JP2001125570A - 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2001125570A
JP2001125570A JP30440799A JP30440799A JP2001125570A JP 2001125570 A JP2001125570 A JP 2001125570A JP 30440799 A JP30440799 A JP 30440799A JP 30440799 A JP30440799 A JP 30440799A JP 2001125570 A JP2001125570 A JP 2001125570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
velocity value
priority
tone
storage means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30440799A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Kira
義文 吉良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd filed Critical Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Priority to JP30440799A priority Critical patent/JP2001125570A/ja
Priority to US09/670,887 priority patent/US6362410B1/en
Publication of JP2001125570A publication Critical patent/JP2001125570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 違和感のない音量でリトリガーを行うことが
できるようにして、より好ましいレガート演奏を実現で
きるようにする。 【解決手段】 単音優先機能を有する電子楽器におい
て、押鍵された鍵のヴェロシティ値を検出する押鍵ヴェ
ロシティ値検出手段と、上記押鍵ヴェロシティ値検出手
段によって検出された上記押鍵された鍵のヴェロシティ
値を記憶するヴェロシティ値記憶手段と、それまで発音
していた鍵が離鍵されたときに押圧されている鍵の中か
ら優先鍵を選択する優先鍵選択手段と、上記ヴェロシテ
ィ値記憶手段に記憶されている上記押鍵された鍵のヴェ
ロシティ値を上記ヴェロシティ値記憶手段から読み出
し、上記読み出したヴェロシティ値に対応する音量で、
上記優先鍵選択手段によって選択された優先鍵に係る楽
音を発生させる楽音発生手段とを設け、押鍵時のヴェロ
シティ値でリトリガーを行うようにして、意識した音量
で発音できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子楽器、楽音発
生制御方法及び記憶媒体に関し、特に、単音優先機能
(以後、ソロ機能)を備えた電子楽器に用いて好適なも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、単音優先機能(1音のみしか
発音しないようにする機能、いわゆるソロ機能)備えた
電子楽器が知られている。このような電子楽器におい
て、鍵の離鍵時にその時点で押圧されていた複数の鍵の
中から優先鍵を選択して、再発音(以後、リトリガー)
するようにする機能が知られている。
【0003】このような、単音優先機能を用いたレガー
ト演奏における離鍵時のリトリガーを行う際に、従来
は、例えば、特公平2−15078号公報にて開示され
ているように、それまで発音していた鍵のタッチ値で次
の楽音を発音するようにしていた。
【0004】すなわち、上記従来の単音優先機能を用い
たレガート演奏においては、新しいタッチ値の取り込み
が行われるごとに古い記憶が消去され、優先選択された
鍵の中で押圧開始時点が最も新しい鍵のタッチ値が記憶
手段に記憶されるように構成されていた。そして、上記
記憶手段に記憶されている最新の鍵タッチ値に基づいて
リトリガー処理を行い、次に発音する楽音の音量を制御
するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の電子楽
器で行われているような発音方法では、常に最新の鍵タ
ッチ値を使用してリトリガーを行うので、発生音量が一
義的になってしまい、弱打及び強打を使い分けて発音し
て細かなニュアンスを出そうとする演奏を行う場合に違
和感のある演奏になってしまうことがあった。
【0006】例えば、弱打で連続演奏している中で、1
音だけ強調したい場合には、その楽音に係わる鍵を強く
押鍵することになる。このような場合、従来の電子楽器
では離鍵したときに行われるリトリガーも上記強いタッ
チ値で発音されることになるので、次の楽音が不測に大
きく発音されてしまう問題があった。
【0007】したがって、それまでに発音されていたヴ
ェロシティ値でリトリガーすることは、必ずしも滑らか
な演奏を実現ことにはならず、むしろ、一定のヴェロシ
ティ値でリトリガーすると違和感のある演奏になってし
まう場合があった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑み、違和感のな
い音量でリトリガーを行うことができるようにして、よ
