JP2001141869A - プラント操作装置およびそのシステム - Google Patents

プラント操作装置およびそのシステム

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JP2001141869A
JP2001141869A JP31975999A JP31975999A JP2001141869A JP 2001141869 A JP2001141869 A JP 2001141869A JP 31975999 A JP31975999 A JP 31975999A JP 31975999 A JP31975999 A JP 31975999A JP 2001141869 A JP2001141869 A JP 2001141869A
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Hideki Takahashi
橋 秀 樹 高
Koji Saito
藤 幸 司 斎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円滑なプラント操作を行なうことができるプ
ラント操作装置およびそのシステム提供する。 【解決手段】 プラントの各系統毎に設けられたプラン
ト機器61a〜61cが、プラント機器制御装置51に
より制御される。プラント全体の情報がプラント計算機
71に入力され、プラント機器制御装置51とプラント
計算機71は演算処理装置13に接続されている。演算
処理装置13に表示器14が接続されている。演算処理
装置13には表示器14が操作可能となる系統の情報を
表示するよう画面選択を行なう画面選択装置17と、各
系統のプラント機器61a〜61cを操作する入力装置
15とが接続されている。また演算処理装置13には、
入力装置15により操作が可能となる操作モードと、操
作が不可能となる監視モードとに切替えるモード切替装
置が接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント操作装置
およびそシステムに係り、とりわけ円滑なプラント操作
を行なうことができるプラント操作装置およびそのシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプラント操作装置、ここでは特に
原子力プラントの操作装置を図32に示す。従来は、各
系統単位に表示器が設けられ、系統レベルの機器監視、
操作を行なう。またプラントレベルの監視を行なうため
に、表示器を有するプラント計算機も設けられている。
ここで、「系統」とは、原子力発電所のような大きなプ
ラントにおいて多種多様のプラント機器を管理するため
に、各プラント機器をその機能や目的にあわせて分類し
た単位である。
【0003】図25に示すように系統ネットワーク41
はプラント機器制御装置51に接続されている。プラン
ト機器制御装置51には、系統Aプラント機器61a、
系統Bプラント機器61b、系統Cプラント機器61c
からなる複数の系統のプラント機器が接続され、各プラ
ント機器からプロセスデータ等の情報がプラント機器制
御装置51に入力される。
【0004】各系統のプラント機器からプラント機器制
御装置51に入力された情報の一部は、系統ネットワー
ク41およびプラントネットワーク31を介して表示器
を有するプラント計算機98に入力される。系統ネット
ワーク41は各系統単位に設けられており、プラント計
算機98は、その各々と接続されるため、多種の系統に
わたる監視が可能であり、プラント全体の監視を行なう
ことができる。
【0005】一方、系統単位に設けられた操作装置は系
統ネットワーク41からの情報を入力する系統情報伝送
装置A91と、オペレータからの指示を入力する入力装
置A93と、情報を処理する演算処理装置A90と、情
報を表示する表示器A92と、タッチ操作で入力された
座標を検出し演算処理装置90に情報を出力する座標入
力装置16と、系統図画面の表示を要求する画面選択装
置17と、操作装置の表示モードを操作モードまたは監
視モードに切り替える機能を要求するモード切替装置1
8とを備えている。
【0006】ここで、系統図とは各系統の機器を、シン
ボルを用いて表示した図をいう。また、操作モードと
は、オペレータが画面に表示中の機器シンボルを座標入
力装置16によって選択し、選択した機器シンボルに対
応するプラント機器に対し入力装置A93を用いて操作
指令を入力することが可能である操作装置の状態をい
う。また監視モードとは、前記操作指令を入力しても、
入力を受け付けない状態、すなわち情報の表示のみを行
なう操作装置の状態を指す。
【0007】系統情報伝送装置A91は、系統ネットワ
ーク41を介して、プラント機器制御装置51からの情
報を入力すると共に、プラント機器制御装置51に対し
て操作指令を出力する。演算処理装置A90は、系統情
報伝送装置A91からの情報を処理し、表示器A92に
表示する。機器操作を行なう場合、例えば系統Aに属す
るプラント機器の操作を実施したい場合には、まず画面
選択装置17のハードスイッチである系統図画面要求ス
イッチ“系統A”を押下することにより、系統Aの系統
図画面の表示要求を行なう。
【0008】演算処理装置A90は画面選択装置17か
らの入力をうけ、選択された系統名に該当する系統の系
統図画面を表示器A92に表示する。
【0009】次にオペレータはモード切替装置18のハ
ードスイッチであるモード切替要求スイッチ“操作”を
押下し、操作モードへの切替を行なう。操作モードにお
いては、オペレータは画面に表示されている機器シンボ
ルを座標入力装置16によって選択し、選択した機器シ
ンボルに対応するプラント機器に対し入力装置A93を
用いて操作指令を入力することが可能となる。オペレー
タが入力装置A93からの機器操作指令を入力すると、
演算処理装置A90は入力信号を処理し、系統情報伝送
装置A91から系統ネットワーク41を介してプラント
機器制御装置51に対し機器操作指令を出力する。な
お、系統B、系統Cについても同様の操作により、プラ
ント機器の操作が可能である。
【0010】監視モードに戻る場合には、前記モード切
替要求スイッチ“監視”を押下することにより、データ
表示のみを行なう監視モードとなる。ここで、系統情報
伝送装置A91は、系統ネットワーク41以外の他の系
統のネットワークとは接続されないため、系統Aプラン
ト機器61a、系統Bプラント機器61b、系統Cプラ
ント機器61c以外の他の系統との情報のやりとりは不
可能となっている。従って系統単位に設置された操作装
置においては、系統レベルの監視は行なうことができる
が、プラントレベルの監視は行なうことができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】こうしたプラントの操
作装置においては、プラント全体の情報はプラント計算
機98の表示器に表示され、系統単位の情報は表示器A
92に表示されるため、プラント運転の局面においては
2つの表示器を監視しながら運転する必要があり、オペ
レータの負担となることがある。プラント計算機98に
系統単位に設置された操作装置同等の機能を全て持た
せ、系統単位に設置された操作装置を廃止してしまうこ
とも考えられるが、プラント計算機98、またはネット
ワーク31、41の機能喪失によって多数の系統の監視
・操作に影響を与えてしまう。また、ネットワーク3
1、41の点検などにより全系統の全機能喪失となり、
保守性が悪い。
【0012】そこで、プラントレベルの情報と、系統レ
ベルの情報を同一の表示器に表示し、且つ系統単位に設
けられた操作装置が必要となる。しかしながら、従来の
技術によってプラント機器61a〜61cの操作監視を
行なう場合には、以下の問題がある。
【0013】(1)従来は、プラントレベルの監視を行
