JP2001117114A - 液晶表示装置及びその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその製造方法

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JP2001117114A
JP2001117114A JP29965399A JP29965399A JP2001117114A JP 2001117114 A JP2001117114 A JP 2001117114A JP 29965399 A JP29965399 A JP 29965399A JP 29965399 A JP29965399 A JP 29965399A JP 2001117114 A JP2001117114 A JP 2001117114A
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light
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JP29965399A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Yamakita
裕文 山北
Tsuyoshi Kamimura
強 上村
Katsuhiko Kumakawa
克彦 熊川
Akinori Shioda
昭教 塩田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックライトからの光がブラックマトリック
スに入射して損失するため、光利用効率が悪く高輝度化
の妨げとなっていた。 【解決手段】 積層型電極構成によって画素の最も外側
の画素電極4と積層型共通電極3bとの間にも電界が形
成され液晶を変調すさせることにより、画素周辺部も光
を透過させて開口率を向上させると同時に、アレイ基板
1Aに集光層11を設け、カラーフィルター8に光を集
光させる構成とし、ブラックマトリックス10に入射し
て損失する光を低減させ、光利用効率を向上させた。さ
らに、集光層11の凸部に電極を形成することにより電
界強度を大きくし応答速度が速くなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置に関
し、広視野角で高輝度かつ高速応答の液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照しながら、上記した液
晶表示装置の一例について説明する。
【0003】(図1)は特開平10−123496号公
報に示す液晶表示装置の画素部の構成を示す断面図であ
る。
【0004】従来、横電界印加方式(IPS)を用いた
表示方式では、縦電界印加方式(TN)に比べれば非常
に広視野角が実現できるものの、共通電極と画素電極が
アレイ基板に同時に形成されるため、開口率が30〜4
0%と低く、したがって画面が全体的に暗くなる、とい
う問題があった。
【0005】この課題に対して、特開平10−1234
96号公報の液晶表示装置では、(図1)に示すよう
に、光非透過部分に入射される光を屈折させるためにオ
ーバーコート層をマイクロレンズに形成して、光非透過
部分によって遮断すべき光をマイクロレンズによって屈
折させて光透過部分に透過させる構成である。
【0006】これら構成によれば、光透過率を向上させ
ることができるので、高輝度の液晶表示装置を得ること
ができる。
【0007】また、特開平7−306399号公報の液
晶表示装置は、透明基板の一方、もしくは両方の外側の
面に複数のレンズからなるレンズアレイを具備すること
により、光透過率を向上させる構成である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような液晶表示装置の場合、以下のような課題が残され
ていた。
【0009】(1)光透過率を向上させるために、対向
基板外側にマイクロレンズを設ける構成の場合、ダスト
付着等に起因する不良が発生する恐れがある。また、対
向基板内側に設ける場合でもマイクロレンズを形成する
ための製造プロセスが増加してしまう。
【0010】(2)従来の横電界印加方式の液晶表示装
置は、ネマティック液晶の電場に対する応答が遅いのに
加え、櫛形(ストライプ状)など独特の電極構造である
ため、応答速度が遅くなってしまう。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本願の液晶表示装置は、 (1)共通電極、画素電極、走査信号線、映像信号線及
び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、対向基
板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に挟持され
