JP2001039399A - 照明装置及び滑走路警戒灯 - Google Patents

照明装置及び滑走路警戒灯

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JP2001039399A
JP2001039399A JP21419099A JP21419099A JP2001039399A JP 2001039399 A JP2001039399 A JP 2001039399A JP 21419099 A JP21419099 A JP 21419099A JP 21419099 A JP21419099 A JP 21419099A JP 2001039399 A JP2001039399 A JP 2001039399A
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housing
light
emitting units
fans
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Junji Hasegawa
潤治 長谷川
Katsuyuki Ide
勝幸 井手
Susumu Kanbe
晋 神戸
Yasushi Ishida
康史 石田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発光ユニットの発光ダイオードの高温化を防止
できるようにする。 【解決手段】この筐体11の内部には左右2つの発光ユ
ニット21,22が設けられている。左右2つの発光ユ
ニット21,22は、基板に複数の発光ダイオードを発
光部を正面側に向けて隣接して実装している。前記筐体
11の正面に設には、左右の発光ユニット21,22か
らの光を透過させる左右の照射開口31,32が設けら
れている。この蓋部20の筐体11内部側の面には、前
記左右の発光ユニット21,22にそれぞれ風を吹き付
ける左右のファン41,42が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光源に発光ダイオ
ードを用いて照明を行う照明装置及び滑走路警戒灯に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、左右の発光部を交互に点滅される
滑走路警戒灯では、光源として白熱電球を用いていた
が、近年、光源として寿命の長い発光ダイオードを用い
たものが普及してきている。
【0003】このような発光ダイオードを用いた滑走路
警戒灯では、基板に複数の黄色の発光ダイオードを隣接
して実装した左右2つの発光ユニットを内部に設け、筐
体に左右の発光ユニットからの光を透過させる左右の照
射開口を設け、左右の発光ユニットを交互に点滅させ
る。これにより、滑走路警戒灯を飛行機から見た場合、
2つの黄色の光が交互に点滅することになる。
【0004】ここで、発光ダイオードの発熱量は1個で
は僅かであるが、前述の発光ユニットのように複数隣接
して実装した場合、相互に熱の授受を行うことになり、
温度が上昇しやすくなる。このため、滑走路警戒灯の光
度を最大に設定した場合、発光ダイオードが高温化して
しまう。この結果、発光ダイオードは、光度の低下し、
許容電流の低下し、さらに、信頼性が低下し、寿命も低
下してしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の滑走路
警戒灯では、発光ユニットに発光ダイオードを複数隣接
して実装しているので、相互に熱の授受を行うことにな
り、温度が上昇しやすく、光度を最大に設定した場合、
発光ダイオードが高温化し、この結果、発光ダイオード
の光度の低下し、許容電流の低下し、信頼性が低下し、
寿命も低下してしまうという問題があった。
【0006】この発明は上記問題点を除去し、発光ユニ
ットの発光ダイオードの高温化を防止できる照明装置及
び滑走路警戒灯の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明装置
は、正面側に左右の照射開口が設けられ、側壁の内面が
正面から見て半円状に形成され、ポールの上側に取付け
られる筐体と、この筐体の内部に設けられ、基板に複数
の発光ダイオードを隣接して実装した左右2つの発光ユ
ニットと、前記筐体の内部に設けられ、前記左右の発光
ユニットを交互に点滅させる回路と、前記左右の照射開
