装袋の袋口を開口し、その袋内に培養基を充填するタ
イプが提案されているが、この培養基の充填装置にあっ
ては、一枚ごと包装袋を取り出して袋口を開口保持した
後に培養基を充填するように構成しているため生産能率
が低下してしまうという問題が残されている。
【0009】この点を考慮するものとして、たとえば特
公平8−25521号公報に記載されているように、ロ
ール状に巻かれた原反フィルムからフィルムを引き出し
て供給し、そのフィルムを筒状に製袋しつつ培養基をそ
の筒状部内に充填しシールして搬出するタイプが提案さ
れており、この場合、ロール状に巻かれた原反フィルム
からフィルムを引き出しながら、そのフィルムを筒状に
製袋しつつ培養基をその筒状部内に充填してシールする
ことによってその袋内に培養基を充填および加圧成形し
ながら袋詰めすることができるため生産効率を高めるこ
とができるというメリットがあるものの、その構造上に
おいて、前述した丸形包装袋タイプには適用できるが、
角形包装袋タイプにおいては包装形態が異なるため適用
することができないという問題がある。
【0010】また、前記公報からなる培養基の袋詰め装
置にあっては、その包装用のフィルムが通気性を持たな
いため袋口を閉じてしまうと、呼吸するきのこ類の菌を
繁殖させる際に不都合が生じてしまうため、袋口を部分
的に開放状態にして包装袋の内部と外部との通気を計ら
なければならず、外部からの雑菌の侵入がないように配
慮する必要がある。
【0011】また、この点を考慮するものとして、たと
えば特開平4−71422号公報にて提案されているよ
うに、筒状に製袋したフィルムをロール状に巻回し、そ
の筒状のフィルムの幅方向に沿って所定間隔を配してシ
ールがなされて袋が形成されるとともに、その連続した
袋に雑菌の侵入を抑制しながら内外気の通気を行うフィ
ルタがそれぞれ設けられてロール状の筒状フィルムを構
成している。このフィルタを設けた筒状のフィルムを引
き出しながらフィルムの幅方向にシールされた箇所に設
けられた切断線に沿ってフィルムをカットすることで一
枚の袋が取り出され、その袋内に培養基を充填するよう
にしているため、フィルタにより外部からの雑菌の侵入
は抑制することができるものの、ロール状の筒状フィル
ムを一枚づつ切断しながら袋を取り出し、次いでその袋
口を開口して培養基を充填しなければならず、生産能率
が低下してしまうという問題が残されている。
【0012】そこで本発明は、上述したような問題点に
鑑みて成されたもので、第1の目的として、ロール状原
反から引き出し案内されたフィルムを角形筒状に製袋し
つつ、その製袋された角形包装袋内に培養基を連続的に
充填して袋詰めすることのできる角形包装袋における培
養基の袋詰め装置を提供するものであり、また第2の目
的として、フィルムを引き出しながらそのフィルムに内
外気の通気を行うフィルタを簡単に位置合わせしながら
貼り付けることのできる角形包装袋における培養基の袋
詰め装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1で
は、機台にロール状に巻回したフィルム原反を装填保持
するフィルム装填部と、前記フィルム原反から引き出し
案内されるフィルムを角形の筒状に折り返すフォーマー
と、このフォーマーの上下方向に沿って延びた角形製袋
筒部と、この角形製袋筒部の内部に配設された円筒状の
充填筒部と、この充填筒部の上端側に設けられたホッパ
ーと、前記充填筒部の内部に設けられ、前記ホッパーに
収容されている培養基を掻き出して供給するスクリュー
コンベアと、前記フォーマーにより折り返され、前記角
形製袋筒部の外周側に沿って筒状に巻き付けられて案内
されたフィルムの両端縁を重ね合わせて縦シールする縦
シール機構と、前記角形製袋筒部の外周側に沿って筒状
に製袋されたフィルムを移送するフィルム搬送機構と、
前記角形製袋筒部の下方側に設けられ、角形製袋筒部よ
り下方に送られた角形筒状のフィルムをその幅方向に沿
ってヒートシールする横シール機構と、この横シール機
構によって下側が閉塞された状態の角形筒状フィルムに
よる包装袋内に前記ホッパー内の培養基を前記スクリュ
ーコンベアの回転によって所定量掻きだして加圧充填し
た後、その培養基が充填された角形筒状の包装袋の上側
を切断するフィルムカッター機構と、前記角形製袋筒部
