JP2001046584A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001046584A
JP2001046584A JP11223504A JP22350499A JP2001046584A JP 2001046584 A JP2001046584 A JP 2001046584A JP 11223504 A JP11223504 A JP 11223504A JP 22350499 A JP22350499 A JP 22350499A JP 2001046584 A JP2001046584 A JP 2001046584A
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reels
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JP11223504A
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English (en)
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
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Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目押しによって当たりの出得る当選可能状態に
入ることへの遊技者の期待感を早い段階から喚起するこ
とのできるスロットマシンを提供する。 【解決手段】遊技状態切替部110は、停止スイッチ1
2a〜12cを所定のタイミングで押下することで当選
パターンが出現し得る当選可能状態と、停止スイッチの
押下タイミングにかかわらず当選パターンが出現しない
当選不可状態とに遊技状態を切り替える。遊技状態予告
通知部130は、遊技状態が当選可能状態に入ったこと
の通知と、この通知が近い将来行われることの予告とを
行なう。遊技状態切替手段110は、予告が行われたと
きには、その後所定期間が経過するまでに遊技状態を当
選可能状態に必ず移行させるとともにその旨の通知を行
なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周面に複数の図
柄が描かれたリールを複数同軸にして横方向に並べた回
転リール部と、前記各リールの外周面の一部分を遊技者
に見せるための観察窓と、前記各リールごとに用意され
た停止スイッチとを備え、所定の始動操作によって前記
各リールを回転させ、前記停止スイッチの押下に従って
対応するリールを停止させ、すべてのリールが停止した
際における前記観察窓内の停止態様が有効なライン上に
特定の図柄が揃う当選パターンのとき、通常よりも有利
な条件で遊技を行うことのできる特別遊技状態に移行し
て遊技者に利益を付与するスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているスロットマシン
は、外周面に複数の図柄が描かれた3個のリールを同軸
に横に並べたリール部を有し、1枚〜3枚のメダルを投
入した後に始動レバーを操作することで、一斉にリール
が回転するようになっている。各リールには、対応する
停止スイッチが設けられており、これらを押下すること
で、回転中のリールが停止する。そして、すべてのリー
ルが停止した際に、有効なライン上に所定の図柄が揃っ
たとき、入賞となり、その際の図柄に応じて予め決めら
れた枚数のメダルを遊技者に払い出すようになってい
る。
【0003】また、予め定めた特定の図柄が有効ライン
上に揃う当選パターンが出現したとき、大当たりとな
り、通常よりも有利な遊技状態で遊技を行うことのでき
る特別遊技状態(一般に、ビッグボーナスゲームやレギ
ュラーボーナスと称される特別な遊技状態)に移行し、
遊技者に多数のメダルをもたらして利益を付与するよう
になっている。
【0004】通常、スロットマシンは、適切なタイミン
グで停止スイッチを押下すると、当選パターンが有効ラ
イン上に出現し得る当選可能状態と、どのようなタイミ
ングで停止スイッチを押下しても有効ライン上に当選パ
ターンが出現しないかあるいは出現確率が極めて低い当
選不可状態の各遊技状態を有しており、予め定めた確率
に従って、当選可能状態が現れるように設定されてい
る。
【0005】また、当選可能状態であっても、回ってい
る各リール上の図柄を観察し、目的とする図柄が有効ラ
イン上に停止するように図柄を狙って停止ボタンを押下
する、いわゆる目押しを行わなければ、なかなか当選パ
ターンが揃わないようになっている。したがって、遊技
を効率良く行なうためには、遊技状態が当選可能状態に
入っているときだけ目押しを行なうのが良い。
【0006】そこで、従来のスロットマシンでは、一般
にリーチ目と呼ばれるいくつかの停止態様を予め定めて
おき、当選可能状態に入ったとき、このリーチ目を出現
させ、遊技者に、今、当選可能状態にあることを予告通
知するようになっている。
【0007】遊技者は、当選可能状態を見逃すことがな
いように各種のリーチ目を記憶しておき、リーチ目が出
現し始めたら、神経を集中させて目押しを行うことで、
当選パターンを出現させ、遊技を有利に進めることがで
きるようになっている。さらに、当選可能状態に入る旨
の通知がもうすぐ行われることを予告するスロットマシ
ンもあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スロットマシンでは、当選可能状態に入った旨の通知が
