JP2001070242A - 内視鏡のバッテリ式光源装置 - Google Patents
内視鏡のバッテリ式光源装置Info
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Abstract
の残量表示が可能でバッテリ残量を容易に確認可能とす
る。 【解決手段】バッテリ式光源装置3の電源スイッチ19
をOFFした状態で、バッテリ式光源装置3の残量表示
スイッチ16をONすると、バッテリ残量表示回路20
に導通され、電圧検出回路22でバッテリ13の電圧が
検出されて、この電圧検出回路22からの電圧に基づき
駆動回路23はLED群17を点灯させる。また、内視
鏡本体2に光源装置本体3aを接続して電源スイッチ1
9をONした状態では、照明ランプ12が点灯されると
共に、バッテリ残量表示回路20にも導通され、残量表
示スイッチ16をONせずとも、常時、電圧検出回路2
2でバッテリ13の電圧が検出され、電圧検出回路22
からの電圧に基づき駆動回路23はLED群17を点灯
させる。
Description
明ランプを点灯して内視鏡に照明光を供給する内視鏡の
バッテリ式光源装置に関する。
商用電源から供給される電源を利用して光源装置内部の
ランプを発光させるものが広く用いられている。これに
対し、近年、例えば特開平10−43133号公報に示
すように、電源にバッテリを利用した小型のバッテリ式
光源装置を着脱自在に取付けられるようにした内視鏡が
提案されている。
り付けられる内視鏡は、持ち運びが容易で携帯性に優
れ、また、電源のないところでの使用も可能であるの
で、緊急時の処置やベットサイドでの処置のように、大
きな光源装置を運び込む事が困難な場所での用途に特に
優れた効果を発揮する。
内視鏡のバッテリ式光源装置は、電源がバッテリである
ため、バッテリの消耗状態を知ることなくバッテリが消
耗したままだと、予期せぬ時にバッテリが切れてしま
い、緊急時などの必要な場合に使用できなくなり、その
優れた機能を十分に発揮できない虞が生じる。
で、内視鏡から取り外した状態であってもバッテリの残
量表示が可能で、バッテリ残量を容易に確認でき、内視
鏡に取り付けて使用するにあたり十分なバッテリ残量と
しておくことのできる内視鏡のバッテリ式光源装置を提
供することを目的とする。
本発明による内視鏡のバッテリ式光源装置は、内視鏡に
照明光を供給する照明ランプと、該照明ランプを点灯す
るバッテリとを備えた内視鏡のバッテリ式光源装置にお
いて、上記バッテリの消耗状態を検出するバッテリ状態
検出手段と、上記照明ランプの電源スイッチのオンオフ
に係わらず上記バッテリの消耗状態を報知自在なバッテ
リ状態報知手段とを備えたことを特徴とする。
視鏡に接続して使用する際は、バッテリで照明ランプを
点灯し、この照明ランプによる照明光を内視鏡に供給す
る。そして、このバッテリ式光源装置では、バッテリ状
態検出手段でバッテリの消耗状態を検出し、バッテリ状
態報知手段により照明ランプの電源スイッチのオンオフ
に係わらずバッテリの消耗状態を報知自在であり、使用
前、使用中、或いは、使用後であっても容易にバッテリ
式光源装置のバッテリ残量を確認できる。
施の形態を具体的に説明する。図1〜図3は本発明の実
施の第1形態に係り、図1は内視鏡装置の全体を示す外
観斜視図、図2はバッテリ式光源装置の外観斜視図、図
3は光源装置動作回路の説明図である。
し、この内視鏡装置1は内視鏡本体2にバッテリ式光源
装置3を着脱自在に接続して主要に構成されている。
この挿入部4の後端に形成された操作部5と、この操作
部5の後端に形成された接眼部6と、操作部5から突設
されたライトガイド口金7とからなり、このライトガイ
ド口金7の端部にバッテリ式光源装置3の接続口金8が
着脱自在に接続されるようになっている。
に形成された先端部9と、この先端部9の後端に形成さ
れて湾曲自在の湾曲部10と、湾曲部10の後端から操
作部5の前端まで形成された可撓性を右する可撓部11
