JP2001092565A - コンピュータ及びコンピュータの電源制御方法 - Google Patents

コンピュータ及びコンピュータの電源制御方法

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JP2001092565A
JP2001092565A JP26199899A JP26199899A JP2001092565A JP 2001092565 A JP2001092565 A JP 2001092565A JP 26199899 A JP26199899 A JP 26199899A JP 26199899 A JP26199899 A JP 26199899A JP 2001092565 A JP2001092565 A JP 2001092565A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータの電源がオフされる直前に所定
の処理を実行することを、負荷の増大等を招くことなく
実現する。 【解決手段】 コアチップの電源管理部68と電源回路54
との間にシャットダウンリセットロジック52を設ける。
ロジック52はシステムがシャットダウンされる直前にイ
ネーブルされ、電源管理部68から出力された電源オフ信
号-SUSCが電源回路54に入力されるのを阻止すると共
に、電源の状態が不良であることを表す信号LAST#PWG#P
IIX4を電源管理部68に入力してハードウェアリセットを
発生させ、更に電源スイッチ92がオンされたことを表す
信号-PERSW#PIIX4を入力する。これによりPOSTが起
動され、POSTはネットワークアダプタのWOL機能
をイネーブルにした後にシステムの電源をオフする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ及びコ
ンピュータの電源制御方法に係り、特に、コンピュータ
の電源がオフされる直前に所定の処理を行うためのコン
ピュータの電源制御方法、及び該電源制御方法が適用さ
れたコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(PC)には、
PCの現在の電源状態を記憶するための内部レジスタの
操作を含むPCの電源状態の管理を行うロジック(以下
「ステートマシーン(State Machine)」という)が搭載
されたチップ(以下「コアチップ」という)が設けられ
ており、電源のオンオフを含むPCの電源状態の管理は
コアチップのステートマシーンによって行われる。コア
チップのステートマシーンとのインタフェース(I/
F)は標準化されており、ACPI(Advanced Configu
ration and Power Interface)の規格に準拠したPCで
は、ステートマシーンとのI/Fの制御がオペレーティ
ングシステム(OS)によって管理されている。そして
PCの電源オフは、OSが電源オフに関連する種々の終
了処理を行った後に、電源部に対しステートマシーンを
介して電源オフを指令することによって成される。
【0003】このため、ACPIの規格に準拠したPC
において、PCの電源がオフされる際にAML(ASL
(ACPI Source Language)を用いて記述されたシステム
特有の処理を行うコード群(ACPI Machine Languag
e):BIOS(Basic Input/Output System:キーボー
ドやフロッピーディスクドライブ等の各ハードウェアの
入出力操作を制御するためのプログラム)の一部分)等
のBIOSによって特別な処理を行おうとしても、これ
らによる処理が行われた後に実行されるOSの終了処理
により、BIOSによる処理が無効になってしまうこと
があるという問題があった。
【0004】一例として、電源オフ状態のPCの電源
を、該PCに接続されたLAN(Local Area Network)
の管理者が、LANを介してリモートでオンする機能
(以下、WOL(Wake On LAN)機能という)は従来よ
り知られているが、このWOL機能を利用するために
は、PCのネットワークアダプタのWOL機能をイネー
ブル(Enable)にしておく必要がある。
【0005】しかし、ACPIの規格に準拠したPCで
は、コンピュータシステムをシャットダウンする際に、
PCの電源がオフされる直前にOSが電源スイッチのオ
ン以外の電源オン要因(前述のWOL機能による電源オ
ンを含む)をディスエーブル(Disable)にするため、P
Cの電源がオフされることを検知してBIOSによって
WOL機能をイネーブルにしたとしても、その後、OS
の終了処理によってWOL機能がディスエーブルとされ
て電源がオフされることになり、WOL機能を利用する
ことができない、という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の問題を解決する
ためには、OSの終了処理が行われた後に、WOL機能
をイネーブルにする等の特別な処理を行う必要がある
が、現在のOSには、前記特別な処理を実行するための
プログラムを終了処理実行後に起動するためのI/Fは
設けられていないため、OSの終了処理実行後に特別な
処理を実行するための新たな機構を設ける必要がある。
【0007】上記機構の一例として、I/O Trap
機能を利用して、コアチップの内部レジスタ(ステート
マシーンによって操作されるレジスタ)がアクセスされ
る毎に割り込みがかかって所定のプログラム(例えばB
IOS)が起動されるように構成し、所定のプログラム
において、アクセスのあったアドレス及び内部レジスタ
の前記アドレスに書き込まれた内容に基づき、現在のタ
イミングがPCの電源がオフされる直前のタイミングで
あると判断した場合に特別な処理を行うようにすること
が考えられる。
【0008】しかしながら、上記の方法ではコアチップ
の内部レジスタがアクセスされる毎に割り込みがかかっ
て所定のプログラムが起動されるので、PCのCPUに
加わる負荷が増大するという問題がある。また、CPU
が所定のプログラムを実行している間はOSの動作が中
断することになるため、OSの動作に影響を与えない短
い時間で処理が完了するように所定のプログラムを設計
する必要もあり、設計や検証等の膨大な作業が必要とな
る。
【0009】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、コンピュータの電源がオフされる直前に所定の処理
を実行することを、負荷の増大等を招くことなく実現で
きるコンピュータ及びコンピュータの電源制御方法を得
ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンピュー
タは、オペレーティングシステムからの指示に応じて、
コンピュータに電力を供給する電源部へ電源オフ指令が
出力されたときに、電源オフ指令が電源部へ入力される
ことを阻止すると共に、前記コンピュータのハードウェ
アリセットを発生させる制御手段を備えている。上記の
ように、電源部への電源オフ指令の入力が阻止されるこ
とで、電源部によるコンピュータへの電力の供給は継続
される。また、ハードウェアリセットにより、通常コン