なうためのプラント計算機98の操作装置と、系統単位
の操作を行なうための操作装置は別個の装置において実
現されている。系統単位に割り付けられた操作装置にお
いては、系統図画面を要求するための画面選択装置17
が設置され、且つそれらは操作可能な系統のものに限ら
れていたので、容易に操作可能な系統を識別することが
できる。しかしながらプラントレベルの監視を行なうプ
ラント計算機98の操作装置には操作可能な系統の系統
図を要求するような画面選択装置は存在しない。すなわ
ち、1台の操作装置においてプラントレベルの監視と、
機器の操作の双方を行なおうとした場合、従来のマンマ
シン仕様では、プラントレベルの画面を監視中において
は、操作装置にて操作可能な系統を識別するための表示
手段がないため、オペレータが希望する系統の操作が、
どの操作装置において可能かを複数の操作装置の中から
特定することは困難であるという課題がある。
【0014】(2)従来は、系統の操作画面を表示する
表示器A92は、その表示器A92により操作が可能な
系統単位に割付けられていたため、表示される系統図
は、全て操作モードへ切替えることが可能であり、操作
モードへ移行可能か否かを通知する必要がなかった。し
かしながら、1台の操作装置においてプラントレベルの
監視も行なう際、操作可能な系統以外の系統図の表示を
行なう場合があるが、従来の操作装置においては、表示
中の画面において、機器操作が可能か否かを容易に識別
することができないという課題がある。
【0015】(3)1台の操作装置において系統レベル
の機器操作に加え、プラントレベルの監視も行なうた
め、操作装置において操作できない系統の系統図画面も
表示可能である。これらの系統図画面を表示させた状態
においては、操作モードに切り替えて、機器の操作を実
施しようとしても操作できない。この場合、これらの系
統の機器操作が、どの操作装置で可能であるかがわから
ないという課題がある。
【0016】(4)従来は、画面単位に操作可能か否か
を判定していたため、同一の系統図画面上に操作可能な
機器と、操作不可能な機器を同時に表示していた。従っ
て、操作不可能な機器が、どの操作装置から操作可能で
あるかが、容易にはわからないという課題がある。
【0017】(5)プラントの機器操作を行なう場合、
オペレータは系統図画面を表示しながら表示中のシンボ
ルを選択し、操作指令の入力を行なう。従って、機器操
作プラント機器制御装置51が故障し、系統単位で機器
の操作が不可能となった場合、系統図画面単位で機器操
作可否を区別し通知することは、オペレータにとって非
常に有益といえる。しかしながら、従来の操作装置にお
いては、系統図画面単位に操作可否を通知する手段がな
く、操作不可となった機器については、系統図画面にお
いて、各機器のシンボルを色替えし、操作不可であるこ
とを通知していた。このようにオペレータは、系統図画
面単位ではなく、各機器単位でしか操作可能か否かを情
報を得ることができないという課題がある。
【0018】(6)プラント機器に異常が発生し、系統
の警報が発生した場合、オペレータが迅速に警報発生中
の系統の機器操作を行なうことが必要な場合があるが、
従来の操作装置では、警報発生中の系統と、その系統の
操作を行なうことができる操作装置とを関連付けて通知
する手段がなかった。このため、警報発生中の系統の機
器操作をどの操作装置で行なえば良いかを迅速に知るこ
とは困難である。
【0019】(7)操作装置には、画面選択装置が設置
されているが、1台の操作装置において操作可能な系統
が多数存在する場合、前記の画面選択装置を設置するた
めに、多くのスペースを要するという課題がある。
【0020】本発明は、プラントレベルの監視と、系統
レベルの操作を同一の操作装置において行ない、かつい
かなる画面を表示中であっても、オペレータが前記の操
作装置にて操作可能な系統名称を常に識別でき、またプ
ラント機器の操作までの作業を円滑に進められ、さらに
プラントネットワーク停止時にも、各系統の機器操作を
可能とすることができるプラント操作装置を提供するこ
とを目的とする。
【0021】また本発明は、プラントレベルの監視と、
系統レベルの操作を同一の操作装置において行なうとと
もに、いかなる系統の系統図画面を表示中であっても、
表示中の画面が操作モードへ移行できるものか否かを、
オペレータが容易に識別できることができるプラント操
作装置を提供することを目的とする。
【0022】また本発明は、プラントレベルの監視と、
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、且
つプラントレベルの監視において、いかなる系統の系統
図を表示中であっても、これらの系統図画面を操作モー
ドに切り替えることのできる操作装置がどこに設置され
ているかが容易に把握できるようにすることができるプ
ラント操作装置システムを提供することを目的とする。
【0023】また本発明は、プラントレベルの監視と、
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、且
つプラントレベルの監視において、いかなる系統の系統
図を表示中であっても、系統図中に表示されているプラ
ント機器を、どの操作装置から操作可能であるかが容易
に把握できるようにすることができるプラント操作装置
システムを提供することを目的とする。
【0024】また本発明は、操作不可となったプラント
機器について、機器単位のみでなく、系統図画面単位で
も把握できるようにすることができるプラント操作装置
を提供することを目的とする。
【0025】また本発明は、プラントレベルの監視と、
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、且
つ警報発生中の系統を容易に把握できるようにすること
ができるプラント操作装置を提供することを目的とす
る。
【0026】また本発明は、プラントレベルの監視と、
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、且
つ1台の操作装置において操作可能な系統が多数存在す
る場合においても、系統図画面を要求するための画面選
択装置を設置する設置スペースを必要としないプラント
操作装置を提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、各々がプラン
ト機器を有する複数の系統からなるプラントを操作する
プラントの操作装置において、各系統毎にプラント機器
を制御するプラント機器制御装置と、プラント全体の情
報が入力されるプラント計算機と、プラント機器制御装
置からの情報およびプラント計算機からの情報が、各々
系統情報伝送装置およびプラント情報伝送装置を介して
入力され、各系統のプラント機器を制御する演算処理装
置と、演算処理装置に接続され、プラント全体または各
系統の情報を表示する表示装置と、各系統に対応するス
イッチを有し、表示装置が操作可能な系統の情報を表示
するよう演算処理装置に対して入力する画面選択装置
と、演算処理装置に対して各系統のプラント機器を操作
する情報を入力する入力装置と、演算処理装置に接続さ
れ、演算処理装置を入力装置からの情報で操作が可能と
なる操作モードと操作が不可能となる監視モードとに切
換えるモード切替装置と、を備えたことを特徴とするプ
ラント操作装置である。
【0028】画面選択装置により操作可能な系統を識別
することができる。また、画面選択装置からの要求によ
り、表示装置に系統図画面が表示されると、オペレータ
はモード切替装置によって表示モードを操作モードへと
切替え、系統図画面に表示されている機器の操作を行な
うことができる。また、モード切替装置により監視モー
ドへ切り替えることも可能である。この場合、プラント
計算機からプラントレベルの情報を入力するので、表示
