JP2001131795A - アルミニウム−炭素繊維系複合材料及びその製造方法 - Google Patents

アルミニウム−炭素繊維系複合材料及びその製造方法

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JP2001131795A
JP2001131795A JP31943499A JP31943499A JP2001131795A JP 2001131795 A JP2001131795 A JP 2001131795A JP 31943499 A JP31943499 A JP 31943499A JP 31943499 A JP31943499 A JP 31943499A JP 2001131795 A JP2001131795 A JP 2001131795A
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aluminum
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woven fabric
carbon
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Chihiro Kawai
千尋 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶浸法によらず、炭化アルミニウムの生成を
抑制して、高熱伝導率のアルミニウム−炭素繊維系複合
材料及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 アルミニウム粉末1を水溶液中で電気泳
動により炭素繊維織布2に付着させ、この複合シートを
積層して加圧成形した成形体を熱間鍛造する。アルミニ
ウム−炭素繊維複合体は炭素繊維を30〜90体積%含
み、炭素繊維織布の配向方向に平行方向の熱伝導率Kx
が200W/m・K以上、その配向方向に垂直方向の熱
伝導率Kyが150W/m・K以上であって、半導体装置
のヒートシンク材等として好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のヒー
トシク材等として好適な、熱伝導率に優れたアルミニウ
ム−炭素繊維系複合材料、及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置用のヒートシンク材と
して、高熱伝導率で且つ低熱膨張係数を持つ材料が注目
されている。このような特性を有する材料として、例え
ば炭素繊維と金属との複合材料が、特開昭56−135
063号公報及び特公昭63−9665号公報等に記載
されている。
【0003】特開昭56−135063号公報には、ス
ピーカーボイスコイルやスピーカーダンパー、電子部品
等の放熱特性が要求される部位に有用な複合材料がとし
て、繊維シートにアルミニウム粉末を配合した熱硬化性
樹脂を含浸させた複合シートが開示されている。例え
ば、ポリイミド系の樹脂に熱伝導性を付与するために、
鱗片状のアルミニウム金属を配合し、更に高い弾性率を
付与するために炭素繊維の織布を絡ませた形態の複合シ
ートが記載されている。この複合シートの熱伝導率は、
2.5kcal/m・hr・℃(2.9W/m・K)程度で
ある。
【0004】また、特公昭63−9665号公報には、
半導体装置の放熱基板として銅マトリックス中に炭素繊
維を埋め込んだ複合材料が紹介されている。同公報に
は、ヒートシンクとなる金属製のベースにアルミナセラ
ミックス製の絶縁層を配置し、その上に回路を貼った装
置が開示され、絶縁層と回路の間の熱膨張差を緩和する
ために上記複合材料に用いられている。また、その実施
例によれば、この複合材料は、銅メッキした炭素繊維を
網状に編み、窒素ガス中で1000℃、250kg/c
の圧力で1時間ホットプレスすることによって製造
されている。
【0005】このように、高熱伝導率で低熱膨張係数の
複合材料の開発において、炭素繊維は特にその低比重、
低熱膨張係数、高熱伝導率を生かすことができるので、
金属と複合化する素材として有力な候補である。特に炭
素繊維は熱膨張係数が1ppm/K程度と極めて小さい
ために、少量複合するだけで複合材料の熱膨張係数が大
きく低下するという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような高熱伝導率
で且つ低熱膨張係数を持つ複合材料の一つとして、アル
ミニウム−炭素繊維系複合材料がある。このアルミニウ
ム−炭素繊維系複合材料は、一般的には、炭素繊維でで
きた多孔体中に溶融Alを加圧下で溶浸することにより
