JP2001038823A - 袋体溶着部冷却方法とその装置及びこの袋体溶着部冷却装置を備えた製袋機 - Google Patents

袋体溶着部冷却方法とその装置及びこの袋体溶着部冷却装置を備えた製袋機

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JP2001038823A
JP2001038823A JP11219844A JP21984499A JP2001038823A JP 2001038823 A JP2001038823 A JP 2001038823A JP 11219844 A JP11219844 A JP 11219844A JP 21984499 A JP21984499 A JP 21984499A JP 2001038823 A JP2001038823 A JP 2001038823A
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Tadashi Yui
正 油井
Yukio Narumi
幸雄 成海
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気流をサクションボックスに吸引すること
に伴い、束ねた袋体の溶着部をこのサクションボックス
内で外気流との接触により効率よく冷却し袋体の溶着部
同士の融着を確実に防止する。 【解決手段】 前記製袋機Aにより、順次製袋されるボ
トムシール型の袋体Bをその都度前記袋群束ね装置13
と押さえ杆14により順次束ねる。前記束ね作業時に、
前記針12に突き刺された袋群の溶着部B0を含む上流
端B1は前記強制垂れ下げ装置15により前記空間S内
に垂れ下げられる。この空間Sに配置したフリクション
ブロワー18の作動により、吸引チャンバー16内に外
気が隣接する袋体B間の間隙を通して吸引される。この
空気流により、前記各袋体Bの溶着部(ボトムシール
部)B0は、その両面から強制的に冷却され、固化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平に畳まれた状
態で間欠的に供給されて来る熱可塑性合成樹脂等の扁平
チューブフイルム、二つ折りフイルム、熱可塑性樹脂製
の不織布などの袋素材帯を順次所定長さに切断すると共
に、その切断された袋素材帯の一端縁を溶着し有底の袋
を順次形成(製袋)し、かつその形成された袋を所定枚
数づつ順次積み重ねてスタックするようにした製袋機に
おける袋体溶着部冷却方法とその装置及びこの袋体溶着
部冷却装置を備えた製袋機に関する。
【0002】
【従来の技術】この袋体溶着部の融着を防止する方式
は、下記のように a)袋素材帯の移送長さを順次変更し、この袋体溶着部
をずらす方式 b)スパイラルコンベア方式 c)間挿体、融隔板を用いる方式 d)枠車を用いる方式 e)束ね針の突刺位置を切断溶着装置に対して変位方式 f)羽根車を用いる方式 などがある。前記a)乃至f)の具体例を公報に基づい
て説明する。特開昭59−162034号公報には、チ
ューブフイルムを垂直下方に間歇的に移送する手段と、
そのチューブフイルムの移送が停止された間にそのチュ
ーブフイルムを切断すると共にそのチューブフイルムの
切断位置の上側を溶着する切断手段及び溶着手段と、上
記切断により形成された有底の袋をその切断された位置
にて垂直状態のまま順次積み重ねて保持する手段とを夫
々具備し、上記移送手段によるチューブフイルムの間欠
的な移送長さを順次可変させることにより、上記順次形
成される袋の溶着位置を順次ずらせて積み重ねるように
構成した製袋装置が開示されている。特開昭59−62
135号公報には、スパイラル型コンベアを使用して、
袋溶着部の移送、冷却を行い、袋溶着部同士の融着を防
止する装置が記載されている。実公昭59−33634
号公報には、間挿体を溶着部間に入れ、袋の溶着部同士
の融着を防止する装置が記載されている。実公平2−2
