JP2001101591A - 車両誘導装置における指示装置及びその指示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場管理装置と通信することによって、目
標駐車エリアまでの道順を車内のディスプレイで運転手
に指示することのできる指示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の車両誘導装置における指示装置
１００は、駐車場管理装置によって決定された駐車エリ
アへ誘導するために、運転手に指示を与える指示装置１
００であって、駐車場の全体構成を記録した駐車場座標
データと、駐車エリアと出入口との間の誘導指示を運転
手に与えるための誘導データとを駐車場管理装置から受
信し、駐車場管理装置が駐車エリアを決定するための自
車両の車両データを駐車場管理装置へ送信する通信手段
１１０と、駐車場座標データに基づいて駐車場の全体構
成をディスプレイに表示し、この表示された駐車場の全
体構成中に自車両の現在位置を表示する表示制御手段１
２０と、誘導データに基づいて運転手に誘導指示を与え
る誘導手段１３０とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場管理装置と
通信することによって、目標駐車エリアまでの道順を車
内のディスプレイで運転手に指示することのできる車両
誘導装置における指示装置及びその指示プログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の車両誘導装置について、図６を参
照して説明する。

【０００３】図６に示すように、従来の車両誘導装置
は、駐車場の空車状況などを把握して駐車場を管理する
駐車場管理装置４１と、運転手に目標とする駐車エリア
までの道順を表示するために入口に設置されたディスプ
レイ４２と、運転手にメッセージや指示を与えるために
入口に設置されたスピーカ４３とから構成されている。

【０００４】この従来の車両誘導装置は、入場する車両
が入口に来ると空車の状況などから駐車場管理装置４１
が駐車エリアを決定し、ディスプレイ４２に図６に示す
ようなディスプレイ画面を表示する。このディスプレイ
画面では矢印４４によって目標とする駐車エリア４５ま
での道順を示している。さらに、ディスプレイ４２だけ
ではなく、スピーカ４３からも音声によって目標駐車エ
リアの番号などの指示を与えている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の車両誘導装置では、運転手に道順の指示
を与えるのは入口にあるディスプレイとスピーカだけだ
ったので、運転手が駐車場に入場してから目標駐車エリ
アまでに行く途中で道順を忘れて迷ってしまうという問
題点があった。

【０００６】また、別の従来の車両誘導装置では、この
問題点を解決するために入口でディスプレイとスピーカ
によって運転手に指示を与えるだけではなく、駐車場内
の各交差点に表示器を設置して運転手に指示を与えてい
た。

【０００７】しかしながら、この車両誘導装置の場合に
は、複数の車両が続けて駐車場に入場したときには、各
交差点での指示が自分の車両に対する指示なのか他の車
両に対する指示なのか分からずに混乱するという問題点
があった。

【０００８】さらに、ディスプレイ４２に表示されるデ
ィスプレイ画面は駐車場全体を広域表示したものだけな
ので、運転手は駐車エリア周辺の詳細な情報を知ること
ができなかった。

【０００９】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、駐車場管理装置と通信することによ
って、目標駐車エリアまでの道順を車内のディスプレイ
で指示することのできる車両誘導装置における指示装置
及びその指示プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することにある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載の発明である車両誘導装置における
指示装置は、駐車場に設置された駐車場管理装置と通信
して、自車両を前記駐車場管理装置によって決定された
駐車エリアへ誘導するために、運転手に指示を与える指
示装置であって、駐車場の全体構成を記録した駐車場座
標データと、前記駐車エリアと出入口との間の誘導指示
を前記運転手に与えるための誘導データとを前記駐車場
管理装置から受信し、前記駐車場管理装置が前記駐車エ
リアを決定するための前記自車両の車両データを前記駐
車場管理装置へ送信する通信手段と、この通信手段によ
って受信した前記駐車場座標データに基づいて駐車場の
全体構成をディスプレイに表示し、この表示された駐車
場の全体構成中に前記自車両の現在位置を表示する表示
制御手段と、前記通信手段によって受信した前記誘導デ
ータに基づいて前記運転手に誘導指示を与える誘導手段
とを含むことを特徴とする。

【００１１】この請求項１の発明によれば、駐車場管理
装置と通信することによって、目標駐車エリアまでの道
順を車内のディスプレイで運転手に指示することができ
るので、運転手が駐車場内で道順を忘れて迷うことな
く、目標駐車エリアまで行くことができる。