口にそれぞれ設けられ、前記左右の発光ユニットからの
光をそれぞれ発光ユニット外方に透過させる左右の透明
板と、前記筐体の内部に設けられ、前記左右の発光ユニ
ットにそれぞれ風を吹き付ける左右のファンと、を具備
していることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の照明装置は、請求項1記載
の照明装置であって、筐体は、発光ユニットとファンと
の間であって発光ユニット内の上下面にそれぞれ対向し
て設けられた制風板を具備していることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の照明装置は、正面側に左右
の照射開口が設けられ、側壁の内面が正面から見て半円
状に形成され、背面側開口した部品収納開口を有し、ポ
ールの上側に取付けられる筐体と、この筐体の背部に設
けられ部品収納開口を開閉する蓋部と、前記筐体の内部
に設けられ、基板に複数の発光ダイオードをその発光部
を正面側に向けて隣接して実装した左右2つの発光ユニ
ットと、前記筐体の内部に設けられ、左右の発光ユニッ
トを交互に点滅させる回路と、前記左右の照射開口にそ
れぞれ設けられ、前記左右の発光ユニットからの光をそ
れぞれ発光ユニット外方に透過させる左右の透明板と、
前記蓋部の筐体内部側の面に設けられ前記左右の発光ユ
ニットにそれぞれ風を吹き付ける左右のファンと、を具
備していることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の滑走路警戒灯は、正面側に
左右の照射開口が設けられ、側壁の内面が正面から見て
半円状に形成され、背面側開口した部品収納開口を有
し、ポールの上側に取付けられる筐体と、この筐体の部
品収納開口を開閉する蓋部と、前記筐体の内部に設けら
れ、基板に複数の黄色の発光ダイオードをその発光部を
正面側に向けて隣接して実装した左右2つの発光ユニッ
トと、前記筐体の内部に設けられ、左右の発光ユニット
を交互に点滅させる回路と、前記左右の照射開口にそれ
ぞれ設けられ、前記左右の発光ユニットからの光をそれ
ぞれ発光ユニット外方に透過させる左右の透明板と、前
記蓋部の筐体内部側の面に設けられ、前記左右の発光ユ
ニットにそれぞれ風を吹き付ける左右のファンと、を具
備していることを特徴とする。
【0011】請求項1乃至4記載の構成によれば、左右
のファンが風を左右の発光ユニットに当てるので、左右
の発光ユニットの発光ダイオードの高温化を防止でき
る。また、筐体の左右の側壁の内面を正面から見て半円
状に形成したので、左右のファンから左右の発光ユニッ
トに当たってファンの背面側に戻る風に乱流が発生しに
くく、左右のファンにより効率よく左右の発光ユニット
の発光ダイオードを冷却できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0013】図1乃至図3は本発明に係る照明装置の第
1の実施の形態を滑走路警戒灯に適用した場合を示し、
図1は灯体の内部構造を示す斜視図、図2は滑走路警戒
灯全体の斜視図、図3は上方から見た断面図である。
【0014】まず、図2を用いて滑走路警戒灯全体の構
成を説明する。
【0015】図2において、滑走路警戒灯1は、地面に
配置される台座2の上面中央にポール3を立設し、ポー
ル3の上端に灯体4を取り付けた構造になっている。
【0016】灯体4の筐体11は、正面板に左右の照射
開口31,32を設け、左右の照射開口31,32にそ
れぞれ左右の透明板33,34を取り付け、左右の照射
開口31,32を介して内部から点滅光が出射するよう
になっている。照射開口31,32の上側にはフード
5,6が設けられている。フード5,6は、照射開口3
1,32の左右の透明板33,34に直射日光が当たっ
て点滅のコントラストが低下するのを防止するととも
に、照射開口31,32の左右の透明板33,34に雨
水が当たるのを防止している。灯体4は、筐体11の背
面側を蓋部20で閉じる構造になっている。筐体11は
下面の蓋部20側と蓋部20の下面の筐体11側との間
には左右2つのヒンジ部61,62が設けられている。
蓋部20の上面の筐体11側には左右2つの開閉金具6
3,64を取付けている。また、本発明の実施の形態の
滑走路警戒灯1の全体の高さは600mm弱である。
【0017】次に、図1を用いて灯体4について詳細に
説明する。ここで、図1の場合、背面側から見ているの
