JP2001105102A - 連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法 - Google Patents
連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 凝固の初期段階における鋳片の不均一冷却
に起因する表面欠陥や凝固シェルの拘束性ブレークアウ
トを防止する連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法を提供
する。 【解決手段】 鋳型内面に凹部を設けて、連続鋳造を開
始する前にあらかじめモールドフラックスを凹部に充填
する。
に起因する表面欠陥や凝固シェルの拘束性ブレークアウ
トを防止する連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法を提供
する。 【解決手段】 鋳型内面に凹部を設けて、連続鋳造を開
始する前にあらかじめモールドフラックスを凹部に充填
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造技術に関
し、特に凝固の初期段階における鋳片の不均一冷却に起
因する表面欠陥や凝固シェルの拘束性ブレークアウトの
発生を防止するとともに、鋳片の表面性状の改善に好適
な連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法に関する。
し、特に凝固の初期段階における鋳片の不均一冷却に起
因する表面欠陥や凝固シェルの拘束性ブレークアウトの
発生を防止するとともに、鋳片の表面性状の改善に好適
な連続鋳造用鋳型および連続鋳造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に連続鋳造によって鋼鋳片を製造す
る場合、まず鋳型内に注入された溶鋼が鋳型と接して冷
却され、薄い凝固層(以下、凝固シェルという)を形成
する。こうして溶鋼を鋳型内に注入しながら凝固シェル
を下方へ引き抜く(以下、定常鋳込みという)ことによ
って、鋳片を製造する。
る場合、まず鋳型内に注入された溶鋼が鋳型と接して冷
却され、薄い凝固層(以下、凝固シェルという)を形成
する。こうして溶鋼を鋳型内に注入しながら凝固シェル
を下方へ引き抜く(以下、定常鋳込みという)ことによ
って、鋳片を製造する。
【0003】鋳型による冷却が不均一になると、凝固シ
ェルの厚さが不均一になり、その結果、凝固シェルの表
面は平滑にならない。特に凝固の初期段階で凝固シェル
の厚さが不均一に成長すると、凝固シェルの表面に応力
集中を生じて微小な縦割れが発生する。この微小な縦割
れは、鋳片が完全に凝固した後も残存し、鋳片表面の縦
割れとなる。鋳片の表面に縦割れが発生すると、後工程
(たとえば圧延工程等)へ鋳片を送給するに先立って、
縦割れの除去(以下、手入れという)が必要となる。
ェルの厚さが不均一になり、その結果、凝固シェルの表
面は平滑にならない。特に凝固の初期段階で凝固シェル
の厚さが不均一に成長すると、凝固シェルの表面に応力
集中を生じて微小な縦割れが発生する。この微小な縦割
れは、鋳片が完全に凝固した後も残存し、鋳片表面の縦
割れとなる。鋳片の表面に縦割れが発生すると、後工程
(たとえば圧延工程等)へ鋳片を送給するに先立って、
縦割れの除去(以下、手入れという)が必要となる。
【0004】また凝固シェルの表面が平滑でなければ、
縦割れの他に、凝固シェル表層部が鋳型の振動によって
凝固シェルと鋳型との隙間に倒れ込む原因になり、その
倒れ込んだ部分(以下、つめという)がメニスカス部に
おいて浮上した介在物や気泡を捕捉し、熱間圧延あるい
は冷間圧延の後で傷や膨れ等の表面欠陥が発生する原因
になる。
縦割れの他に、凝固シェル表層部が鋳型の振動によって
凝固シェルと鋳型との隙間に倒れ込む原因になり、その
倒れ込んだ部分(以下、つめという)がメニスカス部に
おいて浮上した介在物や気泡を捕捉し、熱間圧延あるい
は冷間圧延の後で傷や膨れ等の表面欠陥が発生する原因
になる。
【0005】このような縦割れや傷,膨れ等の表面欠陥
の発生傾向は、鋳造速度の増加に伴って高まる傾向にあ
る。今日では、一般的なスラブ連続鋳造機の鋳造速度は
10年前と比較して約 1.5〜2倍に向上しており、それに
伴って手入れ作業も増加している。近年、技術的に確立
されつつある直送加熱(いわゆるホットチャージ)や直
送圧延(いわゆるダイレクトチャージ)においても、鋳
片の手入れ作業は操業の安定化を阻害する要因になって
いる。したがって凝固の初期段階における不均一冷却に
起因する凝固シェル厚の不均一な成長およびつめの発生
を防止すると、経済的に極めて有利となる。
の発生傾向は、鋳造速度の増加に伴って高まる傾向にあ
る。今日では、一般的なスラブ連続鋳造機の鋳造速度は
10年前と比較して約 1.5〜2倍に向上しており、それに
伴って手入れ作業も増加している。近年、技術的に確立
されつつある直送加熱(いわゆるホットチャージ)や直
送圧延(いわゆるダイレクトチャージ)においても、鋳
片の手入れ作業は操業の安定化を阻害する要因になって
いる。したがって凝固の初期段階における不均一冷却に
起因する凝固シェル厚の不均一な成長およびつめの発生
を防止すると、経済的に極めて有利となる。
【0006】凝固の初期段階における不均一冷却を防止
するためには、凝固の初期段階で均一かつ緩やかな冷却
を行ない、凝固シェルの厚さを均一に成長させることに
よって、つめの生成を阻止する必要がある。この点に関
して、「 Steel in English P.560〜562 」( P. Pe
rminov etal , 1968, No.7 )には、 280×280mm のビ
レットの連続鋳造において、鋳片の表面性状を改善する
ためには、鋳型内面に凹凸を付与することが有効である
と記載されている。また特開平9-94634 号公報には、直
径もしくは幅が3〜80mmかつ深さが 0.1〜1.0mm の凹部
を鋳型内面に設けることが記載されている。さらに特開
平10-193041 号公報には、幅が 0.2〜2mmかつ深さが6
mm以下の溝を鋳型内面に設けることが記載されている。
するためには、凝固の初期段階で均一かつ緩やかな冷却
を行ない、凝固シェルの厚さを均一に成長させることに
よって、つめの生成を阻止する必要がある。この点に関
して、「 Steel in English P.560〜562 」( P. Pe