【００１２】請求項２に記載の発明である車両誘導装置
における指示装置の表示制御手段は、自車両が駐車エリ
アに近づくにしたがって駐車エリア周辺をディスプレイ
に拡大表示することを特徴とする。

【００１３】この請求項２の発明によれば、駐車場に入
場したときは広域表示することで運転手は駐車場全体の
構成を認識することができ、駐車エリアに近づくにした
がって拡大表示することで運転手は駐車エリア周辺の詳
細な情報を認識することができる。

【００１４】請求項３に記載の発明である車両誘導装置
における指示装置の誘導手段は、交差点の手前で運転手
に進行方向の指示を与えることを特徴とする。

【００１５】この請求項３の発明によれば、交差点の手
前で運転手に進行方向の指示を与えるので、運転手は各
交差点を迷うことなく通過することができる。

【００１６】請求項４に記載の発明である車両誘導装置
における指示プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、駐車場に設置された駐車場管理装
置と通信して、自車両を前記駐車場管理装置によって決
定された駐車エリアへ誘導するために、運転手に指示を
与える指示プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であって、駐車場の全体構成を記録した
駐車場座標データと、前記駐車エリアと出入口との間の
誘導指示を前記運転手に与えるための誘導データとを前
記駐車場管理装置から受信し、前記駐車場管理装置が前
記駐車エリアを決定するための前記自車両の車両データ
を前記駐車場管理装置へ送信する通信処理と、この通信
処理によって受信した前記駐車場座標データに基づいて
駐車場の全体構成をディスプレイに表示し、この表示さ
れた駐車場の全体構成中に前記自車両の現在位置を表示
する表示制御処理と、前記通信処理によって受信した前
記誘導データに基づいて前記運転手に誘導指示を与える
誘導処理とを含むことを特徴とする。

【００１７】この請求項４の発明によれば、駐車場管理
装置と通信することによって、目標駐車エリアまでの道
順を車内のディスプレイで運転手に指示することができ
るので、運転手が駐車場内で道順を忘れて迷うことな
く、目標駐車エリアまで行くことができる。

【００１８】請求項５に記載の発明である車両誘導装置
における指示プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の表示制御処理は、自車両が駐車エリ
アに近づくにしたがって駐車エリア周辺をディスプレイ
に拡大表示することを特徴とする。

【００１９】この請求項５の発明によれば、駐車場に入
場したときは広域表示することで運転手は駐車場全体の
構成を認識することができ、駐車エリアに近づくにした
がって拡大表示することで運転手は駐車エリア周辺の詳
細な情報を認識することができる。

【００２０】請求項６に記載の発明である車両誘導装置
における指示プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の誘導処理は、交差点の手前で運転手
に進行方向の指示を与えることを特徴とする。

【００２１】この請求項６の発明によれば、交差点の手
前で運転手に進行方向の指示を与えるので、運転手は各
交差点を迷うことなく通過することができる。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車両誘導装置
における指示装置及びその指示プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施形態を図面に
基づいて説明する。

【００２３】まず、本発明の指示装置を含む車両誘導装
置の構成について説明する。

【００２４】図１は車両誘導装置の構成を示すブロック
図である。

【００２５】図１に示すように、車両誘導装置は、駐車
場に設置された駐車場管理装置と通信して、自車両を駐
車場管理装置１１００によって決定された駐車エリアへ
誘導するために、運転手に指示を与える指示装置１００
と、指示装置１００からの指示を表示するディスプレイ
２００と、指示装置１００からの指示を音声で知らせる
スピーカ３００と、車内各部をインターフェースする車
内ＬＡＮ４００と、各センサからの情報に基づいて自車
両の位置と姿勢を演算し、自車量の現在位置を指示装置
１００に送信する位置姿勢演算装置５００と、駐車する
ときに理想経路を演算する理想経路演算装置６００と、
ステアリングの舵角を感知するステアリングセンサ７０
０と、車速を検知する車速エンコーダ８００と、車両の
姿勢を感知するジャイロ９００と、車両の位置を知るた
めのＧＰＳ１０００と、車両と無線で通信して駐車エリ
アを決定する駐車場管理装置１１００と、入場する車両
を検知する入場車両検知装置１２００とから構成されて
いる。