で、正面から見た場合に右のものを左に図示し、左のも
のを右に図示している。
【0018】灯体4は、筐体11と、蓋部20と、左右
2つの発光ユニット21,22と、前記左右の発光ユニ
ット21,22からの光をそれぞれ発光ユニット外方に
透過させる左右の透明板33,34と、左右の発光ユニ
ット21,22を交互に点滅させる交流/直流変換及び
変圧回路13等の回路と、前記左右の発光ユニット2
1,22にそれぞれ風を吹き付ける左右のファン41,
42と、から構成されている。
【0019】筐体11は、左右の側壁7,8が正面から
見て半円状に形成された箱型となっている。また、筐体
11は、左右の側壁7,8の内面も正面から見て半円状
に形成され、背面側開口した部品収納開口12を有し、
底面がポール3の上側に取付けられている。
【0020】蓋部20は、図1のヒンジ61,62によ
り下側に回動可能となっており、筐体11の部品収納開
口12を開閉するようになっている。
【0021】この筐体11の内部には左右2つの発光ユ
ニット21,22が設けられている。左右2つの発光ユ
ニット21,22は、基板23,24に複数の発光ダイ
オードをその発光部を正面側に向けて隣接して実装して
いる。
【0022】前記筐体11の正面板には、左右の照射開
口31,32が設けられ、これら左右の照射開口31,
32には左右の透明板33,34が取り付けられてい
る。
【0023】この蓋部20の筐体11内部側の面には、
前記左右の発光ユニット21,22にそれぞれ風を吹き
付ける左右のファン41,42が設けられている。
【0024】左右のファン41,42は、2つの脚部4
3,44が設けられており、この脚部の下側を蓋部20
の内側下面にねじ止め固定している。
【0025】図3において、筐体11は、上方から見た
場合、横長の長方形となっている。
【0026】左右の照射開口31,32は、筐体11の
正面板の左寄り及び左寄りの部分を円形に貫通させたも
のであり、左右の照射開口31,32の内面側には、平
面で構成された左右の透明板33,34が取付けられて
いる。透明板33,34の縁部と照射開口31,32の
縁部の間にはそれぞれゴム製のパッキン35,36が設
けられている。透明板33,34は、取り付け金具3
7,38を介して筐体11の正面板の内側にねじ止め固
定されている。筐体11の内部の透明板33,34の背
面側に位置には、それぞれ左右の発光ユニット21,2
2が設けられている。
【0027】左右の発光ユニット21,22は、それぞ
れ基板23,24に複数の黄色の発光ダイオード25,
25…をその発光部26を正面側に向けた状態で隣接し
て実装している。基板23に実装された複数の黄色の発
光ダイオード25,25…は、それぞれ発光部26が配
列板兼放熱板27に形成された複数の貫通孔に挿入され
ている。基板24に実装された複数の黄色の発光ダイオ
ード25,25…は、それぞれ発光部26が配列板兼放
熱板28に形成された複数の貫通孔に挿入されている。
これにより、配列板兼放熱板27,28は、複数の発光
ダイオード25,25…の間隔を均一にするとともに、
発光ダイオード25,25…が発生する熱を放熱するよ
うになっている。
【0028】一方、交流/直流変換及び変圧回路13の
正面側には、図2に示したポール3内のケーブルを介し
て供給される交流電源電圧の降圧を行うトランス14が
設けられている。
【0029】トランス14により降圧された交流電源電
圧は、ケーブル15,16を介して交流/直流変換及び
変圧回路13に供給される。交流/直流変換及び変圧回
路13は、トランス14からの交流電源電圧に整流、平
滑及び変圧を行い、24Vの直流電源電圧を作成してケ
ーブル17,18を介して発光ユニット駆動回路19に
供給する。発光ユニット駆動回路19は交流/直流変換
及び変圧回路13からの電源電圧を用いて左右の発光ユ
ニット21,22を交互に点滅させる電圧を供給する。
【0030】また、トランス14の一方の出力端子はケ
ーブル44を介してファン41,42の一方の入力端子
に接続され、トランス14の他方の出力端子はケーブル
45を介してスイッチ46の一方の端子に接続される。
スイッチ46の他方の端子はケーブル47を介してファ
ン41,42の他方の入力端子に接続される。
【0031】発光ユニット駆動回路19は、ケーブル4
8,49を介してスイッチ46の制御端子に制御電圧を
供給してスイッチ46のオン・オフを行っている。
