JP2001126563A - アークホーン - Google Patents

アークホーン

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JP2001126563A
JP2001126563A JP30265199A JP30265199A JP2001126563A JP 2001126563 A JP2001126563 A JP 2001126563A JP 30265199 A JP30265199 A JP 30265199A JP 30265199 A JP30265199 A JP 30265199A JP 2001126563 A JP2001126563 A JP 2001126563A
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JP
Japan
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horn
main
ground
main horn
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP30265199A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
隆司 佐藤
Sumio Kawamura
純男 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホーン絶縁間隔を容易に調整できる耐張がい
し装置のアークホーンを提供する。 【解決手段】 耐張がいし連の一方の端部側に設けられ
る線側の主ホーンと、その耐張がいし連の他方の端部側
に設けられる地側の主ホーンとからなるアークホーンで
あって、前記線側の主ホーン及び前記地側の主ホーンの
いずれか一方の主ホーン、又はそれら両主ホーンは、前
記耐張がいし連の端部側に固定される固定部と、相手の
主ホーンに対して接近し、又は離れるように伸縮自在に
その固定部に設けられた可動部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、耐張がいし連装置に設けられる
アークホーンに係り、特に、線側の主ホーンと地側が主
ホーンとの間のホーン絶縁間隔を容易に調整できるよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の耐張がいし連装置に設け
られるアークホーンを示すものであって、同図(a)
は、その平面図、同図(b)は、その側面図である。
【0003】この耐張がいし連装置は、2連からなる耐
張がいし連(以下、「がいし連」という。)A1 ,A2
の一端側(図2(a),(b)においては左端側)に設
けられたヨークY1 を介して線側(送電線側)の主ホー
ン100が設けられているとともに、そのがいし連A1
,A2 の他端側に設けられたヨークY2 を介して地側
(送電線鉄塔側)の主ホーン200が設けられている。
【0004】図2(a),(b)中、Lは、ヨークY1
に図示しない連結金具を介して接続された4導体からな
る送電線である。また、ヨークY2 は、連結金具Bを介
して図示しない送電線鉄塔に接続されるように構成され
ている。
【0005】上記線側の主ホーン100は、全体形状が
Ω状を呈していて、2箇所の基部の部分101,102
がヨークY1 ,Y1 にそれぞれボルト・ナットにより取
付けられるように構成されているとともに、その先端部
103は、地側の主ホーン200側に向けて傾斜するよ
うに構成されている(図2(b)参照)。
【0006】上記地側の主ホーン200は、上記線側の
主ホーン100と同様のΩ状を呈した上側ホーン210
と、その上側ホーン210を下方から支えるU字状を呈
した補強ホーン220とから構成されていて、両ホーン
210,220とも基部の部分211,212及び22
1,222がヨークY2 にボルト・ナットにより取付け
られるように構成されている。そして、上側ホーン21
0の先端部213は、線側の主ホーン100側に向けて
傾斜するように構成されている(図2(b)参照)。し
たがって、線側の主ホーン100の先端部103と地側
の主ホーン200の先端部213との間隔がホーン絶縁
間隔を形成することとなり、その距離は送電線Lの電圧
等により予め決められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の耐張がいし連装置に設けられるアークホーンは、耐
張がいし装置の設置される現場ごとに送電線の張力が異
なるため、がいし連に生じる撓みの程度が異なり、した
がって、線側の主ホーンの先端部と地側の主ホーンの先
端部との間隔の距離が現場毎に異なるので、設計上のホ
ーン絶縁間隔を確保しずらいという欠点があった。
【0008】図3を用いてさらに説明すると、図3
(a)は、がいし連A1 ,A2 に撓みのない理想的な状
態を呈していて、このときの線側の主ホーン100の先
端部103と、地側の主ホーン200の先端部213と
の間隔、すなわちホーン絶縁間隔の距離はL0 (以下、
「ホーン絶縁間隔L0 」のように表す。)で、このホー
ン絶縁間隔L0 を設計上のホーン絶縁間隔とする。
【0009】しかし、がいし連A1 ,A2 には、程度の
差こそあれ、撓みが生じるので、ホーン絶縁間隔L0
は、図3(b)に示されるように短くなってしまう(図
3(b)のL0 参照)。そこで、耐張がいし装置の現場
ごとにがいし連A1 ,A2 の撓みによって生じたホーン
絶縁間隔L1を設計上のホーン絶縁間隔L0 となるよう
に、線側の主ホーン100又は地側の主ホーン200、
あるいは両主ホーン100,200の大きさを選択しな
ければならない欠点があった。また、このように、大き
さの異なる主ホーンを選択して用いることにより、主ホ
ーン100,200の在庫管理が面倒になる欠点があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、ホーン絶縁間
隔を容易に調整することのできるアークホーンを提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るアークホー
ンは、上記目的を達成するために、がいし連の一方の端
部側に設けられる線側の主ホーンと、そのがいし連の他
方の端部側に設けられる地側の主ホーンとからなるアー
クホーンであって、前記線側の主ホーン及び前記地側の
主ホーンのいずれか一方の主ホーン、又はそれら両主ホ
ーンは、前記がいし連の端部側に固定される固定部と、
相手の主ホーンに対して接近し、又は離れるように伸縮
自在にその固定部に設けられた可動部とからなることを
特長としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、一実施の形態に係る耐張
がいし装置に設けられるアークホーンを示したもので、
同図(a)の(イ)は、線側の主ホーン1の平面図、同
図(b)の(イ)は、その側面図であり、また、同図
