JP2001109321A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2001109321A
JP2001109321A JP28700999A JP28700999A JP2001109321A JP 2001109321 A JP2001109321 A JP 2001109321A JP 28700999 A JP28700999 A JP 28700999A JP 28700999 A JP28700999 A JP 28700999A JP 2001109321 A JP2001109321 A JP 2001109321A
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JP28700999A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ishino
正浩 石野
Shigefuka Nagata
茂深 永田
Kiyoshi Iwai
清 岩井
Yasutaka Goto
康孝 後藤
Nobumitsu Kouchi
信光 幸内
Tomohisa Yoshida
智久 吉田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接触傷による画像欠陥、トナーの付着による
計測精度の低下や画像欠陥を防止しつつ、より正確な温
度計測を簡易な構成で実現する定着装置を提供する。 【解決手段】 その表面には記録シートが接触する通紙
領域と記録シートが接触しない非通紙領域とが存在し、
少なくとも一方の内部には所定の熱量で加熱する加熱手
段を有し、互いに圧接して回転する一対の定着回転体
と、感熱部分を有しその感熱部分を定着回転体表面に接
触させてその温度を測定する温度測定手段と、当該温度
測定手段が測定する定着回転体の温度に基づいて当該発
熱手段の熱量を制御する制御手段とを備える定着装置に
おいて、当該感熱部分は当該通紙領域と非通紙領域とに
跨って接触することを特徴とする定着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置の定着装置に関し、より詳しくは、
その温度計測技術に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、いわゆる電子写真プロセスに
より記録シート上に保持されたトナー像を記録シート上
に定着する定着装置が広く知られている。すなわち、互
いに圧接して回転する一対の定着回転体のニップ部分へ
記録シートを通過させ、その際の熱と圧力との作用によ
りトナー像を記録シートへ定着し、永久像を形成するも
のでる。
【0003】このような定着装置では、ホットオフセッ
ト、コールドオフセット等を防ぐよう適切な温度で定着
を行なう必要があり、そのために定着回転体の表面温度
を測定し、その測定結果に基づいて定着回転体への加熱
を制御している。
【0004】このような定着回転体の温度制御を適切に
行なうための一つの条件は、定着回転体の表面温度を正
確に計測することである。より詳しくは、ニップ部分通
過時に記録シート上のトナー(像)に対してどれだけの
熱量を与えるかが問題となるため、定着回転体表面上の
トナー像が接触する領域(以下、「画像領域」という)
の表面温度を正確に計測することである。
【0005】とろこで、定着回転体の表面温度を正確に
計測するために、サーミスタを定着回転体の表面に接触
させてその温度を計測することが行なわれている。ま
た、そのサーミスタを定着回転体表面上の画像領域に接
触させる方法と非画像領域に接触させる方法とが存在す
る。
【0006】ここで、サーミスタを定着回転体上の画像
領域に接触させる方法は、上述の正確な温度計測という
観点からは理想的であるが、その接触により定着回転体
表面の画像領域を傷つけ、その傷部分での定着不良を招
き、結果として画像欠陥が生じるおそれがある。また、
そのサーミスタにオフセットトナーが付着、堆積すると
温度計測の精度が悪化してしまう。さらに、堆積したオ
フセットトナー塊がサーミスタから外れると、その後そ
のオフセットトナー塊は記録シート上に定着し、画像欠
陥となってしまう。
【0007】そこで、定着回転体表面の傷の発生を低減
すべく、特開平7−92836号公報には、剥離フィン
ガ、サーミスタ、サーモスタット等の部材を定着回転体
の軸方向に分散させて配置する技術が提案されている。
