JP2001144130A - 導電性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置 - Google Patents

導電性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置

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JP2001144130A
JP2001144130A JP32696799A JP32696799A JP2001144130A JP 2001144130 A JP2001144130 A JP 2001144130A JP 32696799 A JP32696799 A JP 32696799A JP 32696799 A JP32696799 A JP 32696799A JP 2001144130 A JP2001144130 A JP 2001144130A
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flux
roller
conductive ball
container
supply device
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JP32696799A
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English (en)
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Takeshi Yamaguchi
山口  剛
Yoshitatsu Naito
芳達 内藤
Yoshihisa Osaka
義久 大坂
Kosuke Inoue
康介 井上
Noriyuki Dairoku
範行 大録
Takamichi Suzuki
高道 鈴木
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Hitachi Ltd
Via Mechanics Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Via Mechanics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】はんだボール搭載工程のタクトタイムを短縮す
るとともに、広い粘度範囲のフラックスの供給を可能に
したフラックス供給装置を提供する。 【解決手段】はんだボール搭載装置におけるフラックス
供給装置において、フラックス7を貯留するフラックス
槽と、前記フラックス槽内のフラックス7に浸漬され、
少なくともその頭頂部が前記フラックス槽から前記搬送
手段で搬送される整列マスクに吸着されたはんだボール
の移動経路近接するように突出し、かつ、整列マスクの
搬送速度と同じ周速で回転するローラ14と、前記ロー
ラ14の頭頂部より回転方向の手前側にローラ14の外
周面と所定の間隔で配置され、ローラ14に付着したフ
ラックス7を掻き均してローラ14の外周面にフラック
ス7の均一な薄膜を形成するスキージプレート27とを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA(Ball
Grid Array)、CSP(ChipSize
Packge または、Chip Scale Pa
ckage)など、導電性ボールを実装基板との接続材
として用いるパッケージに導電性ボールを整列搭載する
ための導電性ボール搭載装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】LSIを用いたパッケージのように、入
出力端子数の多いパッケージを実装基板に接続するため
の構造として、パッケージ側に突出接点を形成する構造
が提案されている。この突出接点(たとえば、はんだバ
ンプ)は、パッケージの接続端子に搭載されたはんだボ
ールに代表される導電性ボール(以下、はんだボールと
いう)を加熱溶融することにより形成される。
【0003】前記パッケージの接続端子へのはんだボー
ルの搭載は、図14ないし図18に示す手順により行わ
れる。
【0004】まず、図14に示すように、はんだボール
1を収納した供給容器2に、真空圧供給源3に配管4を
介して接続され、かつ、パッケージに形成された接続端
子と同じ配列で複数の吸着穴5aが形成された整列マス
ク5を近接させ、真空圧供給源3から供給される真空圧
により、吸着穴5aにはんだボール1を吸着する。
【0005】ついで、図15に示すように、はんだボー
ル1を吸着した整列マスク5を、フラックス槽6内で均
一な厚さに掻き均されたフラックス7の上方へ移動させ
た後、整列マスク5を下降させることにより、図16に
示すように、はんだボール1の下端部をフラックス7内
に浸漬させて、はんだボール1にフラックスを付着させ
る。
【0006】ついで、図17に示すように、整列マスク
5を所定の位置に位置決めされたパッケージ8の上方へ
移動させ、フラックス7が付着したはんだボール1をパ
ッケージ8の接続端子9上に接触させる。そして、整列
マスク5に供給されている真空圧を開放した後、整列マ
スク5を上昇させると、図18に示すように、はんだボ
ール1がパッケージ8の接続端子9上に搭載される。
【0007】はんだボール1が搭載されたパッケージ5
を加熱(リフロー)することにより、はんだボール1を
溶かし、たとえば、100〜3000個のはんだバンプ
(接続用突起)を一度に形成する。
【0008】このようなはんだボールの搭載作業に使用
されるフラックス供給装置として、たとえば、図19、
図20に示すようなフラックス供給装置が提案されてい
る。このフラックス供給装置は、フラックス槽6内のフ
ラックス7を掻き均すための一対のスキージ10a、1
0bを備えている。
【0009】このスキージ10a、10bは、図示しな
い直線案内手段によって案内され、エアシリンダあるい