もうすぐ行われることを予告する(いわば予告の予告)
は、あくまでもゲーム性を高めるためのものであり、本
当は当選可能状態に入らないにもかかわらず、にせの予
告が行われる場合があった。このため、結局は、リーチ
目が出た時点(当選可能状態に入ったことの通知がなさ
れた時点)ではじめて遊技者の当たりへの期待感が高ま
り、あえて予告を行っても遊技者の当たりに対する期待
感をより早い段階から高めることはできなかった。
【0009】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、目押しによって当た
りの出得る当選可能状態に入ることへの遊技者の期待感
を早い段階から喚起することのできるスロットマシンを
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]外周面に複数の図柄が描かれたリール(30a〜
30c)を複数同軸にして横方向に並べた回転リール部
と、前記各リール(30a〜30c)の外周面の一部分
を遊技者に見せるための観察窓(15a〜15c)と、
前記各リール(30a〜30c)ごとに用意された停止
スイッチ(12a〜12c)とを備え、所定の始動操作
によって前記各リール(30a〜30c)を回転させ、
前記停止スイッチ(12a〜12c)の押下に従って対
応するリール(30a〜30c)を停止させ、すべての
リール(30a〜30c)が停止した際における前記観
察窓(15a〜15c)内の停止態様が有効なライン上
に特定の図柄が揃う当選パターンのとき、通常よりも有
利な条件で遊技を行うことのできる特別遊技状態に移行
して遊技者に利益を付与するスロットマシンにおいて、
遊技状態切替手段(110)と、遊技状態の今後の変化
を予告する予告手段(18a〜18d、130)とを備
え、前記遊技状態切替手段(110)は、前記停止スイ
ッチ(12a〜12c)を所定のタイミングで押下する
ことによって前記当選パターンが出現し得るように設定
された当選可能状態と前記停止スイッチ(12a〜12
c)の押下されたタイミングにかかわらず前記当選パタ
ーンが出現しないように設定された当選不可状態とに遊
技状態を切り替えるものであり、前記予告手段(18a
〜18d、130)は、遊技状態が前記当選可能状態に
移行したことを通知する二次予告動作と前記二次予告動
作が近い将来行われることを予告する一次予告動作とを
行なうものであり、前記遊技状態切替手段(110)
は、前記予告手段(18a〜18d、130)によって
前記一次予告動作が行われたときは、その後所定期間が
経過するまでに遊技状態を前記当選可能状態に必ず移行
させるものであることを特徴とするスロットマシン。
【0011】[2]外周面に複数の図柄が描かれたリー
ル(30a〜30c)を複数同軸にして横方向に並べた
回転リール(30a〜30c)部と、前記各リール(3
0a〜30c)の外周面の一部分を遊技者に見せるため
の観察窓(15a〜15c)と、前記各リール(30a
〜30c)ごとに用意された停止スイッチ(12a〜1
2c)とを備え、所定の始動操作によって前記各リール
(30a〜30c)を回転させ、前記停止スイッチ(1
2a〜12c)の押下に従って対応するリール(30a
〜30c)を停止させ、すべてのリール(30a〜30
c)が停止した際の前記観察窓(15a〜15c)内で
の停止態様が有効なライン上に特定の図柄が揃う当選パ
ターンのとき、通常よりも有利な条件で遊技を行うこと
のできる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与す
るスロットマシンにおいて、遊技状態切替手段(11
0)と、遊技状態の今後の変化を予告する予告手段(1
8a〜18d、130)とを備え、前記遊技状態切替手
段(110)は、前記停止スイッチ(12a〜12c)
を所定のタイミングで押下することによって前記当選パ
ターンが出現し得るように設定された当選可能状態と前
記停止スイッチ(12a〜12c)の押下されたタイミ
ングにかかわらず前記当選パターンが出現しないように
設定された当選不可状態とに遊技状態を切り替えるもの
であり、前記予告手段(18a〜18d、130)は、
遊技状態が前記当選可能状態に移行することを予め定め
た一次予告動作からN次予告動作(Nは予め定めた3以
上の正整数)までの複数段階の予告動作を順に行なって
予告通知するものであって前記一次予告動作を行なった
ときには前記N次予告動作までを必ず行なうものであ
り、前記遊技状態切替手段(110)は、前記予告手段
(18a〜18d、130)によって前記一次予告動作
が行われたときは、その後所定期間が経過するまでに遊
技状態を前記当選可能状態に必ず移行させるものである
ことを特徴とするスロットマシン。
【0012】[3]外周面に複数の図柄が描かれたリー
ル(30a〜30c)を複数同軸にして横方向に並べた
回転リール(30a〜30c)部と、前記各リール(3
0a〜30c)の外周面の一部分を遊技者に見せるため
の観察窓(15a〜15c)と、前記各リール(30a
〜30c)ごとに用意された停止スイッチ(12a〜1
2c)とを備え、所定の始動操作によって前記各リール
(30a〜30c)を回転させ、前記停止スイッチ(1
2a〜12c)の押下に従って対応するリール(30a
〜30c)を停止させ、すべてのリール(30a〜30
c)が停止した際の前記観察窓(15a〜15c)内で
の停止態様が有効なライン上に特定の図柄が揃う当選パ
ターンのとき、通常よりも有利な条件で遊技を行うこと
のできる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与す