【0008】一方、サーミスタを定着回転体の非画像領
域である非通紙領域に接触させる方法は、これら接触傷
による画像欠陥、トナーの付着による計測精度の低下や
画像欠陥などの問題は生じないが、上述の正確な温度計
測という観点からは必ずしも好ましい方法ではない。す
なわち、理想的には定着回転体上の画像領域の温度を計
測すべきであるにもかかわらず、実際には非画像領域で
ある非通紙領域の表面温度を計測しているため、これら
の温度間に食い違いが生じてしまう。
【0009】そこで、特開平8−286553号公報に
おいて、定着回転体上の軸方向の両端部に存在する非通
紙領域にそれぞれサーミスタを設け、一方のサイドレジ
スト側のサーミスタにより下限温度を、他方のサーミス
タにより上限温度を計測し、温度制御を行なう技術を本
出願人は既に提案している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−92836号公報に提案されている技術では、剥離
フィンガ、サーミスタ、サーモスタット等の全体として
考えると確かに定着回転体への接触傷等は低減されるか
もしれないが、サーミスタ単独で考えると依然として接
触傷による画像欠陥、トナーの付着による計測精度の低
下や画像欠陥などの問題は解決されない。一方、特開平
8−286553号公報に提案されている技術では、確
かにある程度正確な温度計測が可能であり、適切に温度
制御がなされるが、更なる精度の向上が求められてい
る。また、サーミスタが二つ必要であり、コスト的にも
改善の余地がある。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、接触傷による画像欠陥、ト
ナーの付着による計測精度の低下や画像欠陥を防止しつ
つ、より正確な温度計測を簡易な構成で実現する定着装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、その表面には
記録シートが接触する通紙領域と記録シートが接触しな
い非通紙領域とが存在し、少なくとも一方の内部には所
定の熱量で加熱する加熱手段を有し、互いに圧接して回
転する一対の定着回転体と、感熱部分を有しその感熱部
分を定着回転体表面に接触させてその温度を測定する温
度測定手段と、当該温度測定手段が測定する定着回転体
の温度に基づいて当該発熱手段の熱量を制御する制御手
段とを備え、当該一対の定着回転体の圧接部分に記録シ
ートを通過させることにより記録シート上の未定着トナ
ー像を定着する定着装置において、当該感熱部分は当該
通紙領域と非通紙領域とに跨って接触するものである
(請求項1)。
【0013】図1は、本発明の概念を説明するものであ
る。図1(a)中矢印HR、PRはそれぞれ定着回転体
の回転方向を示しており、図1(b)中矢印Pは記録シ
ートの搬送方向を示している。定着回転体の表面には、
その軸方向(定着回転体の回転方向や記録シートの搬送
方向に垂直な方向)の中央部に定着の際に記録シートが
接触する通紙領域と、その通紙領域の軸方向両端部に定
着の際に記録シートが接触しない非通紙領域とが存在し
ている。
【0014】そして、感熱部分はその一部が通紙領域に
接触し、一部が非通紙領域に接触している。なお、図1
(b)では向かって左側の通紙領域と非通紙領域とに跨
って感熱部分が接触しているが、これに限らず向かって
右側の通紙領域と非通紙領域とに跨って感熱部分が接触
するものでもよい。また、向かって左側と右側の2ヶ所
に設けることも可能である。この感熱部分の形状は図1
(b)に示すように四角形でもよいし、他の形状例えば
円形や三角形でもよい。感熱部材の大きさは、一般的に
はおよそ20〜40〔mm2〕程度である。感熱部材の
材料は熱伝導性の良好なものを採用することが好まし
く、例えば銅などにより構成される。
【0015】なお、定着回転体とは図1に示すよにロー
ル状のものの他、複数のロールにより張架される無端ベ
ルト状のものでもよい。また、内部に熱源を備える定着
回転体の基材は、熱伝導性の高い材料、例えばアルミニ
ウムなどにより構成することが好ましい。
【0016】ここで、感熱部分の一部が通紙領域に接触
しているため正確な通紙領域の温度計測を行なうことが
できる。一方、通紙領域に接触している感熱部分は一部
に過ぎないため、定着回転体表面の通離領域を傷つける
ことによる画像欠陥、トナーの付着による計測精度の低
下や画像欠陥が起こりにくい。特に通紙領域の端部に
は、一般的にトナーは付着しないか、付着してもごく僅
