JP2001064202A - 心不全予防治療剤 - Google Patents

心不全予防治療剤

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JP2001064202A JP23770799A JP23770799A JP2001064202A JP 2001064202 A JP2001064202 A JP 2001064202A JP 23770799 A JP23770799 A JP 23770799A JP 23770799 A JP23770799 A JP 23770799A JP 2001064202 A JP2001064202 A JP 2001064202A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安全で、有効な心不全予防治療剤を提供する。 【構成】心臓肥満細胞活性化抑制効果を有する化合物、
例えば、2-(3,4-ジメトキシシンナモイル)アミノ安息香
酸(一般式:トラニラスト)又はその薬理学的に許容さ
れる塩又はそれらの薬理学的に許容される溶媒和物を有
効成分として含有する事を特徴とする、心不全予防治療
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心不全予防治療剤
に関するものである。詳しくは、心臓肥満細胞活性化抑
制効果を有する化合物を有効成分として含有する事を特
徴とする、心不全予防治療剤に関するものである。
【0002】更に詳しくは、心臓肥満細胞活性化抑制効
果を有する、2−(3,4−ジメトキシシンナモイル)
アミノ安息香酸(一般名:トラニラスト、以下トラニラ
ストという)又はその薬理学的に許容される塩又はそれ
らの薬理学的に許容される溶媒和物を有効成分として含
有する事を特徴とする、心不全予防治療剤に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】心不全とは、運動時に起こる心拍出量の
増加の需要に対して、心室がそれに見合う心拍出量を送
り出せない状態、あるいは肺動脈楔入圧の上昇を引き起
こすほどの、拡張末期圧(容量)の増加をもってはじめ
て拍出量を増加させうる状態を言い、一次的な病因(虚
血、力学的負荷、心筋症など)による収縮力低下がその
ままポンプ不全として顕在化する急性心不全と、心肥大
などの代償機転によっては最早代償し得なくなった場合
に顕在化する慢性心不全に分けられる。
【0004】心不全の要因としては種々の因子および疾
患が考えられ、例えば、食事の変化、感染、心抑制薬な
どの薬物不良服用、不整脈、心筋虚血、貧血、甲状腺機
能亢進または低下、代謝異常、腎機能悪化等が挙げられ
ている。
【0005】一方、慢性的な仕事量の増加に対する生理
的適応と考えられていた心肥大について、適応には限界
があり、代償性心肥大から非代償性心肥大に陥ること、
心肥大は心不全の前段階であり、心血管死の危険因子で
あることが大規模臨床試験から明らかにされている。
【0006】心不全の治療法としては、古くはジギタリ
スなどの強心剤や利尿剤を主体とした治療が行われ、そ
の後血管拡張剤による減負荷療法の有効性が提唱され
て、それらによる治療が行われるようになり、さらに、
心不全の病態生理の解明とともに神経体液系の活性化の
重要性が認識され、心筋保護を目的とした薬剤による治
療が広く行われるようになった。
【0007】心不全の治療に用いられてきた薬剤として
は、ジギタリスを初めとする強心剤、利尿剤、硝酸薬や
カルシウム拮抗薬などの血管拡張剤、アンジオテンシン
変換酵素(ACE)阻害剤やβ−遮断剤などの神経体液系
拮抗剤、などが挙げられる。
【0008】最近、急性心筋梗塞、慢性心不全、心筋
炎、心筋症患者において、腫瘍壊死因子(TNF)α、
インターロイキン(IL)−1β、インターロイキン
(IL)−6などの炎症性サイトカインの血中濃度が亢
進していることが確認され、さらに、心筋でのTNFα
産生がエンドトキシン刺激、虚血、伸展刺激などによっ