るスロットマシンにおいて、遊技状態切替手段(11
0)と、遊技状態の今後の変化を予告する予告手段(1
8a〜18d、130)とを備え、前記遊技状態切替手
段(110)は、前記停止スイッチ(12a〜12c)
を所定のタイミングで押下することによって前記当選パ
ターンが出現し得るように設定された当選可能状態と前
記停止スイッチ(12a〜12c)の押下されたタイミ
ングにかかわらず前記当選パターンが出現しないように
設定された当選不可状態とに遊技状態を切り替えるもの
であり、前記当選可能状態には、複数種類のものがあ
り、前記予告手段(18a〜18d、130)は、遊技
状態が前記当選可能状態に移行することを予め定めた一
次予告動作からN次予告動作(Nは予め定めた2以上の
正整数)までの複数段階の予告動作のうち前記一次予告
動作から任意の段階までを行って予告通知するものであ
り、前記遊技状態切替手段(110)は、前記当選可能
状態に移行することの予告が前記予告手段(18a〜1
8d、130)によって行われたときは、その後所定の
期間が経過するまでに遊技状態を前記複数種類の当選可
能状態の中のいずれかに必ず移行させるとともに、前記
予告手段(18a〜18d、130)によって前記一次
予告動作から何次の予告動作まで行われたかに応じてど
の種類の当選可能状態に移行させるかを変更するもので
あることを特徴とするスロットマシン。
【0013】[4]前記観察窓(15a〜15c)の周
囲を囲む発光手段(18a〜18d)を設け、前記発光
手段(18a〜18d)は、前記観察窓(15a〜15
c)の周囲を複数の区間に分けた後の各区間ごとに個別
に点灯可能な発光部(18a〜18d)を配置したもの
であり、前記予告手段(18a〜18d、130)は、
前記発光部(18a〜18d)を点灯あるいは点滅させ
ることによって前記予告動作を行なうとともに前記予告
動作が高次の段階に進むにつれて点灯または点滅させる
発光部(18a〜18d)の数を増やすことを特徴とす
る[1]、[2]または[3]に記載のスロットマシ
ン。
【0014】[5]前記予告手段(18a〜18d、1
30)は、前記始動操作に基づいて前記各リール(30
a〜30c)の回転が開始してから前記停止スイッチ
(12a〜12c)が押下されて全てのリール(30a
〜30c)が停止するまでの一連のスロット遊技が所定
の複数回実行されるごとに前記予告動作を次の段階に進
めることを特徴とする[1]、[2]、[3]または
[4]に記載のスロットマシン。
【0015】前記本発明は次のように作用する。遊技状
態切替手段(110)は、停止スイッチ(12a〜12
c)を所定のタイミングで押下することによって当選パ
ターンが出現し得るように設定された当選可能状態と、
停止スイッチ(12a〜12c)の押下されたタイミン
グにかかわらず当選パターンが出現しないように設定さ
れた当選不可状態とに遊技状態を切り替える。予告手段
(18a〜18d、130)は、遊技状態が当選可能状
態に移行することを通知する二次予告動作とこの二次予
告動作が近い将来行われることを予告する一次予告動作
とを行なうものであって、一次予告動作を行なった後に
二次予告動作を必ず行なうようになっている。そして遊
技状態切替手段(110)は、予告手段(18a〜18
d、130)によって一次予告動作が行われたときは、
その後所定期間が経過するまでに遊技状態を当選可能状
態に必ず移行させる。
【0016】このように、一次予告動作があるとその後
必ず、当選可能状態に移行して二次予告動作が行われる
ので、一次予告を出した時点から当選可能状態への移行
に対する遊技者の期待感を確実に喚起することができ
る。
【0017】また当選可能状態に移行することを予め定
めた一次予告動作からN次予告動作(Nは予め定めた2
以上の正整数)までの複数段階の予告動作を順に行なっ
て予告通知しかつ一次予告動作を行なったときにはN次
予告動作までを必ず行なうようにする。これにより、多
段階にわたって予告が行われるので、より一層早い時期
から当選可能状態への移行に対する遊技者の期待感を確
実に喚起することができる。
【0018】このほか、ビッグボーナスとレギュラーボ
ーナスなど複数種類の当選可能状態を設定したもので
は、予告手段(18a〜18d、130)は、遊技状態
が当選可能状態に移行することを、一次からN次予告動
作までの複数段階の予告動作のうち任意の段階まで行っ
て予告する。遊技状態切替手段(110)は、当選可能
状態に移行することの予告が一次予告動作から何次の予
告動作まで行われたかに応じてどの種類の当選可能状態
に移行させるかを変更する。
【0019】このように予告動作がどの段階まで進むか
に応じて当選可能状態の種類を変化させるので、一次予
告動作が始まった時点から遊技者の当選可能状態出現に
対する期待感を喚起できるとともに、何次の予告動作ま
で継続されるかにも遊技者の関心が注がれ、遊技者のス
リルと興奮をより一層高めることができる。
【0020】予告は次のようにして行う。まず観察窓
(15a〜15c)の周囲を四角く囲むように発光手段
(18a〜18d)を設ける。この発光手段(18a〜
18d)は、観察窓(15a〜15c)の周囲を複数の
区間に分けた後の各区間ごとに個別に点灯可能な発光部
(18a〜18d)を配置したものである。予告手段
(130)は、発光部(18a〜18d)を点灯するこ
とによって予告動作を行なうとともに、予告動作が高次
の段階に進むにつれて発光部(18a〜18d)の点灯
数を順次増やす。たとえば発光部(18a〜18d)が
4つ存在するとき、一次から4次までの予告動作を行う
ことが可能になる。