の下側に隣接して配設され、前記充填筒部を挿通可能と
する挿通孔を有する加圧プレートと、この加圧プレート
に連結され、加圧プレートの上下動により前記角形の包
装袋内の培養基を加圧するための押圧駆動手段と、を備
えてなることを特徴とする角形包装袋における培養基の
自動袋詰め装置である。
【0014】また請求項2では、請求項1において、前
記加圧プレートの下面側には、前記角形筒状の包装袋内
に加圧充填される培養基の表面部分に植菌孔を穿設する
ための孔開け棒を設けたことを特徴とする角形包装袋に
おける培養基の自動袋詰め装置である。
【0015】また請求項3では、請求項1または請求項
2において、前記フィルム原反を装填保持するフィルム
装填部と前記フィルムを角形の筒状に折り返すフォーマ
ーとの搬送経路途上にフィルムを挟着保持しつつ所定の
箇所に開口孔を設ける孔開け機構と、通気性のフィルタ
をロール状に巻回したフィルタ原反を装填保持するフィ
ルタ装填部と、前記フィルタ原反から引き出し案内され
るフィルタを所定の寸法に切断するフィルタカッター機
構と、このフィルタカッター機構によって切断されたフ
ィルタを前記フィルムに設けた前記開口孔位置に合わせ
て貼り付ける溶着機構とからなることを特徴とする角形
包装袋における培養基の袋詰め装置である。
【0016】また請求項4では、請求項3において、前
記孔開け機構と連結し、前記包装袋の横シール間隔であ
る包装袋の1ピッチ分を搬送移送するフィルム定寸送り
機構を設け、前記孔開け機構によるフィルムの挟着時に
前記包装袋の横シール間隔である1ピッチ分を繰り出し
て移送し、孔開け機構によるフィルムの挟着開放時に前
記フィルム定寸送り機構を復帰作動するように前記フィ
ルム定寸送り機構を設定してなることを特徴とする角形
包装袋における培養基の袋詰め装置である。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1の発明では、フィルムを
角形に製袋して送り出す角形製袋筒部と、培養基を充填
するための充填筒部とを2重構造に配設し、ロール状の
フィルム原反から引き出し案内されたフィルムを角形製
袋筒部によって角形筒状に製袋した後に縦シール機構、
横シール機構によってヒートシールされ、その製袋され
た角形包装袋内に充填筒部の内部に設けられたスクリュ
ーコンベアによって間欠的に培養基を充填加圧しながら
連続して角形包装袋内に培養基の袋詰めが行われる。ま
た、前記スクリューコンベアによって加圧充填された角
形包装袋の中央部分を除く四隅箇所は、加圧プレートの
押圧作動によって加圧整形される。
【0018】また前記請求項2の発明では、前記加圧プ
レートの下面側に設けた孔開け棒によって、前記角形筒
状の包装袋内に加圧充填される培養基の表面部分に植菌
孔が穿設され、この植菌孔によって種菌の接種時におい
ては、種菌の菌糸が培養機内で早く蔓延することが可能
となり、また植菌孔の存在により、包装袋内の培養基の
通気性を高めることが可能となる。
【0019】また前記請求項3の発明では、前記フィル
ム原反を装填保持するフィルム装填部とフィルムを筒状
に折り返すフォーマーとの搬送経路途上にフィルムを挟
着保持しつつフィルムの所定の箇所に開口孔を形成する
孔開け機構が設けられ、ロール状に巻回されたフィルタ
原反から引き出し案内された通気性を有するフィルタを
フィルタカッター機構によって所定の寸法に切断し、切
断されたフィルタを前記フィルムに設けた前記開口孔位
置に合わせて溶着機構によって貼り付けることにより、
フィルムの開口孔位置に内外気の通気を行うフィルタを
簡単に位置合わせしながら貼り付けることができる。
【0020】また前記請求項4の発明では、請求項3に
おいて、前記孔開け機構と連結し、前記包装袋の横シー
ル間隔である包装袋の1ピッチ分を搬送移送するフィル
ム定寸送り機構を設け、前記孔開け機構によるフィルム
の挟着時に前記包装袋の横シール間隔である1ピッチ分
を繰り出して移送し、孔開け機構によるフィルムの挟着
開放時に前記フィルム定寸送り機構を復帰作動するよう
に前記フィルム定寸送り機構を設定してなることによ
り、包装袋の所定箇所に良好にフィルタを貼り付けるた
めの開口孔を適正位置に開けつつ、フィルムを所定量移
送することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照にし