かしか付着しないため、そこに感熱部分が接触してもこ
れらの問題が生じることはまれである。
【0017】すなわち、通紙領域の端部であれば感熱部
分が接触することによる弊害は比較的少ない。一方、よ
り正確な温度計測を行なうためには、感熱部分のうち、
通紙領域に接触する部分の割合は大きいほうが好まし
い。そこで、本発明では、当該感熱部分の面積の2分の
1以上(1未満)が通紙領域に接触するものでもある
(請求項2)。
【0018】一方、感熱部分のうち、通紙領域に接触す
る部分の大きさが大きい場合には、それが通紙領域の端
部であると言えども、定着回転体表面の通離領域を傷つ
けることによる画像欠陥、トナーの付着による計測精度
の低下や画像欠陥が起こる可能性が僅かながら存在す
る。そこで本発明は、当該通紙領域内には記録シート上
のトナー像が接触し得る画像領域と接触し得ない非画像
領域とが存在し、当該感熱部分の通紙領域内に存在する
部分は当該非画像領域にのみ接触するものである(請求
項3)。
【0019】図4は、本発明の概念を説明するものであ
る。記録シートは、その全面にトナー画像が形成される
のではなく、その端部には一定幅(例えば、4ミリ程
度)のトナー画像が形成されない縁消し部分が存在す
る。つまり、記録シートの全面はその端部に画像が形成
されない非画像領域と、その非画像領域に囲まれて画像
が形成される画像領域とが存在する。この画像領域の定
着回転体の軸方向の長さを画像領域幅として図示する。
【0020】そして、この画像領域幅に対応して定着回
転体の表面(通離領域)には、記録シート上のトナー像
が接触し得る画像領域が存在する。また、記録シート幅
から画像領域幅を差し引いた部分に対応して手着回転体
の表面(通紙領域)には、記録シート上のトナー象が接
触し得ない非画像領域とが存在する。この図に示すよう
に、感熱部分の通紙領域内に存在する部分は定着回転体
表面の画像領域には存在しない。
【0021】定着装置をこのように構成することによ
り、感熱部分が定着回転体表面の通離領域を傷つけるこ
とによる画像欠陥、トナーの付着による計測精度の低下
や画像欠陥が起こることはない。
【0022】ところで、定着の対象となる記録シートの
サイズは定着回転体の軸方向において様々である。そし
て、様々なサイズの記録シートの中心が定着回転体の軸
方向の中心付近のレジスト位置に一致させて定着される
センターレジスト方式と、様々なサイズの記録シートの
一端が定着回転体の軸方向の端部付近のレジスト位置に
一致されて定着されるサイドレジスト方式とが存在す
る。
【0023】図3は、センターレジスト方式を説明する
図である。一方、図4は、サイドレジスト方式を説明す
る図である。いずれの図においても、3種類の記録シー
トA、B、Cが一対の定着回転体の圧接部分へ搬送され
る様子を示している。これらの記録シートA、B、Cの
定着回転体の軸方向の長さ、すなわち搬送方向に対して
垂直な方向の長さはそれぞれ図中の記録シート幅A、
B、Cである。なお、図中矢印Pは、記録シートの搬送
方向を示している。
【0024】ここで、図3に示すようにセンターレジス
ト方式の場合には、定着回転体表面に3種類のサイズの
記録シートのいずれとも接触する絶対通紙領域と、いず
れも接触しない絶対非通紙領域(の両方)とが互いに離
間して存在する。一方、図4に示すようにサイドレジス
ト方式の場合には、定着回転体表面に3種類のサイズの
記録シートのいずれとも接触する絶対通紙領域と、いず
れも接触しない絶対非通紙領域(の一方)とが互いに隣
接して存在する。
【0025】したがって、簡易な構成により感熱部分を
当該通紙領域と非通紙領域とに跨って接触させるために
は、次のような定着装置とすることが好ましい。
【0026】すなわち、本発明は、当該定着回転体の表
面にはいかなるサイズの記録シートでも接触する絶対通
紙領域といかなるサイズの記録シートでも接触しない絶
対非接触領域とが存在し、当該感熱部分は当該絶対通紙
領域と非通紙領域とのみに跨って接触するものである
(請求項4)。
【0027】また、本発明は、記録シートの一端をを定
着回転体の軸方向の所定レジスト位置に一致させて圧接
部分を通過させるとともに、当該感熱部分は当該所定レ
ジスト位置跨って接触するものである(請求項5)。
【0028】これらのように本発明は、感熱部分が定着
回転体へ接触することにより発生する画像欠陥を防止す
ることをその目的の一つとする。したがって、本発明を
定着回転体の表面が傷付きやすく、そのためにその傷部
