JP2001062178A - 糸切れ検出装置 - Google Patents

糸切れ検出装置

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JP2001062178A
JP2001062178A JP24484199A JP24484199A JP2001062178A JP 2001062178 A JP2001062178 A JP 2001062178A JP 24484199 A JP24484199 A JP 24484199A JP 24484199 A JP24484199 A JP 24484199A JP 2001062178 A JP2001062178 A JP 2001062178A
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thread
yarn
arm
insertion ring
detecting device
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JP24484199A
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English (en)
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Muneo Nagashima
宗男 永島
Koji Nakada
宏治 仲田
Hiroyuki Iguchi
弘之 井口
Tsuneo Nagashima
常夫 長島
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Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸の切断や縫い不良を低減することができる
糸切れ検出装置を提供する。 【解決手段】 糸1は、糸挿入環2a内を走行し、この
糸1が切れると、ウェイト5の重みによって、支持部3
を中心にアーム2がA方向に回転する。ウェイト5,6
の取付位置を調節して、糸挿入環2aが最適な圧力で糸
1に寄り掛かるように、糸挿入環2aと糸1との間の圧
力が調整される。その結果、適度な張力が糸1に加わる
ために、滑らかに糸1が繰り出して、糸切れや縫い不良
を減少させることができる。また、糸挿入環2aと支持
部3との間にウェイト5が存在するので、糸1が走行す
るときに生ずる暴れを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシンなどによる
縫製作業中の糸の切断を検出する糸切れ検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、糸の供給経路中にころを回転
自在に設け、このころに針糸を巻き付けた糸切れ検出装
置が知られている。この糸切れ検出装置では、ころの回
転をカウントし、ミシン運転中にカウントが停止したと
きには、糸切れが生じたと判断して運転を停止してい
た。また、糸の搬送経路中に回転自在のアームを設け、
このアームの先端に糸を通過させた糸切れ検出装置が知
られている。この糸切れ検出装置では、糸が切れるとア
ームが回転し、検出スイッチがON動作して糸切れを検
出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ころによって
糸切れを検出する方式では、ころと糸との間の摩擦が大
きくなるために、糸が強く緊張されて滑らかに糸が繰り
出されず、糸切れや縫い不良を発生する問題があった。
また、アームによって糸切れを検出する方式では、糸と
アームとの間の圧力の調節が困難であり、糸が強く緊張
されてしまう問題があった。
【0004】本発明の課題は、糸切れや縫い不良を減ら
すことができる糸切れ検出装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。すなわち、請求
項1の発明は、走行する糸と接触し、この糸が切れたと
きに支点を中心に回転するアームと、前記アームの回転
動作に基づいて、前記糸の切断を検出する検出手段と、
前記アームと前記糸とを加圧接触させるウェイトとを含
む糸切れ検出装置において、前記ウェイトは、前記アー
ムの一方の端部と前記支点との間及び前記アームの他方
の端部と前記支点との間に位置調節可能に取り付けられ
ていることを特徴とする糸切れ検出装置である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の糸切
れ検出装置において、前記アームは、一方の端部に前記
糸と接触する接触部を備え、他方の端部に接点部を備
え、前記検出手段は、前記アームが回転したときに、前
記接点部と接触してON動作することを特徴とする糸切
れ検出装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態についてさらに詳しく説明する。図1は、本発
明の実施形態に係る糸切れ検出装置の平面図である。図
2は、本発明の実施形態に係る糸切れ検出装置の正面図
である。本発明の実施形態に係る糸切れ検出装置は、走
行する糸1の切断を検出する装置である。糸切れ検出装
置は、図1及び図2に示すように、アーム2と、支持部
3と、検出装置4と、ウェイト5,6とを備えている。
【0008】糸1は、例えば、丁合された折丁をミシン
によって縫い合わせるような、縫製作業に使用されるも
のである。糸1は、図示しないミシンに向かって搬送経
路Lに沿って走行する。
【0009】アーム2は、走行する糸1と接触し、この
糸1が切れたときに支持部3を中心として回転する部材
である。アーム2は、糸挿入環2aと、近接部2bと、
回転軸2cとを備えている。
【0010】糸挿入環2aは、糸1と接触する接触部で
ある。糸挿入環2aは、アーム2の一方の端部に取り付
けられている。糸挿入環2aには、図2に示すように、
糸1が通過可能に挿入されている。近接部2bは、検出
装置4の接点面4aと接触する接点部である。近接部2
bは、アーム2の他方の端部に形成されている。近接部
2bは、糸1が切れて、図中A方向にアーム2が回転す
ると、接点面4aと接触して、検出装置4をON動作さ
せる。回転軸2cは、支持部3を中心として、アーム2
を回転させるものである。回転軸2cは、アーム2の略
中央に設けられている。
【0011】支持部3は、アーム2を回転自在に支持す
る部分である。支持部3は、軸受3a,3bと、支持部
材3c,3dと、ベース3eとを備えている。軸受3
a,3bは、回転軸2cを回転自在に支持する部材であ
る。軸受3a,3bには、回転軸2cが挿入されてい
る。支持部材3cは、軸受3a,3bを支持する部材で
あり、ベース3eに取り付けられている。支持部材3d
は、検出装置4を支持する部材である。支持部材3d
は、上端部下面に検出装置4が取り付けられており、下
端部がベース2eに取り付けられている。
【0012】検出装置4は、アーム2の回転動作に基づ
いて、糸1の切断を検出する装置である。検出装置4