て説明する。本発明に係る角形包装袋における培養基の
袋詰め装置の概略構成とその動作については、図1から
図12の角形包装袋における培養基の袋詰め装置の全体
構成を示す概要図にて述べる。培養基の袋詰め装置の本
体枠である機台1の側方には、フィルム装填部2が設け
られ、このフィルム装填部2に樹脂シートからなるフィ
ルムSをロール状に巻回したフィルム原反SRが着脱交
換可能に設けられ、このフィルム原反SRから引き出し
案内されたフィルムSをセーラー板からなるフォーマー
3によって角形の筒状に折り返され、フォーマー3によ
って折り返されたフィルムSは、フォーマー3の上下方
向に沿って延設された角形製袋筒部4の外周面に沿って
筒状に引き回し配設されるように形成されている。
【0022】また、前記角形製袋筒部4の内部には円筒
状の充填筒部5が配設され、この充填筒部5の上端側に
は培養基Bを収容するホッパー6が設けられ、そのホッ
パー6に収納されている培養基Bは、前記充填筒部5に
挿通配置されているスクリューコンベア7の回転数に応
じて規定量が掻き出されて供給されるものであり、この
スクリューコンベア7は駆動源となるモータ8によって
回転駆動されるように構成されている。
【0023】また、前記フォーマー3により折り返され
て前記角形製袋筒部4の外周側に沿って筒状に巻き付け
られて案内されたフィルムSの両端縁の重ね合わせ部分
は、縦シール機構9によって縦シールされて角形筒状に
製袋され、角形製袋筒部4の外周側に沿って角形の筒状
に製袋されたフィルムSは、フィルムSを押圧しながら
回転する送りローラからなるフィルム搬送機構10によ
って所定量移送されるものであり、また角形製袋筒部4
より下方に移送された角形筒状のフィルムSは、前記角
形製袋筒部4の下方側に設けられた横シール機構11に
よって筒状のフィルムSの幅方向に沿ってヒートシール
され、この実施例にあっては、前記横シール機構11に
隣接してその横シール機構11の下方にフィルムSを幅
方向に切断するフィルムカッター機構12が設けられて
いる。
【0024】また、前記角形製袋筒部4の下側には、そ
の角形製袋筒部4の形状とほぼ同形状に形成され、前記
充填筒部5を挿通可能とする挿通孔13Aを有する加圧
プレート13が隣接して設けられており、この加圧プレ
ート13の両端部に取り付けられた連接ロッド14が、
前記角形製袋筒部4の内部側に沿ってその上端側から突
き出し形成されて取付プレート15に固定支持され、こ
の取付プレート15は機台1に固定された押圧駆動手段
となるシリンダ16に連結されており、また前記加圧プ
レート13の底部側には、角形筒状の包装袋P内に加圧
充填される培養基Bの表面部分に植菌孔B1を穿設する
ための孔開け棒17が取付固定されている。
【0025】また、フィルムカッター機構12の下方に
は、培養基Bを充填し加圧成形する際にその角形包装袋
Pを載せて保持する充填袋載置部材18が設けられてお
り、この充填袋載置部材18上に載せられた角形包装袋
Pには、前記スクリューコンベア7の回転によって所定
量掻きだされて充填され、その角形包装袋P内に培養基
Bが加圧成形されるとともに、前記押圧駆動手段となる
シリンダ16の駆動によって連接ロッド14を介して加
圧プレート13が培養基Bに向けて押圧し、これにより
前記スクリューコンベア7によって加圧充填された角形
包装袋Pの中央部分を除く四隅箇所が、加圧プレート1
3の押圧作動によって加圧整形される。
【0026】また、前記スクリューコンベア7と加圧プ
レート13とによって加圧整形された後に、前記充填袋
載置部材18は、その角形包装袋Pの底部を受けている
位置から下方へ下がりつつ側方へ移動するように構成さ
れており、この横方向への移動時に、培養基Bが充填さ
れている筒状の角形包装袋Pがフィルム搬送機構10に
よって横シール間隔である1ピッチ分が繰り出されて下
方へと移送され、その培養基Bが充填された筒状の角形
包装袋Pの上側を横シール機構11により横シールする
とともに、その横シールされた角形包装袋Pの下側を前
記フィルムカッター機構12によって切断することによ
り培養基Bが袋詰めされた角形包装袋Pが搬出され、た
とえば袋詰め装置の機台1に設けられた搬送コンベア1
9上に供給された角形包装袋Pが搬送されるように構成
されている。
【0027】なお、前記角形包装袋P内に培養基Bを充
