JP2001122541A - エレベータ用映像伝送システム - Google Patents

エレベータ用映像伝送システム

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JP2001122541A
JP2001122541A JP29807599A JP29807599A JP2001122541A JP 2001122541 A JP2001122541 A JP 2001122541A JP 29807599 A JP29807599 A JP 29807599A JP 29807599 A JP29807599 A JP 29807599A JP 2001122541 A JP2001122541 A JP 2001122541A
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video
elevator
transmitter
floor
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JP29807599A
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Toru Iwazu
徹 岩津
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像機器間のケーブルの布線作業が削減で
き、設置時やメンテナンス時の作業性の向上が可能なエ
レベータ用映像伝送システムを得る。 【解決手段】 エレベータ乗り場周囲またはエレベータ
かご内の少なくともどちらか一方を撮影する複数のカメ
ラ(16a〜16c)と、このカメラによって撮影され
た映像を無線信号に変換して送信する送信機(17a〜
17cおよび18a〜18c)と、この送信機から送信
される無線信号を受信し、映像信号に復調する受信機
(220、21)と、この受信機から出力された映像信
号を表示する表示手段(15)と、複数のカメラ(16
a〜16c)によって撮影された映像の中から表示手段
(15)に表示する映像を選択する映像選択手段(17
a〜17c)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エレベータかご
やエレベータ乗り場等に設置されたカメラ等の映像入力
機器とエレベータかご内等に設けられたモニター等の映
像表示機器との間で映像情報を伝送するエレベータ用映
像伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13に、従来のエレベータ用映像伝送
システムの構成を表す構成図を示す。図において、1は
乗客を上下階に運搬するエレベータかご、2はビル内に
設けられ内部をエレベータかご1が上下に走行する昇降
路、3は一端がエレベータかご1に、他端が釣り合い錘
4に連結され、巻き上げ機5によって巻き上げられるこ
とによりエレベータかご1を昇降路4内で上下に移動さ
せる主ロープ、6はビルの屋上に設けられた機械室7内
に設置され、制御ケーブル8を介して巻き上げ機5を制
御するエレベータ制御盤、9は機械室7内に設置され、
エレベータ制御盤6および管理室10内のビデオ装置1
1から、それぞれ、インジケータ信号伝送ケーブル12
および映像伝送ケーブル13を介して伝送される映像信
号を処理する伝送制御盤、14は伝送制御盤から出力さ
れる映像情報をエレベータかご1内に設置されたモニタ
ー15に伝送するかご用映像伝送ケーブルである。
【0003】以下、この従来装置の動作について説明す
る。図13において、エレベータ制御盤6は、例えば、
巻き上げ機5に設けられた回転角センサ(図示せず)の
情報を制御ケーブル8を介して収集することにより、エ
レベータかご1の位置を検出するとともに、この位置情
報と各階の乗り場に設置された呼出しボタン(図示せ
ず)からの呼出し情報に基いてエレベータかご1の運行
スケジュールを決定し、制御ケーブル8を介して巻き上
げ機5の回転を制御することにより、エレベータかご1
の走行を制御する。
【0004】一方、この間、伝送制御盤9には、管理室
10内のビデオ装置11から出力された映像信号が映像
伝送ケーブル13を介して入力されるとともに、エレベ
ータ制御盤6からは、エレベータかご1の位置情報に基
いて生成されたエレベータかご1の最寄りの階床を表す
インジケータ信号がインジケータ信号伝送ケーブル12
を介して入力されており、伝送制御盤9がこの映像信号
とインジケータ信号の合成信号を生成し、かご用映像伝
送ケーブル14を介してエレベータかご1内のモニター
15に伝送することにより、モニター15の画面上に
は、ビデオ装置11から出力された映像に最寄りの階床
数がインポーズされた映像が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
13に示した従来のエレベータ用映像伝送システムにお
いては、各映像機器をケーブルで接続することにより映
像信号を伝送するよう構成しているため、設置にあたっ
て各映像機器間でのケーブルの布線作業が必要となり、
映像機器の数が増加するにつれて布線作業が増加するた
め、設置作業に時間がかかるといった問題点があった。
特に、この従来例においては、伝送制御盤9とエレベー
タかご1内のモニター15を昇降路2内のかご用映像伝
送ケーブル14によって接続しているため、昇降路2内
でのかご用映像伝送ケーブル14の布線作業が必要で、
メンテナンス性の点でも問題であった。
【0006】また、各映像機器をケーブルで接続してい
るため、機器の配置変更や追加時にはケーブルの再配線
が必要であり、機器の配置変更等に対する柔軟性が乏し
いといった欠点もあった。
【0007】さらに、この従来装置においては、各映像
機器をケーブルで接続するとともに、モニター15に伝
送される映像信号が、伝送制御盤9に接続されたかご用
映像伝送ケーブル14を介して伝送されるよう構成され
ているため、全ての映像信号が伝送制御盤9を経由する
こととなり、例えば、各階のエレベータ乗り場の映像を
エレベータかご1内のモニター15に映し出すような場
合においては、各階のエレベータ乗り場に設置されたカ
メラと屋上に設置された伝送制御盤9とを全てケーブル
によって接続する必要があり、階床数の大きなビルにお
いては、階床数に対応してケーブル数が増加するととも
にケーブル長も長くなるため、布線作業が膨大となるば
かりでなく、ケーブルを布線するためのスペースが大き
くなるといった欠点があった。また、これらの布線スペ
ースとして、昇降路2を利用する場合には、上記したよ
うに、布線作業やメンテナンスが一層困難であるといっ
た問題点もあった。
【0008】この発明は、従来装置の上記のような問題
点を解決するためになされたもので、この発明の第1の
目的は、映像機器間のケーブルの布線作業を削減するこ
とができ、設置時やメンテナンス時の作業性を向上でき
るとともに、布線スペースの削減が可能なエレベータ用
映像伝送システムを提供することを目的とする。
【0009】また、この発明の第2の目的は、映像機器
の再配置や追加等に対して、高い柔軟性を有するエレベ
ータ用映像伝送システムを提供することを目的とする。
【0010】また、この発明の第3の目的は、各階に設
けられた映像機器とエレベータかごに設けられた映像機
器間で映像信号を伝送することができ、しかも、構成が
シンプルなエレベータ用映像伝送システムを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タ用映像伝送システムは、上記の目的を達成するため
