JP2001086401A - 撮像装置およびフリッカ補正回路 - Google Patents

撮像装置およびフリッカ補正回路

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JP2001086401A JP26215399A JP26215399A JP2001086401A JP 2001086401 A JP2001086401 A JP 2001086401A JP 26215399 A JP26215399 A JP 26215399A JP 26215399 A JP26215399 A JP 26215399A JP 2001086401 A JP2001086401 A JP 2001086401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 50Hzの交流電源照明下でのビデオ撮影に
おいて、S/Nを確保しつつ、被写体輝度変化にも誤動
作することなくフリッカノイズを低減する。 【解決手段】 3フィールド分の明るさ平均値と現フィ
ールドの明るさとの差分に基づくシャッタ速度にフリッ
カ補正量を加算して、フリッカを補正する(図8A)。
また、3フィールド分のフリッカ補正量の最小値と露光
制御によるシャッタ速度とを加算して最小シャッタ速度
以下になった場合には、最小シャッタ速度になるように
算出されたオフセット量をフリッカ補正量に加算して現
フィールドのフリッカ補正量とする(図8B)。最低シ
ャッタ速度を1/60secにでき、低照度時のS/N
を確保できる。さらに、現フィールドのフリッカ補正量
は、3フィールド前のフリッカ補正量に加減量を加算し
て得ると共に、フリッカ補正量のリミット値を露光制御
によるシャッタ速度に応じて可変とする。輝度変化によ
る誤動作を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、蛍光灯などの照
明下でのビデオ撮影において、S/Nを確保しつつ、被
写体輝度変化にも誤動作することなくフリッカノイズを
低減することを可能にした撮像装置およびフリッカ補正
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯などの交流電源照明は、電源周波
数の2倍の周期で点滅している。例えば周波数が50H
zの電源を使用した場合、蛍光灯は、100Hzの周期
で点滅している。一方、ビデオ信号は、1フィールドの
周期が60Hzである。そのため、上述の蛍光灯下にお
いてビデオカメラで撮影を行うと、撮影映像において2
0Hzの周期でちらつき(フリッカと称する)が発生す
る。
【0003】フリッカによる撮像映像の明るさの変化
は、3フィールド周期となる。そこで、3フィールドの
平均の明るさを算出し、フィールド毎に、平均の明るさ
に対して暗ければプラス、平均の明るさに対して明るけ
ればマイナスの方向に、撮像映像の明るさを補正してや
ることで、フリッカを低減する方法が知られている。撮
影映像の明るさの補正は、例えばシャッタの開いている
時間を制御することで行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フリッ
カを補正するための補正量は、明るさの平均値に対して
正負の値をとるので、フリッカ補正をシャッタ時間を補
正して行う際には、負方向に補正することができるよう
に補正量に余裕を持たせるため、ある程度シャッタを切
っておく必要がある。したがって、低照度時にフリッカ
が無い場合にもシャッタを切ることになり、S/Nにお
いて不利であるという問題点があった。
【0005】また、実際には、フリッカ補正量は、1フ
ィールドの値だけを用いて算出するわけではなく、3フ
ィールド前の補正量に少しずつ値を加減することでフィ
ルタ効果を持たせて算出している。これにより、ビデオ
信号の急激な輝度変化に対するフリッカ補正制御の感度
を落とし、誤動作を防止している。
【0006】この方法では、フリッカ補正が行われるフ
ィールドに対して遅延したフィールドの値を用いてフリ
ッカ補正量が算出されるため、被写体が明るくなったと
きにシャッタを切ることでフリッカ量が本来の量よりも
さらに増えてしまう。このときに、フリッカ補正量に対
する加減量の制限を小さくすると、フリッカを補正しき
れなくなってしまうという問題点があった。逆に、フリ
ッカ補正量に対する加減量の制限を必要以上に大きくす
ると、急激な輝度変化に対して誤動作を起こしてしまう
という問題点があった。
【0007】ところで、シャッタ速度を1/100se
cにすると、シャッタ速度と照明の点滅周期とが一致す
るため、撮像映像においてフリッカが発生しないのは、
既知である。そのため、シャッタ速度をこの1/100
