JP2001145026A - 固体撮像装置及び撮像方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

固体撮像装置及び撮像方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001145026A
JP2001145026A JP32534199A JP32534199A JP2001145026A JP 2001145026 A JP2001145026 A JP 2001145026A JP 32534199 A JP32534199 A JP 32534199A JP 32534199 A JP32534199 A JP 32534199A JP 2001145026 A JP2001145026 A JP 2001145026A
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signal
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imaging
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Kenichi Kondo
健一 近藤
Nobuhiro Takeda
伸弘 竹田
Makoto Hiramatsu
誠 平松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子のOB部分に欠陥画素があって
も画像表示異常が発生することのない固体撮像装置及び
撮像方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。 【解決手段】 固体撮像素子2より、OBエリアキズア
ドレスメモリ13に記憶されたキズアドレス部に相当す
る画素信号が出力されるタイミングにて、CPU9は、
駆動回路3のサンプルホールドパルス出力を制御し、前
記画素信号のキズアドレスに相当する部分の信号(サン
プルパルス)が出力されないよう、前段処理回路4(サ
ンプルホールド回路11)を制御する。これにより、サ
ンプルホールド回路11からは、キズOB画素の前のO
B画素信号における信号レベル(黒レベル)が保持され
て出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置に係
り、特に、遮光画素部における画素欠陥部の補正を可能
とする固体撮像装置及び撮像方法、並びにコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ(特にPC等)の性
能の向上、高機能化に伴い、コンピュータにて画像を扱
う用途が飛躍的に増大している。また、ここにきて、コ
ンピュータに画像を取り込むためのデジタルカメラの製
品化が活発になっている。このようなデジタルカメラの
撮像素子の発展動向として、静止画像を扱うデジタルス
チールカメラは多画素化への方向性を追求しており、通
常動画像用(ビデオムービー)カメラの撮像素子の画素
数が25万から40万画素であるのに対し、デジタルス
チールカメラでは、コンパクトカメラタイプのもので、
80万画素の撮像素子を搭載するカメラが普及してお
り、さらに最近では130万画素から150万画素程度
のものが多く世に出されている。
【0003】このクラスのカメラでは、200万画素で
多画素化の動きは止まるであろうとする予測と、それ以
上に多画素化の動きは進むと推測が別れるが、銀塩カメ
ラを電子カメラに置き換える観点からすると、200万
画素で多画素化の動きがとまることはないとみてよいで
あろう。このことは、交換レンズタイプの高級機の動向
がものがたっており、このクラスのカメラでは200万
画素、400万画素、600万画素といった高画素撮像
素子を用いたカメラが製品化されている。
【0004】交換レンズタイプのデジタルスチールカメ
ラの動向から、撮像素子に求められるもう一つの発展動
向をうかがい知ることができる。それは、高感度化とい
うことである。コンパクトカメラクラスでは、撮像素子
は1/2インチか1/3インチサイズが主として用いら
れ、このサイズ内での高画素化が追求されている。とこ
ろで、多画素化をおこなうと、画素サイズが小さくなる
ために感度が低下してしまう。そこで、画素サイズを小
さくするために、感度を上げることが必要となり、マイ
クロレンズの集光性を上げたり、センサのノイズレベル
を低減する等の工夫がなされている。
【0005】このように、このクラスのカメラの撮像素
子としては、今のところ、感度を落とさずに画素数を増
やすことが追求されている。一方、前述の交換レンズタ
イプのカメラでは、感度の高いカメラが求められてい
る。このことから、多画素ではあるが高感度な撮像素子
が求められることとなり、画素サイズが大きく、且つ、
多画素な撮像素子、すなわち、撮像素子の大判化の傾向
がある。この大判化の動きの理由としては、以上述べた
ような高感度の追求という意味以外に、銀塩交換レンズ
カメラのレンズを用いて、銀塩レンズでとれる画質感に
近づけたいというところから、銀塩フィルムサイズの撮
像素子が必要という面もある。
【0006】以上述べたように、デジタルスチールカメ
ラの撮像素子の将来動向として、高画素化と大判化(高
感度化)があるが、もう一方に、コストを低くするとい
う課題がある。しかし、撮像素子のイメージエリアサイ
ズを変えずに画素数を増やせば、欠陥画素による不良数
は増えることとなり、撮像素子を大判化すれば、同様に
欠陥画素数が増えることとなる。ここで、大判センサは
1枚のウエハからとれる数が少ないために、歩留まりに
関してはより厳しいものとなり、画素欠陥のない撮像素
子のコストは極めて高いものとなってしまう。
【0007】そこで、従来より、画素欠陥の補正をおこ
なうことで、画素欠陥をもつ撮像素子も良品として使え
るようにして、撮像素子の歩留まりを上げてコストを下
げることが行われている。以下、デジタルカメラで通常
行われる画素欠陥補正の一例について説明を行う。
【0008】図2は従来の固体撮像装置における構成の
一例を示したブロック図である。図2において、1は被
写体の光学像を結像するためのレンズ、2はレンズによ
り結像された光学像を電気信号に変換する固体撮像素子
である。固体撮像素子としては、通常、CCD撮像素子
が用いられる。3は固体撮像素子2の駆動回路で固体撮
像素子2がCCDである場合には、タイミング発生回路
(TG)と、TGからのパルスをCCDを動かすのに必
要な振幅に変換するドライブ回路とにより構成される。
【0009】4は撮像素子2からの撮像信号をサンプル
ホールドし、ゲインをコントロールする等の処理を行う
前段処理回路である。通常、固体撮像素子2がCCDの
場合には、CDS(相関二重サンプリング)回路やAG
C(自動利得制御)回路がこの系に設けられる。
【0010】5はOBクランプ回路であり、撮像素子の