て促進される事も確認されたことから、TNFαを始め
とするサイトカインと心疾患の発症や病態との関連が注
目され、これらのサイトカイン、特にTNFαの産生抑
制剤が新たな心不全治療剤として期待されている。
【0009】一方、ヒスタミン、セロトニン、プロスタ
グランジン(PG)、インターロイキン(IL)、イン
ターフェロン(IFN)など多種類の起炎物質やサイト
カインを産生する細胞として知られている肥満細胞が心
臓にも存在し、さらには、実験室的心肥大に伴って肥満
細胞が増加する事、心不全患者の心臓に肥満細胞が増加
している事などが報告されているが、心臓肥満細胞と心
不全との関係については未だよく解明されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明で解決しようと
する課題は、従来の治療剤と異なる作用を有し、副作用
がなく、安全で、有効な心不全予防治療剤を開発するこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者は、従来の治療
剤と異なる作用を有し、副作用がなく、安全で、有効な
心不全予防治療剤を開発すべく鋭意研究を行った結果、
心臓肥満細胞が心不全に関与しており、肥満細胞の活性
化を抑制する事により心不全発症を抑えることが可能で
あり、肥満細胞の活性化を抑制し、肥満細胞からのヒス
タミン、セロトニンなどのケミカルメディエーター(Ch
emical mediator)の遊離抑制作用を有するトラニラス
トが、有意に心不全の発症を抑える事を見出し、トラニ
ラストを始めとする心臓肥満細胞活性化抑制剤が心不全
予防治療剤として有用であるという知見を得、本発明を
なすに至った。
【0012】本発明者は、心不全における心臓肥満細胞
の関与を解明すべく研究を行った結果、ウイルス性心筋
炎性心不全動物モデル実験において、肥満細胞欠損マウ
スでは正常マウスに比べ壊死、細胞浸潤等も軽度で、生
存率が高い事を見出し、心臓の肥満細胞が心不全に関与
しており、肥満細胞の活性化を抑制する事により心不全
発症を抑制できる事を見出した。
【0013】すなわち、本発明者は、肥満細胞欠損マウ
ス(WBB6F1−W/Wv)およびそれと同系の正常
マウス(WBB6F1−+/+)を用いて、脳心筋炎ウ
イルス(EMCV)により、ウイルス性心筋炎性心不全
を惹起させたところ、肥満細胞欠損マウスでは、壊死、
細胞浸潤の程度は有意に軽度であり、生存率も有意に高
く、心不全発症が抑制されていることを確認した。
【0014】この実験結果は、心臓肥満細胞がウイルス
性心筋炎において組織の炎症を悪化させて心機能を低下
させ、生存率を低下させている事を示すものであり、従
って、心臓肥満細胞の活性化を抑制することにより、心
機能低下を抑制し、心不全発症を抑えられることを示唆
するものである。
【0015】心不全における心臓肥満細胞の関与を更に
確認するために、肥満細胞の活性化を抑制し、肥満細胞
からのケミカルメディエーター遊離抑制作用を有するト
ラニラストを用い、C57BL6系統マウス腹部大動脈
狭窄心不全発症モデルでの実験を行ったところ、肥満細
胞の活性化抑制剤であるトラニラストが有意に心不全を
抑制することを確認した。
【0016】すなわち、腹部大動脈狭窄心不全を発症さ
せた上記動物実験モデルの、C57BL6系統マウス
に、トラニラストを1日、体重1kg当たり100mg
ずつ、4週間経口投与する事により、心機能が顕著に改
善する事を確認した。
【0017】トラニラスト及びその薬理学的に許容され
る塩は、アレルギー反応におけるケミカルメディエータ
ーの遊離抑制作用、コラーゲン過剰産生に対する抑制作
用、経皮的冠動脈形成術(PTCA)の術後再狭窄抑制
作用などを有する事が確認されており、アレルギー性気
管支炎、喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎
などのアレルギー性疾患治療剤あるいはケロイド、肥厚
性瘢痕治療剤として既に広く用いられている。また、P
TCA術後再狭窄抑制剤としての開発も進められてい