【００２６】次に、本発明の指示装置１００の構成を説
明する。

【００２７】図２は本発明の指示装置の構成を示すブロ
ック図である。

【００２８】図２に示すように、本発明の車両誘導装置
における指示装置１００は、通信手段１１０と、表示制
御手段１２０と、誘導手段１３０とから構成されてい
る。

【００２９】この通信手段１１０は、駐車場管理装置１
１００と無線で通信して駐車場座標データと誘導データ
とを受信するとともに自車両の車両データを送信する。
ここで、駐車場座標データとは、駐車場の各点を高精度
なＧＰＳで予め測量して駐車場座標系に変換されたもの
の座標値であり、駐車場管理装置１１００によって指示
装置１００に送信されたものである。さらに、駐車場座
標データには目標駐車エリアの周辺に関する情報も含ま
れている。そして、誘導データには入口から目標とする
駐車エリアまでの経路、駐車エリアから出口までの経
路、さらには各交差点での進行方向の指示に関する情報
が含まれている。

【００３０】また、自車両の車両データには、車両の全
長、全幅、フロントオーバーハング、リアオーバーハン
グ、ホイールベース、現在位置、姿勢、ナンバー、最小
回転半径などのデータが含まれており、この車両データ
に基づいて駐車場管理装置１１００は駐車エリアを決定
する。

【００３１】次に、表示制御手段１２０は通信手段１１
０によって受信した駐車場座標データに基づいて駐車場
の全体構成をディスプレイ２００に表示するとともに、
この駐車場の全体構成の中に自車両の現在位置を表示す
る。さらに、この表示制御手段１２０は、図３（ａ）に
示すように車両が入場して入口近くに位置するときには
より広域な表示を提供するようにし、目標駐車エリアが
近づくにしたがって図３（ｂ）に示すように画面を拡大
表示していき、さらに目標駐車エリアを点滅させること
によって運転手が認識し易いようにする。そして、目標
駐車エリアに到着した駐車誘導時には図３（ｃ）に示す
ようにさらに拡大表示する。これによって、運転手は目
標駐車エリアの近くではより詳細な情報を受け取ること
ができる。

【００３２】次に、誘導手段１３０は、通信手段１１０
で受信した誘導データに基づいて、自車両を目標とする
駐車エリアへ誘導するための誘導指示を運転手に与える
もので、ディスプレイ２００に表示された駐車場の全体
構成の中に誘導経路を表示するとともに、各交差点の手
前では図４に示すような画面をディスプレイ２００に表
示して運転手に進行方向の指示を与える。さらに、スピ
ーカ３００を通して音声によっても指示を与える。その
音声による指示の例としては、「左折して下さい。」、
「右折して下さい。」、「直進して下さい。」などがあ
る。

【００３３】なお、指示装置１００は、各種の処理を行
うためのＣＰＵと、この処理の命令を記憶する記憶手段
とを含む通常のコンピュータシステムが含まれる。上記
指示装置１００に含まれる通信手段１１０、表示制御手
段１２０、誘導手段１３０の各処理の命令やタイミング
制約は記憶手段に保持されており、必要に応じてＣＰＵ
にロードされ、実行がなされる。

【００３４】次に、図５のフローチャートを参照して本
発明の車両誘導装置における指示装置１００の動作につ
いて説明する。

【００３５】まず、車両が駐車場に入場し、入場車両検
知装置１２００を通過すると、駐車場管理装置１１００
は入場したことを知らせる入場信号を車両に無線で送信
する。この入場信号を通信手段１１０が受信すると（Ｓ
３０１）、通信手段１１０は車両の現在位置、姿勢、車
の大きさ、ナンバー、最小回転半径などを含む車両デー
タを駐車場管理装置１１００に送信する（Ｓ３０２）。
そして、駐車場管理装置１１００は、「いらっしゃいま
せ」などのメッセージを送信するとともに、通信手段１
１０から送られた車両データに基づいて車両を駐車させ
る駐車エリアを決定し、駐車場の全体構成を示すための
座標情報を含む駐車場座標データを送信する。

【００３６】さらに、駐車場管理装置１１００は、駐車
エリアの番号、立体駐車場の場合には階、入口から駐車
エリアまでの道順、出庫のときの出口までの道順などに
関する情報を含む誘導データを送信する。

【００３７】そして、通信手段１１０はメッセージを受
信して運転手にスピーカ３００を介してメッセージの内
容を伝え（Ｓ３０３）、駐車場座標データと誘導データ
をそれぞれ受信する（Ｓ３０４、３０５）。