装置により監視モードにおいてはプラントレベルの監視
を行なうこともできる。
【0029】本発明は、モード切替装置は、表示装置に
画面選択装置により操作可能な系統の情報が表示された
際、点灯する機能を有することを特徴とするプラント操
作装置である。
【0030】モード切替装置により表示器に操作可能な
系統の情報が表示されると同時に、モード切替装置が点
灯する。
【0031】本発明は、上記記載のプラント操作装置を
複数配置してなり、各操作装置の表示装置は、各系統の
うち操作モードへ移行することができない系統の情報を
表示中に、操作モードへの切替用装置を作動させた場
合、表示中の系統のうち操作モードに切り替えることが
可能な他の操作装置に関する情報を画面表示する機能を
有することを特徴とするプラント操作装置システムであ
る。
【0032】ある操作装置の表示装置によりある系統の
系統図画面を表示中に、オペレータがモード切替装置を
作動させると、押下入出力装置を介して操作モードへの
モード切替要求信号が演算処理装置に入力される。演算
処理装置は、本信号が入力されると、現在表示中の画面
が操作モードへ切替可能かどうかを判定し、不可であれ
ば、演算処理装置に保持されているリストを参照して、
系統図画面を操作モードへ切り替えることができる他の
操作装置を探索する。探索の結果、該当する操作装置が
見つかった場合には、表示装置の画面中にそれらを表示
する。このように、プラントレベルの監視と、系統レベ
ルの操作を同一の操作装置において行ない、且つプラン
トレベルの監視において、いかなる系統の系統図を表示
中であっても、これらの系統図画面を操作モードに切り
替えることができる他の操作装置を容易に把握できる。
【0033】本発明は、上記記載のプラント操作装置を
複数配置してなり、各操作装置の表示装置は、入力装置
によりプラント機器の作動が可能な操作装置に関する情
報を名称を画面表示することを特徴とするプラント操作
装置システムである。
【0034】ある操作装置の入力装置を用いて表示装置
の画面中のプラント機器を選択すると、演算処理装置は
プラント機器を特定する処理を行なう。演算処理装置
は、リストを参照して、そのプラント機器の操作が可能
な操作装置を探索し、該当するデータが見つかった場合
には、画面中にこれらを表示する。このように、プラン
トレベルの監視と、系統レベルの操作を同一の操作装置
において行ない、且ついかなる系統の系統図を表示中で
あっても、系統図中に表示されているプラント機器を、
どの操作装置から操作可能であるかが容易に把握でき
る。
【0035】本発明は、演算処理装置がプラント機器制
御装置からの情報を受信できなくなった場合に、画面選
択装置は通信不可となったプラント機器制御装置に接続
されている系統に該当するスイッチのランプ点灯を行な
うことを特徴とするプラント操作装置である。
【0036】演算処理装置が、プラント機器制御装置か
らのデータを受信できなくなったと判断した場合、前記
プラント機器制御装置と、それに接続される機器の系統
名称とを対応づけるリストを参照し、対応する系統名称
を探索する。該当する系統名称が見つかった場合には、
その系統に対応する画面選択装置のランプ点灯を行な
う。このように、オペレータは、操作不可となった系統
を把握できる。
【0037】本発明は、画面選択装置は、画面選択装置
で選択した系統と同一の系統のプラント機器に警報が発
生した際に、該当するスイッチが点滅することを特徴と
するプラント操作装置である。
【0038】ある系統の警報が発生した場合、警報信号
が入出力処理装置を介して入力される。演算処理装置
は、警報信号がどの系統に属するものか判定し、さらに
操作装置において操作可能な系統かどうか判断する。操
作装置において操作可能な系統であるならば、演算処理
装置は、該当する系統の画面選択装置に対し、入出力装
置を介してプラント点滅要求信号を出力する。
【0039】本発明は、各々がプラント機器を有する複
数の系統からなるプラントを操作するプラント操作装置
において、各系統毎にプラント機器を制御するプラント
機器制御装置と、プラント全体の情報が入力されるプラ
ント計算機と、プラント機器制御装置からの情報および
プラント計算機からの情報が、各々系統情報伝送装置お
よびプラント情報伝送装置を介して入力され、各系統の
プラント機器を制御する演算処理装置と、演算処理装置
に接続され、プラント全体または各系統の情報を表示す
る表示装置と、表示装置に設けられ、操作可能な系統名
称を含み、系統図画面を表示することを要求するための
常時表示のソフトスイッチとを備えたことを特徴とする
プラント操作装置である。
【0040】表示装置の画面に操作可能な系統の系統名
称を含むソフトスイッチが設けられている。オペレータ
がソフトスイッチを選択した場合、この情報が演算処理
装置に入力される。演算処理装置は、入力された情報を
処理し、要求された系統図画面を表示器に表示する。こ
のように、1台の操作装置において操作可能な系統が多
数存在する場合においても、系統図画面を要求するため
の画面選択装置を設置するための設置スペースを節約す
ることができる。
【0041】
【発明の実施の形態】基本的構成 以下、図1乃至図5および図25により本発明によるプ
ラント操作装置について説明する。
【0042】ここで図1は、本発明によるプラント操作
装置の基本的構成を概略的に示すものであり、図2およ
び図3は表示器の画面の内容を示す図であり、図4は画
面選択装置の外形図であり、図5はモード切替装置の外
形図である。
【0043】発電プラントは系統Aのプラント機器61
aと、系統Bのプラント機器61bと、系統Cのプラン
ト機器61cとを有している。
【0044】プラント操作装置、例えば発電プラントの
操作装置10はこれらのプラント機器61a〜61cを
制御するプラント機器制御装置51を有し、プラント機
器制御装置51は系統ネットワーク41および系統情報
伝送装置12を介して演算処理装置13に接続されてい
る。
【0045】他方、系統ネットワーク41は、プラント
ネットワーク31を介してプラント計算機71に接続さ
れ、このプラント計算機71によりプラント全体の制御
が行なわれる。プラント計算機71はプラントネットワ
ーク31およびプラント情報伝送装置11を介して演算
処理装置13に接続されている。また演算処理装置13
には、表示器14、入力装置15、座標入力装置16、
画面選択装置17、およびモート切替装置18が各々接
続されている。このうち、画面選択装置17およびモー
ド切替装置18は表示器14に近接して設置され、プラ
ント機器制御装置51に入力されたプラント機器の情報
は、系統ネットワーク41からプラントネットワーク3
1を経由して、プラント計算機71に入力される。プラ
ント情報伝送装置11は、プラントネットワーク31を
介してプラント計算機71と接続され、プラント計算機
71からプラントレベルの情報を入力する。
【0046】演算処理装置13は、プラント情報伝送装
置11からの情報を処理し、表示器14に図2に示すプ
ラントレベルの監視画面14aを表示する(図25
(a)参照)。また、系統情報伝送装置12は、系統ネ
ットワーク41を介してプラント機器制御装置51と接
続され、プラント機器制御装置51に接続される各系統
のプラント機器61a〜61cからのプロセスデータを
入力して、図3に示す系統レベルの画面14bを表示す
るとともに、前記プラント機器61a〜61cに対して
操作指令を出力する。
【0047】次に、プラント機器61a〜61cの操作
を行なう場合について説明する。初めに表示器14に表
示されている画面は、いかなる画面であっても良い。例
えば系統Aに属するプラント機器61aの操作を行なう
場合には、まず画面選択装置17のハードスイッチであ
る系統図画面要求スイッチ1aの“系統A”スイッチを
押下することにより、演算処理装置13に対して、図3