rminov etal , 1968, No.7 )には、 280×280mm のビ
レットの連続鋳造において、鋳片の表面性状を改善する
ためには、鋳型内面に凹凸を付与することが有効である
と記載されている。また特開平9-94634 号公報には、直
径もしくは幅が3〜80mmかつ深さが 0.1〜1.0mm の凹部
を鋳型内面に設けることが記載されている。さらに特開
平10-193041 号公報には、幅が 0.2〜2mmかつ深さが6
mm以下の溝を鋳型内面に設けることが記載されている。
【0007】これらの技術は、いずれもメニスカス部に
モールドパウダーを投入して、鋳型と凝固シェルとの隙
間に十分な厚さのモールドパウダー層を長時間安定して
維持し、鋳型内面に設けられた凹凸部に空気層や溶融パ
ウダー層が形成され、その空気層や溶融パウダー層の断
熱性を利用して緩やかな冷却(以下、緩冷却という)を
実現しようとするものである。
モールドパウダーを投入して、鋳型と凝固シェルとの隙
間に十分な厚さのモールドパウダー層を長時間安定して
維持し、鋳型内面に設けられた凹凸部に空気層や溶融パ
ウダー層が形成され、その空気層や溶融パウダー層の断
熱性を利用して緩やかな冷却(以下、緩冷却という)を
実現しようとするものである。
【0008】しかしこれらの技術を実際に連続鋳造に使
用すると種々の問題が生じる。たとえば幅変更が可能な
スラブ連続鋳造機の鋳型は長辺と短辺の組鋳型であるた
め、連続鋳造を開始する時に鋳型内面に設けた凹部と鋳
型のコーナー部とが一致すると、鋳込みを開始する際の
溶鋼のスプラッシュがコーナー部の凹部に差し込むとい
う問題がある。
用すると種々の問題が生じる。たとえば幅変更が可能な
スラブ連続鋳造機の鋳型は長辺と短辺の組鋳型であるた
め、連続鋳造を開始する時に鋳型内面に設けた凹部と鋳
型のコーナー部とが一致すると、鋳込みを開始する際の
溶鋼のスプラッシュがコーナー部の凹部に差し込むとい
う問題がある。
【0009】また浸漬ノズルを交換する時、あるいはタ
ンディッシュを交換する時に、鋳型内の溶鋼の湯面が定
常鋳込みの状態より低下するため、鋳型内面に固着した
モールドフラックスが剥離,離脱しやすくなり、再度鋳
込みを開始する時に溶鋼や溶鋼のスプラッシュがコーナ
ー部の凹部に差し込むという問題がある。このような溶
鋼が凹部に差し込む現象(以下、湯差しという)は、凝
固シェルの拘束性ブレークアウトが発生する原因にな
る。
ンディッシュを交換する時に、鋳型内の溶鋼の湯面が定
常鋳込みの状態より低下するため、鋳型内面に固着した
モールドフラックスが剥離,離脱しやすくなり、再度鋳
込みを開始する時に溶鋼や溶鋼のスプラッシュがコーナ
ー部の凹部に差し込むという問題がある。このような溶
鋼が凹部に差し込む現象(以下、湯差しという)は、凝
固シェルの拘束性ブレークアウトが発生する原因にな
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題を解消するべく、連続鋳造用鋳型の内面に複数個の
凹部をそれぞれ独立して形成することによって、凝固の
初期段階における鋳片の不均一冷却に起因する表面欠陥
や凝固シェルの拘束性ブレークアウトの発生を防止する
とともに、鋳片の表面性状の改善に好適な鋼の連続鋳造
用鋳型および連続鋳造方法を提供することを目的とす
る。
問題を解消するべく、連続鋳造用鋳型の内面に複数個の
凹部をそれぞれ独立して形成することによって、凝固の
初期段階における鋳片の不均一冷却に起因する表面欠陥
や凝固シェルの拘束性ブレークアウトの発生を防止する
とともに、鋳片の表面性状の改善に好適な鋼の連続鋳造
用鋳型および連続鋳造方法を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、連続鋳造用鋳
型の内面に、定常鋳込み状態の湯面から上方へ少なくと
も50mmおよび前記湯面から下方へ50〜150mm の範囲にわ
たって、複数個の凹部をそれぞれ独立して形成し、凹部
の開口部の形状が円形の場合はその直径を1〜7mmと
し、凹部の開口部の形状が非円形の場合は下記式で算出
される相当直径を1〜7mmとし、かつ凹部の深さを1〜
6mmとする連続鋳造用鋳型である。
型の内面に、定常鋳込み状態の湯面から上方へ少なくと
も50mmおよび前記湯面から下方へ50〜150mm の範囲にわ
たって、複数個の凹部をそれぞれ独立して形成し、凹部
の開口部の形状が円形の場合はその直径を1〜7mmと
し、凹部の開口部の形状が非円形の場合は下記式で算出
される相当直径を1〜7mmとし、かつ凹部の深さを1〜
6mmとする連続鋳造用鋳型である。
【0012】相当直径=4×S/L S:前記凹部の開口部の面積 (mm2) L:前記凹部の開口部の周長(mm) 前記した連続鋳造用鋳型の発明においては、第1の好適
態様として、凹部の開口部の面積S(mm2) 、凹部の数n
(個)および凹部を設けた範囲の面積A(mm2)が 0.05≦S×n/A≦0.95 の関係を満足することが好ましい。
態様として、凹部の開口部の面積S(mm2) 、凹部の数n
(個)および凹部を設けた範囲の面積A(mm2)が 0.05≦S×n/A≦0.95 の関係を満足することが好ましい。
【0013】また第2の好適態様として、連続鋳造用鋳
型がスラブ連続鋳造用鋳型であり、凹部がスラブ連続鋳
造用鋳型の対向する1対の長辺面に設けられることが好
ましい。また第3の好適態様として、凹部の開口部の形
状が円形の場合はその直径をw(mm)とし、その直径w
(mm)と凹部の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/w の関係を満足し、凹部の開口部の形状が非円形の場合は
その相当直径をW(mm)とし、その相当直径W(mm)と
凹部の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/W の関係を満足することが好ましい。
型がスラブ連続鋳造用鋳型であり、凹部がスラブ連続鋳
造用鋳型の対向する1対の長辺面に設けられることが好
ましい。また第3の好適態様として、凹部の開口部の形
状が円形の場合はその直径をw(mm)とし、その直径w
(mm)と凹部の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/w の関係を満足し、凹部の開口部の形状が非円形の場合は