る。
【0018】また、トラニラストは、高血圧自然発症ラ
ット(SHR)を用いた動物実験モデルにおいて心肥大
を抑制、退縮させる効果及び心臓の硬化を抑制する効果
を有する事も報告されている。(特許公開公報 平成7
年第277966号)
【0019】しかしながら、トラニラストが心肥大ある
いは心筋炎などの疾患に起因する心不全そのものに対し
て予防治療効果を示す事は全く報告されていない。
【0020】さらに、トラニラストがヒトモノサイトマ
クロファージからの悪性化増殖因子(TGF)−β1
IL−1βなどのサイトカイン及びプロスタグランジン
(PG)E2などの遊離を抑制する事が報告されてい
る。(Japan.J.Pharmacol.60,85−90,1992)
【0021】しかしながら、トラニラストのコラーゲン
産生抑制作用との関係を示したものに過ぎず、トラニラ
ストが心不全に対して予防治療効果を示す事は全く報告
されていない。
【0022】他方、肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制
作用と心不全治療効果を有する化合物として、抗アレル
ギー作用、気管支拡張作用、炎症抑制作用、陽性変力作
用、血圧低下作用などを有し、気管支喘息、アレルギ
ー、炎症、心不全及び高血圧治療剤に有用とする新規な
複素環式化合物が報告されている。(特許公開公報 平
成6年第239868号)
【0023】しかしながら、当該発明は、単に種々の作
用を併せ持つ新規化合物を見出したものであり、しかも
心不全治療効果は、陽性変力作用による効果であり、本
発明のように、心臓肥満細胞が心不全に関与しており、
肥満細胞の活性化を抑制する事により心不全発症を抑制
できる事について何ら示しておらず、示唆してもいな
い。
【0024】以上のように、これまで、心臓肥満細胞が
心不全に関与する事は全く確認されておらず、肥満細胞
の活性化を抑制する事により心不全発症を抑制できる
事、さらに、トラニラストのような肥満細胞活性化抑制
作用を有する化合物が心肥大あるいは心筋炎などの種々
の疾患に起因する心不全そのものに対し顕著な治療効果
を示す事は全く確認されておらず、示唆もされていな
い。
【0025】前記のとおり、心臓肥満細胞が心不全に関
与しており、肥満細胞活性化抑制作用を有するトラニラ
ストは顕著な心機能改善効果を示し、心不全に対し、治
療効果を発揮する。従って、肥満細胞活性化抑制作用を
有する化合物、例えば、トラニラストまたはその薬理学
的に許容される塩を有効成分として含有させる事によ
り、心肥大、心筋炎などに起因する心不全など心機能低
下疾患の予防及び治療剤として有用な医薬品組成物を製
造する事ができる。
【0026】医薬品組成物を実際の治療に用いる場合、
種々の剤型にして経口的あるいは非経口的に投与される
が、そのような剤型としては、例えば、散剤、顆粒剤、
錠剤、カプセル剤、ドライシロップ剤などの経口投与剤
及び注射剤、膣座剤、貼付剤などの非経口投与剤を挙げ
る事ができる。
【0027】これらの医薬品組成物は、通常の調剤学的
手法に従い、その剤型に応じ適当な賦形剤、崩壊剤、結
合剤、滑沢剤などの医薬品添加物を適宜混合し、常法に
従い調剤する事により製造する事ができる。
【0028】例えば、散剤は、有効成分に必要に応じ、
適当な賦形剤、滑沢剤などを加え、よく混和して散剤と
する。
【0029】錠剤は、有効成分に必要に応じ、適当な賦
形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤などを加え、常法に従い
打錠して錠剤とする。さらに必要に応じ、適宜コーティ
ングを施し、フィルムコート錠、糖衣錠、腸溶性皮錠な
どにする。
【0030】カプセル剤は、有効成分に必要に応じ、適
当な賦形剤、滑沢剤などを加え、よく混和した後、ある
いは又、常法により、顆粒あるいは細粒とした後、適当
なカプセルに充填してカプセル剤とする。
【0031】本発明の医薬品組成物を実際の治療に使用
する場合、有効成分の投与量は、患者の年齢、体重、疾