はモータと送りねじにより往復移動される。そして、は
んだボール1にフラックス7を供給する毎にフラックス
7の掻き均しを行う。このとき、進行方向前方のスキー
ジ10b(10a)は上昇し、進行方向後方のスキージ
10a(10b)でフラックスを掻き均すようになって
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このようなフラックス
供給装置においては、はんだボールにフラックスを供給
(付着)する際に、図22に示すように、整列マスク5
の位置決め、停止さらに上下動作が必要であり、その制
御が煩雑になるだけでなく、余分な動作時間が必要にな
り運転タクトが長くなる。
【0011】また、粘度の高いフラックスを使用する
と、スキージの移動によりフラックスがスキージの脇に
寄せられてしまい、図21に示すように、フラックスが
途切れて均一なフラックス膜が形成できないことがあ
る。
【0012】上記の事情に鑑み、本発明の目的は、はん
だボールへのフラックスの供給動作を簡素化してはんだ
ボール搭載工程のタクトタイムを短縮するとともに、低
粘度から高粘度まで広い粘度範囲のフラックスの供給を
可能にすることができるようにしたはんだボール搭載装
置におけるフラックス供給装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本出願の請求項1に記載の発明は、搬送手段によっ
て搬送される整列マスクに吸着された導電性ボールの下
端にフラックスを供給し、このフラックスを介してパッ
ケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導電性ボー
ル搭載装置におけるフラックス供給装置において、フラ
ックスを貯留する容器と、前記容器内のフラックスに浸
漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から前記搬送
手段で搬送される整列マスクに吸着された導電性ボール
の移動経路に近接するように突出し、かつ、前記搬送手
段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回転するロ
ーラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手前側にロ
ーラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラに付着し
たフラックスを掻き均してローラの外周面にフラックス
の均一な薄膜を形成するスキージプレートとを設けた。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、搬送手段
によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボー
ルの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介し
てパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導電
性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路に近接するように突出し、かつ、前
記搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回
転するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手
前側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラ
に付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフ
ラックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、
前記容器内のフラックスに浸漬される先端部が前記ロー
ラの下端部と所定の間隔で対向する円弧状に形成され、
ローラの軸方向に移動可能に配置された攪拌バーとを設
けた。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、搬送手段
によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボー
ルの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介し
てパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導電
性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路に近接するように突出し、かつ、前
記搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回
転するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手
前側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラ
に付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフ
ラックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、
前記ローラの下端部に接触するように前記容器内に回転
可能に支持された均しローラとを設けた。
【0016】さらに、請求項4に記載の発明は、搬送手
段によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボ
ールの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介
してパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導