た液晶層とからなり、前記アレイ基板及び前記対向基板
の一方あるいは両方に集光層を設けた構成とした。
【0012】(2)画素電極、走査信号線、映像信号線
及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、共通
電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と前記対向
基板との間に挟持された液晶層とからなり、前記アレイ
基板及び前記対向基板の一方あるいは両方に集光層を設
けた構成とした。
【0013】(3)画素電極、走査信号線、映像信号線
及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、共通
電極を形成した対向基板と、前記アレイ基板と前記対向
基板との間に挟持された液晶層とからなり、前記液晶層
の配向を制御する配向制御部材を前記アレイ基板及び前
記対向基板の一方あるいは両方に設けた液晶表示装置で
あって、前記アレイ基板及び前記対向基板の一方あるい
は両方に集光層を設けた構成とした。
【0014】(4)前記集光層は、画素単位もしくは電
極単位で形成された構成とした。
【0015】(5)前記集光層は、前記共通電極と前記
画素電極との間で形成される電界分布に応じて構成し
た。
【0016】(6)前記集光層は、前記アレイ基板側に
対して凸形状または凹形状のマイクロレンズである構成
とした。
【0017】(7)前記アレイ基板に設けた集光層上に
前記画素電極あるいは前記共通電極と前記画素電極の両
方を形成した構成とした。
【0018】(8)前記アレイ基板に設けた集光層の凸
部に前記共通電極及び前記画素電極を形成した構成とし
た。
【0019】(9)前記集光層は異なる光学特性を有す
る複数の層からなる構成とした。
【0020】(10)前記集光層は異なる屈折率を有す
る複数の層からなる構成とした。
【0021】(11)前記集光層は複数の異なる形状か
らなる構成とした。
【0022】(12)前記共通電極及び画素電極を形成
した部分の集光層の光学特性と、それ以外の部分の集光
層の光学特性とが異なる構成とした。
【0023】(13)前記共通電極及び画素電極の両方
あるいは一方が透明導電体からなる構成とした。
【0024】(14)前記共通電極及び前記画素電極の
各々の線幅と、前記共通電極と前記画素電極との間の間
隙は、その一方もしくは両方が、前記アレイ基板と前記
対向基板との間の間隙と略同じか、もしくは小さい構成
とした。
【0025】(15)前記共通電極の一部と前記映像信
号線は、基板面に直交する方向から見た場合に、各々の
形成パターンの位置が相互に重なり合うよう絶縁層を介
して積層された積層型共通電極と積層型映像信号線であ
る構成とした。
【0026】(16)遮光層を前記アレイ基板に設けた
構成とした。
【0027】(17)前記集光層は感光性樹脂材料から
なる構成とした。
【0028】(18)前記集光層は前記共通電極、画素
電極、走査信号線、映像信号線及び半導体スイッチ素子
を形成する過程で使用するいずれかの保護膜からなる構
成とした。
【0029】(19)前記集光層は前記配向制御部材と
同一材料で形成した構成とした。
【0030】(20)凸または凹部のパターンを形成す
る第1の工程と、前記凸または凹部の形状を制御する熱
処理工程とからなる製造方法とした。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0032】(実施の形態1)本発明の第1の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0033】図2(a)は本発明の第1の実施例におけ
る液晶表示装置の構成を示す断面図、図2(b)は第1
の実施例における液晶表示装置の構成を示す平面図であ
る。図3は、本発明の第1の実施例における液晶表示装
置の集光層及び電極の製造工程を示す工程図である。ま
た、図4は本発明の第1の実施例における液晶表示装置
の画素部近傍の断面拡大図である。
【0034】図2において、1Aはアレイ基板、1Bは
対向基板、2は液晶、3は共通電極、4は画素電極、5
は画素電極4と接続され映像信号を与える映像信号線、
6は走査信号線、7は半導体スイッチ素子、8aは赤色
カラーフィルター材料、8bは緑色カラーフィルター材
料、8cは青色カラーフィルター材料、9Aはアレイ基
板1Aの内面に形成した配向膜、9Bは対向基板1Bの
内面に形成した配向膜、10はブラックマトリックス、
11は集光層、12は平坦化膜である。
【0035】以下、図2を用いてその動作について、ま
た、図3を用いて製造プロセスについて述べる。
【0036】まず、図3(a)に示すように、アレイ基
板1A上にAl等からなる導電膜でパターニングされた