【0032】蓋部20の内側に設けられた左右のファン
41,42は、それぞれのプロペラ50の回転軸が左右
の発光ユニット21,22に向けられており、左右の発
光ユニット21,22に効率よく送風が行えるようにな
っている。
【0033】筐体11の部品収納開口12の縁部には、
パッキン52が設けられており、蓋部20が筐体11の
部品収納開口12を閉じた状態では、筐体11の部品収
納開口12の縁部と蓋部20の部品収納開口51の縁部
との間の防水が行われるようになっている。
【0034】図4及び図5は図3の灯体4を側方から見
た断面図であり、図4は筐体11の背面側を閉じた状態
を示し、図5は筐体11の背面側を開いた状態を示して
いる。
【0035】図4において、筐体11の内側下面には、
交流/直流変換及び変圧回路13、トランス14、発光
ユニット駆動回路19及び発光ユニット21,22が取
り付けられている。
【0036】蓋部20の内側下面には、左右のファン4
1,42が設けられている。
【0037】蓋部20に設けられた開閉金具63,64
は、筐体11の上面の蓋部20側に形成された突起部6
5,66を係止している。
【0038】蓋部20は、ヒンジ部61,62と開閉金
具63,64により筐体11の背面側の部品収納開口1
2を閉じた状態で固定されている。
【0039】筐体11の背面側の部品収納開口12を開
く場合には、開閉金具63,64を筐体11の突起部6
5,66から外し、ヒンジ部61,62を軸にして蓋部
20を下側に回動させる。これにより、図5に示すよう
に、筐体11の部品収納開口12が開いた状態になる。
【0040】この状態では、蓋部20の内側の左右のフ
ァン41,42は、外部に露出するので容易に交換でき
るとともに、モータ53の軸受けに油をさす等のメンテ
ナンスも容易におこなえる。また、蓋部20に左右のフ
ァン41,42を設けるとともに、筐体11の部品収納
開口12は容易に手を挿入できる大きさであるので、交
流/直流変換及び変圧回路13、トランス14、発光ユ
ニット駆動回路19及び発光ユニット21,22などの
内部部品の交換も容易である。
【0041】図6は図2の滑走路警戒灯1の内部回路を
示すブロック図である。
【0042】図6において、入力端子対となる入力端子
71,72の間には、420Vの交流電源電圧が導かれ
るようになっている。入力端子71は、トランス14の
1次巻線L1を介して入力端子72に接続される。トラ
ンス14の2次巻線L2の一端は交流/直流変換及び変
圧回路13の一方の入力端子及びファン41,42の一
方の入力端子に接続される。トランス14の2次巻線L
2の他端は交流/直流変換及び変圧回路13の他方の入
力端子及びスイッチ46の一方の端子に接続される。ス
イッチ46の他方の端子はファン41,42の他方の入
力端子に接続される。
【0043】トランス14は、1次巻線L1に加えられ
る420Vの交流電源電圧を100Vの交流電源電圧に
降圧して2次巻線L2から交流/直流変換及び変圧回路
13に供給するとともに、スイッチ46がオンされた状
態で2次巻線L2から100Vの交流電源電圧をファン
41,42に供給する。
【0044】交流/直流変換及び変圧回路13は、トラ
ンス14からの100Vの交流電源電圧に整流、平滑及
び変圧を行い、24Vの直流電源電圧を作成して発光ユ
ニット駆動回路19に供給する。発光ユニット駆動回路
19は交流/直流変換及び変圧回路13からの電源電圧
を用いて左右の発光ユニット21,22を交互に点滅さ
せる電圧を左右の発光ユニット21,22に供給する。
この場合の点滅は、発光ユニット21,22の一方だけ
で、1分間に45〜50回となっている。
【0045】発光ユニット駆動回路19は、操作入力や
外部の明るさの検出結果に基づいて左右の発光ユニット
21,22供給する電流ON Dutyを調整すること
により、左右の発光ユニット21,22の光度の調整を
行う。具体的には、発光ユニット駆動回路19は、左右
の発光ユニット21,22を発光させる場合に供給させ
る電圧値を、ハイレベル(H)=出力100%の電流O
N Duty100%、ミドルレベル(M)=出力25
%の電流ON Duty約20%、ローレベル(L)=
出力5%のの電流ON Duty約3%に調整できる。
発光ユニット駆動回路19は、出力がHの場合にのみス
イッチ46のオン制御を行い、出力がM,Lの場合にス
イッチ46のオフ制御を行う。