その相当直径をW(mm)とし、その相当直径W(mm)と
凹部の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/W の関係を満足することが好ましい。
【0014】さらに本発明は、前記した連続鋳造用鋳型
を用いて、融点が 400℃以上の物質を連続鋳造の開始前
にあらかじめ凹部に充填した後、連続鋳造を開始する連
続鋳造方法である。前記した連続鋳造方法の発明におい
ては、好適態様として、凹部に充填する物質はモールド
フラックスであることが好ましい。
を用いて、融点が 400℃以上の物質を連続鋳造の開始前
にあらかじめ凹部に充填した後、連続鋳造を開始する連
続鋳造方法である。前記した連続鋳造方法の発明におい
ては、好適態様として、凹部に充填する物質はモールド
フラックスであることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の連続鋳造用鋳型
の長辺2と短辺3に円形の凹部1を設ける例を示す斜視
図であり、図2は長辺2に円形の凹部1を設ける例を示
す斜視図である。図3は、凹部1の配列の例を示す平面
図である。図4は、図3中のA−A視の断面図である。
の長辺2と短辺3に円形の凹部1を設ける例を示す斜視
図であり、図2は長辺2に円形の凹部1を設ける例を示
す斜視図である。図3は、凹部1の配列の例を示す平面
図である。図4は、図3中のA−A視の断面図である。
【0016】メニスカス部における凝固シェルの冷却
は、潤滑剤として投入されるモールドフラックスの凝固
フィルム層と鋳型との接触面に形成されるミクロ的な凹
凸(空気層の厚さに換算して10〜20μm)に依存する。
本発明において緩冷却を達成するために、連続鋳造を開
始する前にあらかじめ凹部1にモールドフラックスを充
填して、緩冷却に効果があるとされる空気層の伝熱抵抗
以上の伝熱抵抗を得るようにしている。つまり空気層の
熱伝導率は、一般に0.07W/m・℃(すなわち0.06kcal
/m・hr・℃, 200〜400 ℃相当)であるから、厚さ10
〜20μmの空気層の伝熱抵抗Ra は Ra =10〜20×10-6m÷0.07W/m・℃ = 0.00014〜0.00028 m2 ・℃/W となる。
は、潤滑剤として投入されるモールドフラックスの凝固
フィルム層と鋳型との接触面に形成されるミクロ的な凹
凸(空気層の厚さに換算して10〜20μm)に依存する。
本発明において緩冷却を達成するために、連続鋳造を開
始する前にあらかじめ凹部1にモールドフラックスを充
填して、緩冷却に効果があるとされる空気層の伝熱抵抗
以上の伝熱抵抗を得るようにしている。つまり空気層の
熱伝導率は、一般に0.07W/m・℃(すなわち0.06kcal
/m・hr・℃, 200〜400 ℃相当)であるから、厚さ10
〜20μmの空気層の伝熱抵抗Ra は Ra =10〜20×10-6m÷0.07W/m・℃ = 0.00014〜0.00028 m2 ・℃/W となる。
【0017】したがって輻射も考慮した熱伝導率が 3.5
W/m・℃(すなわち3kcal/m・hr・℃)である一般
的なモールドフラックスを凹部1に充填して、空気層と
同等の伝熱抵抗を得るためには、モールドフラックスの
厚さ、すなわち凹部1の深さd(mm)は d=Ra × 3.5W/m・℃= 0.5〜1.0 mm となる。したがってモールドフラックス層を使用するこ
とによって、空気層の伝熱抵抗以上の伝熱抵抗を達成す
るためには、凹部1の深さdは 1.0mm以上必要である。
W/m・℃(すなわち3kcal/m・hr・℃)である一般
的なモールドフラックスを凹部1に充填して、空気層と
同等の伝熱抵抗を得るためには、モールドフラックスの
厚さ、すなわち凹部1の深さd(mm)は d=Ra × 3.5W/m・℃= 0.5〜1.0 mm となる。したがってモールドフラックス層を使用するこ
とによって、空気層の伝熱抵抗以上の伝熱抵抗を達成す
るためには、凹部1の深さdは 1.0mm以上必要である。
【0018】一方、凹部1が深すぎる場合は、緩冷却の
効果が飽和する。また凹部1の深さは、鋳型背面に設け
られている鋳型冷却水のスリットまでの深さより浅くす
る必要がある。特に幅変更が可能なスラブ連続鋳造機の
ような長辺2と短辺3の組鋳型の場合には、鋳型コーナ
ーの凹部1に溶鋼が差し込んで湯差しが発生すると、凝
固シェルが拘束されてブレークアウトの原因になる。し
たがって連続鋳造を開始する前にあらかじめ凹部1にモ
ールドフラックスを充填しておかなければならないが、
凹部1が深すぎる場合は、モールドフラックスを凹部1
の奥底まで充填するのが困難となる。このような理由か
ら凹部1の深さdは6mmを上限とする。
効果が飽和する。また凹部1の深さは、鋳型背面に設け
られている鋳型冷却水のスリットまでの深さより浅くす
る必要がある。特に幅変更が可能なスラブ連続鋳造機の
ような長辺2と短辺3の組鋳型の場合には、鋳型コーナ
ーの凹部1に溶鋼が差し込んで湯差しが発生すると、凝
固シェルが拘束されてブレークアウトの原因になる。し
たがって連続鋳造を開始する前にあらかじめ凹部1にモ
ールドフラックスを充填しておかなければならないが、
凹部1が深すぎる場合は、モールドフラックスを凹部1
の奥底まで充填するのが困難となる。このような理由か
ら凹部1の深さdは6mmを上限とする。
【0019】つまり凹部1の深さdは1〜6mmが好適範
囲である。本発明が、均一な緩冷却を効果的に発揮する
ためには、連続鋳造用鋳型の内表面での凹部1の形状
(以下、開口部という)がモールドフラックスを充填し
やすい面積を有していることと、充填されたモールドフ
ラックスが連続鋳造中に脱落しないことが必要である。
凹部1の開口部が、図1に示すような円形である場合、
その直径wが1mm未満では開口部が狭いために充填しに
くい。直径wが7mmを超えると、開口部が広すぎるので
モールドフラックスが脱落しやすい。つまり凹部1の開
口部が円形の場合は、その直径wは1〜7mmが好適範囲
である。
囲である。本発明が、均一な緩冷却を効果的に発揮する
ためには、連続鋳造用鋳型の内表面での凹部1の形状
(以下、開口部という)がモールドフラックスを充填し
やすい面積を有していることと、充填されたモールドフ
ラックスが連続鋳造中に脱落しないことが必要である。
凹部1の開口部が、図1に示すような円形である場合、
その直径wが1mm未満では開口部が狭いために充填しに
