JP2001118970A - セラミックス層と金属導体層の接合体 - Google Patents

セラミックス層と金属導体層の接合体

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JP2001118970A JP29318499A JP29318499A JP2001118970A JP 2001118970 A JP2001118970 A JP 2001118970A JP 29318499 A JP29318499 A JP 29318499A JP 29318499 A JP29318499 A JP 29318499A JP 2001118970 A JP2001118970 A JP 2001118970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属導体層と接合されるセラミックス層に熱
応力が発生せず、従って接合に要する費用を大幅に低減
できると共に、厚い金属導体層を用いて熱放散性の良好
なセラミックス層と金属導体層の接合体を提供する。 【解決手段】 熱伝導率50W/mK以上の窒化アルミ
ニウム又は窒化ケイ素からなるセラミックス層1と、セ
ラミックス層1上に積層した銅又はアルミニウム若しく
はそれらの合金からなる金属導体層2とが、その側面か
ら絶縁材料3で保持されて機械的に固定接合されてい
る。この接合体の金属導体層2には半導体チップが搭載
され、絶縁材料3をラジエーターの金属板4にネジ止め
してモジュールとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置用の放
熱基板として好適なセラミックス層と金属導体層との接
合体に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子部品用の基板として従来から
使用されていた低熱伝導率のアルミナや毒性で問題のあ
るBeOに代わり、高熱伝導率で高絶縁性であると共に
毒性の無い窒化アルミニウム(AlN)や窒化ケイ素
(Si)が用いられるようになってきた。
【0003】中でもロボット用あるいは自動車や電車用
等のパワーモジュール用半導体チップ及び高集積高出力
半導体チップは発熱量が大きいため、半導体素子で発生
した熱を速やかに放散除去しなければ、半導体素子が自
らの熱によって加熱されて誤動作を引き起こす危険があ
る。そのため、このような発熱量が大きな半導体チップ
を搭載する基板には、高い放熱特性を有するものが必要
である。
【0004】例えば、パワーモジュール用のIGBT
(Insulated Gate Bipolar T
ransistor)チップでは、その基板の下に大電
流を流せ且つ熱を効率よく放熱できるAlやCuのよう
な高導電率で高熱伝導率の金属導体層を配置し、その下
に高熱伝導率の絶縁基板を配置するという方法が用いら
れている。尚、熱伝導率を比較すると、酸化アルミニウ
ムが20〜30W/mKであるのに対し、窒化アルミニ
ウムは50〜250W/mK、窒化ケイ素は30〜13
0W/mKと高いため、窒化アルミニウムや窒化ケイ素
の方が絶縁基板として好ましい。
【0005】また、絶縁基板と金属導体層の間は、種々
の方法で接合される。例えば、両者の間にTiを含んだ
Ag−Cuロウ材のような活性金属ロウ材を挟み、高真
空中でロウ材を加熱溶融して金属導体層とセラミックス
の絶縁基板を接合する方法がある。また、WやMoのよ
うな高融点金属に窒化アルミニウムと高融点金属の両者
に濡れ性の良いガラスを添加して、窒化アルミニウム表
面に不活性雰囲気中で加熱して焼き付け、NiやAuの
メッキを施してロウ材との濡れ性を改善したうえで、ロ
ウ材で接合する方法もある。あるいは、表面を酸化した
窒化アルミニウム表面上にCu板を置き、Cuの融点
(1083℃)よりやや低い温度で加熱してCu−O共
晶を介して直接接合する方法もある。
【0006】上記したいずれの方法も、窒化アルミニウ
ムや窒化ケイ素等の絶縁基板と金属導体層を接合する際
に、700℃以上の高温に加熱する必要がある。ところ
が、熱膨張率は窒化アルミニウムが4.5×10−6
deg、窒化ケイ素が3.5×10−6degと低い
が、金属導体層はCuで16.8×10−6/deg、
Alで23.1×10−6/degと高いため、高温で
接合した後室温まで冷却すると、接合界面に熱応力が発
生する。その結果、窒化アルミニウムや窒化ケイ素は金
属導体層に比べて引っ張り応力に対する強度が低いた
め、熱応力により割れたりクラックが入りやすい。ま
た、冷却時に割れやクラックが入らなくとも、ヒートサ
イクルを負荷することにより割れやクラックを生じてし
まう。
【0007】このような熱応力を緩和して、窒化アルミ
ニウム等の絶縁基板に発生する割れやクラックを抑える
ことは、製品信頼性の上で非常に重要である。熱応力を
緩和する方法としては、例えば、セラミックスと金属導
体層の間に熱膨張率がセラミックスと近いW板を挟み込