画素の一部をアルミ遮光することで設けられる黒基準レ
ベル画素(オプチカルブラック(OB)、通常、各水平
ラインの先頭か後部に数十画素設けられる)をクランプ
する。6はAD変換回路でアナログの撮像信号をデジタ
ルデータに変換する。OBクランプ回路5は、AD変換
回路6の入力のボトム電圧よりも、撮像信号の黒レベル
電圧がやや高くなるようにクランプすることで、なるべ
く多くのダイナミックレンジが得られるようにされる。
【0011】7はデジタル信号に変換された撮像信号を
輝度と色(R−Y,B−Yの色差信号または、R,G,
B信号)の映像信号に処理する画像信号処理回路、8は
AD変換回路6からの撮像信号、あるいは信号処理系7
からの画像信号を一旦記憶する画像バッファメモリ回路
である。画像信号処理回路7により処理された画像信号
データは、図示しないPCカードメモリや、CFカード
メモリなどの記録媒体に記録されることとなる。
【0012】9はカメラの制御をするCPUで、撮像系
に対しては撮像素子の蓄積、読み出しなどをカメラの撮
影条件(シャッタスピード、露出など)によりタイミン
グコントロールしたり、バッファメモリのコントロー
ル、信号処理系のコントロール等を行う。10は固体撮
像素子2の欠陥画素のアドレスを記憶するためのメモリ
である。
【0013】次に、従来における固体撮像装置(以降、
デジタルスチールカメラという場合もある)の画素欠陥
補正処理について説明する。固体撮像素子2のイメージ
エリア(光に感応する領域)内の欠陥画素は、カメラ
(固体撮像素子2)の製造時に検出され、そのアドレス
がキズアドレスメモリ10に記憶される。そして、撮影
時、固体撮像素子2からの撮像信号がデジタル信号化さ
れた後に、キズアドレスメモリ10に記憶された情報に
基づいて、前記撮像信号におけるキズ信号(欠陥画素に
より光電変換され出力された信号)の補正が行われる。
尚、補正をデジタル信号の状態にて行うのは、アナログ
時に補正するよりもデジタル化されてからの方が自由度
があるからであり、より、精度の高い(すなわち画質劣
化のすくない)処理ができるからである。
【0014】欠陥補正の具体的方法として、例えば、バ
ッファメモリ8内に撮像信号、すなわち撮像素子の信号
をデジタル化しただけで画像処理をしていない信号のキ
ズアドレス部の信号レベルを、キズアドレス周辺の信号
(例えば、白黒センサなら周辺の8画素、カラーなら、
同色の数画素)の平均値に変えることで補完(補正)す
る方法がある。また、信号処理中に輝度と色を分離した
あとで、輝度信号と色信号のキズアドレス部の信号を周
辺の信号により埋めてやる方法もある。このように、通
常、デジタルカメラのキズ補正はイメージエリア内の欠
陥画素をデジタル信号化してから補正するものである。
【0015】しかしながら、上記従来の固体撮像装置
(デジタルスチールカメラ)のキズ補正においては以下
のような問題があった。すなわち、上述の撮像素子の画
素欠陥の補正は、イメージエリア内のキズのみを補正対
象としている。したがって、OB部にあるキズは無視さ
れることとなる。
【0016】ところが、OB部にキズがあった場合、O
Bクランプ時にOBキズのために実際の黒基準からずれ
(OBキズの分だけOBキズのない部分より黒レベルが
低くなる)、OBキズのある部分に画像上すじが入ると
いう問題が発生する。また、OBのキズのレベルが大き
いと、OBキズのあるラインの本当の黒レベルがAD入
力のボトム値より低くなり、デジタル信号として再現さ
れなくなったり、あるいは、OBクランプに揺れが生じ
(クランプ回路の時定数によってクランプが追従しなく
なる)、これにより、OBキズのあるラインの後、数ラ
イン分の黒レベルが変動してしまい、画像に太い横スジ
が生じるという問題が発生する。
【0017】このように従来のデジタルカメラのキズ補
正方法では、固体撮像素子のOB部分のキズは関知され
ていないが、今後、撮像素子の高画素化が進み、撮像素
子内の欠陥画素の発生数が増加すると、OBとして必要
な画素数の増加により、OB画素が欠陥画素となる数も
増加することになる。これに伴い、OBキズによる不具
合も増加することとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の固体撮像装置では、固体撮像素子のOB部分のキズ
が関知されていないため、OB部にキズがあった場合、
OBクランプ時に実際の黒基準からずれ、OBキズのあ
る部分に画像上すじが入ることとなるといった問題があ
った。
【0019】また、OBのキズのレベルが大きくなる
と、OBキズのあるラインの本当の黒レベルがAD入力
のボトム値より低くなり、デジタル信号として再現され
なくなったり、あるいは、OBクランプに揺れが生じ、
OBキズのあるラインの後、数ライン分の黒レベルが変
動してしまい、画像に太い横スジが生じるといった問題
があった。
【0020】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、固体撮像素子のOB部分に欠陥画素があっても
画像表示異常が発生することのない固体撮像装置及び撮
像方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明である請求項1に記載の固体撮像装置は、撮
像素子の画素の一部を構成する黒基準レベル画素におけ
る欠陥画素に蓄積された信号電荷を、該欠陥画素より読
み出さないように構成されたことを特徴とする。
【0022】請求項2に記載の固体撮像装置は、撮像素
子の画素の一部を構成する黒基準レベル画素における欠
陥画素を、隣接する正常な黒基準レベル画素にて代用す
るように構成されたことを特徴とする。
【0023】請求項3に記載の固体撮像装置は、撮像信
号を形成するための受光部のなかに黒基準信号を形成す
るための遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段
と、前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制
御する駆動手段と、前記撮像手段から出力される各画素
の信号を順次にサンプルホールドするサンプルホールド
手段と、前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプル
ホールド手段から出力される撮像信号を調整する調整手
段とを備え、前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画素
部の欠陥画素より出力される信号が前記撮像手段より読
み出されないように、前記撮像手段を駆動することを特
徴とする。
【0024】請求項4に記載の固体撮像装置は、前記撮
像手段の遮光画素部内の欠陥画素のアドレスを記憶する
欠陥画素記憶手段を更に備え、 前記駆動手段は、前記
欠陥画素記憶手段に記憶されたアドレスに相当する画素