作製されている。
【0007】しかし、アルミニウム(Al)と炭素
(C)は非常に反応性が高く、容易に炭化アルミニウム
(Al)を生成する。特にAlが液体状態の場
合、この反応速度が大きいために、炭素繊維の表面に容
易にウィスカー状のAlが生成する。この物質は
熱伝導率が低いため、一旦生成すると複合材料の熱伝導
率が大きく低下してしまう。また、Alは水に対
して容易に腐食されるため、例えばこの複合材料を湿度
の高い雰囲気中で使用すると、Alが溶出して複
合材料が崩壊する場合もある。
【0008】尚、上記溶浸法の好ましい例として高圧鍛
造法がある。この方法は、炭素繊維を予め加圧成形によ
り多孔体としておき、この多孔体にAl溶湯を加圧力に
より含浸させる方法である。通常、圧力は最高で数10
0気圧程度であり、炭素繊維からなる多孔体の細孔径は
小さくても高々数μmと比較的大きいため、Al溶湯の
含浸は数十秒程度で終了する。しかし、このような短時
間であっても溶浸法ではAlが炭素繊維表面に生
成し、熱伝導率が低下してしまう。
【0009】炭化アルミニウムAlの生成を防ぐ
ため、炭素繊維の表面にAlと反応しないタングステン
(W)などをコーティングする方法もあるが、炭素繊維
へのコーティングはコストの著しい上昇を招く。更に、
上記の溶浸法を実施するためには、高価な設備が必要で
ある。
【0010】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
炭化アルミニウムAlの生成を抑えて、高熱伝導
率のアルミニウム−炭素繊維系複合材料を提供するこ
と、及びこの高熱伝導率のアルミニウム−炭素繊維系複
合材料を溶浸法によらずに、低コストで製造する方法を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供するアルミニウム−炭素繊維系複合材
料は、アルミニウムを主成分とする金属と炭素繊維の織
布とを含むアルミニウム−炭素繊維系複合材料であっ
て、炭素繊維を30〜90体積%含み、炭素繊維の織布
の配向方向に平行な方向の熱伝導率Kxが200W/m・
K以上、及び該配向方向に垂直な方向の熱伝導率Kyが
150W/m・K以上であることを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明が提供する上記アルミニウム−炭素
繊維系複合材料の製造方法は、アルミニウムを主成分と
する金属と炭素繊維の織布を含む成形体を作製する工程
Aと、該成形体をアルミニウムを主成分とする金属の融
点以上に予備加熱する工程Bと、予備加熱された成形体
を熱間鍛造する工程Cとを含むことを特徴とする。
【0013】また、上記アルミニウム−炭素繊維系複合
材料の製造方法では、工程Aにおいて、炭素繊維の織布
の表面にアルミニウムを主成分とする金属の粉末を付着
させた複合シートを作製し、該複合シートを複数枚積層
し、加圧成形して成形体とする。特に、複合シートの作
製は、アルミニウムを主成分とする金属の粉末を分散さ
せた水溶液中に炭素繊維の織布と炭素電極を浸漬し、前
者を正極及び後者を負極に帯電させ、電気泳動によって
炭素繊維の織布の表面にアルミニウムを主成分とする金
属の粉末を付着させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のAl−炭素繊維系複合材
料は、Alを主成分とする金属の粉末と炭素繊維の織布
を含む成形体を作製し、これをアルミニウムを主成分と
する金属の融点以上に予備加熱し、熱間鍛造する方法に
より製造される。通常、Alを主成分とする金属の粉末
表面は酸化されてAlに転化しているため、炭素
繊維の織布とAl粉末からなる成形体をAlの融点以上
まで加熱しても、Al膜が障壁となって溶融Al
と炭素繊維の反応速度が極めて小さい。その結果、炭化
アルミニウムAlの生成が抑えられ、高熱伝導率
のAl−炭素繊維系複合材料を得ることができる。
【0015】本発明方法においては、まず、出発原料と
して、第一成分のAlを主成分とする金属の粉末と、第
二成分の炭素繊維の織布とを準備する。炭素繊維の織布
は、一次元織りでもよいが取り扱いにくいため、二次元
織りの織布が好ましい。高熱伝導率のAl−炭素繊維系
複合材料を安定して得るためには、熱伝導率が500W
/m・K以上の炭素繊維の織布を用いることが望まし
い。
【0016】Alを主成分とする金属の粉末(以下、単
にAl粉末という)は、純Al粉末のほか、Al合金粉
末であってよい。このAl粉末の酸素濃度は、多い分に
は特に影響はないが、鍛造前の予備加熱が通常の炉加熱
の場合には0.1重量%以上が好ましい。酸素濃度が0.