に示すような系統Aの系統図画面の表示要求を行なう
(図25(b)参照)。
【0048】この時、画面選択装置17に操作可能な
“系統A”というスイッチを設けることによって、“系
統A”を操作できることを容易に判断することができ
る。演算処理装置13は、画面選択装置17からの入力
に応じて、図3の画面14bを表示器14に表示する。
【0049】図3には、系統Aに属するプラント機器6
1aのシンボルが記されている。次にオペレータがモー
ド切替装置18のハードスイッチであるモード切替要求
スイッチ1bの“操作”を押下することにより、演算処
理装置13に対して表示モード切替要求を行なう。演算
処理装置13は、モード切替装置18からの要求に応じ
て、演算処理装置13の表示モードが監視モードから、
操作モードに切り替わる。
【0050】操作モードとなることによって、入力装置
15からの入力が有効となり、座標入力装置16によっ
て操作したい機器のシンボルを選択し、入力装置15に
よって選択されたプラント機器へ操作指令を出力するこ
とができるようになる。また、操作モードから監視モー
ドに切り替えたい場合には、モード切替要求スイッチ1
bの“監視”を押下する。演算処理装置13は、モード
切替装置18からの要求をうけ、表示モードを操作モー
ドから監視モードへ切り替える。
【0051】監視モードにおいては、図2に示すような
プラントレベルの監視画面を表示させることができる。
また、本発明においては、プラント情報を、系統情報伝
送装置12とは別のプラント情報伝送装置11から入力
して表示するため、プラントネットワーク31が停止し
ても各系統の操作が可能である。
【0052】なお、本実施の形態では、プラント機器制
御装置51に接続されるプラント機器61a〜61c
を、系統A、B、Cに分類しているが、他の系統名とす
ることも可能である。また接続する系統数を増減させる
ことも可能である。またプラント機器制御装置51を、
系統ネットワーク41に複数接続することも可能であ
る。
【0053】以上説明したように、本発明の上記構成に
おいては、プラントレベルの監視と、系統レベルの操作
を同一の操作装置において行ない、且ついかなる画面を
表示中であっても、オペレータが前記の操作装置にて操
作可能な系統名称を常に識別でき、機器操作までの作業
を円滑に進められることが可能となる。また、操作装置
10においては、プラント計算機71、またはプラント
ネットワーク31の機能が喪失した場合でも、系統ネッ
トワーク41を介してプラント機器制御装置51との情
報の交換は可能であるため、機器の故障に対する影響が
少ない操作装置を提供することができる。
【0054】第1の実施の形態 次に、図6乃至図9および図26により本発明の第1の
実施の形態について説明する。
【0055】図6は、本発明の第1の実施の形態を示す
ものであり、図7は表示画面の画面例を示す図であり、
図8は本実施の形態のモード切替装置の外形図である。
【0056】図6に示すプラントの操作装置20におい
て、画面選択装置17、及びモード切替装置C28は表
示器14に近接して設置されている。図8に示すよう
に、モード切替装置C28のハードスイッチであるモー
ド切替要求スイッチ2bには、監視モードへの切替を要
求するためのスイッチと、操作モードへの切替を要求す
るスイッチとが取り付けられている。さらにモード切替
装置C28の“操作”の名称が記されたスイッチ部はラ
ンプが取り付けられており、演算処理装置C23からの
指令によって、ランプ点灯する機能をもっている。
【0057】プラント機器制御装置51が入力したプラ
ント機器の情報は、系統ネットワーク41からプラント
ネットワーク31を経由して、プラント計算機71に入
力される。プラント情報伝送装置11は、プラントネッ
トワーク31を介してプラント計算機71に接続され、
プラント計算機からプラントレベルの情報を入力する。
演算処理装置C23は、プラント情報伝送装置11から
の情報を処理し、図2に示すプラントレベルの監視画面
を表示器14に表示する。また、系統情報伝送装置12
は、系統ネットワーク41を介してプラント機器制御装
置51と接続され、プラント機器制御装置51に接続さ
れる各系統のプラント機器からのプロセスデータを入力
するとともに、前記プラント機器に対して操作指令を出
力する。
【0058】演算処理装置C23は、系統情報伝送装置
12からの情報を処理し、表示器14に表示する。ま
た、演算処理装置C23は、表示器14に系統図画面を
表示する際、表示する系統図画面が、操作装置20にて
操作可能か否かの判定を行なう。この判定は、あらかじ
め演算処理装置C23内に設けられた、図9に示すデー
タテーブルに基づいて行なわれる。図9に示すデータテ
ーブル内では、画面番号80aと、その画面を操作モー
ドに切り替えて機器操作が可能な操作装置番号80bと
が対応づけられている。演算処理装置C23は、図9に
示すリストを参照し、表示する画面番号に対応する操作
装置番号が、操作装置20に一致した場合には、操作装
置20による操作が可能と判定し、モード切替装置C2
8に対してランプ点灯信号を出力する(図26参照)。
【0059】前記ランプ点灯信号を受けたモード切替装
置C28は、操作モード切替要求スイッチ2bのランプ
点灯を行なう。例えば図2に示すように、系統Aの画面
が表示された場合には、操作モード切替要求スイッチ2
bの“操作”スイッチが点灯する。また、操作不可能と
判定した場合には、モード切替装置C28に対してラン
プ消灯信号を出力する。前記ランプ消灯信号を受けたモ
ード切替装置C28は、操作モード切替要求スイッチ2
bのランプ消灯を行なう。
【0060】図6において、系統A、B、Cの系統図画
面は、画面選択装置17からの要求によって表示させ
る。プラント機器61a〜61cの操作を行なう場合に
ついて説明する。例えば系統Aに属するプラント機器の
操作を行なう場合、画面メニューを選択するための画面
選択装置17のハードスイッチである系統図画面要求ス
イッチ1aの“系統A”スイッチを押下することによ
り、図3に示す系統Aの系統図画面14bを表示器14
に表示する。この時、モード切替装置C28のハードス
イッチであるモード切替要求スイッチ2bの“操作”が
ランプ点灯する(図27)。次にオペレータがモード切
替装置C28のハードスイッチであるモード切替要求ス
イッチ2bの“操作”を押下することにより、演算処理
装置C23に対して表示モード切替要求を行なう。演算
処理装置C23は、モード切替装置C28からの要求に
応じて、演算処理装置C23の表示モードが監視モード
から、操作モードに切り替える。
【0061】操作モードとなることによって、入力装置
15からの入力が有効となり、座標入力装置16により
操作したい機器のシンボルを選択し、入力装置15によ
って選択されたプラント機器へ操作指令を出力すること
ができるようになる。また、操作モードから監視モード
に切り替えたい場合には、モード切替装置C28のモー
ド切替要求スイッチ2bの“監視”を押下する。演算処
理装置C23は、モード切替装置C28からの要求をう
け、表示モードを操作モードから監視モードへ切り替え
る。監視モードにおいては、図2に示すようなプラント
レベルの監視画面14aを表示させることができる。
【0062】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プラントレベルの監視と、系統レベルの操作を同一
の操作装置において行ない、且ついかなる系統の系統図
画面が表示中であっても、表示中の画面が操作モードに
切替可能か否かを、オペレータが容易に識別することが
できる操作装置を提供することができる。
【0063】第2の実施の形態 次に、図10乃至13および図27により本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0064】このうち図10は、本発明の第2の実施の