填して加圧成形する際に、筒状の角形包装袋Pの側面部
分を矯正して包装形態を良好に保つための側面用押型2
0が設けられ、前記スクリューコンベア7の下端部分に
は、そのスクリューコンベア7とは個別に培養基Bの上
側表面部に植菌孔B1を形成するための突き出し軸部2
1が設けられている。
【0028】ところで、この第1実施例においては、前
記培養基Bの袋詰め機構に加え、前記フィルム原反SR
を装填保持するフィルム装填部2と前記フィルムSを筒
状に折り返すフォーマー3との搬送経路途上にフィルム
Sを挟着保持しつつ所定の箇所に開口孔Hを設ける孔開
け機構22が設けられ、この孔開け機構22には、前記
フィルムSを載せる受け板となる下側の挟着プレート2
3と、この下側の挟着プレート23と対向して設けられ
る上側の挟着プレート24と、前記フィルムSの所定箇
所に開口孔Hを開けるための円形状のカッター刃25と
が設けられており、このカッター刃25の移動の際に受
け入れる切り欠き孔23Aが前記下側の挟着プレート2
3に設けられており、この実施例では前記下側の挟着プ
レート23に上側の挟着プレート24とカッター刃25
とを駆動する駆動手段となるシリンダ26が取り付けら
れている。
【0029】また、前記機台1には前記孔開け機構22
の受け板となる下側の挟着プレート23と連結し、前記
角形包装袋Pの横シール間隔である角形包装袋Pの1ピ
ッチ分を搬送移送するフィルム定寸送り機構27が備え
付けられており、前記孔開け機構22によるフィルムS
の挟着時に前記角形包装袋Pの横シール間隔である1ピ
ッチ分を繰り出して移送し、孔開け機構22によるフィ
ルムSの挟着開放時に前記フィルム定寸送り機構27を
復帰作動するように設定している。
【0030】この場合、前記フィルム定寸送り機構27
として、前記孔開け機構22の受け板となる下側の挟着
プレート23の両端部に案内ロッド28を介してその下
側の挟着プレート23を往復移動するための駆動手段と
なるシリンダ29が設けられている。
【0031】また、機台1の側方には、前記フィルム装
填部2とは個別にフィルタ装填部30が設けられ、この
フィルタ装填部30に通気性のシート材からなるフィル
タFをロール状に巻回したフィルタ原反FRが着脱交換
可能に設けられている。このフィルタ原反FRから引き
出し案内されたシート状のフィルタFは、前記角形製袋
筒部4の外周面に沿って引き回し配設される筒状のフィ
ルムS箇所に設けられたフィルタカッター機構31によ
って所定の寸法に切断されるように構成されている。
【0032】また、フィルタカッター機構31によって
切断された所定の大きさからなるフィルタFは、フィル
タカッター機構31の下方に設けられた溶着機構32に
よって前記フィルムSに設けた前記開口孔H位置に合わ
せて貼り付けるように構成されている。
【0033】また、前記通気性のシート材からなるフィ
ルタFとして、角形包装袋P内に充填する培養基Bが漏
れ出ない程度の大きさによる通気性を有するものであっ
て、たとえば合成樹脂製の繊維を織り込んだものや不織
布などが用いられている。
【0034】また、この第1実施例においては、前記フ
ィルム定寸送り機構27の上流側に前記フィルム原反S
Rから余分にフィルムSが引き出されることを防止する
ブレーキ機構33が設けられており、このブレーキ機構
33は、フィルムSの送りに抵抗を付与する対をなすガ
イドローラ34によって形成されており、この一対のガ
イドローラ4の間に前記フィルムSを挟んで搬送するよ
うに形成しており、この実施例では一方のガイドローラ
の34の支軸上にガイドローラ34の回動に対して電磁
的に抵抗を付与するブレーキ装置34Aを設けている。
【0035】また、前記フィルム定寸送り機構27の下
流側に、そのフィルム定寸送り機構27により引き出し
案内されたフィルムSの弛みを防止し所定のテンション
を与えるフィルムテンション機構35が設けられてい
る。この場合、フィルムテンション機構35は、前記フ
ィルム定寸送り機構27の作動時に伴う前記フィルムS
のテンションに応動して上下動するテンションロール3
6によって形成されている。
【0036】本発明では、ロール状のフィルム原反SR
から引き出し案内されたフィルムSはフォーマー3によ
って折り返されながら、フォーマー3の上下方向に沿っ