走査信号線6を形成し、絶縁膜を形成した後、a−Si
等からなる半導体スイッチ素子7、また、Al等からな
る導電膜でパターニングされた映像信号線5を形成す
る。
【0037】つぎに、図3(b)に示すように、集光層
11をアクリル系感光樹脂材料で凸状に形成した後、図
3(c)に示すように、200℃程度までアレイ基板1
Aを加熱して角部を丸くさせ所定の曲率半径にする。さ
らに図3(d)に示すように、集光層11の上に共通電
極3及び画素電極4を透明導電体であるITO膜、ある
いはAl等からなる導電膜で櫛形にパターニング形成す
る。
【0038】さらに、アクリル系感光樹脂等からなる平
坦化膜12を形成した後、基板面に直交する方向から見
た場合に、共通電極3の一部と映像信号線5の各々の形
成パターンの位置が相互に重なり合うよう平坦化膜12
を介して積層型共通電極3bを形成する。
【0039】透明基板1A、1Bには、液晶2の分子の
配列を整列させるためにポリイミド等からなる配向膜9
A、9Bを形成する。透明基板1Bは透明基板1Aに対
向して設け、赤色カラーフィルター材料8a、緑色カラ
ーフィルター材料8b、青色カラーフィルター材料8
c、及びブラックマトリックス10が所定のパターンに
形成されている。
【0040】このように作製された透明基板1A、1B
は、各々所定の方向に初期配向方位を形成し、周辺部を
シール剤で接着した後、液晶2を注入し封止する。
【0041】半導体スイッチ素子7は映像信号線5及び
走査信号線6から入力される駆動信号によってオン、オ
フ制御される。そして、半導体スイッチ素子7と接続さ
れた画素電極4と、共通電極3との間に印加された電圧
によって電界を発生させ、液晶2の配向を変化させて各
画素の輝度を制御し、画像を表示する。
【0042】一般に横電界印加方式(IPS)を用いた
表示方式では、縦電界印加方式(TN)に比べれば非常
に広視野角が実現できるものの、共通電極と画素電極が
アレイ側基板に同時に形成されるため、開口率が30〜
40%と低く、したがって画面が全体的に暗くなる、と
いう問題があった。
【0043】従来の構成では、バックライトから出射し
た光の一部はブラックマトリックス10に入射して損失
してしまい、光透過率を低下させる原因となっていた。
【0044】そこで本発明では、図3に示すように、積
層型電極構成によって画素の最も外側の画素電極4と積
層型共通電極3bとの間にも電界が形成され液晶を変調
すさせることにより、画素周辺部も光を透過させると同
時に、アレイ基板1Aに集光層11を設け、カラーフィ
ルター8に光を集光させる構成とした。
【0045】図3において、一点鎖線で示した矢印が、
バックライトから出射した光が集光層11でカラーフィ
ルター8に集光される様子を示した光線追跡図である。
【0046】本実施例では、集光層11を形成するのに
アクリル系感光樹脂材料を用いた。したがって、マスク
パターンにより各画素毎、各電極毎に対応したマイクロ
レンズを形成することが可能である。また、熱酸化条件
を調整することにより所望の曲率半径とすることができ
る。ここで、アクリル系感光樹脂材料には配向膜の屈折
率よりも大きな屈折率を有する材料を選択することによ
り、凸レンズとすることができる。このような構成によ
り、バックライトからの出射光を図3に示すように画素
中央部に集光させることにより、ブラックマトリックス
10に入射して損失することがなくなるので光透過率を
向上することができる。集光層11にこのような機能を
持たせるには、凸部の曲率半径、屈折率等で調整すれば
よい。
【0047】また、共通電極3及び画素電極4は、集光
層11bの凸部に形成する。電極をこのような凸形状に
すると、電極上の電界強度が大きくなり、電極上の液晶
分子が変調するので、電極にITO等の透明導電体を使
用すれば光が透過可能になるとともに、応答速度も速く
なる。このとき、電極部を透過する光は、電極部以外の
集光層11aと同じく、集光層11bによってブラック
マトリックス10に光が入射することなくカラーフィル
ター8に集光し、より高透過率にすることができる。
【0048】ここで、共通電極3及び画素電極4を形成
した部分の集光層11bの光学特性と、それ以外の部分
の集光層11aの光学特性とは同じである必要はなく、
例えば、共通電極3及び画素電極4を形成した集光層1
1bの凸形状はできるだけ急峻に(曲率半径を小さく)
して応答速度を速くし、画素周辺部の集光層11aの凸
形状はブラックマトリックス10との位置関係で光損失
のないような最適な形状に設計すればよい。
【0049】さらに、(電極間隙l、電極幅w>セルギ
ャップd)の場合、横電界のみが発生するが、(電極間
隙l、電極幅w<セルギャップd)では横方向の電界の
みならず電極の周辺電界による縦方向の電界も発生す