3397号公報には、コンベア外側に位置する無端コン
ベアに離隔板を設け、これら離隔板間で袋の溶着部を受
け、その融着を防止する装置が記載されている。特公昭
61−47702号公報には、枠車の枠棒間で袋の溶着
部を受け止め、袋の溶着部同士の融着を防止する装置が
記載されている。特開平2−158329号、特開平2
−172724号の各公報には、袋の溶着部を冷却板と
冷却体で上下から挟持し冷却する装置が記載されてい
る。特公平5−87382号公報には、束ね針の突刺位
置を切断封着装置に対して前後方向に移動し、袋の溶着
部同士の融着を防止する装置が記載されている。特許第
2925066号公報には、羽根車の羽根の回転位相を
調整し、この羽根間に袋の溶着部を受け取り袋の溶着部
同士の融着を防止する装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報中、特開昭5
9−162034号公報記載のものにおいては、チュー
ブフイルムの移送長さを順次可変にすることが必要であ
り、その制御系が複雑である。特開昭59−62135
号の公報は、スパイラル型コンベアを付設することであ
る程度袋の溶着部を離間し移送し、自然放冷で冷却する
ことが可能であるが、このスパイラルコンベアの駆動源
が別途必要であり、その冷却も迅速に行えない。実公昭
59−33634号、特公昭61−47702号、実公
平2−2339号、特許第2925066号各公報のも
のは、袋の溶着部を間挿体、枠車の枠棒、離隔板または
羽根車の羽根で受止めるもので自然放冷で熱溶着部を冷
却する為、冷却速度が遅い。特開平2−168329
号、171724号公報は、一枚製袋毎に冷却板に冷却
板を下降させるため、高速度で束ね袋を製袋するには、
その作動機構が複雑となり、その冷却も自然放冷であ
り、迅速に冷却できない。特公平5−87382号の公
報は、束ね針を切断封着装置に対して前後動するため、
その駆動装置を必要とし、この前後動で溶着部をずらす
のみで、その冷却を積極的に行っていない。この発明
は、前記課題をブロワーにより発生する空気流を利用
し、袋の溶着部を強制冷却することで簡単に解決し、袋
の溶着部同士の融着を防止可能とすることを主目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、特定発明は、切断溶着装置により溶着形成された多
数枚の袋体を順次積み重ねるとともに突刺体に突き刺し
束ねる束ね装置から垂下する前記袋体の溶着部をサクシ
ョンボックス内に順次吸引し、隣接する袋体間を通って
空気流をこのサクションボックス内に流入させ、この流
入する空気流で袋体の溶着部を強制冷却し、固化させる
ことを特徴とする袋体溶着部冷却方法としてある。
【0005】前記課題を解決するために、この冷却方法
の前記袋体はボトムシール型の袋体としてあることを特
徴とする。前記課題を解決するために、この冷却方法の
前記袋体はサイドシール型の袋体としてあることを特徴
としてある。前記課題を解決するために、この冷却方法
の前記袋体は、グローサリバック用の半加工品であり、
その上流端と下流端に溶着部を有し、この上流端が前記
サクションボックス内に吸引され、前記外気流で冷却さ
れることを特徴としてある。
【0006】前記課題を解決するために、この冷却方法
の前記サクションボックスの開口部を平面矩形とし、こ
の開口部内に所定枚の袋体を収納し、吸気することが好
ましい。前記課題を解決するために、関連発明は切断溶
着装置により溶着形成された多数枚の袋体を積み重ねる
とともに突刺体に突き刺し束ねる束ね装置から垂下する
前記袋体の溶着部を、その開口部を通して吸引するサク
ションボックスが設けてあり、このサクションボックス
は吸引型のブロワー装置に接続してあることを特徴とす
る袋体溶着部冷却装置としてある。
【0007】前記課題を解決するために、この冷却装置
における前記ブロワー装置はフリクションブロワー装置
としてあることを特徴とすることもある。