信号が出力されないよう前記撮像手段を駆動することを
特徴とする。
【0025】請求項5に記載の固体撮像装置は、撮像信
号を形成するための受光部のなかに黒基準信号を形成す
るための遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段
と、前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制
御する駆動手段と、前記撮像手段から出力される各画素
の信号を順次にサンプルホールドするサンプルホールド
手段と、前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプル
ホールド手段から出力される撮像信号を調整する調整手
段とを備え、 前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画
素部における欠陥画素より出力される信号を、隣接する
正常画素より出力される信号にて補完するよう前記サン
プルホールド手段を駆動することを特徴とする。
【0026】請求項6に記載の固体撮像装置は、撮像信
号を形成するための受光部のなかに黒基準信号を形成す
るための遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段
と、前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制
御する駆動手段と、前記撮像手段から出力される各画素
の信号を順次にサンプルホールドするサンプルホールド
手段と、前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプル
ホールド手段から出力される撮像信号を調整する調整手
段とを備え、 前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画
素部の欠陥画素より出力される信号が前記撮像手段より
読み出されないよう前記撮像手段を駆動すると共に、前
記撮像手段の遮光画素部における欠陥画素より出力され
る信号を、隣接する正常画素より出力される信号にて補
完するよう前記サンプルホールド手段を駆動することを
特徴とする。
【0027】請求項7に記載の固体撮像装置は、前記撮
像手段の遮光画素部内の欠陥画素のアドレスを記憶する
欠陥画素記憶手段を更に備え、 前記駆動手段は、前記
欠陥画素記憶手段に記憶されたアドレスに相当する画素
信号が出力されるタイミングでサンプルホールドパルス
の出力を制御して、前記画素信号のアドレスに相当する
部分の信号が出力されないよう前記サンプルホールド手
段を駆動すると共に、欠落した信号を、隣接する正常画
素より出力される信号に置き換えるよう前記サンプルホ
ールド手段を駆動することを特徴とする。
【0028】請求項8に記載の固体撮像装置は、前記調
整手段の出力をアナログ信号からデジタル信号に変換す
るAD変換手段を更に備え、 前記撮像手段の受光部の
光に感応する画素部の画素欠陥は、前記AD変換手段に
よりAD変換された後のデジタル処理系にて補正される
ことを特徴とする。
【0029】請求項9に記載の固体撮像装置は、前記撮
像手段は、CCD撮像素子であることを特徴する。請求
項10に記載の固体撮像装置は、前記撮像手段は、X−
Yアドレス方式撮像素子であることを特徴する。請求項
11に記載の固体撮像装置は、撮像素子の画素の一部を
構成する黒基準レベル画素における欠陥画素に蓄積され
た信号電荷を、該欠陥画素より読み出さないようにした
ことを特徴とする。
【0030】また、本発明である請求項12に記載の撮
像方法は、撮像素子の画素の一部を構成する黒基準レベ
ル画素における欠陥画素を、隣接する正常な黒基準レベ
ル画素にて代用するようにしたことを特徴とする。
【0031】請求項13に記載の撮像方法は、撮像信号
を形成するための受光部の中に黒基準信号を形成するた
めの遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段からの
信号出力を制御する駆動制御手順と、前記撮像手段から
出力される各画素の信号を順次にサンプルホールドする
サンプルホールド手順と、前記遮光画素からの信号を用
いて前記サンプルホールド手順によって出力される撮像
信号を調整する調整手順とを含み、前記駆動制御手順は
更に、前記撮像手段の遮光画素部の欠陥画素より出力さ
れる信号が前記撮像手段より読み出されないように、前
記撮像手段を駆動する手順を含むことを特徴とする。
【0032】請求項14に記載の撮像方法は、前記駆動
制御手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部内の欠陥画
素のアドレスを記憶する欠陥画素記憶手段に記憶された
アドレスに相当する画素信号が出力されないよう前記撮
像手段を駆動する手順を含むことを特徴とする。
【0033】請求項15に記載の撮像方法は、撮像信号
を形成するための受光部の中に黒基準信号を形成するた
めの遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段からの
信号出力を制御する駆動制御手順と、前記撮像手段から
出力される各画素の信号を順次にサンプルホールドする
サンプルホールド手順と、前記遮光画素からの信号を用
いて前記サンプルホールド手順によって出力される撮像
信号を調整する調整手順とを含み、 前記サンプルホー
ルド手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部における欠
陥画素より出力される信号を、隣接する正常画素より出
力される信号にて補完する手順を含むことを特徴とす
る。
【0034】請求項16に記載の撮像方法は、撮像信号
を形成するための受光部の中に黒基準信号を形成するた
めの遮光された複数の遮光画素を有する撮像手段からの
信号出力を制御する駆動制御手順と、前記撮像手段から
出力される各画素の信号を順次にサンプルホールドする
サンプルホールド手順と、前記遮光画素からの信号を用
いて前記サンプルホールド手順によって出力される撮像
信号を調整する調整手順とを含み、 前記駆動制御手順
は更に、前記撮像手段の遮光画素部の欠陥画素より出力
される信号が前記撮像手段より読み出されないよう前記
撮像手段を駆動する手順を含み、前記サンプルホールド
手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部における欠陥画
素より出力される信号を、隣接する正常画素より出力さ
れる信号にて補完する手順を含むことを特徴とする。
【0035】請求項17に記載の撮像方法は、前記駆動
制御手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部内の欠陥画
素のアドレスを記憶する欠陥画素記憶手段に記憶された