る。例えば、電極間隙l=4μm、電極幅w=4μm、
セルギャップd=4μm、の場合、電極上の電界強度が
大きくなり液晶も変調可能になり高透過率となる。
【0050】したがって、集光層11の効果により高透
過率となるだけでなく、集光層11の形状を生かした高
速応答の液晶表示装置を得ることが可能となる。
【0051】なお、本実施例では、集光層11にアクリ
ル系感光樹脂材料を使った場合の例について説明した
が、アレイの製造プロセスで保護膜として使用される窒
化シリコン、酸化タンタル、酸化シリコン、弗化マグネ
シウム等を用いてもかまわない。
【0052】また、本実施例では、アレイ基板1A側に
のみ集光層11を設けた構成について説明したが、対向
基板1Bにも集光層を設けることでさらに光利用効率を
高め、高透過率にすることも可能である。
【0053】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0054】図5は本発明の第2の実施例における液晶
表示装置の構成を示す画素部近傍の拡大断面図である。
【0055】本実施例が(実施の形態1)と異なるの
は、集光層11の一部をを凹レンズ部11cと凸レンズ
部11dとからなる2層構造とした点である。
【0056】本実施例では、画素周辺部、すなわち、映
像信号線5近傍の集光層11を2層構造とし、凹レンズ
11cによってバックライトからの光をより多く集光
し、かつ、凸レンズ11dによってブラックマトリック
ス10近傍まで出射するレンズ構成とした。
【0057】凹レンズは配光膜よりも屈折率の小さい材
料、例えば酸化シリコン、あるいは弗化マグネシウムに
よって形成し、凸レンズは配光膜よりも屈折率の大きい
材料、例えば窒化シリコン、酸化タンタル、あるいはア
クリル系感光樹脂によって形成することができる。
【0058】このような構成により、(実施の形態1)
よりさらに光利用効率を高め、高透過率の液晶表示装置
を得ることが可能である。
【0059】(実施の形態3)次に、本発明の第3の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0060】図6は本発明の第3の実施例における液晶
表示装置の構成を示す画素部近傍の拡大断面図である。
【0061】本実施例は(実施の形態1)あるいは(実
施の形態2)の場合と異なり、縦電界印加方式であるT
Nモードでの実施例である。
【0062】本実施例では、共通電極3は対向基板1B
側に設け、画素電極4は画素毎に対応するような形でア
レイ基板1A側に設ける。また、画素電極4は半導体ス
イッチ素子7と接続され、映像信号線5及び走査信号線
6から入力される駆動信号によってオン、オフ制御され
る。そして、対向基板1Bにも受けた共通電極3との間
に印加された電圧によって縦電界を発生させ、液晶2の
配向を変化させて各画素の輝度を制御し、画像を表示す
る。
【0063】集光層11の構成や製造方法は(実施の形
態1)あるいは(実施の形態2)と同様のものでよい。
【0064】このような構成により、バックライトから
の出射光を図6に示すように画素中央部に集光させるこ
とにより、ブラックマトリックス10に入射して損失す
ることがなくなるので従来以上に光透過率を向上するこ
とができる。
【0065】(実施の形態4)次に、本発明の第4の実
施例について図面を参照しながら説明する。
【0066】図7は本発明の第4の実施例における液晶
表示装置の構成を示す画素部近傍の拡大断面図である。
【0067】本実施例は(実施の形態1)あるいは(実
施の形態2)の場合と異なり、垂直配向を用いたVAモ
ードでの実施例である。
【0068】図7において13は液晶層2の配向を制御
する配向制御部材であり、画素内で異なる配向方向をも
つ領域に分割することにより広視野角にすることができ
る。液晶層2にはネガ型の液晶材料を用い、配向膜9
A、9Bは垂直配向が得られるものを使用する。
【0069】配向制御部材13は、(実施の形態1)で
説明したような集光層11を形成する方法と同じよう
に、例えばアクリル系感光性樹脂材料を用いフォトリソ
で所定の形状にパターニングすることによって形成する
ことができる。
【0070】集光層11の構成や製造方法は(実施の形
態1)あるいは(実施の形態2)と同様のものでよく、
同様に光利用効率を従来以上に向上することができる。
【0071】したがって、配向制御部材13と、集光層
11を同じ材料、同じ製造工程で形成すれば、工程数を
増すことなく、光利用効率が高く、高輝度かつ広視野角
の液晶表示装置を得ることができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明による液晶表
示装置は、集光層によってバックライトからの出射光を
画素中央部に集光させることにより、ブラックマトリッ