とからなる。
光を導光(伝送)する図示しないライトガイドファイバ
が挿通され、このライトガイドファイバは操作部5を経
てその後端がライトガイド口金7内で固定されている。
リ式光源装置3の接続口金8を接続することにより、バ
ッテリ式光源装置3内に設けられた照明ランプ(図3の
回路図中の符号12)を発光させた場合には、この照明
ランプ12からの照明光が、ライトガイド口金7のライ
トガイドファイバの光入射端面に供給される。供給され
た照明光は、ライトガイドファイバにより導光され、先
端部9の照明窓(図示せず)に固定された先端面、つま
り光出射端面から前方に出射され、患部などの被写体を
照明する。
に示すように、小型の光源装置本体3a内に、上記照明
ランプ12とバッテリ(図3の回路図中の符号13)と
しての乾電池又は充電式電池とを内蔵し、後述する光源
装置動作回路14を有して構成されている。
らは、内視鏡本体2のライトガイド口金7に接続される
上記接続口金8が突設されると共に、他の表面には、バ
ッテリ残量を表示する表示パネル15と、この表示パネ
ル15にバッテリ残量を表示させるため、即ち、バッテ
リ残量を表示させる際にONする残量表示スイッチ16
とが配設されている。
(本例では、LED1(17a)、LED2(17
b)、LED3(17c)及びLED4(17d)の4
つ)が縦一列に配設されると共に、その横にLED群1
7の表示の意味を直感的に説明するマーク18が描写さ
れている。
8側を底辺とする直角三角形の表示で、底辺横に配設さ
れるLED1(17a)が点灯する場合は満充電の状態
であることを示し、マーク18の頂点に向かう程、その
横のLEDの点灯はバッテリ残量が少ないことを示し、
最も頂点側のLED4(17d)が点灯する場合は、バ
ッテリ残量が僅か、或いは、バッテリ式光源装置3が使
用できないほどバッテリ残量が僅かであることを示すも
のである。
装置本体3aを内視鏡本体2と接続した状態で、図2中
の矢印の如く、接続口金8を軸として光源装置本体3a
を略90°回動させることで照明ランプ12の電源スイ
ッチ(図3の回路図中の符号19)がONして、内蔵し
た照明ランプ12が点灯するようになっている。
置動作回路14は、図3に示すように、上記照明ランプ
12と、上記LED群17を点灯してバッテリ残量を表
示させるバッテリ残量表示回路20とが上記バッテリ1
3に並列に接続されており、照明ランプ12を通電する
ラインには上記電源スイッチ19が、バッテリ残量表示
回路20を通電するラインには上記残量表示スイッチ1
6がそれぞれ設けられている。
ッチ19との間は、上記バッテリ残量表示回路20と上
記残量表示スイッチ16との間と、ダイオード21を介
して接続されており、残量表示スイッチ16がOFFで
あっても電源スイッチ19のONによりバッテリ残量表
示回路20に通電されるようになっている。又、上記ダ
イオード21により、電源スイッチ19がOFFの際
は、残量表示スイッチ16をONしても照明ランプ12
は通電されないようになっている。
ッテリ13の電圧を検出するバッテリ状態検出手段とし
ての電圧検出回路22と、この電圧検出回路22からの
電圧に基づいて上記LED群17を点灯させる駆動回路
23とを備えて構成されている。
回路構成により、バッテリ式光源装置3は、照明ランプ
12の電源スイッチ19のON−OFFに係わらず、残
量表示スイッチ16をONすることでLED群17を表
示させることが可能になっており、バッテリ状態報知手
段の機能を有している。
まず、バッテリ式光源装置3の電源スイッチ19をOF
Fしたままの状態(内視鏡本体2と光源装置本体3aと
が分離された状態、或いは、内視鏡本体2に光源装置本
体3aを接続はしているが接続口金8を軸として光源装
置本体3aを略90°回動させていない状態)に、バッ
テリ式光源装置3のバッテリ残量を表示させる場合につ
いて説明する。
示スイッチ16をONすると、バッテリ残量表示回路2