むことにより、熱応力がセラミックでなくW板に掛かる
ようにする方法がある。また、セラミックスに接合する
金属導体層として塑性変形能の高いAlやCuの薄板を
用い、熱応力が掛かった時、AlやCuの金属導体層表
面が塑性変形することによって、熱応力を吸収緩和する
という方法も知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の金属導体層とし
てAl又はCuの薄板を用いる方法では、AlやCuが
厚板になると塑性変形しにくくなり、逆に熱応力をセラ
ミックス側に掛けるようになるため、出来るだけ薄くす
ることが望ましい。しかるに、窒化アルミニウムや窒化
ケイ素は高熱伝導率とはいえ、窒化アルミニウムが50
〜250W/mK及び窒化ケイ素が30〜130W/m
Kであり、270W/mKのAl及び390W/mKの
Cuの方が熱放散能力が高いため、熱放散性を高めるた
めには、半導体チップと直接接するAlやCuの金属導
体層を出来るだけ厚くすることが好ましい。
【0009】このように、金属導体層としてのAlやC
uの厚みについては、熱応力緩和の観点からは出来るだ
け薄くすることが好ましく、熱放散の観点からは逆に出
来るだけ厚くする方が良いという、相反する関係にあ
る。従って、この熱応力に関する制約から、金属導体層
としてのCuやAlの厚みは最大0.3〜0.4mm程度
が上限であり、その結果として満足すべき熱放散効果が
得られないという問題があった。
【0010】また、上記した従来のセラミックスと金属
導体層の接合方法は、いずれも高温に加熱する必要があ
る。例えば、AlとセラミックスをAl−Siロウ材で
接合する場合は400〜600℃、金属導体層とセラミ
ックスを活性金属ロウ材やAg−Cu等のロウ材で接合
する際は700〜900℃、窒化アルミニウムとCu板
を直接接合する場合は1000〜1083℃という高温
で接合する。
【0011】このため、接合には大掛かりな炉を必要と
するうえ、金属導体層及びロウ材は大気中で高温に曝さ
れると酸化されて劣化するため、高真空中又はN2、H
2、Ar等の非酸化性ガス雰囲気、若しくはこのような
非酸化性ガスに微量の酸素を含むガス雰囲気中で接合す
る必要がある。従って、接合に用いる炉や耐熱セッター
は高価になり、接合に要する費用も高くなる。更に、A
lやCuの薄板を用いたとしても、接合温度から冷却す
る過程で発生する熱応力により、接合界面に損傷が発生
することは避けられない。
【0012】一方、金属導体層の熱応力をセラミックに
掛かりにくくする構造として、特開平9−275165
号公報には、導電箔を接合材を介して絶縁性基板に接合
した回路において、Ti入りの銀ロウ等の接合材の端部
が導電箔端部より外側に存在するようにして、導電箔の
熱応力をTi入り銀ロウ等で受けて絶縁基板に掛からな
いようにする方法が記載されている。
【0013】また、特開平9−275166号公報に
は、窒化アルミニウム基材上に設けた高融点金属化層に
金属介在層を介して導体層を接合し、導体層から窒化ア
ルミニウム基材に掛かる熱応力を熱膨張係数が窒化アル
ミニウムとほぼ同じWやMoのような高融点金属で受け
て、その下の窒化アルミニウムに掛からないようにする
ため、導体層の長さ及び幅を高融点金属化層及び金属介
在層より0.05mm以上短くする方法が示されてい
る。
【0014】これらの方法も熱応力を緩和する効果は認
められ、上記各公報によれば1000サイクルのヒート
サイクルでクラック等の発生は認められなかったとされ
る。しかし、いずれの方法も常温での接合はできず、接
合温度は前記の場合と同様に500℃以上の高温である
ため、熱応力を低減することは出来ても完全に抑え込む
ことは困難である。そのため、これらの方法を採用した
としても、ヒートサイクルを更に長時間行うと問題が発
生する可能性を否定できない。また、高温で接合するた
め、ヒーター及び断熱材を備えた炉その他の設備が必要
となり、接合に要する費用も高くなってしまう。
【0015】本発明は、このような従来の事情に鑑み、
金属導体層と接合されるセラミックス層に熱応力が発生
せず、従って接合に要する費用を大幅に低減できると共
に、厚い金属導体層を用いることが可能な、熱放散性の
良好なセラミックス層と金属導体層の接合体を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明が提供するセラミックス層と金属導体層の接
合体は、熱伝導率50W/mK以上の窒化アルミニウム
又は窒化ケイ素からなるセラミックス層と、該セラミッ
クス層上に積層した銅又はアルミニウム若しくはそれら
の合金からなる金属導体層とを、両者の側面から絶縁材
料で保持して機械的に固定接合したことを特徴とする。
【0017】上記本発明のセラミックス層と金属導体層
の接合体においては、前記セラミックス層と金属導体層
との間に、高熱伝導樹脂ペーストを介在させることがで
き、その場合の高熱伝導樹脂ペーストは熱伝導率が0.