り好ましいレガート演奏を実現できるようにすることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子楽器は、単
音優先機能を有する電子楽器において、押鍵された鍵の
ヴェロシティ値を検出する押鍵ヴェロシティ値検出手段
と、上記押鍵ヴェロシティ値検出手段によって検出され
た上記押鍵された鍵のヴェロシティ値を記憶するヴェロ
シティ値記憶手段と、それまで発音していた鍵が離鍵さ
れたときに押圧されている鍵の中から優先鍵を選択する
優先鍵選択手段と、上記ヴェロシティ値記憶手段に記憶
されている上記押鍵された鍵のヴェロシティ値を上記ヴ
ェロシティ値記憶手段から読み出し、上記読み出したヴ
ェロシティ値に対応する音量で、上記優先鍵選択手段に
よって選択された優先鍵に係る楽音を発生させる楽音発
生手段とを具備することを特徴としている。
【0010】本発明の楽音発生方法は、単音優先機能を
有する電子楽器における楽音発生制御方法において、押
鍵された鍵のヴェロシティ値を検出する押鍵ヴェロシテ
ィ値検出処理と、上記押鍵ヴェロシティ値検出処理によ
って検出された上記押鍵された鍵のヴェロシティ値をヴ
ェロシティ値記憶手段に記憶するヴェロシティ値記憶処
理と、それまで発音していた鍵が離鍵されたときに押圧
されている鍵の中から優先鍵を選択する優先鍵選択処理
と、上記ヴェロシティ値記憶手段に記憶されている上記
押鍵された鍵のヴェロシティ値を上記ヴェロシティ値記
憶手段から読み出し、上記読み出したヴェロシティ値に
対応する音量で、上記優先鍵選択処理によって選択され
た優先鍵に係る楽音を発生させる楽音発生処理とを行う
ことを特徴としている。
【0011】本発明の記憶媒体は、上記電子楽器を構成
する各手段としてコンピュータ機能させるプログラムを
格納したことを特徴としている。また、本発明の記憶媒
体の他の特徴とするところは、上記電子楽器を制御する
方法の手順をコンピュータに実行させるプログラムを格
納したことを特徴としている。
【0012】本発明上記技術手段を有するので、押鍵さ
れるごとに新しいタッチが検出されてその値がヴェロシ
ティ値記憶手段に記憶されるとともに、上記記憶手段に
記憶されているヴェロシティ値でもって次に発生する楽
音の音量制御が行われる。これにより、それぞれの鍵に
おいて、押鍵時のヴェロシティ値でリトリガーを行うこ
とができるようになり、ヴェロシティ値に変化をつけた
楽音を発生させることが可能となり、ソロ機能を用いた
レガート演奏を良好に行うことができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体の実施
の形態を説明する。図1のブロック図に示したように、
本実施の形態の電子楽器は、鍵盤110、鍵盤イベント
検出手段111、オンイベント処理手段112、第1の
優先鍵処理手段113、オフイベント処理手段114、
第2の優先鍵処理手段115、発音処理手段116、楽
音発生手段117、ヴェロシティ値記憶手段120等に
より構成されている。
【0014】上記鍵盤イベント検出手段111は、ピア
ノに設けられている鍵の操作が行われたか否かを検出す
るためのものであり、各鍵に対応させて駆動検出センサ
ー(図示せず)を配設し、上記センサーの検出出力で鍵
操作の有無を判別している。上記鍵盤イベント検出手段
111の検出出力は、上記オンイベント検出手段112
及びオフイベント検出手段114にそれぞれ与えられ
る。
【0015】上記オンイベント処理手段112は、上記
鍵盤イベント検出手段111によって検出された鍵盤イ
ベントがオンイベントである場合に動作して、鍵盤イベ
ントに係わるマップ処理を行う。
【0016】上記第1の優先鍵処理手段113は、上記
オンイベント処理手段112で選択された優先鍵に係わ
る処理を行う手段であり、押鍵された鍵が優先鍵である
か否かを判断し、上記押鍵された鍵が優先鍵であった場
合には、発音処理手段116を動作させて、押鍵された
鍵に対応する楽音を上記押鍵された鍵のヴェロシティ値
で発生させる処理を行う。また、上記オンイベントに係
わる鍵のヴェロシティ値を上記ヴェロシティ値記憶手段
120に記憶する。
【0017】上記オフイベント処理手段114は、上記
鍵盤イベント検出手段111によって検出された鍵盤イ
ベントがオフイベントである場合に動作して、それまで
発音していた鍵に係わる楽音の消音処理を行う。
【0018】上記第2の優先鍵処理手段115は、上記
オフイベント時に押鍵されていた鍵の中から優先鍵を選
択する処理であり、優先鍵があった場合には発音処理手
段116に発音処理を行うようにする指示を導出する。
【0019】上記発音処理手段116は、第1の優先鍵
処理手段113、または第2の優先鍵処理手段115の
指示に基づいて発音処理を行うもので、ヴェロシティ値
記憶手段120に記録されているヴェロシティ値に対応
する音量の楽音を生成して、楽音発生手段117に導出
する。楽音発生手段117は、上記発音処理手段116
から入力された楽音データに基づいて楽音を生成して発
音する。
【0020】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら本実施の形態の電子楽器における楽音発生制御方法を
詳細に説明する図2に示したように、処理が開始される
と最初のステップS101において、データを記憶する
記憶手段の初期化が行われる。
【0021】次に、ステップS102に進み、鍵盤11