1重量%未満だとAl膜が不安定になり、炉加熱
に長時間を要する間に炭素繊維と濡れやすくなるからで
ある。尚、Al粉末が微粒になると、室温でも表面酸化
が進行して酸化膜が増加するので、Al粒径を微粒にす
ることで炭素繊維との濡れを防止できる。しかし、Al
粉末の平均粒径は5μm程度までが好ましく、これ未満
だと溶融Al中の酸素が増え、この酸素自体によって熱
伝導率が低下しやすくなる。
【0017】Alを主成分とする金属の粉末と炭素繊維
の織布の成形体を作製する工程Aにおいては、好ましい
方法として、電気泳動法によりAl粉末を炭素繊維織布
に付着させ、これを重ねて加圧成形する方法がある。
【0018】即ち、Al粉末と、分極する性質を持つ樹
脂、例えばアクリルアマイド系樹脂を水溶液に分散させ
た後、この分散液に炭素繊維織布と炭素電極を浸漬し、
炭素繊維織布を正極に及び炭素電極を負極に帯電させ
る。このとき電気泳動により上記分極した樹脂が炭素繊
維織布の表面に移動し、これに巻き込まれるようにAl
粉末も炭素繊維織布の表面に電着する。図1に模式的に
示すように、このAl粉末2の付着した炭素繊維織布1
からなる複合体シートは、乾燥した後、複数枚を積層
し、加圧成形することによって、図2に示すように成形
体3とする。
【0019】上記樹脂とAl粉末との比率は、体積比で
0.1〜0.35の範囲が好ましい。この比率が0.1未
満では樹脂の量が少なく、電着による炭素繊維織布への
Al粉末の付着が起こりにくくなる。逆に0.35を越
えると樹脂の量が多くなるため、後の脱樹脂処理後も成
形体中に樹脂が残存しやすく、複合材料の熱伝導率を低
下させる原因となるからである。また、炭素繊維とAl
粉末の比率は、電着時の電圧又は電着時間を制御するこ
とで調整でき、電圧が高く又は電着時間が長いほどAl
粉末の付着量が増加する。
【0020】また、工程Aにおいて、Alを主成分とす
る金属の粉末と炭素繊維の織布の成形体を作製する別の
方法として、Al粉末又はAl薄板と炭素繊維織布とを
交互に複数積層し、加圧成形することもできる。Al薄
板(純Al又はAl合金からなる)を使うと、加熱時に
溶融Alが炭素繊維織布内に入り込みにくいため、溶融
Alと炭素繊維の濡れを防止しやすい。
【0021】このようにして得られた成形体は、次の工
程Bにおいて、アルミニウムを主成分とする金属の融点
以上の温度で予備加熱する。ただし、上記工程Aにおい
て電気泳動法により作製した複合体シートには樹脂が含
まれるので、工程Bの前に、大気中において500℃以
下で、好ましくは30分程度加熱する脱樹脂処理を行う
必要がある。この脱樹脂処理により樹脂を消失させ、樹
脂を含まない成形体を得ることができる。
【0022】工程Bの予備加熱は、上記のごとくAlを
主成分とする金属(以下、単にAl金属という)の融点
以上の温度とするが、予備加熱温度が700℃を越える
とAlの表面張力が低下して炭素繊維を濡らしやすくな
るため、700℃以下の温度が好ましい。また、Al金
属の融点以上での保持時間が長くなるにつれて炭化アル
ミニウムAlの生成が進行するので、予備加熱時
間は10分以内とすることが好ましい。この炭化アルミ
ニウムAlの生成の程度は、通常のX線回析によ
り定量することができる。
【0023】加熱方式としては、高周波などによる誘導
加熱を用いるのが好ましい。Alと炭素繊維は共に良導
体のため、数十秒程度の極めて短い時間でAl金属の融
点以上まで昇温できる。この高周波誘導加熱の場合、予
備加熱に要する時間が極めて短いため、最高温度が85
0℃程度まで上がっても支障がない。尚、予備加熱は通
常の炉加熱で行うこともできるが、炉加熱では成形体の
内部は加熱されにくいため、予備加熱時間が長くなりや
すいので注意を要する。
【0024】このように予備加熱された成形体は、工程
Cにおいて、通常の金属材料の製法である熱間鍛造によ
り緻密化する。熱間鍛造によって、成形体の炭素繊維の
織布が再配列し、Al粉末のAl膜が機械的に破
壊された隙間から浸みだしてきた溶融Alが炭素繊維の
隙間に侵入し、炭素繊維を濡らしつつ緻密化して、図3
に示すようにAl金属2aと炭素繊維織布1の複合材料
4が得られる。尚、鍛造時の成形体は金型に熱を奪われ
て急速に冷却されるため、鍛造時に溶融Alと炭素繊維
が接触する時間は高々数秒に過ぎず、そのため炭化アル
ミニウムAlの生成はほとんど起こらない。
