JP2001102697A - 抵抗体を備えた配線回路 - Google Patents

抵抗体を備えた配線回路

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JP2001102697A
JP2001102697A JP27355499A JP27355499A JP2001102697A JP 2001102697 A JP2001102697 A JP 2001102697A JP 27355499 A JP27355499 A JP 27355499A JP 27355499 A JP27355499 A JP 27355499A JP 2001102697 A JP2001102697 A JP 2001102697A
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正行 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体回路の間を電気的に接続する抵抗体を備
えた配線回路において、抵抗体と導体回路との境界部分
が発熱して溶断するのを防ぐことのできる抵抗体を備え
た配線回路を得る。 【解決手段】 抵抗体10の側縁に、放熱片50を抵抗
体10の側方に向けて延設する。そして、導体回路32
又は34と抵抗体10とに亙って電流を流し続けた場合
に、抵抗値の大きい抵抗体と導体回路との境界部分10
aが発する熱を、その抵抗体10の側縁に延設された放
熱片50を通して、該放熱片周囲が接する大気中等に効
率良く放散させる。そして、抵抗体と導体回路との境界
部分10aが発熱して溶断するのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導体回路の間が所
定の抵抗値を備えた抵抗体により電気的に接続されてな
る、抵抗体を備えた配線回路に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の配線回路に備えられた抵抗体とし
て、図6と図7に示したような、抵抗体10が知られて
いる。この抵抗体10は、絶縁基板20表面にスパッタ
リングにより帯状に形成されたTaN等からなる薄膜
から形成されている。抵抗体10の両端には、図7に示
したように、抵抗体10と同じ幅の帯状のCuめっき等
からなる導体回路32、34がそれぞれ積層形成されて
いる。そして、抵抗体10の両端に導体回路32、34
がそれぞれ電気的に接続されている。
【0003】この導体回路30の間を所定の抵抗値で電
気的に接続する抵抗体10においては、抵抗体10の一
端に積層された導体回路32を流れる電流が、導体回路
32の端部から抵抗体10へと乗り移って流れる。そし
て、その電流が、抵抗体10を通過して、抵抗体10の
他端に積層された導体回路34に、該導体回路の端部か
ら乗り移って流れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
抵抗体10においては、その導体回路32、34と抵抗
体10との間に亙って電流を流し続けた場合に、電流が
導体回路32、34から抵抗体10に乗り移る抵抗体と
導体回路との境界部分10aの抵抗値が、抵抗体10に
比べて数段高いために、その抵抗体と導体回路との境界
部分10aが発熱して溶断してしまった。そして、導体
回路32、34と抵抗体10との間が断線して、抵抗体
10を備えた配線回路の機能が損なわれてしまった。
【0005】本発明は、このような課題を解消するため
に為されたもので、導体回路と抵抗体との間に亙って電
流を流し続けても、抵抗体と導体回路との境界部分が発
熱して溶断する恐れのない抵抗体を備えた配線回路を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の抵抗体を備えた配線回路は、導体回路の
間を電気的に接続する抵抗体が備えられた配線回路にお
いて、前記抵抗体の側縁に、放熱片が抵抗体の側方に向
けて延設されてなることを特徴としている。
【0007】この抵抗体を備えた配線回路においては、
電流が導体回路から抵抗体に乗り移る抵抗体と導体回路