アドレスに相当する画素信号が出力されるタイミングで
サンプルホールドパルスの出力を制御する手順を含み、
前記サンプルホールド手順は更に、前記サンプルホー
ルドパルス出力に基づいて、前記画素信号のアドレスに
相当する部分の信号が出力されないようにすると共に、
欠落した信号を、隣接する正常画素より出力される信号
に置き換える手順を含むことを特徴とする。
【0036】請求項18に記載の撮像方法は、前記調整
手順により出力される信号をアナログ信号からデジタル
信号に変換するAD変換手順を更に含み、 前記撮像手
段の受光部の光に感応する画素部の画素欠陥は、前記A
D変換手順によりAD変換された後のデジタル処理系に
て補正されることを特徴とする。
【0037】請求項19に記載の撮像方法は、前記撮像
手段は、CCD撮像素子であることを特徴する。請求項
20に記載の撮像方法は、前記撮像手段は、X−Yアド
レス方式撮像素子であることを特徴する。
【0038】また、本発明である請求項20に記載のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを
前記請求項3乃至10のいずれか1に記載の固体撮像装
置に含まれる各手段として機能させるためのプログラム
を記憶したことを特徴とする。
【0039】請求項22に記載のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体は、コンピュータに前記請求項13乃至
20のいずれか1に記載の撮像方法に含まれる各手順を
実行させるためのプログラムを記憶したことを特徴とす
る。
【0040】また、本発明である請求項23に記載の固
体撮像装置は、複数の画素を有する撮像手段と、遮光し
た状態の画素の画素欠陥を補正するための補正手段とを
有することを特徴とする。
【0041】請求項24に記載の固体撮像装置は、前記
補正手段は、画素欠陥が生じている画素から信号を読み
出さないように制御することを特徴とする。
【0042】請求項25に記載の固体撮像装置は、前記
補正手段は、画素欠陥が生じている画素を隣接する正常
な画素からの信号で代用することを特徴とする。
【0043】請求項26に記載の固体撮像装置は、複数
の画素を有する撮像手段と、遮光した状態の画素の画素
欠陥を補正するための第1の処理回路と、前記第1の処
理回路とは別に設けられた遮光されていない状態の画素
の画素欠陥を補正するための第2の処理回路とを有する
ことを特徴とする。
【0044】請求項27に記載の固体撮像装置は、前記
第1の処理回路は、デジタル信号に変換される前の信号
に対して処理を行う回路であり、前記第2の処理回路
は、デジタル信号に変換された後の信号に対して処理を
行う回路であることを特徴とする。
【0045】請求項28に記載の固体撮像装置は、前記
第1の処理回路は、色信号及び輝度信号に分離する前の
信号に対して処理を行う回路であり、前記第2の処理回
路は、色信号及び輝度信号に分離した後の信号に対して
処理を行う回路であることを特徴とする。
【0046】請求項29に記載の固体撮像装置は、複数
の画素を有する撮像手段と、前記撮像手段から出力され
る遮光された画素からの信号を用いて、遮光されていな
い状態の画素からの信号を調整する調整手段と、前記調
整手段によって調整された信号をデジタル信号に変換す
るAD変換手段と、遮光した状態の画素の画素欠陥を補
正するための第1の処理回路と、遮光されていない状態
の画素の画素欠陥を補正するための前記第1の処理回路
とは異なる第2の処理回路とを有し、前記第1の処理回
路は、前記AD変換手段の前段にあり、前記第2の処理
回路は、前記AD変換手段の後段にあることを特徴とす
る。
【0047】上記本発明によれば、撮像素子の画素の一
部を構成する黒基準レベル画素における欠陥画素から読
み出された信号を、例えば、直前に信号が読み出された
正常な黒基準レベル画素からの信号と置き換えるように
したので、OB部分に欠陥画素があっても画像表示異常
が発生することのない、すなわち画質劣化の少ない撮像
素子を提供することができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0049】図1は、本発明の固体撮像装置の構成の一
例を示したブロック図である。
【0050】図1において、1は被写体の光学像を結像
するためのレンズ、2はレンズにより結像された光学像
を電気信号に変換する固体撮像素子である。固体撮像素
子としては、通常、CCD撮像素子(インターライン型
CCD,フレームトランスファ型CCD,フルフレーム
型CCD)が用いられることが多いが、近年、X−Yア
ドレス型であるCMOSセンサが注目されるようにな
り、これを用いたカメラも製品化されるようになってき
ている。
【0051】3は固体撮像素子2の駆動回路で、固体撮
像素子2がCCDである場合には、タイミング発生回路
(TG)と、TGからのパルスをCCDを動かすのに必
要な振幅に変換するドライブ回路とにより構成される。
固体撮像素子2がCMOSセンサである場合には、上記
構成からドライブ回路をはぶいた構成となる。
【0052】4は撮像素子2からの撮像信号をサンプル
ホールド回路11によりサンプルホールドして、ゲイン
をコントロールする等の処理を行う前段処理回路であ
る。サンプルホールド回路11は、固体撮像素子内に設
けられることもある。サンプルホールドパルス(S/H
パルス)は駆動回路3から発生される。
【0053】5はOBクランプ回路であり、撮像素子の
画素の一部をアルミ遮光することで設けられる黒基準レ
ベル画素(オプチカルブラック(OB)、通常、各水平
ラインの先頭か後部に数十画素設けられる)を任意のD
Cレベルにクランプする。6はAD変換回路でアナログ
の撮像信号をデジタルデータに変換する。OBクランプ
回路5は、AD変換回路6の入力のボトム電圧よりも、
撮像信号の黒レベル電圧がやや高くなるようにクランプ
する。
【0054】7はデジタル信号に変換された撮像信号を
輝度と色(R−Y,B−Yの色差信号または、R,G,
B信号)の映像信号に処理する画像信号処理回路、8は
AD変換回路6からの撮像信号、あるいは信号処理系7
からの画像信号を一旦記憶する画像バッファメモリ回路
である。画像信号処理回路7により処理された画像信号
データは、図示しないPCカードメモリや、CFカード
メモリなどの記録媒体に記録される。
【0055】9はカメラの制御をするCPUで、撮像系
に対しては撮像素子の蓄積、読み出しなどをカメラの撮
影条件(シャッタスピード、露出など)によりタイミン
グコントロールしたり、バッファメモリのコントロー
ル、信号処理系のコントロール等を行う。
【0056】12は撮像素子のイメージエリア内のキズ
アドレスを記録しておくキズアドレスメモリで、従来例
におけるキズアドレスメモリ10と同じ機能を有するも
のである。13は撮像素子のOBエリア内のキズを記憶