くい。直径wが7mmを超えると、開口部が広すぎるので
モールドフラックスが脱落しやすい。つまり凹部1の開
口部が円形の場合は、その直径wは1〜7mmが好適範囲
である。
【0020】また凹部1に充填されたモールドフラック
スの脱落防止の観点から、凹部1の深さdと開口部の直
径wが、 0.3≦d/wの関係を満足することが望まし
い。また 0.3≦d/wであれば鋳型コーナー部への湯差
しが発生せず、ブレークアウトを回避できることからも
0.3≦d/wの関係を満足することが望ましい。図1に
は凹部1の開口部が円形の例を示したが、本発明におい
ては、開口部は特定の形状に限定せず、非円形(たとえ
ば三角形や四角形等の多角形あるいは楕円形)でも良
い。また、円形,楕円形,多角形を組み合わせた形状で
も良い。ただし開口部が非円形である場合は、下記の
(1)式で相当直径を算出する。
スの脱落防止の観点から、凹部1の深さdと開口部の直
径wが、 0.3≦d/wの関係を満足することが望まし
い。また 0.3≦d/wであれば鋳型コーナー部への湯差
しが発生せず、ブレークアウトを回避できることからも
0.3≦d/wの関係を満足することが望ましい。図1に
は凹部1の開口部が円形の例を示したが、本発明におい
ては、開口部は特定の形状に限定せず、非円形(たとえ
ば三角形や四角形等の多角形あるいは楕円形)でも良
い。また、円形,楕円形,多角形を組み合わせた形状で
も良い。ただし開口部が非円形である場合は、下記の
(1)式で相当直径を算出する。
【0021】 相当直径=4×S/L ・・・(1) S:前記凹部の開口部の面積(mm2) L:前記凹部の開口部の周長(mm) その相当直径Wは、円形の開口部を有する場合と同様の
理由で、1〜7mmが好適範囲である。また凹部1の開口
部の相当直径Wと凹部1の深さdとが、 0.3≦d/Wの
関係を満足することが望ましい。
理由で、1〜7mmが好適範囲である。また凹部1の開口
部の相当直径Wと凹部1の深さdとが、 0.3≦d/Wの
関係を満足することが望ましい。
【0022】凹部1は、所定の厚さのモールドフラック
スを保持するために設けられるものである。仮に凹部1
が溝状に繋がっている場合には、凹部1の上方にあるモ
ールドフラックスが溝に沿って下方へ流下して、モール
ドフラックスの厚さを保持できなくなる。また凝固シェ
ルの圧力によって押し出されたモールドフラックスが溝
に沿って、凝固シェルの圧力が低い部位へ移動するの
で、やはりモールドフラックスの厚さを保持できなくな
る。したがって凹部1は互いに独立したものであること
が望ましい。ただし、上述の通り、凹部1の開口部の形
状は限定せず、円形でも良いし、非円形でも良い。
スを保持するために設けられるものである。仮に凹部1
が溝状に繋がっている場合には、凹部1の上方にあるモ
ールドフラックスが溝に沿って下方へ流下して、モール
ドフラックスの厚さを保持できなくなる。また凝固シェ
ルの圧力によって押し出されたモールドフラックスが溝
に沿って、凝固シェルの圧力が低い部位へ移動するの
で、やはりモールドフラックスの厚さを保持できなくな
る。したがって凹部1は互いに独立したものであること
が望ましい。ただし、上述の通り、凹部1の開口部の形
状は限定せず、円形でも良いし、非円形でも良い。
【0023】定常鋳込みの状態で、メニスカス部に投入
されたモールドフラックスが一旦溶融した後、鋳型内面
からの抜熱によって再凝固あるいは高粘度化したスラグ
ベア(あるいはスラグリム)と呼ばれる付着物が連続鋳
造用鋳型の内面の湯面位置4直上に生成することがあ
る。このスラグベア(あるいはスラグリム)は、鋳型が
振動する毎にメニスカス部の凝固シェル先端を鋳型内側
へ曲げてつめを形成する。そのつめにモールドフラック
スや介在物が捕捉されて、鋳片の表面品質を悪化させ
る。
されたモールドフラックスが一旦溶融した後、鋳型内面
からの抜熱によって再凝固あるいは高粘度化したスラグ
ベア(あるいはスラグリム)と呼ばれる付着物が連続鋳
造用鋳型の内面の湯面位置4直上に生成することがあ
る。このスラグベア(あるいはスラグリム)は、鋳型が
振動する毎にメニスカス部の凝固シェル先端を鋳型内側
へ曲げてつめを形成する。そのつめにモールドフラック
スや介在物が捕捉されて、鋳片の表面品質を悪化させ
る。
【0024】そこで緩冷却を行なうことによってつめの
形成を防止するために、本発明では連続鋳造を開始する
前にあらかじめ凹部1にモールドフラックスを充填して
おき、鋳片からの抜熱に対する伝熱抵抗を高める。鋳型
内面の凹部1を設ける範囲の上端が、定常鋳込み状態の
湯面位置4の上方へ50mm未満であると、湯面の変動によ
って凹部1が設けられていない部位まで湯面が上昇した
場合に、スラグベア(あるいはスラグリム)が鋳型内面
に付着して、つめが形成される原因になる。したがって
鋳型内面の凹部1を設ける範囲の上端は、定常鋳込み状
態の湯面位置4の上方へ少なくとも50mmであることが望
ましい。
形成を防止するために、本発明では連続鋳造を開始する
前にあらかじめ凹部1にモールドフラックスを充填して
おき、鋳片からの抜熱に対する伝熱抵抗を高める。鋳型
内面の凹部1を設ける範囲の上端が、定常鋳込み状態の
湯面位置4の上方へ50mm未満であると、湯面の変動によ
って凹部1が設けられていない部位まで湯面が上昇した
場合に、スラグベア(あるいはスラグリム)が鋳型内面
に付着して、つめが形成される原因になる。したがって
鋳型内面の凹部1を設ける範囲の上端は、定常鋳込み状
態の湯面位置4の上方へ少なくとも50mmであることが望
ましい。
【0025】一方、凹部1を設ける範囲の下端位置は、
定常鋳込み状態の湯面から下方へ50〜150mm にあること
が望ましい。凹部1を設ける範囲の下端位置が定常鋳込
み状態の湯面から下方へ50mm未満である場合は、緩冷却
の効果が不十分なために、特に縦割れしやすい高速鋳造
時や、中炭素鋼の鋳造時において、縦割れの防止効果が
不十分となることがある。また、凹部1を設ける範囲の
下端位置が定常鋳込み状態の湯面から150mm を超えて下
方にある場合は、特に高速鋳造を行なう際に、緩冷却の
領域が広がるために鋳型から引き抜かれた時の凝固シェ
ルの厚さが薄くなりすぎて、非定常バルジングを起こす
危険がある。したがって高速鋳造を行なう場合は、鋳型
内面の凹部1を設ける範囲の下端は、定常鋳込み状態の
湯面4の下方へ50〜150mm 程度であることが望ましい。