【0008】前記課題を解決するために、この冷却装置
における前記サクションボックスの開口部は平面矩形
で、設定枚数の袋体を充分なゆとりを持って収納の可能
としてあることが望ましい。
【0009】前記課題を解決するために、関連発明は、
前記袋体溶着部冷却装置を備えることを特徴とする製袋
機としてある。
【0010】前記課題を解決するために、関連発明は袋
素材帯を一定寸法つづつ間歇搬送する一対挟持型のコン
ベヤーの下流側に、前記コンベヤーの停止時毎に相離反
した位置から前記袋素材帯を圧接し離反し、これを横断
方向に溶着し、袋素材帯の横断方向に溶着部を形成し、
このすぐ上流側で袋素材帯を横断方向に切断乃至溶着す
る溶着切断装置を備え、この溶着切断装置の下流側に、
若干の空間を隔てて上向きの針を備えた袋郡束ね装置
と、前記コンベヤーの停止時毎に下降して、前記上向き
の針部に下降し上昇する押え杆を備え、前記空間には、
前記上向きの針と溶着切断装置間の袋の上流端を下方
に、機械的乃至空圧により押し下げ垂す強制垂れ下げ装
置を備えた製袋機において、前記空間には、前記上向き
針に突き刺された袋群の垂れ下がった上流端が挿入可能
な空冷用吸引チャンバーの開口部が位置させてあること
を特徴とする袋体溶着部冷却装置を備えた製袋機として
ある。
【0011】前記課題を解決するために、この製袋機に
おける前記吸引チャンバーの開口部は、垂れ下がる袋群
の上流端部がゆとりを持って挿入可能な平面扁平角筒形
状であることが望ましい。
【0012】前記課題を解決するために、この製袋機に
おける前記吸引チャンバーは、その開口部より袋上流端
挿入深さより深い位置の中央部において、開口部幅の1
/2乃至3/4が塞いで両側にのみ、空気吸引通路が形
成してあることが好ましい。
【0013】前記課題を解決するために、この製袋機に
おける吸引チャンバーは一台の製袋機において、並列に
複数個設けてあり、単一の空気吸引源に並列に接続して
あることもある。
【0014】前記課題を解決するために、この製袋機に
おける前記吸引チャンバに接続される空気吸引源はフリ
クションブロワとすることを特徴としてある。前記課題
を解決するために、この製袋機における前記フリクショ
ンブロワーのフアンは前記吸引チャンバーの開口底部に
配置し、水平で袋体の上流端近傍でその水平軸線周りに
回転可能に配置されていることを特徴としてある。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1 この形態は、請求項10、11、12、13、14、1
5記載の発明の代表的な実施の形態である。図1におい
て、Aは製袋機であり、扁平チューブ帯(両側ガゼット
帯を含む)、半折フイルム帯(片側ガゼット帯を含む)
のうちの一種よりなる袋素材帯Fを一定寸法づつ間歇搬
送する一対挟持型のコンベヤー10の下流側に、前記コ
ンベヤー10の停止時毎に相離反した位置から前記袋素
材帯Fを圧接し離反し、これを横断方向に溶着し、袋素
材帯の横断方向に溶着部Bを形成し、このすぐ上流側で
袋素材帯Fを横断方向に切断乃至溶着する溶着切断装置
11を備える。前記袋素材帯Fは熱溶着性であれば、チ
ューブ、フイルムに限定無く、不織布であってもよく、
フイルムと不織布の組み合わせでも良い。
【0016】この溶着切断装置11の下流側に、若干の
空間Sを隔てて突刺体の一種である上向きの針12を備
えた袋群束ね装置13と、前記コンベヤー10の停止時
毎に下降して、前記上向きの針12に下降し上昇する押
え杆14を備え、前記空間Sには、前記上向きの針12
と溶着切断装置間11の袋Bの上流端を下方に、機械的
乃至空圧により押し下げ垂す強制垂れ下げ装置15を備
える。この強制垂れ下げ装置15は、実公平7−232
48号公報に記載されている通り、一対のスプロケット
ギャ(図示せず)に掛合する無端チェーン15cに水平
な融着防止棒15dが等間隔に水平に装備され、前記コ
ンベヤ10の停止時毎に融着防止棒15dは一ピッチ移