との境界部分寄りの抵抗体の側縁又は抵抗体のそれ以外
の側縁に、放熱片が、抵抗体の側方に向けて延設されて
いる。そのため、導体回路と抵抗体とに亙って電流を流
し続けた場合に、抵抗値の大きい抵抗体と導体回路との
境界部分が発する熱を、その抵抗体と導体回路との境界
部分寄りの抵抗体の側縁に延設された放熱片又は抵抗体
のそれ以外の側縁に延設された放熱片を通して、放熱片
周囲の大気中等に効率良く放散させることができる。そ
の結果、その抵抗体と導体回路との境界部分が発熱して
溶断するのを、防ぐことができる。
【0008】本発明の抵抗体を備えた配線回路において
は、前記放熱片が複数本設けられて、その複数本の放熱
片が、抵抗体の中央を横切る中心線に対して左右対称に
抵抗体の側縁に沿って並べて延設された構造とすること
を好適としている。
【0009】この抵抗体を備えた配線回路にあっては、
複数本の放熱片が、抵抗体の側縁に左右対称に延設され
ているため、導体回路の間を電気的に接続する抵抗体
に、一方の導体回路側から電流を流したり、逆に他方の
導体回路側から電流を流したりした場合に、その電流が
導体回路から抵抗体に乗り移る抵抗体と導体回路との一
方又は他方の境界部分のいずれが発する熱をも、抵抗体
の側縁に左右対称に延設された一方又は他方の導体回路
寄りの放熱片により、大気中等に効率良く放散させるこ
とができる。その結果、導体回路の一方又は他方のいず
れの側から抵抗体に電流を流し続けても、その電流によ
り抵抗体の一方又は他方の境界部分が発熱して溶断する
のを、防ぐことができる。
【0010】また、本発明の抵抗体を備えた配線回路に
おいては、前記放熱片が抵抗体の側縁に沿って所定間隔
ずつあけて複数本並べて延設されると共に、その複数本
の放熱片が抵抗体の中央に向かうに従い次第に短く形成
された構造とすることを好適としている。
【0011】この抵抗体を備えた配線回路にあっては、
その抵抗体の側縁に沿って所定間隔ずつあけて並べて延
設された複数本の放熱片のそれぞれを通して、その複数
本の放熱片周囲が広く接する大気中等に、抵抗体と導体
回路との境界部分を含む、抵抗体の全体から発せられる
熱を、効率良く放散させることができる。
【0012】また、導体回路寄りの抵抗体の側縁に延設
された放熱片が長く形成されると共に,その他の抵抗体
の側縁に延設された放熱片が抵抗体の中央に向かうに従
い次第に短く形成されているため、抵抗体と導体回路と
の境界部分が発する熱を、その導体回路寄りの抵抗体の
側縁に長く延設された放熱片を通して、該放熱片周囲が
広く接する大気中等に効率良く放散させることができ
る。それと共に、発熱量が抵抗体と導体回路との境界部
分に比べて比較的小さい抵抗体の中央寄りの部分が発す
る熱を、その発熱量に合わせて、その抵抗体の中央に向
かうに従い次第に短く形成された抵抗体の側縁の放熱片
を通して、該放熱片周囲が接する大気中等に効率良く放
散させることができる。
【0013】また、本発明の抵抗体を備えた配線回路に
おいては、前記放熱片が、前記抵抗体と同じ材料からな
る構造とすることを好適としている。
【0014】この抵抗体を備えた配線回路にあっては、
放熱片が抵抗体と同じ材料からなるため、抵抗体をスパ
ッタリング等により形成する際に、同時に、その抵抗体
の側縁に、抵抗体と同じ部材からなる放熱片をスパッタ
リング等により形成できる。
【0015】また、本発明の抵抗体を備えた配線回路に
おいては、前記抵抗体が、TaNからなる構造とする
ことを好適としている。
【0016】この抵抗体を備えた配線回路にあっては、
抵抗率の大きいTaNを用いて、導体回路の間を所定
の抵抗値を持たせて電気的に接続する抵抗体を容易かつ
的確に形成できる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。図1と図2は本発明の抵抗体を備えた
配線回路の好適な実施の形態を示し、図1はその平面
図、図2はその側面図である。以下に、この抵抗体を備
えた配線回路を説明する。
【0018】図において、10は、導体回路32、34
の間を所定の抵抗値で電気的に接続している抵抗体であ
