JP2001032083A - 歪感受性が小さく磁気特性に優れた方向性珪素鋼板 - Google Patents
歪感受性が小さく磁気特性に優れた方向性珪素鋼板Info
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Abstract
に、歪感受性を小さくして、磁気特性の向上図る。 【解決手段】 方向性珪素鋼板の表面に被成する被膜に
ついて、地鉄部を除く被膜の平均密度を 3.7 g/cm3以
上、膜厚を片面当たりの目付量で 0.5 g/m2 以上、表面
粗さを中心線平均粗さRaで0.25μm 以下とする。
Description
鉄心等に利用される方向性珪素鋼板、中でも歪感受性が
小さく、しかも磁気特性改善効果の大きい張力付与型の
絶縁被膜を有する方向性珪素鋼板に関するものである。
して、絶縁被膜と鋼板との熱膨張係数の差を利用して鋼
板に張力を付与する手段が知られているが、この張力付
与型被膜は、鉄損特性の改善だけでなく、交番磁界中で
の磁歪特性の改善や鋼板に歪が加えられたときの鉄損の
増加いわゆる歪感受性を軽減する効果も有している。か
かる張力付与型のコーティング被膜の形成方法について
は、例えば、特公昭59−17521 号公報や特開昭53−2804
3 号公報等に、コロイダルシリカ、リン酸塩および無水
クロム酸からなるコーティング液を用いる技術が開示さ
れている。
−42332 号公報等には、鋼板に線状疵等を導入し、歪取
焼鈍を施しても鉄損値が劣化することのない低鉄損方向
性珪素鋼板の製造技術が開示されている。この鉄損低減
効果は磁区幅が減少する磁区細分化効果に依っている。
しかしながら、鋼板表面に線状疵等を導入した低鉄損方
向性珪素鋼板の場合、外部からの歪が疵の周辺に集中し
易くなって、鉄損や磁歪特性を劣化させることがある。
例えば、鋼板を搬送するためのピンチロールや鋼板の長
さを計測するためのメジャーリングロールを鋼板に押し
当てた場合、低鉄損が維持できなくなる事例が生じる場
合がある。そのため、線状疵等の効果で低鉄損化がなさ
れている鋼板を使用してトランスを組んでも、鉄損値は
期待されるほど低くならないことがある。特に積鉄心ト
ランスに使用する場合には、鉄心加工後に歪取焼鈍を行
わないため、鉄損値の劣化や騒音の増大などの問題が懸
念される。
部から導入される歪の影響を軽減する効果を有し、その
軽減効果は被膜厚が厚くなるほど大きくなるのである
が、厚すぎる場合には焼付け時にコーティング内部で発
生した水蒸気の外部への排出が阻害されて、被膜にふく
れと呼ばれるふくらみ状の欠陥や穴欠陥が生じ易くな
る。
け時の昇温速度を制御することによってふくれを防止す
る技術が、また特願平9−324532号公報には、コーティ
ングを2回繰り返して行うことによって歪感受性を低減
する技術がそれぞれ開示されているが、いずれも被膜厚
が厚くなるとやはりふくれが発生し、占積率が低下する
という問題を生じた。
を有利に解決するもので、好適な張力付与型の被膜を被
成することによって、歪感受性が小さくかつ磁気特性に
優れた方向性珪素鋼板を得ようとするものである。
の物性と鉄損、磁歪および歪感受性との関係について綿
密な調査、検討を行った結果、被膜の平均密度を高める
ことが所期した目的の達成に極めて有効であることの知
見を得た。本発明は、上記の新規知見に基づいて完成さ
れたものである。
平均密度が 3.7 g/cm3以上であって、しかも片面当たり
の目付量が 0.5 g/m2 以上の膜厚でかつ表面粗さが中心
線平均粗さRaで0.25μm 以下の被膜を有することを特徴
とする歪感受性が小さく磁気特性に優れた方向性珪素鋼
板である。
ためには、被膜の平均密度を 4.2 g/cm3以上とすること
が特に有利である。
結果について説明する。実験1 Si:3wt%を含有する最終板厚:0.23mmの冷延板を、脱
炭・一次再結晶焼鈍後、塩化鉛と水酸化ストロンチウム
を含む焼鈍分離剤を用いて、フォルステライト被膜がな
くかつ鏡面に近い状態の素材を得た。得られた鋼板に種
々の厚みでCrめっきを行い、ついでりん酸マグネシウム