分で画像欠陥がより生じやすい定着回転体を備える定着
装置に適用することにより、その効果が一層顕著に発揮
されることになる。
【0029】つまり、本発明は、当該感熱部分が接触さ
れる定着回転体の最外層はフッ素樹脂により構成される
定着装置(請求項6)、定着回転体表面には離型剤が供
給されない定着装置(請求項7)でもある。
【0030】さらに、本発明は、これら請求項1〜請求
項7のいずれかに記載の定着装置を備える画像形成装置
でもある(請求項8)。
【0031】
【発明の実施による態様】以下、実施例を用いて本発明
の好適な実施の態様を説明する。
【0032】◎実施例 図5には、本発明に係る定着装
置14を含んで構成された画像形成装置10が示されて
いる。図5に示されるように、画像形成装置10はケー
シング12によって被覆され略箱状に形成されている。
【0033】画像形成装置10の下部には、複数の記録
媒体トレイ16(本実施の形態においては3つの記録媒
体トレイ16A、16B、16Cを図示)が配設されて
いる。それぞれの記録媒体トレイ16A、16B、16
Cには、例えば、B5サイズ、B4サイズ、A4サイ
ズ、A3サイズ等のサイズの異なる記録媒体18が備え
られている。記録媒体トレイ16における記録媒体排出
部近傍には半月ローラ20が配設されており、指定され
た用紙トレイ16から用紙18が一枚ずつ送り出され、
複数の搬送ローラ対22によって所定方向に搬送され
る。また、画像形成装置10によって用紙28の両面
(表面と裏面)への画像形成が指示された場合に、表面
への画像形成が終了した用紙18の表裏を反転させる用
紙反転部17が設けられている。
【0034】画像形成装置10の一方の側面には、必要
に応じて用紙18を手差しで挿入する手差しトレイ24
が配設されている。手差しトレイ24における用紙挿入
部近傍には、前述した用紙トレイ16と同様に半月ロー
ラ20が配設されており、用紙18を一枚ずつ送り出す
ことができるようになっている。
【0035】画像形成装置10の上部には、定着装置1
4によって所望の画像が定着された用紙18が排出され
る排出トレイ26が設けられている。
【0036】画像形成装置10における用紙トレイ16
の上部には、スキャナで原稿を読み取りかつ各種画像処
理を施した画像データ(本実施の形態における画像形成
装置10はカラー画像を対象としているため、画像処理
を施すことによってイエロー、マゼンタ、シアン、黒の
4色の画像データに変換される)に基づいて感光体30
にビーム光を照射する光走査装置32、及び用紙18に
所望の画像を定着する定着装置14等を含んで構成され
る画像形成部28が設けられている。
【0037】光走査装置32は、光源、回転多面鏡3
4、fθレンズ、シリンドリカルミラー、反射ミラー3
6等によって構成されている。図示しない光源から射出
されたレーザ光は、回転多面鏡34によって偏向されか
つfθレンズ、シリンドリカルミラー、反射ミラー36
等を介して感光体30に照射される。
【0038】また、感光体30の周囲には、帯電器3
8、ロータリー現像器40、IBTベルトにより構成さ
れた中間転写体42、感光体用クリーナー44及び図示
しない除電ランプが配設されている。
【0039】感光体30は、図5に示される矢印A方向
に定速回転する。帯電体38は、感光体30を一様にマ
イナス帯電する。また、ロータリー現像器40には、イ
エロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー46Y、
46M、46C、46Bkが供給されている。中間転写
体42は、複数のローラ48に巻き掛けられており、ロ
ーラ48が回転することによって図5に示される矢印B
方向に一定速度で移動する。感光体用クリーナー44
は、中間転写体42に転写されずに感光体30上に残留
したトナーを除去する。さらに、除電ランプは、感光体
用クリーナー44によって残留したトナーが除去された
後に感光体30を除電する。
【0040】さらに、中間転写体42の周囲には、画像
検出センサ51及び中間転写体用クリーナー50が配設
されている。画像検出センサ51は転写部52よりも中
間転写体42の回転方向上流側に設けられており、中間
転写体42に形成されたトナー像の有無を検出するよう
になっている。中間転写体用クリーナー50は、転写部
52よりも中間転写体42の回転方向下流側に設けられ
ており、中間転写体42から用紙18へのトナー像の転