5W/mK以上であることが好ましい。
【0018】また、上記本発明のセラミックス層と金属
導体層の接合体は、その絶縁材料がセラミックス層の金
属導体層と反対側の表面に接した金属板にネジ止めされ
ていることを特徴とする。このセラミックス層と金属板
の間には、高熱伝導樹脂ペーストを介在させることがで
きる。尚、絶縁材料にネジ止めされた金属板は、ラジエ
ーター又はラジエーターに接合された金属に接合され
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明のセラミックス層と金属導
体層の接合体は、基本的には図1に示すように、セラミ
ックス層1の上にCu又はAl若しくはそれらの合金か
らなる金属導体層2を積層し、両者の側面から絶縁材料
3で保持して機械的に固定接合した構造を有している。
尚、図1〜6には、機械的な固定の具体的な状況は示し
ていない。セラミックス層1は、熱伝導率が50W/m
K以上の窒化アルミニウム(AlN)又は窒化ケイ素
(Si)を用いる。また、絶縁材料としては、電
気絶縁性の樹脂又は電気絶縁性のセラミックスが好まし
い。
【0020】このような構造を有する本発明の接合体で
は、高温での接合方法によることなく、セラミックス層
と金属導体層とを機械的に固定接合することができる。
そのため、高真空中や不活性雰囲気中で高温で加熱する
必要がないため、接合に高価な炉や耐熱セッターを用い
る必要がなく、接合に要する費用を従来よりも大幅に低
減することが可能となる。また、AlやCuのような金
属導体層とセラミックスを、活性金属ロウ材を用いて接
合したり直接接合したりすると、接合後冷却による熱応
力あるいはヒートサイクル時の熱疲労は避けられない。
しかし本発明方法によると、接合界面に熱応力や熱疲労
が発生しないため、耐ヒートサイクル性において飛躍的
な改善効果が得られる。
【0021】更に、熱応力や熱疲労の効果は金属導体層
を厚くするほど大きくなり、従来金属導体層の厚み上限
はせいぜい0.4mm程度であった。しかし本発明方法
によれば、AlやCuのような金属導体層を厚くして
も、熱応力が発生することがないため、接合冷却応力や
ヒートサイクル時の熱応力でセラミックス層が割れたり
クラックが入ったりすることがない。従って、金属導体
層として厚いAl板やCu板を半導体チップの下に配置
することによって、半導体チップで発生した熱を非常に
効率よく放熱することができる。特に金属導体層の厚み
を、従来よりも厚い0.5mm以上とすることができ、
その結果モジュール全体の放熱性を格段に高めることが
できる。尚、金属導体層の厚みは必要以上に厚すぎると
コストアップになるため、上限は5mmが好ましい。
【0022】金属導体層に搭載された半導体チップで発
生した熱は、金属導体層を介してセラミックス層に伝わ
り、更にラジエーター等に伝えて水冷又は空冷等により
放散しなければならない。そのため、図2に示すよう
に、セラミックス層1と金属導体層2を絶縁材料3で固
定した本発明の接合体は、更にラジエーター等の放熱板
である金属板4に固定する。その場合、絶縁材料3に開
けた貫通穴にボルト5を通してネジ止めするか、あるい
は絶縁材料3の外側から全体をネジ止めして固定すれ
ば、接合体の反りを抑えることができるうえ、全ての工
程を室温で行うことが出来るため、コスト的にも非常に
有利である。
【0023】上記した本発明の接合体において、絶縁材
料によるセラミックス層と金属導体層の機械的な固定方
法としては、例えば、積層したセラミックス層と金属導
体層の側面の周りに溶融した樹脂を流し込み、固化させ
た後に不要部分を除去する方法がある。また、セラミッ
クス層と金属導体層を、予め所定の形状に加工した絶縁
材料に嵌め込んだり、所定形状の絶縁材料で側面から締
め付けて保持することもできる。電気絶縁性の樹脂とし