0に導通され、電圧検出回路22でバッテリ13の電圧
が検出されて、この電圧検出回路22からの電圧に基づ
いて駆動回路23はLED群17を点灯させる。
を略90°回動させて接続している状態では、バッテリ
式光源装置3の電源スイッチ19がONされて、照明ラ
ンプ12が点灯されると共に、バッテリ残量表示回路2
0にも導通される。このため、残量表示スイッチ16を
ONせずとも、常時、電圧検出回路22でバッテリ13
の電圧が検出されて、この電圧検出回路22からの電圧
に基づいて駆動回路23はLED群17を点灯させる。
バッテリ式光源装置3は、電源スイッチ19がOFFの
状態であっても、残量表示スイッチ16をONすること
でLED群17の点灯によりバッテリ残量が示されるの
で、使用者は、バッテリ残量を容易に確認でき、バッテ
リ式光源装置3を内視鏡本体2に取り付けて使用するに
あたり十分なバッテリ残量としておくことができる。
るバッテリ式光源装置の外観斜視図である。尚、本発明
の実施の第2形態は、バッテリ式光源装置の外観及び電
源スイッチが前記実施の第1形態と異なるものであり、
接続される内視鏡本体及びバッテリ式光源装置の動作回
路は前記実施の第1形態と同様に構成される。このた
め、内視鏡本体と、図3の回路説明図で示されるものに
は、前記実施の第1形態と同一の符号を記して説明す
る。
テリ式光源装置を示し、このバッテリ式光源装置30
は、円筒状の小型の光源装置本体30a内に、照明ラン
プ12とバッテリ13としての乾電池又は充電式電池と
を内蔵し、光源装置動作回路14を有して構成されてい
る。
面からは、内視鏡本体2のライトガイド口金7に接続さ
れる接続口金31が突設されると共に、バッテリ残量を
表示する表示パネル32が設けられている。また、上記
光源装置本体30aの表面には、上記表示パネル32下
に、この表示パネル32にバッテリ残量を表示させるた
め、即ち、バッテリ残量を表示させる際にONする残量
表示スイッチ16が配設され、さらに、この残量表示ス
イッチ16の下には、使用者が、照明ランプ12の点
灯、消灯を行う電源スイッチ19が配設されている。
の第1形態と同様、LED群17(本例では、LED1
(17a)、LED2(17b)、LED3(17c)
及びLED4(17d)の4つ)が縦一列に配設されて
いる。
の第1形態と同様の光源装置動作回路14を有している
ことから、バッテリ式光源装置30の電源スイッチ19
をOFFしたままの状態で、残量表示スイッチ16をO
Nすると、バッテリ残量表示回路20に導通される。こ
れにより、電圧検出回路22でバッテリ13の電圧が検
出され、この電圧検出回路22からの電圧に基づいて駆
動回路23はLED群17を点灯させてバッテリ式光源
装置30のバッテリ残量を表示する。
を接続し、バッテリ式光源装置3の電源スイッチ19を
ONすると、照明ランプ12が点灯されると共に、バッ
テリ残量表示回路20にも導通される。このため、残量
表示スイッチ16をONせずとも、常時、電圧検出回路
22でバッテリ13の電圧が検出されて、この電圧検出
回路22からの電圧に基づいて駆動回路23はLED群
17を点灯させ、バッテリ式光源装置30のバッテリ残
量を表示する。
も、バッテリ式光源装置30は、電源スイッチ19がO
FFの状態であっても、残量表示スイッチ16をONす
ることでLED群17の点灯によりバッテリ残量が示さ
れるので、使用者は、バッテリ残量を容易に確認でき、
バッテリ式光源装置30を内視鏡本体2に取り付けて使
用するにあたり十分なバッテリ残量としておくことがで
きる。
る光源装置動作回路の説明図である。尚、本実施の第3
形態は、前記実施の第1形態に対して、残量表示スイッ
チを除くと共に、バッテリ式光源装置の動作回路を変更
して構成したものである。
光源装置の光源装置動作回路40は、照明ランプ12
と、LED群17を点灯してバッテリ残量を表示させる
バッテリ残量表示回路41とがバッテリ13に並列に接