【0025】このようにして得られたAl−炭素繊維系
複合材料は、炭素繊維を全体の30〜90体積%とする
ことで、炭素繊維の織布の配向方向に平行な方向(x方
向)の熱伝導率Kxが200W/m・K以上で、炭素繊維
の織布の配向方向に垂直な方向(y方向)の熱伝導率K
yが150W/m・K以上となる。更に、出発原料として
熱伝導率の高い炭素繊維を用いることにより、上記熱伝
導率Kxが300W/m・K以上、好ましくは400W/
m・K以上であり、且つ上記熱伝導率Kyが180W/m
・K以上、好ましくは210W/m・K以上の高熱伝導率
とすることができる。
【0026】かかる本発明の高熱伝導率のAl−炭素繊
維系複合材料は、ヒートシンクのような放熱基板材料等
として、各種の半導体装置に使用することができる。例
えば図4に示すように、Al−炭素繊維系複合材料を炭
素繊維織布の配向方向に垂直な方向に切断すると、その
配列方向に平行方向(x方向)、即ちその主面に垂直な
方向に高熱伝導率で且つ垂直方向(y方向)に低熱膨張
係数の放熱基板4aが得られる。この放熱基板4aを用
い、通常のごとくSi半導体素子6をボンディングした
AlN等のセラミックス製の第一の基板5を搭載するこ
とにより、パワーモジュールその他の半導体装置を構成
することができる。
【0027】
【実施例】実施例1 平均粒径50μmの純Al粉末に体積比で0.1のアク
リルアマイド系樹脂を配合し、混練したものを水中に分
散させて原液とした。この原液に熱伝導率が440W/
m・KのPAN系炭素繊維を二次元織りした炭素繊維織
布と炭素電極を浸漬し、炭素繊維を陽極及び炭素電極を
陰極に帯電させ、10Vの電圧を印加することにより、
樹脂と純Al粉末を炭素繊維織布の表面に電着させた。
【0028】このとき、電着時間を下記表1に示すよう
に60〜120分の間で変化させ、炭素繊維織布とAl
粉末と樹脂とからなる複合体シートを得た。尚、各複合
体シート中の炭素繊維の比率は、樹脂を含まないAl粉
末に対する炭素繊維の比率として、下記表1に示すよう
に体積比で約33〜90%、重量比で約23〜84%の
範囲とした。
【0029】これら各試料の複合体シートを30枚積層
し、圧力7ton/cmで加圧成形して成形体とし
た。各成形体を大気中にて400℃で1時間加熱して樹
脂を消失させた後、更に高周波誘導加熱炉を用いて大気
中にて1分で660℃まで昇温し、660℃に達した瞬
間に取り出して、これを予め450℃に保持した金型に
装填し、9ton/cmの圧力で熱間鍛造して緻密化
した。
【0030】比較例として、上記と同様に作製し脱樹脂
処理した後の成形体を、ホットプレス装置を用いて、昇
温速度20℃/minで660℃に昇温し、その温度で
1分間ホットプレスして緻密化した後、炉内で自然冷却
させて複合材料を得た。
【0031】
【表1】 電着時間 炭素繊維比率(%) 緻密化条件 試料 (分) 体積比 重量比 緻密化方法 温度(℃) 時間(秒) 1 120 89.2 83 鍛造 660 5 2 90 62.8 50 鍛造 660 5 3 60 33.5 23 鍛造 660 5 4* 120 89.2 83 ホットフ゜レス 660 60 5* 90 62.8 50 ホットフ゜レス 660 60 6* 60 33.5 23 ホットフ゜レス 660 60 (注)表中の*を付した試料は比較例である。
【0032】上記のごとく製造した各試料の鍛造体(A
l−炭素繊維複合材料)について、相対密度(%)と気
孔率を測定した。また、各試料の鍛造体から直径10m
m、厚さ2mmのサンプルを切り出し、レーザーフラッ
シュ法により熱伝導率(繊維配向方向に平行方向Kx、
垂直方向Ky)を測定した。更に、各鍛造体から、直径
5mm、厚さ10mmのサンプルを切り出し、差動トラ
ンス式熱膨張係数測定装置を用いて、同様に平行方向と
垂直方向の熱膨張係数αを測定した。これらの結果を下
記表2に示した。また、比較例の複合材料についても、
上記と同様に評価を行い、その結果を表2に併せて示し
た。尚、X線回折により炭化アルミニウムAl
有無を確認しところ、本発明の試料1〜3には生成が認
められず、比較例の試料4〜6には生成が認められた。
【0033】