ピュータの電源オフの通常のシーケンスでは起動されな
い処理ルーチン(本発明に係る処理手段)が起動される
ことになる。
【0011】そして本発明では、ハードウェアリセット
によって起動される処理手段により、所定の処理を行っ
た後にコンピュータの電源をオフさせる。電源部への電
源オフ指令は、コンピュータの電源をオフするにあたっ
てのオペレーティングシステムの処理が完了した後に、
オペレーティングシステムからの指示に応じて出力され
るので、コンピュータの電源がオフされる直前(すなわ
ちオペレーティングシステムの処理が完了した後)に所
定の処理を行うことができる。
【0012】電源部への電源オフ指令は、コンピュータ
の電源をオフする際に1回のみ出力されるものであると
共に、本発明に係る制御手段はハードウェアで構成する
ことができるので、特定のレジスタへのアクセスが有る
毎に割り込みを発生させる場合のようにコンピュータの
CPUに加わる負荷が増大することはない。従って、本
発明によれば、コンピュータの電源がオフされる直前に
所定の処理を実行することを、負荷の増大等を招くこと
なく実現することができる。
【0013】なお、前述のように電源部への電源オフ指
令が出力されるときには、コンピュータの電源をオフす
るにあたってのオペレーティングシステムの処理は完了
しているので、電源オフ指令が出力されたときにハード
ウェアリセットを発生させてもオペレーティングシステ
ムの処理に支障をきたすことはない。また、本発明に係
る処理手段はソフトウェアを含んで構成することがで
き、ハードウェアリセットによって処理手段が起動され
るようにすることは、例えばハードウェアリセットが発
生した場合に起動されるBIOS(所謂POST:Powe
r On Self Test)に前記ソフトウェアを埋め込むことで
実現できる。
【0014】ところで、電源部への電源オフ指令は、オ
ペレーティングシステムからの指示に応じて、コンピュ
ータの電源状態を管理する電源管理部から出力されるこ
とが一般的である。この場合、制御手段は、コンピュー
タの電源状態を管理する電源管理部と電源部との間に設
け、電源管理部から出力された電源オフ指令が電源部に
入力されることを阻止するように構成することができ
る。
【0015】また電源管理部は、電源の状態が不良であ
ると認識した場合にハードウェアリセットを発生する構
成が一般的であるので、コンピュータの電源状態を管理
する電源管理部と電源部との間に制御手段を設けた態様
において、電源部へ電源オフ指令が出力されたときにコ
ンピュータのハードウェアリセットを発生させること
は、電源管理部から電源オフ指令が出力された際に、電
源の状態が不良であることを表すダミーの電源状態信号
を電源管理部に出力してハードウェアリセットを発生さ
せた後に、電源オンが指示されたことを表すダミーの電
源オン信号を電源管理部へ出力するように制御手段を構
成することが好ましい。
【0016】上記のように、電源の状態が不良であるこ
とを表すダミーの電源状態信号を出力することでハード
ウェアリセットを発生させることができるので、制御手
段の構成を簡単にすることができる。また、電源管理部
はオペレーティングシステムから電源オフが指示される
と電源部への電源オフ指令を出力し続けるが、上記のよ
うに、電源オンが指示されたことを表すダミーの電源オ
ン信号を出力することで、電源部への電源オフ指令の出
力も停止される。
【0017】なお、電源管理部が管理しているコンピュ
ータの電源状態は、ダミーの電源状態信号の影響で実際
の電源状態と不一致になるが、電源の状態が良好である
ことを表すダミーの電源状態信号を出力すれば、電源管
理部が管理しているコンピュータの電源状態が変更さ
れ、前記不一致を解消することができる。
【0018】また、本発明に係る所定の処理が、コンピ
ュータの電源がオフされるときに固定的に実行すべき処
理である場合には、本発明に係る制御手段を常に作動さ
せるようにしてもよいが、本発明に係る所定の処理が、
指示された場合にのみ実行すべき処理である場合(例え
ばネットワークを介してコンピュータの電源をリモート
でオンする機能がイネーブルとなるようにネットワーク
アダプタの設定を変更する処理等)である場合、処理手
段は、所定の処理の実行が指示されており、かつオペレ
ーティングシステムがコンピュータの電源をオフするた
めの処理を行っていることを検知したときに、制御手段
を作動させると共に所定の情報を不揮発性の記憶手段に
記憶することが好ましい。
【0019】これにより、所定の処理の実行が指示され
ている場合にのみ、コンピュータの電源がオフされると
きにハードウェアリセットが発生されることになる。ま
た、不揮発性の記憶手段(例えばCMOS(バックアッ
プ電源に接続されたメモリ)やEEPROM)に所定の
情報を記憶することで、ハードウェアリセットによって
処理手段が起動された際に、記憶手段に所定の情報が記
憶されているか否かに基づいて、通常のハードウェアリ
セットか所定の処理を実行するためのハードウェアリセ
ットかを容易に判別することができ、ハードウェアリセ
ットによって起動されかつ記憶手段に所定の情報が記憶
されている場合に、所定の処理を行うと共に制御手段の
作動を停止させた後にコンピュータの電源をオフさせる
ことができる。
【0020】また、本発明に係るコンピュータとして
は、例えばACPIの規格に準拠したコンピュータが好
適である。
【0021】本発明に係るコンピュータの電源制御方法
は、オペレーティングシステムからの指示に応じて、コ
ンピュータに電力を供給する電源部へ電源オフ指令が出
力されたときに、前記電源オフ指令が電源部へ入力され
ることを阻止すると共に、前記コンピュータのハードウ
ェアリセットを発生させ、前記ハードウェアリセットに
よって起動される処理ルーチンで所定の処理を行った後
にコンピュータの電源をオフさせるので、先にも説明し
たように、コンピュータの電源がオフされる直前に所定
の処理を実行することを、負荷の増大等を招くことなく
実現することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本発明を実
現するのに適した典型的なパーソナル・コンピュータ
(PC)から成るコンピュータシステム10のハードウ
ェア構成がサブシステム毎に模式的に示されている。本
発明を実現するPCの一例は、OADG(PC Open Arch
itectureDeveloper's Group)仕様に準拠し、オペレー
ティングシステム(OS)として米マイクロソフト社
の”Windows98又はNT”又は米IBM社の”
OS/2”を搭載したノートブック型のPC12(図2
参照)である。以下、コンピュータシステム10の各部
について説明する。
【0023】コンピュータシステム10全体の頭脳であ
るCPU14は、OSの制御下で、各種プログラムを実
行する。CPU14は、例えば米インテル社製のCPU
チップ”Pentium”、”MMXテクノロジPen
tium”、”Pentium Pro”や、AMD社
等の他社製のCPUでも良いし、IBM社製の”Pow
erPC”でも良い。CPU14は、頻繁にアクセスす
るごく限られたコードやデータを一時格納することで、