【0021】予告手段(18a〜18d、130)は、
始動操作に基づいて各リール(30a〜30c)の回転
が開始してから停止スイッチ(12a〜12c)が押下
されて全てのリール(30a〜30c)が停止するまで
の一連のスロット遊技が所定の複数回実行されるごとに
予告動作を次の段階に進める。これにより、相当早い時
期から予告を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下図面に基づき本発明の各種実
施の形態を説明する。図2は、本発明の第1の実施の形
態にかかるスロットマシン10の外観を示している。ス
ロットマシン10は、縦長の箱形筐体11の正面中央部
に、第1〜第3のストップボタン12a、12b、12
cを備えている。これらの左横にレバー型のスタートス
イッチ13が配置されている。第1〜第3のストップボ
タン12a、12b、12cの上方には、前面パネル1
4が設けられ、当該前面パネル14の中央部分には、透
明なガラス板をはめ込んだ観察窓15a、15b、15
cが設けられている。
【0023】図3は、観察窓15a〜15cおよびその
周囲部分を示している。各観察窓15a、15b、15
cの裏面には、円筒形状を成した第1〜第3のリール3
0a、30b、30cが同軸状に隣接して横方向に配置
され、回動可能に支持されている(図1参照)。第1〜
第3のリール30a、30b、30cの外周面には、
「チェリー」、「レモン」、「ベル」等の絵や、数字の
「7」、アルファベットの「BAR」などの文字から成
る図柄が略一定間隔に描かれている。なお、図3では第
1のリール30aおよび第2のリール30bについては
「7」の数字図柄のみを示し、他の図柄は図示省略して
ある。また同図では、第3のリール30cについては、
回転中の様子を模式的に示してある。
【0024】観察窓15a、15b、15cの表面に
は、メダル投入口16を通じて投入されたメダルの枚数
に対応して有効化される5本の入賞ライン17a〜17
eが描かれている。さらに観察窓15a、15b、15
cの周囲全体を四角く取り囲むように第1〜第4の発光
部18a、18b、18c、18dが配置されている。
第1の発光部18aは、観察窓15a、15b、15c
の全体を四角く取り囲むうちの上辺部分を成し、第2の
発光部18bは、向かって右側の右辺部分を成してい
る。第3の発光部18cは、観察窓15a、15b、1
5cの全体を四角く取り囲むうちの下辺部分を成し、第
2の発光部18bは、向かって左側の左辺部分を成して
いる。ここでは、これら発光部18a〜18dとして、
赤色の発光ダイオード(LED)を用いている。
【0025】観察窓15a、15b、15cの内側に
は、第1〜第3のリール30a、30b、30cを照ら
し出すための照明部50が配置されている。ここでは、
照明部50として白色の蛍光灯を用いている。
【0026】スロットマシン10の正面下部には、賞と
して払い出されるメダルの排出口19と、当該排出口1
9から払い出されたメダルを受け止める受け皿20が設
けられている。またスロットマシン10の正面上部に
は、各種の電飾装置21が配置されている。なお、スロ
ットマシン10の内部には、電源部、制御回路基板、メ
ダル払出器等が格納されている。
【0027】図1は、スロットマシン10の回路構成を
示したものである。制御部100は、スロットマシン1
0の各種の動作を統括制御する回路部分であり、CPU
(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ・メモ
リ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等を主要
部とした回路で構成されている。制御部100には、第
1〜第3のストップボタン12a、12b、12c、ス
タートスイッチ13のほかメダルの投入を検知するメダ
ル投入センサ41やメダルの払い出しを実行するメダル
払出器42等が接続されている。
【0028】また制御部100には、第1〜第3のリー
ル30a、30b、30cを回転駆動するための第1〜
第3のパルスモータ31a、31b、31cが図示しな
いドライバー回路を介して接続されている。さらに制御
部100には、各リール30a〜30cを照明する照明
部50が接続されている。このほか、第1〜第3のリー
ル30a、30b、30cの近傍に配置され、各リール
の回転角度を検知する図示しないセンサが制御部100
に接続されている。
【0029】制御部100は、スロットマシン10にお
ける遊技状態を設定変更する遊技状態切替部110と、
第1〜第3のパルスモータ31a、31b、31cの回
転速度や停止位置を制御する回転制御部120と、第1
〜第4の発光部18a、18b、18c、18dの点灯
状態を制御することによって現在の遊技状態の通知や今
後の遊技状態の予告を行なう遊技状態予告通知部130
とを有している。
【0030】当選可能状態は、通常よりも有利な条件で
遊技を行うことのできる特別遊技状態に移行するための
条件となる当選パターンが停止態様として所定の有効ラ
イン上に出現し得る状態である。特別遊技状態には、通
常、ビッグボーナスと呼ばれるものと、これよりも遊技
者に付与される利益の小さいレギュラーボーナスと呼ば
れるものの2種類が設定されている。またこれに対応し
て当選可能状態には、ビッグボーナスが出現し得る当選
可能状態(BB当選可能状態)と、レギュラーボーナス
が出現し得る当選可能状態(RB当選可能状態)の2種
類が設定されている。
【0031】ビッグボーナスに対応する当選パターン
は、所定の有効ライン上に全て赤色の「7」の図柄が揃