に、エレベータ乗り場周囲またはエレベータかご内の少
なくともどちらか一方を撮影する複数のカメラと、前記
カメラによって撮影された映像を無線信号に変換して送
信する送信機と、前記送信機から送信される無線信号を
受信し、映像信号に復調する受信機と、前記受信機から
出力された映像信号を表示する表示手段と、前記複数の
カメラによって撮影された映像の中から前記表示手段に
表示する映像を選択する映像選択手段を備えたものであ
る。
【0012】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、エレベータの運行状況に関する情報を抽
出、出力する運行情報抽出手段を備え、前記映像選択手
段が、前記運行情報抽出手段から出力されたエレベータ
の運行情報に基いて前記表示手段に表示する映像を選択
するよう構成したものである。
【0013】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記映像選択手段が、前記運行情報抽出
手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて、前
記複数のカメラの各々に設けられた前記送信機の中から
前記受信機の受信周波数に等しい無線信号を送信する送
信機を選択する送信機切換器を備えたものである。
【0014】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記受信機の受信周波数を変更可能に構
成するとともに、前記映像選択手段に、前記運行情報抽
出手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて前
記受信機の受信周波数を選択し、前記複数のカメラの各
々に設けられた前記送信機から送信されるそれぞれ異な
る送信周波数を有する複数の無線信号の中から前記受信
機が受信する無線信号を選択する受信周波数選択手段を
設けたものである。
【0015】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記表示手段を複数備えるとともに、前
記表示手段の各々に、前記受信機および前記受信周波数
選択手段を備えたものである。
【0016】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記受信機を複数備えるとともに、前記
映像選択手段が、前記運行情報抽出手段から出力された
エレベータの運行情報に基いて、前記複数の受信機によ
って受信・復調された複数の映像信号の中から、前記表
示手段に出力する映像信号を選択する映像切換器を備え
たものである。
【0017】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記送信機の送信周波数を変更可能に構
成するとともに、前記映像選択手段に、前記運行情報抽
出手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて前
記送信機の送信周波数を選択し、それぞれ異なる受信周
波数を有する複数の前記受信機の中から、前記送信機が
送信する無線信号を受信する前記受信機を選択する送信
周波数選択手段を設けたものである。
【0018】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、映像情報を再生する映像情報再生装置を
備え、前記映像選択手段が、前記複数のカメラによって
撮影された映像と前記映像情報再生装置から供給された
映像の中から前記表示手段に表示する映像を選択するよ
う構成したものである。
【0019】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記映像情報再生装置から供給される映
像を無線信号に変換して送信する送信機を備えたもので
ある。
【0020】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記受信機を複数備えるとともに、前記
複数の受信機から出力された複数の映像信号を合成し、
前記表示手段に出力する映像合成手段とを備えたもので
ある。
【0021】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記映像選択手段が、エレベータのイン
ジケータ信号に基いて前記表示手段に表示する映像を選
択するよう構成したものである。
【0022】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記カメラを各階のエレベータ乗り場に
設けるとともに、前記表示手段をエレベータかご内に設
置し、前記映像選択手段が、前記インジケータ信号に基
いて、最寄りに位置する階のエレベータ乗り場に設置さ
れた前記カメラからの映像を選択し、前記表示手段に表
示するよう構成したものである。
【0023】また、この発明に係るエレベータ用映像伝
送システムは、前記送信機を前記エレベータかごの昇降
路に沿って配置するとともに、前記受信機を前記エレベ
ータかごに設置したものである。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1であるエレベータ用映像伝送システムの
全体構成図であり、図において、1は乗客を上下階に運
搬するエレベータかご、2はビル内に設けられ内部をエ
レベータかご1が上下に走行する昇降路、3は一端がエ
レベータかご1に、他端が釣り合い錘4に連結され、巻
き上げ機5によって巻き上げられることによりエレベー
タかご1を昇降路4内で上下に移動させる主ロープ、6
はビルの屋上の機械室7内に設置され、制御ケーブル8
を介して巻き上げ機5を制御するエレベータ制御盤、1
5はエレベータかご1内に設置された表示手段である液
晶等によるモニター、16a〜16cはそれぞれ各階
(図1では、1階〜3階の場合を例示)のエレベータ乗
り場に設置されエレベータ乗り場の周囲を撮影する映像
入力手段であるカメラ、17a〜17cは各カメラ16
a〜16cによって撮影された映像信号を無線信号に変
換する送信制御装置、18a〜18cは、昇降路2内に
設置され、各々、送信制御装置17a〜17cによって
変換された無線信号を送信する送信アンテナ、19はエ
レベータ制御盤6とエレベータ乗り場の各機器を接続す
るとともに、送信制御装置17a〜17cにインジケー
タ信号を供給するエレベータ乗り場配線ケーブル、20
はエレベータかご1の上部に設置され送信アンテナ18
a〜18cから送信される無線信号を受信する受信アン
テナ、21は受信アンテナ20によって受信された無線
信号を映像信号に復調し、モニター15に出力する受信
制御装置である。
【0025】図2には、この実施の形態1のエレベータ
用映像伝送システムのシステムブロック図を示す。図に
おいて、16a〜16cは各階に設置されたカメラ、2
2a〜22cは送信制御装置17a〜17cの一部と送
信アンテナ18a〜18cから構成される送信機、23
は受信アンテナ20と受信制御装置21からなる受信
機、15はモニターであり、送信機22a〜22cには
エレベータ乗り場配線ケーブル19を介して運行情報抽
出手段であるエレベータ制御盤6から出力されるインジ
ケータ信号が入力されている。また、図1に示したよう
に、この実施の形態1では、エレベータ乗り場に設置さ
れたカメラ16a〜16cに対応して送信機22が複数
個(この場合は、3個)設けられており、各送信機22
a〜22cの送信周波数が同一周波数(f1)に設定さ