は、接点面4aを備えており、この接点面4aと近接部
2bとが接触することによって、糸1の切断を検出する
近接スイッチなどである。
【0013】ウェイト5は、糸挿入環2aと糸1とを加
圧接触させて、この糸1が走行するときに生ずる暴れ
(振動)を抑えるとともに、糸挿入環2aと糸1との間
の圧力を調節するものである。また、ウェイト5は、糸
1が切断したときに、アーム2をA方向に回転させるた
めのものである。ウェイト5は、糸挿入環2aと支持部
3との間のアーム2上に、ねじ5aによって位置調節可
能に取り付けられており、取付位置が調節されることに
よって、糸挿入環2aと糸1との間の圧力を調整する。
【0014】ウェイト6は、糸挿入環2aと糸1との間
の圧力を調節するものである。ウェイト6は、近接部2
bと支持部3との間のアーム2上に、ねじ6aによって
位置調節可能に取り付けられており、取付位置が調節さ
れることによって、糸挿入環2aと糸1との間の圧力を
調整する。
【0015】次に、本発明の実施形態に係る糸切れ検出
装置の動作を説明する。糸挿入環2aが最適な圧力で糸
1に寄り掛かるように、ウェイト5,6の取付位置を調
節して、糸挿入環2aと糸1との間の圧力が設定され
る。例えば、糸挿入環2aと糸1との間の圧力を大きく
したいときには、糸挿入環2a寄りにウェイト5を取り
付ける。圧力をさらに大きくしたいときには、支持部3
寄りにウェイト6を取り付ける。一方、糸挿入環2aと
糸1との間の圧力を小さくしたいときには、これとは逆
の操作がされる。糸1は、糸挿入環2a内を通過して、
図示しないミシンに向かって搬送経路Lに沿って走行す
る。糸1が切れると、ウェイト5の重みによって、支持
部3を中心にアーム2がA方向に回転する。その結果、
近接部2bが接点面4aと接触して、検出装置4がON
動作し、糸1の走行を停止させる。
【0016】本発明の実施形態に係る糸切れ検出装置
は、以下に記載するような効果を有する。 (1) 本発明の実施形態では、糸挿入環2aと糸1と
をウェイト5,6によって加圧接触させて、糸挿入環2
aと糸1との間の圧力を調節することができる。また、
本発明の実施形態では、ウェイト5,6が位置調節可能
にアーム2に取り付けられているので、糸挿入環2aと
糸1との間の圧力を容易に微調整することができる。そ
の結果、適度な張力が糸1に加わるために、滑らかに糸
1が繰り出して、糸切れや縫い不良を減少させることが
できる。
【0017】(2) 本発明の実施形態では、糸挿入環
2aと支持部3との間にウェイト5が存在するので、糸
1が走行するときに生ずる暴れを抑えることができる。
【0018】(3) 本発明の実施形態では、糸1が切
れたときにアーム2が回転して、検出装置4を確実にO
N動作させることができる。
【0019】本発明は、以上説明した実施形態に限定す
るものではなく、以下に記載するように、種々の変形又
は変更が可能であって、これらも本発明の範囲内であ
る。 (1) 本発明の実施形態では、ウェイト5,6の2つ
によって、糸挿入環2aと支持部3とを加圧接触させる
場合を例に挙げて説明したが、ウェイトの個数を限定す
るものではない。
【0020】(2) 本発明の実施形態では、アーム2
の略中央を支持部3によって支持する場合を例に挙げて
説明したが、支持部3の位置を任意の位置に調節可能に
してもよい。
【0021】(3) 本発明の実施形態では、リング状
の糸挿入環2aを設けた場合を例に挙げて説明したが、
リング状に限定するものではなく、例えば、かぎ型であ
ってもよい。
【0022】(4) 本発明の実施形態では、糸1が切
れたときに糸挿入環2aを下降させているが、検出装置
4を下方に設け、糸1が切れたときに糸挿入環2aが上
昇するような構造にしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
糸とアームとを加圧接触させる加圧手段によって、糸が
走行するときに生ずる暴れを抑えるとともに、この糸と
アームとの間の圧力を調節するので、糸切れや縫い不良
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る糸切れ検出装置の平面
図である。
【図2】本発明の実施形態に係る糸切れ検出装置の正面
図である。
【符号の説明】
1 糸 2 アーム 2a 糸挿入環 2b 近接部 3 支持部 4 検出装置 4a 接触面 5,6 ウェイト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 弘之 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 (72)発明者 長島 常夫 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内 Fターム(参考) 3B150 CD04 CD06 CD07 GD15 LA52 LB01 NA71 3F115 CA18 CB02 CC05 CC11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する糸と接触し、この糸が切れたと
    きに支点を中心に回転するアームと、 前記アームの回転動作に基づいて、前記糸の切断を検出
    する検出手段と、 前記アームと前記糸とを加圧接触させるウェイトと、 を含む糸切れ検出装置において、 前記ウェイトは、前記アームの一方の端部と前記支点と
    の間及び前記アームの他方の端部と前記支点との間に位
    置調節可能に取り付けられていること、 を特徴とする糸切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の糸切れ検出装置におい
    て、 前記アームは、一方の端部に前記糸と接触する接触部を
    備え、他方の端部に接点部を備え、 前記検出手段は、前記アームが回転したときに、前記接
    点部と接触してON動作すること、 を特徴とする糸切れ検出装置。
JP24484199A 1999-08-31 1999-08-31 糸切れ検出装置 Pending JP2001062178A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120868A (ja) * 2009-11-13 2011-06-23 Kinoshita Seimitsu Kogyo Kk 縫製装置の目飛び糸切れチェック装置
CN103741300A (zh) * 2013-12-05 2014-04-23 苏州瑞日纺织科技有限公司 纺织机械用探纱器
CN103754682A (zh) * 2013-12-30 2014-04-30 天津市华之阳特种线缆有限公司 绕包机断带检测装置
JP2018135183A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 王子ホールディングス株式会社 糸ゴム切断検出装置

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