う状態であり、レギュラーボーナスに対応する当選パタ
ーンは、所定の有効ライン上に赤の「7」の図柄が2つ
と青の「7」の図柄が1つ揃う状態である。
【0032】BB当選可能状態では、適切なタイミング
で第1〜第3のストップボタン12a、12b、12c
を押下すれば、有効ライン上に全て赤色の「7」の図柄
が揃うように第1〜第3のリール30a、30b、30
cが停止するようになっている。またRB当選可能状態
では、適切なタイミングで第1〜第3のストップボタン
12a、12b、12cを押下すれば、有効ライン上に
赤色の「7」の図柄が2つと青色の「7」の図柄が1つ
揃うように第1〜第3のリール30a、30b、30c
が停止するようになっている。
【0033】一方、当選不可状態では、適切なタイミン
グで第1〜第3のストップボタン12a、12b、12
cを押下してもビッグボーナス用およびレギュラーボー
ナス用のいずれの当選パターンも出現しないように第1
〜第3のリール30a、30b、30cの停止位置が制
御される。すなわち、第1〜第3のストップボタン12
a、12b、12cが押下された時点から一定の制御範
囲において各リール30a、30b、30cの停止位置
を調整することで、有効化されたライン上に当選パター
ンが揃わないようになっている。
【0034】回転制御部120は、第1〜第3のパルス
モータ31a、31b、31cを駆動するための駆動パ
ルスを生成する回路部分である。回転制御部120は、
各パルスモータ31a、31b、31cを駆動するとと
もに、制御状態では、回転角度を検知するセンサからの
情報を基にして、設定された目標位置で各リール30a
〜30cが停止するように制御範囲においてリールの停
止位置を調整する機能を備えている。
【0035】ただしストップスイッチ12a〜12cの
押下されたタイミングと大幅に外れた位置でリールを停
止させるのは不自然なので、目標位置が制御範囲内にな
い場合には、目標位置以外の箇所でリールを停止させる
ようになっている。
【0036】遊技状態予告通知部130は、現在の遊技
状態や今後の遊技状態がどのように変化するかを第1〜
第4の発光部18a、18b、18c、18dの点灯状
態を制御して遊技者に通知あるいは予告する機能を果た
す回路部分である。
【0037】次に作用を説明する。図4は、スロットマ
シン10が行なう動作の流れを示し、図5は、第1〜第
4の発光部18a、18b、18c、18dの点灯状態
の遷移を示している。まず、電源が投入されると照明部
50を点灯するとともに、遊技状態を当選不可状態に初
期化し、図5aに示すように第1〜第4の発光部18
a、18b、18c、18dを消灯し、当選予約登録を
消去する(ステップS401)。当選予約登録は、近い
将来、当選可能状態に入ることが予約されているか否か
を示し、この登録があれば近い将来、確実に当選可能状
態に入ることが予約された状態になるものである。
【0038】メダル投入口16から1枚〜3枚のメダル
が投入されると、スロットマシン10は、投入されたメ
ダルの枚数に応じて、入賞ライン17を有効化する。す
なわち、メダルが1枚投入されたときは、センターライ
ン17bのみを有効化し、2枚の場合には、上中下の横
ライン17a〜17cを有効化し、3枚掛けではこれら
に斜めの入賞ライン17d、17eを加えた合計5つの
ライン17a〜17eを有効化する。各有効ラインが有
効化されているか否かは、たとえば、各ライン毎に設け
たランプを点灯させたり、有効ライン自体を発光させる
等によって行われる。
【0039】メダルが投入された後、スタートスイッチ
13が操作されると(ステップS402;Y)、遊技状
態が当選不可状態にあるか否かおよび当選予約登録がな
されているか否か等が判断される。遊技状態が当選不可
状態でかつ当選予約登録がなされていない場合には(ス
テップS403;Y、ステップS404;N)、近い将
来に遊技状態を当選可能状態に遷移させるか否かを定め
るための乱数抽選を行なう(ステップS405)。そし
て、この乱数抽選の結果が所定の当たり値であれば(ス
テップS406;Y)、当選可能状態に移行するまでに
実行すべきスロット遊技の残り回数を50回から100
回の間の任意値に選択し、当該残り回数とともに当選予
約登録を行なう(ステップS407)。
【0040】かかる当選予約登録が行われると同時に遊
技状態予告通知部130は、図5bに示すように第1の
発光部18aと第3の発光部18cとを点灯させ、近い
将来、当選可能状態に入ることを遊技者に予告通知する
(ステップS408)。
【0041】スロットマシン10の制御部100は、こ
のような内部処理を瞬時に行なってから第1〜第3のリ
ール30a、30b、30cを一斉に回転させて実際の
スロット遊技の実行を開始する。その後、ストップボタ
ン12a、12b、12cが押下されると、押下された
スイッチに対応するリール30a〜30cを順次停止さ
せる(ステップS409)。なお、ここでは遊技状態が
当選不可状態に設定されているので、どのようなタイミ
ングでストップスイッチ12a〜12cを遊技者が押下
しても、有効ライン上に当選パターンが揃わないように
リール30a〜30cが停止する。
【0042】乱数抽選の結果が当たり値でない場合には
(ステップS406;N)、当選予約登録を行なわず
に、上述のスロット遊技を実行する(ステップS40
9)。
【0043】当たり値が出た後にスタートスイッチが操
作されると、今度は、当選予約登録がなされているので
(ステップS404;Y)、予約登録されている残り回
数が0回になったか否かを調べる(ステップS41