続されており、照明ランプ12を通電するラインには電
源スイッチ19が設けられている。
バッテリ13の電圧を検出する電圧検出回路22と、こ
の電圧検出回路22からの電圧に基づいてLED群17
を点灯させる駆動回路23と、間欠的にLED群17を
点灯させるように制御(例えば、10秒ON、50秒O
FFのタイマ制御)する間欠制御回路42とを備えて構
成されている。
ンプ12の電源スイッチ19のON−OFFに係わら
ず、常時、LED群17でバッテリ残量が表示され、前
記第1形態と同様の効果が得られる。また、バッテリ残
量表示は、バッテリ残量表示回路41の間欠制御回路4
2で間欠的に行われるため、表示に使用される電流の消
耗が、単に連続表示するものに比べて少なくなる。
る光源装置動作回路の説明図である。尚、本実施の第4
形態は、前記実施の第3形態に対して、光源装置動作回
路のバッテリ残量表示回路を変更して構成したものであ
る。
光源装置の光源装置動作回路50は、照明ランプ12
と、LED群17を点灯してバッテリ残量を表示させる
バッテリ残量表示回路51とがバッテリ13に並列に接
続されており、照明ランプ12を通電するラインには電
源スイッチ19が設けられている。
バッテリ13の電圧を検出する電圧検出回路22と、こ
の電圧検出回路22からの電圧に基づいてLED群17
を点灯させる駆動回路23と、照明ランプ12の点灯状
態(点灯、消灯)を検出するランプ点灯検出回路52
と、このランプ点灯検出回路52からの信号に応じて間
欠的にLED群17を点灯させるように制御する間欠制
御回路53とを備えて構成されている。
ば、ランプ点灯検出回路52から照明ランプ12が点灯
と信号入力された際には、LED群17を連続して点灯
させるように制御する一方、ランプ点灯検出回路52か
ら照明ランプ12が消灯と信号入力された際には、LE
D群17を間欠的に点灯(例えば、10秒ON、50秒
OFFのタイマ制御)させるように制御する。
明ランプ12の電源スイッチ19のON−OFFに係わ
らず、常時、LED群17でバッテリ残量が表示され、
前記第1形態と同様の効果が得られる。また、バッテリ
残量表示は、照明ランプ12が点灯している時、バッテ
リ残量表示が連続表示となるので、内視鏡を使用してい
る時は、常にバッテリ13の状態を把握する事ができ
る。従って、内視鏡の使用時にバッテリ13が消耗した
状態になった時には、スピーディーにバッテリ13の交
換又は充電を行え、或いは、使用中のバッテリ式光源装
置を他の光源装置と切り換えることも可能になる。
御回路53は、照明ランプ12がONしている時には、
バッテリ残量表示を連続表示とし、照明ランプ12がO
FFしている時には、間欠的に表示をするようにした
が、照明ランプ12がONしている時にはバッテリ残量
表示の間欠時間の間隔(消灯の間隔)を短くし、照明ラ
ンプ12がOFFしている時には消灯の間隔を長く間欠
表示するようにすれば、連続的に残量表示をするものに
比べ、バッテリの消耗が少なくなる。
態に係り、図7は光源装置動作回路の説明図、図8はバ
ッテリ残量表示プログラムを示すフローチャート、図9
はバッテリの放電特性図である。充電型バッテリを使用
した場合、バツテリには、完全に放電しきると性能劣化
(見かけ上の容量が低下)する特性がある。従って、本
実施の第5形態は、バッテリ式光源装置の光源装置動作
回路により、バッテリが完全に放電しきらないうちに次
の充電ができるように適切な充電時期を知らせる表示が
できるようにするものである。尚、前記実施の第1形態
と同様のものには同一の符号を記し、説明は省略する。
光源装置の光源装置動作回路60は、照明ランプ12
と、LED群17を点灯してバッテリ残量を表示させる
バッテリ残量表示回路61とがバッテリ13に並列に接
続されており、照明ランプ12を通電するラインには電
源スイッチ19が設けられている。
バッテリ13の電圧を検出する電圧検出回路22と、こ
の電圧検出回路22からの電圧に基づいて、後述するバ