メインメモリ16への総アクセス時間を短縮するための
高速動作メモリであるL2(レベル2)−キャッシュを
含んで構成されている。L2−キャッシュは、一般にS
RAM(スタティックRAM)チップで構成され、その
記憶容量は例えば512kB又はそれ以上である。
【0024】CPU14は、自身の外部ピンに直結され
たプロセッサ直結バスとしてのFS(FrontSide)バス
18、高速のI/O装置用バスとしてのPCI(Periph
eralComponent Interconnect)バス20、及び低速のI
/O装置用バスとしてのISA(Industry Standard Ar
chitecture)バス22という3階層のバスを介して、後
述の各ハードウェア構成要素と相互接続されている。
【0025】FSB18とPCIバス20は、一般にメ
モリ/PCI制御チップと呼ばれるCPUブリッジ(ホ
スト−PCIブリッジ)24によって連絡されている。
本実施形態のCPUブリッジ24は、メインメモリ16
へのアクセス動作を制御するためのメモリコントローラ
機能や、FSB18とPCIバス20の間のデータ転送
速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含んだ構
成となっており、例えばインテル社製の440BX等を
用いることができる。
【0026】メインメモリ16は、CPU14の実行プ
ログラムの読み込み領域として、或いは実行プログラム
の処理データを書き込む作業領域として利用される書き
込み可能メモリである。メインメモリ16は、一般には
複数個のDRAM(ダイナミックRAM)チップで構成
され、例えば32MBを標準装備し256MBまで増設
可能である。近年では、更に高速化の要求に応えるべ
く、DRAMは高速ページDRAM、EDO DRA
M、シンクロナスDRAM(SDRAM)、バーストE
DO DRAM、RDRAM等へと変遷している。
【0027】なお、ここでいう実行プログラムには、W
indows98等のOS、周辺機器類をハードウェア
操作するための各種デバイスドライバ、特定業務に向け
られたアプリケーションプログラムや、フラッシュRO
M72に格納されたBIOS等のファームウェアが含ま
れる。
【0028】PCIバス20は、比較的高速なデータ伝
送が可能なタイプのバス(例えばバス幅32/64ビッ
ト、最大動作周波数33/66/100MHZ、最大デ
ータ転送速度132/264MBps)であり、カード
バスコントローラ30のような比較的高速で駆動するP
CIデバイス類がこれに接続される。なお、PCIアー
キテクチャは、米インテル社の提唱に端を発したもので
あり、いわゆるPnP(プラグ・アンド・プレイ)機能
を実現している。
【0029】ビデオサブシステム26は、ビデオに関連
する機能を実現するためのサブシステムであり、CPU
14からの描画命令を実際に処理し、処理した描画情報
をビデオメモリ(VRAM)に一旦書き込むと共に、V
RAMから描画情報を読み出して液晶ディスプレイ(L
CD)28(図2参照)に描画データとして出力するビ
デオコントローラを含む。また、ビデオコントローラ
は、付設されたデジタル−アナログ変換器(DAC)に
よってデジタルのビデオ信号をアナログのビデオ信号へ
変換することができる。アナログのビデオ信号は、信号
線を介してCRTポート(図示省略)へ出力される。
【0030】また、PCIバス20にはカードバスコン
トローラ30、オーディオサブシステム32、ドッキン
グステーションインタフェース(Dock I/F)3
4及びミニPCIスロット36が各々接続されている。
カードバスコントローラ30は、PCIバス20のバス
シグナルをPCIカードバススロット38のインタフェ
ースコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コ
ントローラである。カードバススロット38には、例え
ばPC12本体の壁面に配設され、PCMCIA(Pers
onal Computer Memory Association)/JEIDA(Ja
pan ElectronicIndustry Development Association)が
策定した仕様(例えば”PC Card Standard 95”)に準
拠したPCカード40が装填される。
【0031】Dock I/F34は、PC12とドッ
キングステーション(図示省略)を接続するためのハー
ドウェアであり、PC12がドッキングステーションに
セットされると、ドッキングステーションの内部バスが
Dock I/F34に接続され、ドッキングステーシ
ョンの内部バスに接続された各種のハードウェア構成要
素(例えば図4に示すドッキングステーション82のネ
ットワークアダプタ84)がDock I/F34を介
してPCIバス20に接続される。また、ミニPCIス
ロット36には、例えばコンピュータシステム10をネ
ットワーク(例えばLAN)に接続するためのネットワ
ークアダプタ42が接続される。
【0032】本実施形態に係るネットワークアダプタ4
2,84には、電源オフ状態のPC12の電源を、ネッ
トワークアダプタを介してPC12に接続されたLAN
の管理者が、LANを介してリモートでオンするWOL
機能を実現するための回路が設けられている。ネットワ
ークアダプタ42,84の内部には、WOL機能をイネ
ーブル/ディスエーブルにするためのWOL設定エリア
が設けられており、内部レジスタのWOL設定エリアに
WOL機能をイネーブルにすることを表す情報を書き込
む(本発明の所定の処理に対応)ことにより、WOL機
能を利用することが可能な状態となる。
【0033】PCIバス20とISAバス22はI/O
ブリッジ44によって相互に接続されている。I/Oブ
リッジ44は、PCIバス20とISAバス22とのブ
リッジ機能、DMAコントローラ機能、プログラマブル
割り込みコントローラ(PIC)機能、及びプログラマ
ブル・インターバル・タイマ(PIT)機能、IDE
(Integrated Drive Electronics)インタフェース機
能、USB(Universal Serial Bus)機能、SMB(Sy
stem Management Bus)インタフェース機能を備えてい
ると共に、リアルタイムクロック(RTC)を内蔵して
おり、例えばインテル社製のPIIX4というデバイス
(コアチップ)を用いることができる。
【0034】なお、DMAコントローラ機能は、周辺機
器(たとえばFDD)とメインメモリ16との間のデー
タ転送をCPU14の介在なしに実行するための機能で
ある。またPIC機能は、周辺機器からの割り込み要求
(IRQ)に応答して所定のプログラム(割り込みハン
ドラ)を実行させる機能である。また、PIT機能はタ
イマ信号を所定周期で発生させる機能であり、その発生
周期はプログラマブルである。
【0035】また、IDEインタフェース機能によって
実現されるIDEインタフェースには、IDEハードデ
ィスクドライブ(HDD)40が接続される他、IDE
CD−ROMドライブ48がATAPI(AT Attachm
ent Packet Interface)接続される。また、IDE C