動可能に設けてある。この融着防止棒15dに袋体Bの
上流端が掛け合った状態で、この袋体Bの上流端を吹き
下げ前記空間Sに垂れ下げるエアノズルPが配置してあ
る。前記製袋機Aの各要素は公知のものである。
【0017】前記空間Sには、前記上向き針12に突き
刺された袋群の垂れ下がった上流端が挿入可能な空冷用
吸引チャンバー16の開口部17が位置させてある。こ
の吸引チャンバー16には、空気吸引源の一種であるフ
リクションブロワー18が接続してある。このブロワー
18のフアンは、この吸引チャンバー16の開口底部1
9に位置し、水平で、袋体Bの上流端B1近傍で水軸線
周りで回転可能としてある。前記吸引チャンバー16の
開口部17は、垂れ下がる袋群の上流端部B1が挿入可
能な平面扁平角筒形状である。
【0018】この作用を、請求項1、2、5記載の方法
発明の代表的な実施の形態として説明する。前記製袋機
Aにより、順次製袋されるボトムシール型の袋体Bをそ
の都度前記袋群束ね装置13と押さえ杆14により順次
束ねる。前記束ね作業時に、前記針12に突き刺された
袋群の溶着部B0を含む上流端B1は前記強制垂れ下げ
装置15により前記空間S内に垂れ下げられる。この空
間Sに配置したフリクションブロワー18の作動によ
り、吸引チャンバー16内に外気が隣接する袋体B間の
間隙を通して吸引される。この空気流により、前記各袋
体Bの溶着部(ボトムシール部)B0は、その両面から
強制的に冷却され、固化される。即ち、この溶着部B0
と接触する空気流は、この接触により溶着部B0の熱を
袋体Bの両面から奪い、この溶着部B0を急速に冷却す
ると共に、隣接する袋体Bの上流端部B1間の間隙を維
持し、その直接融着を防止する。
【0019】なお、前記吸引チャンバー16は、その開
口部17より袋上流端挿入深さより深い位置の中央部に
おいて、開口部幅の1/2乃至3/4を邪魔板20で塞
いで、この開口部17の両側にのみ、空気吸引通路が形
成してあることもある(図3参照)。この場合には、請
求項4記載の方法発明を実施し、袋体Bは扁平チューブ
の両側にガゼットのあるグローサリバックの半加工品で
あり、グロサリーバックの手提げ部となる側の袋体Bの
上流端B1は、吸引チャンバー16の両側空気吸引通路
を流れる空気流により、その両側部、即ち前記ガゼット
により形成されて手提げ部になる部分の溶着部のみが強
制冷却される。前記袋体Bをサイドシール型の袋体とす
ることもある(請求項3記載の発明に対応する)。
【0020】実施の形態2 この形態は、請求項6、7、8記載の発明の実施の形態
であり、請求項8記載の発明の実施の形態とともに説明
する。図2において、A0は、長尺扁平な袋素材帯Fを
切断すると共にこの切断部を溶着する切断溶着装置20
と、この切断溶着装置20に長尺扁平な袋素材帯を定寸
法供給する供給装置21と、この切断溶着装置20によ
り溶着形成された多数枚の袋体Bを積み重ねるとともに
突刺体22に突き刺し束ねる束ね装置23とを備える製
袋機を示す。前記束ね装置23から垂下する前記袋体B
の溶着部B0を吸引するサクションボックス24が設け
てあり、このサクションボックス24は吸引型のフリク
ションブロワー装置25に接続してあり、このブロワー
装置25の作動で、前記サクションボックス24の開口
底部に位置するフアンを回転し、このサクションボック
ス24内に流入する外気流により隣接する袋体Bの溶着
部B0同士を相互に離反させ、空気流により強制冷却
し、固化させる袋体溶着部冷却装置Cが配置される。
【0021】前記袋体Bはボトムシール型の袋体として
ある。前記サクションボックス24の開口部26は平面
矩形で、設定枚数の袋体Bをゆとりを持って収納の可能
としてある。即ち、設定した枚数の袋体Bが通常前記束
ね装置23から垂下した状態に於けるこれら袋体B0の
総嵩厚みよりも充分に広く、前記開口部26は形成され
ている。
【0022】その作用は、次の通りである。前記切断溶
着装置20により溶着形成された多数枚の袋体Bを積み