secに固定的としてしまう方法も考えられる。この場
合、撮像素子からの出力信号の利得を制御して適切に露
光できるときには問題が生じない。しかしながら、この
方法では、被写体がより明るくなったときに、より高速
にシャッタを切れなければ露光制御ができなくなってし
まうという問題点があった。
【0008】したがって、この発明の目的は、蛍光灯な
どの照明下でのビデオ撮影において、S/Nを確保しつ
つ、被写体輝度変化にも誤動作することなくフリッカノ
イズを低減することを可能にした撮像装置およびフリッ
カ補正回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、被写体映像を光電変換する撮像素
子と撮像素子における電荷の蓄積時間を制御する電子シ
ャッタ制御手段と撮像素子からの出力信号の利得を制御
する利得制御手段と被写体明るさ検出手段を用いて適切
に露光制御を行う制御手段を具備し、映像信号のフリッ
カ成分を検出したときに電子シャッタを制御してフリッ
カを補正する撮像装置において、低照度時にはフリッカ
補正量をオフセットさせることでシャッタを切らない領
域から制御できるようにして低照度時のS/Nを改善す
ることを特徴とする撮像装置である。
【0010】また、この発明は、被写体映像を光電変換
する撮像素子と撮像素子における電荷の蓄積時間を制御
する電子シャッタ制御手段と撮像素子からの出力信号の
利得を制御する利得制御手段と被写体明るさ検出手段を
用いて適切に露光制御を行う制御手段を具備し、映像信
号のフリッカ成分を検出したときに電子シャッタを制御
してフリッカを補正する撮像装置において、最低シャッ
タ速度を1/100secとして低照度時には確実にフ
リッカを低減するようにしたことを特徴とする撮像装置
である。
【0011】また、この発明は、映像信号のフリッカ成
分を検出したときに電子シャッタを制御してフリッカを
補正するフリッカ補正回路において、低照度時にはフリ
ッカ補正量をオフセットさせることでシャッタを切らな
い領域から制御できるようにして低照度時のS/Nを改
善することを特徴とするフリッカ補正回路である。
【0012】また、この発明は、映像信号のフリッカ成
分を検出したときに電子シャッタを制御してフリッカを
補正するフリッカ補正回路において、最低シャッタ速度
を1/100secとして低照度時には確実にフリッカ
を低減するようにしたことを特徴とするフリッカ補正回
路である。
【0013】上述したように、この発明による撮像装置
は、低照度時にはフリッカ補正量をオフセットさせるこ
とでシャッタを切らない領域から制御できるようにして
低照度時のS/Nを改善するようにしているため、蛍光
灯などの照明下でのビデオ撮影において、S/Nを確保
しつつフリッカを低減することができる。
【0014】また、上述したように、この発明による撮
像装置は、フリッカ補正量の加減量の制限をシャッタ速
度に応じて可変することで、急激な輝度変化に対して誤
動作を無くすことができる。
【0015】また、上述したように、この発明によるフ
リッカ補正回路は、低照度時にはフリッカ補正量をオフ
セットさせることでシャッタを切らない領域から制御で
きるようにして低照度時のS/Nを改善するようにして
いるため、蛍光灯などの照明下でのビデオ撮影におい
て、S/Nを確保しつつフリッカを低減することができ
る。
【0016】また、上述したように、この発明によるフ
リッカ補正回路は、フリッカ補正量の加減量の制限をシ
ャッタ速度に応じて可変することで、急激な輝度変化に
対して誤動作を無くすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明を
適用できる撮像装置の構成の一例を示す。レンズ系1
は、図示しないが、例えばオートフォーカス機構やズー
ム機構などを有する。この撮像装置は、光電変換により
入射光を電荷に変換し蓄積するCCD(Charge Coupled
Device) 2を撮像素子として用い、被写体からの入射光
がレンズ系1に入射され、CCD2上に結像される。C
CD2では、電子シャッタ駆動回路9の制御により、映
像信号の1フィールドの周期内のシャッタ速度でシャッ
タを切られ、電荷の蓄積時間が制御される。
【0018】CCD2では、結像された入射光が光電変
換により電荷に変換されて蓄積される。CCD2に蓄積
された電荷は、サンプル/ホールド(S/H)回路3に
よりサンプリングされ、電気信号に変換される。S/H
回路3は、例えば2重相関サンプリング回路から構成さ
れており、CCD2における蓄積電荷のノイズを低減す
るようにされている。
【0019】S/H回路3から出力された信号は、後述
するマイクロコンピュータ8によってゲインを制御され
るAGC(Automatic Gain Control)回路4に供給され、