D−ROMドライブ48の代わりに、DVD(Digital
Video Disc又はDigital Versatile Disc)ドライブのよ
うな他のタイプのIDE装置が接続されていても良い。
HDD46やCD−ROMドライブ48等の外部記憶装
置は、例えばPC12本体内の「メディアベイ」又は
「デバイスベイ」と呼ばれる収納場所に格納される。こ
れら標準装備された外部記憶装置は、FDDやバッテリ
パックのような他の機器類と交換可能かつ排他的に取り
付けられる場合もある。
【0036】また、I/Oブリッジ44にはUSBポー
トが設けられており、このUSBポートは、例えばPC
12本体の壁面等に設けられたUSBコネクタ50と接
続されている。USBは、電源投入のまま新しい周辺機
器(USBデバイス)を抜き差しする機能(ホット・プ
ラギング機能)や、新たに接続された周辺機器を自動認
識しシステムコンフィギュレーションを再設定する機能
(プラグアンドプレイ)機能)をサポートしている。1
つのUSBポートに対して、最大63個のUSBデバイ
スをディジーチェーン接続することができる。USBデ
バイスの例は、キーボード、マウス、ジョイスティッ
ク、スキャナ、プリンタ、モデム、ディスプレイモニ
タ、タブレットなど様々である。
【0037】更に、I/Oブリッジ44にはSMバスを
介してEEPROM94が接続されている。EEPRO
M94はユーザによって登録されたパスワードやスーパ
ーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の情報を保
持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内容を電気
的に書き替え可能とされている。
【0038】また、I/Oブリッジ44はシャットダウ
ンリセットロジック52を介して電源回路54(本発明
に係る電源部に対応)に接続されている。図3に示すよ
うに、電源回路54はAC/DCコンバータ62、バッ
テリ64を充電するための充電器、及びコンピュータシ
ステム10で使用される5V,3.3V等の直流定電圧
を生成するDC/DCコンバータ66等の回路を備えて
いる。一方、I/Oブリッジ44を構成するコアチップ
の内部には、コンピュータシステム10の電源状態を管
理するための内部レジスタPM CTL REGと、内部レジスタ
PM CTL REGの操作を含むコンピュータシステム10の電
源状態の管理を行うロジック(ステートマシーン)が設
けられている(以下、この内部レジスタ及びロジックを
電源管理部68と総称する)。
【0039】電源管理部68と電源回路54はシャット
ダウンリセットロジック52を介して各種の信号を送受
し、この信号の送受により、電源管理部68は電源回路
54からコンピュータシステム10への実際の給電状態
を認識し、電源回路54は電源管理部68からの指示に
応じてコンピュータシステム10への電力供給を制御す
る。
【0040】シャットダウンリセットロジック52は本
発明の制御手段に対応しており、パワーオフシグナルゲ
ートロジック56、パワーグッドシグナルコントロール
ロジック58、パワースイッチシグナルコントロールロ
ジック60の各ハードウェア構成要素によって構成され
ている。シャットダウンリセットロジック52は、GP
IO88を介してBIOSにより作動がイネーブル/デ
ィスエーブルされ、ディスエーブルのときには電源管理
部68と電源回路54との間で送受される信号をそのま
ま伝達する。なおイネーブルのときのシャットダウンリ
セットロジック52の各ロジックの動作については後述
する。
【0041】ISAバス22はPCIバス20よりもデ
ータ転送速度が低いバスであり(例えばバス幅16ビッ
ト、最大データ転送速度4MBps)、Super I
/Oコントローラ70、EEPROM等から成るフラッ
シュROM72、CMOS74、ゲートアレイロジック
76に加え、キーボード/マウスコントローラのような
比較的低速で動作する周辺機器類(何れも図示省略)を
接続するのに用いられる。
【0042】Super I/Oコントローラ70には
I/Oポート78が接続されている。Super I/
Oコントローラ70は、フロッピーディスクドライブ
(FDD)の駆動、パラレルポートを介したパラレルデ
ータの入出力(PIO)、シリアル・ポートを介したシ
リアル・データの入出力(SIO)を制御する。
【0043】フラッシュROM72は、BIOS等のプ
ログラムを保持するためのメモリであり、不揮発性で記
憶内容を電気的に書き替え可能とされている。また、C
MOS74は揮発性の半導体メモリがバックアップ電源
に接続されて構成されており、不揮発性でかつ高速の記
憶手段として機能する。CMOS74の記憶領域には、
WOL機能を利用するか否かを表すフラグを保持するた
めのWOL機能ビット、及びシャットダウンリセット
(詳細は後述)を行ったか否かを表すフラグを保持する
ためのシャットダウンリセットビットが設けられてお
り、上記のフラグや他の種々の情報が記憶される。
【0044】ゲートアレイロジック76は前述のWOL
機能を実現するためのロジックであり、このゲートアレ
イロジック76に接続されたエンベデッドコントローラ
80は、図示しないキーボードのコンロールを行うと共
に、ゲートアレイロジック76と協働して電源管理機能
の一部を担う。
【0045】なお、コンピュータシステム10を構成す
るためには、図1に示した以外にも多くの電気回路が必
要である。但し、これらは当業者には周知であり、ま
た、本発明の要旨を構成するものではないので、本明細
書中では説明を省略する。また、図面の錯綜を回避する
ため、図中の各ハードウェアブロック間の接続も一部し
か図示していないことを付記しておく。
【0046】次に本実施形態の作用を説明する。本実施
形態に係るコンピュータシステム10はACPIの規格
に準拠したPCであり、次の表1に示すように、電源状
態として複数の電源状態(S0〜S5,G3)が定義さ
れている。
【0047】
【表1】
【0048】なお、表1における「APM」は、S0〜
S5,G3の各電源状態と、APM(Advanced Power M
anagement)規格で規定されている各電源状態との対応
を表している。
【0049】本実施形態に係るコンピュータシステム1
0では、電源状態S1,S2,S3から電源状態S0へ
の復帰は、PCIバス20の一部である信号線-PME(Pow
er Management Event)と、この信号線-PMEに接続された
エンベデッドコントローラ80によって実現される。す
なわち、図4に示すように信号線-PMEには、カードバス
コントローラ30、オーディオサブシステム32、及び
ネットワークアダプタ42が各々接続されており、更に
PC12がドッキングステーション82にセットされた
状態では、ドッキングステーション82の内部バスに接
続されたネットワークアダプタ84も接続される。
【0050】エンベデッドコントローラ80及びゲート
アレイロジック76は、電源回路54がAC電源に接続
されている状態では、何れの電源状態のときにも常に電
力が供給され、信号線-PMEはハイレベル(インアクティ