【表2】 相対密度 気孔率 熱伝導率(W/m・K) 熱膨張係数(ppm) 試料 (%) (%) 平行Kx 垂直Ky 平行α 垂直α 1 99.0 1.0 288 151 4.2 8.0 2 100.0 0.0 255 172 5.5 12.0 3 99.9 0.1 210 189 7.9 16.5 4* 91.9 8.1 75 66 5.6 9.0 5* 94.6 5.4 100 85 7.0 13.0 6* 97.8 2.2 125 90 10.2 18.0 (注)表中の*を付した試料は比較例である。
【0034】上記表1及び表2に示すように、炭化アル
ミニウムの生成が認められない本発明の各試料では、全
てのAl−炭素繊維複合体が緻密で気孔率が小さく、比
較例の試料に比べて熱伝導率が特に優れていた。
【0035】実施例2 上記実施例1と同様に、平均粒径50μmの純Al粉末
にアクリルアマイド系樹脂を体積比0.1で配合混練
し、水中に分散させて原液とした。この原液に、下記表
3に示す熱伝導率が760〜1200W/m・Kの各ピ
ッチ系二次元織り炭素繊維織布と炭素電極を浸漬し、炭
素繊維を陽極及び炭素電極を陰極に帯電させて10Vの
電圧を印加し、100分間保持して電着現象により、樹
脂と純Al粉末を炭素繊維表面に付着させて、炭素繊維
織布とAl粉末と樹脂とからなる複合体シートを得た。
全て試料において、複合体シート中の炭素繊維の比率は
体積比で75%及び重量比で64%であった。
【0036】これら各試料の複合体シートを30枚積層
し、圧力7ton/cmで成形して成形体とした後、
大気中にて400℃で1時間加熱して樹脂を消失させ
た。その後、この脱樹脂処理した成形体を、大気中にお
いて高周波誘導加熱炉を用いて1分で昇温加熱し、下記
表3に示す温度660〜720℃に達した瞬間に取り出
して、予め450℃に保持した金型に装填し、9ton
/cmの圧力で熱間鍛造により緻密化した。
【0037】得られた各試料の鍛造体(Al−炭素繊維
複合体)は、全て、炭素繊維の比率が64重量%、相対
密度が100%(密度1.875g/cm)、気孔率
が0%であり、X線回折による炭化アルミニウムAl
の生成は認められなかった。各試料の鍛造体からそ
れぞれサンプルを切り出し、実施例1と同様に、炭素繊
維の配向方向と平行方向と垂直方向の熱伝導率及び熱膨
張係数を測定した。その結果を下記表3に併せて示し
た。
【0038】
【表3】 炭素繊維熱伝導率 鍛造温度 熱伝導率(W/m・K) 熱膨張係数(ppm) 試料 (W/m・K) (℃) 平行Kx 垂直Ky 平行α 垂直α 7 760 720 233 155 4.6 9.5 8 760 695 443 180 4.6 9.5 9 760 660 444 185 4.6 9.5 10 900 660 501 215 4.6 9.5 11 1200 660 660 236 4.6 9.5
【0039】実施例3 上記実施例1の試料1及び試料2、実施例2の試料7、
試料10、及び試料11と同じ製法で得た複合材料各5
0個ずつを、長さ200mm、幅200mm、厚み3m
mの基材に仕上げ加工した。これらを図4に模式的に示
すようなパワーモジュールに放熱基板4aとして実装
し、各実装段階を含めてヒートサイクル試験を行った。
【0040】図4において、4aは炭素繊維織布1とA
l金属2aを含む本発明の複合材料からなる放熱基板、
5は同基板上に配置され、その上面にCu回路(図示せ
ず)が形成されたセラミックスからなる電気絶縁性の第
一の基板、及び6はSi半導体素子である。本実施例の
モジュールでは、第一の基板5を放熱基板4a上に6個
配置し、それぞれの第一の基板5にSi半導体素子6を
1個ずつ搭載した構成とした。また、図4には図示して
いながい、モジュールには放熱基板4aの下に放熱構造
体を取り付けた。尚、放熱構造体は本実施例では水冷ジ
ャケットとしたが、他に空冷フィン等もある。また、図
4にはSi半導体素子6の周辺の配線等については省略
した。
【0041】実装に先立ち、複合材料からなる放熱基板
にセラミックス製の第一の基板を直接半田付けできない
ため、各試料の放熱基板の主面に予め平均厚み5μmの
無電解Niメッキ層と、平均厚み3μmの電解Niメッ
キ層を形成した。このうち各4個の試料には、Niメッ
キ層上に直径5mmの半球状のAg−Sn系半田によっ
て直径1mmのCu線をNiメッキ面に垂直な方向に取
り付けた。この試料の放熱基板本体を治具に固定してC
u線をNiメッキ面に垂直な方向に引っ張り、放熱基板
へのNiメッキ層の密着強度を確認したところ、いずれ