信号レベルを調節され、信号処理回路5に供給される。
この信号は、信号処理回路5で所定のカメラ信号処理が
施され、所定の映像信号に変換され出力される。また、
信号処理回路5では、供給された信号の明るさを表す明
るさ検波値を出力する。
【0020】一方、マイクロコンピュータ8は、信号処
理回路5から供給された明るさ検波値に基づき、上述し
たAGC回路4のゲインの制御を行うAGC制御値と、
電子シャッタ駆動回路9によるCCD2のシャッタ速度
の制御を行うシャッタ制御値とを出力する。マイクロコ
ンピュータ8は、これらAGC制御値とシャッタ制御値
とを用い、適切に露光制御ができるように動作する。
【0021】以下、この実施の一形態による撮像装置の
制御について説明する。この制御は、露光制御処理と、
フリッカ低減を行うための処理とに分けて考えることが
できる。
【0022】先ず、この実施の一形態による露光制御方
法について、図2のフローチャートを用いて説明する。
この図2のフローチャートの処理は、例えば上述のマイ
クロコンピュータ8で行われる。先ず、最初のステップ
S10で、現フィールドから2フィールド前までの3フ
ィールド分の、明るさ検波値の平均値が算出され、次の
ステップS11で、算出された値が所定の基準レベルよ
りも低いかどうかが判断される。若し、低いと判断され
たら、被写体の明るさが不足しているとされ、処理はス
テップS12に移行し、被写体の明るさレベルの指針と
なる露光レベル(AE_LEBEL)が上げられ、高い
と判断されたら、被写体が明るすぎるとされ、ステップ
S13で、露光レベルが下げられる。
【0023】実際には、上述の明るさ検波値の平均値
の、所定の基準レベルに対するエラー量を求め、このエ
ラー量に、ステップS12あるいはS13の処理に基づ
くゲインを乗じた値が露光レベルの増加分あるいは減少
分とされる。そして、次のステップS14で、リミット
チェックされてリミッタがかけられ、制御範囲の中で露
光レベルの増減がなされる。
【0024】次のステップS15では、露光レベルがA
GCによる制御領域にあるかどうかが判断される。露光
制御は、AGCによって制御するか、シャッタ速度によ
って制御するかを、露光レベルすなわち被写体の明るさ
レベルに応じて選択して行う。図3は、この露光制御に
おけるAGC制御およびシャッタ速度制御の例について
それぞれ示す。横軸が、露光レベルを示し、縦軸がそれ
ぞれの制御値を示す。露光レベルの所定値(図3中の点
線の位置の値)以下の領域がAGCによる制御領域とさ
れる。露光レベルがAGCの制御領域にある場合には、
AGC制御値に基づき露光レベルの増減を行い(図3
A)、そうでない場合には、シャッタ制御値に基づき露
光レベルの制御を行う(図3B)。
【0025】図2のフローチャートに戻り、ステップS
15で露光レベルがAGC制御領域にあるとされたら、
処理はステップS16に移行し、露光レベルに応じたA
GC制御値が算出される。そして、次のステップS17
で、シャッタ制御値が最小値とされる。
【0026】一方、ステップS15で露光レベルがAG
C制御領域に無いとされたら、処理はステップS19に
移行し、露光レベルに応じたシャッタ制御値が算出され
る。そして、次のステップS20で、AGC制御値が最
小値とされる。
【0027】こうして、ステップS16およびS17、
あるいは、ステップS19およびS20でAGC制御値
およびシャッタ制御値が求められたら、処理はステップ
S18に移行し、シャッタ制御値に対して後述するフリ
ッカ補正値が加算される。
【0028】次に、フリッカ低減を行うための処理につ
いて説明し、上述したフリッカ補正値を求めてフリッカ
を補正する方法について説明する。図4は、この実施の
一形態におけるフリッカ補正の原理を概略的に示す。従
来技術で既に述べた理由により、蛍光灯などの交流電源
照明の下でビデオカメラの撮影を行うと、交流電源の電
源周波数(例えば50Hz)と、映像信号のフィールド
周波数(60Hz)との差により、フリッカが発生し、
3フィールド周期、すなわち20Hzの周期で撮像映像
の明るさが変動する。図4Aは、照明光量の周期(50
Hz×2=100Hz)とフィールド周期(60Hz)
との差を示し、図4Bは、図4Aと対応するそれぞれの
フィールド内における、照明光量の明るさ検波値を示
す。明るさ検波値が3フィールド周期で変動しているの
が分かる。
【0029】図4Cに示されるように、明るさ検波値の
変動に応じてシャッタ速度を制御することで、フリッカ
を補正することができる。すなわち、明るさ検波値が所
定値よりも大きいときにはシャッタ速度を速くするよう
にシャッタ速度を制御し、明るさ検波値が所定値よりも
小さいときにはシャッタ速度を遅くするようにシャッタ
速度を制御するように、シャッタ制御値を決め、フリッ