とコロイド状シリカを主成分とする絶縁コーティング液
をロールコーターにて種々の厚みに塗布し、 800℃, 1
分の焼き付け処理を行った。
鋼板の歪感受性について調べた結果を、Crめっき層と絶
縁被膜を組み合わせた被膜の平均密度との関係で、図1
に示す。ここに、Crめっきと絶縁被膜の密度はそれぞれ
6.8 g/cm3、2.4 g/cm3 である。なお、歪感受性につい
ては、直径:100 mm、幅:50mmのスチールロールからな
るメジャリングロールをロール圧下力:15 kgf/cm で押
し付けつつ通板した時の鉄損W17/50 値の変化量で評価
した。また、同図には、従来法に従い、フォルステライ
ト被膜とりん酸マグネシウムおよびコロイド状シリカか
らなる絶縁被膜とを被成した場合についての調査結果も
併せて示す。
3.7 g/cm3以上の場合には、鉄損の劣化を 0.02 W/kg以
下に抑えることができ、特に被膜の平均密度を 4.2 g/c
m3以上とした場合には鉄損の劣化は 0.01 W/kgとほぼ一
定の値となった。これに対し、従来のフォルステライト
被膜とりん酸およびコロイド状シリカからなる絶縁被膜
とを合わせた被膜の平均密度は約 2.7 g/cm3で、鉄損の
劣化程度は約 0.04 W/kgであった。一般に張力付与型コ
ーティングによる鉄損低減代は 0.02 W/kg程度であり、
従って被膜の平均密度が 3.7 g/cm3未満では、その向上
分が相殺されてしまう。
炭・一次再結晶焼鈍後、 MgOを主体とする焼鈍分離剤を
塗布してから、最終仕上げ焼鈍を施して得た、フォルス
テライト被膜付き方向性珪素鋼板を、りん酸にて軽酸洗
したのち、その表面にTaN, NbN, Si3N4 を分散させたり
ん酸マグネシウムとコロイド状シリカからなるコーティ
ング液とかような窒化物を分散させないコーティング液
をそれぞれ塗布し、800 ℃で1分間焼き付けた。なお、
得られた被膜の膜厚は、フォルステライト被膜を含みす
べて片面当たり 3.9 g/cm2であった。得られた試料につ
いて、磁束密度B:1.7 T、周波数:50Hzにおける磁歪
特性について調べた結果を図2に示す。
同図に示したとおり、磁歪振動に対する圧縮応力特性
は、平均密度が大きなコーティング被膜の試料ほど改善
されていることが分かる。
被成することによって、鋼板の歪感受性が改善される理
由は、まだ明確に解明されたわけではないが,歪が付加
されたときに生じる鋼板のミクロな磁性振動の増加に対
して、高密度の被膜の慣性が大きいことおよび堅固な被
膜であることが、かかる振動の増加を抑制する方向に作
用することによるものと考えられる。
組成範囲について説明する。本発明で使用する鋼板の成
分としては、Siを 1.5〜7.0 wt%、Mnを0.03〜2.5wt%
含有させることが望ましい。すなわち、SiやMnは、製品
の電気抵抗を高め鉄損を低減するのに有効な成分である
が、いずれも上記範囲の下限に満たないとその添加効果
に乏しく、一方Siは7.0wt%を超えると硬くなって製造
や加工が困難となり、またMnは 2.5wt%を超えると熱処
理時γ変態を誘起して磁気特性を劣化させるからであ
る。
ー成分、例えばAl, B, Bi, Sb, Mo, Te, Sn, P, Ge,
As, Nb, Cr, Ti, Cu, Pb, ZnおよびInなどを、単独また
は複合で含有させることができる。なお、C、S、Nな
どの不純物はいずれも、磁気特性上有害な作用があり、
特に鉄損を劣化させるので、それぞれC:0.003 wt%以
下、S:0.002 wt%以下、N:0.002 wt%以下に抑制す
ることが好ましい。
続鋳造法または造塊−分塊法によってスラブとしたの
ち、常法に従い、熱間圧延、冷間圧延、脱炭・一次再結
晶焼鈍および最終仕上げ焼鈍を施して、方向性珪素鋼板
とする。最終仕上げ焼鈍後の表面としては、電気めっき
法により異方性被膜を被成する場合、フォルステライト
が存在していても通電可能な程度に抵抗値が低ければ良
く、勿論存在していなくても良い。
属被膜を被成する場合には、通常のフォルステライト被
膜を有する最終仕上げ焼鈍板をそのまま用いることがで