形態を示すものであり、図11は表示画面の画面例を示
す図、図12は本実施の形態のモード切替装置の外形図
である。
【0065】図10に示すプラントの操作装置30にお
いて、画面選択装置17およびモード切替装置D38は
表示器14に近接して設置されている。また図12に示
すように、モード切替装置D38のハードスイッチであ
るモード切替要求スイッチ3bには、監視モードへの切
替を要求するためのスイッチと、操作モードへの切替を
要求するスイッチとが取り付けられている。
【0066】プラント機器制御装置51に入力したプラ
ント機器の情報は、系統ネットワーク41からプラント
ネットワーク31を経由して、プラント計算機71に入
力される。プラント情報伝送装置11は、プラントネッ
トワーク31を介してプラント計算機71に接続され、
プラント計算機71からプラントレベルの情報を入力す
る。演算処理装置D33は、プラント情報伝送装置11
からの情報を処理し、表示器14に図2に示すようなプ
ラントレベルの監視画面14aを表示する。また、系統
情報伝送装置12は、系統ネットワーク41を介してプ
ラント機器制御装置51に接続され、プラント機器制御
装置51に接続される各系統のプラント機器からのプロ
セスデータを入力して図3に示す系統レベルの画面14
bを表示するとともに、前記プラント機器に対して操作
指令を出力する。
【0067】なお、操作装置30は複数配置され、プラ
ント操作装置システムを構成している。プラント機器の
操作を行なう場合、オペレータは、モード切替装置D3
8のハードスイッチであるモード切替要求スイッチ3b
の“操作”を押下することにより、演算処理装置D33
に対して、モード切替要求を行なう。演算処理装置D3
3は、モード切替装置D38からの要求を受け、操作モ
ードへ切替可能かの判定を行なう。判定は、あらかじめ
演算処理装置D33内に設けられた、図13に示すデー
タテーブルに基づいて行なわれる。データテーブル内で
は、画面番号80cと、その画面を操作モードに切り替
えて機器操作が可能な操作装置番号80dとが対応づけ
られている。演算処理装置D33は、前記データテーブ
ルを参照し、現在表示中の画面の画面番号に対応する操
作装置番号が、操作装置30と一致していれば、操作モ
ードへの切替を行なう。また、一致していなければ、表
示中の画面番号に対応する他の操作装置30の番号を表
示器14に表示し、操作モードへの切替は行なわない。
【0068】例えば図11に示すように、表示器14に
系統Dの系統図画面が表示されている状態において、モ
ード切替要求スイッチ3bの“操作”を押下した場合に
は、図11に示すように、系統Dの機器操作可能操作装
置番号表示画面34aに適宜表示を行なう(図27参
照)。また、表示器14に系統図画面14b以外の画面
が表示されていれば、モード切替要求スイッチ3bの
“操作”を押下しても、演算処理装置D33は画面切替
要求を破棄する。
【0069】もし、系統A、B、Cのいずれかの系統図
画面が表示されている状態で、モード切替要求スイッチ
3bの“操作”を押下した場合には、演算処理装置D3
3は、モード切替装置D38からの要求により、表示モ
ードを操作モードに切り替える。操作モードとなること
によって、入力装置15からの入力が有効となり、座標
入力装置16によって操作したい機器のシンボルを選択
し、入力装置15によって選択されたプラント機器へ操
作指令を出力することができるようになる。
【0070】また、操作モードから監視モードに切り替
えたい場合には、モード切替装置D38のモード切替要
求スイッチ3bの“監視”を押下する。演算処理装置D
33は、モード切替装置D38からの要求をうけ、表示
モードを操作モードから監視モードへ切り替える。監視
モードにおいては、図2に示すようなプラントレベルの
監視画面14aを表示させることができる。
【0071】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プラントレベルの監視と、系統レベルの操作を同一
の操作装置において行ない、且つプラントレベルの監視
において、いかなる系統の系統図を表示中であっても、
これらの系統図画面を操作モードに切り替えて表示させ
ることのできる操作装置が、どこに設置されているかが
容易に把握できるようになる。
【0072】第3の実施の形態 次に図14乃至図17および図28により本発明の第3
の実施の形態を説明する。
【0073】このうち図14は、本発明の第3の実施の
形態を示すものであり、図15は表示画面の画面例を示
す図、図16は表示画面の画面構成図である。図14に
示すプラントの操作装置において、プラント機器制御装
置51に入力したプラント機器の情報は、系統ネットワ
ーク41からプラントネットワーク31を経由して、プ
ラント計算機71に入力される。プラント情報伝送装置
11は、プラントネットワーク31を介してプラント計
算機71に接続され、プラント計算機71にプラントレ
ベルの情報が入力される。
【0074】演算処理装置E43は、系統情報伝送装置
12からの情報を処理し、表示器14に図2に示すよう
なプラントレベルの監視画面14aを表示する。また、
系統情報伝送装置12は、系統ネットワーク41を介し
てプラント機器制御装置51に接続され、プラント機器
制御装置51に接続される各系統のプラント機器61a
〜61cからのプロセスデータを入力して、図3に示す
系統レベルの画面14bを表示するとともに、前記プラ
ント機器61a〜61cに対して操作指令を出力する。
なお、操作装置30は複数配置され、プラント操作装置
システムを構成している。
【0075】図15に示すように、系統Dの系統図画面
14bが表示器14に表示されている状態において、オ
ペレータが機器シンボル44aをタッチしたとすると、
演算処理装置E43は、座標入力装置16から座標信号
を入力する。演算処理装置E43は、前記座標信号によ
り、図17に示すデータテーブルから、選択された機器
と、その機器を操作できる操作装置名称を検索する。
【0076】図17のデータテーブルにおいては、画面
番号80e、座標80f、表示機器80g、および前記
表示機器を操作することができる操作装置番号とが対応
づけらにれている。演算処理装置E43は、前記データ
テーブルを参照し、表示中の画面番号と、入力された座
標情報から、表示機能を特定し、その機器の操作を行な
うことができる操作装置番号を検索する。検索が終了す
ると、機器シンボル44aの機器操作が可能な操作装置
番号を画面14c中の機器操作可能操作装置番号表示画
面44bに表示する。これによって、機器操作が可能な
操作装置番号を、機器単位に容易に検索することができ
る(図28参照)。
【0077】次に図14によりプラント機器61a〜6
1cの操作を行なう場合について説明する。初めに表示
器14に表示されている画面は、いかなる画面であって
も良い。例えば系統Aに属するプラント機器61aの操
作を行なう場合には、まず画面選択装置17のハードス
イッチである系統図画面要求スイッチ1aの“系統A”
スイッチを押下することにより、演算処理装置E43に
対して、系統Aの系統図画面の表示要求を行なう。演算
処理装置E43は、画面選択スイッチ17からの入力に
応じて、図15に示す画面14bを表示器14に表示す
る。画面14bには、系統Aに属するプラント機器61
aのシンボルが記されている。
【0078】次にオペレータがモード切替装置18のハ
ードスイッチであるモード切替要求スイッチ1bの“操
作”を押下することにより、演算処理装置E43に対し
て表示モード切替要求を行なう。演算処理装置E43
は、モード切替装置18からの要求に応じて、演算処理
装置E43の表示モードが監視モードから、操作モード
に切り替える。操作モードとなることによって、入力装