カ補正を行う。このように、現在のシャッタ制御値に対
してフリッカを補正するようなシャッタ制御値をフリッ
カ補正量とする。フリッカ補正後の明るさ検波値は、図
4Dのように、各フィールドで略一定となる。
【0030】図5は、この実施の一形態によるフリッカ
補正処理の一例のフローチャートを示す。この図5のフ
ローチャートの処理は、例えば上述のマイクロコンピュ
ータ8で行われる。最初のステップS30で、現在のフ
ィールドの明るさ検波値の、上述した図2のフローチャ
ートのステップS10で求められた、3フィールド分の
明るさ検波値の平均値に対するエラー量が求められる。
次のステップS31で、求められたエラー量に所定のゲ
インがかけられ、現フィールドのフリッカ補正量の加減
量が算出され、ステップS32で、算出されたフリッカ
補正量の加減量がリミットチェックされ、リミッタがか
けられる。
【0031】リミッタがかけられたフリッカ補正量の加
減量に対して、次のステップS33で、3フィールド前
のフリッカ補正量が加算される。この加算された値が、
現フィールドのフリッカ補正量とされる。ステップS3
4で、このフリッカ補正量に対してリミットチェックが
なされ、リミッタがかけられる。ここで得られたフリッ
カ補正量が、上述の図2のフローチャートにおけるステ
ップS18のフリッカ補正量とされる。すなわち、ここ
で得られたフリッカ補正量と、上述のステップS16お
よびS17、あるいは、ステップS19およびS20で
求められたシャッタ制御値とが加算される。
【0032】なお、上述では、ステップS30で求めら
れたエラー量に応じて、直接的にフリッカ補正量を求め
ずに、フリッカ補正量の加減量にリミッタをかけて徐々
にフリッカ補正量を制御している。これは、輝度変化な
ど、フリッカ成分以外の要因で明るさ検波値が変化した
ときに、ハンチングなどによる誤動作を防ぐためであ
る。
【0033】フローチャートに戻り、ステップS35で
は、上述のステップS34で得られたフリッカ補正量お
よび過去の2フィールド分のフリッカ補正量の、合計3
フィールド分のフリッカ補正量の中から、最小値である
フリッカ補正量が選択される。そして、次のステップS
36で、ステップS35で選択されたフリッカ補正量
を、上述のステップS16およびS17、あるいは、ス
テップS19およびS20で求められたシャッタ制御値
に加算したときに、加算結果がシャッタ制御値の最小値
以下になってしまうかどうかが判断される。
【0034】若し、最小値以下になってしまうと判断さ
れたら、処理はステップS37に移行し、加算結果がシ
ャッタ制御値の最小値になるようなオフセット値を算出
し、算出されたオフセット値を上述のステップS34で
得られたフリッカ補正量に対して加算する。この加算結
果が、上述の図2のフローチャートにおけるステップS
18のフリッカ補正量とされる。
【0035】上述のステップS35以降の処理につい
て、さらに詳細に説明する。上述のステップS34で得
られたフリッカ補正量は、中心レベル、すなわち、上述
のステップS30における3フィールド分の明るさ検波
値の平均値に対して、正負の値をとる。すなわち、図6
に一例が示されるように、斜線の範囲がフリッカ補正範
囲となる。なお、この図6および後述の図7、図9の中
央付近の点線は、上述の図3に示される、AGC制御領
域の境界に対応している。図6で分かるように、露光レ
ベルの全領域においてフリッカ補正を行うためには、露
光制御の最低シャッタ速度に、オフセット量(シャッタ
オフセット)を付加する必要がある。シャッタオフセッ
トは、最大フリッカ補正量に対応する量が必要である。
【0036】しかしながら、この方法では、露光制御が
AGC制御に切り換わる低照度時にも、シャッタオフセ
ットを付加した分だけシャッタを切らなくてはならない
ため、S/Nを悪化させることになる。そこで、この発
明では、上述のステップS35、S36およびS37に
より、フリッカ補正量に応じてシャッタオフセットを可
変にする。シャッタオフセットを可変にする様子を、図
7に示す。シャッタオフセットをフリッカ補正量に応じ
て可変にすることで、低照度時にフリッカが無いとき、
すなわち、フリッカ補正量が0であるときに、最低シャ
ッタ速度(1/60sec)になるようにしている。こ
れにより、低照度時のS/Nを改善することができる。
【0037】オフセット量の算出方法は、以下のように
なされる。シャッタオフセットを付加される前のフリッ
カ補正量は、図8Aに示されるように、3フィールド分
の明るさ検波値の平均値を基準値として、正負方向に振
れ幅を有している。ここで、現フィールド、1フィール
ド前および2フィールド前の3フィールド分のフリッカ
補正量から、最小となる値、すなわち、負方向の最大値