ッテリ残量表示プログラムに従い、点灯させるLED群
17を選択し信号出力する報知制御回路62と、この報
知制御回路62からの信号により駆動され、LED群1
7のON−OFFを行うLED駆動回路63とを備えて
構成されている。
は、バッテリ残量表示プログラムにより、バッテリ13
が満充電の際にはLED1(17a)を点灯させ、バッ
テリ13が満充電ではないが充電の必要がない場合には
LED2(17b)を点灯させ、バッテリ13が充電時
期の際にはLED3(17c)を点灯させ、バッテリ1
3の残量が更に少なくすぐに使用できなくなる虞がある
場合にはLED4(17d)を点灯させる。
バッテリ残量表示プログラムは、繰り返し実行されるプ
ログラムで、図8に示すように、まず、ステップ(以
下、「S」と略称)101で、電圧検出回路22により
バッテリ電圧VB を検出し、S102に進む。
Vmax との比較を行い、バッテリ電圧VB が電圧値Vma
x より高い(VB >Vmax )場合ば、S103に進んで
満充電を報知するLED1(17a)を点灯させてプロ
グラムを抜ける。一方、バッテリ電圧VB が電圧値Vma
x 以下(VB ≦Vmax )の場合は、S104以降へと進
む。ここで、上記電圧値Vmax は、図9に示すように、
バッテリ13を殆ど使用していない状態の際に検出され
る、予め設定しておいた電圧値である。
S104に進むと、バッテリ電圧VB と電圧値Vemp と
の比較が行われる。そして、バッテリ電圧VB が電圧値
Vemp 以下(VB ≦Vemp )の場合は、S105に進ん
で使用不可警告のためのLED4(17d)を点灯させ
てプログラムを抜ける。一方、バッテリ電圧VB が電圧
値Vemp よりも高い(VB >Vemp )場合は、S106
以降へと進む。ここで、上記電圧値Vemp は、図9に示
すように、これ以上バッテリ13を使用するとすぐに使
用できなくなる虞があり、また、性能劣化(見かけ上の
容量が低下)を引き起こす可能性が高くなる電圧値であ
り、予め設定しておいたものである。
S106に進むと、バッテリ電圧VB と電圧値Vchg と
の比較が行われる。そして、バッテリ電圧VB が電圧値
Vchg 以下(VB ≦Vchg )の場合は、S107に進ん
でバッテリ13が充電時期であることを示すLED3
(17c)を点灯させてプログラムを抜ける。一方、バ
ッテリ電圧VB が電圧値Vchg よりも高い(VB >Vch
g )場合は、S108へと進み、バッテリ13が満充電
ではないが充電の必要もない際のLED2(17b)を
点灯させてプログラムを抜ける。ここで、上記電圧値V
chg は、図9に示すように、バッテリ特性から予め求め
ておいた充電に最適な時期における電圧値の最大値であ
る。また、LED2(17b)が点灯する状態では、図
中、VmaxとVchg の間のVmid の電圧値となってい
る。
前記実施の第1形態による効果に加え、バッテリ13の
状態をより細かく報知することができるため、使用者は
バツテリ13を適切な時期で充電できるようになる。
尚、本実施の第5形態では、4つのLEDで報知するよ
うにしているが、3つのLEDで報知するようにしても
良く、或いは5つ以上のLEDでより細かくバッテリ1
3の状態を報知するようにしても良い。また、LEDを
点灯して報知することに限らず、LEDを点滅させ報知
するようにしても良い。さらに、バッテリ残量が多いと
きと少ないときで点灯周期を変えて、報知するようにし
ても良い。また、LED点灯による方法で説明したが、
携帯電話などに搭載されているバイブレータ機能による
報知でも良い。さらに、図7中の破線で示すように、ブ
ザー駆動回路64、ブザー65を設け、報知制御回路6
2はブザーからの音で報知するようにしても良い。特
に、このバイブレータ機能やブザー65よる報知は、内
視鏡観察中に表示部を見る事なしにバッテリ残量の告知
ができるため、術者にとって表示を確認する煩わしさが
低減される。