きる。また、単にフォルステライト等の無機質被膜を除
去しただけの地鉄面でも有効ではあるが、表面に平滑化
処理を施した方が鉄損値の低下にはより効果的である。
例えば、サーマルエッチングや化学研磨等により表面粗
さを極力小さくして、鏡面状態に仕上げた表面やハロゲ
ン化物水溶液中での電解による結晶方位強調処理で得ら
れるグレイニング様面等が挙げられる。
き方向性珪素鋼板において、鋼板の地鉄部を除く被膜の
平均密度を 3.7 g/cm3以上、好ましくは 4.2 g/cm3以上
とすることが肝要である。すなわち、平均密度を高める
ことによって被膜の慣性と硬度を増し、鋼板の歪感受性
を低下させることが可能となる。この目的のためには、
地鉄部を除く被膜部の平均密度を 3.7 g/cm3以上望まし
くは 4.2 g/cm3以上とする必要がある。というのは、前
掲図1に示したように、被膜の平均密度を 3.7 g/cm3以
上とすることによって、鉄損の劣化を 0.02 W/kg以下に
抑えることができ、特に被膜の平均密度を 4.2 g/cm3以
上とすることによって鉄損の劣化を 0.01 W/kgまで抑制
することができるからである。
絶縁被膜が存在しないので、電析層の上に絶縁コーティ
ングを形成させる必要があるが、この場合には、金属被
膜と絶縁コーティングの二層被膜として平均密度を制御
する必要がある。
ことができる。 平均密度=(被膜被成前後の重量差)/(試料の鋼板面
積×平均膜厚) なお、上掲式中における(試料の鋼板面積)は、両面塗
布の場合には試料サイズの2倍となる。また、平均膜厚
は、電磁式膜厚計や渦電流式膜厚計等の通常の膜厚計に
よる他、光学顕微鏡やSEM等による鋼板の断面観察に
よっても求めることができる。なお本実験では、電磁式
膜厚計を用いて膜厚の測定を行った。さらに、被膜形成
後の試料を用いて測定する場合には、被膜のみを機械的
もしくは化学的に研削し、その前後の重量差を(試料の
鋼板面積×研削による被膜の減厚分)で除すことによっ
て求めることができる。 平均密度=研削前後の重量差/(試料の鋼板面積×被膜
の減厚分)
いる方が鉄損の低減にはより有効であるが、絶縁性を有
するものであれば一般的な被膜で構わない。また、張力
被膜の種類としては、従来からフォルステライト被膜を
有する方向性珪素鋼板に用いられているりん酸塩−コロ
イダルシリカ−クロム酸系のコーティング等がその効果
およびコスト、均一処理性などの点から好適である。被
膜厚みとしては、張力付与効果や占積率、被膜密着性等
の点から 0.3〜10μm 程度の範囲とするのが好ましい。
また、張力被膜としては、これ以外にも、特開平6−65
754 号公報、特開平6−65755 号公報および特開平6−
299366号公報などに提案されているほう酸−アルミナ等
の酸化物系被膜を適用することも可能である。
は、例えば張力被膜中に微細粒子を分散させて被膜の平
均密度を大きくする方法等が有効で、比重の大きなHf
C, WC, TaC等の炭化物やHfN, TaN, CrNなどの窒
化物、さらにはほう化物、酸化物などのセラミックスや
金属粉末を分散添加させることが好適である。なお、不
溶性微粒子の場合には、粒子が均一に被膜中に分散する
ように強撹拌するなどの工夫が必要である。
いて述べる。被膜の膜厚が、片面当たりの目付量で 0.5
g/cm2に満たない場合には、絶縁被膜により磁歪振動を
抑える効果がなく、平均密度の如何に係わらず良好な磁
歪特性が得られないので、被膜の膜厚は、片面当たりの
目付量で 0.5 g/cm2以上に限定した。また、上限につい
ては、フクレ、占積率、被膜密着性の観点から15 g/cm2
以下程度とするのが望ましい。なお、前述の金属被膜を
含む場合には、絶縁被膜との合計厚みを被膜の厚みとす
る。
及ぼし、被膜表面が平滑なほど外部からの歪導入時の鉄
損値劣化が小さい。これに対し、被膜表面の凹凸が大き
い場合には、特に高密度で堅固な被膜のためか、付加さ
れた外部歪が凹凸部周辺に集中し局所的な鉄損劣化を引
き起こすため、全体の鉄損値が増大すると推定される。
ここに、適正な被膜の表面粗さは中心線平均粗さRaで0.