電性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路に近接するように突出し、かつ、前
記搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回
転するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手
前側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラ
に付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフ
ラックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、
前記ローラの下端部に接触するように前記容器内に回転
可能に支持された均しローラと、前記容器内のフラック
スに浸漬される先端部が前記ローラおよび均しローラの
下端部と所定の間隔で対向する円弧状に形成され、ロー
ラの軸方向に移動可能に配置された攪拌バーとを設け
た。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明によるフラックス
供給装置を用いたはんだボール搭載装置の構成図であ
る。
【0018】同図において、図14ないし図20と同じ
ものは同じ符号を付けて示してある。Aははんだボール
供給装置で、供給容器2の底面から圧縮ガスを吹き出し
て、内部に収納したはんだボール1を浮遊させ、整列マ
スク5に吸着させるようになっている。
【0019】Bはフラックス供給装置で、回転可能なロ
ーラの頭頂部が整列マスク5に吸着されたはんだボール
1の搬送経路に近接し、前記ローラの外周面に形成され
た均一な膜厚のフラックス7をはんだボール1に供給す
る。
【0020】Cは搭載装置で、はんだボール1を搭載す
べきパッケージ8を、所定の搭載位置に位置決めして固
定する。Dは搬送装置で、支持した整列マスク5をはん
だボール供給装置A、フラックス供給装置Bおよび搭載
装置Cの間で予め設定された経路に従って順次移動さ
せ、パッケージ8にはんだボール1を搭載する。
【0021】図2ないし図4は、本発明によるフラック
ス供給装置の第1の実施の形態を示すもので、図2は、
フラックス供給装置の平面図、図3は、図2の正面断面
図、図4は、図2の側面断面図である。
【0022】同図において、11はベースプレート。1
2は槽で、半円形の刳り貫きが形成され、ベースプレー
ト11に固定されている。13は軸受けホルダで、槽1
2の両端に固定されている。そして、これら槽12と軸
受けホルダ13でフラックス槽を形成し、内部にフラッ
クス7を収納している。
【0023】14はローラで、軸受15を介して軸受け
ホルダ13に回転可能に支持され、その下部がフラック
ス槽内のフラックス7に浸漬されている。また、このロ
ーラ14には、ラビリンスリング16が装着されてい
る。そして、軸受けホルダ13とラビリンスリング16
でラビリンスシールを構成している。また、ラビリンス
シール部にはエアー配管17を介して圧縮空気が供給さ
れ、軸受15にフラックス7が侵入するのを防止してい
る。18はキャップで、軸受15およびラビリンスリン
グ16を軸受けホルダ13に支持させている。19はギ
ヤで、ローラ14の一端に固定されている。
【0024】20はモータで、ブラケット21を介して
ベースプレート11に固定されている。22はギヤで、
モータ20の回転軸に前記ギヤ19と噛み合うように固
定されている。したがって、モータ20が作動すると、
ギヤ22およびギヤ19を介してローラ14が回転す
る。
【0025】23はガイド軸で、ベースプレート11に
固定されたブラケット24に固定されている。25はス
ライダで、軸受け26を介してガイド軸23に摺動可能
に支持されている。27はスキージプレートで、スライ
ダ25に固定されている。
【0026】28はエアシリンダで、ブラケット29を
介してベースプレート11に固定され、フローテイング
ジョイント30を介してスライダ25に結合されてい
る。31はマイクロメータヘッドで、スライダ25に固
定されている。したがって、エアシリンダ28が作動す
ると、スライダ25を介してスキージプレート27がロ
ーラ14に近接もしくは離間する方向に移動する。
【0027】たとえば、スキージプレート27の先端が
ローラ14に接触したとき、同時にマイクロメータヘッ
ド31の先端がブラケット24に接触するようにマイク
ロメータヘッド31をスライダ25に固定しておく。そ
して、マイクロメータヘッド31を操作し、その先端を
ブラケット25側に所要量だけ突出させとおく。する
と、エアシリンダ28によりスキージプレート27をロ
ーラ14側へ移動させ、マイクロメータヘッド31がブ
ラケット24に当接してスライダ25が停止したとき、
ローラ14とスキージプレート27の間隔がマイクロメ
ータヘッド31で設定された所要量になる。
【0028】このような構成で、マイクロメータヘッド
31でローラ14とスキージプレート27の間隔を設定
し、エアシリンダ28を作動させてスキージプレート2
7をローラ14側へ移動させる。ついで、モータ20を
作動させ、ローラ14を回転させると、フラックス槽内
のフラックス7がローラ14の外周面に付着して、ロー
ラ14とともに回転する。
【0029】そして、ローラ14に付着したフラックス
7がローラ14とスキージプレート27の間を通る時、
余分なフラックス7はスキージプレート27に掻き取ら
れて、所要の厚さでフラックス7の膜がローラ14の外
周面に形成される。
【0030】そして、図4に示すように、整列マスク5
の搬送速度とローラ14の周速を等しくしておくことに
より、整列マスク5に吸着されたはんだボール1に無用
な力を加えることなくフラックス7を供給することがで
きる。
【0031】図5ないし図7は、本発明によるフラック