【００３８】駐車場座標データと誘導データが通信手段
１１０で受信されると、表示制御手段１２０は駐車場座
標データから駐車場の全体構成をディスプレイ２００に
表示する（Ｓ３０６）。

【００３９】次に、表示制御手段１２０は、位置姿勢演
算装置５００から自車両の現在位置に関する情報を通信
手段１１０を介して受信し（Ｓ３０７）、この情報に基
づいてディスプレイ２００に自車両の現在位置を表示す
る（Ｓ３０８）。この自車両の現在位置情報は、位置姿
勢演算装置５００がステアリングセンサ７００、車速エ
ンコーダ８００、ジャイロ９００、ＧＰＳ１０００など
からの情報をもとに演算したものである。

【００４０】ここで、表示制御手段１２０は、自車両を
表示するときに車両データに含まれている車両の全長、
全幅、フロントオーバーハング、リアオーバーハング、
ホイールベースなどのデータをもとに表示するので、表
示された車両は実際の車両と同様の縮尺となる。さら
に、タイヤ角についてもステアリングセンサ７００から
の情報をもとに位置姿勢演算装置５００で処理して画面
上にそのタイヤ角を表示する。

【００４１】そして、次に誘導手段１３０誘導データに
基づいて、ディスプレイ２００に表示されている駐車場
の全体構成画面上に誘導経路を表示し（Ｓ３０９）、ス
テップＳ３１０では位置姿勢演算装置５００から送られ
る自車両の現在位置座標と駐車場座標データに含まれる
駐車エリアの座標とを比較して、車両が駐車エリアに到
着したかどうかを判断し、駐車エリアでないときにはス
テップＳ３１１に進んで位置姿勢演算装置５００から送
られる自車両の現在位置座標と駐車場座標データに含ま
れる交差点の座標とを比較して、自車両が交差点の手前
に位置したかどうかを判断する。交差点の手前でないと
きにはステップＳ３０７に戻り、交差点の手前に位置し
ているときにはディスプレイ２００に図４に示すような
画面を表示するとともに、スピーカ３００からも音声で
進行方向を指示してから（Ｓ３１２）ステップＳ３０７
に戻る。

【００４２】そして、自車両が移動していくにしたがっ
てステップＳ３０７からＳ３１２までの処理を繰り返し
行い、ステップＳ３１０で駐車エリアに到着したと判断
されると車両の誘導は終了する。

【００４３】このとき、自車両が移動していくにしたが
って、表示制御手段１２０は、図３に示すように自車両
が入場して入口近くに位置するときにはより広域な情報
を提供するようにし、駐車エリアが近づくにしたがって
画面を拡大していくようにする。これによって、運転手
は駐車エリアの近くではより詳細な情報を受け取ること
ができる。

【００４４】こうして、運転手はディスプレイ２００と
スピーカ３００からの指示にしたがって運転していくこ
とで、交差点で迷うことなく目標とする駐車エリアまで
スムーズに移動することができる。

【００４５】なお、上述した車両誘導装置における指示
装置で行われている各処理を実現するためのプログラム
は記録媒体に保存することができ、この記録媒体をコン
ピュータシステムによって読み込ませることにより、前
記プログラムを実行してコンピュータを制御しながら上
述した車両誘導装置における指示装置で行われている処
理を実現することができる。ここで、前記記録媒体と
は、メモリ装置、磁気ディスク装置、光ディスク装置
等、プログラムを記録することができるような装置が含
まれる。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両誘導
装置における指示装置及びその指示プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、駐車場管理
装置と通信することによって、目標駐車エリアまでの道
順を車内のディスプレイで運転手に指示することができ
るので、運転手が駐車場内で道順を忘れて迷うことな
く、目標駐車エリアまで行くことができる。

【００４７】また、本発明の指示装置の表示制御手段
は、自車両が駐車エリアに近づくにしたがって駐車エリ
ア周辺をディスプレイに拡大表示するので、駐車場に入
場したときは広域表示することで運転手は駐車場全体の
構成を認識することができ、駐車エリアに近づくにした
がって拡大表示することで運転手は駐車エリア周辺の詳
細な情報を認識することができる。

【００４８】さらに、本発明の指示装置の誘導手段は、
交差点の手前で運転手に進行方向の指示を与えるので、
運転手は各交差点を迷うことなく通過することができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による指示装置を含む車両誘導装置の一
実施形態の構成を示すブロック図である。