れるとともに、受信機23の受信周波数は送信機22の
送信周波数(f1)に一致させられている。
【0026】また、図3および図4には、それぞれ、こ
の実施の形態1における送信側および受信側の詳細な構
成を表すブロック図を示す。図3において、17は送信
制御装置17a〜17cのひとつを表しており、カメラ
16から出力される映像信号が入力される映像信号入力
ポート30、映像信号入力ポート30に入力された映像
信号を変調し、無線信号に変換する変調回路31、変調
回路31によって生成された無線信号を増幅し、送信ア
ンテナ18に出力する送信回路32、この送信制御装置
17が設置される階床を設定・記憶する設置階床設定回
路33、エレベータ制御盤6から出力されるインジケー
タ信号がエレベータ乗り場配線ケーブル19を介して入
力される制御盤用入力ポート34、これらの各部要素を
制御するとともに、各種演算処理を行なうCPU(中央
演算処理装置)35、CPU35で行なう各種の処理プ
ログラムを記憶するROM(Read Only Memory)36、
および、CPU35の演算処理において使用するRAM
(Random Access Memory)37から構成され、映像信号
入力ポート30、変調回路31、送信回路32、送信ア
ンテナ18、CPU35、ROM36およびRAM37
が上述した送信機22を構成するとともに、設置階床設
定回路33および制御盤用入力ポート34がCPU3
5、ROM36、RAM37と協働して、動作する送信
機を選択する映像選択手段の送信機切換器38を構成し
ている。
【0027】また、図4において、21は受信制御装置
であり、受信アンテナ20によって受信された無線信号
が入力される受信回路41、受信回路41から出力され
た無線信号を復調し、映像信号に変換する復調回路4
2、復調回路42から出力された映像信号をモニター1
5に出力する映像信号出力ポート43、これらの各部要
素を制御するとともに、各種演算処理を行なうCPU
(中央演算処理装置)44、CPU44で行なう各種の
処理プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)
45、および、CPU44の演算処理において使用する
RAM(Random Access Memory)46から構成され、上
述したように、この受信制御装置21と受信アンテナ2
0により送信機22によって送信された無線信号を受信
する受信機23が構成されている。
【0028】以下、この実施の形態1のエレベータ用映
像伝送システムの動作について説明する。なお、エレベ
ータが上下に走行する動作については、従来装置と全く
同様であるため説明を省略し、以下では、各階のエレベ
ータ乗り場に設置されたカメラ16a〜16cの映像が
エレベータかご1内のモニターに表示されるまでの動作
を中心に説明する。
【0029】図1に示すように、各階のエレベータ乗り
場に設置されたカメラ16a〜16cによって撮影され
た映像は、それぞれ、送信制御装置17a〜17cによ
って無線信号に変換され、送信アンテナ18a〜18c
から昇降路2内に送信される。一方、エレベータかご1
の上部に設置された受信アンテナ20がこの送信アンテ
ナ18a〜18cから送信された無線信号を受信する
と、受信制御装置21がこの無線信号を映像信号に復調
し、モニター15に出力することにより、カメラ16a
〜16cによって撮影された映像がモニター15上に表
示されることとなる。
【0030】以下では、エレベータかご1の移動に伴っ
て、各送信機22a〜22cと受信機23との間でどの
ように無線信号が送受信されるかについて図1および図
2を用いて説明する。エレベータかご1が1階から上方
向に移動する場合を想定すると、まず、エレベータかご
1が1階に着床している時、エレベータ乗り場配線ケー
ブル19にはエレベータ制御盤6から1階を表すインジ
ケータ信号が出力されており、各送信制御装置17a〜
17cではこのインジケータ信号が受信されると、イン
ジケータ信号が示す階床が識別され、この場合、送信制
御装置17の送信機切換器38は、1階のカメラ16a
に接続された送信機22aのみを送信状態とし、その他
の送信機22b、22cをOFFとするよう動作する。
こうして、エレベータかご1が1階に着床している時、
受信機23には1階の送信機22aのみから無線信号が
送信され、この結果、モニター15には、1階のカメラ
16aによって撮影された映像が写し出されることにな
る。
【0031】次に、このエレベータかご1が上方向に移
動し最寄りの階が2階になると、エレベータ制御盤6か
ら出力されるインジケータ信号が2階を表す信号に切り
替わり、この結果、各階に設置された送信制御装置17
の送信機切換器38が、2階のカメラ16bに接続され
た送信機22bのみを送信状態とし、その他の送信機2
2a、22cをOFFとするよう切り替わる。こうし
て、受信機23には2階の送信機22bのみから無線信
号が送信されようになり、モニター15には、2階のカ
メラ16bによって撮影された映像が写し出される。
【0032】以下同様に、エレベータかご1が移動し、
エレベータ制御盤6から出力されるインジケータ信号が
切り替わると、これに同期して動作する送信機22が順
次切り替わり、複数個設けられた送信機22a〜22c
の中から常にインジケータ信号が表す階床に対応したい
ずれか1局の送信機22が選択されて、無線信号が送信
されるため、モニター15には、エレベータかご1の移
動に伴って各階のカメラ16a〜16cによって撮影さ
れた映像が順次写し出されることになる。なお、この実
施の形態1では、上記の説明から明らかなように、受信
機23は送信機22からの無線信号を受信して映像信号
に復調すればよく、インジケータ信号を識別する機能は
不要である。
【0033】以下、図3及び図4を用いて、この間の各
部要素の動作について詳述する。図3において、送信制
御装置17の設置階床設定回路33にはこの送信制御装
置17が設置される階床が予め登録・記憶されており、
CPU35は制御盤用入力ポート34を介してエレベー
タ制御盤6から入力されたインジケータ信号とこの設置
階床設定回路33に記憶された階床とを比較し、特定の
インジケータ信号が入力された場合、すなわち、これら
が一致した場合にのみ送信機22を動作させ、映像信号
入力ポート30から入力されたカメラ16の映像信号を
変調回路31が無線信号に変換し、送信回路32を介し
て送信アンテナ18から送信する。
【0034】一方、受信機23は、常に動作状態にあ
り、送信機22から映像信号を含んだ無線信号が送信さ
れると、この無線信号が受信アンテナ20によって受信
され、受信回路41および復調回路42を介して映像信
号に復調され、映像信号出力ポート43からモニター1
5に出力されることにより、受信された映像がモニター
15上に表示される。
【0035】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、各階のエレベータ乗り場に設置されたカメラ1
6a〜16cとエレベータかご内のモニター15間での
映像信号の伝送を送信機22と受信機23により無線通
信で行なうよう構成したため、映像信号を伝送するため
の布線作業が削減でき、設置時の作業効率が向上すると
ともに、カメラ16a〜16cの設置階の変更等が容易
となり、配置変更等に柔軟に対応できる効果がある。
【0036】また、昇降路2内に映像信号を伝送するた
めのかご用映像伝送ケーブル14を設ける必要がないた
め、設置時の作業が容易になるとともに、メンテナンス
も容易となる効果がある。