重ねるとともに突刺体22に突き刺し束ねる。次いで前
記束ね装置23から垂下する前記袋体Bの溶着部B0を
サクションボックス24内に吸引し、このサクションボ
ックス24内に流入する外気よりなる空気流より隣接す
る袋体Bの溶着部B0同士を相互に離反させ、空気流で
袋体Bの溶着部B0をその両面から強制冷却し、固化さ
せる。
【0023】実施の形態3 この形態は請求項13記載の発明の実施の形態であり、
実施の形態1と異なるところは、製袋機は複数条の袋素
材帯から複数枚の袋体Bを製造するものであり、これら
条数に応じて前記束ね装置が複数個設けてあり、各束ね
装置から垂下する袋体Bの溶着部B0を並設した各サク
ションボックス16内に単一のブロワ−装置18aによ
り吸引する(図4参照)。なお、実施の形態1と同一の
符号は同一の構成、作用をなす。前記ブロワー装置はそ
の一次側のみならず、二次側の吐出側を利用し、エジェ
クタ方式で前記サクションボックス16内の空気を負圧
で吸引するものでもよく、この装置の設置場所に圧力空
気管が敷設されている場合には、このエジェクタ方式で
行ってもこの発明のブロワー装置の概念に入る。
【0024】
【実施例】a)サクションポックスの開口部寸法 たて 50mm よこ 350mm b)袋体の枚数 100枚 c)ブロワー装置 吸引量 1分間当たり 15m3
【0025】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5記載の方法発
明においては、外気流をサクションボックスに吸引する
ことに伴い、束ねた袋体の溶着部をこのサクションボッ
クス内で外気流との接触により効率よく冷却でき、袋体
の溶着部同士の融着を確実に防止できる。請求項6、
7、8記載の装置発明においては、前記方法発明を実施
でき、その効果を奏することができる。請求項9記載の
発明においては、前記方法発明を実施しながら吸引袋体
を束ねることができる。請求項10、11、12、1
3、14、15記載の装置発明においては、強制的に前
記空間に垂れ下がった袋体の上流端を前記吸引チャンバ
の開口部内に外気流で吸引し、この外気流で強制冷却で
きる。殊に請求項12記載のものは、請求項4記載の寸
法を適切に実施できる。請求項14、15記載のものは
空気吸引源を扁平小型化でき、製袋機の前記空間を有効
に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の概略側面図である。
【図2】実施の形態2の概略側面図である。
【図3】空冷用吸引チャンバーの一例を示す概略正面図
である。
【図4】実施の形態3の要部を示す概略正面図である。
【符号の説明】
16 空冷用吸引チャンバー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切断溶着装置により溶着形成された多数枚
    の袋体を順次積み重ねるとともに突刺体に突き刺し束ね
    る束ね装置から垂下する前記袋体の溶着部をサクション
    ボックス内に順次吸引し、隣接する袋体間を通って空気
    流をこのサクションボックス内に流入させ、この流入す
    る空気流で袋体の溶着部を強制冷却し、固化させること
    を特徴とする袋体溶着部冷却方法。
  2. 【請求項2】前記袋体はボトムシール型の袋体としてあ
    ることを特徴とする請求項1記載の袋体溶着部冷却方
    法。
  3. 【請求項3】前記袋体はサイドシール型の袋体としてあ
    ることを特徴とする請求項1記載の袋体溶着部冷却方
    法。
  4. 【請求項4】前記袋体は、グローサリバック用の半加工
    品であり、その上流端と下流端に溶着部を有し、この上
    流端が前記サクションボックス内に吸引され、前記外気
    流で冷却されることを特徴とする請求項1記載の袋体溶
    着部冷却方法。
  5. 【請求項5】前記サクションボックスの開口部を平面矩