【0046】これにより、滑走路警戒灯1は、左右の発
光ユニット21,22が最大の光度で発光する場合にフ
ァン41,42を駆動して左右の発光ユニット21,2
2の冷却を行い、左右の発光ユニット21,22が最大
の光度よりも低い光度で発光する場合にファン41,4
2を駆動せず電力の節約を行っている。
【0047】このような発明の実施の形態によれば、左
右の発光ユニット21,22が最大の光度で発光する場
合にファン41,42を駆動して左右の発光ユニット2
1,22の冷却を行えるので、発光ダイオードの高温化
を防止できる。また、筐体11の左右の側壁7,8の内
面を正面から見て半円状に形成したので、ファン41,
42から左右の発光ユニット21,22に当たって、筐
体11の側方に流れて、ファン41,42の背面側に戻
る風に乱流が発生しにくく、空気の循環が良好となり、
ファン41,42により効率よく発光ユニット21,2
2の発光ダイオード25,25…を冷却できる。また、
本実施の形態では、発光ダイオード25,25…が発生
する熱を配列板兼放熱板27,28から効率よく放熱す
ることもできる。これにより、発光ダイオードの光度の
高め、許容電流を増大させ、信頼性を高め寿命を延長す
ることができ、滑走路警戒灯1の高性能化及び長寿命化
が可能になる。また、左右のファン41,42を蓋部2
0に設けたことにより、光学系等の修理を行う場合にフ
ァンが邪魔にならず作業が容易になる。
【0048】図7は本発明に係る照明装置の第2の実施
の形態を示す滑走路警戒灯の灯体の斜視図であり、図1
と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略してい
る。
【0049】図7において、灯体70の左右のファン8
1,82は、灯体70の筐体71の内部の左右2つの発
光ユニット21,22の背面側に近接した位置に設けて
いる。交流/直流変換及び変圧回路73は、図1の実施
の形態に大して左右のファン81,82を正面側に移動
したので、図1の交流/直流変換及び変圧回路13に比
べて薄型かつ横長に形成している。
【0050】このよな発明の実施の形態によれば、図1
の発明の実施の形態に比べて左右のファン81,82の
交換が難しくなるが、蓋部80の薄型化や軽量化が行え
る。
【0051】図8は本発明に係る照明装置の第3の実施
の形態を示す示す滑走路警戒灯の灯体の斜視図であり、
図7と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し
ている。
【0052】図8において、灯体90の左右のファン9
1,92は、灯体90の筐体71の内部の左右2つの発
光ユニット21,22の背面側に近接した位置に設けて
いる。左右のファン91,92の上側と左右の発光ユニ
ット21,22の間には、それぞれの上側制風板93,
94が設けられ、左右のファン91,92の下側と左右
の発光ユニット21,22との間には、それぞれ下側制
風板95,96が設けられている。
【0053】この発明の実施の形態の場合、左のファン
91からの風は発光ユニット21に当たって左右に別
れ、筐体71の左の側壁97側及び中央側を通って左の
ファン91の背面側に戻る。右のファン92からの風は
発光ユニット22に当たって左右に別れ、筐体71の中
央側及び右の側壁98側を通って右のファン92の背面
側に戻る。
【0054】このように、風の流れを乱流が発生しにく
い側壁97,98側及び中央側に限定することにより、
さらに効率的に発光ユニット21,22の冷却を行え
る。
【0055】図9は本発明に係る照明装置の第4の実施
の形態を示す示す滑走路警戒灯の灯体の斜視図であり、
図7と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略し
ている。
【0056】図9において、灯体100の左右のファン
101,102は、灯体100の筐体71の内部の左右
2つの発光ユニット21,22の背面側に近接した位置
に設けている。左右のファン101,102の左側と左
右の発光ユニット21,22の間には、それぞれの左側
制風板103,104が設けられ、左右のファン10
1,102の右側と左右の発光ユニット21,22との
間には、それぞれ右側制風板105,106が設けられ
ている。
【0057】この発明の実施の形態の場合、左右のファ
ン101,102からの風は発光ユニット21に当たっ