しておくキズアドレスメモリである。イメージエリアキ
ズアドレスメモリ12とOBエリアキズアドレスメモリ
13には、それぞれ固体撮像素子2内のイメージエリア
とOBエリアにおけるキズアドレスが、カメラの製造時
に記憶される。
【0057】図3は、固体撮像素子2の一例の構成を説
明する図であり、ここでは、インターライン型CCD撮
像素子の場合を示す。ここで、31は光電変換のための
ホトダイオード、32はホトダイオード31の電荷を転
送する垂直CCD、33は垂直CCD32から転送され
てきた1ライン毎の電荷を転送する水平CCD、34は
水平CCD33から転送されてきた1画素毎の電荷を電
圧信号とするための出力アンプである。ホトダイオード
31と垂直画素とで形成される全画素領域は2つの領域
よりなり、35で示される領域は結像される光学像を電
荷信号に変換するための有効領域、36は黒レベル基準
を明確にするために画素上部をアルミ層で遮光すること
で形成される遮光領域(OB)である。これはインター
ライン方式と呼ばれるところのCCD撮像素子の構成図
であるが、その他の撮像素子、フレームトランスファC
CD撮像素子、X-Yアドレス方式撮像素子において
も、これと同様にして有効領域と遮光領域とが構成され
る。
【0058】次に、本発明の固体撮像装置における画素
欠陥の補正処理動作について説明を行う。
【0059】デジタルカメラのシャッタスイッチが押さ
れ、これによりCPU9に撮像命令が伝達されると、固
体撮像素子2はレンズ1からの結像光を蓄積し、蓄積終
了(通常レンズと撮像素子の間に設けられるメカニカル
シャッタが閉じる)すると、固体撮像素子の各画素に蓄
積された信号電荷が、順次に電圧信号として読み出され
る。この各画素の信号電圧は、サンプルホールド回路1
1によりサンプルホールドされる。
【0060】固体撮像素子2がCCDの場合には、画素
信号電圧とリセット信号電圧が繰り返しだされ、前段処
理回路4にて、該前段処理回路4に設けられた画素信号
のみのサンプルホールド回路と、リセット信号のみのサ
ンプルホールド回路それぞれからの出力信号を差動アン
プを通すことで、撮像素子のリセットノイズを除去する
CDS(相関2重サンプリング)が行われる。尚、図1
のサンプルホールド回路11は、画素信号のサンプルホ
ールド回路のみを示したものである。
【0061】固体撮像素子2より、OBエリアキズアド
レスメモリ13に記憶されたキズアドレス部に相当する
画素信号が出力されるタイミングにて、CPU9は、駆
動回路3のサンプルホールドパルス出力を制御し、前記
画素信号のキズアドレスに相当する部分の信号(サンプ
ルパルス)が出力されないよう、前段処理回路4を制御
する。これにより、サンプルホールド回路11からは、
本来であれば、キズアドレス部に相当する画素信号にお
ける信号(レベル)が出力されるタイミングにて、キズ
OB画素の前のOB画素信号における信号レベル(黒レ
ベル)が保持されて出力されることになる。すなわち、
OBキズ画素が、前のOB画素により補完される(前置
補完される)ことになる。
【0062】このように、前置補完された信号が、前段
処理回路4より出力され、これをOBクランプすること
で、OBクランプの変動はなくなる。したがって、この
OBクランプされた信号を信号処理してできた画像に横
線が表示される等の画質劣化の発生を防止できる。ま
た、イメージエリア内の欠陥画素は、従来と同様にイメ
ージエリアキズアドレスメモリ12のキズアドレス情報
に基づき、欠陥画素周辺の複数の正常画素の情報に基づ
き補完される。以上により、イメージエリア内の画素欠
陥、及びOBエリア内の欠陥画素による画質の劣化を防
止することができる。
【0063】なお、以上はOBキズの補正として、固体
撮像素子2の出力信号をサンプルホールドする段階で、
キズ出力時のサンプルパルスを間引く方法にて、OBキ
ズを前置補完して、キズ出力を消すものであるが、この
他に、固体撮像素子2のキズアドレス情報に基づいて、
キズ画素信号を読み出さない方法を用いることもでき
る。例えば、固体撮像素子2がX−Yアドレスセンサの
場合には、キズ画素部の読み出しスイッチをONさせな
いことにより実現可能である。固体撮像素子2がCCD
の場合には、キズ画素がフローティングデヒュジョンア
ンプに信号電荷が注入されるときのみリセットゲートを
開けっ放しにすることにより実現可能である。
【0064】このように、欠陥画素信号を読み出さない
方式では、その場所のみ、他のOB画素の出力レベルと
出力レベルが異なることになるが、その量はわずかであ
り、欠陥画素をそのまま出力してクランプするときのよ
うなOB変動をおこすことは少なくなる。
【0065】また、このような方法は以下のようなキズ
補正方式がなされる場合に、より有効な手段となり得
る。すなわち、キズ補正の方法の一手段として、撮像素
子を同一の蓄積時間で遮光した状態(シャッタを閉じた
状態)の画像(ダーク画像)と本撮影(レンズからの被
写体像を撮像素子に任意の時間照射する)の画像とを、
それぞれAD変換した後に、本撮影画像データとダーク
画像データにそれぞれ対応する画素データを減算するこ
とで、キズを補正する方法がある。
【0066】このような補正(以下、ダーク減算補正と
いう)をする場合には、撮像素子のOB部の画素欠陥が
小さい場合であれば、OBクランプによる黒レベルの変
動分は、ダーク減算によりオフセットされることになる
ので、線状のキズになることはない。但し、キズのレベ
ルが大きいと、ダイナミックレンジが低くなることか
ら、画像の出力レベルの高い部分(明るいところなど)
に黒スジが発生することになる。したがって欠陥画素を
読み出さないことによる変動量程度なら、OBクランプ
による変動分も少なく、ダーク減算補正と併用すること
で、画質上、問題を生じることはない。
【0067】欠陥画素のサンプルパルスを出さない方法
をとるか、欠陥画素の読み出しを行わない方法をとる
か、いずれの方法を採用するかは、撮像素子の種類、出
力信号の状態、AD変換後にどのようなキズ補正をおこ
なうか(ダーク減算補正を採用するか否か)によって選
べばよい。固体撮像素子2の出力とサンプルホールド回
路11の間にいくつかの回路をいれる場合などは、二つ
の手段を並用することも効果的である。この場合は、サ
ンプルホールドの前は、OBキズを読み出さないで出力
し、サンプルホールドでキズ部のサンプルパルスを出さ
ないことにより、前値補完を行う。
【0068】以上のように、OBエリアのキズ補正(あ
るいは、キズ画素読み出しを行わない)を、撮像信号を
デジタル信号化する前の前段処理回路4において行い、
イメージエリアのキズ補正を、固体撮像素子2からの出
力信号をデジタル信号化した後の後段のデジタル信号に
て行うことにより、OBキズによる画質劣化をなくすこ
とができる。
【0069】これは、OB部の補正は、他のOB画素と
レベルを合わせれば良い程度のものであるから、アナロ