て延設された角形製袋筒部4の外周面に沿って筒状に引
き出し案内され、前記角形製袋筒部4の外周側に沿って
筒状に巻き付けられて案内されたフィルムSの両端縁の
重ね合わせ部分は、縦シール機構9によって縦シールさ
れて角形の筒状に製袋され、角形製袋筒部4より下方に
移送された筒状のフィルムSは、前記角形製袋筒部4の
下方側に設けられた横シール機構11によって角形筒状
のフィルムSの幅方向に沿ってヒートシールされて角形
包装袋Pの底部が形成される。
【0037】この筒状に製袋しつつヒートシールされた
角形包装袋P内に、ホッパー6に収納されている培養基
Bが、角形製袋筒部4に挿通配置されているスクリュー
コンベア7の回転数に応じて規定量の培養基Bが掻き出
されて供給されながら角形包装袋P内で加圧成形され、
これと同時に、押圧駆動手段となるシリンダ16の駆動
によって連接ロッド14を介して加圧プレート13が培
養基Bに向けて押圧し、これにより前記スクリューコン
ベア7によって加圧充填された角形包装袋Pの中央部分
を除く四隅箇所が、加圧プレート13の押圧作動によっ
て加圧整形される。
【0038】前記スクリューコンベア7と加圧プレート
13とによって角形包装袋P内の培養基Bが加圧整形さ
れた後に、その角形包装袋Pの底部を受けている位置か
ら充填袋載置部材18が下方へ下がりつつ側方へ移動
し、この横方向への移動時に、培養基Bが充填されてい
る筒状の角形包装袋Pがフィルム搬送機構10によって
横シール間隔である1ピッチ分が繰り出されて下方へと
移送される。この時、この実施例にあっては、加圧整形
された培養基Bには、その表面部分にスクリューコンベ
ア7の下端部分に個別に設けた突き出し軸部21と、加
圧プレート13の底面側に設けた2個の孔開け棒17と
によって植菌孔B1がそれぞれ形成される。
【0039】また前記フィルム搬送機構10によって横
シール間隔である1ピッチ分が繰り出されて下方へと移
送された後、その培養基Bが充填された筒状の角形包装
袋Pの上側を横シール機構11により横シールがなされ
て次の包装袋Pの底部が形成され、その横シールされた
角形包装袋Pの下側が前記フィルムカッター機構12に
よって切断されることにより培養基Bが袋詰めされた角
形包装袋Pが搬送コンベア19上に搬出される。
【0040】また、前述した培養基Bの袋詰め機構の作
動と同時に、フィルムSに開口孔Hを開けながら、その
開口孔H位置に内外気の通気を行うフィルタFが簡単に
位置合わせされながら貼り付けられる。
【0041】すなわち、フィルム原反SRから繰り出さ
れたフィルムSを挟着保持しつつ所定の箇所に開口孔H
を設ける孔開け機構22が設けられており、この孔開け
機構22には、前記フィルムSの上下から挟み付ける下
側の挟着プレート23と上側の挟着プレート24と前記
フィルムSの所定箇所に開口孔Hを開けるための円形筒
状のカッター刃25によって構成され、受け板となる下
側の挟着プレート23に対して上側の挟着プレート24
とカッター刃25とをシリンダ26によって駆動するこ
とにより、前記フィルムSを挟着保持した後にカッター
刃25をフィルムSに突き当てることによって開口孔H
が形成される。
【0043】また、前記機台1には前記孔開け機構22
に設けられた受け板となる下側の挟着プレート23と連
結され、前記包装袋Pの横シール間隔である角形包装袋
Pの1ピッチ分を搬送移送するシリンダ29からなるフ
ィルム定寸送り機構27が備え付けられ、前記孔開け機
構22によるフィルムSの挟着時に前記角形包装袋Pの
横シール間隔である1ピッチ分をシリンダ29によって
繰り出して移送し、孔開け機構22によるフィルムSの
挟着開放時に前記フィルム定寸送り機構27のシリンダ
29を復帰作動するように設定してなることにより、従
来から一般的に行われているローラ間にフィルムを挟ん
で回転駆動することによってフィルムを引き出し案内す
るタイプに比べてフィルムの延びを抑制することがで
き、角形包装袋Pの所定箇所に良好にフィルタFを貼り
付けるための開口孔Hを適正位置に開けつつ、フィルム
Sを所定量移送することができるものであり、これによ
り所定量の間隔を介して開口孔Hを開けることができる
という効果がある。
【0044】このフィルムSの移送時において、前記フ
ィルム定寸送り機構27の上流側に前記フィルム原反S
Rから余分にフィルムSが引き出されることを防止する