ブ)に維持される。信号線-PMEに接続された各ハードウ
ェア構成要素は、コンピュータシステム10の電源状態
をS0へ復帰させるべき所定のイベントの発生を検知す
ると、信号線-PMEをローレベル(アクティブ)にする。
エンベデッドコントローラ80はコアチップ(I/Oブ
リッジ44)の電源管理部68に接続されており、信号
線-PMEがアクティブになったことを検知すると、電源状
態をS0へ復帰させるべき所定のイベントが発生したこ
とを電源管理部68に通知する。この通知を受けて、電
源管理部68はコンピュータシステム10の電源状態を
S0に復帰させるための所定の処理(例えば電源回路5
4に対する指示信号の出力等)を行う。
【0051】また、電源管理部68及び電源回路54に
は、電源スイッチがオンされることで発生する信号-PWR
ON01が入力されるように信号線が接続されており、電源
状態S4,S5,G3から電源状態S0への復帰は、電
源管理部68及び電源回路54に信号-PWRON01が入力さ
れることによって実現される。なお、電源状態S4につ
いては、コアチップ(I/Oブリッジ44)が内蔵して
いるリアルタイムクロックに設定されたタイマをトリガ
として復帰することも可能とされている。
【0052】また、本実施形態に係るゲートアレイロジ
ック76は、電源状態S4又はS5又はG3にあるコン
ピュータシステム10に対し、LAN及びネットワーク
アダプタ42又は84を経由して外部から電源状態S0
へ復帰させるWOL機能を実現するために設けられてい
る。
【0053】すなわち、ゲートアレイロジック76の入
力端は信号線-PMEに接続されており、ゲートアレイロジ
ック76の出力端はOR回路86を介して信号-PWRON01
の信号線に接続されている。ネットワークアダプタ4
2,84は、WOL機能がイネーブルとなっている状態
で、WOLの実行がネットワーク経由で指示されると信
号線-PMEをアクティブにするが、このときゲートアレイ
ロジック76がイネーブルになっていれば、信号線-PME
がアクティブになったことがゲートアレイロジック76
によって検知され、電源スイッチがオンされた場合と同
様に、信号-PWRON02がOR回路86を経由して電源管理
部68及び電源回路54に入力される。これにより、電
源スイッチがオンされた場合と同様に電源管理部68及
び電源回路54が動作し、電源状態S4又はS5又はG
3にあったコンピュータシステム10は電源状態S0に
復帰される。
【0054】ところで、表1からも明らかなように、A
CPMの規格では電源状態S5,G3から電源状態S0
への復帰は「電源スイッチのオンのみ」とされている。
このため、ACPMの規格に準拠したOSは、電源状態
S5又はG3への移行時に、電源状態S5又はG3から
電源状態S0への復帰するための条件として、電源スイ
ッチのオン以外のイベント発生を無視するための処理を
行うが、この処理には、ネットワークアダプタ42,8
4内部のWOL設定エリアに、WOL機能をディスエー
ブルにする情報を書き込む処理が含まれている。
【0055】そして、上記処理はOSがコンピュータシ
ステム10への電力供給の停止(電源オフ)を指示する
直前に行われ、前記処理が行われた後はBIOSが起動
されることなく電源がオフされるので、OSによってW
OL設定エリアに一旦書き込まれた情報を、WOL機能
がイネーブルになるようにBIOSが書き替えることは
困難である。このため、本実施形態に係るBIOSは、
シャットダウンリセットロジック52と協働して、電源
状態S5又はG3へ移行する直前にハードウェアリセッ
トを発生させ、WOL設定エリアに一旦書き込まれた情
報の書き替えを行う。
【0056】以下、電源状態S0(稼動状態)から電源
状態S5又はG3へ移行すべきイベント(例えば電源ス
イッチがオフされた、或いはキーボードやマウスが操作
されることでソフトウェア上で電源オフが指示された
等)の発生が検知された際に、OSや本実施形態に係る
BIOS等のプログラムがCPU14によって実行され
ると共にシャットダウンリセットロジック52が作動す
ることで実現される電源オフ処理について、図5のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0057】なお、図5のフローチャートでは、シャッ
トダウンリセットロジック52等のハードウェアによる
処理、CPU14がAMLを実行することによる処理、
CPU14がPM BIOS(Power Management BIOS)
を実行することによる処理、及び、CPU14がPOS
Tを実行することによる処理を、CPU14がOS等の
他のプログラムを実行することによる処理と区別して示
している。
【0058】AML,PM BIOS,POSTは何れ
もBIOSと総称されるプログラム(コード)の一部で
あり、AMLは、OSが種々の状況でシステム特有の処
理としてどのような処理を行うのかを、種々の状況の各
々を単位(メソッド(Method)と称される)としてASL
を用いて記述されたコードであり、PM BIOSはS
MI(System Management Interrupt)と呼ばれる割り
込みによって起動されるプログラム、POSTはコンピ
ュータシステム10の電源がオンされたりハードウェア
リセットが発生したときに起動されるプログラムであ
る。
【0059】電源状態S0から電源状態S5又はG3へ
移行すべきイベントの発生が検知されると、まずステッ
プ200において、OSにより(詳しくはOSのプログ
ラムを実行するCPU14により)、コンピュータシス
テム10をシャットダウンさせるための事前処理(OS
がコンピュータの電源をオフするための処理:本実施形
態では便宜的に第1の処理と第2の処理に分けて説明す
る)が行われる。第1の処理が終了するとOSによって
AMLが呼び出される。電源状態S0から他の電源状態
へ移行する際には、AMLのうちPTS(Prepare To S
leep)と称されるメソッドが、移行すべき電源状態を表
すパラメータを伴って呼び出される。
【0060】AMLは、詳しくはASLを用いて記述さ
れたソースコードを専用のコンパイラによって中間コー
ド化したもので、圧縮された状態でフラッシュROM7
2(又は通常のROM)に記憶されており、呼び出され
ることでOSが読むためのコードとしてメモリ上に展開
され、展開されたコードをOSが読んで実行していくイ
ンタプリタ的な動作をすることで、AML(この場合は
メソッドPTS)として記述された処理が行われる。
【0061】本実施形態では、OSによりコンピュータ
システム10をシャットダウンさせるための所定の処理
が行われる際にCMOS74へのアクセスを行うが(詳
細は後述)、AMLではハードウェアの操作に制約があ
りCMOS74へアクセスすることも困難である。この
ため、本実施形態ではAMLのメソッドPTSにおいて
SMI(割り込み)を発生させ、ハードウェアの操作に
対する制約が少ないBIOSの他のプログラム(具体的
にはPM BIOS)が起動されるようにメソッドPT
Sを構成しており、次のステップ202ではAMLのメ
ソッドPTSによってPM BIOSが起動され、CP
U14によってPM BIOSのプログラムが実行され