を求める(ステップS35)。この負方向の最大値と、
露光制御におけるシャッタ制御値とを加算し、加算の結
果、負になった量の絶対値をオフセット量すなわちシャ
ッタオフセットとする(ステップS37)。加算の結果
が正である場合には、オフセット量は、0でよい。その
結果、露光制御が最低シャッタ速度(1/60sec)
のときのフリッカ補正量は、図8Bに示されるようにな
り、負の値にならないようにオフセットされる。
【0038】この実施の一形態の他の例として、図9に
示されるように、シャッタオフセットをシャッタ速度の
1/100secに相当する値に固定的に設定する。こ
うすれば、低照度時には、シャッタ速度が交流電源照明
の点滅周期と一致するので、フリッカを完全にキャンセ
ルすることができる。この場合には、被写体の明るさが
増して、露光制御によるシャッタ速度が1/100se
c以上になるときには、上述の実施の一形態によるフリ
ッカ低減処理を行うようにする。このように、実施の一
形態の他の例によれば、低照度時には、S/Nが多少犠
牲にはなるが、フリッカを確実に低減可能なシステムを
実現することができる。
【0039】なお、フリッカ成分が3フィールド周期で
現れることは、既に説明したが、撮像装置自体のフィー
ルド周波数と交流照明電源の電源周波数との間の微妙な
ずれによって、フリッカ成分の周期が変動する。上述し
たように、図5に示すフリッカ低減処理ためのフローチ
ャートでは、フリッカ補正量を算出する際に、3フィー
ルド分の明るさ検波値の平均と、現フィールドの明るさ
検波値とのエラー量にゲインをかけ、さらにリミッタを
かけて、3フィールド前のフリッカ補正量に加えた値
を、現フィールドのフリッカ補正量としている。
【0040】この方法において、3フィールド毎の補正
量の加減量を制限しているリミット値(図5のフローチ
ャートのステップS32参照)を、輝度変化による誤動
作を防ぐために小さい値としていると、シャッタ速度を
より高速としていったときに、CCD2における露光蓄
積時間が短くなる影響を受けて、フリッカ成分がより多
くなってしまう特性を持つ。したがって、高速シャッタ
時には、フリッカ成分の変動に対してリミット値が小さ
すぎてしまい、フリッカを補正しきれない不具合が起こ
る可能性がある。
【0041】この発明の実施の一形態および実施の一形
態の他の例では、露光制御におけるシャッタ制御値に応
じて、上述のリミット値を可変とするようにしている。
すなわち、シャッタ速度を高速とするようなシャッタ制
御値のときには、リミット値をより大きくし、シャッタ
速度を低速とするようなシャッタ制御値のときには、リ
ミット値をより小さくする。これにより、輝度変化によ
る誤動作を防ぎ、且つ、高速シャッタ時にもフリッカの
低減が可能なシステムを構築することができる。
【0042】図10は、上述した露光制御ならびにフリ
ッカ低減のための処理を実現するための一例の構成を示
す。この図10の構成は、マイクロコンピュータ8上で
動作するソフトウェアで実現してもよいし、マイクロコ
ンピュータ8の制御に基づき動作する、図示されないD
SP(Digital Signal Processor)によって実現するよう
にもできる。勿論、各々の要素を専用のハードウェアで
構成することも可能である。
【0043】図10において、図中の一点鎖線の上側の
部分が露光制御を行う部分に相当し、下側の部分がフリ
ッカ低減のための処理を行う部分に相当する。露光制御
部では、主に上述の図2のフローチャートに対応した処
理がなされ、フリッカ低減部では、主に上述の図5のフ
ローチャートに対応した処理がなされる。
【0044】図1に示される信号処理回路5から供給さ
れた明るさ検波値が端子20から入力される。ここで、
第nフィールド目の明るさ検波値を、u(n)とする。
明るさ検波値u(n)は、加減算器21の一方の加算入
力、加減算器40の加算入力および1フィールド分の遅
延を与える遅延回路Z-123に供給される。なお、図1
0および文章中で遅延回路Zに添えられた「-1」は、そ
の遅延回路が入力信号に対して1フィールド分の遅延を
与えることを示す。
【0045】遅延回路Z-123の出力は、遅延回路Z-1
24と加減算器21の他方の加算入力にそれぞれ供給さ
れる。加減算器21の出力が加減算器22の一方の加算
入力に供給され、遅延回路Z-124の出力が加減算器2
2の他方の加算入力に供給される。これら加減算器21
および22と、遅延回路Z-123および24とで、現フ
ィールドから2フィールド以前までの3フィールド分の
明るさ検波値が加算され、加算された値の平均値が平均
値回路25で求められる。すなわち、平均値回路25で
は、3フィールド分の明るさ検波値u(n)、u(n−
1)およびu(n−2)に対して、{u(n)+u(n