フィルムSの送りに抵抗を付与する対をなすガイドロー
ラ34からなるブレーキ機構33を設けてなることによ
り、フィルム定寸送り機構27よってフィルムSを挟着
しつつ前記角形包装袋Pの横シール間隔である1ピッチ
分を繰り出して移送する際に、前記ブレーキ機構33に
よってフィルム原反SRから余分にフィルムSが引き出
されてしまうという問題を解消するができるものであ
る。
【0045】また、フィルム定寸送り機構27によって
フィルムSを挟着しつつ前記角形包装袋Pの横シール間
隔である1ピッチ分のフィルムSを繰り出して移送する
際に、その送られたフィルムSによる弛み分を前記フィ
ルムSのテンションに応動して上下動するテンションロ
ール36からなるフィルムテンション機構35によって
常に所定のテンションが得られるように作動することが
できるため、良好にフィルムSを次の工程であるフォー
マー3へと送り出すことができるという効果もある。
【0046】また、前記フィルムSの移送と同時に、フ
ィルタ原反FRから引き出し案内されたシート状のフィ
ルタFは、前記角形製袋筒部4の外周面に沿って引き回
し配設される筒状のフィルムS箇所に設けられたフィル
タカッター機構31によって所定の寸法に切断され、フ
ィルタカッター機構31によって切断された所定の大き
さからなるフィルタFは、フィルタカッター機構31の
下方に設けられた溶着機構32によって前記フィルムS
に設けた前記開口孔H位置に合わせて貼り付けることに
より、フィルムSの開口孔H位置に内外気の通気を行う
フィルタFを簡単に位置合わせしながら貼り付けること
ができるという効果がある。
【0047】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能であり、この実施例にあっては、加圧整形
された培養基Bの表面部分には、スクリューコンベア7
の下端部分に設けた突き出し軸部21による植菌孔B1
と、加圧プレート13の底面側に設けた2個の孔開け棒
17による植菌孔B1とを合わせて3個が形成されてい
るが、角形包装袋の大きさなどに応じてその個数を増や
したり、植菌孔B1の内径寸法や深さなどを変えても良
いものであり、培養基Bに種菌を接種する際、すべての
植菌孔B1に接種する場合もあるが、その植菌孔B1の
一部を利用して袋P内の通気性を確保するために設ける
場合もある。
【0048】またこの実施例では、フィルムSに孔開け
機構22によって開口孔Hを設ける際、その開口孔Hと
して丸孔形状に形成していたが、形状にとらわれず、た
とえば角状の形状からなる開口孔であってもよいもので
あり、場合によっては切り込みからなる開口孔でもよい
が、結果的にはその開口孔によって包装袋Pの内外気が
流通できる程度の開口部であればよいものであり、その
際、開口孔に熱溶着にてフィルタFを貼り付けることで
角形包装袋Pの内部に雑菌の侵入を防ぎかつ内外気の通
気が良好に行えるものであればよい。
【0049】また、実施例においては、フィルムSの孔
開け機構22と連結し、角形包装袋Pの横シール間隔で
ある包装袋Pの1ピッチ分を搬送移送するフィルム定寸
送り機構27として、シリンダ29をその駆動手段とし
て用いていたが、クランク機構やラックとピニオンから
なる歯車伝達機構による往復動機構を用いてもよいもの
であり、また、実施例では、フィルム定寸送り機構27
の上流側に前記フィルム原反SRから余分にフィルムS
が引き出されることを防止するブレーキ機構33とし
て、フィルムSの送りに電磁的に抵抗付与する対をなす
ガイドローラ34を設けていたが、対をなすガイドロー
ラ34にバンドなどを押し当てて機械的に抵抗を付与す
るものであってもよく、シリンダなどによる空圧制御に
よって抵抗を付与するブレーキ装置として構成してもよ
いものである。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、フィルムを角形に製袋して送り出す角形製
袋筒部と、培養基を充填するための充填筒部とを2重構
造に配設し、ロール状のフィルム原反から引き出し案内
されたフィルムを角形製袋筒部によって角形筒状に製袋
した後に縦シール機構、横シール機構によってヒートシ
ールされ、その製袋された角形包装袋内に充填筒部の内
部に設けられたスクリューコンベアによって間欠的に培
養基を充填加圧しながら連続して角形包装袋内に袋詰め