【0037】また、各階のエレベータ乗り場に設置され
たカメラ16a〜16cから出力される映像信号を各階
に設置された複数の送信制御装置17a〜17cおよび
送信アンテナ18a〜18cを介してエレベータかご1
の受信機23に直接送信するよう構成したため、複数の
カメラ16a〜16cから映像信号を伝送制御盤6等に
集約するためのケーブル配線が不要となり、特に、多階
床のビルにおいて、布線作業が大幅に減少する効果があ
る。
【0038】また、送信制御装置17a〜17cが、エ
レベータかご1の位置に対応して動作する送信機22を
選択し、各階に設置されたカメラ16a〜16cの映像
信号を自動的に切り替えて送信するよう構成したため、
集約した複数の映像信号を切り替える装置が不要とな
り、システム構成がシンプルとなる効果がある。
【0039】また、送信制御装置17a〜17cが、エ
レベータ制御盤6から出力され、エレベータの制御に用
いられるインジケータ信号を利用することにより、エレ
ベータかご1とともに移動する受信機23の位置に対応
した適切な送信機22を選択するよう構成したため、位
置情報の精度および信頼性が高くなり、送信機22の切
り換えのタイミングや位置がより高精度となる効果があ
る。
【0040】また、エレベータ乗り場の各機器に接続さ
れたエレベータ乗り場配線ケーブル19を利用して、送
信制御装置17a〜17cにインジケータ信号を入力す
るよう構成したため、送信制御装置17a〜17c専用
のケーブルを新たに設ける必要がなくなり、布線作業が
一層削減できる効果がある。
【0041】また、エレベータかご1の位置に対応して
モニター15上に適切な映像が自動的に表示されるた
め、乗客への情報提供のサービスが高まるとともに、特
に、カメラ16a〜16cによって撮影された最寄りの
階床のエレベータ乗り場の映像をエレベータかご1内の
モニター15に表示するよう構成したため、乗降に先立
ってエレベータ乗り場の状況を把握することができ、降
車する乗客と乗車する乗客との衝突を防止できる効果が
ある。
【0042】また、カメラ16a〜16cによって撮影
された映像信号を機械室7を経由せず、送信機22から
受信機23に直接伝送するよう構成したため、機械室7
内に設置されたエレベータ駆動用インバータ装置等から
のノイズの影響が軽減される効果がある。
【0043】なお、上記実施の形態1においては、設置
階床設定回路33によって設定された階床とインジケー
タ信号とが一致しない場合、送信制御装置17が送信機
22の送信動作を停止(OFF)するよう構成した例を
示したが、インジケータ信号と一致しない階床の送信機
22からの無線信号が受信機23によって受信されない
よう構成すればよく、例えば、送信機22の送信周波数
を受信機23の受信周波数と異なる周波数に切り替える
よう構成してもよい。
【0044】また、上記実施の形態1では、モニター1
5をエレベータかご1にひとつだけ設置した例を示した
が、モニター15を複数設置してもよく、この場合、各
モニター15のそれぞれに対応して受信機23と複数の
送信機22を設置し、各送信機22と受信機23間の送
受信周波数を各対毎に互いに異なる周波数に設定すれ
ば、同時に複数の映像を伝送することが可能である。
【0045】また、上記実施の形態1では、エレベータ
乗り場に設置されたカメラ16a〜16cの映像信号を
昇降路2内に設置された送信アンテナ18a〜18cか
ら送信し、エレベータかご1の上部に設置された受信機
23で受信した後、エレベータかご1内のモニター15
に表示する場合について説明したが、逆に、エレベータ
かご1内にカメラを設け、この映像信号をエレベータか
ご1上に設置した送信機から昇降路2に沿って設けられ
た複数の受信機に送信し、エレベータかご1内の状況
を、順次エレベータ乗り場のモニターに表示するよう構
成してもよい。
【0046】さらに、上記実施の形態1では、一例とし
て、インジケータ信号を巻き上げ機5の回転角から間接
的に求める場合について説明したが、エレベータかご1
と昇降路2間にリニア位置センサを設け、エレベータか
ご1の位置を直接検出してもよく、この場合、主ロープ
3のたわみや巻き上げ機5のスリップによる影響を排除
することができるため、エレベータかご1の位置が一層
正確に検出でき、より精度よく送信機22を選択できる
効果がある。
【0047】実施の形態2.図5には、この発明の実施
の形態2であるエレベータ用映像伝送システムの全体構
成図を示す。図において、24はエレベータ制御盤6か
らエレベータかご1上に設置された受信制御装置21に
インジケータ信号を供給するインジケータ伝送ケーブル
であり、この実施の形態2は、図1に示した実施の形態
1と比べ、エレベータ制御盤6から出力されるインジケ
ータ信号が送信制御装置17a〜17cには入力され
ず、インジケータ伝送ケーブル24を介して受信制御装
置21に入力されている点に特徴がある。なお、図中、
図1と同一または相当部分は、同一符号を付し、説明を
省略する。
【0048】図6には、この実施の形態2のエレベータ
用映像伝送システムのシステムブロック図を示す。図に
おいて、16a〜16cは各階に設置されたカメラ、2
2a〜22cは送信制御装置17a〜17cと送信アン
テナ18a〜18cから構成される送信機、23は受信
アンテナ20と受信制御装置21からなる受信機、15
はモニターであり、上記したように、受信機23の受信
制御装置21にはインジケータ伝送ケーブル24を介し
てエレベータ制御盤6から出力されるインジケータ信号
が入力されている。なお、実施の形態1と同様に、各カ
メラ16a〜16cに対応して、送信機22が複数個
(この場合は、3個)設けられているものの、この実施
の形態2では、各送信機22a〜22cの送信周波数が
それぞれ異なる周波数(f1〜f3)に設定されており、
また、受信機23は、その受信周波数が各送信機22a
〜22cの送信周波数間で切り換え可能に構成されてい
る。
【0049】図7および図8には、それぞれ、この実施
の形態2における送信側および受信側のシステム構成を
表すブロック図を示す。上記したように、この実施の形
態2では、送信制御装置17がエレベータ制御盤6と接
続されておらず、従って、図7に示された送信制御装置
17はエレベータ制御盤6から出力されるインジケータ
信号を入力される制御盤用入力ポート34を備えていな
い。なお、その他、図中、図3と同一符号は、同一また
は相当部分であるため説明を省略する。
【0050】また、図8に示すように、この実施の形態
2では、受信制御装置21に、新たに制御盤用入力ポー
ト47が設けられ、エレベータ制御盤6から出力された
インジケータ信号がインジケータ伝送ケーブル24を介
してこの制御盤用入力ポート47から受信制御装置21
内に入力されるよう構成されている。さらに、受信回路
41の受信周波数を変更可能に構成するとともに、制御
盤用入力ポート47は、CPU44、ROM45および
RAM46と協働して映像選択手段の受信周波数選択手
段48を構成している。すなわち、ROM45内には、
上記の各送信機22a〜22cの送信周波数(f1
3)が予め記憶されており、CPU44がROM45
内に記憶された周波数に基いて受信回路41の受信周波
数を制御することにより、受信機23の受信周波数が各
送信機22a〜22cの送信周波数間で切り換えられる
よう構成されている。なお、その他、図中、図4と同一
符号は、同一または相当部分であるため説明を省略す
る。
【0051】以下、図5および図6を参照しつつ、この
実施の形態2のエレベータ用映像伝送システムの動作に
ついて説明する。なお、エレベータが上下に走行する動