る。抵抗体10は、図2に示したように、樹脂等からな
る絶縁基板20表面にスパッタリング等により形成され
たTaNの薄膜から形成されていて、帯状をしてい
る。導体回路32、34は、Cuめっきから形成されて
いて、抵抗体10とほぼ同じ幅の帯状をしている。導体
回路32、34の内端は、図2に示したように、抵抗体
10の端部に重ね合わせられている。そして、導体回路
32、34と抵抗体10とが電気的に接続されている。
【0019】以上の構成は、従来の導体回路32、34
の間を電気的に接続する抵抗体10が備えられた配線回
路と同様であるが、図の抵抗体を備えた配線回路では、
その帯状をした抵抗体10の両側縁に、複数本の帯状の
放熱片50が、抵抗体10の側縁に対してほぼ直角に、
抵抗体10の側方に向けて、抵抗体10の側縁に沿って
所定間隔ずつあけて並べて延設されている。放熱片50
は、全て抵抗体10と同じTaNの薄膜から形成され
ている。電流が導体回路32、34から抵抗体10に乗
り移る抵抗体と導体回路との境界部分10a寄りの抵抗
体10の側縁に延設された放熱片50は、長く形成され
ている。それに対して、その他の抵抗体10の側縁に延
設された放熱片50は、抵抗体10の中央に向かうに従
い、次第に短く形成されている。
【0020】加えて、図の抵抗体を備えた配線回路で
は、抵抗体10の両側縁に並べて延設された複数本の放
熱片50が、導体回路32、34の間を接続する抵抗体
10の中央を横切る中心線12に対して、抵抗体10の
両側縁に沿って左右対称に並べて延設されている。
【0021】図1と図2に示した抵抗体を備えた配線回
路は、以上のように構成されている。この抵抗体を備え
た配線回路においては、電流が導体回路32、34から
抵抗体10に乗り移る抵抗体と導体回路との境界部分1
0a寄りの抵抗体10の側縁又は抵抗体10のそれ以外
の側縁に、放熱片50が、抵抗体10の側方に向けて延
設されている。そのため、導体回路32、34と抵抗体
10とに亙って電流を流し続けた場合に、抵抗値の大き
い抵抗体と導体回路との境界部分10aが発する熱を、
その抵抗体と導体回路との境界部分10a寄りの抵抗体
10の側縁又はそれに加えて抵抗体10のそれ以外の側
縁に延設された放熱片50を通して、放熱片50周囲が
接する大気中等に効率良く放散させることができる。そ
の結果、その抵抗体と導体回路との境界部分10aが発
熱して溶断するのを、防ぐことができる。
【0022】また、複数本の放熱片50が、抵抗体10
の側縁に左右対称に延設されているため、導体回路2
3、34の間を電気的に接続する抵抗体10に、一方の
導体回路32側から電流を流したり、逆に他方の導体回
路34側から電流を流したりした場合に、その電流が導
体回路32、34から抵抗体10に乗り移る抵抗体と導
体回路との一方又は他方の境界部分10aのいずれが発
する熱をも、その抵抗体10の側縁に沿って左右対称に
並べて延設された複数本の放熱片50により、大気中等
に効率良く放散させることができる。その結果、導体回
路32、34の一方又は他方のいずれの側から抵抗体1
0に電流を流し続けても、その電流により抵抗体と導体
回路との一方又は他方の境界部分10aが発熱して溶断
するのを、防ぐことができる。
【0023】また、抵抗体と導体回路との境界部分10
a寄りの抵抗体10の側縁の放熱片50が長く形成され
ると共に,その他の抵抗体10の側縁の放熱片50が抵
抗体10の中央に向かうに従い次第に短く形成されてい
るため、高熱を発する抵抗体と導体回路との境界部分1
0aが発する熱を、その抵抗体と導体回路との境界部分
10a寄りの抵抗体10の側縁に長く延設された放熱片
50を通して、該放熱片周囲が広く接する大気中等に効
率良く放散させることができる。それと共に、発熱量が
抵抗体と導体回路との境界部分10aに比べて比較的小
さい抵抗体10の中央寄りの部分が発する熱を、その発
熱量に合わせて、その抵抗体10の中央に向かうに従い
次第に短く形成された抵抗体10の側縁の放熱片50を
通して、該放熱片周囲が接する大気中等に効率良く放散
させることができる。
【0024】図3ないし図5はそれぞれ本発明の抵抗体