ス供給装置の第2の実施の形態を示すもので、図5は、
フラックス供給装置の平面図、図6は、図5の正面断面
図、図7は、図5の側面断面図である。
【0032】同図において、図2ないし図4と同じもの
は同じ符号を付けて示してある。32はロッドレスシリ
ンダで、ベースプレート11に固定されている。33は
スライダで、ロッドレスシリンダ32に支持されてい
る。34は固定バーで、スライダ33に固定されてい
る。35は攪拌バーで、一端が固定バー34に固定さ
れ、他端は槽12とローラ14の間に配置されている。
【0033】このような構成で、はんだボールに対する
フラックス7の供給は、前記第1の実施の形態と同じ動
作により行う。
【0034】ローラ14が回転している間、ロッドレス
シリンダ32を作動させ、攪拌バー35をローラ14の
軸方向に往復移動させることにより、槽12とローラ1
4の間にあるフラックス7を攪拌する。この攪拌によ
り、長時間フラックス7の物性を均一な状態に維持する
ことができる。
【0035】また、ゲル状のフラックス7を使用する場
合、前記第1の実施の形態に示す構成では、フラックス
槽内のフラックス7の残量が少なくなると、ローラ14
に付着して回転するフラックス7と槽12の底面に付着
するフラックス7が乖離するようになる。すると、ロー
ラ14にフラックス7が供給されなくなるため、ローラ
14の表面に所要の厚さのフラックス7の膜が形成でき
なくなる。
【0036】この実施の形態では、攪拌バー35により
槽12内のフラックス7を攪拌することにより槽12の
底面に付着するフラックス7を掻き上げローラ14に供
給することができ、フラックス槽内のフラックス7の残
量が少なくなっても、ローラ14の表面に所要の厚さの
フラックス7の膜を形成することができ、フラックス7
を確実に供給することができる。
【0037】図8ないし図10は、本発明によるフラッ
クス供給装置の第3の実施の形態を示すもので、図8
は、フラックス供給装置の平面図、図9は、図8の正面
断面図、図10は、図8の側面断面図である。
【0038】同図において、図2ないし図4と同じもの
は同じ符号を付けて示してある。36は均しローラで、
前記ローラ14の下端に接触するように軸受37を介し
て軸受けホルダ13に回転可能に支持されている。38
はギヤで、前記ギヤ19と噛み合うようにローラ36の
一端に固定されている。
【0039】このような構成で、はんだボールに対する
フラックス7の供給は、前記第1の実施の形態と同じ動
作により行う。
【0040】モータ20の回転によりギヤ22およびギ
ヤ19を介してローラ14が回転すると、ギヤ19およ
びギヤ38を介してローラ36も回転する。このとき、
ローラ14とローラ36には、適宜周速差を持たせる。
【0041】はんだボールに供給した残りのフラックス
7は、ローラ14の回転によりフラックス槽内に戻され
る。そして、ローラ14の下端部で、ローラ14に接触
するローラ36によりローラ14から剥離される。
【0042】ローラ36によりローラ14から剥離され
たフラックス7は、ローラ14とローラ36の間に連続
して送り込まれるフラックス7の圧力により槽12とロ
ーラ36の間を通りスキージプレート27側に移動し
て、再びローラ14に付着する。
【0043】この実施の形態では、ローラ14に付着し
たフラックス7を一旦剥離させることにより、フラック
ス7を練ることができ、フラックス7の物性をより均一
化することができる。
【0044】なお、ローラ36の回転方向、回転速度
は、使用するフラックスの物性により適宜設定すること
ができる。
【0045】図11ないし図13は、本発明によるフラ
ックス供給装置の第4の実施の形態を示すもので、図1
1は、フラックス供給装置の平面図、図12は、図11
の正面断面図、図13は、図11の側面断面図である。
【0046】この実施の形態は、前記第2および第3の
実施の形態を組み合わせたものであり、同図において、
図2ないし図10と同じものは同じ符号を付けて示して
ある。
【0047】このような構成で、はんだボールに対する
フラックス7の供給は、前記第1の実施の形態と同じ動
作により行う。また、前記第2および第3の実施の形態
と同様の作用を行わせることができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたごとく、本出願の請求項1に
記載の発明によれば、搬送手段によって搬送される整列
マスクに吸着された導電性ボールの下端にフラックスを
供給し、このフラックスを介してパッケージの接続端子
に導電性ボールを搭載する導電性ボール搭載装置におけ
るフラックス供給装置において、フラックスを貯留する
容器と、前記容器内のフラックスに浸漬され、少なくと
もその頭頂部が前記容器から前記搬送手段で搬送される
整列マスクに吸着された導電性ボールの移動経路近接す
るように突出し、かつ、前記搬送手段による整列マスク
の搬送速度と同じ周速で回転するローラと、前記ローラ
の頭頂部より回転方向の手前側にローラの外周面と所定
の間隔で配置され、ローラに付着したフラックスを掻き
均してローラの外周面にフラックスの均一な薄膜を形成
するスキージプレートとを設けたので、整列マスクの停
止や移動方向の変更などの動作を伴うことなく、走行さ
せた状態ではんだボールにフラックスを供給することが
でき、はんだボール搭載工程のタクトタイムを短縮する
ことができる。また、はんだボール搭載装置の生産性を
向上させることができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明は、搬送手段
によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボー
ルの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介し
てパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導電