ることでステップ204〜210の処理が実現される。
【0062】ステップ204ではCMOS74のWOL
機能ビットに保持されているフラグの値をチェックし、
次のステップ206では前記フラグの値に基づいて、ネ
ットワークアダプタ42(又はネットワークアダプタ8
4)のWOL機能をイネーブルにする処理を実行するか
否か判定する。
【0063】CMOS74のWOL機能ビットに設定さ
れているフラグがWOL機能を利用することを表す値で
あった場合には、WOL機能を利用するための処理(シ
ャットダウンリセット(後述)を含む)の実行が指示さ
れていると判断できる。このため、上記の場合にはステ
ップ206の判定が肯定され、シャットダウンリセット
を行うための処理として、ステップ208でGPIO8
8を介してシャットダウンリセットロジック52をイネ
ーブルにし(このステップ208は本発明に係る制御手
段を作動させることに対応している)、次のステップ2
10において、CMOS74のシャットダウンリセット
ビットに保持されているフラグの値を、シャットダウン
リセットを行ったことを表す値に変更しておく(このス
テップ210は本発明に係る不揮発性の記憶手段に所定
の情報を記憶させることに対応している)。
【0064】なお、CMOS74のWOL機能ビットに
設定されているフラグがWOL機能を利用しないことを
表す値であった場合にはステップ206の判定が否定さ
れ、ステップ208,210の処理は行われず、シャッ
トダウンリセットロジック52がディスエーブルのまま
維持されることでシャットダウンリセットは行われな
い。
【0065】上記の処理が行われると制御がOSに戻
り、次のステップ212において、コンピュータシステ
ム10をシャットダウンさせるための事前処理(第2の
処理)がOSによって行われる。電源状態S0から電源
状態S5又はG3へ移行する場合、このステップ212
において、ネットワークアダプタ42,84内部のWO
L設定エリアにWOL機能をディスエーブルにする情報
を書き込む処理も行われる。
【0066】コンピュータシステム10をシャットダウ
ンさせるための事前処理が全て完了すると、次のステッ
プ214において、OSによるシャットダウン処理が行
われる。このシャットダウン処理は、電源管理部68の
内部レジスタPM CTL REGの特定の番地に特定の情報を書
き込むことによって成される。
【0067】これにより、電源管理部68は、コンピュ
ータシステム10のシャットダウンが指示されたことを
検知し、電源回路54へ出力する信号-SUSC(コンピュ
ータシステム10が電源オフ状態であることを表す信号
(電源オフ指令に相当)、図3参照)及び信号-SUSB
(コンピュータシステム10がサスペンド(Suspnd)状
態又は電源オフ状態であることを表す信号、図3参照)
を共にアクティブ(ローレベル)にする。
【0068】上記の信号が出力されることによるハード
ウェアの動作は、シャットダウンリセットロジック52
がイネーブルかディスエーブルかによって相違する。シ
ャットダウンリセットロジック52がディスエーブルの
場合には、通常のシャットダウンシーケンスが実行さ
れ、電源管理部68と電源回路54との間で送受される
信号をシャットダウンリセットロジック52がそのまま
伝達することにより、アクティブとされた信号-SUSC
(及び信号-SUSB)が、該信号-SUSC及び信号-SUSBを中
継するパワーオフシグナルゲートロジック56を通過し
てそのまま電源回路54に入力され(ステップ21
6)、これを受けて電源回路54はコンピュータシステ
ム10への電力の供給を停止する(ステップ218)。
これにより、コンピュータシステム10は電源状態S0
から電源状態S5又はG3へ移行する。
【0069】一方、シャットダウンリセットロジック5
2がイネーブルの場合、シャットダウンリセットロジッ
ク52のパワーオフシグナルゲートロジック56は、電
源管理部68から入力される信号(各々信号-SUSC#PIIX
4,信号-SUSB#PIIX4と称する)が電源回路54へ伝達さ
れることを阻止する。これにより、電源回路54へ入力
される信号-SUSCはインアクティブ(ハイレベル)のま
ま維持される(ステップ220)。
【0070】また、電源回路54はコンピュータシステ
ム10への電力供給の状態を表す信号LAST#PWG(電力供
給の状態が安定している間はアクティブ(ハイレベル)
となっている)を電源管理部68に出力するが、電源回
路54から出力された信号LAST#PWGを信号LAST#PWG#PII
X4として電源管理部68へ中継するパワーグッドシグナ
ルコントロールロジック58は、シャットダウンリセッ
トロジック52がイネーブルの場合、信号-SUSC#PIIX4
がアクティブ(ローレベル)になってから所定時間後
に、電源管理部68へ出力する信号LAST#PWG#PIIX4を、
電源回路54から入力される信号LAST#PWGのレベルと無
関係にインアクティブ(ローレベル)にする(電源の状
態が不良であることを表すダミーの電源状態信号:ステ
ップ222、図6も参照)。
【0071】電源管理部68では、端子PWROKに入力さ
れる信号(パワーグッドシグナルコントロールロジック
58から出力される信号LAST#PWG#PIIX4)がインアクテ
ィブになったことを検知すると、コンピュータシステム
10への電力供給が不安定になったと判断し、内部レジ
スタPM CTL REGに保持しているコンピュータシステムの
電源状態を判断結果に応じて書き替えると共に、ハード
ウェアリセットを発生させるための信号CPU#RSTを、予
め定められた所定時間アクティブ(ハイレベル)にする
(ステップ224、図6も参照)。
【0072】電源管理部68から出力される信号CPU#RS
Tはパワーグッドシグナルコントロールロジック58及
びパワースイッチシグナルコントロールロジック60に
各々入力される。パワースイッチシグナルコントロール
ロジック60はダイオード90を介して電源スイッチ9
2に接続されており、電源スイッチ92が操作されるこ
とでレベルが変化する信号-PWRSWを信号-PWRSW#PIIX4と
して電源管理部68へ中継している。パワースイッチシ
グナルコントロールロジック60は、シャットダウンリ
セットロジック52がイネーブルの場合、信号CPU#RST
がアクティブになったことを検知すると、電源管理部6
8へ出力する信号-PWRSW#PIIX4を、信号-PWRSWのレベル
と無関係にアクティブ(ローレベル)にする(ダミーの
電源オン信号:ステップ226、図6も参照)。
【0073】また、パワーグッドシグナルコントロール
ロジック58は、シャットダウンリセットロジック52
がイネーブルの場合、信号CPU#RSTがアクティブになっ
たことを検知すると、電源管理部68へ出力する信号LA
ST#PWG#PIIX4をインアクティブ(ローレベル)からアク
ティブ(ハイレベル)に戻す(電源の状態が良好である
ことを表すダミーの電源状態信号:ステップ228、図
6参照)。
【0074】電源管理部68は、端子-PWRBTNに入力さ
れる信号(パワースイッチシグナルコントロールロジッ
ク60から出力される信号-PWRSW#PIIX4)にアクティブ