を備えた配線回路の他の好適な実施の形態を示し、図3
ないし図5はその平面図である。以下に、これらの抵抗
体を備えた配線回路を順に説明する。
【0025】図3に示した抵抗体を備えた配線回路で
は、発熱して溶断する恐れのある抵抗体10の両側の抵
抗体と導体回路との境界部分10a寄りの抵抗体10の
端部の両側縁のみに、太い帯状の放熱片50が、抵抗体
10の側方に向けて延設されている。
【0026】その他は、図1と図2に示した前述の抵抗
体を備えた配線回路と同様に構成されていて、この抵抗
体を備えた配線回路にあっては、その抵抗体と導体回路
との境界部分10aが発する熱を、その境界部分10a
寄りの抵抗体10の側縁に延設された太い帯状の放熱片
50を通して、該放熱片周囲が広く接する大気中等に効
率良く放散させることができる。その結果、導体回路3
2、34の一方又は他方のいずれの側から抵抗体10に
電流を流し続けても、その電流により抵抗体と導体回路
との一方又は他方の境界部分10aが発熱して溶断する
のを、防ぐことができる。
【0027】図4に示した抵抗体を備えた配線回路で
は、一方の導体回路32又は34(図では導体回路32)
寄りの抵抗体10の一方の端部の両側縁から抵抗体10
の他方の端部の両側縁にかけて、複数本の帯状の放熱片
50が、抵抗体10の側縁に沿って所定間隔ずつあけ
て、抵抗体10の側方に向けて並べて延設されている。
抵抗体10の一方の端部の両側縁に延設された放熱片5
0は、長く形成され、その他の放熱片50は、抵抗体1
0の一方の端部の両側縁に長く延設された放熱片50に
比べて、抵抗体10の他方の端部に向かうに従い次第に
短く形成されている。
【0028】その他は、図1と図2に示した前述の抵抗
体を備えた配線回路と同様に構成されていて、この抵抗
体を備えた配線回路にあっては、導体回路32又は34
の一方の側(図では導体回路32側)から抵抗体10に
電流を流した場合に、その電流が導体回路32又は34
(図では導体回路32)から抵抗体10に乗り移る抵抗
体と導体回路との一方の境界部分10aが発する熱を、
その境界部分10a寄りの抵抗体10の一方の端部の側
縁に長く延設された放熱片50により、大気中等に効率
良く放散させることができる。それと共に、その他の抵
抗体10部分が発する熱を、その抵抗体10の側縁に延
設されたその他の放熱片50により、大気中等に効率良
く放散させることができる。その結果、導体回路32又
は34の一方の側から抵抗体10に電流を流し続けて
も、その電流により抵抗体と導体回路との一方の境界部
分10aが発熱して溶断するのを、防ぐことができる。
【0029】図5に示した抵抗体を備えた配線回路で
は、抵抗体10の片方の側縁のみに、複数本の帯状の放
熱片50が抵抗体10の側方に向けて並べて延設されて
いる。複数本の放熱片50は、導体回路32、34の間
を接続する抵抗体10の中央を横切る中心線12に対し
て、左右対称に抵抗体10の側縁に沿って並べて延設さ
れている。抵抗体と導体回路との境界部分10a寄りの
抵抗体10の側縁に延設された放熱片50は、長くに形
成されている。その他の放熱片50は、抵抗体と導体回
路との境界部分10a寄りの抵抗体10の側縁に長く延
設された放熱片50に比べて、抵抗体10の中央に向か
うに従い次第に短く形成されている。
【0030】その他は、図1と図2に示した前述の抵抗
体を備えた配線回路と同様に構成されていて、この抵抗
体を備えた配線回路にあっては、導体回路32、34の
間を電気的に接続する抵抗体10に、一方の導体回路3
2側から電流を流したり、逆に他方の導体回路34側か
ら電流を流したりした場合に、その電流が導体回路32
又は34から抵抗体10に乗り移る抵抗体と導体回路と
の一方又は他方の境界部分10aのいずれが発する熱を
も、その抵抗体10の片方の側縁に左右対称に並べて延
設された複数本の放熱片50により、大気中等に効率良
く放散させることができる。その結果、導体回路32、
34の一方又は他方のいずれの側から抵抗体10に電流
を流し続けても、その電流により抵抗体と導体回路との
一方又は他方の境界部分10aが発熱して溶断するの
を、防ぐことができる。