グでの前置補完程度で充分効果があるが、イメージエリ
アのキズ補正は、より精度が必要であるからである。ま
た、イメージエリアのキズ補正による画質劣化を極力小
さくするためには、周辺の数画素の情報に基づくことが
望ましい。したがって、AD変換後の画像処理段階にて
行う方が、より画質劣化の少ない補正が可能となる。
【0070】以上述べたように、上記本発明によれば、
OBエリアのキズ補正、またはキズ画素読み出しを行わ
ない処理を、撮像信号をデジタル信号化する前の前段回
路系において行い、イメージエリアのキズ補正を撮像素
子をデジタル信号化した後の後段のデジタルで行うこと
により、従来例では不良品扱いされたOBキズを有する
固体撮像素子でも、画質劣化のない良品として扱うこと
を可能にすると共に、高画素の固体撮像素子、大判撮像
素子の歩留まりを改善し、これらの撮像素子の価格を低
くすることで、高価であった高画素デジタルコンパクト
カメラ、一眼レフタイプ高級デジタルカメラの低価格化
を可能とすることができる。
【0071】さて、以上にアナログ回路系でOBエリア
の欠陥を補正し、デジタル化された後にイメージエリア
の欠陥を補正する方法を述べた。以下では、OBエリア
の欠陥及びイメージエリアの欠陥を共にデジタル化され
た後に行うものについて述べる。
【0072】デジタル信号処理系としてはAD変換後の
生データにより、OBクランプと同様の処理(OBレベ
ルを画像の0レベルにシフトする処理)をした後に画像
信号(RGBあるいはYUV等)を育成する処理を行う
構成がとられる。このようにした処理系においては、遮
光部の画素欠陥はこのデジタル信号処理系のOBレベル
を画像の0レベルにシフトする処理をする直前に行う。
つまり、欠陥画素周辺の遮光部の画素部の信号で欠陥画
素に対する補正をした後OBレベルを画像の0レベルに
シフトする処理を行う。そして、処理された信号を画像
信号育成処理系に入力する。そして、イメージ部の欠陥
画素補正は例えば色・輝度分離した後に、それぞれの処
理後のデータに基づきキズ補正をすることになる。
【0073】この方法は、先の実施例のようにダイナミ
ックレンジを損なわないというようなわけにはいかない
が、画像上に生じるであろう遮光部の画素欠陥によるす
じノイズをなくす効果はある。そして、欠陥補正を受光
部と遮光部とで別々に行うことで、キズ補正後の画質劣
化はきわめて少なくなる。
【0074】また、以上の方法は、撮像領域がOBエリ
アとイメージエリアとに分離しているものではなく、黒
基準信号をメカシャッタ等により遮光することによって
得る構成のものであっても適用できる。
【0075】また、上記本発明によれば、カメラの機構
部を増やすことなく、かつ、消費電力を増すことなく、
精度の高いAF,AEが可能となる。
【0076】尚、上記の本発明は、複数の機器から構成
されるシステムに適用しても1つの機器からなる装置に
適用しても良い。また、上述した実施形態の機能を実現
するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デ
バイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュ
ータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフ
トウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に
格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作
させることによって実施したものも、本発明の範疇に含
まれる。
【0077】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0078】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0079】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0080】尚、上記実施形態において示した各部の形
状および構造は、何れも本発明を実施するにあたっての
具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによ
って本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならな
いものである。すなわち、本発明はその精神、またはそ
の主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施す
ることができる。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、上記本発明によれ
ば、撮像素子の画素の一部を構成する黒基準レベル画素
における欠陥画素から読み出された信号を、例えば、隣
接する正常な黒基準レベル画素から読み出された信号と
置き換えるようにしたので、OB部分に欠陥画素があっ
ても画像表示異常が発生することのない、すなわち画質
劣化の少ない撮像素子を提供することができる。
【0082】また、従来では不良品扱いされたOB部分
に欠陥画素を有する撮像素子でも画質劣化のない良品と
して扱うことができと共に、高画素の固体撮像素子、大
判撮像素子の歩留まりを改善でき、これらの撮像素子の
価格を低くすることで、高性能でありながら廉価な固体
撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置の構成の一例を示したブ
ロック図である。
【図2】従来の固体撮像装置における構成の一例を示し
たブロック図である。
【図3】固体撮像素子2の一例の構成を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 レンズ 2 固体撮像素子(撮像手段) 3 駆動回路(駆動手段) 4 前段処理回路 5 OBクランプ回路(OBクランプ手段) 6 AD変換回路(AD変換手段) 7 画像信号処理回路 8 バッファメモリ 9 CPU 11 サンプルホールド回路(サンプルホールド手段) 12 イメージエリアキズアドレスメモリ 13 OBエリアキズアドレスメモリ(欠陥画素記憶手
段)
フロントページの続き (72)発明者 平松 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C024 AX01 BX01 CX06 CX21 CX23 CX25 CX32 CY37 DX01 EX31 GY01 GY03 GY04 GY05 GY31 GZ36 GZ37 HX09 HX13 HX14 HX18 HX21 HX23 HX29 HX55 HX56 HX57 HX58 HX59

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子の画素の一部を構成する黒基準