の基板のメッキ層も1kg/mm以上の引張力でも剥
がれなかった。
【0042】また、上記と同様にNiメッキ層を形成し
た別の試料から10個を抜き取り、−60℃で30分保
持した後、150℃で30分保持の昇降温を1000サ
イクル繰り返すヒートサイクル試験を実施し、試験後上
記と同様に密着強度を確認したところ、いずれの試料も
Niメッキ層の密着性で上記と同等レベルの満足すべき
結果が得られた。以上の結果より、本発明の複合材料か
らなる基板へのメッキの密着性は、実用上問題のないレ
ベルであることが判明した。
【0043】次に、放熱基板に搭載するセラミックス製
の第一の基板として、熱伝導率が150W/m・K、熱
膨張係数が4.5×10−6/℃、3点曲げ強度が45
0MPaのAlN基板A、及び熱伝導率が120W/m
・K、熱膨張係数が3.7×10 −6/℃、3点曲げ強度
が1300MPaのSi基板Bに、それぞれCu
回路を形成したものを18個ずつ準備した。これらの基
板の形状は、いずれも長さ90mm、幅60mm、厚み
1mmとした。これらの基板を上記のNiメッキ層を形
成した放熱基板の200mm角の主面上に2行3列で等
間隔に配置し、Ag−Sn系半田によって固定した。そ
の後、このアッセンブリーの放熱基板の裏面側と水冷ジ
ャケットとを、その接触面にシリコンコンパウンドを塗
布介在させてボルト締め固定した。尚、この場合の第一
の基板に設けるボルトの取付穴は、予め素材段階で各四
隅に穿設した下穴部に炭酸ガスレーザーを照射して、直
径3mmまで拡径する方法により形成した。
【0044】このように形成した各試料の中から、第一
の基板が基板Aのものと基板Bのものとを各15個ずつ
選び、上記と同じ単サイクル条件で2000サイクルの
ヒートサイクル試験を行い、500サイクル毎のモジュ
ールの出力変化を確認した。その結果、全てのモジュー
ルが、実用上問題がないとされる1000サイクルまで
出力の低下がなく、更に2000サイクルまで試験を続
行したが出力の低下は観測されなかった。特に試料10
及び試料11に対応する放熱基板を用いたものでは、3
000サイクルまで全く異常がなかった。以上の結果よ
り、本発明の複合材料からなる放熱基板を用いたパワー
モジュールは、実用上問題のないレベルのものとなるこ
とが分かる。
【0045】尚、本発明の複合材料を、この種のパワー
モジュールに比べ低出力・低熱(サイクル)負荷で高容
量のパーソナルコンピュータ等の半導体素子搭載装置
に、放熱基板として実装し、評価を行ったが、その信頼
性及び実用性能において何ら問題はなかった。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウムと炭素繊
維の反応が起こりにくく、炭化アルミニウムの生成を抑
えることができるので、炭素繊維が本来持っている高熱
伝導率と低熱膨張係数を生かしたアルミニウム−炭素繊
維系複合材料を提供することができる。また、炭素繊維
とアルミニウムは共にSiCなどのセラミックスと違っ
て硬度が低いので、成形時や鍛造時に金型の摩耗が少な
く、従って低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Al粉末が付着した炭素繊維織布を複数枚積層
した状態を説明するための模式図である。
【図2】Al粉末が付着した炭素繊維織布の成形体を説
明するための模式図である。
【図3】本発明のAl−炭素繊維系の複合材料を説明す
るための模式図である。
【図4】Al−炭素繊維系複合材料を放熱基板として用
いた半導体装置を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 炭素繊維織布 2 Al粉末 2a Al金属 3 成形体 4 複合材料 4a 放熱基板 5 第一の基板 6 Si半導体素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C25D 13/02 C25D 13/02 Z Fターム(参考) 4F100 AB01B AB10B AD11A AK26 AK27 AT00B BA02 BA04 BA05 BA08 DE01B DG01A DG12A EH012 EJ172 EJ422 EJ462 EJ611 GB41 JA02 JJ01 JJ01A JK09 JL02 YY00A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムを主成分とする金属と炭素
