JP2001052853A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP2001052853A
JP2001052853A JP11223460A JP22346099A JP2001052853A JP 2001052853 A JP2001052853 A JP 2001052853A JP 11223460 A JP11223460 A JP 11223460A JP 22346099 A JP22346099 A JP 22346099A JP 2001052853 A JP2001052853 A JP 2001052853A
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JP
Japan
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turntable
heating chamber
gears
gear
microwave oven
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Pending
Application number
JP11223460A
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English (en)
Inventor
Masami Umemoto
昌見 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ターンテーブル装置を採用した電子レンジに
おいてはターンテーブルを複数設ける場合にはターンテ
ーブルの大きさに制限があり、更に回転駆動を各ターン
テーブルに伝達するための歯車が必要となるため駆動方
式が複雑となる上にコスト高を招いていた。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明では、
電子レンジの加熱室底面の下部にターンテーブル駆動モ
ータを配置し、ターンテーブル駆動モータの上に中心を
同じくした駆動歯車を配置したもので、駆動歯車と噛み
合うように複数の歯車を配置したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子レンジに関する
ものであり、特に複数のターンテーブルを使用する場合
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の電子レンジにおけるター
ンテーブル装置の使用例の加熱室底面付近の縦断面図で
ある。又、図11は従来の電子レンジにおけるターンテ
ーブル装置の使用例の加熱室底面を上から見た図であ
る。
【0003】図10,8において、加熱室61の底部に
配した主ターンテーブル62は円柱形状をしており中央
に配置した回転伝達軸63を介して回転モータ64によ
り回転駆動する。更に、前記主ターンテーブル62の載
置領域内には複数の円形凹所65を設け、各前記凹所6
5に副ターンテーブル66を、前記主ターンテーブル6
2の表面より若干低い配置に収容している。前記副ター
ンテーブル66の中央部に配置した回転軸67は前記凹
所65の底面に貫通し、その下端に歯車68を有する。
そして、前記歯車68とかみ合う前記主ターンテーブル
62と中央部が一致した円環状歯車69を加熱室底部に
固定しているため、前記主ターンテーブル62の回転時
に前記副ターンテーブル66が自転する。又、前記主タ
ーンテーブル62と前記副ターンテーブル66は逆方向
に回転する。
【0004】上記のターンテーブル装置において、前記
副ターンテーブル66のみを使用するときは、前記副タ
ーンテーブル66の載置面積程度の容器を前記副ターン
テーブル66上に載置すれば良く、一方、前記副ターン
テーブル66は前記主ターンテーブル62の表面より低
い位置にあるので、前記副ターンテーブル66よりも大
きい容器60を前記主ターンテーブル62上に載置して
も、前記副ターンテーブル66が邪魔にならず、前記主
ターンテーブル62の回転にも支障がない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図11に示すようなターンテーブル装置を採用した電子
レンジにおいてはターンテーブル装置の駆動方式は複雑
であり、前記主ターンテーブル62から前記副ターンテ
ーブル66へ回転を伝達するための前記円環状歯車69
が必要となりコストがかかる。また、前記副ターンテー
ブル66を2個以上設ける場合においては前記副ターン
テーブル66の半径は前記主ターンテーブル62の半径
の2分の1以下でなければならないという制約が生じて
いた。
【0006】本発明は、従来の技術における円環状歯車
69を用いないで歯車だけで前記主ターンテーブルの回
転駆動を副ターンテーブルへ伝達するとともに副ターン
テーブルの半径を主ターンテーブルの2分の1よりも大
きく設定することが可能なターンテーブル装置を採用し
た電子レンジを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは、
電子レンジの加熱室底面の下部にターンテーブル駆動モ
ータを配置し、ターンテーブル駆動モータの上に中心を
同じくした駆動歯車を配置し、駆動歯車を介して回転す
る複数の歯車を配置するとともに該駆動歯車又は該歯車