写が終了した後に中間転写体42の表面に残留したトナ
ーを除去するようになっている。
【0041】矢印A方向に回転する感光体30は、帯電
器38によって一様にマイナス帯電され、光走査装置3
2から射出されるレーザ光によってまず第1色目の黒色
の潜像が感光体30上に形成される。この潜像は、ロー
タリー現像器40の黒色の現像器によって黒色トナーで
現像される。現像された黒色トナー像は中間転写体42
に転写される。感光体30上に転写されずに残ったトナ
ーは、図示しないクリーナーによって除去され、感光体
30は除電ランプにより除電される。
【0042】そして、感光体30は再び帯電器38によ
って一様にマイナス帯電され、第2色目のイエローの画
像形成が行われる。このようにして、第3色目のマゼン
タ、第4色目のシアンまで計4色のトナー像が中間転写
体26に順次転写される。4色のトナー像の中間転写体
42への転写が完了した時点で、中間転写体42の表面
に最終トナー像が形成される。
【0043】中間転写体42の下方には、中間転写体4
2に形成された最終トナー像を用紙18に転写する転写
部52が設けられている。用紙18は、前述したように
指定されたサイズの用紙18が備えられている用紙トレ
イ16から搬送ローラ対22によって転写部52まで搬
送される。
【0044】転写部52の配設位置よりも用紙18の搬
送方向下流側には、定着装置14が配設されている。定
着装置14では、最終トナー像が転写された用紙34に
定着処理を施すことによって所定の画像が用紙18上に
形成される。以下に定着装置14の詳細を説明する。
【0045】図6に示すように、定着装置14は用紙1
8上に転写されたトナーを用紙18に融解定着させるた
めの加熱ローラ56と、この加熱ローラ56と共に用紙
18を挟持して加圧させるための加圧ローラ58とを含
んで構成されている。
【0046】加熱ローラ56は、肉厚4mm程度のアル
ミの金属中空金として構成されている。また、用紙18
との接触面、すなわち加熱ローラ56の表面は、厚さ2
mm程度のゴム層、そのゴム層の外側の最外層に、用紙
18との離型性を確保するためのフッ素樹脂チューブ層
が形成されている。また、加熱ローラ56の内部には、
発熱体としてのハロゲンランプ62が内蔵されている。
【0047】また、加圧ローラ58は、鉄の芯金の周囲
に前述した加熱ローラ56と同様に厚さ1mm程度のゴ
ム層、そのゴム層の外側の最外層にフッ素樹脂チューブ
層が形成されている。この加圧ローラ58は、スプリン
グ68により一定の圧力で加熱ローラ56を加圧する。
これにより、加熱ローラ56と加圧ローラ58によって
用紙18が図中点線矢印Pで示す搬送経路上を挟持搬送
される。こうして加熱ローラ56と加圧ローラ58との
間の圧接部分を用紙18が通過する際にトナーが用紙1
8上に加圧融解定着される。
【0048】そして、加熱ロール56の表面には熱電気
変換素子、すなわち温度センサ64が接触している。こ
のような温度センサ64としては、サーミスタを使用し
たソフトタッチセンサーを使用することができる。
【0049】図7は、温度センサ64の感熱部分64s
の取り付け位置を説明するものである。この定着装置
(又はそれを適用する画像形成装置)では、用紙18の
一端を加熱ロール56の一端側の所定位置R(サイドレ
ジスト位置R)に一致させて搬送、定着させる。また、
用紙18の周囲にはトナー画像が形成されない非画像領
域存在し、その非画像領域に囲まれた領域(図中斜線部
分:画像領域18i)にトナー画像が形成さえ得る。こ
の画像領域と非画像領域との加熱ロール56の軸方向で
の境を画像境界Iとして、サイドレジスト位置Rと画像
境界Iとの距離、すなわち、非画像領域の幅ΔLは、本
実施例では約4mmに設定されている。なお、図7の太
矢印Pは用紙18の搬送方向を示す。
【0050】このような用紙18のサイドレジスト位置
R、非画像領域幅ΔL、画像境界Iに対応して、加熱ロ
ール56の表面の端部軸方向には、サイドレジスト位置
Rを境として通紙領域と非通紙領域が、また画像境界I
を境として画像領域と非画像領域とが存在している。
【0051】ここで温度センサ64の感熱部分64s
は、加熱ロール56の軸方向の長さが約6mm、回転方
向の長さが約4mmの長方形をしており、その各角は面
取りされており、適度な曲面で形成されている。また、
この感熱部分64sは、加熱ロール56表面と直接接触
してその熱を奪い、その熱により一様に加熱されるべき
ものであるため熱伝導性が高い金属、ここではリン青銅