    レベル画素における欠陥画素に蓄積された信号電荷を、
    該欠陥画素より読み出さないように構成されたことを特
    徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮像素子の画素の一部を構成する黒基準
    レベル画素における欠陥画素を、隣接する正常な黒基準
    レベル画素にて代用するように構成されたことを特徴と
    する固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 撮像信号を形成するための受光部のなか
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段と、 前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制御す
    る駆動手段と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手段と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手段から出力される撮像信号を調整する調整手段とを備
    え、 前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画素部の欠陥画素
    より出力される信号が前記撮像手段より読み出されない
    ように、前記撮像手段を駆動することを特徴とする固体
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段の遮光画素部内の欠陥画素
    のアドレスを記憶する欠陥画素記憶手段を更に備え、 前記駆動手段は、前記欠陥画素記憶手段に記憶されたア
    ドレスに相当する画素信号が出力されないよう前記撮像
    手段を駆動することを特徴とする請求項3に記載の固体
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮像信号を形成するための受光部のなか
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段と、 前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制御す
    る駆動手段と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手段と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手段から出力される撮像信号を調整する調整手段とを備
    え、 前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画素部における欠
    陥画素より出力される信号を、隣接する正常画素より出
    力される信号にて補完するよう前記サンプルホールド手
    段を駆動することを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 撮像信号を形成するための受光部のなか
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段と、 前記撮像手段における蓄積電荷による信号出力を制御す
    る駆動手段と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手段と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手段から出力される撮像信号を調整する調整手段とを備
    え、 前記駆動手段は、前記撮像手段の遮光画素部の欠陥画素
    より出力される信号が前記撮像手段より読み出されない
    よう前記撮像手段を駆動すると共に、前記撮像手段の遮
    光画素部における欠陥画素より出力される信号を、隣接
    する正常画素より出力される信号にて補完するよう前記
    サンプルホールド手段を駆動することを特徴とする固体
    撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記撮像手段の遮光画素部内の欠陥画素
    のアドレスを記憶する欠陥画素記憶手段を更に備え、 前記駆動手段は、前記欠陥画素記憶手段に記憶されたア
    ドレスに相当する画素信号が出力されるタイミングでサ
    ンプルホールドパルスの出力を制御して、前記画素信号
    のアドレスに相当する部分の信号が出力されないよう前
    記サンプルホールド手段を駆動すると共に、欠落した信
    号を、隣接する正常画素より出力される信号に置き換え
    るよう前記サンプルホールド手段を駆動することを特徴
    とする請求項5または6に記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記調整手段の出力をアナログ信号から
    デジタル信号に変換するAD変換手段を更に備え、 前記撮像手段の受光部の光に感応する画素部の画素欠陥
    は、前記AD変換手段によりAD変換された後のデジタ
    ル処理系にて補正されることを特徴とする請求項3乃至
    7のいずれか1に記載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記撮像手段は、CCD撮像素子である
    ことを特徴する請求項3乃至8のいずれか1に記載の固
    体撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記撮像手段は、X−Yアドレス方式
    撮像素子であることを特徴する請求項3乃至8のいずれ
    か1に記載の固体撮像装置。
  11. 【請求項11】 撮像素子の画素の一部を構成する黒基
    準レベル画素における欠陥画素に蓄積された信号電荷
    を、該欠陥画素より読み出さないようにしたことを特徴
    とする撮像方法。
  12. 【請求項12】 撮像素子の画素の一部を構成する黒基
    準レベル画素における欠陥画素を、隣接する正常な黒基
    準レベル画素にて代用するようにしたことを特徴とする
    撮像方法。
  13. 【請求項13】 撮像信号を形成するための受光部の中
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段からの信号出力を制御する駆動制御
    手順と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手順と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手順によって出力される撮像信号を調整する調整手順と