置15からの入力が有効となり、座標入力装置16によ
って操作したい機器のシンボルを選択し、入力装置15
によって選択されたプラント機器へ操作指令を出力する
ことができるようになる。また、操作モードから監視モ
ードに切り替えたい場合には、モード切替装置18のモ
ード切替要求スイッチ1bの“監視”を押下する。演算
処理装置E43は、モード切替装置18からの要求をう
け、表示モードを操作モードから監視モードへ切り替え
る。監視モードにおいては、図2に示すようなプラント
レベルの監視画面14aを表示させることができる。
【0079】なお、本実施の形態では、機器操作可能装
置番号画面44bとして操作装置の番号を表示するとし
ているが、装置の名称、設置場所等を表示してもよい。
【0080】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プラントレベルの監視と、系統レベルの操作を同一
の操作装置において行ない、且つプラントレベルの監視
において、いかなる系統の系統図を表示中であっても、
系統図中に表示されている機器を、どの操作装置から操
作可能であるかが容易に把握できるようにするための操
作装置を提供することができる。
【0081】第4の実施の形態 次に図18、図19および図29により本発明の第4の
実施の形態について説明する。
【0082】このうち図18は、本発明の第4の実施の
形態を示すものであり、図19は本実施の形態の画面選
択装置の外形図である。図18に示すプラントの操作装
置50において、画面選択装置A57、及びモード切替
装置18は表示器14に近接して設置されている。ま
た、図18に示すように、画面選択装置A57のハード
スイッチである系統図画面要求スイッチ5aには、操作
装置50により操作可能な系統である系統A〜Cの名称
が記されている。系統図画面要求スイッチ5aの各スイ
ッチには、ランプが取り付けられており、演算処理装置
F53からの指令によってランプ点灯する機能をもって
いる。プラント機器制御装置51に入力したプラント機
器の情報は、系統ネットワーク41からプラントネット
ワーク31を経由して、プラント計算機71に入力され
る。プラント情報伝送装置11は、プラントネットワー
ク31を介してプラント計算機71に接続され、プラン
ト計算機71へプラントレベルの情報を入力する。
【0083】演算処理装置F53は、プラント情報伝送
装置11からの情報を処理し、表示器14に、図2に示
すプラントレベルの画面14aを表示する。また、系統
情報伝送装置12は、系統ネットワーク41を介してプ
ラント機器制御装置51に接続され、プラント機器制御
装置51に接続される各系統のプラント機器からのプロ
セスデータを入力して図3に示すような系統レベルの監
視画面14bを表示するとともに、前記プラント機器6
1a〜61cに対して操作指令を出力する。
【0084】また、演算処理装置F53は、プラント機
器制御装置51から入力されるプロセスデータが、系統
情報伝送装置12を介して正常に入力されているか否か
を、周期的に監視している。もしプラント機器制御装置
51からの前記プロセスデータが、演算処理装置F53
に入力されない状態になった場合には、演算処理装置F
53は、プラント機器制御装置51に異常が発生したと
判断して、プラント機器制御装置51に接続される系
統、すなわち系統A、系統B、系統Cの各系統のランプ
点灯信号を、画面選択装置A57に出力する。画面選択
装置A57は、前記ランプ点灯信号を受け、系統図画面
要求スイッチ5aの“系統A”、“系統B”、“系統
C”の各スイッチに取り付けられているランプを点灯す
る(図29参照)。また、正常状態に戻った場合には、
演算処理装置F53は、画面選択装置A57に対して、
ランプ消灯信号を出力する。画面選択装置A57は、前
記ランプ消灯信号を受け、系統図画面要求スイッチ5a
の“系統A”、“系統B”、“系統C”の各スイッチに
取り付けられているランプを消灯する。
【0085】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、操作不可となった機器について、系統図画面単位で
把握できるようにするための操作装置を提供することが
できる。
【0086】第5の実施の形態 次に図20乃至図22および図30により本発明の第5
の実施の形態について説明する。
【0087】このうち図20は、本発明の第5の実施の
形態を示すものであり、図21は本実施の形態の画面選
択装置の外形図である。図20に示すプラントの操作装
置60において、画面選択装置B67およびモード切替
装置18は表示器14に近接して設置されている。図2
1に示すように、画面選択装置B67のハードスイッチ
である系統図画面要求スイッチ6aには、操作装置60
にて操作可能な系統である系統A〜Cの名称が記載され
ている。また、系統図画面要求スイッチ6aの各スイッ
チには、ランプが取り付けられており、演算処理装置G
63からの指令によって、ランプ点滅する機能をもって
いる。
【0088】プラント機器制御装置51に入力されたプ
ラント機器の情報は、系統ネットワーク41からプラン
トネットワーク31を経由して、プラント計算機71に
入力される。プラント情報伝送装置11は、プラントネ
ットワーク31を介してプラント計算機71に接続さ
れ、プラント計算機71へプラントレベルの情報が入力
される。
【0089】演算処理装置G63は、プラント情報伝送
装置11からの情報を処理し、表示器14に、図2に示
すようなプラントレベルの監視画面14aを表示する。
また、系統情報伝送装置12は、系統ネットワーク41
を介してプラント機器制御装置51に接続され、プラン
ト機器制御装置51に接続された各系統のプラント機器
61a〜61cからのプロセスデータを演算処理装置G
63に入力して、図3に示すような系統レベルの監視画
面14bを表示するとともに、前記プラント機器61a
〜61cに対して操作指令を出力する。
【0090】また、演算処理装置G63は、プラント機
器制御装置51から入力されるプロセスデータを周期的
に監視している。例えば、系統Aのプラント機器61a
に関するプロセスデータ61pが、演算処理装置G63
に入力された時、演算処理装置G63は、プロセスデー
タ61pの値が正常範囲内か否かを判定する。判定は、
あらかじめ演算処理装置G63内に設けられた、図22
に示すデータテーブルに基づいて行なわれる。
【0091】図22のデータテーブルにおいては、プロ
セスデータのプロセスデータID番号80k、プロセス
データ値の正常範囲80m、およびプロセスデータが表
示される系統図画面の系統名80jが対応づけられてい
る。演算処理装置G63は、プロセスデータ61pを入
力した際、プロセスデータ61pのプロセスデータID
番号をキーとして前記データテーブルを参照し、プロセ
スデータ61pが正常範囲か否かを判定する。
【0092】演算処理装置G63は、正常範囲外である
と判定した場合には、さらに前記データテーブルにおい
てプロセスデータ61pが表示される系統図の系統名を
参照し、該当する系統“系統A”のランプ点滅信号を画
面選択装置B67に対して出力する。画面選択装置B6
7は、前記ランプ点灯信号を受け、系統図画面要求スイ
ッチ6aの“系統A”スイッチに取り付けられているラ
ンプを点滅させる(図30参照)。
【0093】前記プロセスデータの値が正常値に戻った
場合には、演算処理装置G63は、系統Aのランプ消灯
信号を画面選択装置B67に対して出力する。画面選択
装置B67は、前記ランプ消灯信号を受け、系統図画面
要求スイッチ6aの“系統A”スイッチに取り付けられ
ているランプを消灯させる。このように、画面選択装置
B67に取り付けられている系統図画面要求スイッチを
点滅させることによって、オペレータは、どの異常が発
生している系統の操作が、どの操作装置で可能なのかを
即座に認知できる。