0)。残り回数が0回になっていなければ、登録されて
いる残り回数を「1」だけ減算する(ステップS41
1)。このようにして、残り回数が「0」になるまで
は、第1の発光部18aおよび第3の発光部18cが点
灯した状態、すなわち、近い将来、目押し可能な当選可
能状態に入ることが遊技者に予告通知された状態の下で
スロット遊技が進行する。
【0044】当選予約登録されている残り回数が「0」
になると(ステップS410;Y)、遊技状態切替部1
10は、遊技状態を当選可能状態に移行させる(ステッ
プS412)。また遊技状態予告通知部130は、図5
cに示すように、第2の発光部18bおよび第4の発光
部18dをさらに加えて第1〜第4の発光部18a、1
8b、18c、18dを全て点灯する(ステップS41
3)。これにより、当選可能状態に入ったことが遊技者
に通知される。また当選可能状態に入ると、当選予約登
録が消去する(ステップS414)。
【0045】その後、当選パターンの揃い得る当選可能
状態でスロット遊技が実行される(ステップS41
6)。全てのリールが停止した際に有効化された入賞ラ
イン17上に所定の図柄が揃って当選パターンが出現す
ると(ステップS416;Y)、その後、ビッグボーナ
スあるいはレギュラーボーナスのいずれかの特別遊技状
態に移行し、そのボーナスゲームが終了すると遊技状態
が当選不可状態に再び初期化される(ステップS40
1)。
【0046】つまり、停止態様として所定の有効ライン
上にビッグボーナスに対応した当選パターンが出現する
と、ビッグボーナスの特別遊技状態に入り、以後、所定
の解除条件が満足されるまでの間、極めて有利な条件で
遊技が進行し、合計で300枚から400枚のメダルが
払い出される。また停止態様として所定の有効ライン上
にレギュラーボーナスに対応した当選パターンが出現す
ると、レギュラーボーナスの特別遊技状態に入り、以
後、所定の解除条件が満足されるまでの間、有利な条件
で遊技が進行し、合計で100枚程度のメダルが払い出
される。
【0047】なお、当選可能状態に入ってから所定回数
のスロット遊技が実行されても当選パターンが揃わない
ときは(ステップS416;N、ステップS417;
Y)、遊技状態が強制的に当選不可状態に戻される等の
初期化処理が行われる(ステップS401)。
【0048】このように、目押しが可能になる当選可能
状態が近い将来出現することを遊技者に予告するととも
に、当該予告を行なった際には、100回以内の所定回
数後に必ず遊技状態が当選可能状態に移行するので、最
初に予告が出た時点から遊技者の当たりに対する期待感
を確実に喚起することができる。また観察窓の周囲に第
1〜第4の発光部18a、18b、18c、18dを設
けることによって、これらがリールの絵柄を見つめる遊
技者の視野に確実に入るので、遊技者が遊技に熱中して
いても、第1〜第4の発光部18a、18b、18c、
18dの点灯を見逃すことがない。
【0049】また第1〜第4の発光部18a、18b、
18c、18dを全て点灯することで当選可能状態に入
ったことを遊技者に通知するので、リーチ目等を覚えて
いない初心者であっても、今、目押し可能な当選可能状
態に入っていることを確実かつ容易に認識することがで
きる。
【0050】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態では、近い将来、当選可能状態に
入ることをまず予告し、次に当選可能状態に入ったこと
を通知したが、第2の実施の形態では、当選可能状態に
近い将来入ることを複数段階のレベルに分けて予告通知
するようになっている。まず、1次予告動作では、図6
bに示すように、第1の発光部18aだけを点灯する。
【0051】そしてその後、スロット遊技が30〜60
回行なわれると、図6cに示すように第1の発光部18
aに加えて第2の発光部18bも点灯させて2次予告動
作を行なう。さらに30〜60回のスロット遊技が実行
されると、図6dのように第3の発光部18cをさらに
点灯して3次予告動作を行なう。そしてさらに30〜6
0回のスロット遊技が実行されると、図6eに示すよう
に第4の発光部18dを点灯し、当選可能状態に入った
ことを遊技者に通知する。
【0052】このように、多数の段階に分けて予告動作
を行なうので、遊技者は、あとどのくらいで当選可能状
態に入るかの目安を付けることができるとともに、当選
可能状態に入ることに対する遊技者の期待感を長い期間
をかけて徐々に盛り上げることができる。
【0053】第3の実施の形態では、近い将来、当選可
能状態に入ることの予告に加えて、第1〜第4の発光部
18a、18b、18c、18dの点灯状態によって、
ビッグボーナスの当選可能状態に入るのか、レギュラー
ボーナスの当選可能状態に入るのかについて遊技者に通
知するようになっている。
【0054】まず、1次予告動作では、図6bに示すよ
うに、第1の発光部18aだけを点灯し、その後、スロ
ット遊技が30〜60回行なわれると、図6cに示すよ
うに第2の発光部18bを点灯させて2次予告動作を行
ない、さらに30〜60回のスロット遊技が実行される
と、図7aのように第3の発光部18cを点灯させて3
次予告動作を行なう。
【0055】ここで、今回の予告の後、最終的にレギュ
ラーボーナスに入る場合には、その後、図7bに示すよ
うに第3の発光部18cの点灯色が赤色から他の色(こ
こでは緑色)に変化し、RB当選可能状態に入ったこと
が遊技者に通知される。一方、最終的にビッグボーナス
に入る場合には、第3の発光部18cが緑色に変化せず
にさらに30〜60回のスロット遊技が実行され、最後
に図7cに示すように第4の発光部18dが赤色で点灯