    を含み、 前記駆動制御手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部の
    欠陥画素より出力される信号が前記撮像手段より読み出
    されないように、前記撮像手段を駆動する手順を含むこ
    とを特徴とする撮像方法。
  14. 【請求項14】 前記駆動制御手順は更に、前記撮像手
    段の遮光画素部内の欠陥画素のアドレスを記憶する欠陥
    画素記憶手段に記憶されたアドレスに相当する画素信号
    が出力されないよう前記撮像手段を駆動する手順を含む
    ことを特徴とする請求項13に記載の撮像方法。
  15. 【請求項15】 撮像信号を形成するための受光部の中
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段からの信号出力を制御する駆動制御
    手順と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手順と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手順によって出力される撮像信号を調整する調整手順と
    を含み、 前記サンプルホールド手順は更に、前記撮像手段の遮光
    画素部における欠陥画素より出力される信号を、隣接す
    る正常画素より出力される信号にて補完する手順を含む
    ことを特徴とする撮像方法。
  16. 【請求項16】 撮像信号を形成するための受光部の中
    に黒基準信号を形成するための遮光された複数の遮光画
    素を有する撮像手段からの信号出力を制御する駆動制御
    手順と、 前記撮像手段から出力される各画素の信号を順次にサン
    プルホールドするサンプルホールド手順と、 前記遮光画素からの信号を用いて前記サンプルホールド
    手順によって出力される撮像信号を調整する調整手順と
    を含み、 前記駆動制御手順は更に、前記撮像手段の遮光画素部の
    欠陥画素より出力される信号が前記撮像手段より読み出
    されないよう前記撮像手段を駆動する手順を含み、 前記サンプルホールド手順は更に、前記撮像手段の遮光
    画素部における欠陥画素より出力される信号を、隣接す
    る正常画素より出力される信号にて補完する手順を含む
    ことを特徴とする撮像方法。
  17. 【請求項17】 前記駆動制御手順は更に、前記撮像手
    段の遮光画素部内の欠陥画素のアドレスを記憶する欠陥
    画素記憶手段に記憶されたアドレスに相当する画素信号
    が出力されるタイミングでサンプルホールドパルスの出
    力を制御する手順を含み、 前記サンプルホールド手順は更に、前記サンプルホール
    ドパルス出力に基づいて、前記画素信号のアドレスに相
    当する部分の信号が出力されないようにすると共に、欠
    落した信号を、隣接する正常画素より出力される信号に
    置き換える手順を含むことを特徴とする請求項15また
    は16に記載の撮像方法。
  18. 【請求項18】 前記調整手順により出力される信号を
    アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換手順
    を更に含み、 前記撮像手段の受光部の光に感応する画素部の画素欠陥
    は、前記AD変換手順によりAD変換された後のデジタ
    ル処理系にて補正されることを特徴とする請求項13乃
    至17のいずれか1に記載の撮像方法。
  19. 【請求項19】 前記撮像手段は、CCD撮像素子であ
    ることを特徴する請求項13乃至18のいずれか1に記
    載の撮像方法。
  20. 【請求項20】 前記撮像手段は、X−Yアドレス方式
    撮像素子であることを特徴する請求項13乃至18のい
    ずれか1に記載の撮像方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータを前記請求項3乃至10
    のいずれか1に記載の固体撮像装置に含まれる各手段と
    して機能させるためのプログラムを記憶したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 コンピュータに前記請求項13乃至2
    0のいずれか1に記載の撮像方法に含まれる各手順を実
    行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 複数の画素を有する撮像手段と、 遮光した状態の画素の画素欠陥を補正するための補正手
    段とを有することを特徴とする固体撮像装置。
  24. 【請求項24】 前記補正手段は、画素欠陥が生じてい
    る画素から信号を読み出さないように制御することを特
    徴とする請求項23に記載の固体撮像装置。
  25. 【請求項25】 前記補正手段は、画素欠陥が生じてい
    る画素を隣接する正常な画素からの信号で代用すること
    を特徴とする請求項23に記載の固体撮像装置。
  26. 【請求項26】 複数の画素を有する撮像手段と、 遮光した状態の画素の画素欠陥を補正するための第1の
    処理回路と、 前記第1の処理回路とは別に設けられた遮光されていな
    い状態の画素の画素欠陥を補正するための第2の処理回
    路とを有することを特徴とする固体撮像装置。
  27. 【請求項27】 前記第1の処理回路は、デジタル信号
    に変換される前の信号に対して処理を行う回路であり、
    前記第2の処理回路は、デジタル信号に変換された後の
    信号に対して処理を行う回路であることを特徴とする請
    求項26に記載の固体撮像装置。
  28. 【請求項28】 前記第1の処理回路は、色信号及び輝
    度信号に分離する前の信号に対して処理を行う回路であ
    り、前記第2の処理回路は、色信号及び輝度信号に分離
    した後の信号に対して処理を行う回路であることを特徴
    とする請求項26に記載の固体撮像総理。
  29. 【請求項29】 複数の画素を有する撮像手段と、 前記撮像手段から出力される遮光された画素からの信号
    を用いて、遮光されていない状態の画素からの信号を調
    整する調整手段と、 前記調整手段によって調整された信号をデジタル信号に
    変換するAD変換手段と、 遮光した状態の画素の画素欠陥を補正するための第1の
    処理回路と、 遮光されていない状態の画素の画素欠陥を補正するため
    の前記第1の処理回路とは異なる第2の処理回路とを有
    し、 前記第1の処理回路は、前記AD変換手段の前段にあ
    り、前記第2の処理回路は、前記AD変換手段の後段に
    あることを特徴とする固体撮像装置。
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