定常鋳込み状態の湯面から下方へ50〜150mm にあること
が望ましい。凹部1を設ける範囲の下端位置が定常鋳込
み状態の湯面から下方へ50mm未満である場合は、緩冷却
の効果が不十分なために、特に縦割れしやすい高速鋳造
時や、中炭素鋼の鋳造時において、縦割れの防止効果が
不十分となることがある。また、凹部1を設ける範囲の
下端位置が定常鋳込み状態の湯面から150mm を超えて下
方にある場合は、特に高速鋳造を行なう際に、緩冷却の
領域が広がるために鋳型から引き抜かれた時の凝固シェ
ルの厚さが薄くなりすぎて、非定常バルジングを起こす
危険がある。したがって高速鋳造を行なう場合は、鋳型
内面の凹部1を設ける範囲の下端は、定常鋳込み状態の
湯面4の下方へ50〜150mm 程度であることが望ましい。
【0026】つまり鋳型内面の凹部1を設ける範囲は、
定常鋳込み状態の湯面位置4の上方へ少なくとも50mmの
位置から、定常鋳込み状態の湯面位置4の下方へ50〜15
0mmの位置までの範囲が好適範囲である。凹部1の開口
部の面積をS(mm2) 、凹部1の数をn(個)とすると、
凹部1の開口部の全面積はS×n(mm2) となる。この凹
部1の開口部の全面積S×n(mm2) と鋳型内面の凹部1
を設ける範囲の面積A(mm2) とが 0.05≦S×n/A≦0.95 の関係を満足することが望ましい。面積比率S×n/A
が0.05未満では緩冷却が不十分となり、面積比率S×n
/Aが0.95を超えると凹部1を互いに独立して設けるこ
とが困難になるからである。
定常鋳込み状態の湯面位置4の上方へ少なくとも50mmの
位置から、定常鋳込み状態の湯面位置4の下方へ50〜15
0mmの位置までの範囲が好適範囲である。凹部1の開口
部の面積をS(mm2) 、凹部1の数をn(個)とすると、
凹部1の開口部の全面積はS×n(mm2) となる。この凹
部1の開口部の全面積S×n(mm2) と鋳型内面の凹部1
を設ける範囲の面積A(mm2) とが 0.05≦S×n/A≦0.95 の関係を満足することが望ましい。面積比率S×n/A
が0.05未満では緩冷却が不十分となり、面積比率S×n
/Aが0.95を超えると凹部1を互いに独立して設けるこ
とが困難になるからである。
【0027】鋳型内面の凹部1の配置は、凹部1を設け
る範囲全体に均一に分布するように配置するのが基本で
あるが、必要に応じて分布密度に差をつけても構わな
い。たとえば定常鋳込み状態の湯面位置4の近傍を特に
緩冷却する場合は、定常鋳込み状態の湯面位置4近傍の
凹部1の分布密度が高くなるように配置すれば良い。ま
たコーナー部のように特に強冷却になりやすい部分の凹
部1の分布密度が高くなるように配置することも可能で
ある。
る範囲全体に均一に分布するように配置するのが基本で
あるが、必要に応じて分布密度に差をつけても構わな
い。たとえば定常鋳込み状態の湯面位置4の近傍を特に
緩冷却する場合は、定常鋳込み状態の湯面位置4近傍の
凹部1の分布密度が高くなるように配置すれば良い。ま
たコーナー部のように特に強冷却になりやすい部分の凹
部1の分布密度が高くなるように配置することも可能で
ある。
【0028】なお鋳型内面の凹部1を設ける範囲を、鋳
型の上方から凝固シェルの進行方向へ投影した場合に、
凹部1の投影が重ならない部分が存在すると、鋳型内に
注入された溶鋼が凝固シェルとなって鋳型の下端から抜
け出るまでの間に、緩冷却を受けない部分(すなわち一
貫して強冷却を受ける部分)が存在することになるの
で、凝固シェルに均一な緩冷却を与えることは不可能で
ある。そこで鋳型の上方から凝固シェルの進行方向へ投
影した場合に、凹部1の投影が重ならない部分が存在し
ないように凹部1を配列する必要がある。
型の上方から凝固シェルの進行方向へ投影した場合に、
凹部1の投影が重ならない部分が存在すると、鋳型内に
注入された溶鋼が凝固シェルとなって鋳型の下端から抜
け出るまでの間に、緩冷却を受けない部分(すなわち一
貫して強冷却を受ける部分)が存在することになるの
で、凝固シェルに均一な緩冷却を与えることは不可能で
ある。そこで鋳型の上方から凝固シェルの進行方向へ投
影した場合に、凹部1の投影が重ならない部分が存在し
ないように凹部1を配列する必要がある。
【0029】このような観点から凹部1の配列は、図3
に示すような千鳥配列が望ましい。ただし本発明におい
ては、凹部1の配列は千鳥配列に限定せず、凹部1の投
影が重ならない部分が存在しないような配列であれば良
い。図1には鋳型の長辺と短辺の内面に凹部1を設ける
例を示したが、図2に示すように対向する1対の長辺の
内面に凹部1を設けても良い。スラブ連続鋳造における
鋳型による不均一冷却の問題は、主に鋳型の長辺で生じ
るからである。
に示すような千鳥配列が望ましい。ただし本発明におい
ては、凹部1の配列は千鳥配列に限定せず、凹部1の投
影が重ならない部分が存在しないような配列であれば良
い。図1には鋳型の長辺と短辺の内面に凹部1を設ける
例を示したが、図2に示すように対向する1対の長辺の
内面に凹部1を設けても良い。スラブ連続鋳造における
鋳型による不均一冷却の問題は、主に鋳型の長辺で生じ
るからである。
【0030】幅変更が可能なスラブ連続鋳造用鋳型のよ
うな長辺と短辺の組鋳型の場合には、連続鋳造を開始す
る時に鋳型コーナーの凹部1で湯差しが発生すると、凝
固シェルが拘束されてブレークアウトの原因となる。そ
のため連続鋳造を開始する前にあらかじめモールドフラ
ックスを凹部1に充填しておくと、湯差しを防止する上
でも効果がある。
うな長辺と短辺の組鋳型の場合には、連続鋳造を開始す
る時に鋳型コーナーの凹部1で湯差しが発生すると、凝
固シェルが拘束されてブレークアウトの原因となる。そ
のため連続鋳造を開始する前にあらかじめモールドフラ
ックスを凹部1に充填しておくと、湯差しを防止する上
でも効果がある。
【0031】このような湯差しの防止や均一緩冷却の達
成のために凹部1に充填する物質は、モールドフラック
スを例として説明してきたが、本発明において凹部1に
充填する物質はモールドフラックスに限定しない。つま
り連続鋳造の操業中に潤滑剤としてメニスカス部に投入
されるモールドフラックスは、一旦溶融して凹部1に流
入し、あらかじめ凹部1に充填されている物質と接触あ
るいは順次置き替わっていく。
成のために凹部1に充填する物質は、モールドフラック
スを例として説明してきたが、本発明において凹部1に