を行うことができる。 また、前記スクリューコンベア
によって加圧充填された角形包装袋の中央部分を除く四
隅箇所は、加圧プレートの押圧作動によって加圧整形す
ることにより、角形包装袋内の培養基を良好に加圧整形
することができる。
【0051】また前記請求項1記載の発明において、請
求項2の発明では、前記加圧プレートの下面側に設けた
孔開け棒によって、前記角形筒状の包装袋内に加圧充填
される培養基の表面部分に植菌孔が穿設され、この植菌
孔によって種菌の接種時においては、種菌の菌糸が培養
機内で早く蔓延することが可能となり、また植菌孔の存
在により、包装袋内の培養基の通気性を高めることが可
能となる。
【0052】また前記請求項1または請求項2記載の発
明において、請求項3の発明では、前記フィルム原反を
装填保持するフィルム装填部とフィルムを筒状に折り返
すフォーマーとの搬送経路途上にフィルムを挟着保持し
つつフィルムの所定の箇所に開口孔を形成する孔開け機
構が設けられ、ロール状に巻回されたフィルタ原反から
引き出し案内された通気性を有するフィルタをフィルタ
カッター機構によって所定の寸法に切断し、切断された
フィルタを前記フィルムに設けた前記開口孔位置に合わ
せて溶着機構によって貼り付けることにより、フィルム
の開口孔位置に内外気の通気を行うフィルタを簡単に位
置合わせしながら貼り付けることができる。
【0053】また前記請求項3記載の発明において、請
求項4の発明では、前記孔開け機構と連結し、前記包装
袋の横シール間隔である包装袋の1ピッチ分を搬送移送
するフィルム定寸送り機構を設け、前記孔開け機構によ
るフィルムの挟着時に前記包装袋の横シール間隔である
1ピッチ分を繰り出して移送し、孔開け機構によるフィ
ルムの挟着開放時に前記フィルム定寸送り機構を復帰作
動するように前記フィルム定寸送り機構を設定してなる
ことにより、従来のフィルムの送り機構に比べてフィル
ムの延びを抑制しながらフィルムを移送することがで
き、これにより包装袋の所定箇所に良好にフィルタを貼
り付けるための開口孔を適正位置に開けつつ、フィルム
を所定量移送することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にて適用する角形包装袋にお
ける培養基の袋詰め装置の全体構成を示す正面図であ
る。
【図2】図1の培養基の袋詰め装置における角袋の繰り
出し状態を示した正面図である。
【図3】図2の培養基の袋詰め装置における横シール機
構の動作状態を示した正面図である。
【図4】図3の培養基の袋詰め装置におけるカッター機
構により包装袋を切り離した状態を示した正面図であ
る。
【図5】図5は、図1に対応する角形包装袋における培
養基の充填装置を示した側面図である。
【図6】図5における加圧プレートの作動状態を示した
角形包装袋における培養基の充填装置の側面図である。
【図7】図7は、図2に対応する培養基の袋詰め装置に
おける角袋の繰り出し状態を示した側面図である。
【図8】図8は、培養基を充填した角形包装袋と培養基
の充填加圧機構の概略を示した要部の斜視図である。
【図9】図9(A)と図9(B)は、角形包装袋内に培
養基をスクリューコンベアによって加圧充填し、加圧プ
レートにより加圧整形する状態を示したそれぞれの動作
拡大図である。
【図10】本発明の一実施例におけるフィルム孔開け機
構とフィルム定寸送り機構を主体的に示す要部の斜視図
である。
【図11】図10の孔開け機構の要部を示す側面図であ
る。
【図12】図11の孔開け機構の上側の挟着プレートと
カッター刃の動きを示した動作図である。
【符号の説明】
1 機台 2 フィルム装填部 3 フォーマー 4 角形製袋筒部 5 充填筒部 6 ホッパー 7 スクリューコンベア 8 モータ(駆動源) 9 縦シール機構 10 フィルム搬送機構 11 横シール機構 12 フィルムカッター機構 13 加圧プレート 13A 挿通孔 14 連接ロッド 15 取付プレート 16 シリンダ(押圧駆動手段) 17 孔開け棒 18 充填袋載置部材 19 搬送コンベア 20 側面用押型 21 突き出し軸部 22 孔開け機構 23 下側の挟着プレート 23A 切り欠き孔 24 上側の挟着プレート 25 カッター刃 26 シリンダ(駆動手段) 27 フィルム定寸送り機構 28 案内ロッド 29 シリンダ(駆動手段) 30 フィルタ装填部 31 フィルタカッター機構 32 溶着機構 33 ブレーキ機構 34 ガイドローラ 34A ブレーキ装置 35 テンション機構 36 テンションロール B 培養基 F フィルタ H 開口孔 P 包装袋 S フィルム B1 植菌孔 FR フィルタ原反 SR フィルム原反