の上にターンテーブルを設けることを特徴とする電子レ
ンジである。
【0008】又、駆動歯車と同じ半径の歯車2つを備
え、大ターンテーブル1枚と小ターンテーブル2枚を同
回転数で使用できることを特徴とする電子レンジであ
る。
【0009】更に、駆動歯車と同じ又は異なる半径の歯
車を複数備え、半径の異なるターンテーブルを複数個同
時に使用できることを特徴とする電子レンジである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る電子レンジにおける
ターンテーブルの実施の形態について、以下説明する。 (実施形態1)本発明の実施の形態について、図1,図
2により説明する。図1は実施形態1における大ターン
テーブルを使用した場合の加熱室底面を上から見た図で
あり、図2は図1の縦断面図である。
【0011】図1,図2において電子レンジのターンテ
ーブル装置は加熱室底面12、大ターンテーブル51、
ローラステイ41、駆動歯車22、歯車31、駆動モー
タ21とシャフト32とから構成している。前記加熱室
底面12の形状は幅2a,奥行き2b(a>b)の長方
形である。前記加熱室底面1の下部に半径の等しい3つ
の歯車31,22を並べ、真ん中の前記歯車22の下部
には前記駆動モータ21を備えている。前記駆動モータ
21によって、前記歯車22が回転しその回転を受けて
両側の前記歯車31が回転する。これらの3つの歯車の
各中心に前記シャフト32を設けている。また、各前記
シャフト32の位置で前記加熱室底面12を開口して各
前記シャフト32を前記加熱室底面12より上に突出し
ている。前記大ターンテーブル51を支持する前記ロー
ラステイ41は前記加熱室底面12の下にある前記シャ
フト32に噛み合わされており前記歯車22の動きを受
ける。そして、前記ローラステイ41の上に前記大ター
ンテーブル51を置いて前記大ターンテーブル51は回
転する。前記駆動モータ21、前記歯車22,31、前
記シャフト32を前記加熱室底面12の下部に設置する
ことにより、前記ローラステイ41などの前記大ターン
テーブル51の回転を支持するものを前記加熱室12上
に置くことができる。 (実施形態2)本発明の実施の形態について、図3,図
4により説明する。図3は実施形態2における小ターン
テーブルを使用した場合の加熱室底面を上から見た図で
あり、図4は図3の縦断面図である。
【0012】図3,図4において電子レンジのターンテ
ーブル装置は小ターンテーブル52、大ターンテーブル
51、加熱室底面12、駆動モータ21、歯車31、駆
動歯車22、シャフト32とローラステイ42とから構
成している。前記加熱室底面12の形状は幅2a,奥行
き2b(a>b)の長方形である。前記加熱室底面12
の下部に半径の等しい3つの歯車31,22を並べ、真
ん中の前記歯車22の下部には前記駆動モータ21を備
えている。前記駆動モータ21によって、前記歯車22
が回転しその回転を受けて両側の前記歯車31が回転す
る。これらの3つの歯車の各中心に前記シャフト32を
設けている。また、各前記シャフト32の位置で前記加
熱室底面12を開口しており各前記シャフト32が前記
加熱室底面12より上に突出している。前記小ターンテ
ーブル52を支持する前記ローラステイ42は前記加熱
室底面12の下にある前記シャフト32に噛み合ってお
り前記歯車22の動きを受ける。そして、前記ローラス
テイ42の上に前記小ターンテーブル52を配置するこ
とで前記小ターンテーブル52は回転する。前記駆動モ
ータ21、前記歯車22,31、前記シャフト32を前
記加熱室底面12の下部に設置することにより、前記ロ
ーラステイ42などの前記小ターンテーブル52の回転
を支持するものを前記加熱室12上に置くことができ
る。前記加熱室底面12の下部に同じ半径の前記歯車3
1と前記駆動歯車22を設け、真ん中の前記駆動歯車2
2の下部に前記駆動モータ21を備えている。
【0013】半径bの前記大ターンテーブル51を1枚
を回す場合は、真ん中の前記シャフト32に前記大ター
ンテーブル51用の前記ローラステイ41を噛み合わせ
前記大ターンテーブル51を取り付けることにより前記
大ターンテーブル51は回転する。
【0014】又、真ん中の前記シャフト32を除く両側
の前記シャフト32に半径a/2の前記小ターンテーブ
ル52を前記小ターンテーブル52用の前記ローラステ
イ41を噛み合わせ前記小ターンテーブル52を取り付
けることにより前記小ターンテーブル52は回転する。 (実施形態3)本発明の実施の形態について、図5によ
り説明する。図5は実施形態3における大ターンテーブ
ルと小ターンテーブルを使用した場合の加熱室底面を上
から見た図である。
【0015】図5において電子レンジのターンテーブル
装置は小ターンテーブル53、大ターンテーブル51、
加熱室底面12、駆動モータ21、歯車33、駆動歯車
23、シャフト32とローラステイ41,43とから構
成している。前記加熱室底面12の形状は幅2a,奥行
き2b(a>b)の長方形である。前記加熱室底面12
の下部に同じ半径の前記歯車33と前記駆動歯車23を
設け、真ん中の前記駆動歯車23の下部に前記駆動モー
タ21を備えている。前記駆動歯車23の半径はrで、
両側の前記歯車33の半径はRである。従って、両側の
半径Rの前記歯車33が半径rの小さい前記駆動歯車2