充填する物質はモールドフラックスに限定しない。つま
り連続鋳造の操業中に潤滑剤としてメニスカス部に投入
されるモールドフラックスは、一旦溶融して凹部1に流
入し、あらかじめ凹部1に充填されている物質と接触あ
るいは順次置き替わっていく。
【0032】その過程で、凹部1に充填されている物質
と凹部1に流入するモールドフラックスとの反応や共融
等によって、凝固シェルと鋳型との潤滑に好ましくない
物質が形成されることは避けなければならない。このよ
うな観点から、あらかじめ凹部1に充填しておく物質
は、モールドフラックスを使用するのが最も好ましい。
しかし凝固シェルと鋳型との潤滑に好ましくない物質が
形成されないような素材を選択すれば、必ずしもモール
ドフラックスを使用する必要はない。
と凹部1に流入するモールドフラックスとの反応や共融
等によって、凝固シェルと鋳型との潤滑に好ましくない
物質が形成されることは避けなければならない。このよ
うな観点から、あらかじめ凹部1に充填しておく物質
は、モールドフラックスを使用するのが最も好ましい。
しかし凝固シェルと鋳型との潤滑に好ましくない物質が
形成されないような素材を選択すれば、必ずしもモール
ドフラックスを使用する必要はない。
【0033】あらかじめ凹部1に充填しておく物質は、
その融点が 400℃以上であることが重要である。鋳型内
面の表面温度は 350℃を超えることはないので、融点が
350℃以下の物質を凹部1に充填すると、容易に液状化
して流失し、湯差しの防止や均一緩冷却の達成に効果を
発揮できないからである。また、あらかじめ凹部1に充
填しておく物質の熱伝導率はモールドフラックスと同等
のものが望ましいが、連続鋳造を開始した後、この物質
は順次モールドフラックスと置き替わっていくので、熱
伝導率に多少の差があっても問題ない。熱伝導率が 5.8
W/m・℃(すなわち5kcal/m・hr・℃)以下であれ
ば、実際の操業で問題はない。
その融点が 400℃以上であることが重要である。鋳型内
面の表面温度は 350℃を超えることはないので、融点が
350℃以下の物質を凹部1に充填すると、容易に液状化
して流失し、湯差しの防止や均一緩冷却の達成に効果を
発揮できないからである。また、あらかじめ凹部1に充
填しておく物質の熱伝導率はモールドフラックスと同等
のものが望ましいが、連続鋳造を開始した後、この物質
は順次モールドフラックスと置き替わっていくので、熱
伝導率に多少の差があっても問題ない。熱伝導率が 5.8
W/m・℃(すなわち5kcal/m・hr・℃)以下であれ
ば、実際の操業で問題はない。
【0034】
【実施例】連続鋳造を行なうに際して、断面サイズが長
辺1.56m、短辺0.26mの鋳型を用いて、極低炭素鋼
(C:0.0015〜0.0030mass%,Si:tr,Mn:0.10mass
%,P:0.015〜0.035 mass%,S: 0.007〜0.020 mas
s%,Al: 0.025〜0.045 mass%)あるいは中炭素鋼
(C:0.07〜0.15mass%,Si:0.15〜0.40mass%,Mn:
0.40〜1.15mass%,P: 0.010〜0.030 mass%,S:
0.007〜0.020 mass%,Al:0.025〜0.045 mass%)を5
〜15チャージ連続して鋳込んで連続鋳造を行なった。
辺1.56m、短辺0.26mの鋳型を用いて、極低炭素鋼
(C:0.0015〜0.0030mass%,Si:tr,Mn:0.10mass
%,P:0.015〜0.035 mass%,S: 0.007〜0.020 mas
s%,Al: 0.025〜0.045 mass%)あるいは中炭素鋼
(C:0.07〜0.15mass%,Si:0.15〜0.40mass%,Mn:
0.40〜1.15mass%,P: 0.010〜0.030 mass%,S:
0.007〜0.020 mass%,Al:0.025〜0.045 mass%)を5
〜15チャージ連続して鋳込んで連続鋳造を行なった。
【0035】使用した鋳型の上端から下端までの長さ
(すなわち鋳型長)は 900mmで、鋳型内面はNiめっきを
鋳型上端で厚さ 500μm、鋳型下端で厚さ1200μmと
し、さらにその表面に50μm厚のCrめっきを付与した。
その後、鋳型の長辺の内面に凹部1を機械加工して設け
て、千鳥配列とした。凹部1の開口部の形状は円形であ
る。
(すなわち鋳型長)は 900mmで、鋳型内面はNiめっきを
鋳型上端で厚さ 500μm、鋳型下端で厚さ1200μmと
し、さらにその表面に50μm厚のCrめっきを付与した。
その後、鋳型の長辺の内面に凹部1を機械加工して設け
て、千鳥配列とした。凹部1の開口部の形状は円形であ
る。
【0036】連続鋳造を開始する前に、連続鋳造中に潤
滑剤として投入するモールドフラックスと同じ成分の粉
末をアルコール5%で混練したものを、あらかじめ全て
の凹部1に充填した。連続鋳造中は潤滑剤としてモール
ドフラックスをメニスカス部に投入した。極低炭素鋼用
のモールドフラックスはCaO/SiO2 =1.02,凝固温度
=1190℃,1300℃での粘度=4Pであり、中炭素鋼用の
モールドフラックスはCaO/SiO2 =1.10,凝固温度=
1210℃,1300℃での粘度= 1.5Pであった。
滑剤として投入するモールドフラックスと同じ成分の粉
末をアルコール5%で混練したものを、あらかじめ全て
の凹部1に充填した。連続鋳造中は潤滑剤としてモール
ドフラックスをメニスカス部に投入した。極低炭素鋼用
のモールドフラックスはCaO/SiO2 =1.02,凝固温度
=1190℃,1300℃での粘度=4Pであり、中炭素鋼用の
モールドフラックスはCaO/SiO2 =1.10,凝固温度=
1210℃,1300℃での粘度= 1.5Pであった。
【0037】定常鋳込みの状態で鋳造速度は 1.2〜1.8
m/min 、タンディッシュ内の溶鋼過熱度は20〜45℃と
した。連続鋳造の途中でタンディッシュを交換する時に
は、鋳型内の湯面を定常鋳込み状態の湯面位置4より 2
00mm下降させ、溶鋼の注入および凝固シェルの引き抜き
を3分間停止して、タンディッシュを交換した。連続鋳
造が終了した後、鋳型コーナー部の湯差しの有無を観察
し、さらに鋳片の長辺の表面を酸洗してスケールを除去
し、縦割れの発生数を測定した。また極低炭素鋼につい
ては、無手入れ鋳片の冷間圧延を行ない、冷延鋼板の表
面欠陥の発生数を調査した。