ては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、PPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)樹脂、あるいはPPSに絶縁性
のガラスを少量添加したもの等がある。電気絶縁性のセ
ラミックスとしては、酸化ジルコニウム、窒化ケイ素、
窒化アルミニウム、酸化アルミニウム等があり、保持強
度を考えると酸化ジルコニウム、窒化ケイ素が好まし
い。
【0024】尚、後者の予め所定形状に形成した絶縁材
料を用いる方法の場合、絶縁材料は一体的な枠状である
ことが好ましいが、複数に分割されていても最終的に前
記したネジ止めにより金属板に固定した状態では、セラ
ミックス層と金属導体層の固定接合が可能である。ま
た、セラミックス層と金属導体層の大きさは、図1等に
示すようにセラミックス層より金属導体層が小さい方が
絶縁材料で保持しやすいが、両者が同じ大きさであって
も固定接合することができる。
【0025】上記した本発明の接合体は、セラミックス
層と金属導体層の間に熱伝導を阻害する空気を巻き込ま
ないよう、図3に示すごとく、セラミックス層1と金属
導体層2の間に高熱伝導樹脂ペースト6aを介在させる
ことができる。この高熱伝導樹脂ペースト6aも、熱伝
導を阻害しないように、熱伝導率が0.5W/mK以上
であることが好ましい。
【0026】また、図4に示すように、セラミックス層
1の金属板に固定される側、即ち金属導体層2と反対側
の表面1aを絶縁材料3より突き出して設ければ、前記
のごとくラジエーター等の金属板に固定する場合に絶縁
材料3が邪魔にならず、両者を確実に密着させることが
できる。尚、固定作業上、通常は、この突き出し量は
0.1mm以上とするのが好ましい。
【0027】更に、図5に示すように、絶縁材料3を金
属導体層2の半導体素子搭載面上、即ちセラミックス層
1と反対側の表面上にオーバーハングさせて上端縁部3
aを形成すれば、この上端縁部3aにより金属導体層2
とセラミックス層1を上下方向に押えて、より確実に固
定することができる。この上端縁部3aは、半導体チッ
プやワイヤーボンドの妨げにならない程度に、例えば金
属導体層2の外周部から突き出していることが好まし
い。尚、固定作業上、通常は、この突き出し量は0.1
mm以上とするのが好ましい。
【0028】金属導体層であるAlやCu板は熱膨張率
が大きいため、モジュールの実際の使用環境下におい
て、金属導体層が伸びて絶縁材料に当たることがある。
これを防ぐため、上記した絶縁材料3の上端縁部3aで
金属導体層2を上から押える構造の場合、図6に示すよ
うに、金属導体層2の側面と絶縁材料3との間に隙間2
aを設けておくことができる。この隙間は、金属導体層
と絶縁材料との組合せにもよるが、本発明の両者の組合
せ範囲においては、望ましくは0.1mm以上とする。
尚、この隙間は、広すぎても側面からの保持が難しくな
る。即ち、隙間が広すぎると絶縁材料3の上端縁部3a
でのみ保持することになり、保持力が得難くなることも
ある。従って、絶縁材料の強度及び上端縁部の厚みにも
よるが、5mm以下とすれば保持力が得られやすい。そ
れ故、この隙間は5mmを上限とするのが望ましい。
【0029】上記の図3〜図6のごとく構成した接合体
も、図2の場合と同様に、図7に示すように、金属板4
に絶縁材料3に開けた貫通穴にボルト5を通してネジ止
めするか、絶縁材料3の外側から全体をネジ止めして固
定する。その際、セラミックス層1と金属板4の間に熱
伝導を阻害する空気を巻き込まないよう、図8に示すよ
うに、セラミックス層1と金属板4間に高熱伝導樹脂ペ
ースト6bを介在させることができる。この高熱伝導樹
脂ペースト6bも、熱伝導率が0.5W/mK以上であ
ることが好ましく、望ましくは5W/mK以上である。
【0030】
【実施例】実施例1 29×29mm角で0.1mm厚みのCu板と、30×
30mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有
する窒化アルミニウム基板を重ね、絶縁性の樹脂(フェ
ノール樹脂)で両者を側面から固定した。この接合体の
熱拡散率は0.68cm/sと良好であった。この接
合体を−40〜125℃のヒートサイクルに10個投入
したところ、1000サイクルで窒化アルミニウム基板
及び接合部に割れやクラックは全く発生せず、ヒートサ
イクル後の熱拡散率も0.69cm/sと変化は無か
った。
【0031】比較例1 29×29mm角で0.1mm厚みのCu板と、30×
30mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有
する窒化アルミニウム基板の間に、Ti−Cu−Agロ
ウ材を挟み込み、1.5×10−5torrの真空中に
て790℃で30分加熱して接合した。その後、室温ま
で冷却して取り出した。接合体は10個作製したが、接
合体に割れやクラックは見られなかった。接合体の熱拡
散率を測定したところ、0.67cm/sと比較的良
好であった。この10個を−40〜125℃のヒートサ
イクルに投入したところ、1000サイクルで2個に窒
化アルミニウム基板に微小なクラックが認められた。ク
ラックの入っていない試料のヒートサイクル後の熱拡散
率も0.67cm/sと変化はなかった。
【0032】実施例2 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する
窒化アルミニウム基板を重ね、その周囲に絶縁性の樹脂
を流し込んで固化させた後、不要部分を除去して、Cu
板と窒化アルミニウム基板を側面から固定接合した。得
られた接合体は図1の構造を有し、その熱拡散率は0.
85cm/sと良好であった。この接合体を−40〜
125℃のヒートサイクルに10個投入したところ、1
000サイクルで窒化アルミニウム基板及び接合部に割
れやクラックは全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡
散率も0.86cm/sと殆ど変化は無かった。
【0033】比較例2 実施例2と同じCu板と窒化アルミニウム基板の間にT
i−Cu−Agロウ材を挟み込み、1.5×10−5
orrの真空中にて790℃で30分加熱して接合し
た。その後室温まで冷却して取り出したところ、接合体
10個中9個の窒化アルミニウム基板にクラックが目視
で認められた。目視でクラックが認められなかった1個
の接合体について熱拡散率を測定したところ、0.83
cm/sと比較的良好であった。この1個を−40〜
125℃のヒートサイクルに投入したところ、5サイク
ルで窒化アルミニウム基板に大きなクラックが入ってい
ることが目視で確認できた。
【0034】実施例3 29×29mm角で2mm厚みのAl板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する
窒化アルミニウム基板を重ね、実施例2と同様にして絶
縁性の樹脂で側面から固定接合した。得られた接合体の
熱拡散率は0.77cm/sと良好であり、−40×
125℃のヒートサイクルに10個投入したところ、1
000サイクルで窒化アルミニウム基板及び接合部に割
れやクラックは全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡
散率も0.72cm/sと殆ど変化は無かった。
【0035】比較例3 実施例3と同じAl板と窒化アルミニウム基板の間に5
0μm厚みのAl−Siロウ材を挟み込み、1.5×1
−5torrの真空中にて550℃で30分加熱して
接合した。その後室温まで冷却して取り出したところ、
接合体10個中7個の窒化アルミニウム基板にクラック
が目視で認められた。目視でクラックが認められなかっ
た接合体3個について熱拡散率を測定したところ、0.