患の程度等によって適宜決定されるが、トラニラスト又
はその薬理学的に許容される塩を活性成分として使用す
る場合、概ね、経口投与で、成人1日当たり、100〜
1000mg、好ましくは300〜600mgの範囲で投与
する。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の内容を以下の実験例及び
実施例により更に詳細に説明する。
【0033】
【実施例】実験例 1 ウイルス性心筋炎心不全発症実験 肥満細胞欠損マウスのWBB6F1−W/WV(以下欠
損マウスという)および同系統の正常マウスのWBB6
F1−+/+(以下正常マウスという)を用い、脳心筋
炎ウイルス(EMCV)を10プラーク形成単位(plaq
ue forming units,pfu)腹腔内に投与し、 14日までの生存率 7日目における心臓所見 を測定した。結果は以下のとおりであった。 14日までの生存率 欠損マウス群 :10/13 正常マウス群 : 4/13 p<0.05 7日目における心臓所見 細胞浸潤(各n=9、mean±SEM) 欠損マウス群 : 0.11±0.11 正常マウス群 : 1.00±0.24 p<0.01 心筋細胞壊死(各n=9、mean±SEM) 欠損マウス群 : 0.11±0.11 正常マウス群 : 0.78±0.15 p<0.01
【0034】実施例 1 トラニラストの心機能改善効果 C57BL6系統のマウス( 9週齢、13匹)の腹部
大動脈に狭窄を作成し、心臓に対し圧負荷を加えた。術
後4週間経過後の心肥大期からさらに12週間経過後
(術後16週間後)、心不全に陥ったマウスを2群に分
け、一方をトラニラスト治療群(n=6)とし、体重1
kg当たり100mgのトラニラスト(1%炭酸水素ナ
トリウム溶液)を1日1回ゾンデで経口投与した。もう
一方を対照群(n=7)とし、1%炭酸水素ナトリウム
溶液のみを経口投与した。投薬を4週間継続した後、心
エコーで拡張期と収縮期の内径の差(内径短縮率、% F
ractional Shortening)により心機能を評価し、投薬前
と比較して心機能改善効果を確認した。結果は以下のと
おりであった。 心機能(内径短縮率) 投薬前 投薬後(4週後) トラニラスト治療群 55.6±3.8% 71.6±3.3% 対照群 58.9±3.7% 58.7±4.1%
【0035】処方例 以下のような処方に従い、各種製剤を製する。なお、剤
型の種類および処方は調剤例として挙げたものに限るも
のではない。
【0036】(A)散剤(10倍散) トラニラスト100gと乳糖900gをよく混和し、1
g中トラニラスト100mgを含有する散剤、1000g
を製する。
【0037】(B)散剤(2倍散) トラニラスト500gと乳糖500gをよく混和し、1
g中トラニラスト500mgを含有する散剤、1000g
を製する。
【0038】(C)錠剤 トラニラスト100g、乳糖50g、6%HPC乳糖4
0g、バレイショデンプン6gおよびステアリン酸タル
ク4gをよく混和して打錠し、1錠中トラニラスト10
0mgを含有する錠剤、1000錠を製する。
【0039】(D)カプセル剤 トラニラスト100g、乳糖90g、バレイショデンプ
ン6gおよびステアリン酸カルシウム4gをよく混和
し、硬カプセルに充填し、1カプセル中トラニラスト1
00mgを含有するカプセル剤、1000カプセルを製す
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】心臓肥満細胞活性化抑制効果を有する化合
    物を有効成分として含有する事を特徴とする、心不全予
    防治療剤。
  2. 【請求項2】有効成分として含有する心臓肥満細胞活性
    化抑制効果を有する化合物が2−(3,4−ジメトキシ
    シンナモイル)アミノ安息香酸又はその薬理学的に許容
    される塩又はそれらの薬理学的に許容される溶媒和物で
    ある、請求項1記載の心不全予防治療剤。
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