クスに入射して損失することがなくなるので光透過率を
向上することができる。
【0073】また、凸状に形成された集光層の上に電極
を形成することにより電界強度を大きくするこができ、
光透過率を向上するとともに応答速度も速くすることが
できる。
【0074】さらに、アレイプロセスを利用して集光層
を形成するので、製造プロセスが大幅に増加することな
く、また外部からのダスト付着で不良が発生することも
ない。
【0075】したがって、画質の優れた液晶表示装置を
得ることができるので工業的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の液晶表示装置の構成を示す平面図
【図2】本発明の第1の実施例における液晶表示装置の
構成を示す図
【図3】本発明の第1の実施例における液晶表示装置の
集光層及び電極の製造工程を示す工程図
【図4】本発明の第1の実施例における液晶表示装置の
画素部近傍の拡大断面図
【図5】本発明の第2の実施例における液晶表示装置の
画素部近傍の拡大断面図
【図6】本発明の第3の実施例における液晶表示装置の
画素部近傍の拡大断面図
【図7】本発明の第4の実施例における液晶表示装置の
画素部近傍の拡大断面図
【符号の説明】 1A アレイ基板 1B 対向基板 2 液晶 3 共通電極 3c 積層型共通電極 4 画素電極 5 映像信号線 6 走査信号線 7 半導体スイッチ素子 8a 赤色カラーフィルター材料 8b 緑色カラーフィルター材料 8c 青色カラーフィルター材料 9A 配向層 9B 配向膜 10 ブラックマトリックス 11a 集光層 11b 集光層 12 平坦化膜 13 配向制御部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊川 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 塩田 昭教 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA02Y FA27Y FA35Y FA41Z FB04 GA06 GA13 LA12 LA17 2H092 HA03 JA21 JB13 JB22 JB31 NA29 5C094 AA10 AA13 AA24 AA48 BA03 BA43 CA19 CA24 DA12 DA13 DB01 DB04 DB10 EA04 EA05 EA07 EB02 ED01 ED03 ED14 ED15 ED20 FA01 FA02 FB01 FB12 FB15 GB10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通電極、画素電極、走査信号線、映像信
    号線及び半導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、
    対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に挟
    持された液晶層とからなり、前記アレイ基板及び前記対
    向基板の一方あるいは両方に集光層を設けたことを特徴
    とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】画素電極、走査信号線、映像信号線及び半
    導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、共通電極を
    形成した対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板と
    の間に挟持された液晶層とからなり、前記アレイ基板及
    び前記対向基板の一方あるいは両方に集光層を設けたこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】画素電極、走査信号線、映像信号線及び半
    導体スイッチ素子を形成したアレイ基板と、共通電極を
    形成した対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板と
    の間に挟持された液晶層とからなり、前記液晶層の配向
    を制御する配向制御部材を前記アレイ基板及び前記対向
    基板の一方あるいは両方に設けた液晶表示装置であっ
    て、 前記アレイ基板及び前記対向基板の一方あるいは両方に
    集光層を設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記集光層は、画素単位もしくは電極単位
    で形成されたことを特徴とする請求項1から3いずれか
    に記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記集光層は、前記共通電極と前記画素電