により構成されている。
【0052】この感熱部分64sは、その略中心が通紙
領域と非通紙領域との境、すなわちサイドレジスト位置
Rに一致させて加熱ロール56に接触している。さら
に、その感熱部分64sのうち通紙領域側に存在する部
分は、加熱ロール56の非画像領域内にすべて存在し、
画像領域内にはまったく存在していない。
【0053】図8は、本実施例に係る定着装置の温度制
御の制御系をブロック図を用いて説明するものである。
ここで符号66は、電源部を含めた制御回路である。温
度センサ64は、加熱ロール56の(上述の感熱部分6
4sが接触する部分での)表面温度Tを計測し、その表
面温度Tに応じた電圧VTを制御回路66へと出力す
る。制御回路66は、その電圧値VTに応じて加熱ロー
ル56内のハロゲンランプ62へ供給する電力Pを制御
する。
【0054】より具体的には、制御回路66には加熱ロ
ール56の表面温度T1、T2(T1<T2)にそれぞれ対
応する電圧値VT1、VT2が予め設定されている。そし
て、温度センサ64からの出力される電圧VTとこれら
の電圧値VT1、VT2とを比較し、電圧VTが電圧値VT2
よりも高いとハロゲンランプ62への電力供給を停止
し、電圧VTが電圧値VT1よりも低いとハロゲンランプ
62への電力供給を行なう。
【0055】図9は、このような温度制御を行なってい
る際の加熱ロール56の表面温度Tと経過時間との関係
をグラフにより示したものである。このグラフにおい
て、縦軸は加熱ロール56の表面温度を([°C]
で)、横軸は経過時間をそれぞれ示している。加熱ロー
ル56の表面温度TがT2に達すると(時刻t1)、制御
回路66がハロゲンランプ62への電力供給を停止す
る。すると、定着の際に用紙18やその用紙18上のト
ナーにより加熱ロール56の熱が奪われ、徐々にその表
面温度は低下する。そして、時刻t2において加熱ロー
ル56の表面温度TがT1に達すると、制御回路66が
ハロゲンランプ62への電力供給を開始する。すると、
定着の際に用紙18やその用紙18上のトナーにより奪
われる熱よりもハロゲンランプ62からの伝達される熱
の方が上回り、徐々にその表面温度は上昇する。以下、
この繰り返しにより温度制御を行なっている。
【0056】このような温度制御を行なうことで、加熱
ロール56の表面温度を略T1〜T2までの範囲に保つこ
とができ、ホットオフセット、コールドオフセット等が
生じず適切に用紙18へのトナーの定着を行なうことが
できる。なお、ここでは単純なオンオフ制御のみを示し
たが、これに限らず、例えばカラーかモノクロか、連続
画像形成か否か、記録シートの種類等の画像形成条件、
温度や湿度等の周囲環境などにより、T1、T2の値を適
宜変更することもできる。また、スタートアップ時には
より大きな電力をハロゲンランプ62に供給するなど電
力の大きさを変更することもできる。
【0057】◎試験例 本発明者らは、この発明を完成するために数々の試験を
繰り返し行なったが、ここではその一部、すなわち温度
センサ64の感熱部分64sの一部分であっても、それ
が加熱ロール56の通紙領域に存在すれば、適切な温度
制御を行なうことができることを確認した実験を説明す
る。
【0058】図10は、本発明者らが行なった試験の条
件を説明するものである。実施例において説明したもの
と同一の定着装置を用い、この加熱ロール56の表面の
6ヶ所A〜Fにそれぞれ温度センサ64(A〜F)を設
置し、そのうちの一つの温度センサ64(例えばA)の
計測結果に基づいて温度制御を行い、その際の他の温度
センサ64(例えばB〜F)の測定結果を観察した。な
お、目標温度は160°Cとした。
【0059】ここで、6つの温度センサ64(A〜F)
の感熱部分64s(A〜F)の中心位置は、それぞれ加
熱ロール56表面のサイドレジストレーション位置Rを
基準として、軸方向に−10mm(A)、0mm
(B)、10mm(C)、100mm(D)、145m
m(E)、280mm(F)のそれぞれの位置である。
また、温度センサ64A、B、C、Dの計測結果に基づ
いて行なった温度制御をそれぞれNo.1、2、3、4
とする。したがって、No.2が本実施例に相当する。
【0060】○その1(モノクロ画像形成) 実施例で説明した画像形成装置において、モノクロ画像
を連続してA3サイズの用紙に100枚形成した後、各
温度センサ64(A〜F)の計測結果を観察した。な
お、用紙としては富士ゼロックスオフィスサプライ株式