【0094】通常の機器操作を行なう場合、例えば系統
Aの機器操作を行なう場合には、系統図画面要求スイッ
チ6aの“系統A”を押下することによって、演算処理
装置G63に対して、図3に示すような系統Aの系統図
画面14bの表示要求を行なう。演算処理装置G63
は、画面選択装置B67からの入力に応じて、図3の画
面14bを表示器14に表示する。
【0095】次にオペレータがモード切替装置18のハ
ードスイッチであるモード切替要求スイッチ1bの“操
作”を押下することにより、演算処理装置G63に対し
て表示モード切替要求を行なう。演算処理装置G63
は、モード切替装置18からの要求に応じて、演算処理
装置G63の表示モードが監視モードから、操作モード
に切り替える。
【0096】操作モードとなることによって、入力装置
15からの入力が有効となり、座標入力装置16によっ
て操作したい機器のシンボルを選択し、入力装置15よ
って選択されたプラント機器へ操作指令を出力すること
ができるようになる。また、操作モードから監視モード
に切り替えたい場合には、モード切替要求スイッチ1b
の“監視”を押下する。演算処理装置G63は、モード
切替装置18からの要求をうけ、表示モードを操作モー
ドから監視モードへ切り替える。監視モードにおいて
は、図2に示すようなプラントレベルの監視画面14a
を表示させることができる。
【0097】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、プラントレベルの監視と、系統レベルの操作を同一
の操作装置において行ない、且つ警報発生中の系統につ
いて、これをランプの点滅によって容易に把握できるよ
うにするための操作装置を提供することができる。
【0098】第6の実施の形態 次に図23、図24および図31により本発明の第6の
実施の形態について説明する。
【0099】このうち図23は、本発明の第6の実施の
形態を示すものであり、図24は表示画面の構成図であ
る。図23に示すプラントの操作装置70において、モ
ード切替装置18は表示器14に近接して設置されてい
る。図24に示すように、表示器14の表示画面74に
は、操作装置70にて操作可能な系統である系統A〜C
の名称が記された画面要求スイッチ(ソフトスイッチ)
74aが常時表示されている。プラント機器制御装置5
1へ入力したプラント機器の情報は、系統ネットワーク
41からプラントネットワーク31を経由して、プラン
ト計算機71に入力される。
【0100】プラント情報伝送装置11は、プラントネ
ットワーク31を介してプラント計算機71に接続さ
れ、プラント計算機71へプラントレベルの情報を入力
する。演算処理装置H73は、プラント情報伝送装置1
1からの情報を処理し、図2に示すようなプラントレベ
ルの監視画面14aを表示器14に表示する。また、系
統情報伝送装置12は、系統ネットワーク41を介して
プラント機器制御装置51に接続され、プラント機器制
御装置51に接続された各系統のプラント機器からのプ
ロセスデータを演算処理装置H73に入力して、図3に
示すような系統レベルの監視画面14bを表示するとと
もに、前記プラント機器61a〜61cに対して操作指
令を出力する。
【0101】次に図23、図24および図31により、
プラント機器61a〜61cの操作を行なう場合につい
て説明する。初めに表示器14に表示されている画面
は、いかなる画面であっても良い。例えば系統Aに属す
るプラント機器61aの操作を行なう場合には、まず表
示画面74の画面要求スイッチ74aの“系統A”スイ
ッチを、例えば座標入力装置16によって選択する。演
算処理装置H73は、座標入力装置16からの座標信号
を処理し、図3に示す系統Aの系統図画面14aを表示
器14に表示する。系統図画面14aには、系統Aに属
するプラント機器のシンボルが記されている。
【0102】次にオペレータがモード切替装置18のハ
ードスイッチであるモード切替要求スイッチ1bの“操
作”を押下することにより、演算処理装置H73に対し
て表示モード切替要求を行なう。演算処理装置H73
は、モード切替装置18からの要求に応じて、演算処理
装置H73の表示モードが監視モードから、操作モード
に切り替える。操作モードとなることによって、入力装
置15からの入力が有効となり、座標入力装置16によ
って操作したい機器のシンボルを選択し、入力装置15
によって選択されたプラント機器へ操作指令を出力する
ことができるようになる。
【0103】また、操作モードから監視モードに切り替
えたい場合には、モード切替要求スイッチ1bの“監
視”を押下する。演算処理装置H73は、モード切替装
置18からの要求をうけ、表示モードを操作モードから
監視モードへ切り替える。監視モードにおいては、図2
に示すようなプラントレベルの監視画面14aを表示さ
せることができる。
【0104】なお、本実施の形態では、プラント機器制
御装置51に接続されるプラント機器61a〜61c
を、系統A、B、Cとしているが、他の系統名とするこ
とも可能である。また接続する系統数を増減させること
も可能である。またプラント機器制御装置51を、系統
ネットワーク41に複数接続することも可能である。こ
れに伴い、画面要求スイッチ74aについて、系統A、
B、C以外にも多数表示させてもよい。
【0105】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、1台の操作装置において操作可能な系統が多数存在
する場合においても、系統図画面を要求するための画面
選択スイッチを常時表示のソフトスイッチとすることに
よって、前記画面選択スイッチの設置スペースを要しな
い操作装置を提供することができる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、プラントレベルの監視
と系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、
かつオペレータが、前記の操作装置にて操作可能な系統
名称を常時識別することが可能となるため、オペレータ
が監視、操作等の目的別に場所を移動する作業をなくす
ことができる。また、プラントネットワーク停止時に
も、各系統の操作を可能とすることができる。
【0107】本発明によれば、プラントレベルの監視と
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、か
ついかなる系統の系統図画面を表示中であっても、表示
中の画面が操作モードへ移行できるものか否かをオペレ
ータが容易に識別できるため、オペレータの負荷低減に
つながる。
【0108】本発明によれば、プラントレベルの監視と
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、か
つプラントレベルの監視において、いかなる系統の系統
図を表示中であっても、これらの系統図画面を操作モー
ドに切り替えて表示させることのできる操作装置がどこ
に設置されているかが容易に把握できるため、オペレー
タの負荷低減につながる。
【0109】本発明によれば、プラントレベルの監視と
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、か
つプラントレベルの監視において、いかなる系統の系統
図を表示中であっても、系統図中に表示されている機器
をどの操作装置から操作可能であるかが容易に把握でき
るようにするため、オペレータの負荷低減につながる。
【0110】本発明によれば、操作不可となった機器に
ついて、系統図画面単位で把握でるため、どの系統の操
作が異常となったかをオペレータが即座に判断でき、従
来のように、どの系統の機器操作が不可となっているか
を各機器シンボル単位で調査し、判断するといったオペ
レータの作業をなくすことができる。