    極との間で形成される電界分布に応じて構成されたこと
    を特徴とする請求項1から3いずれかに記載の液晶表示
    装置。
  6. 【請求項6】前記集光層は、前記アレイ基板側に対して
    凸形状または凹形状のマイクロレンズであることを特徴
    とする請求項1から3いずれかに記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】前記アレイ基板に設けた集光層上に前記画
    素電極あるいは前記共通電極と前記画素電極の両方を形
    成したことを特徴とする請求項1から3いずれかに記載
    の液晶表示装置。
  8. 【請求項8】前記アレイ基板に設けた集光層の凸部に前
    記共通電極及び前記画素電極を形成したことを特徴とす
    る請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 【請求項9】前記集光層は異なる光学特性を有する複数
    の層から構成されたことを特徴とする請求項1から3い
    ずれかに記載の液晶表示装置。
  10. 【請求項10】前記集光層は異なる屈折率を有する複数
    の層から構成されたことを特徴とする請求項9記載の液
    晶表示装置。
  11. 【請求項11】前記集光層は複数の異なる形状から構成
    されたことを特徴とする請求項9記載の液晶表示装置。
  12. 【請求項12】前記共通電極及び画素電極を形成した部
    分の集光層の光学特性と、それ以外の部分の集光層の光
    学特性とが異なることを特徴とする請求項1記載の液晶
    表示装置。
  13. 【請求項13】前記共通電極及び画素電極の両方あるい
    は一方が透明導電体からなることを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示装置。
  14. 【請求項14】前記共通電極及び前記画素電極の各々の
    線幅と、前記共通電極と前記画素電極との間の間隙は、
    その一方もしくは両方が、前記アレイ基板と前記対向基
    板との間の間隙と略同じか、もしくは小さいことを特徴
    とする請求項1記載の液晶表示装置。
  15. 【請求項15】前記共通電極の一部と前記映像信号線
    は、 基板面に直交する方向から見た場合に、各々の形成パタ
    ーンの位置が相互に重なり合うよう絶縁層を介して積層
    された積層型共通電極と積層型映像信号線であることを
    特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  16. 【請求項16】遮光層を前記アレイ基板に設けたことを
    特徴とする請求項1から3いずれかに記載の液晶表示装
    置。
  17. 【請求項17】前記集光層は感光性樹脂材料からなるこ
    と特徴とする請求項1から3いずれかに記載の液晶表示
    装置。
  18. 【請求項18】前記集光層は前記共通電極、画素電極、
    走査信号線、映像信号線及び半導体スイッチ素子を形成
    する過程で使用するいずれかの保護膜からなること特徴
    とする請求項1から3いずれかに記載の液晶表示装置。
  19. 【請求項19】前記集光層は前記配向制御部材と同一材
    料で形成したことを特徴とする請求項3記載の液晶表示
    装置。
  20. 【請求項20】請求項1から19のいずれかに記載の液
    晶表示装置の製造方法であって、凸または凹部のパター
    ンを形成する第1の工程と、前記凸または凹部の形状を
    制御する熱処理工程とからなることを特徴とする液晶表
    示装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1632794A2 (en) 2004-07-09 2006-03-08 JSR Corporation Radiation sensitive resin composition for forming microlens
WO2006027934A1 (ja) * 2004-09-10 2006-03-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 透光型表示パネルとその製造方法
US7374799B2 (en) 2003-12-25 2008-05-20 Jsr Corporation Radiation sensitive composition, microlens, process for forming microlens and use of the microlens

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