(ローレベル)になったことを検知すると電源スイッチ
92がオンされたと判断し、信号-SUSC,-SUSB(-SUSC#
PIIX4,信号-SUSB#PIIX4)をインアクティブ(ハイレベ
ル)に切り替える(ステップ230、図6も参照)。ま
た、端子PWROKに入力される信号(信号LAST#PWG#PIIX
4)がアクティブになったことを検知すると、コンピュ
ータシステム10への電力供給が安定状態になったと判
断する。そして、内部レジスタPM CTL REGに保持してい
るコンピュータシステムの電源状態を、前記判断の結果
に対応する状態に書き替える。
【0075】パワーグッドシグナルコントロールロジッ
ク58が電源管理部68へ出力する信号-PWRSW#PIIX4の
レベルを切替えたことで、内部レジスタPM CTL REGに保
持しているコンピュータシステムの電源状態は一時的に
実際の電源状態と不一致になっていたが、上記により実
際の電源状態と一致されることになる。
【0076】電源管理部68から出力される信号-SUSC#
PIIX4はパワースイッチシグナルコントロールロジック
60にも入力される。パワースイッチシグナルコントロ
ールロジック60は、電源管理部68へ出力する信号-P
WRSW#PIIX4を一旦アクティブにした後に、信号-SUSC#PI
IX4がインアクティブ(ハイレベル)になったことを検
知すると、信号-PWRSW#PIIX4をインアクティブ(ハイレ
ベル)にする(図6参照)。
【0077】電源管理部68が信号CPU#RSTをアクティ
ブにしてから所定時間が経過すると、信号CPU#RSTは電
源管理部68によってインアクティブ(ローレベル)に
戻される(ステップ230)。上記の一連のシーケンス
により、電源管理部68から出力された電源オフ指令
(シャットダウン指令)に対し、コンピュータシステム
10への電力供給を停止させることなくハードウェアリ
セットを発生させるシャットダウンリセットが実現さ
れ、信号CPU#RSTがインアクティブになると、フラッシ
ュROM72の所定の番地から順に記憶されているPO
STのプログラムがCPU14によって読み出されて順
に実行されることでPOST(本発明に係る処理ルーチ
ン)が起動され(ステップ232)、次のステップ23
4〜244の処理(本発明に係る処理手段に対応する処
理)が実現される。
【0078】ステップ234ではシャットダウンリセッ
トビットに保持されているフラグの値をチェックし、次
のステップ236では前記フラグの値に基づいて、今回
のPOSTの起動がシャットダウンリセットに伴う起動
か否か判定する。CMOS74のシャットダウンリセッ
トビットに保持されているフラグは、シャットダウンリ
セットを行った場合にのみ、PM BIOSによりシャ
ットダウンリセットを行ったことを表す値に変更されて
いる(ステップ210)。
【0079】このため、CMOS74のシャットダウン
リセットビットに保持されているフラグが、シャットダ
ウンリセットを行ったことを表す値ではなかった場合に
は、今回のPOSTの起動はシャットダウンリセットに
伴う起動ではないと判断できるので、ステップ236の
判定が判定が否定される。この場合には、コンピュータ
システム10を通常に起動する処理(本来のPOSTの
処理やOSのブート等の処理)が行われる。
【0080】一方、CMOS74のシャットダウンリセ
ットビットに保持されているフラグが、シャットダウン
リセットを行ったことを表す値であった場合には、今回
のPOSTの起動がシャットダウンリセットに伴う起動
であると判断できるので、ステップ236の判定が肯定
されてステップ238へ移行する。ステップ238で
は、ネットワークアダプタ42(又はネットワークアダ
プタ84)の内部レジスタのWOL設定エリアにWOL
機能をイネーブルにすることを表す情報を書き込むこと
により、ネットワークアダプタ42(又はネットワーク
アダプタ84)のWOL機能をイネーブルにする。
【0081】ステップ240ではGPIO88を介して
シャットダウンリセットロジック52をディスエーブル
にし、次のステップ242では、CMOS74のシャッ
トダウンリセットビットに保持されているフラグをオフ
する(シャットダウンリセットを行っていないことを表
す値に変更する)。次のステップ244では、BIOS
(POST)によるシャットダウン処理が行われる。こ
のシャットダウン処理も、先に説明したステップ214
と同様に、電源管理部68の内部レジスタPM CTL REGの
特定の番地に特定の情報を書き込むことによって成され
る。
【0082】これにより、電源管理部68は信号-SUSC
及び信号-SUSBをアクティブ(ローレベル)にするが、
シャットダウンリセットロジック52は先のステップ2
40でディスエーブルされているので、信号-SUSC及び
信号-SUSBはパワーオフシグナルゲートロジック56を
通過してそのまま電源回路54に入力され(ステップ2
46)、電源回路54によるコンピュータシステム10
への電力の供給が停止され(ステップ218)、コンピ
ュータシステム10は電源状態S0から電源状態S5又
はG3へ移行する。
【0083】シャットダウンリセットに伴ってPOST
が起動されたときには、OSが起動されることなくコン
ピュータシステム10への電力の供給が停止されるの
で、ステップ238でイネーブルにしたネットワークア
ダプタのWOL機能が、OSによってディスエーブルに
されることはなく、WOL機能が利用可能な状態で維持
されることになる。
【0084】そして、ネットワークアダプタ42(又は
ネットワークアダプタ84)は、WOLの実行がネット
ワーク経由で指示されると、コンピュータシステム10
が電源状態S5又はG3のときにもWOL機能がイネー
ブルとなっているため、信号線-PMEをアクティブにす
る。これにより、信号線-PMEがアクティブになったこと
がゲートアレイロジック76によって検知され、ゲート
アレイロジック76からOR回路86を経由して信号-P
WRON02が電源管理部68及び電源回路54に入力され、
コンピュータシステム10は電源状態S0に復帰され
る。従って、コンピュータシステム10が何れの電源状
態であってもWOL機能を利用することができる。
【0085】また、シャットダウンリセットロジック5
2が動作を開始してからコンピュータシステム10の電
源がオフされる迄の時間(ステップ220〜ステップ2
48の時間)はごく僅かであり、I/O Trap機能
を利用して電源管理部68の内部レジスタPM CTL REGが
アクセスされる毎に割り込みがかかるようにし、コンピ
ュータシステム10の電源がオフされる直前のタイミン
グか否かを毎回判断し、コンピュータシステム10の電
源がオフされる直前のタイミングであると判断した場合
にネットワークアダプタのWOL機能をイネーブルにす
る態様と比較して、CPU14に加わる負荷を低減する
ことができる。
【0086】なお、上記ではAMLのメソッドPTSに
よりSMI(割り込み)を発生させてPM BIOSを
起動し、シャットダウンリセットを行ったことをPM
BIOSによってCMOS74に記憶していたが、例え