−1)+u(n−2)}/3の計算がなされ、平均値が
求められる。
【0046】平均値回路25の出力が加減算器26の加
算入力と、加減算器40の減算入力とにそれぞれ供給さ
れる。加減算器26では、所定の基準レベルが減算入力
に供給され、平均値回路25の出力から基準レベルが減
算され、平均値回路25の出力の基準レベルに対するエ
ラー量が求められる。求められたエラー量は、ゲイン回
路27を介してゲインをかけられ、加減算器28、リミ
ッタ29および遅延回路Z-130からなるフィルタを介
し、第nフィールド目の露光レベル信号(AE_LEB
EL(n))とされ、露光制御回路31に供給される。
【0047】露光制御回路31は、供給された露光レベ
ル信号に基づきAGC回路4および電子シャッタ駆動回
路9の制御値をそれぞれ制御し、露光制御を行う。露光
制御は、上述の図3に一例を示したように、露光レベル
の所定値を境界に、より低い側がAGC制御値による制
御とされ、より高い側がシャッタ制御値による制御とさ
れる。AGC回路4を制御するAGC制御値は、露光制
御回路31から出力され端子32に導出され、AGC回
路4に供給される。また、電子シャッタ駆動回路9を制
御するシャッタ制御値は、加減算器33で、上述した図
5のフローチャートにおけるステップS37の処理によ
り算出されたフリッカ補正量を加算され、フリッカ補正
され端子34に導出され、電子シャッタ駆動回路9に供
給される。
【0048】上述した加減算器40において、端子20
から供給された明るさ検波値u(n)から平均値回路2
5の出力が減算される。加減算器40の出力は、ゲイン
回路41を介してリミッタ42に供給され、リミッタ4
2の出力は、加減算器43およびリミッタ44、ならび
に、遅延回路Z-146、47および48から構成される
フィルタに供給される。すなわち、リミッタ42の出力
が加減算器43の一方の加算入力に供給され、リミッタ
44の出力が加減算器45の加算入力に供給されると共
に、遅延回路Z-148に供給される。遅延回路Z-148
の出力は、遅延回路Z-147および46を介し、リミッ
タ44の出力から3フィールド分遅延されて(信号y
(n−3))、加減算器43の他方の加算入力に供給さ
れる。このフィルタの出力は、加減算器45を介して加
減算器33の他方の加算入力に、上述したフリッカ補正
量として供給される。
【0049】一方、上述のフィルタを構成するリミッタ
44の出力は、最小値選択回路49の第1の入力にも供
給される。最小値選択回路49の第2および第3の入力
には、遅延回路Z-147および48の出力がそれぞれ供
給される。最小値選択回路49において、第1、第2お
よび第3の入力に供給された信号y(n)、y(n−
1)およびy(n−2)から最小レベルの信号が選択さ
れる。
【0050】最小値選択回路49で選択された信号は、
最小値選択回路49から出力され、加減算器50の一方
の加算入力に供給される。加減算器50の他方の加算入
力には、上述した露光制御回路31から出力されたシャ
ッタ制御値が供給されている。加減算器50の加算出力
は、スイッチ回路51を介して加減算器45の減算入力
に供給される。
【0051】スイッチ回路51は、上述した図5のフロ
ーチャートにおけるステップS36の制御を行うもので
あって、端子34に導出されるシャッタ制御値により制
御されるシャッタ速度が最低シャッタ速度以下、例えば
1/60sec以下になってしまう場合にのみ、ONと
される。これは、加減算器50の出力値を監視し、この
値が負の値をとるときに、このスイッチ回路51をON
とすることでなされる。スイッチ回路51がONとされ
ることで、シャッタオフセットがフリッカ補正量に加算
され、上述のステップS37の処理がなされる。
【0052】なお、リミッタ42のリミット値は、図1
0中に点線の経路で示されるように、露光制御回路31
から出力されるシャッタ制御値に応じて可変とされる。
すなわち、上述したように、シャッタ速度を高速とする
ようなシャッタ制御値のときには、リミット値がより大
きくされ、シャッタ速度を低速とするようなシャッタ制
御値のときには、リミット値がより小さくされる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、3フィールド分のフリッカ補正量の中から最小とな
る値、すなわち、負方向の最大値と、露光制御によるシ
ャッタ制御値とを加算して、負になった値の絶対値を、
シャッタ制御値に対するオフセット量としている。その
ため、シャッタ制御値に対してフリッカ補正分のオフセ
ット量を持つ必要が無く、したがって最低シャッタ速度
を1/60Hzにできるため、低照度時のS/Nを改善
することができる効果がある。
【0054】また、この実施の一形態の他の例では、フ