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機台にロール状に巻回したフィルム原反
    を装填保持するフィルム装填部と、前記フィルム原反か
    ら引き出し案内されるフィルムを角形の筒状に折り返す
    フォーマーと、このフォーマーの上下方向に沿って延び
    た角形製袋筒部と、この角形製袋筒部の内部に配設され
    た円筒状の充填筒部と、この充填筒部の上端側に設けら
    れたホッパーと、前記充填筒部の内部に設けられ、前記
    ホッパーに収容されている培養基を掻き出して供給する
    スクリューコンベアと、前記フォーマーにより折り返さ
    れ、前記角形製袋筒部の外周側に沿って筒状に巻き付け
    られて案内されたフィルムの両端縁を重ね合わせて縦シ
    ールする縦シール機構と、前記角形製袋筒部の外周側に
    沿って筒状に製袋されたフィルムを移送するフィルム搬
    送機構と、前記角形製袋筒部の下方側に設けられ、角形
    製袋筒部より下方に送られた角形筒状のフィルムをその
    幅方向に沿ってヒートシールする横シール機構と、この
    横シール機構によって下側が閉塞された状態の角形筒状
    フィルムによる包装袋内に前記ホッパー内の培養基を前
    記スクリューコンベアの回転によって所定量掻きだして
    加圧充填した後、その培養基が充填された角形筒状の包
    装袋の上側を切断するフィルムカッター機構と、前記角
    形製袋筒部の下側に隣接して配設され、前記充填筒部を
    挿通可能とする挿通孔を有する加圧プレートと、この加
    圧プレートに連結され、加圧プレートの上下動により前
    記角形の包装袋内の培養基を加圧するための押圧駆動手
    段と、を備えてなることを特徴とする角形包装袋におけ
    る培養基の自動袋詰め装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧プレートの下面側には、前記角
    形筒状の包装袋内に加圧充填される培養基の表面部分に
    植菌孔を穿設するための孔開け棒を設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の角形包装袋における培養基の自動
    袋詰め装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルム原反を装填保持するフィル
    ム装填部と前記フィルムを角形の筒状に折り返すフォー
    マーとの搬送経路途上にフィルムを挟着保持しつつ所定
    の箇所に開口孔を設ける孔開け機構と、通気性のフィル
    タをロール状に巻回したフィルタ原反を装填保持するフ
    ィルタ装填部と、前記フィルタ原反から引き出し案内さ
    れるフィルタを所定の寸法に切断するフィルタカッター
    機構と、このフィルタカッター機構によって切断された
    フィルタを前記フィルムに設けた前記開口孔位置に合わ
    せて貼り付ける溶着機構とからなることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の角形包装袋における培養
    基の袋詰め装置。
  4. 【請求項4】 前記孔開け機構と連結し、前記包装袋の
    横シール間隔である包装袋の1ピッチ分を搬送移送する
    フィルム定寸送り機構を設け、前記孔開け機構によるフ
    ィルムの挟着時に前記包装袋の横シール間隔である1ピ
    ッチ分を繰り出して移送し、孔開け機構によるフィルム
    の挟着開放時に前記フィルム定寸送り機構を復帰作動す
    るように前記フィルム定寸送り機構を設定してなること
    を特徴とする請求項3に記載の角形包装袋における培養
    基の袋詰め装置。
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