3に噛むことにより両側の前記歯車33は半径rの前記
駆動歯車の回転数のr/R倍で回転する。
【0016】ここで、半径bの前記大ターンテーブル5
1と半径cの小ターンテーブル53を同時に同回転数で
回転するためには、前記大ターンテーブル51と前記小
ターンテーブル53の下部に同じ半径の前記歯車33を
設けて前記駆動歯車23を真ん中にして前記歯車33を
2個噛み合わせている。
【0017】
【発明の効果】本発明のターンテーブル装置によれば、
複数のターンテーブルを1つの駆動モータと複数の歯車
で回転することができる。
【0018】又、最大半径が加熱室底面の奥行き幅の1
/2の寸法を持つ大ターンテーブル1枚を回転する場合
と、最大半径が加熱室底面の横幅の1/4の寸法を持つ
小ターンテーブル2枚を回転する場合の2つを選択する
ことができる。
【0019】又、最大半径が加熱室底面の奥行き幅の1
/2の寸法を持つ大ターンテーブルに調理皿を2枚載せ
て調理する場合には、大ターンテーブルでは直径が加熱
室底面の奥行き幅の1/2の寸法までの皿しか載らない
が、小ターンテーブルを2枚回転させた場合には直径が
最大加熱室の横幅の1/2の寸法までの調理皿を載せる
ことができる為容器の有効半径が大きくなる。
【0020】更に、大ターンテーブルと小ターンテーブ
ルを同時に使用することができるので、加熱室底面積を
有効に使用することができる。
【0021】本発明の説明に関し、半径の異なるターン
テーブルを同時に回す配置は、図5以外にも、図6,図
7のようなものがある。電子レンジの加熱室底面の寸法
によって可能な配置は様々であり、各ターンテーブルが
異なる回転数で回転する場合には各歯車の半径の組み合
わせも様々である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において大ターンテーブルを使用し
た場合の加熱室底面の図である。
【図2】実施形態1において大ターンテーブルを使用し
た場合の加熱室底面付近の断面図である。
【図3】実施形態2において小ターンテーブルを使用し
た場合の加熱室底面の図である。
【図4】実施形態2において小ターンテーブルを使用し
た場合の加熱室底面付近の断面図である。
【図5】実施形態3における加熱室底面の図である。
【図6】半径の異なるターンテーブルを同時に使用する
場合のターンテーブル配置である。
【図7】半径の異なるターンテーブルを同時に使用する
場合のターンテーブル配置である。
【図8】実施形態2において大ターンテーブルの上に2
皿載せた場合の加熱室底面の図である。
【図9】実施形態2において小ターンテーブルの上に2
皿載せた場合の加熱室底面の図である。
【図10】従来のターンテーブルの使用例の加熱室底面
付近の断面図である。
【図11】従来のターンテーブルの使用例の加熱室底面
の図である。
【符号の説明】
61 加熱室 62 主ターンテーブル 63 回転伝達軸 64 回転モータ 65 凹所 66 副ターンテーブル 67 回転軸 68 歯車 69 歯車 12 加熱室底面 51 大ターンテーブル 41 ローラステイ 22 駆動歯車 31 歯車 21 駆動モータ 32 シャフト 42 ローラステイ 43 ローラステイ 33 歯車 23 駆動歯車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子レンジの加熱室底面の下部にターンテ
    ーブル駆動モータを配置し、ターンテーブル駆動モータ
    の上に中心を同じくした駆動歯車を配置し、駆動歯車を
    介して回転する複数の歯車を配置するとともに該駆動歯
    車又は該歯車の上にターンテーブルを設けることを特徴
    とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】駆動歯車と同じ半径の歯車2つを備え、大
    ターンテーブル1枚と小ターンテーブル2枚を同回転数
    で使用できることを特徴とする請求項1記載の電子レン
    ジ。
  3. 【請求項3】駆動歯車と同じ又は異なる半径の歯車を複
    数備え、半径の異なるターンテーブルを複数個同時に使
    用できることを特徴とする請求項1記載の電子レンジ。
JP11223460A 1999-08-06 1999-08-06 電子レンジ Pending JP2001052853A (ja)

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JP11223460A JP2001052853A (ja) 1999-08-06 1999-08-06 電子レンジ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685987B1 (ko) 2004-05-31 2007-02-23 엘지전자 주식회사 전자 레인지
US8033403B2 (en) * 2008-07-09 2011-10-11 Brad Roach Rotatable organizer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685987B1 (ko) 2004-05-31 2007-02-23 엘지전자 주식회사 전자 레인지
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