【0111】本発明によれば、プラントレベルの監視と
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、か
つ警報発生中の系統の操作をどの操作装置で行なえばよ
いかが容易に把握できるため、警報発生から機器操作ま
での処理を、迅速に行なうことができる。
【0112】本発明によれば、プラントレベルの監視と
系統レベルの操作を同一の操作装置において行ない、か
つ1台の操作装置において操作可能な系統が多数存在す
る場合においても、系統図画面を要求するための画面選
択スイッチを設置するための設置スペースを、多くは要
しないため、ハード消滅等により、スペースカット、コ
ストダウンにつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作装置の基本的構成を概略的に
示すブロック図。
【図2】本発明による操作装置の基本的実施形態を示す
画面構成図。
【図3】本発明による操作装置の基本的実施形態を示す
画面構成図。
【図4】本発明による操作装置の基本的実施形態の画面
選択装置の外形図。
【図5】本発明による操作装置の基本的実施形態のモー
ド切替装置の外形図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の操作装置を示すブ
ロック図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の画面例を示す図。
【図8】本発明の第1の実施の形態のモード切替装置の
外形図。
【図9】本発明の第1の実施の形態のデータテーブル。
【図10】本発明の第2の実施の形態の操作装置を示す
ブロック図。
【図11】本発明の第2の実施の形態の画面構成図。
【図12】本発明の第2の実施の形態のモード切替装置
の外形図。
【図13】本発明の第2の実施の形態のデータテーブ
ル。
【図14】本発明の第3の実施の形態の操作装置を示す
ブロック図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の画面例を示す
図。
【図16】本発明の第3の実施の形態の画面構成図。
【図17】本発明の第3の実施の形態のデータテーブ
ル。
【図18】本発明の第4の実施の形態の操作装置を示す
ブロック図。
【図19】本発明の第4の実施の形態の画面選択装置の
外形図。
【図20】本発明の第5の実施の形態の操作装置を示す
ブロック図。
【図21】本発明の第5の実施の形態の画面選択装置の
外形図。
【図22】本発明の第5の実施の形態のデータテーブ
ル。
【図23】本発明の第6の実施の形態の操作装置を示す
ブロック図。
【図24】本発明の第6の実施の形態の画面構成図。
【図25】本発明による操作装置の基本的構成の作用を
示す図。
【図26】本発明の第1の実施の形態における作用を示
す図。
【図27】本発明の第2の実施の形態における作用を示
す図。
【図28】本発明の第3の実施の形態における作用を示
す図。
【図29】本発明の第4の実施の形態における作用を示
す図。
【図30】本発明の第5の実施の形態における作用を示
す図。
【図31】本発明の第6の実施の形態における作用を示
す図。
【図32】従来の構成のプラント操作装置のブロック
図。
【符号の説明】
1a,5a,6a 系統図画面要求スイッチ 1b,2b,3b モード切替要求スイッチ 10,20,30,40,50,60,70 操作装置 11 プラント情報伝送装置 12 系統情報伝送装置 13 演算処理装置 14 表示器 15 入力装置 16 座標入力装置 17 画面選択装置 18 モード切替装置 23 演算処理装置C 28 モード切替装置C 31 プラントネットワーク 33 演算処理装置D 38 モード切替装置D 41 系統ネットワーク 43 演算処理装置E 51 プラント機器制御装置 53 演算処理装置F 57 画面選択装置A 61a 系統Aプラント機器 61b 系統Bプラント機器 61c 系統Cプラント機器 63 演算処理装置G 67 画面選択装置B 71 プラント計算機 73 演算処理装置H

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々がプラント機器を有する複数の系統か
    らなるプラントを操作するプラントの操作装置におい
    て、 各系統毎にプラント機器を制御するプラント機器制御装
    置と、 プラント全体の情報が入力されるプラント計算機と、 プラント機器制御装置からの情報およびプラント計算機
    からの情報が、各々系統情報伝送装置およびプラント情
    報伝送装置を介して入力され、各系統のプラント機器を
    制御する演算処理装置と、 演算処理装置に接続され、プラント全体または各系統の
    情報を表示する表示装置と、 各系統に対応するスイッチを有し、表示装置が操作可能
    な系統の情報を表示するよう演算処理装置に対して入力
    する画面選択装置と、 演算処理装置に対して各系統のプラント機器を操作する
    情報を入力する入力装置と、 演算処理装置に接続され、演算処理装置を入力装置から
    の情報で操作が可能となる操作モードと操作が不可能と
    なる監視モードとに切換えるモード切替装置と、を備え
    たことを特徴とするプラント操作装置。
  2. 【請求項2】モード切替装置は、表示装置に画面選択装
    置により操作可能な系統の情報が表示された際、点灯す
    る機能を有することを特徴とする請求項1記載のプラン
    ト操作装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のプラント操作装置を複数配
    置してなり、 各操作装置の表示装置は、各系統のうち操作モードへ移
    行することができない系統の情報を表示中に、操作モー
    ドへの切替用装置を作動させた場合、表示中の系統のう
    ち操作モードに切り替えることが可能な他の操作装置に
    関する情報を画面表示する機能を有することを特徴とす
    るプラント操作装置システム。
  4. 【請求項4】請求項1記載のプラント操作装置を複数配
    置してなり、 各操作装置の表示装置は、入力装置によりプラント機器
    の作動が可能な操作装置に関する情報を画面表示するこ
    とを特徴とするプラント操作装置システム。
  5. 【請求項5】演算処理装置がプラント機器制御装置から
    の情報を受信できなくなった場合に、画面選択装置は通
    信不可となったプラント機器制御装置に接続されている
    系統に該当するスイッチのランプ点灯を行なうことを特
    徴とする請求項1記載のプラント操作装置。
  6. 【請求項6】画面選択装置は、画面選択装置で選択した
    系統と同一の系統のプラント機器に警報が発生した際
    に、該当するスイッチが点滅することを特徴とする請求
    項1記載のプラント操作装置。
  7. 【請求項7】各々がプラント機器を有する複数の系統か
    らなるプラントを操作するプラント操作装置において、 各系統毎にプラント機器を制御するプラント機器制御装
    置と、 プラント全体の情報が入力されるプラント計算機と、 プラント機器制御装置からの情報およびプラント計算機
    からの情報が、各々系統情報伝送装置およびプラント情
    報伝送装置を介して入力され、各系統のプラント機器を
    制御する演算処理装置と、 演算処理装置に接続され、プラント全体または各系統の
    情報を表示する表示装置と、 表示装置に設けられ、操作可能な系統名称を含み、系統
    図画面を表示することを要求するための常時表示のソフ
    トスイッチとを備えたことを特徴とするプラント操作装
    置。
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