0のスキャン処理が行われる。このスキャン処理の結
果、鍵盤イベントがあったか否かがステップS103に
て判定される。この判定の結果、鍵盤イベントがなかっ
た場合には、ステップS104に進んでその他の処理を
行い、その後ステップS102に戻り、上述した処理を
繰り返し行う。
【0022】一方、ステップS103の判定の結果、鍵
盤イベントがあった場合にはステップS105に進んで
マップ更新処理を行う。その後、ステップS106に進
み、上記鍵盤イベントがオンイベントであるか否かを判
定する。この判定の結果、上記鍵盤イベントがオンイベ
ントでなかった場合には、上記鍵盤イベントがオフイベ
ントであるので、ステップS107に進んでオフイベン
トに係る鍵の消音処理を行う。
【0023】次に、ステップS108に進んで優先鍵選
択処理を行う。この優先鍵選択処理は、上述したよう
に、オフイベントが行われたときに押圧されている鍵が
複数個存在する場合に、上記押圧されている鍵の中から
優先鍵を選択する処理である。上記優先鍵選択処理が終
了したら、次に、ステップS109に進み、優先鍵の有
無を判定する。この判定の結果、優先鍵がなかった場合
には、上述したステップS104に進んでその他の処理
を行い、その後ステップS102に戻る。
【0024】一方、ステップS109の判定の結果、優
先鍵がある場合にはステップS110に進み、ヴェロシ
ティ値記憶手段120に記憶されているヴェロシティ値
を読み出す。本実施の形態においては、リトリガーする
優先鍵の押鍵時のヴェロシティ値をヴェロシティ値記憶
手段120から読み込む。
【0025】上述のようにしてヴェロシティ値を読み込
んだら、次にステップS111に進み、上記読み込んだ
ヴェロシティ値を用いてリトリガー時の発音処理を行
う。このようにして、発音処理を行うことにより、本実
施の形態の電子楽器にてはそれまでに発音されていた楽
音の強弱の影響を受けながら、演奏の流れの中で違和感
のなヴェロシティ値でソロ機能を用いたレガート演奏を
オフイベント時に行うことができる。
【0026】一方、ステップS106の判定の結果、鍵
盤イベントがオンイベントであった場合には、ステップ
S106からステップS112に進んでオンイベントにお
ける優先鍵選択処理を行う。そして、この処理が終了し
たらすステップS113に進み、押鍵が優先鍵であるか
否かを判定し、上記オンイベントに係わる鍵が優先鍵で
なかった場合にはステップS104に進み、上述した処
理を繰り返し行う。
【0027】一方、ステップS113の判定の結果、上
記押鍵が優先鍵であった場合には、ステップS114に
進み、押鍵時の発音処理を行う。この発音処理は、上記
オンイベントに係わる鍵のヴェロシティ値を用いて行
う。
【0028】上記ステップS114における押鍵時の発
音処理が終了したら、次に、ステップS115に進み、
今回のオンイベントは、全鍵が離鍵された状態における
初押鍵であるか否かを判断する。この判断の結果、上記
押鍵が初の押鍵であった場合にはステップS116に進
み、上記初押鍵時のヴェロシティ値をヴェロシティ値記
憶手段120に保管する処理を行う。
【0029】図3は、本実施の形態の電子楽器の要部構
成を示すブロック図である。この電子楽器は鍵盤11、
操作パネル12、表示装置13、押鍵速度(ヴェロシテ
ィ)検出回路14などを備える。
【0030】また、この電子楽器の回路部は、バス18
によって結合されたCPU21、ROM20、RAM1
9からなるマイクロコンピュータで構成されている。上
記CPU21は、鍵盤11に結合されたキースイッチ回
路15から鍵盤11の操作情報を検出し、また操作パネ
ル12に結合されたパネルスイッチ回路16からパネル
スイッチの操作情報を検出する。
【0031】操作パネル12には、テンキースイッチ1
2a、及びリズム伴奏、自動コード演奏、アドリブフレ
ーズ演奏などのモードを選択するための選択ボタン12
bが設けられている。操作パネル12を操作することに
よって選択されたリズムや楽器の種類は、CPU21か
ら表示ドライブ回路17を介して表示装置13に与えら
れる表示データに基づいて表示される。
【0032】CPU21は、鍵盤操作に対応した音符情
報やパネルスイッチ操作に対応したリズム、音色などの
パラメータ情報を楽音発生回路22に送出する。楽音発
生回路22は、これらの情報に基づいてROM20の波
形メモリ部からPCM音源データを読み出し、その振幅
やエンべロープを加工してD/A変換器23に出力す
る。D/A変換器23によりディジタル/アナログ変換
された楽音信号は、アンプ24を介してスピーカ25に
与えられる。
【0033】本実施の形態のオンイベント処理手段11
2、第1の優先鍵処理手段113、オフイベント処理手
段114、第2の優先鍵処理手段115、発音処理手段
116等は上記RAM19、ROM20、CPU21よ
りなるコンピュータのプログラムにより構成されてい
る。
【0034】(本発明の他の実施の形態)本発明は複数
の機器から構成されるシステムに適用しても1つの機器
からなる装置に適用しても良い。
【0035】また、上述した実施の形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するための
ソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMP
U)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイス
を動作させることによって実施したものも、本発明に含
まれる。
【0036】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコード自体、およびその
プログラムコードをコンピュータに供給するための手
段、例えば上記プログラムコードを格納した記憶媒体は
本発明を構成する。プログラムコードを記憶する記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気
テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いるこ
とができる。
【0037】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施の形態で説
明機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
がコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーテ
ィングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト
等の共同して上述の実施の形態で示した機能が実現され
る場合にも係るプログラムコードは本発明の実施の形態
に含まれる。
【0038】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】本発明の電子楽器は、上述したように、
本発明によれば、オンイベント時にヴェロシティ値を検
出する検出手段と、上記検出手段によって検出された新
しいヴェロシティ値と、記憶手段に記憶されている前回
のヴェロシティ値との平均値を求め、上記平均値を用い
てリトリガー処理を行い、次に発音する優先鍵選択され
た鍵に対応する楽音の音量を制御するようにしたので、
それまでに発音されていた楽音の強弱の影響を受けつつ
も、演奏の流れにおいて違和感の少ないヴェロシティ値
で発音することが可能となり、ソロ機能を用いたレガー
ト演奏を良好に行うことができる。
【0040】また、本発明の他の特徴によれば、所定の
音量値よりも大きな音量または小さすぎる音量を発生さ
せるタッチ値については、優先鍵に係わる楽音を発音す
る際の音量算出データに使用しないようにしたので、通
常とは異なる音量で1音が演奏された後でも、違和感の
ないレガート演奏を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、レガート演奏を行
うための機能の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態の電子楽器で行う音量制御手順の詳
細を説明するフローチャートである。
【図3】実施の形態の電子楽器の具体的な構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
11 鍵盤 12 操作パネル 13 表示装置 14 押鍵速度検出回路 15 キースイッチ回路 16 パネルスイッチ回路 17 表示ドライブ回路 18 バス 19 RAM 20 ROM 21 CPU 22 楽音発生回路 23 D/A変換器 24 アンプ 25 スピーカ 110 鍵盤 111 鍵盤イベント検出手段 112 オンイベント処理手段 113 第1の優先鍵処理手段 114 オフイベント処理手段 115 第2の優先鍵処理手段 116 発音処理手段 117 楽音発生手段 120 ヴェロシティ値記憶手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単音優先機能を有する電子楽器におい
    て、 押鍵された鍵のヴェロシティ値を検出する押鍵ヴェロシ
    ティ値検出手段と、 上記押鍵ヴェロシティ値検出手段によって検出された上
    記押鍵された鍵のヴェロシティ値を記憶するヴェロシテ
    ィ値記憶手段と、 それまで発音していた鍵が離鍵されたときに押圧されて
    いる鍵の中から優先鍵を選択する優先鍵選択手段と、 上記ヴェロシティ値記憶手段に記憶されている上記押鍵
    された鍵のヴェロシティ値を上記ヴェロシティ値記憶手
    段から読み出し、上記読み出したヴェロシティ値に対応
    する音量で、上記優先鍵選択手段によって選択された優
    先鍵に係る楽音を発生させる楽音発生手段とを具備する
    ことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】 単音優先機能を有する電子楽器における
    楽音発生制御方法において、 押鍵された鍵のヴェロシティ値を検出する押鍵ヴェロシ
    ティ値検出処理と、 上記押鍵ヴェロシティ値検出処理によって検出された上
    記押鍵された鍵のヴェロシティ値をヴェロシティ値記憶
    手段に記憶するヴェロシティ値記憶処理と、 それまで発音していた鍵が離鍵されたときに押圧されて
    いる鍵の中から優先鍵を選択する優先鍵選択処理と、 上記ヴェロシティ値記憶手段に記憶されている上記押鍵
    された鍵のヴェロシティ値を読み出し、上記読み出した
    ヴェロシティ値に対応する音量で、上記優先鍵選択処理
    によって選択された優先鍵に係る楽音を発生させる楽音
    発生処理とを行うことを特徴とする楽音発生制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電子楽器を構成する各