性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路近接するように突出し、かつ、前記
搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回転
するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手前
側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラに
付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフラ
ックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、前
記容器内のフラックスに浸漬される先端部が前記ローラ
の下端部と所定の間隔で対向する円弧状に形成され、ロ
ーラの軸方向に移動可能に配置された攪拌バーとを設け
たので、はんだボール搭載工程のタクトタイムを短縮す
ることができる。また、はんだボール搭載装置の生産性
を向上させることができる。さらに、低粘度から高粘度
まで広い粘度範囲のフラックスの供給を可能にすること
ができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明は、搬送手段
によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボー
ルの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介し
てパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導電
性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路近接するように突出し、かつ、前記
搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回転
するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手前
側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラに
付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフラ
ックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、前
記ローラの下端部に接触するように前記容器内に回転可
能に支持された均しローラとを設けたので、はんだボー
ル搭載工程のタクトタイムを短縮することができる。ま
た、はんだボール搭載装置の生産性を向上させることが
できる。さらに、低粘度から高粘度まで広い粘度範囲の
フラックスの供給を可能にすることができる。
【0051】さらに、請求項4に記載の発明は、搬送手
段によって搬送される整列マスクに吸着された導電性ボ
ールの下端にフラックスを供給し、このフラックスを介
してパッケージの接続端子に導電性ボールを搭載する導
電性ボール搭載装置におけるフラックス供給装置におい
て、フラックスを貯留する容器と、前記容器内のフラッ
クスに浸漬され、少なくともその頭頂部が前記容器から
前記搬送手段で搬送される整列マスクに吸着された導電
性ボールの移動経路近接するように突出し、かつ、前記
搬送手段による整列マスクの搬送速度と同じ周速で回転
するローラと、前記ローラの頭頂部より回転方向の手前
側にローラの外周面と所定の間隔で配置され、ローラに
付着したフラックスを掻き均してローラの外周面にフラ
ックスの均一な薄膜を形成するスキージプレートと、前
記ローラの下端部に接触するように前記容器内に回転可
能に支持された均しローラと、前記容器内のフラックス
に浸漬される先端部が前記ローラおよび均しローラの下
端部と所定の間隔で対向する円弧状に形成され、ローラ
の軸方向に移動可能に配置された攪拌バーとを設けたに
で、はんだボール搭載工程のタクトタイムを短縮するこ
とができる。また、はんだボール搭載装置の生産性を向
上させることができる。さらに、低粘度から高粘度まで
広い粘度範囲のフラックスの供給を可能にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフラックス供給装置を用いたはん
だボール搭載装置の構成図。
【図2】本発明によるフラックス供給装置の第1の実施
の形態を示す平面図。
【図3】図2の正面断面図。
【図4】図2の側面断面図。
【図5】本発明によるフラックス供給装置の第2の実施
の形態を示す平面図。
【図6】図5の正面断面図。
【図7】図5の側面断面図。
【図8】本発明によるフラックス供給装置の第3の実施
の形態を示す平面図。
【図9】図8の正面断面図。
【図10】図8の側面断面図。
【図11】本発明によるフラックス供給装置の第4の実
施の形態を示す平面図。
【図12】図11の正面断面図。
【図13】図11の側面断面図。
【図14】はんだボールの吸着工程を示す工程図。
【図15】フラックス塗布工程を示す工程図。
【図16】フラックス塗布工程を示す工程図。
【図17】搭載工程を示す工程図。
【図18】パッケージにはんだボールが搭載された状態
を示す拡大図。
【図19】はんだボール搭載装置におけるフラックス供
給装置の構成図。
【図20】図19に示すフラックス供給装置によるフラ
ックス供給工程を示す工程図。
【図21】図19に示すフラックス供給装置における課
題を示す平面図。
【符号の説明】
7…フラックス、12…槽、13…軸受けホルダ、14
…ローラ、19…ギヤ、20…モータ、22…ギヤ、2
3…ガイド軸、25…スライダ、27…スキージプレー
ト、28…エアシリンダ、32…ロッドレスシリンダ、
33…スライダ、34…固定バー、35…攪拌バー、3