て上下に別れ、筐体71の上側及び下側を通って左右の
ファン101,102の背面側に戻る。
【0058】このような発明の実施の形態によれば、図
7の実施の形態に比べて左右の発光ユニット21,22
に冷却効率は下がるが、交流/直流変換及び変圧回路7
3の冷却効率を高めることができる。これ以外の効果は
図7の実施の形態と同様である。
【0059】図10は本発明に係る照明装置の第5の実
施の形態を示す灯体の斜視図であり、図6と同じ構成要
素には同じ符号を付して説明を省略している。
【0060】図10において、灯体110の左右のファ
ン111,112は、灯体110の筐体71の内部の交
流/直流変換及び変圧回路113の左側及び右側に設け
ている。左右のファン111,112は、交流/直流変
換及び変圧回路113に向けて送風を行うように、プロ
ペラ114を向けている。
【0061】このような発明の実施の形態によれば、図
7の実施の形態に比べて左右の発光ユニット21,22
に冷却効率は下がるが、交流/直流変換及び変圧回路1
13の冷却効率を高めることができる。これ以外の効果
は図7の実施の形態と同様である。
【0062】図11は本発明に係る照明装置の第6の実
施の形態を滑走路警戒灯に適用した場合を示す灯体の断
面図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号を付して
説明を省略している。
【0063】図11において、灯体120の右のファン
122は、筐体131の内部の右の発光ユニット22の
右側に設けている。右のファン122は、右の発光ユニ
ット22に向けて送風を行うように、プロペラ124を
向けている。図示しないが筐体131の左側において、
左のファンは、筐体131の内部の左の発光ユニットの
左側に、この左の発光ユニットに向けて送風を行うよう
に設けている。
【0064】このような発明の実施の形態によれば、左
右のファンにより左右の発光ユニットの発光ダイオード
25の発光部26を横から直接冷却するので、図7の実
施の形態と同様の効果が得られる。
【0065】尚、図1の実施の形態では、照明装置を滑
走路警戒灯として用いたが、踏切用の警戒灯等、各種適
用できる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、左右のフ
ァンが風を左右の発光ユニットに当てるので、左右の発
光ユニットの発光ダイオードの高温化を防止でき、これ
により、前記発光ダイオードの光度の高め、許容電流を
増大させ、信頼性を高め寿命を延長することができ、装
置の高性能化及び長寿命化が可能になる。また、請求項
1記載の発明では、筐体内では左右のファンから左右の
発光ユニットに当たってファンの背面側に戻る左右方向
の風が強いが、筐体の左右の側壁の内面を正面から見て
半円状に形成したので、前記左右方向の風に対して乱流
が発生が少なく、空気の循環が良好となる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、制風板により風の方向を限定す
るので、空気の循環がより良好となる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加え、左右のファンを蓋部に設けたこ
とにより、光学系等の修理を行う場合にファンがじゃま
にならず作業が容易になる。
【0069】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の効果を奏する警戒灯を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る照明装置の第1の実施の形態を示
す灯体の内部構造の斜視図。
【図2】図1の灯体の滑走路警戒灯全体の斜視図。
【図3】図1の灯体を上方から見た断面図。
【図4】図3の灯体の筐体の背面側を閉じた状態を示す
断面図。
【図5】図3の灯体の筐体の背面側を開いた状態を示す
断面図。
【図6】図2の滑走路警戒灯の内部回路を示すブロック
図。
【図7】本発明に係る照明装置の第2の実施の形態を示
す灯体の内部構造の斜視図。
【図8】本発明に係る照明装置の第3の実施の形態を示
す灯体の内部構造の斜視図。
【図9】本発明に係る照明装置の第4の実施の形態を示
す灯体の内部構造の斜視図。
【図10】本発明に係る照明装置の第5の実施の形態を
示す灯体の内部構造の斜視図。
【図11】本発明に係る照明装置の第6の実施の形態を