し、当選可能状態に入ったことが遊技者に通知される。
【0056】以上説明した各実施の形態では、第1〜第
4の発光部18a、18b、18c、18dを点灯させ
たが、これらを点滅させてもよい。また第3の実施の形
態では、レギュラーボーナスに入ったことを第3の発光
部18cの点灯色を他のものと異なる色(緑色)に変化
させて通知したが、たとえば、点滅状態から常時点灯状
態に変わることなどによって、レギュラーボーナスに入
ったことを遊技者に通知してもよい。なお、レギュラー
ボーナスに入るときには、点灯数の増加が第3の発光部
18cまでで止まるように構成してもよい。
【0057】また観察窓の周囲に配置する発光部の数や
色などは、実施の形態で示したものに限定されない。た
とえば、観察窓の周囲を囲む四角形の各辺をさらに2等
分し、合計8個の発光部で8段階に予告通知を行なって
もよい。またこのように発光部の数を増やすことにより
多種類のボーナスゲームを設定した場合でも、点灯数の
違いによりボーナスゲームの種類を遊技者に通知するこ
とができる。
【0058】
【発明の効果】本発明にかかるスロットマシンによれ
ば、一次予告があると、その後、必ず当選可能状態に移
行しかつその旨の通知が行われるので、一次予告を出し
た時点から当選可能状態に移行することへの遊技者の期
待感を確実に喚起することができる。
【0059】また、一次予告からN次予告までの多段階
に予告動作を行うものでは、当選可能状態への移行に対
する遊技者の期待をより一層早い時期から段階的に喚起
することができる。
【0060】さらに多段階に設定した中のどの段階まで
予告動作が進むかに応じてどの種類の当選可能状態に入
るかを遊技者に通知するものでは、予告動作が始まった
時点から遊技者の当選可能状態出現に対する期待感を喚
起できるとともに、何次の段階まで予告動作が継続され
るかにも遊技者の関心が注がれ、遊技者のスリルと興奮
をより一層高めることができる。
【0061】また、発光部を観察窓の周囲を四角く囲む
ように配置したので、これら発光部がリールの絵柄を見
つめる遊技者の視野に確実に入り、遊技者が遊技に熱中
していても、各発光部の点灯状態を遊技者が見逃し難く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンを
示す斜視図である。
【図3】本発明の各実施の形態に係るスロットマシンの
有する観察窓およびその周囲部分を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシ
ンが行なう処理の流れを示す流れ図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシ
ンにおける発光部の点灯状態の遷移を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシ
ンにおける発光部の点灯状態の遷移を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係るスロットマシ
ンにおける発光部の点灯状態の遷移を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10…スロットマシン 12a、12b、12c…ストップボタン 13…スタートボタン 14…前面パネル 15a、15b、15c…観察窓 18a…第1の発光部 18b…第2の発光部 18c…第3の発光部 18d…第4の発光部 30a…第1のリール 30b…第2のリール 30c…第3のリール 31a、31b、31c…第1〜第3のパルスモータ 50…照明部 100…制御部 110…遊技状態切替部 120…回転制御部 130…遊技状態予告通知部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に複数の図柄が描かれたリールを複
    数同軸にして横方向に並べた回転リール部と、前記各リ
    ールの外周面の一部分を遊技者に見せるための観察窓
    と、前記各リールごとに用意された停止スイッチとを備
    え、所定の始動操作によって前記各リールを回転させ、
    前記停止スイッチの押下に従って対応するリールを停止
    させ、すべてのリールが停止した際における前記観察窓
    内の停止態様が有効なライン上に特定の図柄が揃う当選
    パターンのとき、通常よりも有利な条件で遊技を行うこ
    とのできる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与
    するスロットマシンにおいて、 遊技状態切替手段と、遊技状態の今後の変化を予告する
    予告手段とを備え、 前記遊技状態切替手段は、前記停止スイッチを所定のタ
    イミングで押下することによって前記当選パターンが出
    現し得るように設定された当選可能状態と前記停止スイ
    ッチの押下されたタイミングにかかわらず前記当選パタ
    ーンが出現しないように設定された当選不可状態とに遊
    技状態を切り替えるものであり、 前記予告手段は、遊技状態が前記当選可能状態に移行し
    たことを通知する二次予告動作と前記二次予告動作が近
    い将来行われることを予告する一次予告動作とを行なう
    ものであり、 前記遊技状態切替手段は、前記予告手段によって前記一
    次予告動作が行われたときは、その後所定期間が経過す
    るまでに遊技状態を前記当選可能状態に必ず移行させる
    ものであることを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】外周面に複数の図柄が描かれたリールを複