m/min 、タンディッシュ内の溶鋼過熱度は20〜45℃と
した。連続鋳造の途中でタンディッシュを交換する時に
は、鋳型内の湯面を定常鋳込み状態の湯面位置4より 2
00mm下降させ、溶鋼の注入および凝固シェルの引き抜き
を3分間停止して、タンディッシュを交換した。連続鋳
造が終了した後、鋳型コーナー部の湯差しの有無を観察
し、さらに鋳片の長辺の表面を酸洗してスケールを除去
し、縦割れの発生数を測定した。また極低炭素鋼につい
ては、無手入れ鋳片の冷間圧延を行ない、冷延鋼板の表
面欠陥の発生数を調査した。
【0038】極低炭素鋼および中炭素鋼の連続鋳造が終
了した後、湯差しの有無を観察した。その結果を表1に
示す。なお凹部1を設ける範囲の上端は定常鋳込み状態
の湯面位置4より上方へ50mmとし、下端は定常鋳込み状
態の湯面位置4より下方へ 150mmとした。つまり定常鋳
込み状態の湯面位置4の上方50mmの位置から湯面位置4
の下方 150mmの位置までの範囲に凹部1を設けた。
了した後、湯差しの有無を観察した。その結果を表1に
示す。なお凹部1を設ける範囲の上端は定常鋳込み状態
の湯面位置4より上方へ50mmとし、下端は定常鋳込み状
態の湯面位置4より下方へ 150mmとした。つまり定常鋳
込み状態の湯面位置4の上方50mmの位置から湯面位置4
の下方 150mmの位置までの範囲に凹部1を設けた。
【0039】表1に示した調査結果を見ると、凹部1の
直径wが大きくなるにつれ、また凹部1の深さdが浅く
なるにつれて、湯差しが発生しやすくなる。しかし 0.3
≦d/wを満足する範囲では湯差しは発生しない。した
がって 0.3≦d/wが好適範囲であることが分かる。
直径wが大きくなるにつれ、また凹部1の深さdが浅く
なるにつれて、湯差しが発生しやすくなる。しかし 0.3
≦d/wを満足する範囲では湯差しは発生しない。した
がって 0.3≦d/wが好適範囲であることが分かる。
【0040】
【表1】
【0041】中炭素鋼鋳片表面の縦割れの発生状況を表
2〜4に示す。比較のために凹部を設けない鋳型で中炭
素鋼の連続鋳造を行ない、その鋳片表面の縦割れの発生
状況と比較して評価した。ここで縦割れの発生状況は、
鋳片の長さを分母、縦割れが発生した部分の鋳片の長さ
を分子にして算出した値を用いて評価した。凹部1を設
ける範囲は、表1の場合と同様に、定常鋳込み状態の湯
面位置4の上方50mmの位置から湯面位置4の下方 150mm
の位置までの範囲である。
2〜4に示す。比較のために凹部を設けない鋳型で中炭
素鋼の連続鋳造を行ない、その鋳片表面の縦割れの発生
状況と比較して評価した。ここで縦割れの発生状況は、
鋳片の長さを分母、縦割れが発生した部分の鋳片の長さ
を分子にして算出した値を用いて評価した。凹部1を設
ける範囲は、表1の場合と同様に、定常鋳込み状態の湯
面位置4の上方50mmの位置から湯面位置4の下方 150mm
の位置までの範囲である。
【0042】なお表2は凹部1の間隔pが1mm、表3は
凹部1の間隔pが4mm、表4は凹部1の間隔pが6mmで
ある。凹部1の直径wについて見ると、表2では凹部1
の直径wが1〜7mmの範囲、表3では凹部1の直径wが
2〜7mmの範囲、表4では凹部1の直径wが2〜7mmの
範囲で縦割れを抑制できる。したがって凹部1の直径w
は1〜7mmが好適範囲である。
凹部1の間隔pが4mm、表4は凹部1の間隔pが6mmで
ある。凹部1の直径wについて見ると、表2では凹部1
の直径wが1〜7mmの範囲、表3では凹部1の直径wが
2〜7mmの範囲、表4では凹部1の直径wが2〜7mmの
範囲で縦割れを抑制できる。したがって凹部1の直径w
は1〜7mmが好適範囲である。
【0043】凹部1の深さdについて見ると、表2〜4
のいずれにおいても、凹部1の深さdが1〜8mmの範囲
で縦割れを抑制できる。ただし凹部1の深さdが8mmの
場合は、深さdが深すぎるため、凹部1にモールドフラ
ックスの奥底まで充填するのが困難となり、かつ各々の
凹部1への均一充填性も悪くなる。そのため緩冷却の均
一性が減少し、縦割れの抑制効果が低下する。また鋳型
背面に設けられている冷却水配管等の構造上の制約もあ
るため、凹部1の深さdは1〜6mmが好適範囲である。
のいずれにおいても、凹部1の深さdが1〜8mmの範囲
で縦割れを抑制できる。ただし凹部1の深さdが8mmの
場合は、深さdが深すぎるため、凹部1にモールドフラ
ックスの奥底まで充填するのが困難となり、かつ各々の
凹部1への均一充填性も悪くなる。そのため緩冷却の均
一性が減少し、縦割れの抑制効果が低下する。また鋳型
背面に設けられている冷却水配管等の構造上の制約もあ
るため、凹部1の深さdは1〜6mmが好適範囲である。
【0044】面積比率S×n/Aについて見ると、表2
ではS×n/Aが0.23以上の範囲、表3ではS×n/A
が0.10以上の範囲、表4ではS×n/Aが0.06以上の範
囲で縦割れを抑制できる。ただし面積比率S×n/Aが
0.95を超えると凹部1を互いに独立して設けることが困
難になるため、面積比率S×n/Aの上限は0.95とす
る。
ではS×n/Aが0.23以上の範囲、表3ではS×n/A
が0.10以上の範囲、表4ではS×n/Aが0.06以上の範
囲で縦割れを抑制できる。ただし面積比率S×n/Aが
0.95を超えると凹部1を互いに独立して設けることが困
難になるため、面積比率S×n/Aの上限は0.95とす
る。
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】極低炭素鋼を連続鋳造した後、冷間圧延を
行ない、その冷延鋼板表面の縦割れ起因のヘゲの発生状
況を表5に示す。凹部1を設ける範囲の上端は定常鋳込
み状態の湯面位置4より上方へ50mmとし、下端は定常鋳
込み状態の湯面位置4より下方へ30〜300mm とした。つ
まり、発明例1では定常鋳込み状態の湯面位置4の上方
50mmの位置から湯面位置4の下方50mmの位置までの範囲
に凹部1を設け、発明例2では湯面位置4の上方50mmの
位置から湯面位置4の下方 100mmの位置までの範囲に凹
部1を設け、発明例3では湯面位置4の上方50mmの位置
から湯面位置4の下方150mm の位置までの範囲に凹部1
を設けた。
行ない、その冷延鋼板表面の縦割れ起因のヘゲの発生状
況を表5に示す。凹部1を設ける範囲の上端は定常鋳込
み状態の湯面位置4より上方へ50mmとし、下端は定常鋳
込み状態の湯面位置4より下方へ30〜300mm とした。つ