会社製P紙を用いた。
【0061】
【表1】
【0062】表1は、この実験結果をまとめた表であ
る。例えば、温度センサ64Aの計測結果に基づいて温
度制御を行なったNo.1の結果を見ると、温度センサ
64Aの計測結果は160°C、温度センサ64Bの計
測結果は145°C、温度センサ64Cの計測結果は1
40°C、温度センサ64Dの計測結果は141°C、
温度センサ64Eの計測結果は145°C、温度センサ
64Fの計測結果は140°Cであることがそれぞれ示
されている。
【0063】図11は、表1にまとめた実験結果を折れ
線グラフにより表したものである。このグラフにおい
て、縦軸は各温度センサ64(A〜F)が計測した加熱
ロール56表面の温度を、横軸は各温度センサ64(A
〜F)の感熱部分64s(A〜F)の中心の位置をそれ
ぞれ示している。
【0064】この図11に表した折れ線グラフから分か
るように、No.2(本実施例)、No.3、No.4
ではどの計測位置であっても計測結果が略等しく加熱ロ
ール56の軸方向での温度むらが小さいが(各位置によ
る温度差は4〜5°C)、No.1では計測位置Aと他
の計測位置B〜Fとの計測結果に差があり、加熱ロール
56の軸方向での温度むらが大きい(各位置による温度
差は20°C)。
【0065】つまり、加熱ロール56の表面の非通紙領
域のみに温度センサ64の感熱部分64sが存在する場
合には適切な温度制御が難しく、一方、加熱ロール56
の表面の通紙領域に温度センサ64の感熱部分64sが
一部でも存在する場合(No.2)には適切な温度制御
可能であることが明らかになった。
【0066】○その2(カラー画像形成) 実施例で説明した画像形成装置において、カラー画像を
連続してA3サイズの用紙に100枚形成した後、各温
度センサ64(A〜F)の計測結果を観察した。なお、
用紙としては富士ゼロックスオフィスサプライ株式会社
製J紙を用いた。
【0067】
【表2】
【0068】表2は、この実験結果をまとめた表であ
る。例えば、温度センサ64Aの計測結果に基づいて温
度制御を行なったNo.1の結果を見ると、温度センサ
64Aの計測結果は160°C、温度センサ64Bの計
測結果は152°C、温度センサ64Cの計測結果は1
51°C、温度センサ64Dの計測結果は152°C、
温度センサ64Eの計測結果は156°C、温度センサ
64Fの計測結果は152°Cであることがそれぞれ示
されている。
【0069】図12は、表2にまとめた実験結果を折れ
線グラフにより表したものである。このグラフにおい
て、縦軸は各温度センサ64(A〜F)が計測した加熱
ロール56表面の温度を、横軸は各温度センサ64(A
〜F)の感熱部分64s(A〜F)の中心の位置をそれ
ぞれ示している。
【0070】この図12に表した折れ線グラフから分か
るように、No.2(本実施例)、No.3、No.4
ではどの計測位置であっても計測結果が略等しく加熱ロ
ール56の軸方向での温度むらが小さいが(通紙領域に
おける温度差は4〜5°C)、No.1では計測位置A
と他の計測位置B〜Fとの計測結果に差があり、加熱ロ
ール56の軸方向での温度むらが大きい。
【0071】つまり、カラー画像形成の場合にも、加熱
ロール56の表面の非通紙領域のみに温度センサ64の
感熱部分64sが存在する場合には適切な温度制御が難
しく、一方、加熱ロール56の表面の通紙領域に温度セ
ンサ64の感熱部分64sが一部でも存在する場合(N
o.2)には適切な温度制御可能であることが明らかに
なった。
【0072】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、接触傷による画像欠陥、トナーの付着による計測
精度の低下や画像欠陥を防止しつつ、より正確な温度計
測を簡易な構成で実現する定着装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の基本概念を説明するものであ
る。
【図2】図2は、定着回転体の画像領域を説明するもの
である。
【図3】図3は、センターレジ方式を説明するものであ
る。
【図4】図4は、サイドレジ方式を説明するものであ
る。
【図5】図5は、実施例に係る定着装置を備えた画像形
成装置の全体図である。
【図6】図6は、実施例に係る定着装置の要部を説明す
るものである。
【図7】図7は、実施例に係る定着装置の温度センサの
位置を説明するものである。
【図8】図8は、実施例に係る定着装置の温度制御の制