(a)の(ロ)は、地側の主ホーン10の平面図、同図
(b)の(ロ)は、その側面図である。
【0013】なお、両主ホーン1,10が取付けられる
がいし連(図1では省略)の両端側にそれぞれ設けられ
るヨークは、上記図2に示される従来のアークホーンの
ヨークY1 ,Y2 と同一であるので、ここでは省略され
ている。すなわち、両主ホーン1,10は、従来のヨー
クY1 ,Y2 にそのまま取付けることのできる特長を有
している。
【0014】最初に、線側の主ホーン1から説明する
と、この線側の主ホーン1は、全体形状が上記図2に示
される従来の線側の主ヨーク100とほぼ同じΩ状を呈
していて、2箇所の基部の部分2,3が上記図2の線側
のヨークY1 にそれぞれボルト・ナットにより取付けら
れるように構成されている。そして、その線側の主ホー
ン1は、ヨークY1 に固定される側の固定部1aと、そ
の固定部1aに移動自在に設けられる可動部1bとから
構成されている。
【0015】すなわち、固定部1aの両先端部には、図
1(b)の部が拡大して示されように、軸心1a′,
1a′がそれぞれ設けられていて、これら軸心1a′,
1a′に可変部1bに設けられた孔1b′,1b′が出
入自在に挿入されるように構成されている。したがっ
て、可変部1bが固定部1aに対して移動すると、先端
部3は、地側の主ホーン10側に向けて接近したり、あ
るいは、その地側にの主ホーン10から離れるように移
動することができる(図1(a)の(イ)及び同図
(b)の(ロ)の矢印参照)。なお、図中、4,4は、
可動部1bを固定部1aに固定するためのボルトであ
る。
【0016】地側の主ホーン10は、上記線側の主ホー
ン1と同様のΩ状を呈した上側ホーン11と、その上側
ホーン11を下方から支えるU字状を呈した補強ホーン
12とから構成されている。そして、両ホーン11,1
2とも基部の部分13,14及び15,16が上記図2
の地側のヨークY2 にボルト・ナットによりそれぞれ取
付けられるように構成されている。
【0017】上側ホーン11は、ヨークY2 に固定され
る固定部11aと、その固定部11aに対して移動自在
に設けられる可動部11bとから構成されている。すな
わち、固定部11aには、線側の主ホーン1に向く軸線
方向に所定の間隔を保って複数の孔17a,17a…を
有する台座17が設けられているとともに、可動部11
bにも、その台座17に載置され、その台座17に設け
られている孔17a,17a…に対応した複数の孔18
a,18a…を有する台18が設けられている。したが
って、台座17上の台18を移動することにより、地側
の主ホーン10の先端部19は、線側の主ホーン1側に
向けて接近したり、あるいは、その線側の主ホーン1か
ら離れるように移動することができる(図1(a)の
(ロ)及び同図(b)の(ロ)の矢印参照。)なお、図
1(a)の(ロ)に示される台18の黒丸は、両孔17
a,18間がボルト・ナットで固定されていることを示
している。
【0018】上述のように、両主ホーン1,10の可動
部1b,11bの先端部3,19が互いの方向に移動可
能なので、ホーン絶縁間隔を極めて容易に調整すること
ができる特長がある。
【0019】ホーン絶縁間隔の調整に当っては、両主ホ
ーン1,10の可動部1b,11bの両方を調整して、
または、いずれか一方のみを調整して行うことができ
る。従って、がいし連の両側に本発明に係る可動式の主
ホーンを設けずに、がいし連のいずれか一方に可動式の
主ホーンを設けるようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るアークホーンは、線側の主
ホーン及び地側の主ホーンのいずれか一方の主ホーン、
又はそれら両主ホーンは、がいし連の端部側に固定され
る固定部と、相手の主ホーンに対して接近し、又は離れ
るように伸縮自在にその固定部に設けられた可動部とか
らなるので、がいし連の撓みに起因するホーン絶縁間隔
の調整を容易に行うことができ、したがって、大きさの
異なる主ホーンを用意する必要がなくなり、在庫管理が
簡便になる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアークホーンであっ
て、(a)の(イ)は線側の主ホーンの平面図、(b)
の(イ)はその側面図であり、また、(a)の(ロ)は
地側の主ホーンの平面図、(b)の(ロ)はその側面図
である。
【図2】従来のアークホーンであって、(a)はその平
面図、(b)はその側面図である。
【図3】ホーン絶縁間隔を説明する説明図であって、
(a)はがいし連に撓みが生じていない場合、(b)は
がいし連に撓みが生じている場合である。
【符号の説明】
A1 ,A2 耐張がいし連(がいし連) Y1 ,Y2 ヨーク L 送電線 1 線側の主ホーン 1a 固定部 1b 可動部 3 先端部 10 地側の主ホーン 11a 固定部 11b 可動部 12 補強ホーン 19 先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐張がいし連の一方の端部側に設けられ
    る線側の主ホーンと、その耐張がいし連の他方の端部側
    に設けられる地側の主ホーンとからなるアークホーンで
    あって、 前記線側の主ホーン及び前記地側の主ホーンのいずれか
    一方の主ホーン、又はそれら両主ホーンは、前記耐張が
    いし連の端部側に固定される固定部と、相手の主ホーン
    に対して接近し、又は離れるように伸縮自在にその固定
    部に設けられた可動部とからなることを特徴とするアー
    クホーン。
JP30265199A 1999-10-25 1999-10-25 アークホーン Pending JP2001126563A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002357402A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Asahi Tec Corp ゲージ
JP2009032423A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Chugoku Electric Power Co Inc:The アークホーン
EP2849192A1 (de) * 2013-09-11 2015-03-18 Siemens Aktiengesellschaft Abbrandelement für eine Lichtbogenlöschanordnung, Lichtbogenlöschanordnung und Verfahren zur Herstellung eines Abbrandelements
JP2018200769A (ja) * 2017-05-25 2018-12-20 日本カタン株式会社 無溶接アークホーンの製造方法

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