作および送信機22a〜22cと受信機23の動作につ
いては、実施の形態1と同様であるため説明を省略し、
以下では、エレベータかご1の移動に伴って、各送信機
22a〜22cと受信機23との間でどのように無線信
号が送受信されるかについて説明する。
【0052】実施の形態1と同様に、エレベータかご1
が1階から上方向に移動する場合を想定する。まず、各
送信機22a〜22cからは、常に、カメラ16a〜1
6cによって撮影されたエレベータ乗り場の映像が、各
送信機22a〜22cの固有の送信周波数(f1〜f3
で昇降路2内に送信されている。一方、エレベータかご
1が1階に着床している場合、インジケータ伝送ケーブ
ル24にはエレベータ制御盤6から1階を表すインジケ
ータ信号が出力されており、このインジケータ信号を受
信した受信制御装置21の受信周波数選択手段48が、
受信機23の受信周波数を1階の映像を送信している送
信機22aの送信周波数f1に設定することにより、1
階のカメラ16aからの映像のみが受信機23によって
受信され、モニター15に表示される。
【0053】次に、このエレベータかご1が上方向に移
動し最寄りの階が2階になると、エレベータ制御盤6か
ら出力されるインジケータ信号が2階を表す信号に切り
替わり、このインジケータ信号の変化を検出した受信制
御装置21の受信周波数選択手段48が、受信機23の
受信周波数を2階のカメラ16bに接続された送信機2
2bの送信周波数f2に切り替えることにより、2階の
映像のみが受信機23によって受信され、モニター15
に写し出される。
【0054】以下同様に、エレベータかご1の移動に伴
ってエレベータ制御盤6から出力されるインジケータ信
号が変化すると、これに同期して受信制御装置21が受
信機23の受信周波数をインジケータ信号が表す階床に
対応した送信機22の送信周波数に切り替え、受信機2
3によって受信される映像を順次切り換えるため、モニ
ター15には、各階のカメラ16a〜16cによって撮
影された映像が順次写し出されることになる。
【0055】以下では、図7及び図8を用いて、この間
の各部要素の動作について詳述する。図7において、送
信制御装置17の設置階床設定回路33にはこの送信制
御装置17が設置される階床が予め登録・記憶されてお
り、CPU35は、映像信号入力ポート30から入力さ
れたカメラ16の映像信号を、設置階床設定回路33に
記憶された階床に対応した送信周波数で変調、送信する
よう変調回路31および送信回路32を制御する。
【0056】一方、受信制御装置21の制御盤用入力ポ
ート47には、インジケータ伝送ケーブル24を介して
エレベータ制御盤6からインジケータ信号が入力される
とともに、ROM45内には各階床に設置された送信機
22a〜22cの送信周波数が予め記憶されており、C
PU44は、制御盤用入力ポート47から入力されたイ
ンジケータ信号に基いて、対応する階床に設置された送
信機22の送信周波数をROM45から読み出し、受信
周波数をこの送信周波数に設定するよう、受信回路41
および復調回路42を制御する。こうして、受信機23
の受信周波数がインジケータ信号に対応した送信機22
の送信周波数に設定されると、この送信機から送信され
た無線信号が受信アンテナ20によって受信され、受信
回路41および復調回路42を介して映像信号に復調さ
れ、映像信号出力ポート43からモニター15に出力さ
れることにより、受信された映像がモニター15上に表
示される。
【0057】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、各階のエレベータ乗り場に設置されたカメラ1
6a〜16cとエレベータかご内のモニター15間での
映像信号の伝送を送信機22と受信機23により無線通
信で行なうよう構成したため、映像信号を伝送するため
の布線作業が削減でき、設置時の作業効率が向上すると
ともに、カメラ16a〜16cの設置階の変更等が容易
となり、配置変更等に柔軟に対応できる効果がある。
【0058】また、昇降路2内に映像信号を伝送するた
めのかご用映像伝送ケーブル14を設ける必要がないた
め、設置時の作業が容易になるとともに、メンテナンス
も容易となる効果がある。
【0059】また、各階のエレベータ乗り場に設置され
たカメラ16a〜16cから出力される映像信号を各階
に設置された複数の送信制御装置17a〜17cおよび
送信アンテナ18a〜18cを介してエレベータかご1
の受信機23に直接送信するよう構成したため、複数の
カメラ16a〜16cから映像信号を伝送制御盤6等に
集約するためのケーブル配線が不要となり、特に、多階
床のビルにおいて、布線作業が大幅に減少する効果があ
る。
【0060】また、カメラ16a〜16cによって撮影
された映像信号を機械室7を経由せず、送信機22から
受信機23に直接伝送するよう構成したため、機械室7
内に設置されたエレベータ駆動用インバータ装置等から
のノイズの影響が軽減される効果がある。
【0061】さらに、受信制御装置21が、エレベータ
制御盤6から出力されるインジケータ信号を利用して、
受信機23の受信周波数を切り替えるよう構成したた
め、位置情報の精度および信頼性が高くなり、受信周波
数の切り換えのタイミングがより高精度になるととも
に、エレベータを制御する上で不可欠のインジケータ伝
送ケーブルを利用してインジケータ信号を受信機23に
伝送することができ、新たに昇降路2内に専用のケーブ
ルを配線する必要がなく、設置時およびメンテナンス時
の作業性が改善される効果がある。
【0062】また、エレベータかご1の位置に対応して
モニター15上に適切な映像が自動的に表示されるた
め、乗客への情報提供のサービスが高まるとともに、特
に、カメラ16a〜16cによって撮影された最寄りの
階床のエレベータ乗り場の映像をエレベータかご1内の
モニター15に表示するよう構成したため、乗降に先立
ってエレベータ乗り場の状況を把握することができ、降
車する乗客と乗車する乗客との衝突を防止できる効果が
ある。
【0063】なお、上記実施の形態1および実施の形態
2では、カメラ16a〜16cおよび送信制御装置17
a〜17cを各階に設けた場合について説明したが、必
ずしも全階床に設置する必要はなく、必要階のみもしく
は複数階に跨って設置するよう構成してもよい。また、
各送信機22a〜22cに同一の映像信号を供給するよ
う構成すれば、同一の映像を連続してエレベータかご1
内のモニター15に伝送することも可能である。
【0064】また、上記実施の形態1および実施の形態
2では、送信機22に映像信号を入力する映像入力手段
として各階のエレベータ乗り場周辺を撮影するカメラ1
6a〜16cを用いた例を示したが、例えば、各階の売
り場案内等の映像情報を各階に設置されたビデオ装置
(VTR、DVD、LD)等の映像情報再生装置から送
信機22に入力するよう構成してもよく、この他、映像
入力手段として種々の映像入力機器を用いることがで
き、また、カメラを含む各種の映像入力機器をシステム
内に混在させてもよい。さらに、送信制御装置17a〜
17cに複数個の映像信号入力ポート30を設ければ、
カメラ16a〜16cの他、各種の映像入力機器を複数
接続することができ、これらの映像信号をCPU35に
よって制御される画像処理回路(図示せず)等によって
処理するよう構成すれば、複数映像の合成やこれらの映
像信号間での切り換えを行なうことも可能である。
【0065】実施の形態3.図9には、この発明の実施
の形態3として、上記実施の形態2において、モニター