    手段としてコンピュータ機能させるプログラムを格納し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の楽音発生制御方法の手
    順をコンピュータに実行させるプログラムを格納したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
JP30440799A 1999-09-28 1999-10-26 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体 Pending JP2001125570A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30440799A JP2001125570A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体
US09/670,887 US6362410B1 (en) 1999-09-28 2000-09-28 Electronic musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30440799A JP2001125570A (ja) 1999-10-26 1999-10-26 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001125570A true JP2001125570A (ja) 2001-05-11

Family

ID=17932646

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30440799A Pending JP2001125570A (ja) 1999-09-28 1999-10-26 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001125570A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212490A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Yamaha Corp 楽音の発音制御装置および発音制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007212490A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Yamaha Corp 楽音の発音制御装置および発音制御プログラム
JP4497100B2 (ja) * 2006-02-07 2010-07-07 ヤマハ株式会社 楽音の発音制御装置および発音制御プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4049014B2 (ja) 楽譜表示装置および楽譜表示コンピュータプログラム
JP3239411B2 (ja) 自動演奏機能付電子楽器
JPH0968980A (ja) 電子鍵盤楽器の音色制御装置
JP3844286B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JP2001125572A (ja) 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体
US6362410B1 (en) Electronic musical instrument
JP2001125570A (ja) 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体
JP3800778B2 (ja) 演奏装置及び記録媒体
JP2889841B2 (ja) 電子楽器自動伴奏時のコード変化処理方法
JP2001125571A (ja) 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体
US20230386441A1 (en) Electronic musical instrument, key scanning method and non-transitory computer readable medium
JP3439312B2 (ja) 電子楽器のピッチ制御装置
JP4214845B2 (ja) 自動アルペジオ装置および同装置に適用されるコンピュータプログラム
JP2953217B2 (ja) 電子楽器
JP2538087B2 (ja) 電子楽器
JP3034398B2 (ja) 電子楽器の制御装置
JP2008216871A (ja) 電子鍵盤楽器およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP3862988B2 (ja) 電子楽器
US6548748B2 (en) Electronic musical instrument with mute control
JP3375220B2 (ja) 電子楽器
JP2001100750A (ja) 電子楽器、楽音発生制御方法及び記憶媒体
JP3356326B2 (ja) 電子楽器
JP2953937B2 (ja) 電子楽器の音量調整装置
JP3095921B2 (ja) 電子楽器のアフター・タッチ・コントロール装置
JPH07160255A (ja) 電子楽器の自動伴奏装置