第6形態に係り、図10は光源装置動作回路の説明図、
図11はバッテリ残量表示プログラムを示すフローチャ
ートである。尚、本実施の第6形態は、前記実施の第5
形態に対して、光源装置動作回路のバッテリ残量表示回
路を変更して構成し、異なる作用効果を得るようにした
ものである。
式光源装置の光源装置動作回路70は、照明ランプ12
と、LED群17を点灯してバッテリ残量を表示させる
バッテリ残量表示回路71とがバッテリ13に並列に接
続されており、照明ランプ12を通電するラインには電
源スイッチ19が設けられている。
19との間と、上記バッテリ残量表示回路71の通電ラ
インは、上記バッテリ残量表示回路71の切換判定回路
72と接続されている。
リ13の電圧を検出する電圧検出回路22と、バッテリ
残量表示回路71側への通電或いは照明ランプ12側へ
の通電を検出する切換判定回路72と、バッテリー13
の交換によりリセット信号を出力するリセット回路73
と、上記電圧検出回路22、切換判定回路72及びリセ
ット回路73からの入力信号に基づいて、後述するバッ
テリ残量表示プログラムに従い、LED群17の点灯消
灯の制御信号を出力する報知制御回路74と、この報知
制御回路74からの信号により駆動され、LED群17
のON−OFFを行う駆動回路75とを備えて構成され
ている。
は、バッテリ残量表示プログラムにより、バッテリ13
交換後は、LED群17による間欠表示を開始する前に
一定時間(例えば、60秒間)連続表示を行うようにな
っている。
バッテリ残量表示プログラムは、バッテリ13を新たに
接続した際にスタートされ、図11に示すように、ま
ず、S201で、リセット回路73からのリセット信号
によりパワーONによるリセットを行う。
2によりバッテリ電圧VB を検出し、S203に進ん
で、このバッテリ電圧VB が、どれ程のバッテリ残量を
示すものか判定し、LED群17の中で点灯するLED
を決定する。具体的には、前記実施の第5形態で説明し
たようなLEDの選定となる。
決定したLEDを一定時間(例えば60秒間)連続表示
させ、その後、S205へと進む。
号(電源スイッチ19により照明ランプ12がONされ
ているか否か)を読み込み、更に、S206に進み、電
圧検出回路22によりバッテリ電圧VB を検出して、S
207へと進む。
ち、電源スイッチ19により照明ランプ12がONされ
ているか否かの判定が行われる。そして、照明ランプ1
2がONされている場合はS208に進んで、上記S2
03と同様、上記S206によるバッテリ電圧VB が、
どれ程のバッテリ残量を示すものか判定し、LED群1
7の中で点灯するLEDを決定し、S209に進んで、
該当するLEDを連続表示させ、再び上記S205から
の処理を繰り返す。
ランプ12がOFFされている場合はS210に進み、
上記S203と同様、上記S206によるバッテリ電圧
VBが、どれ程のバッテリ残量を示すものか判定し、L
ED群17の中で点灯するLEDを決定し、S211に
進んで、該当するLEDを間欠表示(例えば、10秒O
N−50秒OFF)させ、再び上記S205からの処理
を繰り返す。
前記実施の第1形態による効果に加え、バッテリ13交
換後に連続表示を行う事で、バッテリ13の残量状態が
すぐに分かるようになり、残量不足の場合は、再充電を
行うか、或いは、バッテリ13を新品に交換する事が可
能となる。尚、本実施の第5形態においても、例え照明
ランプ12がOFFで間欠表示を連続して行うと、バッ
テリーが消耗してしまうので、この間欠表示も予め設定
した時間で自動的に表示をやめるようにしても良い。こ
の際、予め設定する時間は、内視鏡検査終了後に行う内
視鏡の洗浄・消毒完了までの時間内は表示ができるよう
に設定する。
して報知するようにしているが、LCDを用いて表示し
報知するようにしても良い。また、前述の実施の第5形
態で述べた如く、ブザーからの音やバイブレータ機能に
よる報知(兼用或いは単独であっても可能)であっても