15および受信機23をエレベータかご1に複数個(2
個)設置した場合のシステム構成図を示す。図におい
て、15aおよび15bはエレベータかご1内に設置さ
れた表示手段であるモニター、23aおよび23bは、
それぞれ、エレベータかご1の上部に設置されモニター
15aおよび15bに映像信号を出力する受信機、6は
エレベータの運行状況を把握し、受信機23aおよび2
3bのそれぞれに設けられた受信制御装置にインジケー
タ信号を供給する運行情報抽出手段であるエレベータ制
御盤であり、この実施の形態3においては、送信機22
a〜22cから送信される無線信号の周波数(f1
3)に対して、受信機23aおよび23bとも受信周
波数がf1〜f3で切り替えられるよう構成されている。
【0066】以下、この実施の形態3の動作について説
明する。エレベータかご1の移動に伴ってエレベータ制
御盤6から出力されるインジケータ信号が変化すると、
上記実施の形態2と同様にして、受信機23aおよび2
3bの受信周波数が切り換えられる。ここで、受信機2
3aの受信周波数がインジケータ信号が表す階床の送信
機22の送信周波数に、また、受信機23bの受信周波
数がインジケータ信号が表す階床より1階上の階床の送
信機22の送信周波数に切り替えられるよう各受信制御
装置内の受信周波数選択手段を設定しておけば、エレベ
ータかご1の移動に伴ってモニター15aおよび15b
には、それぞれ、インジケータ信号が示す階床およびそ
の1階上のカメラ16からの映像が写し出されることに
なる。
【0067】こうして、この実施の形態3によれば、受
信周波数を送信機機23a〜23cの送信周波数間で切
り換え可能に構成した複数の受信機23a、23bを備
えたため、上記実施の形態2の効果に加えて、送信機2
2a〜22cから送信される複数の映像信号を受信機2
3aおよび23bによって同時に受信することが可能と
なる効果がある。
【0068】また、受信機23a、23bの受信制御装
置の各々にインジケータ信号によって受信する映像信号
を選択する受信周波数選択手段を備えたため、各受信機
23a、23bに接続された複数のモニター15a、1
5bのそれぞれにエレベータの運行状況に応じた適切な
映像を表示することができ、特に、この実施の形態3に
よれば、エレベータかご1内のモニター15aおよび1
5bに、インジケータ信号が示す階床およびその1階上
のカメラ16からの映像が写し出されるため、エレベー
タかご1が上方に移動する際には1階上のエレベータ乗
り場の状況が事前に把握できる効果がある。
【0069】なお、上記の説明においては、受信機23
bがインジケータ信号が示す階床より1階上の階床のカ
メラ16からの映像を受信するよう構成した例を示した
が、同一階に設置した複数のカメラからの映像や下方階
の映像であってもよく、また、例えば上方向への移動時
は1階上、下方方向の移動時は1階下といったように、
エレベータかご1の移動方向によってこれらを切り替え
るよう構成してもよい。さらに、任意の階床に設定でき
るよう構成してもよい。
【0070】実施の形態4.図10には、この発明の実
施の形態4であるエレベータ用映像伝送システムのシス
テムブロック図を示す。図において、25a〜25c
は、それぞれ、各階床のエレベータ乗り場に設置された
カメラ16a〜16cから出力される映像信号を送信す
る送信機であり、エレベータ制御盤6からエレベータ乗
り場配線ケーブル19を介して入力されるインジケータ
信号に基いて、その送信周波数が、エレベータかご1の
上部に設置された複数の受信機23a、23bの受信周
波数f1、f2に切り換えられるよう構成されている。な
お、これらの送信機25a〜25cおよび各送信機25
a〜25cに接続された送信制御装置の詳細な回路構成
は、図3と同様であり、送信制御装置内には、インジケ
ータ信号に基いて各送信機25の送信周波数を切り換え
るため、設置階床設定回路33、制御盤用入力ポート3
4、CPU35、ROM36およびRAM37からなる
送信周波数選択手段が映像選択手段として設けられてい
る。また、図中、図9と同一または相当部分には同一符
号を付し、説明を省略する。
【0071】以下、この実施の形態4の動作について説
明する。エレベータかご1の移動に伴ってエレベータ制
御盤6から出力されるインジケータ信号が変化すると、
送信機25a〜25cに接続された送信制御装置内の送
信周波数選択手段はこのインジケータ信号の変化を検出
し、無線信号の送信周波数をf1〜f3の間で切り換え
る。ここで、例えば、受信機23aの受信周波数を
1、また、受信機23bの受信周波数をf2に設定し、
インジケータ信号が表す階床に設置された送信機が送信
周波数をf1に、また、インジケータ信号が表す階床よ
り1階上に設置された送信機の送信周波数がf2に切り
替えられるよう構成しておけば、エレベータかご1の移
動に伴って、受信機23aに接続されたモニター15a
にはインジケータ信号が表す階床に設置されたカメラか
らの映像が、また、受信機23bに接続されたモニター
15bにはインジケータ信号が表す階床より1階上に設
置されたカメラからの映像が順次写し出されることにな
る。なお、受信機23a、23bに映像信号を送信しな
い場合は、各送信機25a〜25cの送信周波数を上記
1、f2以外のf3とすればよい。
【0072】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、映像信号を無線信号で伝送するとともに、送信機2
5a〜25cの送信周波数をインジケータ信号に基いて
各受信機23a、23bの受信周波数間で切り替えるよ
う構成したため、上記実施の形態2と同様の効果が得ら
れるとともに、複数の受信機23a、23bを設置した
ため、送信機25a〜25cから送信される複数の映像
信号を同時に受信することができる効果がある。
【0073】なお、上記の説明では、カメラ16a〜1
6cおよび送信機25a〜25cをそれぞれ、異なる階
床に設置した例を示したが、複数のカメラ16および送
信機25を同一階床に設けても良く、この場合、同一階
床からの複数の映像をモニター15上に表示することが
可能であり、また、映像入力手段としてカメラ16以外
の種々の映像入力機器を利用することも可能である。
【0074】また、上記実施の形態3および実施の形態
4では、各受信機23aおよび23bから出力された映
像信号をそれぞれ、モニター15aおよび15bに入力
するよう構成したが、受信機23aおよび23bとモニ
ター15間にこれらの映像信号を合成する映像合成手段
として映像合成回路を設け、複数の映像信号を単一のモ
ニター15上に表示するよう構成してもよい。
【0075】また、上記実施の形態1ないし実施の形態
4においては、モニター15をエレベータかご1内に、
また、カメラ16や送信機22、25を各階のエレベー
タ乗り場に設置した場合を例にとって説明したが、これ
らのシステム構成を表す図2、図6、図9および図10
から明らかなように、モニター15やカメラ16の位置
はこれらの場所に限定されるものではなく、例えば、モ
ニタ15を受付や各階のエレベータ乗り場に設置した
り、また、カメラ16をエレベータかご1内に設置して
もよく、任意の場所に設置することができ、この場合
も、映像信号を無線信号によって伝送するよう構成した
ため、映像信号を伝送するための布線作業が削減でき、
設置時の作業効率が向上するとともに、カメラ16の設
置場所の変更等が容易となり、配置変更等に柔軟に対応
できる効果がある。また、同様に、モニター15に表示
する映像をインジケータ信号に基いてエレベータの運行