【0031】図1ないし図5に示した抵抗体を備えた配
線回路においては、抵抗体10を、TaN以外の抵抗
率の高い材料を用いて形成しても良い。また、放熱片5
0も、抵抗体10とは異なる高熱伝導性材料で形成して
も良い。ただし、放熱片50を抵抗体10と同じTa
N等で形成した場合には、抵抗体10をスパッタリング
等により形成する際に、同時に、その抵抗体10の側縁
に、抵抗体10と同じ部材からなる放熱片50をスパッ
タリング等により形成できて都合が良い。
【0032】また、抵抗体と導体回路との境界部分10
aが発する熱を効率良く放散させるために、抵抗体と導
体回路との境界部分10a寄りの抵抗体10の側縁に延
設する放熱片50は、その他の抵抗体10の側縁に延設
する放熱片50に比べて、幅広く太く形成するのが良
い。また、放熱片50は、三角形状、台型形状等に形成
しても良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の抵抗体を
備えた配線回路によれば、導体回路と抵抗体とに亙って
電流を流し続けた場合に、電流が導体回路から抵抗体に
乗り移る抵抗値の大きい抵抗体と導体回路との境界部分
が発する熱を、その抵抗体と導体回路との境界部分寄り
の抵抗体の側縁に延設された放熱片又はその他の抵抗体
の側縁に延設された放熱片により、該放熱片周囲が接す
る大気中等に効率良く放散させることができる。そし
て、その抵抗体と導体回路との境界部分が発熱して溶断
するのを、確実に防ぐことができる。そして、抵抗体と
導体回路との境界部分が断線して、配線回路の機能が損
なわれるのを、確実に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抵抗体を備えた配線回路の平面図であ
る。
【図2】本発明の抵抗体を備えた配線回路の側面図であ
る。
【図3】本発明の抵抗体を備えた配線回路の平面図であ
る。
【図4】本発明の抵抗体を備えた配線回路の平面図であ
る。
【図5】本発明の抵抗体を備えた配線回路の平面図であ
る。
【図6】従来の抵抗体を備えた配線回路の平面図であ
る。
【図7】従来の抵抗体を備えた配線回路の側面図であ
る。
【符号の説明】
10 抵抗体 10a 抵抗体と導体回路との境界部分 12 抵抗体の中央を横切る中心線 20 絶縁基板 32、34 導体回路 50 放熱片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体回路の間を電気的に接続する抵抗体
    が備えられた配線回路において、 前記抵抗体の側縁に、放熱片が抵抗体の側方に向けて延
    設されてなることを特徴とする抵抗体を備えた配線回
    路。
  2. 【請求項2】 前記放熱片が複数本設けられて、その複
    数本の放熱片が、抵抗体の中央を横切る中心線に対して
    左右対称に延設された請求項1記載の抵抗体を備えた配
    線回路。
  3. 【請求項3】 前記放熱片が抵抗体の側縁に沿って所定
    間隔ずつあけて複数本並べて延設されると共に、その複
    数本の放熱片が抵抗体の中央に向かうに従い次第に短く
    形成された請求項1又は2記載の抵抗体を備えた配線回
    路。
  4. 【請求項4】 前記放熱片が、前記抵抗体と同じ材料か
    らなる請求項1、2又は3記載の抵抗体を備えた配線回
    路。
  5. 【請求項5】 前記抵抗体が、TaNからなる請求項
    1、2、3又は4記載の抵抗体を備えた配線回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052898A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Mitsubishi Electric Corp 電流検出基板
JP2015103472A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 株式会社デンソー 電流測定装置

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