6…均しローラ、38…ギヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/92 604Z (72)発明者 内藤 芳達 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立ビ アメカニクス 株式会社内 (72)発明者 大坂 義久 神奈川県海老名市上今泉2100番地 日立ビ アメカニクス 株式会社内 (72)発明者 井上 康介 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 大録 範行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 鈴木 高道 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 5E319 BB04 CD22 CD25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段によって搬送される整列マスクに
    吸着された導電性ボールの下端にフラックスを供給し、
    このフラックスを介してパッケージの接続端子に導電性
    ボールを搭載する導電性ボール搭載装置におけるフラッ
    クス供給装置において、フラックスを貯留する容器と、
    前記容器内のフラックスに浸漬され、少なくともその頭
    頂部が前記容器から前記搬送手段で搬送される整列マス
    クに吸着された導電性ボールの移動経路に近接するよう
    に突出し、かつ、前記搬送手段による整列マスクの搬送
    速度と同じ周速で回転するローラと、前記ローラの頭頂
    部より回転方向の手前側にローラの外周面と所定の間隔
    で配置され、ローラに付着したフラックスを掻き均して
    ローラの外周面にフラックスの均一な薄膜を形成するス
    キージプレートとを設けたことを特徴とする導電性ボー
    ル搭載装置におけるフラックス供給装置。
  2. 【請求項2】搬送手段によって搬送される整列マスクに
    吸着された導電性ボールの下端にフラックスを供給し、
    このフラックスを介してパッケージの接続端子に導電性
    ボールを搭載する導電性ボール搭載装置におけるフラッ
    クス供給装置において、フラックスを貯留する容器と、
    前記容器内のフラックスに浸漬され、少なくともその頭
    頂部が前記容器から前記搬送手段で搬送される整列マス
    クに吸着された導電性ボールの移動経路に近接するよう
    に突出し、かつ、前記搬送手段による整列マスクの搬送
    速度と同じ周速で回転するローラと、前記ローラの頭頂
    部より回転方向の手前側にローラの外周面と所定の間隔
    で配置され、ローラに付着したフラックスを掻き均して
    ローラの外周面にフラックスの均一な薄膜を形成するス
    キージプレートと、前記容器内のフラックスに浸漬され
    る先端部が前記ローラの下端部と所定の間隔で対向する
    円弧状に形成され、ローラの軸方向に移動可能に配置さ
    れた攪拌バーとを設けたことを特徴とする導電性ボール
    搭載装置におけるフラックス供給装置。
  3. 【請求項3】搬送手段によって搬送される整列マスクに
    吸着された導電性ボールの下端にフラックスを供給し、
    このフラックスを介してパッケージの接続端子に導電性
    ボールを搭載する導電性ボール搭載装置におけるフラッ
    クス供給装置において、フラックスを貯留する容器と、
    前記容器内のフラックスに浸漬され、少なくともその頭
    頂部が前記容器から前記搬送手段で搬送される整列マス
    クに吸着された導電性ボールの移動経路に近接するよう
    に突出し、かつ、前記搬送手段による整列マスクの搬送
    速度と同じ周速で回転するローラと、前記ローラの頭頂
    部より回転方向の手前側にローラの外周面と所定の間隔
    で配置され、ローラに付着したフラックスを掻き均して
    ローラの外周面にフラックスの均一な薄膜を形成するス
    キージプレートと、前記ローラの下端部に接触するよう
    に前記容器内に回転可能に支持された均しローラとを設
    けたことを特徴とする導電性ボール搭載装置におけるフ
    ラックス供給装置。
  4. 【請求項4】搬送手段によって搬送される整列マスクに
    吸着された導電性ボールの下端にフラックスを供給し、
    このフラックスを介してパッケージの接続端子に導電性
    ボールを搭載する導電性ボール搭載装置におけるフラッ
    クス供給装置において、フラックスを貯留する容器と、
    前記容器内のフラックスに浸漬され、少なくともその頭
    頂部が前記容器から前記搬送手段で搬送される整列マス
    クに吸着された導電性ボールの移動経路に近接するよう
    に突出し、かつ、前記搬送手段による整列マスクの搬送
    速度と同じ周速で回転するローラと、前記ローラの頭頂
    部より回転方向の手前側にローラの外周面と所定の間隔
    で配置され、ローラに付着したフラックスを掻き均して
    ローラの外周面にフラックスの均一な薄膜を形成するス
    キージプレートと、前記ローラの下端部に接触するよう
    に前記容器内に回転可能に支持された均しローラと、前
    記容器内のフラックスに浸漬される先端部が前記ローラ
    および均しローラの下端部と所定の間隔で対向する円弧
    状に形成され、ローラの軸方向に移動可能に配置された
    攪拌バーとを設けたことを特徴とする導電性ボール搭載
    装置におけるフラックス供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100574397B1 (ko) * 2001-06-29 2006-04-27 주식회사 포스코 서브머지드 아크용접용 플럭스 자동공급 및 제거장치
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