    形とし、この開口部内に所定枚の袋体を収納し吸引する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の袋体溶着部冷
    却方法。
  6. 【請求項6】切断溶着装置により溶着形成された多数枚
    の袋体を積み重ねるとともに突刺体に突き刺し束ねる束
    ね装置から垂下する前記袋体の溶着部を、その開口部を
    通して吸引するサクションボックスが設けてあり、この
    サクションボックスは吸引型のブロワー装置に接続して
    あることを特徴とする袋体溶着部冷却装置。
  7. 【請求項7】前記ブロワー装置はフリクションブロワー
    装置としてあることを特徴とする請求項6記載の製袋機
    における袋体溶着部冷却装置。
  8. 【請求項8】前記サクションボックスの開口部は平面矩
    形で、設定枚数の袋体を充分なゆとりを持って収納の可
    能としてあることを特徴とする請求項6または7記載の
    製袋機における袋体溶着部冷却装置。
  9. 【請求項9】請求項6、7または8記載の袋体溶着部冷
    却装置を備えることを特徴とする製袋機。
  10. 【請求項10】袋素材帯を一定寸法つづつ間歇搬送する
    一対挟持型のコンベヤーの下流側に、前記コンベヤーの
    停止時毎に相離反した位置から前記袋素材帯を圧接し離
    反し、これを横断方向に溶着し、袋素材帯の横断方向に
    溶着部を形成し、このすぐ上流側で袋素材帯を横断方向
    に切断乃至溶着する溶着切断装置を備え、 この溶着切断装置の下流側に、若干の空間を隔てて上向
    きの針を備えた袋群束ね装置と、前記コンベヤーの停止
    時毎に下降して、前記上向きの針部に下降し上昇する押
    え杆を備え、前記空間には、前記上向きの針と溶着切断
    装置間の袋の上流端を下方に、機械的乃至空圧により押
    し下げ垂す強制垂れ下げ装置を備えた製袋機において、 前記空間には、前記上向き針に突き刺された袋群の垂れ
    下がった上流端が挿入可能な空冷用吸引チャンバーの開
    口部が位置させてあることを特徴とする袋体溶着部冷却
    装置を備えた製袋機。
  11. 【請求項11】前記吸引チャンバーの開口部は、垂れ下
    がる袋群の上流端部がゆとりを持って挿入可能な平面扁
    平角筒形状であることを特徴とする請求項10記載の製
    袋機。
  12. 【請求項12】前記吸引チャンバーは、その開口部から
    袋上流端挿入深さより深い位置の中央部において、開口
    部幅の1/2乃至3/4を塞いで両側にのみ、空気吸引
    通路が形成してあることを特徴とする請求項10または
    11記載の製袋機。
  13. 【請求項13】前記吸引チャンバーは一台の製袋機にお
    いて、並列に複数個設けてあり、単一の空気吸引源に並
    列に接続してあることを特徴とする請求項10、11ま
    たは12記載の製袋機。
  14. 【請求項14】前記吸引チャンバーに接続される空気吸
    気溝はフリクションブロワとすることを特徴とする請求
    項10、11、12又は13記載の製袋機。
  15. 【請求項15】前記フリクションブロワーのフアンは前
    記吸引チャンバーの開口底部に配置し、水平で袋体の上
    流端近傍でその水平軸線周りに回転可能に配置されてい
    ることを特徴とする請求項14記載の製袋機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103057163A (zh) * 2013-01-18 2013-04-24 王根乐 制袋机送料控制方法
CN108312635A (zh) * 2018-01-18 2018-07-24 广东汇伟塑胶股份有限公司 一种薄膜口袋切断机
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