まり、発明例1では定常鋳込み状態の湯面位置4の上方
50mmの位置から湯面位置4の下方50mmの位置までの範囲
に凹部1を設け、発明例2では湯面位置4の上方50mmの
位置から湯面位置4の下方 100mmの位置までの範囲に凹
部1を設け、発明例3では湯面位置4の上方50mmの位置
から湯面位置4の下方150mm の位置までの範囲に凹部1
を設けた。
【0049】一方、比較例として、凹部1を設ける範囲
の上端が定常鋳込み状態の湯面位置4より上方へ50mm未
満の例(比較例1,2)、および凹部1を設ける範囲の
下端が湯面位置4より下方へ 150mm未満の例(比較例
3)についても、同様に縦割れ起因のヘゲの発生状況を
調査した。比較例4は、凹部を付与しない例である。発
明例1および比較例1,2を見ると、凹部1を設ける範
囲の上端が定常鋳込み状態の湯面位置4から上方へ50mm
以上であれば縦割れ起因のヘゲを抑制できることが分か
る。発明例1〜3および比較例3を見ると、凹部1を設
ける範囲の下端が定常鋳込み状態の湯面位置4から下方
へ50〜150mm であれば縦割れ起因のヘゲを抑制できるこ
とが分かる。比較例4は凹部を付与しない鋳型を用いた
例であり、縦割れ起因のヘゲの数が最も大きい。
の上端が定常鋳込み状態の湯面位置4より上方へ50mm未
満の例(比較例1,2)、および凹部1を設ける範囲の
下端が湯面位置4より下方へ 150mm未満の例(比較例
3)についても、同様に縦割れ起因のヘゲの発生状況を
調査した。比較例4は、凹部を付与しない例である。発
明例1および比較例1,2を見ると、凹部1を設ける範
囲の上端が定常鋳込み状態の湯面位置4から上方へ50mm
以上であれば縦割れ起因のヘゲを抑制できることが分か
る。発明例1〜3および比較例3を見ると、凹部1を設
ける範囲の下端が定常鋳込み状態の湯面位置4から下方
へ50〜150mm であれば縦割れ起因のヘゲを抑制できるこ
とが分かる。比較例4は凹部を付与しない鋳型を用いた
例であり、縦割れ起因のヘゲの数が最も大きい。
【0050】比較例5,6は、凹部1を設ける範囲の上
端を発明例1〜3と同じくし、凹部1を設ける範囲の下
端をそれぞれ定常鋳込み状態の湯面から下方へ30mm,20
0mmとしたものである。比較例5では凹部1を設ける範
囲が広すぎるために、縦割れ起因のヘゲはないものの、
凝固シェルの成長が不十分なために非定常バルジングが
発生し、鋳造速度を低下して凝固シェルの厚さを確保す
る操業を余儀なくされた。その結果、生産性が低下し
た。
端を発明例1〜3と同じくし、凹部1を設ける範囲の下
端をそれぞれ定常鋳込み状態の湯面から下方へ30mm,20
0mmとしたものである。比較例5では凹部1を設ける範
囲が広すぎるために、縦割れ起因のヘゲはないものの、
凝固シェルの成長が不十分なために非定常バルジングが
発生し、鋳造速度を低下して凝固シェルの厚さを確保す
る操業を余儀なくされた。その結果、生産性が低下し
た。
【0051】表5に示した調査結果から、凹部1を設け
る範囲は、上端が定常鋳込み状態の湯面位置4から上方
へ50mm以上、下端が定常鋳込み状態の湯面位置4から下
方へ150mm以上の範囲が好適範囲であることが分かる。
る範囲は、上端が定常鋳込み状態の湯面位置4から上方
へ50mm以上、下端が定常鋳込み状態の湯面位置4から下
方へ150mm以上の範囲が好適範囲であることが分かる。
【0052】
【表5】
【0053】
【発明の効果】本発明では、均一な緩冷却によって、つ
めの発生を防止でき、縦割れの発生しない表面性状に優
れた鋳片を得ることができる。
めの発生を防止でき、縦割れの発生しない表面性状に優
れた鋳片を得ることができる。
【図1】本発明の連続鋳造用鋳型の内面に凹部を設ける
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】本発明の連続鋳造用鋳型の内面に凹部を設ける
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図3】本発明の凹部の配列の例を示す平面図である。
【図4】図2中のA−A視の断面図である。
1 凹部 2 連続鋳造用鋳型の長辺 3 連続鋳造用鋳型の短辺 4 湯面位置
Claims (6)
- 【請求項1】 連続鋳造用鋳型の内面に、定常鋳込み状
態の湯面から上方へ少なくとも50mmおよび前記湯面から
下方へ50〜150mm の範囲にわたって、複数個の凹部をそ
れぞれ独立して形成し、前記凹部の開口部の形状が円形
の場合はその直径を1〜7mmとし、前記凹部の開口部の
形状が非円形の場合は下記式で算出される相当直径を1
〜7mmとし、かつ前記凹部の深さを1〜6mmとすること
を特徴とする連続鋳造用鋳型。 相当直径=4×S/L S:前記凹部の開口部の面積 (mm2) L:前記凹部の開口部の周長(mm) - 【請求項2】 前記凹部の開口部の面積S(mm2) 、前記
凹部の数n(個)および前記凹部を設けた前記範囲の面
積A(mm2) が 0.05≦S×n/A≦0.95 の関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の連
続鋳造用鋳型。 - 【請求項3】 前記連続鋳造用鋳型がスラブ連続鋳造用
鋳型であり、前記凹部が前記スラブ連続鋳造用鋳型の対
向する1対の長辺面に設けられることを特徴とする請求
項1または2に記載の連続鋳造用鋳型。 - 【請求項4】 前記凹部の開口部の形状が円形の場合は
その直径をw(mm)とし、前記直径w(mm)と前記凹部
の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/w の関係を満足し、前記凹部の開口部の形状が非円形の場
合はその相当直径をW(mm)とし、前記相当直径W(m
m)と前記凹部の深さd(mm)とが 0.3 ≦d/W の関係を満足することを特徴とする請求項1、2または
3に記載の連続鋳造用鋳型。 - 【請求項5】 前記請求項1、2、3または4に記載の
連続鋳造用鋳型を用いて、融点が 400℃以上の物質を連
続鋳造の開始前にあらかじめ前記凹部に充填した後、連
続鋳造を開始することを特徴とする連続鋳造方法。 - 【請求項6】 前記凹部に充填する物質がモールドフラ
ックスであることを特徴とする請求項5に記載の連続鋳
造方法。
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