示す灯体の断面図。
【符号の説明】
1 滑走路警戒灯 4 灯体 7,8 左右の側壁 11 筐体 13 交流/直流変換及び変圧回路 20 蓋部 21,22 左右の発光ユニット 31,32 左右の照射開口 33,34 左右の透明板 41,42 左右のファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神戸 晋 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 石田 康史 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K014 AA01 MA02 MA05 MA08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面側に左右の照射開口が設けられ、側
    壁の内面が正面から見て半円状に形成され、ポールの上
    側に取付けられる筐体と、 この筐体の内部に設けられ、基板に複数の発光ダイオー
    ドを隣接して実装した左右2つの発光ユニットと、 前記筐体の内部に設けられ、前記左右の発光ユニットを
    交互に点滅させる回路と、 前記左右の照射開口にそれぞれ設けられ、前記左右の発
    光ユニットからの光をそれぞれ発光ユニット外方に透過
    させる左右の透明板と、 前記筐体の内部に設けられ、前記左右の発光ユニットに
    それぞれ風を吹き付ける左右のファンと、 を具備していることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 筐体は、発光ユニットとファンとの間で
    あって発光ユニット内の上下面にそれぞれ対向して設け
    られた制風板を具備していることを特徴とする請求項1
    記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 正面側に左右の照射開口が設けられ、側
    壁の内面が正面から見て半円状に形成され、背面側開口
    した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる
    筐体と、 この筐体の背部に設けられ部品収納開口を開閉する蓋部
    と、 前記筐体の内部に設けられ、基板に複数の発光ダイオー
    ドをその発光部を正面側に向けて隣接して実装した左右
    2つの発光ユニットと、 前記筐体の内部に設けられ、左右の発光ユニットを交互
    に点滅させる回路と、 前記左右の照射開口にそれぞれ設けられ、前記左右の発
    光ユニットからの光をそれぞれ発光ユニット外方に透過
    させる左右の透明板と、 前記蓋部の筐体内部側の面に設けられ前記左右の発光ユ
    ニットにそれぞれ風を吹き付ける左右のファンと、 を具備していることを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】 正面側に左右の照射開口が設けられ、側
    壁の内面が正面から見て半円状に形成され、背面側開口
    した部品収納開口を有し、ポールの上側に取付けられる
    筐体と、 この筐体の部品収納開口を開閉する蓋部と、 前記筐体の内部に設けられ、基板に複数の黄色の発光ダ
    イオードをその発光部を正面側に向けて隣接して実装し
    た左右2つの発光ユニットと、 前記筐体の内部に設けられ、左右の発光ユニットを交互
    に点滅させる回路と、 前記左右の照射開口にそれぞれ設けられ、前記左右の発
    光ユニットからの光をそれぞれ発光ユニット外方に透過
    させる左右の透明板と、 前記蓋部の筐体内部側の面に設けられ、前記左右の発光
    ユニットにそれぞれ風を吹き付ける左右のファンと、 を具備していることを特徴とする滑走路警戒灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244726A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Koito Mfg Co Ltd 車両用前照灯
CN109723982A (zh) * 2017-10-27 2019-05-07 豪雅冠得股份有限公司 光照射装置

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