25μm 以下である。
鉄損の低減を目的としてレーザーあるいはプラズマ炎等
を照射して磁区の細分化を行っても、絶縁被膜の密着性
には何ら問題ない。また、方向性珪素鋼板の製造工程の
任意の段階で磁区細分化のために、表面にエッチングや
歯形ロールで一定間隔の溝を形成することも、一層の鉄
損低減を図る手段として有効である。
延板を、脱炭・一次再結晶焼鈍後、MgO を主成分とし金
属塩化物を含む焼鈍分離剤を塗布してから、二次再結晶
過程と純化過程を含む最終仕上げ焼鈍を施し、フォルス
テライト被膜がなくかつ鏡面に近い表面状態を有する素
材を得た。ついで、一部の素材について、NaCl水溶液中
での電解研磨やH2O2−HF溶液中での化学研磨を行い、表
面をさらに磁気的に平滑化したのち、めっき浴としてCr
O3:250 g/l 、硫酸:2.5 g/l からなるサージェント浴
を使用して、Crの電気めっきを行った。その後、張力コ
ーティングとしてりん酸マグネシウム、コロイダルシリ
カおよびクロム酸マグネシウムを主成分とする水性処理
液を塗布し、 800℃で焼き付け種々の厚さの被膜を形成
させた。かくして得られた方向性珪素鋼板について、ロ
ール圧下力:15 kgf/cm でメジャリングロールを通板
し、歪を導入する前後の鉄損W17/50 値の変化について
調べた。なお、得られた方向性珪素鋼板の表面粗さは全
て0.18から0.23μm の範囲であった。得られた結果を表
1に示す。
を合わせた平均密度が低かったり、被膜の厚みが十分で
ない場合(試料No.5〜7)には、歪導入により鉄損値は
大幅に劣化した。これに対し、本発明の要件を満足する
適合例(試料No.1〜4)はいずれも、歪に対する感受性
は小さく、鉄損値の劣化を効果的に抑制することができ
た。
延板を、脱炭・一次再結晶焼鈍後、MgO を主成分とする
焼鈍分離剤を塗布してから、二次再結晶過程と純化過程
を含む最終仕上げ焼鈍を施し、フォルステライト被膜付
きの方向性珪素鋼板を得た。ついで、鋼板の一部につい
て、酸洗処理を施し、フォルステライトの一部または全
量を除去し、グラス被膜量および表面粗さを変化させ
た。その後、得られた素材にNi−P無電解めっきを施し
た。めっき浴は、硫酸ニッケル:40 g/l、次亜燐酸ナト
リウム:10 g/lと酢酸ナトリウムからなる酸性浴を使用
した。ここに、Ni−P層のみの平均密度は7.7g/cm3であ
った。無電解めっき層はめっき均一性が良く、めっき前
の表面粗さをほぼ継承していた。
ウム、コロイダルシリカおよび無水クロム酸を主成分と
する水性処理液を塗布し、 800℃で焼き付け種々の厚さ
の被膜を形成させた。表2に、得られた鋼板の表面粗
さ、被膜平均密度、被膜厚みおよび実施例1と同様に評
価した歪導入による鉄損劣化量について調べた結果を示
す。また、同表には、磁歪−圧縮応力特性を測定し、圧
縮付加応力σ=5.0 MPa 時における磁歪値λppについて
の調査結果も併記する。
なかった試料No.12, 14 では、被膜平均密度が小さいた
め、歪感受性が大きく、大幅な鉄損値の劣化が生じた。
しかも、磁歪振動も大きくなった。また、被膜厚みが下
限に満たない試料No.13 も、同様に大きな鉄損値劣化と
磁歪値λppを示した。この点、試料No.4は、被膜平均密
度、被膜厚みとも適合範囲内であるため、低い磁歪値を
示したが、表面粗さが上限を超えたため鉄損値の劣化量
が大きくなった。これに対し、本発明の要件を全て満足
する適合例(試料No.1〜3)はいずれも、鉄損劣化量が
極めて小さく、また優れた磁歪特性を示した。なお、フ
ォルステライト被膜の除去による影響は特に見当たらな
かった。
みを特に増加させる必要なしに、その平均密度を高め、
かつ表面粗さを低減することにより、歪感受性が小さく
かつ磁気特性に優れた方向性珪素鋼板を安定して得るこ
とができ、その産業界に与えるメリットは非常に大き
い。
との関係を示したグラフである。
縮応力特性曲線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 地鉄部を除く被膜の平均密度が 3.7 g/c
m3以上であって、しかも片面当たりの目付量が 0.5 g/m
2 以上の膜厚でかつ表面粗さが中心線平均粗さRaで0.25
μm 以下の被膜を有することを特徴とする歪感受性が小
さく磁気特性に優れた方向性珪素鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20733999A JP3380775B2 (ja) | 1999-07-22 | 1999-07-22 | 歪感受性が小さく磁気特性に優れた方向性珪素鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001032083A true JP2001032083A (ja) | 2001-02-06 |
JP3380775B2 JP3380775B2 (ja) | 2003-02-24 |
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ID=16538115
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3380775B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007177260A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Jfe Steel Kk | 磁歪特性に優れる方向性電磁鋼板 |
JP2017095745A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 新日鐵住金株式会社 | 方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
-
1999
- 1999-07-22 JP JP20733999A patent/JP3380775B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017095745A (ja) * | 2015-11-19 | 2017-06-01 | 新日鐵住金株式会社 | 方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
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