    数同軸にして横方向に並べた回転リール部と、前記各リ
    ールの外周面の一部分を遊技者に見せるための観察窓
    と、前記各リールごとに用意された停止スイッチとを備
    え、所定の始動操作によって前記各リールを回転させ、
    前記停止スイッチの押下に従って対応するリールを停止
    させ、すべてのリールが停止した際の前記観察窓内での
    停止態様が有効なライン上に特定の図柄が揃う当選パタ
    ーンのとき、通常よりも有利な条件で遊技を行うことの
    できる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与する
    スロットマシンにおいて、 遊技状態切替手段と、遊技状態の今後の変化を予告する
    予告手段とを備え、 前記遊技状態切替手段は、前記停止スイッチを所定のタ
    イミングで押下することによって前記当選パターンが出
    現し得るように設定された当選可能状態と前記停止スイ
    ッチの押下されたタイミングにかかわらず前記当選パタ
    ーンが出現しないように設定された当選不可状態とに遊
    技状態を切り替えるものであり、 前記予告手段は、遊技状態が前記当選可能状態に移行す
    ることを予め定めた一次予告動作からN次予告動作(N
    は予め定めた3以上の正整数)までの複数段階の予告動
    作を順に行なって予告通知するものであって前記一次予
    告動作を行なったときには前記N次予告動作までを必ず
    行なうものであり、 前記遊技状態切替手段は、前記予告手段によって前記一
    次予告動作が行われたときは、その後所定期間が経過す
    るまでに遊技状態を前記当選可能状態に必ず移行させる
    ものであることを特徴とするスロットマシン。
  3. 【請求項3】外周面に複数の図柄が描かれたリールを複
    数同軸にして横方向に並べた回転リール部と、前記各リ
    ールの外周面の一部分を遊技者に見せるための観察窓
    と、前記各リールごとに用意された停止スイッチとを備
    え、所定の始動操作によって前記各リールを回転させ、
    前記停止スイッチの押下に従って対応するリールを停止
    させ、すべてのリールが停止した際の前記観察窓内での
    停止態様が有効なライン上に特定の図柄が揃う当選パタ
    ーンのとき、通常よりも有利な条件で遊技を行うことの
    できる特別遊技状態に移行して遊技者に利益を付与する
    スロットマシンにおいて、 遊技状態切替手段と、遊技状態の今後の変化を予告する
    予告手段とを備え、 前記遊技状態切替手段は、前記停止スイッチを所定のタ
    イミングで押下することによって前記当選パターンが出
    現し得るように設定された当選可能状態と前記停止スイ
    ッチの押下されたタイミングにかかわらず前記当選パタ
    ーンが出現しないように設定された当選不可状態とに遊
    技状態を切り替えるものであり、 前記当選可能状態には、複数種類のものがあり、 前記予告手段は、遊技状態が前記当選可能状態に移行す
    ることを予め定めた一次予告動作からN次予告動作(N
    は予め定めた2以上の正整数)までの複数段階の予告動
    作のうち前記一次予告動作から任意の段階までを行って
    予告通知するものであり、 前記遊技状態切替手段は、前記当選可能状態に移行する
    ことの予告が前記予告手段によって行われたときは、そ
    の後所定の期間が経過するまでに遊技状態を前記複数種
    類の当選可能状態の中のいずれかに必ず移行させるとと
    もに、前記予告手段によって前記一次予告動作から何次
    の予告動作まで行われたかに応じてどの種類の当選可能
    状態に移行させるかを変更するものであることを特徴と
    するスロットマシン。
  4. 【請求項4】前記観察窓の周囲を囲む発光手段を設け、 前記発光手段は、前記観察窓の周囲を複数の区間に分け
    た後の各区間ごとに個別に点灯可能な発光部を配置した
    ものであり、 前記予告手段は、前記発光部を点灯あるいは点滅させる
    ことによって前記予告動作を行なうとともに前記予告動
    作が高次の段階に進むにつれて点灯または点滅させる発
    光部の数を増やすことを特徴とする請求項1、2または
    3に記載のスロットマシン。
  5. 【請求項5】前記予告手段は、前記始動操作に基づいて
    前記各リールの回転が開始してから前記停止スイッチが
    押下されて全てのリールが停止するまでの一連のスロッ
    ト遊技が所定の複数回実行されるごとに前記予告動作を
    次の段階に進めることを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4に記載のスロットマシン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187819A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Aruze Corp 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187819A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Aruze Corp 遊技機

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