71cm /sと比較的良好であった。この3個を−4
0〜125℃のヒートサイクルに投入したところ、5サ
イクルで窒化アルミニウム基板に3個とも大きなクラッ
クが入っていることが目視で確認できた。
【0036】実施例4 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率95W/mKを有する窒
化ケイ素基板を重ね、実施例2と同様にして絶縁性の樹
脂で側面から固定接合した。得られた接合体の熱拡散率
は0.43cm /sと良好であり、−40×125℃
のヒートサイクルに10個投入したところ、1000サ
イクルで窒化ケイ素基板及び接合部に割れやクラックは
全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡散率も0.42
cm/sと殆ど変化は無かった。
【0037】比較例4 実施例4と同じCu板と窒化ケイ素基板の間にTi−C
u−Agロウ材を挟み込み、1.5×10−5torr
の真空中にて790℃で30分加熱して接合した。その
後室温まで冷却して取り出したところ、接合体10個中
5個の窒化ケイ素基板にクラックが目視で認められた。
目視でクラックが認められなかった接合体について熱拡
散率を測定したところ、0.40cm/sと比較的良
好であった。この5個を−40〜125℃のヒートサイ
クルに投入したところ、50サイクルで窒化ケイ素基板
基板に5個とも大きなクラックが入っていることが目視
で確認できた。
【0038】実施例5 29×29mm角で2mm厚みのAl板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率95W/mKを有する窒
化ケイ素基板を重ね、実施例2と同様にして絶縁性の樹
脂で側面から固定接合した。得られた接合体の熱拡散率
は0.45cm /sと良好であり、−40〜125℃
のヒートサイクルに10個投入したところ、1000サ
イクルで窒化ケイ素基板及び接合部に割れやクラックは
全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡散率も0.46
cm/sと殆ど変化は無かった。
【0039】比較例5 実施例5と同じAl板と窒化ケイ素基板の間に50μm
厚みのAl−Siロウ材を挟み込み、1.5×10−5
torrの真空中にて550℃で30分加熱して接合し
た。その後室温まで冷却して取り出したところ、接合体
10個中3個の窒化ケイ素基板にクラックが目視で認め
られた。目視でクラックが認められなかった接合体7個
について熱拡散率を測定したところ、0.40cm
sと比較的良好であった。この7個を−40〜125℃
のヒートサイクルに投入したところ、100サイクルで
5個の窒化ケイ素基板に、1000サイクルで残り2個
の窒化ケイ素基板に大きなクラックが入っていることが
目視で確認できた。
【0040】実施例6 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する
窒化アルミニウム基板を重ね、予め所定の枠状に形成し
たZrOに嵌め込んで側面から固定接合した。得られ
た接合体は図1の構造を有し、その熱拡散率は0.86
cm/sと良好であった。その接合体を−40〜12
5℃のヒートサイクルに10個投入したところ、100
0サイクルで窒化アルミニウム基板及び接合部に割れや
クラックは全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡散率
も0.88cm/sと殆ど変化は無かった。
【0041】実施例7 29×29mm角で2mm厚みのAl板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する
窒化アルミニウム基板を重ね、実施例6と同様にしてZ
rOにて側面から固定接合した。得られた接合体の熱
拡散率は0.70cm/sと良好であり、−40〜1
25℃のヒートサイクルに10個投入したところ、10
00サイクルで窒化アルミニウム基板及び接合部に割れ
やクラックは全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡散
率も0.71cm/sと殆ど変化は無かった。
【0042】実施例8 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
mm角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する
窒化アルミニウム基板の間に、それぞれ熱伝導率が0.