ばバックアップ電源に接続されたレジスタ等のように不
揮発性でAMLによってアクセス可能な記憶手段を新た
に設ければ、AMLにより、PM BIOSを起動する
ことなく、前記記憶手段にシャットダウンリセットを行
ったことを記憶するように構成することも可能である。
【0087】また、上記ではシャットダウンリセットに
伴って起動されたPOSTにより、WOL機能のイネー
ブル、シャットダウンリセットロジック52のディスエ
ーブル、シャットダウンリセットビットのオフ、コンピ
ュータシステム10のシャットダウン、の各処理を行う
場合を例に説明したが、これに代えて、例えばPOST
がSMI(割り込み)を発生させることで起動したPM
BIOSにより、前記各処理の全て又は一部を行うよ
うにしてもよい。
【0088】また、電源管理部を含むコアチップとして
はPIIX4以外の他のチップを用いることも可能であ
り、PIIX4に限定されるものではない。
【0089】更に、上記では本発明を、ACPIの規格
に準拠したコンピュータ(WOL機能をサポートしてい
ないOSが稼動するコンピュータ)においてネットワー
クアダプタのWOL機能をイネーブルにする態様に適用
した場合を説明したが、これに限定されるものではな
く、本発明は、コンピュータシステムの電源がオフされ
る際に、OSの処理が終わった後で特別な処理(例えば
OSがサポートしていない処理)を行う場合に広く適用
可能である。また、コンピュータシステムの電源がオフ
される際に、シャットダウンリセットによってPOST
が起動されるので、通常はOSが管理しているリソース
を直接操作する場合にも利用可能である。一例として、
コンピュータシステムの電源がオフされる際に、例えば
ネットワークやハードディスク等のデバイスの状態、電
源オフ時間等の情報をCMOSやEEPROM等に記憶
しておき、次回に電源がオンされた際に前記記憶した情
報を利用する等の態様に本発明を適用することも可能で
ある。また、ハードウェアに問題がある等の理由によ
り、電源オフ時にリセットをかけてコンピュータシステ
ムを確実にシャットダウンさせたい等の場合にも適用可
能である。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源部へ
電源オフ指令が出力されたときに、電源オフ指令が電源
部へ入力されることを阻止すると共に、コンピュータの
ハードウェアリセットを発生させ、ハードウェアリセッ
トによって起動される処理ルーチンで所定の処理を行っ
た後にコンピュータの電源をオフさせるので、コンピュ
ータの電源がオフされる直前に所定の処理を実行するこ
とを、負荷の増大等を招くことなく実現できる、という
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るコンピュータシステムの概
略構成を示すブロック図である。
【図2】 ノートブック型PCの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】 シャットダウンリセットロジックの構成を示
す概略ブロック図である。
【図4】 電源状態S1〜S5,G3から電源状態S0
へ復帰する動作を説明するための、信号線-PME及び信号
線-PMEに接続されたハードウェア構成要素の一例を示す
概略ブロック図である。
【図5】 電源オフ処理の内容を示すフローチャートで
ある。
【図6】 シャットダウンリセットロジックの動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータシステム 14 CPU 42 ネットワークアダプタ 44 I/Oブリッジ 52 シャットダウンリセットロジック 54 電源回路 56 パワーオフシグナルゲートロジック 58 パワーグッドシグナルコントロールロジック 60 パワースイッチシグナルコントロールロジック 68 電源管理部 76 ゲートアレイロジック 80 エンベデッドコントローラ 74 ネットワークアダプタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オペレーティングシステムからの指示に
    応じて、コンピュータに電力を供給する電源部へ電源オ
    フ指令が出力されたときに、前記電源オフ指令が電源部
    へ入力されることを阻止すると共に、前記コンピュータ
    のハードウェアリセットを発生させる制御手段と、 前記ハードウェアリセットによって起動され、所定の処
    理を行った後にコンピュータの電源をオフさせる処理手
    段と、 を含むコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、コンピュータの電源状
    態を管理する電源管理部と前記電源部との間に設けられ
    ており、前記電源管理部から出力された電源オフ指令が
    電源部に入力されることを阻止すると共に、電源の状態
    が不良であることを表すダミーの電源状態信号を電源管
    理部に出力してハードウェアリセットを発生させた後
    に、電源オンが指示されたことを表すダミーの電源オン
    信号を電源管理部へ出力することを特徴とする請求項1
    記載のコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、前記所定の処理の実行
    が指示されており、かつオペレーティングシステムがコ
    ンピュータの電源をオフするための処理を行っているこ
    とを検知したときに、前記制御手段を作動させると共に
    所定の情報を不揮発性の記憶手段に記憶し、ハードウェ
    アリセットによって起動されかつ前記記憶手段に前記所
    定の情報が記憶されている場合には、前記所定の処理を
    行うと共に前記制御手段の作動を停止させた後にコンピ
    ュータの電源をオフさせることを特徴とする請求項1記
    載のコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記所定の処理は、ネットワークを介し
    て前記コンピュータの電源をリモートでオンする機能が
    イネーブルとなるようにネットワークアダプタの設定を
    変更する処理であることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータ。
  5. 【請求項5】 ACPIの規格に準拠したコンピュータ
    であることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ。
  6. 【請求項6】 オペレーティングシステムからの指示に
    応じて、コンピュータに電力を供給する電源部へ電源オ
    フ指令が出力されたときに、 前記電源オフ指令が電源部へ入力されることを阻止する
    と共に、前記コンピュータのハードウェアリセットを発
    生させ、 前記ハードウェアリセットによって起動される処理ルー
    チンで所定の処理を行った後にコンピュータの電源をオ
    フさせるコンピュータの電源制御方法。
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