【図２】本発明による車両誘導装置における指示装置の
一実施形態の構成を示すブロック図である。

【図３】自車両が目標駐車エリアに近づいていくにした
がって拡大表示していく様子を説明するための図であ
る。

【図４】交差点の手前で運転手に与える指示を例示した
図である。

【図５】本発明の車両誘導装置における指示装置の動作
を説明するためのフローチャートである。

【図６】従来の車両誘導装置を説明するための図であ
る。

【符号の説明】

４１ 駐車場管理装置 ４２ ディスプレイ ４３ スピーカ ４４ 誘導経路 ４５ 目標駐車エリア １００ 指示装置 １１０ 通信手段 １２０ 表示制御手段 １３０ 誘導手段 ２００ ディスプレイ処理手段 ３００ スピーカ ４００ 車内ＬＡＮ ５００ 位置姿勢演算装置 ６００ 理想経路演算装置 ７００ ステアリングセンサ ８００ 車速エンコーダ ９００ ジャイロ １０００ ＧＰＳ １１００ 駐車場管理装置 １２００ 入場車両検知装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 昌彦 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 清水 宜人 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 斉藤 正樹 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Ｆターム(参考） 5H180 AA01 BB04 CC27 EE02 EE07 FF04 FF05 FF13 FF24 FF25 FF27 FF35 KK08

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 駐車場に設置された駐車場管理装置と通
   信して、自車両を前記駐車場管理装置によって決定され
   た駐車エリアへ誘導するために、運転手に指示を与える
   指示装置であって、 駐車場の全体構成を記録した駐車場座標データと、前記
   駐車エリアと出入口との間の誘導指示を前記運転手に与
   えるための誘導データとを前記駐車場管理装置から受信
   し、前記駐車場管理装置が前記駐車エリアを決定するた
   めの前記自車両の車両データを前記駐車場管理装置へ送
   信する通信手段と、 この通信手段によって受信した前記駐車場座標データに
   基づいて駐車場の全体構成をディスプレイに表示し、こ
   の表示された駐車場の全体構成中に前記自車両の現在位
   置を表示する表示制御手段と、 前記通信手段によって受信した前記誘導データに基づい
   て前記運転手に誘導指示を与える誘導手段とを含むこと
   を特徴とする車両誘導装置における指示装置。
2. 【請求項２】 前記表示制御手段は、前記自車両が前記
   駐車エリアに近づくにしたがって前記駐車エリア周辺を
   ディスプレイに拡大表示することを特徴とする請求項１
   に記載の車両誘導装置における指示装置。
3. 【請求項３】 前記誘導手段は、交差点の手前で前記運
   転手に進行方向の指示を与えることを特徴とする請求項
   １又は２に記載の車両誘導装置における指示装置。
4. 【請求項４】 駐車場に設置された駐車場管理装置と通
   信して、自車両を前記駐車場管理装置によって決定され
   た駐車エリアへ誘導するために、運転手に指示を与える
   指示プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
   記録媒体であって、 駐車場の全体構成を記録した駐車場座標データと、前記
   駐車エリアと出入口との間の誘導指示を前記運転手に与
   えるための誘導データとを前記駐車場管理装置から受信
   し、前記駐車場管理装置が前記駐車エリアを決定するた
   めの前記自車両の車両データを前記駐車場管理装置へ送
   信する通信処理と、 この通信処理によって受信した前記駐車場座標データに
   基づいて駐車場の全体構成をディスプレイに表示し、こ
   の表示された駐車場の全体構成中に前記自車両の現在位
   置を表示する表示制御処理と、 前記通信処理によって受信した前記誘導データに基づい
   て前記運転手に誘導指示を与える誘導処理とを含むこと
   を特徴とする車両誘導装置における指示プログラムを記
   録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
5. 【請求項５】 前記表示処理は、前記自車両が前記駐車
   エリアに近づくにしたがって前記駐車エリア周辺をディ
   スプレイに拡大表示することを特徴とする請求項４に記
   載の車両誘導装置における指示プログラムを記録したコ
   ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
6. 【請求項６】 前記誘導処理は、交差点の手前で前記運
   転手に進行方向の指示を与えることを特徴とする請求項
   ４又は５に記載の車両誘導装置における指示プログラム
   を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。