2、0.6、1.0W/mKの高熱伝導樹脂ペーストを塗
布して重ね、押しつけて間に入り込んだ空気を押し出し
た。その後実施例2と同様にして、絶縁性の樹脂で側面
から固定接合した。
【0043】得られた接合体は図3の構造を有し、その
熱拡散率はそれぞれ0.42、0.64、0.88cm
/sであった。この接合体を−40〜125℃のヒート
サイクルにそれぞれ10個ずつ投入したところ、100
0サイクルで窒化アルミニウム基板に割れやクラックは
全く発生せず、ヒートサイクル後の熱拡散率も0.4
1、0.62、0.89cm/sと殆ど変化は無かっ
た。
【0044】実施例9 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する窒化
アルミニウム基板の間に、熱伝導率が5W/mKの高熱
伝導樹脂ペーストを塗布して重ね、押しつけて間に入り
込んだ空気を押し出した。その後実施例2と同様にし
て、絶縁性の樹脂で側面から固定接合した。その際、絶
縁樹脂上部をCu板の外周部から1mmオーバーハング
させて残し、Cu板を押さえるように固定すると共に、
絶縁樹脂の下端から窒化アルミニウム基板が0.1mm
だけ突き出るようにした。
【0045】得られた接合体は図5の構造を有し、その
熱拡散率は0.86cm/sと非常に良好であった。
この接合体を−40〜125℃のヒートサイクルに10
個投入したところ、1000サイクルで窒化アルミニウ
ム基板に割れやクラックは全く発生せず、ヒートサイク
ル後の熱拡散率も0.84cm/sと殆ど変化は無か
った。また、接合したCu板の反りの平均は、上記ヒー
トサイクル後で50μm/30mm未満であった。
【0046】実施例10 29×29mm角で2mm厚みのCu板と、30×30
角で1mm厚みの熱伝導率170W/mKを有する窒化
アルミニウム基板の間に、熱伝導率が5W/mKの高熱
伝導樹脂ペーストを塗布して重ね、押しつけて間に入り
込んだ空気を押し出した。その後実施例2と同様にし
て、絶縁性の樹脂で側面から固定接合し、絶縁樹脂上部
をCu板の外周部から1mmオーバーハングさせると共
に、絶縁樹脂の下端から窒化アルミニウム基板が0.1
mmだけ突き出るようにした。その際更に、Cu板エッ
ジと絶縁樹脂の間に0.5mmの隙間が存在するように
配置した。
【0047】得られた接合体は図6の構造を有し、その
熱拡散率は0.85cm/sと非常に良好であった。
この接合体を−40〜125℃のヒートサイクルに10
個投入したところ、1000サイクルで窒化アルミニウ
ム基板に割れやクラックは全く発生せず、ヒートサイク
ル後の熱拡散率も0.87cm/sと殆ど変化は無か
った。また、接合したCu板の反りの平均は、上記ヒー
トサイクル後で10μm/30mm未満であった。
【0048】実施例11 上記実施例10で製造した接合体を、その絶縁樹脂に開
けた貫通穴に通したボルトで金属板にネジ止めして上下
方向に固定した。この接合体は図7の構造を有し、その
熱拡散率は0.83cm/sと非常に良好であった。
この接合体を−40〜125℃のヒートサイクルに10
個投入したところ、1000サイクルで窒化アルミニウ
ム基板に割れやクラックは全く発生せず、ヒートサイク
ル後の熱拡散率も0.85cm/sと殆ど変化は無か
った。また、接合したCu板の反りの平均は、上記ヒー
トサイクル後で5μm/30mm未満であった。
【0049】実施例12 29×29mm角で2mm厚みのCu板上に、Sn:P
b=6:4の半田にてIGBT半導体チップを接合し
た。30×30mm角で1mm厚みの熱伝導率170W
/mKを有する窒化アルミニウム基板表面に、熱伝導率
5W/mKのAlNをフィラーとして含ませた高熱伝導
樹脂を塗布し、上記Cu板の裏面と重ねて押しつけ、間
に入り込んだ空気を押し出した。その後実施例2と同様
にして、絶縁性の樹脂で側面から固定接合した。その
際、絶縁樹脂上部をCu板の外周部から1mmオーバー
ハングさせて残し、Cu板エッジと絶縁樹脂の間に0.