御系をブロック図を用いて説明するものである。
【図9】図9は、実施例に係る定着装置の温度制御の一
態様をグラフを用いて説明するものである。
【図10】図10は、本発明を完成するための実験の条
件を説明するものである。
【図11】図11は、本発明を完成するための実験の一
の結果を示すものである。
【図12】図12は、本発明を完成するための実験の他
の結果を示すものである。
【符号の説明】
56…加熱ロール、58…加圧ロール、62…ハロゲン
ランプ、18…用紙、64…温度センサ、64s…感熱
部分、66…制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 清 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 後藤 康孝 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 幸内 信光 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 (72)発明者 吉田 智久 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号、富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内 Fターム(参考) 2H033 BA32 BA59 BB05 3K058 AA42 BA18 CA23 CA91 DA02 GA06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その表面には記録シートが接触する通紙
    領域と記録シートが接触しない非通紙領域とが存在し、
    少なくとも一方の内部には所定の熱量で加熱する加熱手
    段を有し、互いに圧接して回転する一対の定着回転体
    と、感熱部分を有しその感熱部分を定着回転体表面に接
    触させてその温度を測定する温度測定手段と、当該温度
    測定手段が測定する定着回転体の温度に基づいて当該発
    熱手段の熱量を制御する制御手段とを備え、当該一対の
    定着回転体の圧接部分に記録シートを通過させることに
    より記録シート上の未定着トナー像を定着する定着装置
    において、 当該感熱部分は当該通紙領域と非通紙領域とに跨って接
    触することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 当該感熱部分の面積の2分の1以上が通
    紙領域に接触する請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 当該通紙領域内には記録シート上のトナ
    ー像が接触し得る画像領域と接触し得ない非画像領域と
    が存在し、 当該感熱部分の通紙領域内に存在する部分は当該非画像
    領域にのみ接触する請求項1又は請求項2のいずれかに
    記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 当該定着回転体の表面にはいかなるサイ
    ズの記録シートでも接触する絶対通紙領域といかなるサ
    イズの記録シートでも接触しない絶対非接触領域とが存
    在し、 当該感熱部分は当該絶対通紙領域と非通紙領域とのみに
    跨って接触する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
    定着装置。
  5. 【請求項5】 記録シートの一端を定着回転体の軸方向
    の所定レジスト位置に一致させて圧接部分を通過させる
    とともに、 当該感熱部分は当該所定レジスト位置跨って接触する請
    求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 当該感熱部分が接触される定着回転体の
    最外層はフッ素樹脂により構成される請求項1〜請求項
    5のいずれかに記載の定着装置。
  7. 【請求項7】 当該定着回転体表面には離型剤が供給さ
    れない請求項1〜請求項6のいずれかに記載の定着装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれかに記載の
    定着装置を備える画像形成装置。
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