    繊維の織布とを含むアルミニウム−炭素繊維系複合材料
    であって、炭素繊維を30〜90体積%含み、炭素繊維
    織布の配向方向に平行な方向の熱伝導率Kxが200W
    /m・K以上、及び該配向方向に垂直な方向の熱伝導率
    Kyが150W/m・K以上であることを特徴とするアル
    ミニウム−炭素繊維系複合材料。
  2. 【請求項2】 前記Kxが300W/m・K以上、及び前
    記Kyが180W/m・K以上であることを特徴とする、
    請求項1に記載のアルミニウム−炭素繊維系複合材料。
  3. 【請求項3】 前記Kxが400W/m・K以上、及び前
    記Kyが210W/m・K以上であることを特徴とする、
    請求項1又は2に記載のアルミニウム−炭素繊維系複合
    材料。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のアルミ
    ニウム−炭素繊維系複合材料をヒートシクとして用いた
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 アルミニウムを主成分とする金属と炭素
    繊維の織布とを含むアルミニウム−炭素繊維系複合材料
    の製造方法であって、アルミニウムを主成分とする金属
    と炭素繊維の織布を含む成形体を作製する工程Aと、該
    成形体をアルミニウムを主成分とする金属の融点以上に
    予備加熱する工程Bと、予備加熱された成形体を熱間鍛
    造する工程Cとを含むことを特徴とするアルミニウム−
    炭素繊維系複合材料の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記工程Aにおいて、炭素繊維の織布の
    表面にアルミニウムを主成分とする金属の粉末を付着さ
    せた複合シートを作製し、該複合シートを複数枚積層
    し、加圧成形して成形体とすることを特徴とする、請求
    項5に記載のアルミニウム−炭素繊維系複合材料の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記複合シートの作製は、アルミニウム
    を主成分とする金属の粉末を分散させた水溶液中に炭素
    繊維の織布と炭素電極を浸漬し、前者を正極及び後者を
    負極に帯電させ、電気泳動によって炭素繊維の織布の表
    面にアルミニウムを主成分とする金属の粉末を付着させ
    ることを特徴とする、請求項6に記載のアルミニウム−
    炭素繊維系複合材料の製造方法。
  8. 【請求項8】 アルミニウムを主成分とする金属の粉末
    と共に、分極する性質を有する樹脂を水溶液中に分散さ
    せることを特徴とする、請求項7に記載のアルミニウム
    −炭素繊維系複合材料の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記工程Bの予備加熱を行う前に、前記
    成形体を大気中にて500℃以下に加熱して脱樹脂処理
    を行うことを特徴とする、請求項8に記載のアルミニウ
    ム−炭素繊維系複合材料の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記工程Aにおいて、アルミニウムを
    主成分とする金属の粉末又はその薄板と、炭素繊維の織
    布とを交互に複数積層し、加圧成形して成形体とするこ
    とを特徴とする、請求項5に記載のアルミニウム−炭素
    繊維系複合材料の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記工程Bにおいて、予備加熱を高周
    波誘導加熱により行うことを特徴とする、請求項5〜1
    0のいずれかに記載のアルミニウム−炭素繊維系複合材
    料の製造方法。
  12. 【請求項12】 出発原料として、熱伝導率が500W
    /m・K以上の炭素繊維の織布を用いることを特徴とす
    る、請求項5〜11のいずれかに記載のアルミニウム−
    炭素繊維系複合材料の製造方法。
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