に同期して切り替えることも可能である。
【0076】また、上記実施の形態1ないし実施の形態
4では、運行情報抽出手段であるエレベータ制御盤6か
ら出力されるエレベータの運行情報として最寄り階を表
すインジケータ信号を用いた例を示したが、この他、エ
レベータかご1の位置や、単に、エレベータかご1が走
行中であるか停止中であるかといった情報に基いて映像
を切り替えてもよく、エレベータの運行情報として種々
の情報が利用可能である。
【0077】実施の形態5.図11には、この発明の実
施の形態5であるエレベータ用映像伝送システムのシス
テムブロック図を示す。図において、例えば、26aは
玄関周辺を撮影する第1のカメラ、26bは1階のエレ
ベータ乗り場周辺を撮影する第2のカメラ、26cはエ
レベータかご1内を撮影する第3のカメラであり、それ
ぞれ、異なる送信周波数(f1〜f3)に設定された送信
機27a〜27cに接続されている。また、この送信機
27a〜27cによって無線送信された映像信号を受信
するための受信機28a〜28cが1階の受付に設置さ
れており、受信機28a〜28cによって受信された映
像信号が映像選択手段である映像切換器29によって選
択され、表示手段である受付内のモニター30に表示さ
れるよう構成されている。
【0078】また、この実施の形態5では、映像切換器
29がケーブル31によってエレベータ制御盤6と接続
され、最寄りの階床を表すインジケータ信号およびエレ
ベータかご1が停止中であるか走行中であるか等の各種
の運行情報がエレベータ制御盤6から入力されることに
より、映像切換器29がこの運行情報に基いて受信機2
8a〜28cから出力される映像信号を選択、切り換え
るよう構成されている。
【0079】以下、この実施の形態5の具体的な動作に
ついて、一例をとって説明する。例えば、お客様等が来
訪した場合、受付係りの人は玄関周辺を撮影する第1の
カメラ26aによってお客様の来訪を知るとともに、受
付においてお客様に訪問先の階をお知らせする。ここ
で、映像切換器29が、エレベータ制御盤6から出力さ
れるインジケータ信号によって、エレベータが1階に停
止している場合は1階のエレベータ乗り場周辺を撮影す
る第2のカメラ26bの映像を、また、走行中およびそ
の他の階に停止している場合はとエレベータかご1内を
撮影する第3のカメラ26cの映像をモニター30に映
し出すよう構成しておけば、お客様が適切なエレベータ
を選択し、間違いなく訪問先の階に行き着くことができ
たかを確認することができる。
【0080】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、上記実施の形態1ないし実施の形態4と同様に、映
像信号を無線信号で伝送するよう構成したため、映像信
号を伝送するための布線作業が削減でき、設置時の作業
効率が向上するとともに、カメラ26の設置場所の変更
等が容易となり、配置変更等に柔軟に対応できる効果が
ある。
【0081】また、映像切換器29が、エレベータ制御
盤6から出力されるインジケータ信号に基いて複数の受
信機28a〜28cによって受信された映像信号を選択
し、自動的に切り換えるよう構成したため、モニター3
0上にエレベータの運行状況に対応した適切な映像を表
示することが可能となる効果がある。
【0082】実施の形態6.図12には、この発明の実
施の形態6であるエレベータ用映像伝送システムのシス
テム構成図を示す。この実施の形態6は、上記実施の形
態5に実施の形態2のシステムを付加したものであり、
図において、26aおよび27aは、それぞれ、実施の
形態2に示した各階のエレベータ乗り場に設置されたカ
メラ群16a〜16cおよび送信機群22a〜22cを
表しており、23および15は、同じく実施の形態2に
示したエレベータかご1に設置された受信機およびモニ
ターである。なお、図中、図6および図11と同一また
は相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
【0083】このように、実施の形態5に実施の形態2
のシステムを付加することにより、受付に設置されたモ
ニター30でお客様が訪問先の階で降車されたかどうか
を確認できるとともに、エレベータかご1内に設置され
たモニター15によって乗客が各階のエレベータ乗り場
の状況を把握できる効果がある。
【0084】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0085】エレベータ乗り場周囲またはエレベータか
ご内の少なくともどちらか一方を撮影する複数のカメラ
からの映像を無線信号によって伝送するとともに、表示
手段に表示する映像を映像選択手段によって選択するよ
う構成したため、映像信号を伝送するための布線作業が
削減でき、設置時やメンテナンス時の作業効率が向上す
るとともに、前記カメラの設置場所の変更等が容易とな
り、配置変更等に柔軟に対応できる効果がある。
【0086】また、前記映像選択手段が、運行情報抽出
手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて前記
表示手段に表示する映像を選択するよう構成したため、
前記表示手段上にエレベータの運行状況に対応した映像
を自動的に表示することができ、エレベータかご内の乗
客等に適切な情報を提供できる効果がある。
【0087】また、前記表示手段を複数備えるととも
に、前記表示手段の各々に、前記受信機および前記映像
選択手段を備えたため、前記表示手段の各々に適切な情
報を表示できる効果がある。
【0088】また、映像情報を再生する映像情報再生装
置を備え、前記映像選択手段が、前記複数のカメラによ
って撮影された映像と前記映像情報再生装置から供給さ
れた映像の中から前記表示手段に表示する映像を選択す
るよう構成したため、前記映像情報再生装置から供給さ
れる多様な情報も選択して表示できる効果がある。
【0089】また、前記映像情報再生装置から供給され
る映像を無線信号に変換して送信する送信機を備えたた
め、布線作業が不要となる効果ある。
【0090】また、前記受信機を複数備えるとともに、
前記複数の受信機から出力された複数の映像信号を合成
し、前記表示手段に出力する映像合成手段とを備えたた
め、単一の表示手段によって複数の情報を提供できる効
果がある。
【0091】また、前記映像選択手段が、エレベータの
インジケータ信号に基いて前記表示手段に表示する映像
を選択するよう構成したため、エレベータかごの位置情
報の精度が高くなるとともに、専用のケーブルを新たに
設ける必要がなくなり、布線作業が一層削減できる効果
がある。
【0092】また、前記カメラを各階のエレベータ乗り
場に設けるとともに、前記表示手段をエレベータかご内
に設置し、前記映像選択手段が、前記インジケータ信号
に基いて、最寄りに位置する階のエレベータ乗り場に設
置された前記カメラからの映像を選択し、前記表示手段
に表示するよう構成したため、乗降に先立ってエレベー
タ乗り場の状況を把握することができ、降車する乗客と
乗車する乗客との衝突を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1のシステム構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1のシステムブロック
図。
【図3】 この発明の実施の形態1の送信側の構成を表
すブロック図。
【図4】 この発明の実施の形態1の受信側の構成を表
すブロック図。
【図5】 この発明の実施の形態2のシステム構成図。
【図6】 この発明の実施の形態2のシステムブロック