リッカ補正分のオフセット量、すなわち最低シャッタ速
度を1/100secにしているため、低照度時のフリ
ッカを確実に低減することができる効果がある。
【0055】さらに、この発明によれば、フリッカ補正
量に対するリミット値をシャッタ速度に応じて可変にし
ているため、輝度変化に対する誤動作を防ぎ、且つ、高
速シャッタ時にもフリッカの低減が可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる撮像装置の構成の一例を
示すブロック図である。
【図2】実施の一形態による露光制御方法の一例のフロ
ーチャートである。
【図3】露光制御におけるAGC制御およびシャッタ速
度制御の例を示す略線図である。
【図4】実施の一形態におけるフリッカ補正の原理を概
略的に示す略線図である。
【図5】実施の一形態によるフリッカ補正処理の一例の
フローチャートである。
【図6】フリッカ補正範囲を説明するための略線図であ
る。
【図7】シャッタオフセットを可変にすることを説明す
るための略線図である。
【図8】フリッカ補正量に対してオフセット値を付加す
ることを説明するための略線図である。
【図9】オフセット量をシャッタ速度の1/100se
cに相当する値に固定的に設定することを説明するため
の略線図である。
【図10】この発明による露光制御ならびにフリッカ低
減のための処理を実現するための一例の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1・・・レンズ系、2・・・CCD、3・・・S/H回
路、4・・・AGC回路、5・・・信号処理回路、8・
・・マイクロコンピュータ、9・・・電子シャッタ駆動
回路、31・・・露光制御回路、49・・・最小値選択
回路、51・・・スイッチ回路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体映像を光電変換する撮像素子と撮
    像素子における電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ
    制御手段と撮像素子からの出力信号の利得を制御する利
    得制御手段と被写体明るさ検出手段を用いて適切に露光
    制御を行う制御手段を具備し、映像信号のフリッカ成分
    を検出したときに電子シャッタを制御してフリッカを補
    正する撮像装置において、 低照度時にはフリッカ補正量をオフセットさせることで
    シャッタを切らない領域から制御できるようにして低照
    度時のS/Nを改善することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の撮像装置において、 上記フリッカ補正量の算出のときに、露光制御状態に応
    じて上記フリッカ補正量の加減量の制限を可変するよう
    にしたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の撮像装置において、 映像信号のフリッカ成分の検出は、複数フィールドの明
    るさの平均値と現フィールドの明るさとを比較すること
    で行い、上記比較結果に基づき上記オフセット量を制御
    することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の撮像装置において、 所定フィールド前の上記フリッカ補正量に所定の加減量
    を加算して新たなフリッカ補正量とすることを特徴とす
    る撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の撮像装置において、 現在のフィールドの上記フリッカ補正量と過去のフィー
    ルドの上記フリッカ補正量との最小値に基づき新たなフ
    リッカ補正量を求めることを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 被写体映像を光電変換する撮像素子と撮
    像素子における電荷の蓄積時間を制御する電子シャッタ
    制御手段と撮像素子からの出力信号の利得を制御する利
    得制御手段と被写体明るさ検出手段を用いて適切に露光
    制御を行う制御手段を具備し、映像信号のフリッカ成分
    を検出したときに電子シャッタを制御してフリッカを補
    正する撮像装置において、 最低シャッタ速度を1/100secとして低照度時に
    は確実にフリッカを低減するようにしたことを特徴とす
    る撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の撮像装置において、 フリッカ補正量の算出のときに、露光制御状態に応じて
    上記フリッカ補正量の加減量の制限を可変するようにし