5mmの隙間を設けるとともに、絶縁樹脂の下端から窒
化アルミニウム基板が0.1mmだけ突き出るようにし
た。
【0050】得られた接合体の窒化アルミニウム基板の
裏面に熱伝導率5W/mKの高熱伝導樹脂ペーストを塗
布し、この高熱伝導樹脂ペーストを挟んで接合体をAl
−SiC製のヒートシンク上に載せ、絶縁樹脂に開けた
貫通穴を通してボルトによりヒートシンクにネジ止めす
ることにより上下方向に固定した。このモジュール20
個を−40〜+125℃のヒートサイクルに投入して3
000サイクルの試験を行った結果、窒化アルミニウム
基板及びその他の箇所に割れやクラックは全く認められ
なかった。その後、IGBTチップを300時間連続動
作させても、IGBTチップは正常に動作し続けてい
た。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、窒化アルミニウムや窒
化ケイ素のようなセラミックス層に、Cu板やAl板の
ような金属導体層をロウ材等を用いることなく非加熱で
接合するため、引っ張り応力に弱いセラミックス層に熱
応力を発生させず、損傷なく接合固定できるので、厚い
金属導体層を用いて高い放熱性を得ることが出来る。ま
た、常温で固定接合するため、高価な炉その他の設備を
必要とせず、接合コストを大幅に低く抑えることが出来
る。従って、本発明の接合体は、IGBTチップを用い
たパワーモジュールを初めとした発熱量の高いチップ等
の放熱基板として有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセラミックス層と金属導体層の接
合体の一具体例を示す概略の断面図である。
【図2】放熱用の金属板に固定した本発明による接合体
の一具体例を示す概略の断面図である。
【図3】本発明によるセラミックス層と金属導体層の接
合体の他の具体例を示す概略の断面図である。
【図4】本発明によるセラミックス層と金属導体層の接
合体の更に他の具体例を示す概略の断面図である。
【図5】本発明によるセラミックス層と金属導体層の接
合体の更に他の具体例を示す概略の断面図である。
【図6】本発明によるセラミックス層と金属導体層の接
合体の更に他の具体例を示す概略の断面図である。
【図7】放熱用の金属板に固定した本発明による接合体
の他の具体例を示す概略の断面図である。
【図8】放熱用の金属板に固定した本発明による接合体
の更に他の具体例を示す概略の断面図である。
【符号の説明】
1 セラミックス層 2 金属導体層 2a 隙間 3 絶縁材料 3a 上端縁部 4 金属板 5 ボルト 6a、6b 高熱伝導樹脂ペースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桧垣 賢次郎 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 佐々木 一隆 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 石井 隆 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内 Fターム(参考) 5E338 AA18 BB65 BB71 BB75 CC01 CD11 EE01 EE02 5E343 AA01 AA24 AA38 BB05 BB14 BB24 BB28 BB53 BB67 CC01 DD51 GG02 GG16 5F036 AA01 BB08 BB21 BD01 BD03 BD13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導率50W/mK以上の窒化アルミ
    ニウム又は窒化ケイ素からなるセラミックス層と、該セ
    ラミックス層上に積層した銅又はアルミニウム若しくは
    それらの合金からなる金属導体層とを、両者の側面から
    絶縁材料で保持して機械的に固定接合したことを特徴と
    するセラミックス層と金属導体層の接合体。
  2. 【請求項2】 前記金属導体層の厚みが0.1〜5mm
    であることを特徴とする、請求項1に記載のセラミック
    ス層と金属導体層の接合体。
  3. 【請求項3】 前記セラミックス層と金属導体層との間
    に、高熱伝導樹脂ペーストが挟み込まれていることを特
    徴とする、請求項1又は2に記載のセラミックス層と金
    属導体層の接合体。
  4. 【請求項4】 前記高熱伝導樹脂ペーストの熱伝導率が
    0.5W/mK以上であることを特徴とする、請求項3
    に記載のセラミックス層と金属導体層の接合体。
  5. 【請求項5】 前記絶縁材料が樹脂又はセラミックスで
    あることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
    のセラミックス層と金属導体層の接合体。
  6. 【請求項6】 前記セラミックス層の金属導体層と反対
    側の表面が、前記絶縁材料より0.1mm以上突き出し
    ていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記
    載のセラミックス層と金属導体層の接合体。
  7. 【請求項7】 前記金属導体層のセラミックス層と反対
    側の表面上に、前記絶縁材料の一部が金属導体層の外周
    部から0.1mm以上突き出していることを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれかに記載のセラミックス層と
    金属導体層の接合体。
  8. 【請求項8】 前記金属導体層の側面と絶縁材料との間
    に0.1mm以上の隙間が存在することを特徴とする、
    請求項7に記載のセラミックス層と金属導体層の接合
    体。
  9. 【請求項9】 前記セラミックス層と金属導体層とを固
    定している絶縁材料が、該セラミックス層の金属導体層
    と反対側の表面に接した金属板にネジ止めされているこ
    とを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のセラ
    ミックス層と金属導体層の接合体。
  10. 【請求項10】 前記セラミックス層と金属板の間に、
    高熱伝導樹脂ペーストが介在しているいることを特徴と
    する、請求項9に記載のセラミックス層と金属導体層の
    接合体。
  11. 【請求項11】 前記絶縁材料にネジ止めされた金属板
    が、ラジエーター又はラジエーターに接合された金属に
    接合されていることを特徴とする、請求項9又は10に
    記載のセラミックス層と金属導体層の接合体。
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