良い。
ランプを点灯するバッテリとを備えた内視鏡のバッテリ
式光源装置において、上記バッテリの消耗状態を検出す
るバッテリ状態検出手段と、上記照明ランプの電源スイ
ッチのオンオフに係わらず上記バッテリの消耗状態を報
知自在なバッテリ状態報知手段とを備えたことを特徴と
する内視鏡のバッテリ式光源装置。
用に設けたスイッチをオンすることでバッテリの消耗状
態を報知することを特徴とする付記項1に記載の内視鏡
のバッテリ式光源装置。
照明ランプの電源スイッチのオンオフに係わらず上記バ
ッテリの消耗状態を常時報知することを特徴とする付記
項1又は付記項2記載の内視鏡のバッテリ式光源装置。
的な報知と連続的な報知とを所定に組み合わせて行うこ
とを特徴とする付記項1乃至付記項3の何れか一つに記
載の内視鏡のバッテリ式光源装置。
的な報知のみ行うことを特徴とする付記項1乃至付記項
3の何れか一つに記載の内視鏡のバッテリ式光源装置。
記バッテリ状態報知手段は、少なくとも上記バッテリの
充電時期を報知することを特徴とする付記項1乃至付記
項5の何れか一つに記載の内視鏡のバッテリ式光源装
置。
視鏡に照明光を供給する照明ランプと、該照明ランプを
点灯するバッテリとを備えた内視鏡のバッテリ式光源装
置において、バッテリの消耗状態を検出して、照明ラン
プの電源スイッチのオンオフに係わらずバッテリの消耗
状態を報知自在に構成したので、内視鏡から取り外した
状態であってもバッテリの残量表示が可能で、バッテリ
残量を容易に確認でき、内視鏡に取り付けて使用するに
あたり十分なバッテリ残量としておくことが可能にな
る。
全体を示す外観斜視図
源装置の外観斜視図
回路の説明図
回路の説明図
回路の説明図
ーチャート
作回路の説明図
ローチャート
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡に照明光を供給する照明ランプ
と、該照明ランプを点灯するバッテリとを備えた内視鏡
のバッテリ式光源装置において、 上記バッテリの消耗状態を検出するバッテリ状態検出手
段と、上記照明ランプの電源スイッチのオンオフに係わ
らず上記バッテリの消耗状態を報知自在なバッテリ状態
報知手段とを備えたことを特徴とする内視鏡のバッテリ
式光源装置。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
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US09/428,349 US6494827B1 (en) | 1998-10-29 | 1999-10-27 | Endoscope device and operation apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
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JP25333099A JP3650294B2 (ja) | 1999-09-07 | 1999-09-07 | 内視鏡のバッテリ式光源装置 |
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JP3650294B2 JP3650294B2 (ja) | 2005-05-18 |
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ID=17249819
Family Applications (1)
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- 1999-09-07 JP JP25333099A patent/JP3650294B2/ja not_active Expired - Fee Related
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