図。
【図7】 この発明の実施の形態2の送信側の構成を表
すブロック図。
【図8】 この発明の実施の形態2の受信側の構成を表
すブロック図。
【図9】 この発明の実施の形態3のシステムブロック
図。
【図10】 この発明の実施の形態4のシステムブロッ
ク図。
【図11】 この発明の実施の形態5のシステムブロッ
ク図。
【図12】 この発明の実施の形態6のシステムブロッ
ク図。
【図13】 従来のエレベータ用映像伝送システムの構
成を表す構成図。
【符号の説明】
1 エレベータかご 2 昇降路 6 エレベータ制御盤(運行情報抽出手段) 11 ビデオ装置(映像情報再生装置) 15a、15b モニター(表示手段) 16a、16b、16c カメラ(映像入力手段) 17a、17b、17c 送信制御装置(送信機、映像
選択手段) 18a、18b、18c 送信アンテナ(送信機) 20 受信アンテナ(受信機) 21 受信制御装置(受信機、映像選択手段) 22a、22b、22c 送信機 23、23a、23b 受信機 25a、25b、25c 送信機 26a、26b、26c カメラ(映像入力手段) 27a、27b、27c 送信機 28a、28b、28c 受信機 29 映像切換器(映像選択手段) 30 モニター(表示手段) 38 送信機切換器(映像選択手段) 48 受信周波数選択手段(映像選択手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗り場周囲またはエレベータ
    かご内の少なくともどちらか一方を撮影する複数のカメ
    ラと、前記カメラによって撮影された映像を無線信号に
    変換して送信する送信機と、前記送信機から送信される
    無線信号を受信し、映像信号に復調する受信機と、前記
    受信機から出力された映像信号を表示する表示手段と、
    前記複数のカメラによって撮影された映像の中から前記
    表示手段に表示する映像を選択する映像選択手段を備え
    たことを特徴とするエレベータ用映像伝送システム。
  2. 【請求項2】 エレベータの運行状況に関する情報を抽
    出、出力する運行情報抽出手段を備え、前記映像選択手
    段が、前記運行情報抽出手段から出力されたエレベータ
    の運行情報に基いて前記表示手段に表示する映像を選択
    するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のエ
    レベータ用映像伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記映像選択手段が、前記運行情報抽出
    手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて、前
    記複数のカメラの各々に設けられた前記送信機の中から
    前記受信機の受信周波数に等しい無線信号を送信する送
    信機を選択する送信機切換器を備えたことを特徴とする
    請求項2に記載のエレベータ用映像伝送システム。
  4. 【請求項4】 前記受信機の受信周波数を変更可能に構
    成するとともに、前記映像選択手段に、前記運行情報抽
    出手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて前
    記受信機の受信周波数を選択し、前記複数のカメラの各
    々に設けられた前記送信機から送信されるそれぞれ異な
    る送信周波数を有する複数の無線信号の中から前記受信
    機が受信する無線信号を選択する受信周波数選択手段を
    設けたことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用
    映像伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記表示手段を複数備えるとともに、前
    記表示手段の各々に、前記受信機および前記受信周波数
    選択手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載のエ
    レベータ用映像伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記受信機を複数備えるとともに、前記
    映像選択手段が、前記運行情報抽出手段から出力された
    エレベータの運行情報に基いて、前記複数の受信機によ
    って受信・復調された複数の映像信号の中から、前記表
    示手段に出力する映像信号を選択する映像切換器を備え
    たことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用映像
    伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記送信機の送信周波数を変更可能に構
    成するとともに、前記映像選択手段に、前記運行情報抽
    出手段から出力されたエレベータの運行情報に基いて前
    記送信機の送信周波数を選択し、それぞれ異なる受信周
    波数を有する複数の前記受信機の中から、前記送信機が
    送信する無線信号を受信する前記受信機を選択する送信
    周波数選択手段を設けたことを特徴とする請求項2に記
    載のエレベータ用映像伝送システム。
  8. 【請求項8】 映像情報を再生する映像情報再生装置を
    備え、前記映像選択手段が、前記複数のカメラによって
    撮影された映像と前記映像情報再生装置から供給された
    映像の中から前記表示手段に表示する映像を選択するよ
    う構成したことを特徴とする請求項2に記載のエレベー
    タ用映像伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記映像情報再生装置から供給される映
    像を無線信号に変換して送信する送信機を備えたことを
    特徴とする請求項8に記載のエレベータ用映像伝送シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記受信機を複数備えるとともに、前
    記複数の受信機から出力された複数の映像信号を合成
    し、前記表示手段に出力する映像合成手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用映像伝送
    システム。
  11. 【請求項11】 前記映像選択手段が、エレベータのイ
    ンジケータ信号に基いて前記表示手段に表示する映像を
    選択するよう構成したことを特徴とする請求項2に記載
    のエレベータ用映像伝送システム。
  12. 【請求項12】 前記カメラを各階のエレベータ乗り場
    に設けるとともに、前記表示手段をエレベータかご内に
    設置し、前記映像選択手段が、前記インジケータ信号に
    基いて、最寄りに位置する階のエレベータ乗り場に設置
    された前記カメラからの映像を選択し、前記表示手段に
    表示するよう構成したことを特徴とする請求項11に記
    載のエレベータ用映像伝送システム。
  13. 【請求項13】 前記送信機を前記エレベータかごの昇
    降路に沿って配置するとともに、前記受信機を前記エレ
    ベータかごに設置したことを特徴とする請求項12に記
    載のエレベータ用映像伝送システム。
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