    たことをことを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の撮像装置において、 フリッカ成分の検出は、複数フィールドの明るさの平均
    値と現フィールドの明るさとを比較することで行い、上
    記比較結果に基づき上記オフセット量を制御することを
    特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の撮像装置において、 所定フィールド前の上記フリッカ補正量に所定の加減量
    を加算して新たなフリッカ補正量とすることを特徴とす
    る撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の撮像装置において、 現在のフィールドの上記フリッカ補正量と過去のフィー
    ルドの上記フリッカ補正量との最小値に基づき新たなフ
    リッカ補正量を求めることを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 映像信号のフリッカ成分を検出したと
    きに電子シャッタを制御してフリッカを補正するフリッ
    カ補正回路において、 低照度時にはフリッカ補正量をオフセットさせることで
    シャッタを切らない領域から制御できるようにして低照
    度時のS/Nを改善することを特徴とするフリッカ補正
    回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のフリッカ補正回路
    において、 上記フリッカ補正量の算出のときに、露光制御状態に応
    じて上記フリッカ補正量の加減量の制限を可変するよう
    にしたことを特徴とするフリッカ補正回路。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のフリッカ補正回路
    において、 フリッカ成分の検出は、複数フィールドの明るさの平均
    値と現フィールドの明るさとを比較することで行い、上
    記比較結果に基づき上記オフセット量を制御することを
    特徴とするフリッカ補正回路。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のフリッカ補正回路
    において、 所定フィールド前の上記フリッカ補正量に所定の加減量
    を加算して新たなフリッカ補正量とすることを特徴とす
    るフリッカ補正回路。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のフリッカ補正回路
    において、 現在のフィールドの上記フリッカ補正量と過去のフィー
    ルドの上記フリッカ補正量との最小値に基づき新たなフ
    リッカ補正量を求めることを特徴とするフリッカ補正回
    路。
  16. 【請求項16】 映像信号のフリッカ成分を検出したと
    きに電子シャッタを制御してフリッカを補正するフリッ
    カ補正回路において、 最低シャッタ速度を1/100secとして低照度時に
    は確実にフリッカを低減するようにしたことを特徴とす
    るフリッカ補正回路。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のフリッカ補正回路
    において、 フリッカ補正量の算出のときに、露光制御状態に応じて
    上記フリッカ補正量の加減量の制限を可変するようにし
    たことを特徴とするフリッカ補正回路。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のフリッカ補正回路
    において、 フリッカ成分の検出は、複数フィールドの明るさの平均
    値と現フィールドの明るさとを比較することで行い、上
    記比較結果に基づき上記オフセット量を制御することを
    特徴とするフリッカ補正回路。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のフリッカ補正回路
    において、 所定フィールド前の上記フリッカ補正量に所定の加減量
    を加算して新たなフリッカ補正量とすることを特徴とす
    るフリッカ補正回路。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のフリッカ補正回路
    において、 現在のフィールドの上記フリッカ補正量と過去のフィー
    ルドの上記フリッカ補正量との最小値に基づき新たなフ
    リッカ補正量を求めることを特徴とするフリッカ補正回
    路。
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